JPH09265884A - リレー制御装置 - Google Patents

リレー制御装置

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Publication number
JPH09265884A
JPH09265884A JP7703096A JP7703096A JPH09265884A JP H09265884 A JPH09265884 A JP H09265884A JP 7703096 A JP7703096 A JP 7703096A JP 7703096 A JP7703096 A JP 7703096A JP H09265884 A JPH09265884 A JP H09265884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
counting
unit
inspection
wear
Prior art date
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Pending
Application number
JP7703096A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Kawaguchi
弘昭 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Home Technology Corp filed Critical Toshiba Home Technology Corp
Priority to JP7703096A priority Critical patent/JPH09265884A/ja
Publication of JPH09265884A publication Critical patent/JPH09265884A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H47/00Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current
    • H01H47/002Monitoring or fail-safe circuits

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リレー8の磨耗故障により、装置が突然使用
できなくなる不自由を前もって防止する。 【解決手段】 リレー8の実際の動作回数を、炊飯回数
として計数部12で計数する。この計数結果に基づき、比
較手段13により磨耗故障時期を予測する。リレー8が磨
耗故障を起こす前に、点検表示部22によりリレー8の点
検を促す報知を行なう。これにより、ユーザーは突然の
装置の故障による不自由を強いられない。また、ユーザ
ーは、余裕をもって、都合の良い時に点検を行なうこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一定の動作回数前
後で磨耗故障を起こすリレーを備えたリレー制御装置に
関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種のリレー
を備えたリレー制御装置は、リレーが一定の動作回数前
後で磨耗故障を起こすことから、装置の設計時にリレー
の寿命を考慮して、その寿命を満足するように各種構成
部品の階級などを選定していた。ところが、こうしたリ
レーの設計寿命に関する情報は、100%に近い確率で
発生する磨耗故障でさえ、ユーザー側には公開されてお
らず、ユーザーが期待する使用期間を満足できずに装置
が途中で故障したり、また、ある時突然故障が発生し、
装置の使用が不能になるなどの問題があった。また、特
に装置が使用できなくなると、この装置を修理するか、
あるいは、別の製品を購入するまで不自由を強いられる
というユーザー側の不満があった。
【0003】そこで本発明は上記問題点に鑑み、リレー
の磨耗故障により装置が突然使用できなくなる不自由を
前もって防止することのできるリレー制御装置を提供す
ることをその目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のリレー制御装置
は、前記目的を達成するために、一定の動作回数前後で
磨耗故障を起こすリレーを備えたリレー制御装置におい
て、前記リレーの動作回数を計数する計数手段と、前記
計数手段で計数した動作回数と前記一定の動作回数より
も少ない所定回数とを比較し、この計数手段で計数した
動作回数が所定回数を超えていたら点検要求の報知を行
なう報知手段とを備えて構成される。
【0005】この場合、リレーの動作回数を計数手段で
計数し、この計数結果に基づき報知手段が磨耗故障時期
を予測して、リレーが磨耗故障を起こす前に点検を促す
報知を行なうことが可能となる。したがって、ユーザー
は突然の装置の故障による不自由を強いられることがな
くなり、かつ、余裕をもって、都合の良い時に装置の点
検を行なえる。また、リレーの磨耗故障が前もって防止
されるので、実質的に故障の少ない極めて信頼性の高い
装置が得られる。
【0006】
【発明の実施形態】以下、炊飯器に適用された本発明の
リレー制御装置の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。先ず、図1に基づいて全体構成から説明す
ると、1は炊飯器に内蔵される制御装置本体であって、
この制御装置本体1には、演算処理機能を有するCPU
の他に、記憶装置に相当するROMやRAMと、タイマ
たる計時装置と、入出力装置などを備えたマイクロコン
ピュータ(以下、マイコンと称する。)2が設けてあ
る。また、制御装置本体1は、マイコン2の記憶内容を
停電中も保持するために、バックアップ手段としての電
池3を備えている。マイコン2の入力側ポートには、鍋
(図示せず)の温度を検出する温度センサ4からの温度
データと、操作パネル5を構成する操作部6の各種スイ
ッチからのスイッチ信号が付与されるようになってい
る。また、マイコン2の出力側ポートには、後段の炊飯
ヒータ7のヒータ駆動手段たるリレー8と、前記操作部
6とともに操作パネル5を構成するLCDなど表示部9
が接続される。
【0007】マイコン2には、それ自体の記憶装置が保
有する制御シーケンスの機能として、負荷である炊飯ヒ
ータ7を通断電制御しながら、炊飯開始からむらしに至
る各行程を処理実行する炊飯制御部11が備えてある。ま
た、マイコン2は、炊飯制御部11により炊飯が行なわれ
る毎に、これをリレー8の動作回数として計数する計数
手段としての計数部12を備えている。この計時部12で計
数した動作回数は、前記電池3により停電中も保持され
ている。
【0008】炊飯器の場合、制御装置本体1は、炊飯制
御部11による炊飯を例えば5500回実行できるような
寿命で設計を行なう。炊飯制御部11による炊飯を一回行
なうと、リレー8は平均30回開閉することが実験的に
わかっている。したがって、リレー8は、この炊飯一回
当りの開閉回数と、制御装置本体1の設計時における炊
飯の設計寿命回数とを掛け合わせた165000回以上
の開閉寿命を有する階級のものを選定する。なお、他の
電子機器に組み込む場合には、リレー8の使用頻度や製
品の設計寿命に応じて、リレー8の階級を適宜別のもの
にすればよい。本実施例の場合、マイコン2は、計時部
12で計数した炊飯を行なった動作回数と、炊飯の設計寿
命である5500回よりも若干少ない5000回(設計
寿命の約90%)の所定回数とを比較し、前記動作回数
が5000回を超えていたら、表示部9に点検要求信号
を出力する比較手段13を備えている。
【0009】図2は、表示部9の表示形態を示すもので
ある。同図において、21は、現在時刻やタイマー予約時
刻を表示する時刻表示部である。また、この時刻表示部
21の上部には、前記マイコン2の比較手段13からの点検
要求信号を受けて、「リレーを点検して下さい」なる文
字形態を表示する点検表示部22である。この点検表示部
22と比較手段13とによって、点検要求の報知を行なう報
知手段が構成される。なお、点検表示部22の表示は、実
際に点検が実施され、計数部12の動作回数がクリアされ
るまで継続する。これにより、使用者に常時点検が必要
であることを喚起できるという利点がある。
【0010】次に、上記構成につき、その作用を図3の
フローチャートに基づき説明する。制御装置本体1は、
操作パネル5の操作部6で操作された内容を、操作部6
の各スイッチからのスイッチ信号に基づきマイコン2で
判断する。そして、炊飯開始の操作が行なわれた場合
は、ステップS1にて炊飯を開始し、次のステップS2
にてリレー8をオン状態に切換えて、鍋を加熱する炊飯
ヒータ7を通電する。
【0011】その後、マイコン2の炊飯制御部11は、そ
れ自体の制御シーケンスに基づいて、リレー8を開閉す
ることにより、炊飯ヒータ7に通電する電力量を調整し
ながら、ひたし炊きから沸騰および炊き上げを経て、む
らしに至る一連の炊飯制御を行なう。
【0012】こうして、炊飯制御部11による炊飯制御が
終了すると(ステップS3)、次のステップS4にて、
マイコン2は、計数部12の内部に記憶される炊飯を行な
った回数の計数を1増加させる。その後、比較手段13
は、この計数部12の計数が所定回数である5000回以
下であるか否かを判断し(ステップS5)、計数部12の
計数が5000回を超えていたら、次のステップS6に
て点検要求信号を表示部9に出力して、ステップS7の
終了に移行する。以後、表示部9の点検表示部22には、
リレー8の点検を促す旨の表示が常時行なわれることに
なる。このリレー8の点検は、メーカーのサービス部門
などで行なわれるが、リレー8の機能評価で必要があれ
ば、リレー8自体の交換が行なわれる。一方、前記ステ
ップS6にて、計数部12の計数が5000回以下の場合
には、ステップS6の手順は行なわれず、そのままステ
ップS7の終了に至る。
【0013】以上のように、本実施例によれば、リレー
8の実際の動作回数を、炊飯回数として計数部12で計数
し、この計数結果に基づき比較手段13により磨耗故障時
期を予測して、リレー8が磨耗故障を起こす前に、点検
表示部22でリレー8の点検を促す報知を行なうようにし
ている。したがって、ユーザーは突然の装置の故障によ
る不自由を強いられることがなくなり、かつ、余裕をも
って、都合の良い時に装置の点検を行なうことができ
る。また、リレー8の磨耗故障が前もって防止されるの
で、実質的に故障の少ない極めて信頼性の高い装置を得
ることが可能となる。
【0014】つまり、リレー8の動作回数を計数する計
数部12と、計数部12で計数した動作回数とリレー8が磨
耗故障を起こす一定の動作回数よりも少ない所定回数と
を比較し、この計数部12で計数した動作回数が所定回数
を超えていたら、点検要求の報知を行なう比較手段13お
よび点検表示部22を備えることにより、リレー8の磨耗
故障によって、装置が突然使用できなくなる不自由を前
もって防止することができるとともに、リレー8の磨耗
故障の少ない信頼性の高い装置を得ることが可能とな
る。
【0015】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実
施が可能である。例えば、本実施例では、リレー8の動
作回数を炊飯回数に置き換えて、計数部12による計数を
行なっているが、リレー8の動作回数そのものを直接計
数してもよく、リレー8の動作回数をリレー8の動作時
間に置き換えて計数してもよい。また、計数部12の計数
記憶手段としては、不揮発性の例えばEEPROMなど
を用いてもよい。さらに、報知手段としては、光(ラン
プなど)によるものや、音(ブザーや音声)によるもの
を、その出力手段として用いてよい。また、実施例では
炊飯器に言及して説明を行なっているが、リレーを搭載
したあらゆる電子機器に本発明のものを適用することが
できる。
【0016】
【発明の効果】本発明のリレー制御装置は、前記目的を
達成するために、一定の動作回数前後で磨耗故障を起こ
すリレーを備えたリレー制御装置において、前記リレー
の動作回数を計数する計数手段と、前記計数手段で計数
した動作回数と前記一定の動作回数よりも少ない所定回
数とを比較し、この計数手段で計数した動作回数が所定
回数を超えていたら点検要求の報知を行なう報知手段と
を備えたものであり、リレーの磨耗故障により装置が突
然使用できなくなる不自由を前もって防止することがで
き、併せて、リレーの磨耗故障の少ない信頼性の高い装
置を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す炊飯器に適用されたリ
レー制御装置のブロック構成図である。
【図2】同上表示部の正面図である。
【図3】同上動作処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
8 リレー 12 計数部(計数手段) 13 比較手段(報知手段) 22 点検表示部(報知手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の動作回数前後で磨耗故障を起こす
    リレーを備えたリレー制御装置において、前記リレーの
    動作回数を計数する計数手段と、前記計数手段で計数し
    た動作回数と前記一定の動作回数よりも少ない所定回数
    とを比較し、この計数手段で計数した動作回数が所定回
    数を超えていたら点検要求の報知を行なう報知手段とを
    備えたことを特徴とするリレー制御装置。
JP7703096A 1996-03-29 1996-03-29 リレー制御装置 Pending JPH09265884A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7703096A JPH09265884A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 リレー制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7703096A JPH09265884A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 リレー制御装置

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JPH09265884A true JPH09265884A (ja) 1997-10-07

Family

ID=13622363

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7703096A Pending JPH09265884A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 リレー制御装置

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JP (1) JPH09265884A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009170261A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Daikin Ind Ltd 素子動作回数記録装置及び素子動作回数誤差推定方法
JP2010071991A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Daeryuk Co Ltd 電子接触器の寿命予測装置
EP2239752A1 (de) * 2009-04-08 2010-10-13 Pilz GmbH & Co. KG Sichere Schalteinrichtung und modulares fehlersicheres Steuerungssystem

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EP2239752B2 (de) 2009-04-08 2022-03-30 Pilz GmbH & Co. KG Sichere Schalteinrichtung und modulares fehlersicheres Steuerungssystem

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040531