JP2001033524A - プローブの研磨機構及びプローブ装置 - Google Patents

プローブの研磨機構及びプローブ装置

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JP2001033524A
JP2001033524A JP11209472A JP20947299A JP2001033524A JP 2001033524 A JP2001033524 A JP 2001033524A JP 11209472 A JP11209472 A JP 11209472A JP 20947299 A JP20947299 A JP 20947299A JP 2001033524 A JP2001033524 A JP 2001033524A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図4、図5に示すように研磨時にエアシリン
ダ3の空気圧で研磨体2を支持しているが、最近ではI
Cチップの高集積化に伴ってプローブ本数が激増し、そ
の本数が2000〜3000本レベルに達し研磨時の研
磨体2への荷重も格段に大きくなっているため、エアシ
リンダ3の空気圧では研磨体2を十分に支持することが
できず、研磨体2が沈み込む。 【解決手段】 本発明の研磨機構30は、研磨板31に
その下面から垂下して支持体33から下方へ突出するシ
ャフト36を設けると共に水平移動可能な支持板34に
シャフト36が嵌入する嵌入孔34Aを設け、プローブ
20Aの研磨時には第1のエアシリンダ32を介して研
磨板31を押し上げてシャフト36の突出下端を支持板
34の嵌入孔34Aから抜き出した後、直進駆動機構3
5を介して支持板34を直進させて支持板34の嵌入孔
以外の部分でシャフト36を支承する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プローブの研磨機
構及びプローブ装置に関し、更に詳しくは半導体ウエハ
(以下、単に「ウエハ」と称す。)等の被検査体の電気
的特性検査を行う際に用いられるプローブへの付着物を
除去するプローブの研磨機構及びこの研磨機構を有する
プローブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被検査体であるウエハの電気的特性検査
には例えばプローブ装置が用いられる。プローブ装置
は、カセット内に収納されたウエハWを搬送するローダ
室と、このローダ室内に配設された搬送機構(図示せ
ず)を介して搬送されたウエハWの電気的特性検査を行
うプローバ室とを備えている。
【0003】プローバ室は、ウエハWを載置するX、
Y、Z及びθ方向に移動可能な載置台(メインチャッ
ク)と、このメインチャック上に載置されたウエハWを
検査位置に正確にアライメントするアライメント機構
と、アライメント機構によりアライメントされたウエハ
の電気的検査を行うためのプローブを有するプローブカ
ードとを備え、テストヘッドを介してプローブカードと
テスタ(図示せず)間を電気的に接続し、プローブと接
触したウエハの検査を行うようになっている。
【0004】ウエハWの検査を行う時には、ウエハの電
極パッド(例えばアルミニウムによって形成されてい
る)表面に形成された自然酸化膜(酸化アルミニウムか
らなる)等をプローブによって削り取り、プローブと電
極パッドとを電気的に導通させてウエハの検査を行う
が、この検査を繰り返しているとプローブの針先に絶縁
性の酸化アルミニウム等の不純物が付着し、その後の検
査に支障を来すことがある。そこで、例えばメインチャ
ック近傍に配設された研磨機構を用いてプローブの針先
の不純物を除去し、その後の検査を支障なく行うように
している。
【0005】而して、従来のプローブの研磨機構は、例
えば図4に示すように、載置台(メインチャック)1に
隣接する正方形状の研磨体2と、この研磨体2を昇降さ
せる昇降駆動機構として設けられたエアシリンダ3と、
このエアシリンダ3が立設された固定台4とを備えてい
る。エアシリンダ3は研磨体1の四隅に配置され、研磨
体2を四隅で昇降するように支持している。また、固体
台4は例えばメインチャック1の側面に固定され、メイ
ンチャック1から水平に張り出している。
【0006】上記研磨機構を用いてプローブを研磨する
場合には、メインチャック1がX、Y方向へ移動し、図
5に示すように研磨体2がプローブカード5の真下に来
る間に、研磨機構のエアシリンダ3が駆動して研磨体2
が図4の位置から図5の実線位置まで上昇する。引き続
きメインチャック1が上昇してプローブ5Aと研磨体2
が接触する。その後、研磨のためにメインチャック1が
Z方向に上昇オーバードライブして研磨体2とプローブ
5Aが圧接した後、メインチャック1が下降し、再び上
昇する。この昇降動作を繰り返す間に、エアシリンダ3
の空気圧で研磨体2を支持した状態でプローブ5Aの研
磨を行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プローブの研磨機構の場合には、研磨時にエアシリンダ
3の空気圧で研磨体2を支持しているが、最近ではIC
チップの高集積化に伴ってプローブ本数が激増し、その
本数が2000〜3000本レベルに達し研磨時の研磨
体2への荷重も格段に大きくなっているため、エアシリ
ンダ3の空気圧では研磨体2を十分に支持することがで
きず、プローブ5Aから荷重を受けると研磨体2が図5
の実線位置から一点鎖線位置(初期の位置)まで沈み込
み研磨を行うことができず、ひいては研磨体2に隣接す
るアライメント用のカメラを損傷する虞すらある。しか
も、研磨体2に適用し得るエアシリンダ3の能力、つま
り空気圧にも限界があるため、従来の研磨機構では最近
のプローブカード5の研磨には対応することができな
い。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、今後プローブ本数が増加し、プローブと研
磨体間の荷重が格段に増大しても安定した研磨を確実に
行うことができるプローブの研磨機構及びプローブ装置
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のプローブの研磨機構は、被検査体の載置台に隣接し、
この載置台の上方に固定されたプローブカードのプロー
ブを研磨する研磨機構において、上記プローブを研磨す
る昇降可能な研磨体と、この研磨体を昇降させる昇降駆
動機構と、この昇降駆動機構を介して昇降する上記研磨
体を下降端で支承し且つ上記載置台の近傍に固定された
支持体と、この支持体を支承する水平移動可能な支持板
と、この支持板を水平方向に直進させる直進駆動機構と
を備え、上記研磨板にはその下面から垂下して上記支持
体から下方へ突出するシャフトを設けると共に上記支持
板には上記シャフトが嵌入する嵌入孔を設け、上記プロ
ーブの研磨時には上記昇降駆動機構を介して上記研磨板
を押し上げて上記シャフトの突出下端を上記嵌入孔から
抜き出した後、上記直進駆動機構を介して上記支持板を
直進させて上記支持板の嵌入孔以外の部分で上記シャフ
トを支承することを特徴とするものである。
【0010】また、本発明の請求項2に記載のプローブ
の研磨機構は、請求項1に記載の発明において、上記昇
降駆動機構としてエアシリンダを設けたことを特徴とす
るものである。
【0011】また、本発明の請求項3に記載のプローブ
の研磨機構は、請求項1に記載の発明において、上記昇
降駆動機構として上記直進駆動機構を介して駆動するカ
ム及びカムフォロワを設けたことを特徴とするものであ
る。
【0012】また、本発明の請求項4に記載のプローブ
装置は、被検査体の載置台と、この載置台の上方に配置
されたプローブカードと、このプローブカードのプロー
ブを研磨する研磨機構とを備えたプローブ装置におい
て、上記研磨機構は、上記プローブを研磨する昇降可能
な研磨体と、この研磨体を昇降させる昇降駆動機構と、
この昇降駆動機構を介して昇降する上記研磨体を下降端
で支承し且つ上記載置台の近傍に固定された支持体と、
この支持体を支承する水平移動可能な支持板と、この支
持板を水平方向に直進させる直進駆動機構とを備え、上
記研磨板にはその下面から垂下して上記支持体から下方
へ突出するシャフトを設けると共に上記支持板には上記
シャフトが嵌入する嵌入孔を設け、上記プローブの研磨
時には上記昇降駆動機構を介して上記研磨板を押し上げ
て上記シャフトの突出下端を上記嵌入孔から抜き出した
後、上記直進駆動機構を介して上記支持板を直進させて
上記支持板の嵌入孔以外の部分で上記シャフトを支承す
ることを特徴とするものである。
【0013】また、本発明の請求項5に記載のプローブ
装置は、請求項4に記載の発明において、上記昇降駆動
機構としてエアシリンダを設けたことを特徴とするもの
である。
【0014】また、本発明の請求項6に記載のプローブ
装置は、請求項4に記載の発明において、上記昇降駆動
機構として上記直進駆動機構を介して駆動するカム及び
カムフォロワを設けたことを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3に示す実施形態
に基づいて本発明を説明する。本実施形態のプローブの
研磨機構(以下、単に「研磨機構」と称す。)及びこの
研磨装置を有するプローブ装置について説明する。本実
施形態のプローブ装置10は、例えば図1に示すよう
に、カセットC内に収納されたウエハWを搬送するロー
ダ室11と、このローダ室11から搬送されたウエハW
を検査するプローバ室12と、このプローバ室12及び
ローダ室11を制御するコントローラ13と、このコン
トローラ13を操作する操作パネルを兼ねる表示装置1
4とを備えている。
【0016】上記ローダ室11は、ウエハ搬送機構15
及びサブチャック16を備え、ウエハ搬送機構15でウ
エハWをプローバ室12へ搬送する間にサブチャック1
6を介してオリエンテーションフラットまたはノッチを
基準にしたウエハWのプリアライメントを行う。
【0017】また、上記プローバ室12は、駆動機構1
7を介してX、Y、Z及びθ方向に移動する温度調節可
能なメインチャック18と、このメインチャック18上
に載置されたウエハWを正確にアライメントするアライ
メント機構19と、アライメント機構19によりアライ
メントされたウエハWの電気的検査を行うためのプロー
ブとしてのプローブ20Aを有するプローブカード20
とを備えている。アライメント機構19は、例えば上下
のCCDカメラ19A(図1では上方のCCDカメラの
みを図示し、下方のCCDカメラ(図示せず)は例えば
メインチャックに付設されている。)と、上方のCCD
カメラ19Aが下向きに配設されたアライメントブリッ
ジ19Bと、このアライメントブリッジ19BがY方向
に移動案内する一対のガイドレール19Cとを備えてい
る。プローブカード20はプローバ室12の上面に対し
て開閉可能なヘッドプレートの中央の開口部にインサー
トリングを介して固定されている。そして、テストヘッ
ド(図示せず)がプローバ室12のプローブカード20
上へ移動し、プローブカード20とテスタ(図示せず)
間を電気的に中継し、テスタからの所定の信号をプロー
ブカード20を介してメインチャック18上のウエハW
において授受し、ウエハWに形成された複数のチップの
電気的検査をテスタによって順次行う。
【0018】図1に示すようにメインチャック18には
本実施形態の研磨機構30が付設されている。本実施形
態の研磨機構30とメインチャック18の一部を拡大し
て示したものが図2の(a)〜(c)である。この研磨
機構30は、同図の(a)に示すように、プローブ20
Aを研磨する昇降可能な正方形(例えば、一辺が100
mm前後)の研磨体31と、この研磨体31を昇降させ
る昇降駆動機構(例えば、第1のエアシリンダ)32
と、このエアシリンダ32を介して昇降する研磨体31
を下降端で支承し且つメインチャック18の近傍に固定
された矩形状の支持体33と、この支持体33を支承す
る水平移動可能な支持板34と、この支持板34を水平
方向に直進させる直進駆動機構35とを備えている。上
記研磨板31の下面の四隅には4本のシャフト36が連
結され、これらのシャフト36はそれぞれ研磨板31か
ら垂下し、その下端が支持体33の下面から突出してい
る。図2の(a)に示すように上記支持板34には支持
体33から突出した左側2本のシャフト36の下端が嵌
入する嵌入孔34Aが幅方向所定間隔を隔てて2箇所に
設けられ、研磨機構30を使用しない時には2本のシャ
フト36の下端が対応する嵌入孔34A内にそれぞれ嵌
入している。
【0019】上記研磨体31は、図1に示すように、研
磨紙(図示せず)が貼着された研磨板31Aと、この研
磨板31Aを真空吸着する吸着板31Bとからなり、メ
インチャック18の載置面よりも低く位置している。こ
の吸着板31B内には上面の複数箇所で開口する真空排
気路が形成され、この真空排気路に接続された真空排気
装置を介して真空排気し、吸着板31B上面に配置され
た研磨板31Aを吸着固定する。また、研磨板31Aの
表面は粘着剤を介して貼着された研磨紙からなってい
る。
【0020】上記支持体33はブラケット(図示せず)
を介して取付台37上に固定されている。この支持体3
3の四隅には研磨板31の4本のシャフト36に対応す
る貫通孔が形成され、これらの貫通孔をこれらに対応す
るシャフト36がそれぞれ貫通している。この支持体3
3の中心部には深い凹陥部33Aが形成されている。こ
の凹陥部33A内には第1のエアシリンダ32が固定さ
れ、このエアシリンダ32のシリンダロッド32Aの伸
縮で研磨板31が支持体33の上面で昇降する。
【0021】上記直進駆動機構35は、図2の(a)に
示すように、取付台37上に平行して配設された2本の
ガイドレール35Aと、これらのガイドレール35Aの
2箇所で係合し且つ支持板34の下面にそれぞれ固定さ
れた4個の係合部材35Bと、支持板34の右端面に連
結板35Cを介して連結され且つ取付台37上に固定さ
れた第2のエアシリンダ35Dとを備え、シャフト36
が第1のエアシリンダ32を介して支持板34の嵌入孔
34Aから抜け出した状態でエアシリンダ35Dが駆動
して支持板34をガイドレール35Aに従って左右方向
に直進させる。
【0022】次に、動作について説明する。ウエハWの
検査によりプローブ20Aに酸化アルミニウム等の不純
物が付着すると、研磨機構30を用いてプローブ31A
の針先を研磨する。それには、例えば制御装置13の制
御下でメインチャック18がX、Y方向に移動し、研磨
機構30がプローブカード20の真下に到達する。研磨
機構30がプローブカード20の真下に達するまでの
間、制御装置13の制御下で研磨機構30の第1のエア
シリンダ32が駆動して研磨板31を図2の(a)に示
す状態から同図の(b)の白抜きの矢印で示すように持
ち上げて停止すると、4本のシャフト36が支持板34
のそれぞれの嵌入孔34Aから抜け出す。この状態で直
進駆動機構35のエアシリンダ35Dが駆動すると、ロ
ッドが縮んで支持板34がガイドレール35Aに従って
図2の(b)の矢印方向(右方)へ直進して停止する
と、同図の(c)に示すように支持板34の上面で4本
のシャフト36を支持する位置に到達する。
【0023】上述のようにして研磨板31が研磨位置
(メインチャック18の載置面よりも若干高い位置)に
達すると共にプローブカード20の真下に来ると、制御
装置13の制御下でメインチャック18が駆動し、Z方
向に上昇し、図2の(c)に示すように研磨板31とプ
ローブ20Aが接触し、更にメインチャック18がオー
バドライブと下降を繰り返して研磨板31でプローブ2
0Aを研磨する。この際、プローブ20Aと研磨板31
の間に働く荷重を第1のエアシリンダ32の空気圧で支
えきれなくても、4本のシャフト36が支持板34で確
実に支持されているため、研磨板31は上昇端から沈む
ことなく、安定した状態で確実にプローブ20Aを研磨
することができる。
【0024】以上説明したように本実施形態によれば、
研磨板31にはその下面から垂下して支持体33から下
方へ突出するシャフト36を設けると共に水平移動可能
な支持板34にはシャフト36が嵌入する嵌入孔34A
を設け、プローブ20Aの研磨時には第1のエアシリン
ダ32を介して研磨板31を押し上げてシャフト36の
突出下端を支持板34の嵌入孔34Aから抜き出した
後、直進駆動機構35を介して支持板34を直進させて
支持板34の嵌入孔以外の部分でシャフト36を支承す
るようにしたため、研磨時にプローブ20Aと研磨板3
1の間に第1のエアシリンダ32の支持力を超える荷重
を受けても研磨板31は沈むことがなく、プローブ20
Aを確実に安定した研磨を行うことができる。
【0025】図3は本発明の他の実施形態の研磨機構4
0を示す図である。本実施形態の研磨機構40は研磨板
41の昇降駆動機構42及び支持体43の構造を異にす
る以外は上記実施形態の研磨機構30に準じて構成され
ている。この昇降駆動機構42は、図3の(a)に示す
ように、カム42A及びカムフォロワ(例えば、ベアリ
ング)42Bとから構成されている。カム42Aは支持
板44の幅方向中央でその左端から右方へ延設され、カ
ムフォロワ42Bは研磨板41に連結部材(図示せず)
を介して連結、固定されている。また、支持体43は、
支持板44の四隅に対応して配設された外径が矩形状の
4本のシリンダを主体に構成され、これらのシリンダ内
に4本のシャフト46が摺動自在に嵌入し、研磨機構4
0を使用しない時にはシャフト46の下端が支持板44
の嵌入孔44A内に嵌入している。また、図示してない
が各シリンダは支持体43として一体化して取付台47
上にブラケット等を介して固定されている。
【0026】従って、研磨時には、直進駆動機構45が
駆動し、支持板44が図3の(a)の矢印で示す方向へ
移動すると、支持板44上のカム42Aが支持板44と
一緒に矢印方向へ移動すると共に、研磨板41及びシャ
フト46がカムフォロワ42Bを介して急激に上昇し、
シャフト46が支持板44の嵌入孔44Aから抜け出
し、引き続き支持板44が矢印方向へ移動した後、支持
板44はカムフォロワ42Bを介してカム42Aの窪み
部分で停止する。この時、研磨板41はメインチャック
18の載置面よりも若干高い位置にあり、しかもその位
置では研磨板41はシャフト46を介して支持板44上
面で支持されている。従って、本実施形態においても上
記実施形態と同様の作用効果を期することができる。
【0027】尚、本発明は上記各実施形態に何等制限さ
れるものではなく、必要に応じて各構成要素を適宜設計
変更することができる。例えばカム及びカムフォロワは
支持板の幅方向中央以外、例えば幅方向の両端に配設し
ても良い。また、図2の支持体33も図3の支持体43
と同様の構造にしても良い。この場合には第1のエアシ
リンダ32は例えば支持体であるシリンダ間を連結する
連結板上に固定すれば良い。
【0028】
【発明の効果】本発明の請求項1〜請求項6に記載の発
明によれば、今後プローブ本数が増加し、プローブと研
磨体間の荷重が格段に増大しても安定した研磨を確実に
行うことができるプローブの研磨機構及びプローブ装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のプローブ装置の一部を破
断して示す斜視図である。
【図2】図1に示す用いられた本実施形態の研磨機構の
動作を説明するための要部断面図で、(a)は動作前の
状態を示す図、(b)は研磨板を押し上げた状態を示す
図、(c)はプローブを研磨する状態を示す図である。
【図3】本発明の他の実施形態の研磨機構の動作を示す
図1に相当する図で、(a)は動作前の状態を示す図、
(b)はプローブを研磨する状態を示す図である。
【図4】従来の研磨機構を示す側面図である。
【図5】図4に示す研磨機構でプローブを研磨する状態
を示す側面図である。
【符号の説明】
10 プローブ装置 18 メインチャック(載置台) 20 プローブカード 20A プローブ 30、40 プローブの研磨機構 31、41 研磨体 32 第1のエアシリンダ(昇降駆動機構) 42 昇降駆動機構 42A カム 42B カムフォロワ 33、43 支持体 34、44 支持板 34A、44A 嵌入孔 35、45 直進駆動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G011 AA02 AA17 AB07 AC13 AC14 AC21 AE03 AF07 2G032 AB01 AE01 AE09 AE11 AF02 AL03 3C034 AA13 AA19 BB88 DD20 4M106 AA02 BA01 BA14 DD18 9A001 HH34 JJ45 KK37 LL05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査体の載置台に隣接し、この載置台
    の上方に固定されたプローブカードのプローブを研磨す
    る研磨機構において、上記プローブを研磨する昇降可能
    な研磨体と、この研磨体を昇降させる昇降駆動機構と、
    この昇降駆動機構を介して昇降する上記研磨体を下降端
    で支承し且つ上記載置台の近傍に固定された支持体と、
    この支持体を支承する水平移動可能な支持板と、この支
    持板を水平方向に直進させる直進駆動機構とを備え、上
    記研磨板にはその下面から垂下して上記支持体から下方
    へ突出するシャフトを設けると共に上記支持板には上記
    シャフトが嵌入する嵌入孔を設け、上記プローブの研磨
    時には上記昇降駆動機構を介して上記研磨板を押し上げ
    て上記シャフトの突出下端を上記嵌入孔から抜き出した
    後、上記直進駆動機構を介して上記支持板を直進させて
    上記支持板の嵌入孔以外の部分で上記シャフトを支承す
    ることを特徴とするプローブの研磨機構。
  2. 【請求項2】 上記昇降駆動機構としてエアシリンダを
    設けたことを特徴とする請求項1に記載のプローブの研
    磨機構。
  3. 【請求項3】 上記昇降駆動機構として上記直進駆動機
    構を介して駆動するカム及びカムフォロワを設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載のプローブの研磨機構。
  4. 【請求項4】 被検査体の載置台と、この載置台の上方
    に配置されたプローブカードと、このプローブカードの
    プローブを研磨する研磨機構とを備えたプローブ装置に
    おいて、上記研磨機構は、上記プローブを研磨する昇降
    可能な研磨体と、この研磨体を昇降させる昇降駆動機構
    と、この昇降駆動機構を介して昇降する上記研磨体を下
    降端で支承し且つ上記載置台の近傍に固定された支持体
    と、この支持体を支承する水平移動可能な支持板と、こ
    の支持板を水平方向に直進させる直進駆動機構とを備
    え、上記研磨板にはその下面から垂下して上記支持体か
    ら下方へ突出するシャフトを設けると共に上記支持板に
    は上記シャフトが嵌入する嵌入孔を設け、上記プローブ
    の研磨時には上記昇降駆動機構を介して上記研磨板を押
    し上げて上記シャフトの突出下端を上記嵌入孔から抜き
    出した後、上記直進駆動機構を介して上記支持板を直進
    させて上記支持板の嵌入孔以外の部分で上記シャフトを
    支承することを特徴とするプローブ装置。
  5. 【請求項5】 上記昇降駆動機構としてエアシリンダを
    設けたことを特徴とする請求項4に記載のプローブ装
    置。
  6. 【請求項6】 上記昇降駆動機構として上記直進駆動機
    構を介して駆動するカム及びカムフォロワを設けたこと
    を特徴とする請求項4に記載のプローブ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100936545B1 (ko) * 2007-01-26 2010-01-11 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 스테이지 기구
JP2010048789A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Tokyo Electron Ltd プローブの研磨方法、プローブ研磨用プログラム及びプローブ装置
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CN114770245A (zh) * 2022-05-07 2022-07-22 鹰潭市云探电子科技有限公司 一种pogopin探针针管打磨装置

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