JP2009022615A - カップ容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ビール・発泡酒などをカップに注いだ時、微細でクリーミーな泡立ちと飲料物本来の味を長い時間堪能することが出来る陶磁器製カップ容器を提供する。
【解決手段】本発明は透過性を有し、粒状性の粗い粘土で作られた内側容器の外側面と透過性を有しない外側容器の内側面とを密着接合することで泡の発生を促進させビール等の飲料物の浸潤を防止することを特徴とする陶磁器製カップ容器を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は透過性を有し、粒状性の粗い粘土で作られた内側容器の外側面と透過性を有しない外側容器の内側面とを密着接合することで泡の発生を促進させビール等の飲料物の浸潤を防止することを特徴とする陶磁器製カップ容器を提供する。
【選択図】図1
Description
本発明方法で作られた飲料物を入れるカップ容器であってビール・発泡酒などの飲料の泡が立つ飲料物を注ぐ陶磁器製カップ容器。
従来から飲料物の容器としてプラスチック製、ガラス製、陶磁器製など素材の違う容器が利用されている。
カップ容器に関して(特許文献特開2003−026140号)に開示されているポリエチレンとポリエチレンテレフタラート製との二層構造を特徴としている。
特開2003−26140
前記のポリエステル・ガラス・陶磁器・プラスチックで構成されたカップ容器は、ビール・発泡酒など泡が立つ飲料物を注ぐと泡立ちが悪く、泡の粒子が大きいほど短時間で消えていく。このため前記飲料物中の炭酸ガス、旨み成分が泡に含まれず、空気と触れることによって短時間で泡の消失が進み旨み(味)が長時間堪能できませんでした。
上記目的を達成するため性質の違う粘土を素材として、透過性の無い粘土を主として作られた陶磁器製容器(1a)を外側容器として、その外側容器の内側面と、粒状性の粗い粘土を素材として作られた陶磁器製容器(1b)の外側面とを密着接合することを特徴とする陶磁器製カップ容器。
以上のように、本発明においては、カップ容器全体の形状を構成する粘土を基体とする陶磁器製外側容器と陶磁器製内側容器との密着接合によって構成された陶磁器製カップ容器は微細でクリーミーな泡立ちによって飲料物本来の旨み成分を閉じ込め長時間堪能することができる陶磁器製カップ容器を提供することができる。
図1において、上記記載の外側容器(1a)は透過性の無い粒状性の微細な粘土で構成されている。内側容器(1b)は透過性を有する粒状性の荒い粘土で構成されている。
図1(b)に示すように、上記記載の外側容器(1a)の内側面に、内側容器(1b)の外側面とを密着接合することで二重構造(1)の陶磁器製カップ容器が構成されます。図1(b)では図の簡単化のため斜めの容器形状をまっすぐに記載している。
図1(b)に示すように、上記記載の外側容器(1a)の内側面に、内側容器(1b)の外側面とを密着接合することで二重構造(1)の陶磁器製カップ容器が構成されます。図1(b)では図の簡単化のため斜めの容器形状をまっすぐに記載している。
この陶磁器製容器(1)にビール・発泡酒・泡の立つ飲料物を注ぎ込むと、内側容器(1b)の内側面は粒状性の粗い透過性を有しておりますので、粒子の間の空気の粒によって注がれたビール・発泡酒・泡の立つ飲料水は、泡化が増幅されます。また、透過性を有しておりますので深く浸透することで更に、空気の粒によって泡化が増幅されます。
この浸透作用が泡立ちの良い微細でクリーミーな泡となります。
この浸透作用が泡立ちの良い微細でクリーミーな泡となります。
陶磁器製容器(1a)と陶磁器製容器(1b)とは密着接合しておりますので内側容器より浸透した液体は浸透性の無い外側容器によって遮断されます。
これによって内側容器の中の粒子に含まれる空気の流失が無いため注がれたビール・発泡酒・泡の立つ飲料物の泡は粒子の中の空気以外に触れることがないため泡の崩れが起こりません、このため泡の持続時間が長く保たれます。
これによって内側容器の中の粒子に含まれる空気の流失が無いため注がれたビール・発泡酒・泡の立つ飲料物の泡は粒子の中の空気以外に触れることがないため泡の崩れが起こりません、このため泡の持続時間が長く保たれます。
この陶磁器製カップ容器は性質の違う粘土で構成されているため、人の手による体温が伝わりにくくなり、ビール・発泡酒・泡の立つ飲料物の温度は持続されます。
(泡立ち試験)陶磁器製カップ(検体1)とガラスカップ(検体2)に対し、一度に350ml全量のビールを静かに注いだものです。
経時変化によるビールの液体の量と泡の占める体積を計測することで泡の消失量を検出しました。
経時変化によるビールの液体の量と泡の占める体積を計測することで泡の消失量を検出しました。
この結果図2の表に示すように注入直後の泡の体積は陶磁器製容器(45.5%)・ガラスカップ(39.0%)共に大きな差は見られません。
その後1分後共に減少しますが泡の体積は、陶磁器製容器で(28.6%)・ガラスカップで(35%) さらに3分後、陶磁器製容器は(28%) ガラスカップは(8.0%) 4分後は陶磁器製容器は変化はありませんが、ガラスカップは(1%)とほとんど泡の存在が見られなくなりました。その後20分まで計測しましたが陶磁器製容器は泡が(28%)を維持しておりました。
その後1分後共に減少しますが泡の体積は、陶磁器製容器で(28.6%)・ガラスカップで(35%) さらに3分後、陶磁器製容器は(28%) ガラスカップは(8.0%) 4分後は陶磁器製容器は変化はありませんが、ガラスカップは(1%)とほとんど泡の存在が見られなくなりました。その後20分まで計測しましたが陶磁器製容器は泡が(28%)を維持しておりました。
このような著しい試験結果が示されたことで、微細でクリーミーな泡立ちがよりビールの旨み成分を長時間に亘り維持することのできる陶磁器製カップ容器を提供することができるのです。
上記記載の外側容器(1a)の内側面に、内側容器(1b)の外側面とを密着接合することで二重構造(1)の陶磁器製容器が構成されます。
この陶磁器製容器(1)にビール・発泡酒・泡の立つ飲料物を注ぎ込むと、内側容器(1b)の内側面は粒状性の粗い透過性を有しておりますので、粒子の間の空気の粒によって注がれたビール・発泡酒・泡の立つ飲料水は、泡化が増幅されます。また、透過性を有しておりますので深く浸潤することで更に、空気の粒によって泡化が増幅されます。
この浸潤作用が泡立ちの良い微細でクリーミーな泡となります。
この浸潤作用が泡立ちの良い微細でクリーミーな泡となります。
陶磁器製容器(1a)と陶磁器製容器(1b)とは密着接合しておりますので内側容器より浸潤した液体は浸透性の無い外側容器によって遮断されます。
これによって内側容器の中の粒子に含まれる空気の流失が無いため注がれたビール・発泡酒・泡の立つ飲料物の泡は粒子の中の空気以外に触れることがないため泡の崩れが起こりません、このため泡の持続時間が長く保たれます。
これによって内側容器の中の粒子に含まれる空気の流失が無いため注がれたビール・発泡酒・泡の立つ飲料物の泡は粒子の中の空気以外に触れることがないため泡の崩れが起こりません、このため泡の持続時間が長く保たれます。
この陶磁器製カップ容器は性質の違う粘土で構成されているため、人の体温が伝わりにくくなり、ビール・発泡酒・泡の立つ飲料物の温度は持続されます。
1 …… 陶磁器製カップ容器
1a …… 外側容器
1b …… 内側容器
1a …… 外側容器
1b …… 内側容器
Claims (3)
- 飲料物を入れる陶磁器製カップ容器(1)は粘土を基体とする陶磁器容器(1a)と陶磁器容器(1b)によって構成されることを特徴とする陶磁器製カップ容器。
- 請求項1記載の陶磁器容器(1a)は透過性の無い粘土を基体として製作され、陶磁器容器(1b)は粒状性が大きく、透過性を有する粘土を基体として製作された陶磁器製カップ容器です。
- 請求項2に示すとおり陶磁器容器(1a)を外側の容器とし、その内側面に陶磁器容器(1b)の外側面とを密着接合することを特徴とする陶磁器製カップ容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007190316A JP2009022615A (ja) | 2007-07-23 | 2007-07-23 | カップ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007190316A JP2009022615A (ja) | 2007-07-23 | 2007-07-23 | カップ容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009022615A true JP2009022615A (ja) | 2009-02-05 |
Family
ID=40395012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007190316A Pending JP2009022615A (ja) | 2007-07-23 | 2007-07-23 | カップ容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009022615A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102631119A (zh) * | 2012-04-06 | 2012-08-15 | 耿良玲 | 抑菌陶瓷器皿及其制造方法 |
JP2015521998A (ja) * | 2012-06-29 | 2015-08-03 | コスメティック ウォーリアーズ リミテッド | 組成物 |
CN106308334A (zh) * | 2016-08-23 | 2017-01-11 | 匡希刚 | 一种耐摔的骨瓷杯及其制造方法 |
JPWO2021112080A1 (ja) * | 2019-12-02 | 2021-06-10 |
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-
2007
- 2007-07-23 JP JP2007190316A patent/JP2009022615A/ja active Pending
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