JPH09265789A - メモリ回路 - Google Patents

メモリ回路

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JPH09265789A
JPH09265789A JP7003896A JP7003896A JPH09265789A JP H09265789 A JPH09265789 A JP H09265789A JP 7003896 A JP7003896 A JP 7003896A JP 7003896 A JP7003896 A JP 7003896A JP H09265789 A JPH09265789 A JP H09265789A
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JP
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rom
board
data
terminal
socket
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JP7003896A
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English (en)
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Takashi Hasebe
孝 長谷部
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はメモリ回路に関し、元のEP−RO
M回路を変更することなく、プログラミングデータを格
納したメモリを安定に供給することができるメモリ回路
を提供することを目的としている。 【解決手段】 プログラミングデータを必要とするマイ
クロコンピュータを内蔵するプリント基板と、該プリン
ト基板上に設けたEP−ROMソケットにEP−ROM
に代わるプログラミングデータ記憶回路を接続して構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメモリ回路に関し、
更に詳しくはEP−ROMを他の種類のメモリで置換で
きるようにしたメモリ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータを搭載した回路基
板では、ROM(リードオンリメモリ)は不可欠な回路
部品である。細かな対応が求められる製品では、データ
の消去が可能なEP−ROMは重宝されていた。EP−
ROMは、光の照射によりデータを消去できるようにし
た書き込み可能な不揮発性メモリである。このような形
態は、例えばプリント基板の試作段階において、プログ
ラムの一部を変更する必要がある場合等に用いられる。
そして、このメモリ部には、ソケットを介してEP−R
OMが接続できるようになっている。システムの仕様が
決定された後には、このEP−ROMの代わりに通常の
マスクROMやワンタイムROMの再書き込み不可能な
ROMがプリント基板に直接半田付けされたものとな
る。
【0003】従来、この種のEP−ROM搭載基板は、
そのEP−ROMが安定して供給されている限りは特に
問題がない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したEP−ROM
が半導体メーカの都合により、ピンの配置や間隔が変更
された場合は、ピッチ変換基板等を用いることにより、
従来のEP−ROM搭載基板を使用することができる。
【0005】しかしながら、EP−ROMを製造してい
る半導体メーカが製造を中止したり、供給停止したりす
ると、製造済みのEP−ROM搭載基板やマイクロコン
ピュータを搭載したROMを必要とする回路基板では、
高コストや入手難の点からメンテナンス及び製造が困難
になってきている。大手半導体メーカの製造停止は、更
に入手難を招いている。
【0006】EP−ROMの入手難は、以下の2つの問
題を発生させた。 製造済みの回路基板を破棄し、新しいメモリ回路に変
更する必要がある。これにより、イニシャアルコストを
抑え、製品コストの変動を与えて製品価格を上げる必要
が出てくる。 製造済みの回路基板に対して、メンテナンスすること
が困難になる。これは、製造済みの製品にプログラミン
グデータの変更を実施したい時、EP−ROMで設計さ
れていたユニットについては基板交換という高コストを
製品ユーザに求めなければならない。
【0007】第1の問題では、割高な製品を購入するこ
とになり、第2の問題では、メンテナンスサービスを受
けにくい環境となる。これら問題による被害者は、製品
ユーザである。その一方で、フラッシュメモリは供給が
安定している。ここで、フラッシュメモリとは、メモリ
内の所定の単位でデータの消去が可能な不揮発性メモリ
である。不揮発性メモリとは、動作電源を切っても記憶
されているデータが失われないメモリを総称している。
代表的には、4種類に分けることができる。マスクRO
Mは、チップ製造時に使うマスクでデータを書き込むも
ので、完全に読み出ししかできないメモリ、EP−RO
M(UVEPROM)は、電気的に書き込み可能で、消
去は紫外線により一括消去できるデバイスで本発明の置
き換え対象デバイス、フラッシュメモリは、書き込みは
バイト単位で可能であるが、消去はブロック単位で行な
うデバイス(但し、フラッシュメモリは、1Mビット以
下のタイプに一括消去できるものがある)、EEPRO
Mは、バイト単位で書き込み/消去が可能でフル機能型
EEPROMとも呼ばれる。
【0008】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、元のEP−ROM回路を変更することな
く、プログラミングデータを格納したメモリを安定に供
給することができるメモリ回路を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
本発明は、プログラミングデータを必要とするマイクロ
コンピュータを内蔵するプリント基板と、該プリント基
板上に設けたEP−ROMソケットにEP−ROMに代
わるプログラミングデータ記憶回路を接続して構成され
ることを特徴としている。
【0010】この発明の構成によれば、EP−ROMを
取り付ける位置にEP−ROMに代わる他のプログラミ
ングデータ記憶回路をソケットを介して接続することに
より、元のEP−ROM回路を変更することなく、プロ
グラミングデータを格納したメモリを安定に供給するこ
とができる。
【0011】この場合において、前記プログラミングデ
ータ記憶回路は、フラッシュメモリを搭載する第1の変
換基板を具備し、該第1の変換基板はEP−ROMと同
じピン配置を持つようにパターンが形成され、前記プリ
ント基板と接続させるソケットが第1の変換基板裏面に
形成されてなることを特徴としている。
【0012】この発明の構成によれば、プログラミング
データが記憶されるフラッシュメモリが搭載された基板
を元のプリント基板上に設けたソケットに接続すること
により、容易にEP−ROMと等価な回路を実現するこ
とができる。
【0013】また、前記プログラミングデータ記憶回路
は、データの消去及び書き込みが可能であることを特徴
としている。この発明の構成によれば、プログラミング
データ記憶回路をデータ消去とデータ書き込みが可能と
することにより、EP−ROMに格納されているデータ
と同じデータを書き込み、或いは消去することが可能と
なる。
【0014】また、前記プログラミングデータ記憶回路
は、データの消去と書き込みを行なう変換基板に接続さ
れてデータの消去と書き込みを行ない、前記プリント基
板に接続されてデータの読み出しを行なうことを特徴と
している。
【0015】この発明の構成によれば、プログラミング
データ記憶回路を変換基板に接続することにより、RO
Mライタでデータを書き込むことができ、データの消去
と書き込みを行なったプログラミングデータ記憶回路を
プリント基板に容易に接続して、EP−ROMに代わる
ことができる。
【0016】更に、前記プログラミングデータ記憶回路
は、データ消去・書き込みモードと、データ読み出しモ
ードに切り替えることができる設定手段を設けたことを
特徴としている。
【0017】この発明の構成によれば、ROMライタに
よりデータの消去や書き込みを行なう場合には設定手段
によりデータ消去・書き込みモードに設定し、プリント
基板に接続した時にはデータ読み出しモードに設定する
ことができ、取扱いが便利になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。図1は本発明の一実施の
形態例を示す構成図で、側面図である。図において、1
0はプログラミングデータを必要とするマイクロコンピ
ュータを内蔵するプリント基板、11は該プリント基板
10に設けられたソケット(EP−ROMソケット)で
ある。該ソケット11は、プリント基板10に例えば半
田付けで固着されている。
【0019】21はフラッシュメモリ22が搭載される
第1の変換基板、23は該第1の変換基板21の裏面に
設けられたソケットである。該ソケット23は、第1の
変換基板21に例えば半田付けで固着されている。これ
ら第1の変換基板21,フラッシュメモリ22及びソケ
ット23とでプログラミングデータを記憶するプログラ
ミングデータ記憶回路20を構成している。
【0020】このように構成されたメモリ回路を説明す
れば、以下の通りである。 (1)EP−ROMが4Mビットで、データ幅が16ビ
ットの場合 EP−ROMソケット11には、通常はEP−ROMが
搭載される。図2はEP−ROMとフラッシュメモリの
ピン配置例を示す図である。(a)がEP−ROM、
(b)がフラッシュメモリで、パッケージがSOPタイ
プを示す。EP−ROMとしては、例えばHN27C4
096G(株式会社日立製作所製)が用いられ、フラッ
シュメモリとしては例えばMBM29F400(AMD
社製)が用いられる。
【0021】EP−ROMにおいて、端子1はプログラ
ム電源Vpp端子、端子2はCE※(チップイネーブ
ル)端子(※は負論理を示す)、端子3〜端子10はデ
ータ入出力端子(I/O)、端子11は電源Vss(G
ND)端子、端子12〜端子19まではデータ入出力端
子(I/O)、端子20はOE※(アウトプットイネー
ブル)端子、端子21〜端子29まではアドレス端子、
端子30は電源Vss端子(GND端子)、端子31〜
端子39まではアドレス端子、端子40は電源Vcc端
子(5V端子)であり、40ピンのパッケージである。
以上より明らかなように、EP−ROMは40ピン構成
であり、データ入出力端子はI/O0〜I/O15まで
16ビット、アドレス端子はA0〜A17までの18ビ
ットである。
【0022】一方、フラッシュメモリにおいて、端子1
はNC(ノーコネクション)、端子2は稼働中である場
合に“0”、それ以外の場合に“1”を出力するRY/
BY※端子(レディ/ビジー端子)、端子3〜端子11
はアドレス端子、端子12はCE※(チップイネーブ
ル)端子、端子13は電源Vss(GND)端子、端子
14はOE※(アウトプットイネーブル)端子、端子1
5〜端子22はデータ端子、端子23は電源(5V)端
子、端子24〜端子31はデータ端子、端子32は電源
Vss(GND)端子、端子33は8ビットと16ビッ
トを切り替えるBYTE※端子である。端子34〜端子
42はアドレス端子、端子43はWE※(ライトイネー
ブル)端子、44はRESET※(リセット)端子であ
る。以上より明らかなように、フラッシュメモリは、4
4ピン構成であり、データ端子はDQ0 〜DQ15までの
16ビット、アドレス端子はA0 〜A17までの18ビッ
ト構成である。
【0023】このように、EP−ROMとフラッシュメ
モリは、ピン数も端子の機能も異なるものであるため
に、フラッシュメモリ22をEP−ROMのソケット1
1にそのまま接続できるように、即ちピンコンパーチブ
ルとなるように、第1の変換基板21にフラッシュメモ
リ22を例えば半田付けした後、ピンをEP−ROMに
合わせるためのパターンを第1の変換基板21のプリン
ト板上に作成する必要がある。
【0024】このように、本発明によれば、プログラミ
ングデータが記憶されるフラッシュメモリが搭載された
基板を元のプリント基板10上に設けたソケットに接続
することにより、容易にEP−ROMと等価な回路を実
現することができる。従って、元のEP−ROM回路を
変更することなく、プログラミングデータを格納したメ
モリを安定に供給することができる。
【0025】図3は変換基板の外観構成例を示す図で、
上面図である。ここで、変換基板とは、フラッシュメモ
リのピンをEP−ROMのピンとコンパーチブルとなる
ようにする基板のことである。図に示すように、第1の
変換基板21上にフラッシュメモリ22が取り付けられ
ており、第1の変換基板21には、ピン数40のスルー
ホール24が形成され、第1の変換基板21の裏側から
ソケット23が半田付けされている。このように構成さ
れた第1の変換基板21は、EP−ROMと同等の機能
を持つことになる。そして、ソケット23をプリント基
板10上に設けられたソケット11に接続することによ
り、フラッシュメモリがEP−ROMの代わりの機能を
果たすことになる。フラッシュメモリ22は、第1の変
換基板21上にSOP(フラット)ソケットを用いて実
装することができるが、プリント板上に直に半田付けし
て固着してもよい。
【0026】図4は変換基板の構成例を示す回路図であ
る。図において、フラッシュメモリ22の各端子に接続
されるパターンが第1の変換基板21上にEP−ROM
とコンパーチブルとなるように、形成されている。図の
左右のピン番号は、EP−ROMのピン番号と対応して
いる。図中に示すJP1〜JP3はジャンパ部である。
図に示す第1の変換基板21は、プリント基板10に搭
載する前に、ROMライタでプログラムの書き込みと消
去ができるようにする必要がある。そこで、これらジャ
ンパ部が設けられているものである。
【0027】図中において、JP1は接点3と接点2と
が接続されている。この状態では、フラッシュメモリ2
2のCE端子が端子2に接続され、EP−ROMの端子
2の機能であるCEと同じになっており、プログラミン
グデータ読み出しモードである。接点3が接点1と接続
される場合は、プログラミングデータ書き込みモード時
の設定となり、端子2はフラッシュメモリのアドレスA
D17に接続される。JP2は接点3と接点2が接続さ
れ、フラッシュメモリのアドレスAD17に接続され、
プログラミングデータ読み出しモードである。接点3が
接点1と接続される場合には、フラッシュメモリ22の
WE端子が端子39に接続され、ライトイネーブル入力
端子となり、プログラミングデータ書き込みモードとな
る。JP3は、接点3が接点2と接続され、5Vに接続
されている。これは、フラッシュメモリ22のBYTE
※端子に接続され、データ幅が16ビットモードに設定
されている。接点3が接点1と接続される場合には、B
YTE※端子は接地され、8ビットデータ取扱いモード
となり、後述のケース2の場合に用いられる。
【0028】なお、図に示す回路をROMライタに接続
してプログラミングデータの書き込みを行なう場合に
は、図の回路をROMライタのDIPソケットに接続し
て実行する。例えば、アバールデータ製PKW5100
のアダプタGX−1のDIPソケットに接続し、対象デ
バイスMBM29F400を指定し、イレース(消去)
又はプログラミング(データの書き込み)を選択すれ
ば、データの消去やデータの書き込みが実行できる。
【0029】プログラミングデータの読み出しを行なう
場合には、ROMライタにより書き込まれた変換基板2
0の設定(ジャンパ部1,2)を読み出しモードに設定
後、図1に示すようにプリント基板10に接続して使用
する。その後のメンテナンスは、ジャンパ部1,2の設
定を切り替えてROMライタを使用すれば、EP−RO
Mの紫外線消去ではなく、ROMライタでの消去、RO
Mライタでのデータ書き込みを実行すればよいことにな
る。
【0030】このように、本発明によれば、プログラミ
ングデータ記憶回路20をデータ消去とデータ書き込み
が可能とすることにより、EP−ROMの場合と全く同
様にデータの消去、或いはデータの書き込みができるこ
とになる。
【0031】また、プログラミングデータ記憶回路20
をROMライタに接続することにより、ROMライタで
データ消去やデータ書き込みを行なったプログラミング
データ記憶回路をプリント基板10に接続して、容易に
EP−ROMに代わることができる。
【0032】更に、前記プログラミングデータ記憶回路
20は、データ消去・書き込みモードと、データ読み出
しモードに切り替えることができる設定手段(図4のジ
ャンパ部JP1〜JP2)を設けることにより、ROM
ライタによりデータの書き込みと消去を行なう場合には
設定手段によりデータ消去・書き込みモードに設定し、
プリント基板10に接続した時にはデータ読み出しモー
ドに設定することができ、取扱いが便利になる。
【0033】(2)EP−ROMが4Mビットで、デー
タ幅が8ビットの場合 ここでは、EP−ROMが4Mビットで、データ幅が8
ビットの場合のプログラミングデータ記憶回路20の実
現方法について述べる。図5は容量4Mビットでデータ
幅が8ビットのEP−ROMであるHN27C4001
Gのピン配置例を示す図で、ピン数32である。端子1
はプログラム電源Vpp、端子2〜端子12はアドレス
端子、端子13〜端子15はデータ入出力端子、端子1
6は電源Vss(GND)端子、端子17〜端子21は
データ入出力端子、端子22はCE※(チップイネーブ
ル)端子、端子23はアドレス端子、端子24はOE※
(アウトプットイネーブル)端子、端子25〜端子31
はアドレス端子、端子32は電源Vcc(5V)端子で
ある。
【0034】この実施の形態例では、フラッシュメモリ
としては(1)の場合と同じ29F400を用いるもの
とする。図6は本発明の他の実施の形態例を示す構成図
で、ROMライタによるデータ書き込み時の構成例を示
している。図は側面状態を示す。図において、30はR
OMライタプリント基板、31は該ROMライタプリン
ト基板30に設けられたソケット、22はフラッシュメ
モリ、21は該フラッシュメモリ22が搭載されるプリ
ント基板(第1の変換基板)、25は第1の変換基板2
1の裏面に設けられたSMT(表面実装技術)対応コネ
クタである。40は第1の変換基板21のピン配置をR
OMライタ用のピン配置に変換するROMライタ変換基
板、41は該ROMライタ変換基板40の表面に設けら
れたコネクタ、42は同じくROMライタ変換基板40
の裏面に設けられたソケットである。コネクト25と4
1を接続することにより、第1の変換基板21とROM
ライタ変換基板40とが接続され、ソケット42とソケ
ット31を接続することにより、ROMライタ変換基板
40とROMライタプリント基板30とが接続される。
そして、第1の変換基板21,フラッシュメモリ22,
ソケット23とでプログラミングデータ記憶回路20を
構成している。
【0035】図7は第1の変換基板21の他の外観構成
例を示す図である。このケース2の場合に用いるEP−
ROMがデータ幅が8ビットであるので、上位8ビット
DQ8 〜DQ15はパターン不要に思えるが、フラッシュ
メモリのデータ消去やデータ書き込みには上位6ビット
も必要な信号線である。そこで、コネクタ25に半田付
けするための信号線は40ホールのスルーホールを必要
とする。
【0036】このように構成された回路において、第1
の変換基板21にはフラッシュメモリ22を実装する。
具体的には、プリント基板上にフラッシュメモリ22を
半田付けにより固着する。この第1の変換基板21の裏
面には、SMT対応コネクタ25を実装し、ROMライ
タ変換基板40のコネクタ41と接続する。ここで、第
1の変換基板21上に形成するパターンは、図4に示す
回路と同じになり、1〜40の番号がSMTコネクタの
接続番号となる。また、第2の変換基板では、SMTコ
ネクタの信号を受け、対象となるEP−ROMにあった
ピン配置にレイアウトを行なう。ここで、SMT対応コ
ネクタを使用する理由は、以下の通りである。 超小型部品であることから、EP−ROMソケットの
面積に該当する変換基板内に収まる。 基板間3.0mmでスタッキングできることから、低
い高さで実現できる。
【0037】なお、フラッシュメモリ22からコネクタ
への接続については、基板設計での一般的な制限しかな
い。しかし、部品の両面実装からスルーホール24によ
り表面と裏面の電気的接続を実現している。
【0038】ROMライタ変換基板40は、SMT対応
コネクタ25とペアとなるべきコネクタ41とROMラ
イタの端子配列に合ったピンが必要となる。なお、信号
の接続情報や、ピンのレイアウトは、ROMライタの機
種やメーカにより異なるので、ROMライタ変換基板4
0上に形成するパターンは、ROMライタの機種やメー
カに合わせて作成することになる。
【0039】また、EP−ROMのデータ幅が8ビット
であるので、その設定もROMライタ変換基板40に反
映させる。フラッシュメモリとして、図2の(b)に示
すMBM29F400を用いる場合、デバイス端子のB
YTE※端子(33番端子)を制御した回路となる。即
ち、BYTE※端子を“0”に設定して8ビット専用と
する(図4のJP3参照)。
【0040】図6の状態でROMライタよりプログラミ
ングデータの書き込みと消去が終了した第1の変換基板
21は、図6に示す状態から引き抜かれ、図8に示す状
態でプリント基板10に接続され、プログラムデータ読
み出しモードとして使用される。図8は本発明の他の実
施の形態例を示す構成図で、上面図と側面図を示す。図
において、10はプログラミングデータを必要とするマ
イクロコンピュータを内蔵するプリント基板、12は該
プリント基板10上に設けられたソケットである。
【0041】22はフラッシュメモリ、21は該フラッ
シュメモリ22が搭載される第1の変換基板、25は該
第1の変換基板21の裏面に設けられたコネクタであ
る。50は第1の変換基板21で形成されたピンパター
ンをEP−ROM(HN27C4001G)用のピンパ
ターンに変換する第2の変換基板である。51は第2の
変換基板50の表面に設けられ、前記コネクタ25と接
続するためのコネクタ、52は第2の変換基板50の裏
面に設けられ、前記ソケット12と接続するためのソケ
ットである。
【0042】第2の変換基板50は、SMT対応コネク
タ25に対応するコネクタ51と、EP−ROMの端子
配列に合ったピンパターンが必要になるが、接続対象の
EP−ROMの種類により、ピンの配置が異なるので、
それに合わせる必要がある。EP−ROMとしてHN2
7C4001G(株式会社日立製作所製)を用いる場合
には、図5に示すピンパターン配置を第2の変換基板5
0上に形成する必要がある。
【0043】このような構成によれば、第2の変換基板
50に第1の変換基板21を接続したものを、プリント
基板10上のソケット12に接続することにより、あた
かもEP−ROMであるHN27C4001Gをプリン
ト基板10に接続したのと等価な回路を実現することが
できる。
【0044】このケース2の実施の形態例では、消去・
書き込みに使用する電源が、リードオンリと異なるデバ
イスにも適用することができる。更に、変換基板の設計
により、フラッシュメモリのデバイス形状が、SOPと
異なるデバイス形状にも適用することができる。
【0045】最後に、前記ケース1の場合とケース2の
場合の相違点を列挙すれば、以下の通りである。 (a)ROMライタの使用方法 ケース1:ジャンパの設定変更で、そのまま使用でき
る。 ケース2:ROMライタ用基板に差し替え、ジャンパの
設定を変える。 (b)EP−ROM基板への実装 ケース1:ジャンパの設定変更で、そのまま使用でき
る。 ケース2:EP−ROM用基板に差し替え、ジャンパの
設定を変える。 (c)ケース2の第1の変換基板は、ケース1の変換基
板と共通のパターン設計が可能である。
【0046】上述の実施の形態例では、EP−ROMと
してHN27C4096G,HN27C4001Gを用
い、フラッシュメモリとしてMBM29F400を用い
た場合を例にとったが、本発明はこれに限るものではな
く、その他の任意のEP−ROMとフラッシュメモリを
用いる場合にも、同様に適用することができる。
【0047】また、本実施の形態例での記憶素子はフラ
ッシュメモリに限ったものではなく、例えばEEPRO
Mによる実現も同様に適用することができる。
【0048】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、プログラミングデータを必要とするマイクロコ
ンピュータを内蔵するプリント基板と、該プリント基板
上に設けたEP−ROMソケットにEP−ROMに代わ
るプログラミングデータ記憶回路を接続して構成するこ
とにより、EP−ROMを取り付ける位置にEP−RO
Mに代わる他のプログラミングデータ記憶回路をソケッ
トを介して接続することにより、元のEP−ROM回路
を変更することなく、プログラミングデータを格納した
メモリを安定に供給することができる。
【0049】この場合において、前記プログラミングデ
ータ記憶回路は、フラッシュメモリを搭載する第1の変
換基板を具備し、該第1の変換基板はEP−ROMと同
じピン配置を持つようにパターンが形成され、前記プリ
ント基板と接続させるソケットが第1の変換基板裏面に
形成されてなることにより、プログラミングデータが記
憶されるフラッシュメモリが搭載された基板を元のプリ
ント基板上に設けたソケットに接続することにより、容
易にEP−ROMと等価な回路を実現することができ
る。
【0050】また、前記プログラミングデータ記憶回路
は、データの消去及び書き込みが可能であることによ
り、プログラミングデータ記憶回路をデータ消去とデー
タ書き込みが可能とすることにより、EP−ROMに格
納されているデータと同じデータを書き込み、或いは消
去することが可能となる。
【0051】また、前記プログラミングデータ記憶回路
は、データの消去と書き込みを行なう変換基板に接続さ
れてデータの消去と書き込みを行ない、前記プリント基
板に接続されてデータの読み出しを行なうことにより、
プログラミングデータ記憶回路を変換基板に接続するこ
とにより、ROMライタでデータを書き込むことがで
き、データの書き込みと消去を行なったプログラミング
データ記憶回路をプリント基板に容易に接続して、EP
−ROMに代わることができる。
【0052】更に、前記プログラミングデータ記憶回路
は、データ消去・書き込みモードと、データ読み出しモ
ードに切り替えることができる設定手段を設けることに
より、ROMライタによりデータの書き込みと消去を行
なう場合には設定手段によりデータ消去・書き込みモー
ドに設定し、プリント基板に接続した時にはデータ読み
出しモードに設定することができ、取扱いが便利にな
る。
【0053】このように、本発明によれば、元のEP−
ROM回路を変更することなく、プログラミングデータ
を格納したメモリを安定に供給することができるメモリ
回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例を示す構成図である。
【図2】EP−ROMとフラッシュメモリのピン配置例
を示す図である。
【図3】変換基板の外観構成例を示す図である。
【図4】変換基板の構成例を示す回路図である。
【図5】4MビットEP−ROM(データ幅8ビット)
のピン配置例を示す図である。
【図6】ROMライタによるデータ書き込み時の構成例
を示す図である。
【図7】変換基板の他の外観構成例を示す図である。
【図8】本発明の他の実施の形態例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
10 プリント基板 11 ソケット 20 プログラミングデータ記憶回路 21 第1の変換基板 22 フラッシュメモリ 23 ソケット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラミングデータを必要とするマイ
    クロコンピュータを内蔵するプリント基板と、 該プリント基板上に設けたEP−ROMソケットにEP
    −ROMに代わるプログラミングデータ記憶回路を接続
    して構成されるメモリ回路。
  2. 【請求項2】 前記プログラミングデータ記憶回路は、
    フラッシュメモリを搭載する第1の変換基板を具備し、 該第1の変換基板はEP−ROMと同じピン配置を持つ
    ようにパターンが形成され、前記プリント基板と接続さ
    せるソケットが第1の変換基板裏面に形成されてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のメモリ回路。
  3. 【請求項3】 前記プログラミングデータ記憶回路は、
    データの消去及び書き込みが可能であることを特徴とす
    る請求項1記載のメモリ回路。
  4. 【請求項4】 前記プログラミングデータ記憶回路は、
    データの消去と書き込みを行なう変換基板に接続されて
    データの消去と書き込みを行ない、前記プリント基板に
    接続されてデータの読み出しを行なうことを特徴とする
    請求項1記載のメモリ回路。
  5. 【請求項5】 前記プログラミングデータ記憶回路は、
    データ消去・書き込みモードと、データ読み出しモード
    に切り替えることができる設定手段を設けたことを特徴
    とする請求項1記載のメモリ回路。
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