JPH09266241A - 基板支持装置 - Google Patents

基板支持装置

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JPH09266241A
JPH09266241A JP8075597A JP7559796A JPH09266241A JP H09266241 A JPH09266241 A JP H09266241A JP 8075597 A JP8075597 A JP 8075597A JP 7559796 A JP7559796 A JP 7559796A JP H09266241 A JPH09266241 A JP H09266241A
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JP
Japan
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substrate
lifting
lift
mounting surface
lifted
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8075597A
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English (en)
Inventor
Hideji Kawamura
秀司 川村
Hisato Matsubara
寿人 松原
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板保持装置から基板の持ち上げを容易かつ
高速に行う基板の持ち上げ装置を提供する。 【解決手段】 基板を基板保持装置から持ち上げるに際
し、最初に基板周辺部をわずかに持ち上げてから基板の
全体を持ち上げる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶基板等比較的大き
な基板用露光装置に用いられる基板保持装置上に載せら
れた基板を持ち上げる基板支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、投影露光装置、X線露光装置、半
導体ウエハ検査装置、レーザリペア装置においては、加
工又は検査すべきウエハやガラスプレート等の基板を平
坦に保持する基板保持装置がXYステージ上等に設けて
ある。
【0003】図5はこれら基板保持装置のうち、液晶用
ガラスプレートである基板1を保持する基板保持装置2
を示している。この装置において、基板保持装置2の基
板保持部の中心部付近には所定数の上下可動部材3が設
けられており、上下駆動部5により上下動の駆動を受け
る。基板保持装置2の基板保持部に載置された基板1を
持ち上げるには、上下可動部材3が上下駆動部5の駆動
を受け、基板1の下側中心部付近に接触し、次いで持ち
上げる構成となっている。
【0004】しかるに、基板保持装置には図示なき真空
吸着機構が設けてあり、基板を基板保持装置に平坦に、
かつ基板と基板保持装置の接触面の平面度を極めて高く
保持できるようになっている。
【0005】このような従来装置にあって、図5に示す
如き機構で基板を持ち上げようとしても、基板と基板保
持装置間、特に基板の中心部分に空気が入り込みにく
く、気圧差のため、基板を持ち上げるのに大きな力を必
要とし、また空気が基板と基板保持装置の間に入り込む
のに時間がかかり、そのため高速に基板を持ち上げるこ
とができなかった。
【0006】本発明は、この課題を解決するためになさ
れたもので、基板を基板保持装置から滑らかにかつ高速
に持ち上げることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点の解決の為に
本発明の基板支持装置では、基板を基板保持装置から持
ち上げる際、まず始めに、基板の周辺部分を持ち上げ、
続いて基板の全体を持ち上げる構成とした。
【0008】
【作用】本発明では、基板を基板保持装置から持ち上げ
る際、最初に基板の周辺部分から持ち上げるので、その
周辺部から基板と基板保持装置間に空気がすばやく入り
込み、続いて基板の中心部分を持ち上げる時には、既に
基板と基板保持装置間に空気が入り込んでいるので、滑
らかに持ち上がり、また、大きな力で基板を持ち上げる
というような無理がないので高速に動作させることがで
きる。
【0009】以下、図面を参照して本発明の好適な実施
例について説明する。なお、以下の説明において、図5
に示す従来装置と同一部分については同一符号をもって
説明する。
【0010】図1および図2は、本発明を液晶製造用投
影露光装置(図示なし)のステージ上に固設された基板
保持装置2に適用した第1実施例を示している。
【0011】基板保持装置2はステージ(図示なし)に
接触載置される底板部2a、側面部2b、2eおよび基
板底面に接触して基板1を保持する上側の基板保持面2
dとを有するほぼ箱状体である。
【0012】基板保持面2dにはそこに基板1を吸着・
保持するために例えば特開平1−214042号公報に
開示の如き溝や真空引き用の孔が設けてあるが、これら
は本発明に直接の関係がないため図示を省略してある。
【0013】基板保持面2dの比較的中心部付近には基
板保持面2dの対角線上にその中心より等距離配置で4
つの貫通孔10a−10dが配置されている。
【0014】基板保持装置2の内側で基板保持面2dの
中心部下側には基板持ち上げ装置3が設けられている。
基板持ち上げ装置3は基板保持装置の底面2aに固設さ
れた空圧上下駆動装置5により上下に移動可能である。
持ち上げ装置3は4ツ又状の支持部3e−3hを有し、
該支持部3e−3hの各々は基板保持面2dの前記貫通
孔10a−10dの下側に延びており、各端部より上方
に各貫通孔10a−10d内に突出して延びている基板
支持要素3a−3dをそれぞれ有している。持ち上げ装
置3は通常図1の如き下降位置にあり、基板支持要素3
a−3dの上端部は基板1と非接触位置にあるが基板1
を基板保持装置2から取外すため持ち上げるときには、
空圧制御装置6からの指令により空圧上下駆動装置5は
持ち上げ部材3を上昇させ、そのため基板支持要素3a
−3dは基板1を下から支持し持ち上げる構成である。
【0015】基板保持面2dの中心部付近に形成された
貫通孔10a−10dの間隔、すなわち、持ち上げ装置
3の基板支持部3a−3dの間隔は持ち上げる基板1に
応じて決められる。
【0016】基板保持装置2の基板保持面2dには、そ
の対角線上で丁度支持される基板1の4隅にあたる部分
に穴11a−11dが形成されており、各穴には基板持
ち上げ用の空圧アクチエータ12a−12dが設けてあ
る。空圧アクチエータ12a−12dは対応する穴11
a−11d内を上下に移動可能にかつ穴に気密に嵌入さ
れている。穴11a−11dはその底部がそれぞれ空圧
制御装置6に空圧路13a−13dを通じて接続されて
おり(13a、13cのみ図示)、空圧制御装置6より
各穴に空圧が供給されると、各アクチエータ12a−1
2dは下面に圧力を受けて図1に示す如く上昇し、その
際基板1の対応する隅部分に下から接触し基板1をわず
かに持ち上げるようになっている。
【0017】空圧制御装置6は基板持ち上げに際し、ア
クチエータ12a−12dに空圧を供給しアクチエータ
12a−12dが先ず基板1の対応する部分に接触し該
部分をそれぞれわずかに持ち上げ、次いで空圧上下駆動
装置5を駆動させて持ち上げ装置3を上昇させ、各基板
支持要素10a−10bが基板1をその中心部下から持
ち上げるよう制御する。
【0018】この構成により、基板持ち上げに際しては
基板1はまず周辺部が若干持ち上がる。そのため、持ち
上げ部より空気がすぐ中心方向に入り込むため、基板1
の基板保持装置2への吸着は解除され、容易かつ速やか
に基板1は基板持ち上げ装置3により持ち上げられる。
【0019】図3、図4は本発明の第2実施例を示して
いる。第2実施例において、基板保持装置2の上側基板
保持面2dにはその中心部付近で対角線上に第1実施例
同様4つの貫通孔110a−110dが設けてあり、ま
た基板保持面2d上同じ対角線上で載置される基板1の
4隅がおかれる部分には貫通孔111a−111dが形
成されている。
【0020】本実施例において、持ち上げ装置は第1実
施例同様基板保持装置2の中心部より対角線方向に延び
る4つの基板支持要素103a−103dを有している
が、本実施例においてこれら4つの基板支持要素103
e−103hはそれぞれ中心付近の貫通孔110a−1
10dの下側を越え、周辺部貫通孔111a−111d
の下に至るまで延びている。これら4つの支持部103
e−103hのそれぞれには中心付近の貫通孔101a
−101dに対向して、該貫通孔内に突出する基板支持
要素103a−103dが設けてある。
【0021】基板持ち上げ装置3の4つの支持部103
e−103hの各々の端部には周辺側の貫通孔111a
−111dに突出する基板支持要素の112a−112
dが形成されており、それぞれ対応する周辺側の貫通孔
111a−111d内に延びている。周辺側の基板支持
要素112a−112dの長さは中心付近の基板支持要
素103a−103dよりもわずかに(aだけ)高くし
てある。この高さの差aは後述する態様で基板持ち上げ
装置3が基板1を持ち上げるに際して、基板1の周辺部
が第1実施例同様若干早く持ち上げられ、そのことによ
り周辺より空気が基板1の下側内方に流入しうるのを許
すだけのもので良い。
【0022】このように形成された基板持ち上げ装置3
はその中心部下方を基板保持装置2の底板部2aに固設
された上下動駆動装置105に上下動可能に支持されて
いる。
【0023】第2実施例において、通常の基板載置状態
では、基板持ち上げ装置3は図示位置よりも下隆位置に
あり、基板1は基板保持面2dに平らに保持されてい
る。
【0024】基板1の持ち上げに際して、上下動駆動装
置105の駆動により基板持ち上げ装置3を上昇させる
と、周辺部の基板支持要素112a−112dが基板1
の下面に先ず接触し(図3はこの状態を誇張して表わし
ている)基板1の4隅部を最初にわずかに持ち上げる。
【0025】こうして、基板1の周辺部が最初に持ち上
がることにより前述の如く空気が基板1の下側内方に入
り込み、したがって基板1の基板保持面2dへの吸着の
傾向は解除され、そのため基板1は次いで接触する。中
心付近の基板持ち上げ用の基板支持要素103a−10
3dと周辺の基板支持要素111a−111dとにより
極めて容易かつ速やかに持ち上げられる。
【0026】本実施例において、中心付近の基板持ち上
げ用基板支持要素103a−103dおよび周辺側の持
ち上げ用基板支持要素112a−112dは支持部10
3e−103hを介して一体的に構成されているため、
制御およびその機構はより簡単である。
【0027】
【発明の効果】以上の様に、本発明の基板支持装置によ
れば基板保持装置の上にある基板の周辺部分から持ち上
げて基板と基板保持装置の間にすばやく空気を入れ、続
いて基板の中心部分を持ち上げるので滑らかにかつ高速
に動作し、大きな力で強引に基板を持ち上げるという様
な無理な動作もないので、基板にストレスがかかり基板
上につくられた回路パターンを破壊するといったことが
起らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による基板持ち上げ装置の第1実施例を
示す図(図2のA−A断面図)。
【図2】図1の上面図。
【図3】本発明による第2実施例を示す図(図4のB−
B断面図)。
【図4】図3の上面図。
【図5】従来技術による基板持ち上げ装置を示す図(図
6のC−C断面図)。
【図6】図5の上面図。
【符号の説明】
1 基板 2 基板保持装置 3 基板持ち上げ装置 3a−3d 基板支持要素 103a−103d 基板支持要素 12a−12d 空圧アクチエータ 112a−112d 基板支持要素 5 空圧上下駆動装置 6 空圧制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/20 521 G03F 7/20 521 H01L 21/027 H01L 21/30 503A 515G

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板保持装置の基板載置面に載置された
    基板を基板下側から持ち上げるための基板持ち上げ用の
    主持ち上げ部材と、 基板載置面に載置された基板の周辺部を基板の下側から
    主持ち上げ部の持ち上げ作用に先立ってわずかに持ち上
    げるための基板持ち上げ用副持ち上げ部材とを有するこ
    とを特徴とする基板支持装置。
  2. 【請求項2】 前記主持ち上げ部材は、基板載置面に載
    置された基板の下側のほぼ中心部付近に接触して基板を
    持ち上げる上下動機構を有している請求項1に記載の基
    板支持装置。
  3. 【請求項3】 前記上下動機構は基板載置面に形成され
    た貫通孔内を上下に移動可能な基板支持要素を含む請求
    項2に記載の基板支持装置。
  4. 【請求項4】 前記副持ち上げ部材は基板載置面に載置
    される基板の周辺部に対応して基板載置面に形成された
    適数穴内に、空圧制御により上下に移動可能に設けられ
    た空圧アクチュエータから成る請求項1−3のいずれか
    に記載の基板支持装置。
  5. 【請求項5】 前記副持ち上げ部材は基板載置面に載置
    されている基板の周辺部に対応して基板載置面に形成さ
    れた適数の貫通孔内に上下に移動可能な上下動要素を含
    み、該上下動要素と前記基板支持要素とは一体的に形成
    されており、上下動要素の高さが支持要素の高さよりわ
    ずかに高く形成されており、基板持ち上げに際して該上
    下動要素が基板周辺部を最初に持ち上げるように構成さ
    れてなる請求項3に記載の基板支持装置。
JP8075597A 1996-03-29 1996-03-29 基板支持装置 Withdrawn JPH09266241A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003017550A (ja) * 2001-06-27 2003-01-17 Shin Sti Technology Kk 基板固定用チャックおよびこのチャックからの基板剥離方法
EP1174910A3 (en) * 2000-07-20 2010-01-06 Applied Materials, Inc. Method and apparatus for dechucking a substrate

Cited By (3)

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Effective date: 20030603