JPH08252159A - ビール飲み容器及びその製造方法 - Google Patents

ビール飲み容器及びその製造方法

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JPH08252159A
JPH08252159A JP8497395A JP8497395A JPH08252159A JP H08252159 A JPH08252159 A JP H08252159A JP 8497395 A JP8497395 A JP 8497395A JP 8497395 A JP8497395 A JP 8497395A JP H08252159 A JPH08252159 A JP H08252159A
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JP
Japan
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generating means
beer
container body
froth
foam
Prior art date
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Pending
Application number
JP8497395A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Ogiwara
光明 荻原
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MINO NENDO KK
Original Assignee
MINO NENDO KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH08252159A publication Critical patent/JPH08252159A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/72Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for for edible or potable liquids, semiliquids, or plastic or pasty materials
    • B65D85/73Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for for edible or potable liquids, semiliquids, or plastic or pasty materials with means specially adapted for effervescing the liquids, e.g. for forming bubbles or beer head
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47GHOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
    • A47G19/00Table service
    • A47G19/22Drinking vessels or saucers used for table service
    • A47G19/2205Drinking glasses or vessels
    • A47G19/2227Drinking glasses or vessels with means for amusing or giving information to the user
    • A47G19/2233Drinking glasses or vessels with means for amusing or giving information to the user related to the evolution of bubbles in carbonated beverages

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Table Devices Or Equipment (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上面の泡の層を長時間持続させることができ
るビール飲み容器1を提供する。 【構成】 ガラス、陶磁器、金属などで形成した容器体
1cの内面下方部分に、細かな粒の集合体である泡発生
手段2を面状に接合してなることを特徴とする。この泡
発生手段2は細かな粒の集合体であるから、表面に細か
な凹凸がある。この凹凸の先端から炭酸ガスが次々と発
生し、その炭酸ガスが上昇して上面の泡の層に加わる。
上面の泡の層は刻々と減少しているが、泡発生手段2か
ら発生する泡で連続的に補充されるため一定のレベルで
持続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビールを飲む場合に使
用するコップやジョッキなどのビール飲み容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ビール飲み容器として、ガラス
製、陶磁器製、金属製などのコップやジョッキなどがあ
る。周知のようにビールは、瓶などからコップなどに注
いだ当初、上面に泡の層が形成される。この泡の層は時
間の経過と共に減少し、やがて消滅する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上面に泡のないビール
は、注いでからある程度時間が経過している証であり、
視覚的・直感的に不味くなった印象を受ける。また、ア
ルコールに弱い人が酒宴の席でビールを少しづつ飲んで
いる場合、泡の有無によって飲みの少なさが判ってしま
うから、ビールを無理強いされ易い、などの問題点があ
った。
【0004】本発明は、上記に鑑みなされたもので、そ
の目的は、上面の泡の層を長時間持続させることができ
るビール飲み容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、ガラス、陶磁器、金属などで形成した容器
体の内面下方部分に、細かな粒の集合体である泡発生手
段を面状に接合してなるビール飲み容器を提供する。
【0006】また、前記泡発生手段は容器体の内底面に
接合するのがより好ましい。
【0007】また、少なくともガラスビーズなどの細か
な粒と焼成によって溶着する接着剤とを混合してペース
ト状の泡発生手段を形成すると共に、ガラス、陶磁器、
金属など耐熱性のある容器体の内面下方部分に前記泡発
生手段を転写、印刷、筆塗りなどの手段で面状に取着
し、さらに容器体を自己の耐熱温度以下で且つ前記接着
剤の溶着温度以上の温度で焼成して泡発生手段を容器体
に溶着させるようにしたビール飲み容器の製造方法を提
供する。
【0008】
【作用】泡発生手段は細かな粒の集合体であるから、表
面に細かな凹凸がある。この凹凸の先端から炭酸ガスが
次々と発生し、その炭酸ガスが上昇して上面の泡の層に
加わる。上面の泡の層は刻々と減少しているが、泡発生
手段から発生する泡で連続的に補充されるため一定のレ
ベルで持続する。
【0009】また、泡発生手段を容器体の内底面に形成
しておけば、ビールを完全に飲み干すまで泡の層が持続
する。
【0010】
【実施例1】以下に本発明の実施例1を図1,図2を参
照しつつ説明する。なお、図1は一部を断面にして示す
ビール飲み容器の斜視図、図2はビール飲み容器の縦断
面図である。
【0011】図1,図2に例示したビール飲み容器1は
ガラス製のコップである。周知のようにコップは、底板
1aの外周囲に胴部1bを一体に立ち上げた上面開口状
の容器体1cで構成されている。
【0012】而して、本発明は、細かな粒の集合体であ
る泡発生手段2を前記容器体1cの内底面中央に面状に
接合してなるものであって、以下に該泡発生手段2の接
合方法を説明する。
【0013】粒径約100μ程度のガラスビーズ多数
と、焼成によって溶着する接着剤たるメジウムとの混合
体にオイルを混ぜてペースト状の泡発生手段2を形成す
る。次に、該泡発生手段2を容器体1cの内底面に面状
に取着する。泡発生手段2の取着手段は、パット印刷、
筆塗り、或いは一旦転写紙の形態に加工してそれを転写
する、などどのようなものでもよい。ペースト状の泡発
生手段2は、最終的にオイルが乾燥して容器体1cに貼
り付く。もちろん一旦転写紙の形態に加工する場合は、
転写紙のフィルムを介して泡発生手段2が容器体1cに
貼り付く。
【0014】なお、前記泡発生手段2の取着手段のう
ち、パット印刷は泡発生手段2を会社のロゴマークや星
や丸など比較的単純な形状にする場合に適し、また、筆
塗りは少量生産に適する。また、転写は印刷技術を使用
するため大量生産に適し、且つ、泡発生手段2を複雑な
形状にすることも簡単にできる。そしてさらに転写を使
用すれば普通の色付き模様の一部に泡発生手段2を組み
込むことも可能になる。例えば、自由の女神像の炎の部
分に泡発生手段2を組み込んだり、或いは、魔法の杖を
手に持つ妖精の図柄をベースとし該杖の先端に泡発生手
段2を組み込む、などのようにデザイン上の工夫を凝ら
すことも簡単にできる。
【0015】次に、容器体1cを自己の耐熱温度以下で
且つ前記接着剤の溶着温度以上の温度で焼成する。例え
ば、実施例のように容器体1cがガラスで接着剤がメジ
ウムである場合は約620℃、また、容器体1cが陶磁
器で接着剤がメジウムである場合は約800℃で焼成す
る。この焼成によってメジウムを媒介として泡発生手段
2が容器体1cに溶着する。前記のように泡発生手段2
は粒径約100μ程度のガラスビーズの集合体であるか
ら、表面に細かな凹凸が形成される。
【0016】上記のようにして製造したビール飲み容器
1には泡発生手段2により内底面に細かな凹凸が出来て
いる。周知のようにビールは、コップの内部に傷や汚れ
による凹凸があるとその部分から炭酸ガスが発生するの
であり、そのメカニズムにより泡発生手段2の全面から
炭酸ガスが次々と発生する。そして、泡発生手段2から
発生した炭酸ガスが上昇してビール飲み容器1上面の泡
の層に加わるから、ビールが残っている間ずっと泡の層
が持続することになり、最後まで視覚的・直感的な美味
しさが持続する。
【0017】
【実施例2】図3は実施例2のビール飲み容器1を示す
縦断面図である。この実施例2のビール飲み容器1は、
泡発生手段2を、容器体1cの内周面であって、且つ、
底板1aから適宜な距離をおいた位置にベルト状に形成
した点に特徴があり、ビールの残量が泡発生手段2より
低レベルになると泡の発生が止まる。泡発生手段2から
泡を発生させるとビール中の炭酸が減少して若干気が抜
けた状態になるから、ビールの残量が一定レベルより減
少した場合に泡の発生が止まるようにしておけば、炭酸
の減少による味覚の低下が防止できる。もっとも、ビー
ルの味は嗜好の問題であって、視覚(目)、嗅覚
(鼻)、味覚(舌)の総合判断であるから、炭酸の減少
が味の低下に直結するものでないことは言うまでもな
い。
【0018】
【実施例3】図4は実施例3を示すビール飲み容器1の
斜視図である。実施例3のビール飲み容器1は、泡発生
手段2を容器体1cの高さ方向に長く形成したものであ
って、前記実施例1と実施例2の折衷タイプである。す
なわち、ビールが容器体1cに満たされている状態では
泡発生手段2の全面から泡が発生するが、ビールの残量
が少なくなれば、ビールに浸かっている泡発生手段2の
面積が次第に減少し、泡の発生量も自然に減少するので
ある。従って、視覚的・直感的な美味しさと、現実の味
覚の維持をうまく調和させることができる。
【0019】なお、実施例1〜3において、上面の泡の
層の厚さは、泡発生手段2の面積によって調節すること
ができる。すなわち、泡発生手段2の面積が大きいほど
発生する泡の量は多いから、泡の層を厚く保ちたければ
泡発生手段2の面積を大きく設定すればよい。また、泡
発生手段2を構成する粒の粒径は、大小どちらでもよい
が、好ましくは小さい方がよい。泡発生手段2の粒径が
小さければそれだけ洗浄し易くなり、衛生的だからであ
る。
【0020】以上本発明を実施例1〜3について説明し
たが、もちろん本発明は上記各実施例に限定されるもの
ではない。例えば、実施例では泡発生手段2としてガラ
スビーズを使用したが、ビール飲み容器1が陶磁器や金
属である場合には陶磁器製の粒を使用することもでき
る。なお、ガラスビーズは透明であるからビール飲み容
器1がガラスのコップである場合に目立ち難い特有の効
果がある。また、実施例では接着剤としてメジウムを選
択したが、それ以外のものでもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明は、ビール飲み容器の内面下方部
分に細かな粒の集合体である泡発生手段を面状に形成し
たため、該泡発生手段の凹凸から炭酸ガスが発生して泡
となり、その新たな泡によって上面の泡の層を長く持続
させることができる。従って、いつまでも適度な泡の層
がビールの上面に形成されているため、注いでから時間
が経過していても視覚的・直感的な美味しさが保たれ
る。また、ビールを少しづつ飲んでも上面の泡の層が殆
ど変化しないため、アルコールに弱い人がビールを無理
強いされ難くなる、などの効果がある。
【0022】また、泡発生手段を容器体の内底面に形成
しておけば、ビールを完全に飲み干すまで泡の層が持続
する特有の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一部を断面にして示すビール飲み容器の斜視
図である。
【図2】 ビール飲み容器の縦断面図である。
【図3】 実施例2のビール飲み容器を示す縦断面図で
ある。
【図4】 実施例3を示すビール飲み容器の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 …ビール飲み容器 1c…容器体 2 …泡発生手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス、陶磁器、金属などで形成した容
    器体の内面下方部分に、細かな粒の集合体である泡発生
    手段を面状に接合してなることを特徴とするビール飲み
    容器。
  2. 【請求項2】 前記泡発生手段を容器体の内底面に接合
    してなることを特徴とする請求項1記載のビール飲み容
    器。
  3. 【請求項3】 少なくともガラスビーズなどの細かな粒
    と焼成によって溶着する接着剤とを混合してペースト状
    の泡発生手段を形成すると共に、ガラス、陶磁器、金属
    など耐熱性のある容器体の内面下方部分に前記泡発生手
    段を転写、印刷、筆塗りなどの取着手段で面状に取着
    し、さらに容器体を自己の耐熱温度以下で且つ前記接着
    剤の溶着温度以上の温度で焼成して泡発生手段を容器体
    に溶着させるようにしたことを特徴とするビール飲み容
    器の製造方法。
JP8497395A 1995-03-15 1995-03-15 ビール飲み容器及びその製造方法 Pending JPH08252159A (ja)

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