JPH09265750A - スライダ及びその形成方法並びにシステム - Google Patents

スライダ及びその形成方法並びにシステム

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JPH09265750A
JPH09265750A JP9028745A JP2874597A JPH09265750A JP H09265750 A JPH09265750 A JP H09265750A JP 9028745 A JP9028745 A JP 9028745A JP 2874597 A JP2874597 A JP 2874597A JP H09265750 A JPH09265750 A JP H09265750A
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JP
Japan
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slider
air bearing
bearing surface
edge portion
support structure
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Pending
Application number
JP9028745A
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English (en)
Inventor
Sanford A Bolasna
サンフォード・エイ・ボラスナ
Laurence S Samuelson
ローレンス・エス・サミュエルソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
    • G11B5/6005Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/4902Electromagnet, transformer or inductor
    • Y10T29/49021Magnetic recording reproducing transducer [e.g., tape head, core, etc.]
    • Y10T29/49032Fabricating head structure or component thereof
    • Y10T29/49036Fabricating head structure or component thereof including measuring or testing
    • Y10T29/49041Fabricating head structure or component thereof including measuring or testing with significant slider/housing shaping or treating

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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 スライダとディスク間の最小機械間隔と、磁
気ヘッドとディスク間の間隔との差を最小化するエア・
ベアリング面形状を有するスライダ。 【解決手段】 後縁部114レールにおける浅いエッチ
ング部分150がスライダが記録媒体により接近して浮
上し、回転に対する感度の低下を可能にする。スライダ
は支持構造126と、支持構造上に隆起する側縁部11
6、118及びエア・ベアリング面を有する少なくとも
1つのレール120、122、124を含む。レールは
少なくとも磁気素子128を含む。磁気素子近傍のレー
ルの側縁部がエッチングされ、レールとディスクとの衝
突を阻止する。磁気素子近傍のレールの側縁部がエア・
ベアリング面よりも低く、支持構造よりは高くなる。エ
ア・ベアリング面内の浅いエッチングがスライダとディ
スク間の最小機械間隔と、磁気ヘッドとディスク間の間
隔との差を最小化し、トランスジューサ間隔を最適化す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に、記録媒体と
共に使用されるエア・ベアリング・スライダ及びその形
成方法に関し、特にスライダとディスク間の最小機械間
隔と、磁気ヘッドとディスク間の間隔との差を最小化す
るエア・ベアリング面形状を有するスライダ及びその形
成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置は、同心データ
・トラックを有する少なくとも1つの回転磁気媒体ディ
スク、様々なトラック上のデータを読取り、また書込む
読取り/書込みトランスジューサ、一般に浮上モードに
おいて、トランスジューサを媒体上でトラックに接近し
て保持するエア・ベアリング・スライダ、エア・ベアリ
ング・スライダ及びトランスジューサをデータ・トラッ
ク上で弾力的に保持するサスペンション、及びサスペン
ションに結合され、トランスジューサを媒体を横切り所
望のデータ・トラックに移動し、読取りまたは書込み動
作の間にトランスジューサをデータ・トラック上で維持
する位置決めアクチュエータを利用する情報記憶装置で
ある。一般にはハウジングにディスクが結合されてディ
スクを遮蔽している。
【0003】磁気記録技術では、情報が記録され、確実
に読出され得る面積密度を改善することが絶えず望まれ
ている。磁気ディスク装置の記録密度は、トランスジュ
ーサと磁気媒体間の距離により制限されるので、エア・
ベアリング・スライダ設計の目標は、エア・ベアリング
・スライダを磁気媒体と接触させないように可能な限り
磁気媒体に接近して"浮上"させることである。トランス
ジューサがディスク上の接近領域から発する磁場を見分
けることができるように、間隔または"浮上量"またはク
リアランスが小さいことが望まれる。
【0004】ゾーン・ビット記録は、磁気ディスク記憶
ファイルにおいて、著しい性能または容量の改善を提供
することができる。この技術を容易にするために、ディ
スクの内径(ID)から外径(OD)に及ぶ全てのゾー
ンに渡り、読取り/書込みヘッドとディスクとの間で、
一定の距離を維持することが望まれる。また、振幅及び
分解能を増し、更に面積密度及びファイル容量を増すた
めにデータ・ゾーンに渡り、可能な限り低く浮上するこ
とが望ましい。しかしながら、小さな浮上量は、磁気デ
ィスク記憶ファイルにおいて、始動/停止寿命並びに長
期間浮上性の両方に関し、機械的信頼性の問題を生じ
る。
【0005】データ・ゾーンに渡る一定の浮上量は、ス
ライダ設計における重要な挑戦を提示する。なぜなら、
回転ディスクにより生成される気流速度の絶対値、及び
エア・ベアリング・スライダに対する方向の両者が、ロ
ータリ・アクチュエータ・ファイルの全ての半径におい
て変化するからである。
【0006】エア・ベアリング・スライダはまた、回転
による浮上量の変化にも遭遇する。ディスク回転に対し
てゼロ・スキューを有するエア・ベアリング・スライダ
では、回転はエア・ベアリング・スライダの水平軸の回
転角の測定である。回転の変化は弾力的に装着されるス
ライダがスキューを有する空気流に遭遇するとき、また
はアクチュエータがディスクとの接触に遭遇するとき、
発生する。回転変化に感応しないことがエア・ベアリン
グ・スライダにとって極めて重要である。
【0007】最後に、エア・ベアリング・スライダは、
アクチュエータがディスクの様々な位置上のデータをア
クセスするために半径方向に高速に移動する間に状態の
変化に遭遇する。ディスクを横切る高速移動は、大きな
スライダ回転、ピッチ及びスキューを生じ得り、結果的
に浮上の変化が生じ得る。このことが、エア・ベアリン
グ・スライダが回転、ピッチ及びスキューの変化に影響
されてはならない別の理由である。
【0008】通常のテーパフラット・タイプのスライダ
は、ゾーン・ビット記録における一定間隔の要求を満足
することができない。ほとんどのロータリ・アクチュエ
ータ構成では、テーパ・フラットなスライダの浮上量は
ヘッドがIDから外側に移動するにつれ、急速に増加す
る。ヘッドがデータ・バンドの中央に近づくと、浮上量
は最大間隔に達し、これは初期ID浮上量の最大2倍に
なり得る。そこから、エア・ベアリング・スライダがデ
ィスクの外縁に向けて移動するにつれ、クリアランスが
低下する。
【0009】浮上量の前記の任意の変化が生じると、エ
ア・ベアリング・スライダと高速に回転する記録媒体と
の接触が生じ得る。こうした接触は、エア・ベアリング
・スライダ及び記録面の摩耗を生じ、潜在的には致命的
となる。
【0010】従来のスライダ設計では、1つ以上の前記
の感度を解決することにより、この問題を回避しようと
試み、それにより、エア・ベアリング・スライダが遭遇
し得る状態変化の下でも、一様な浮上量を有するエア・
ベアリング・スライダを生成しようとした。要求される
空気力学的性能を提供するために、エア・ベアリング面
に対する別の設計が開発された。更に、これらの設計は
しばしば、所望される平坦なヘッド/ディスク間間隔を
達成するために、スライダのピッチと回転との間のトレ
ードオフを利用する。しかしながら、エア・ベアリング
面を提供するレール幅もまた読取り/書込みトランスジ
ューサを収容可能でなければならない。結果的に、スラ
イダの浮上姿勢の変化が、スライダとディスク間の機械
的な間隔を一層狭め、それに対応して、磁気ヘッドとデ
ィスク間の間隔を増加させる。
【0011】例えば、図1は前縁部12、後縁部14、
及び2つの側縁部16、18を有する従来のスライダ1
0を示す。ディスクが回転を開始すると、スライダは図
示のように、前縁部12が後縁部14に対して持ち上げ
られ、ピッチを刻む。図1に示されるスライダは、所与
の性能基準を満たすために、2つの側方レール20、2
2及び中央レール24を含む。2つの側方レール20、
22及び中央レール24は、支持構造26上に配置され
る。トランスジューサ28が中央レール24上の後縁部
14に配置され、ディスクに対して読取り/書込み動作
を実行する。図2はスライダ10の後縁部14における
中央レール24の拡大図を示す。トランスジューサ28
のヘッド・ギャップ32も一緒に示される。前記の状態
の下で、スライダは水平方向の変位角34により示され
る回転に遭遇し得り、これによりスライダとディスク間
の機械的な間隔が大きく狭まり、スライダが回転ディス
クに接触し得ることになる。図3は、公称回転角34が
中央レールの側縁部42の機械間隔を、磁気ギャップ浮
上量よりも大幅に狭める様子を示す。
【0012】図3は、図1のラインA−Aに沿う従来の
スライダ10の背面図を示す。図3は理解を容易にする
ために誇張して示されている。図3では、中央レール2
4が支持構造26上に配置されて示される。スライダ1
0が公称回転角34に遭遇するとき、中央レール24の
側縁部42とディスク44との間の機械間隔40が減少
する一方で、ヘッド・ギャップ48とディスク44との
間の磁気間隔46は、回転軸がスライダ中央の水平軸か
ら変位するか否かに依存して、減少するか、同じに維持
されるか、或いは増加する。図3は、ヘッド・ギャップ
48とディスク44との間の磁気間隔46が、増大する
状況を示す。機械間隔40と磁気ギャップ48の浮上量
との差の大きさが本質的である。例えば400μmの後
縁部レール幅、及び公称50μradの浮上回転姿勢を
有するスライダは、所望の磁気間隔46の浮上量よりも
10ナノメートル(nm)小さい最小機械間隔40を有
するために、耐摩耗性すなわち長寿命化を考慮してスラ
イダが持ち上げられる。
【0013】以上から、スライダとディスク間の最小機
械間隔と、磁気ヘッドとディスク間の間隔との差を最小
化するエア・ベアリング面形状を有するスライダが必要
とされる。
【0014】更に、トランスジューサ間隔の最適化を可
能にする浅いエッチング形状を有するスライダが必要と
される。
【0015】更に狭い後縁部レールを示す一方で、読取
り/書込みトランスジューサのための十分な領域を提供
するスライダを有することにより、スライダとディスク
間の最小機械間隔と、磁気ヘッドとディスク間の間隔と
の差を最小化するディスク装置が必要とされる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
の従来技術における制限、並びに本明細書から明らかと
なる制限を克服するために、本発明はスライダが記録媒
体により接近して浮上することを可能にする、後縁部レ
ールにおける浅いエッチングを開示し提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の原理に従うシス
テムは、記録媒体の動きに対する側縁部、前縁部及び後
縁部を有する支持構造、並びに支持構造上に隆起する側
縁部及びエア・ベアリング面を有する少なくとも1つの
レールを含む。レールの少なくとも1つが磁気素子を含
み、磁気素子近傍のレールの側縁部がディスク上での磁
気素子の浮上量を最小化するようにエッチングされる一
方で、回転状態の間のレールとディスクとの衝突を阻止
する。レールのエッチング形状が浮彫りの後縁部分を形
成し、磁気素子近傍のレールの側縁部が、他のエア・ベ
アリング面よりも低くなり得るが、支持構造よりは高く
形成される。
【0018】本発明の1態様は、スライダがスライダと
ディスク間の最小機械間隔と、磁気ヘッドとディスク間
の間隔との差を最小化するエア・ベアリング形状を有す
ることである。
【0019】本発明の別の態様は、スライダがトランス
ジューサ間隔の最適化を可能にする浅いエッチング形状
を有することである。
【0020】本発明の更に別の態様は、ディスク装置が
狭い後縁部を示す一方で、読取り/書込みトランスジュ
ーサのための十分な領域を提供するスライダを含むこと
により、スライダとディスク間の最小機械間隔と、磁気
ヘッドとディスク間の間隔との差を最小化することであ
る。
【0021】別の実施例では、磁気素子近傍のエア・ベ
アリング面の側縁部が、エッチングまたはイオン・ミリ
ングにより短小化される。すなわち、これらは完全には
後縁部まで延長しない。
【0022】
【発明の実施の形態】図4は、図1に示される従来のス
ライダに類似する本発明によるスライダ100を示す。
本発明によるスライダ100は、前縁部112、後縁部
114及び2つの側縁部116、118を含む。所与の
空気力学的性能基準を満たす2つの側方エア・ベアリン
グ面またはレール120、122及び中央レール124
が、支持構造126上に配置される。トランスジューサ
128が中央レール124上の後縁部114に配置さ
れ、ディスクに対して読取り/書込み動作を実行する。
しかしながら、中央レール124は磁気素子128近傍
に浅いエッチング形状150を含み、中央レール124
の一部が支持構造126の後縁部114まで達しないよ
うに形成される。従って、浅いエッチングが磁気ヘッド
・ギャップ132が配置される中央レール124の後縁
部114にノッチ152を形成する。
【0023】図5は、スライダ100の後縁部114に
おける中央レール124の拡大図を示す。一緒にヘッド
・ギャップ132も示される。しかしながら、本発明に
よれば、角度134で示される前記の回転状態が、スラ
イダとディスク間の機械的クリアランス(または間隔)
と、磁気ヘッドとディスク間の間隔との大きな差を生じ
ることがない。
【0024】浅いエッチング150が後縁部114にお
いて、効果的に中央レール124の幅を狭める一方で、
読取り/書込みトランスジューサ128のための十分な
領域を提供する。中央レール124の浅いエッチング部
分150は、磁気素子128近傍の浮彫りの後縁部分1
54を含み、ここでは中央レール124の一部が除去さ
れ、従って、この部分は支持構造126上おいて、中央
レール124の残りのエア・ベアリング面156と同一
の高さまでは隆起しない。好適には、エッチング工程の
深さは、素子構造を妨害せずにトランスジューサまたは
エア・ベアリング設計への影響を最小化するように十分
に浅くあるべきである。通常、エッチング工程の深さ
は、0.5μm以下のオーダである。浅いエッチング・
プロセスは、イオン・ミリング、反応イオン・エッチン
グ、またはスライダ製作に携わる当業者には既知の他の
適切な技術により達成され得る。図6は、公称回転角1
34が、本発明によるスライダの機械的及び磁気的ギャ
ップ間隔に影響を及ぼす様子を示す。
【0025】図6は、図4のラインB−Bに沿う、スラ
イダ100の背面図を示す。再度、図6は理解を容易に
するために誇張して示されている。図6では、中央レー
ル124は支持構造126上に配置されて示される。ス
ライダ100が公称回転角134に遭遇するとき、中央
レール124の側縁部152とディスク144との間の
機械間隔140は最小機械間隔に影響しない。それによ
り、浅いエッチング部分150がギャップ148におけ
るエア・ベアリング面の幅を効果的に低減する。従っ
て、スライダにとっての最小の機械間隔140が磁気ヘ
ッド・ギャップ148が配置される中央レール124先
端のノッチ152の側縁部において発生する。その結
果、最小機械間隔140の位置が磁気ギャップ148に
一層近づき、最小機械間隔140と最小磁気間隔146
との差が低減される。例えば、0.125μmのエッチ
ング深さ、従って結果的に80μmのノッチ幅を有する
スライダは、公称50μradの浮上回転姿勢に遭遇す
るが、これは所望の磁気間隔46よりも僅かに2ナノメ
ートル(nm)だけ小さな最小機械間隔40を有する。
【0026】当業者には、浅いエッチング形状が、磁気
トランスジューサがスライダの後縁部近傍に配置される
中央レール上での利用に制限されるものでないことが理
解されよう。磁気トランスジューサがスライダの後縁部
近傍に配置されないプレーナ・ヘッド設計においても、
類似の結果が達成され得る。
【0027】図7は、前縁部212、後縁部214及び
2つの側縁部216、218を有する標準的な負圧スラ
イダ設計200を示す。所与の性能基準を満たす2つの
側方レール220、222が支持構造226上に配置さ
れる。右側方レール220は、後縁部において、ディス
クに対して読取り/書込み動作を実行するトランスジュ
ーサまたは磁気ヘッド素子228を支持する幅広の領域
260を含む。ヘッド・ギャップ248が右側方レール
220の後縁部214に示される。側方レール220、
222の各々はクロス・バー・セクション262及び負
圧ポケット266を生成するサブレール264を含む。
更に2つの側方レール220、222は、チャネル26
8により分離される。
【0028】図8は、図7のスライダのエア・ベアリン
グ面形状を有する、本発明によるスライダ300を示
す。しかしながら、図8に示されるように、浅いエッチ
ング350が、磁気素子328近傍の右側方レール32
0内に形成される。しかしながら、磁気素子328はス
ライダ300の後縁部314には配置されない。図8の
浅いエッチング350の形状は、スライダ300に対し
て最小の回転及びピッチ姿勢感度の両方を提供する。
【0029】図9は、図7及び図8に示されるそれぞれ
標準設計410及び浅いエッチング付き設計412に対
応する模範結果400を示す。図9から明らかなよう
に、2つの負圧設計における最小の機械浮上量440
は、実質的に同一である。しかしながら、図8の浅いエ
ッチング付き負圧設計412は、図7の標準負圧設計よ
りも、小さな最小ギャップ浮上量446を有する。全体
的に、本発明による浅いエッチング形状を有するスライ
ダは、この形状を有さない設計よりも、約4nm小さな
読取り/書込みヘッド・ギャップ470を有する。結果
的に、浅いエッチング形状を有するスライダ412は改
善された磁気性能を生成する。
【0030】本発明の好適な実施例及び代替実施例の上
述の説明は、本発明を例証することを目的とするもので
あり、本発明はここで開示された厳密な形態(数値限定
されたものを含む)に制限されるものではない。前記の
教示に鑑み、多くの変更が可能である。
【0031】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0032】(1)移動記録媒体上でトランスジューサ
を支持するスライダであって、記録媒体の動きに対する
側縁部、前縁部及び後縁部を有する支持構造と、前記支
持構造上に隆起する側縁部及びエア・ベアリング面を有
する少なくとも1つのレールであって、前記レールの少
なくとも1つが磁気素子を含み、前記磁気素子近傍の前
記レールの前記側縁部がエッチングされて、前記記録媒
体上での前記磁気素子の浮上量を最小化し、前記レール
の前記側縁部と前記記録媒体との間のクリアランスを最
大化し、前記レールの前記側縁部と前記記録媒体との衝
突を阻止する、前記レールと、を含む、スライダ。 (2)前記磁気素子が前記支持構造の前記後縁部に支持
される、前記(1)記載のスライダ。 (3)前記レールが浮彫りの後縁部分を含み、前記磁気
素子近傍の前記レールの前記側縁部が、前記支持構造の
前記後縁部に対して短小化される、前記(1)記載のス
ライダ。 (4)前記磁気素子を支持する前記レールが前記スライ
ダ上で、前記支持構造の前記側縁部間の中央に配置され
る、前記(1)記載のスライダ。 (5)前記磁気素子を支持する前記レールが、前記支持
構造の一方の側に沿って配置される、前記(1)記載の
スライダ。 (6)前記スライダの空気力学的制御を提供する少なく
とも1つの追加のレールを含む、前記(1)記載のスラ
イダ。 (7)前記磁気素子近傍の前記レールの前記短小の側縁
部が、前記支持構造の高さに完全に除去される、前記
(3)記載のスライダ。 (8)前記磁気素子近傍の前記レールの前記側縁部が、
反応イオン・エッチング法によりエッチングされる、前
記(1)記載のスライダ。 (9)前記磁気素子近傍の前記レールの前記側縁部が、
イオン・ミリングによりエッチングされる、前記(1)
記載のスライダ。 (10)前記磁気素子の両側近傍の前記エア・ベアリン
グ面の側縁部が除去される、前記(1)記載のスライ
ダ。 (11)前記磁気素子近傍の前記エア・ベアリング面の
前記側縁部が、前記エア・ベアリング面よりも低く、前
記支持構造よりも高い高さに除去される、前記(10)
記載のスライダ。 (12)前記磁気素子近傍の前記エア・ベアリング面の
側縁部が、前記エア・ベアリング面よりも低く、前記支
持構造よりも高い高さに除去される、前記(1)記載の
スライダ。 (13)トランスジューサを支持するスライダであっ
て、前記スライダが移動記録ディスク上を浮上し、ディ
スクとスライダ間の機械的クリアランス、及び磁気ヘッ
ドとディスク間のクリアランスを有するものにおいて、
前記記録ディスクの動きに対する側縁部、前縁部及び後
縁部を有する支持構造と、前記移動記録ディスクに対向
する前記支持構造上に配置される少なくとも1つのエア
・ベアリング面であって、前記エア・ベアリング面の少
なくとも1つが、前記磁気ヘッドの実装面を提供し、前
記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリング面の少なくと
も一方の側縁部が除去されて、前記ディスクと前記スラ
イダ間の前記機械的クリアランスを増加させる、前記エ
ア・ベアリング面と、を含む、スライダ。 (14)前記磁気ヘッドの両側近傍の前記エア・ベアリ
ング面の側縁部が除去される、前記(13)記載のスラ
イダ。 (15)前記磁気ヘッドの実装面を提供する前記エア・
ベアリングが、前記スライダの中央に位置する、前記
(13)記載のスライダ。 (16)前記磁気ヘッドの両側近傍の前記エア・ベアリ
ング面の側縁部が除去される、前記(15)記載のスラ
イダ。 (17)前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリング面
の前記側縁部が、前記支持構造が露出するように完全に
除去される、前記(16)記載のスライダ。 (18)前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリング面
の前記側縁部が、前記エア・ベアリング面よりも低く、
前記支持構造よりも高い高さに除去される、前記(1
6)記載のスライダ。 (19)前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリング面
の前記側縁部が、反応イオン・エッチング法により除去
される、前記(16)記載のスライダ。 (20)前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリング面
の前記側縁部が、イオン・ミリングにより除去される、
前記(16)記載のスライダ。 (21)前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリング面
の前記側縁部が、反応イオン・エッチング法により除去
される、前記(13)記載のスライダ。 (22)前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリング面
の前記側縁部が、イオン・ミリングにより除去される、
前記(13)記載のスライダ。 (23)前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリング面
の一部が、前記支持構造の前記後縁部に対して短小化さ
れ、前記ヘッドが前記後縁部よりも奥まって配置され
る、前記(13)記載のスライダ。 (24)情報を記憶及び取り出すシステムであって、デ
ータを記録する記録面を有する少なくとも1つの回転デ
ィスクと、前記ディスクに結合され、前記ディスクを遮
蔽するハウジングと、前記ハウジングに結合されるアク
チュエータ・アーム・アセンブリと、前記回転ディスク
の前記記録面に接近する前記アクチュエータ・アーム・
アセンブリに結合される支持構造であって、前記支持構
造が前記回転ディスクの前記記録面上で選択的に位置決
め可能であり、前記記録媒体の動きに対する側縁部、前
縁部及び後縁部を有する、前記支持構造と、前記支持構
造上に隆起する側縁部及びエア・ベアリング面を有する
少なくとも1つのレールであって、前記レールの少なく
とも1つが、前記支持構造の前記後縁部近傍に実装され
る磁気素子を含み、前記磁気素子近傍の前記レールの前
記側縁部が、前記支持構造の前記後縁部に対して短小化
されて、前記ディスク上での前記磁気素子の浮上量を最
小化し、前記レールの前記側縁部と前記記録媒体との間
のクリアランスを最大化し、前記レールと前記記録媒体
との衝突を阻止する、前記レールと、を含む、システ
ム。 (25)前記レールが浮彫りの後縁部分を含み、前記磁
気素子近傍の前記レールの前記側縁部が、前記支持構造
の前記後縁部に対して短小化される、前記(24)記載
のシステム。 (26)前記磁気素子を支持する前記レールが、前記支
持構造の前記側縁部間の前記スライダ中央に配置され
る、前記(24)記載のシステム。 (27)前記磁気素子を支持する前記レールが、前記支
持構造の一方の側に沿って配置される、前記(24)記
載のシステム。 (28)前記スライダの空気力学的制御を提供する少な
くとも1つの追加のレールを含む、前記(24)記載の
システム。 (29)前記磁気素子近傍の前記レールの前記短小の側
縁部が、前記支持構造の高さに完全に除去される、前記
(24)記載のシステム。 (30)前記磁気素子近傍の前記レールの前記側縁部
が、反応イオン・エッチング法により短小化される、前
記(24)記載のシステム。 (31)前記磁気素子近傍の前記レールの前記側縁部
が、イオン・ミリングにより短小化される、前記(2
4)記載のシステム。 (32)前記磁気素子の両側近傍の前記エア・ベアリン
グ面の側縁部が除去される、前記(24)記載のシステ
ム。 (33)前記磁気素子近傍の前記エア・ベアリング面の
前記側縁部が、前記エア・ベアリング面よりも低く、前
記支持構造よりも高い高さに除去される、前記(32)
記載のシステム。 (34)前記磁気素子近傍の前記エア・ベアリング面の
側縁部が、前記エア・ベアリング面よりも低く、前記支
持構造よりも高い高さに除去される、前記(24)記載
のシステム。 (35)ヘッドとディスク間の間隔を最適化するスライ
ダを形成する方法であって、側縁部、前縁部及び後縁部
を有する支持構造を形成する工程と、移動記録ディスク
に対向し、磁気ヘッドの実装面を提供する少なくとも1
つのエア・ベアリング面を前記支持構造上に形成する工
程と、前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリング面の
少なくとも一方の側縁部を除去し、前記ディスクと前記
スライダ間の機械的クリアランスを増加する、前記除去
工程と、を含む、方法。 (36)前記磁気ヘッドの両側近傍の前記エア・ベアリ
ング面の側縁部を除去する工程を含む、前記(35)記
載の方法。 (37)前記磁気ヘッドの前記実装面を提供する前記工
程が、前記磁気ヘッドを前記スライダの中央に位置決め
する工程を含む、前記(35)記載の方法。 (38)前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリング面
の前記側縁部を除去する前記工程が、前記支持構造が露
出するように、前記側縁部を完全に除去する工程を含
む、前記(35)記載の方法。 (39)前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリング面
の前記側縁部を除去する前記工程が、前記側縁部を前記
エア・ベアリング面よりも低く、前記支持構造よりも高
い高さに除去する工程を含む、前記(35)記載の方
法。 (40)前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリング面
の前記側縁部を除去する前記工程が、反応イオン・エッ
チング法により前記側縁部を除去する工程を含む、前記
(35)記載の方法。 (41)前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリング面
の前記側縁部を除去する前記工程が、イオン・ミリング
により前記側縁部を除去する工程を含む、前記(35)
記載の方法。 (42)前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリング面
の一部を除去する前記工程が、前記エア・ベアリング面
を前記支持構造の前記後縁部に対して短小化し、前記ヘ
ッドを前記後縁部から奥まって配置する、前記(39)
記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスライダを示す図である。
【図2】図1の従来のスライダの中央レールの後縁部を
示す拡大図である。
【図3】図1のラインA−Aに沿う従来のスライダの背
面図(後面図)である。
【図4】本発明による浅いエッチング形状を有するスラ
イダを示す図である。
【図5】本発明による浅いエッチング形状を有するスラ
イダの中央レールの後縁部を示す拡大図である。
【図6】図4のラインB−Bに沿う、本発明による浅い
エッチング形状を有するスライダの背面図(後面図)で
ある。
【図7】磁気トランスジューサが後縁部に装着されない
負圧スライダ設計を示す図である。
【図8】図7のスライダのエア・ベアリング面形状を有
する、本発明による浅いエッチング形状を有するスライ
ダを示す図である。
【図9】図7及び図8に示されるスライダに対応する、
最小機械間隔、最小磁気間隔、及びそれらの間の差の模
範結果を含む表を示す図である。
【符号の説明】
10、100、200、300 スライダ 12、112、212、312 支持構造の前縁部 14、114、214、314 支持構造の後縁部 16、18、116、118、216、218、316
支持構造の側縁部 20、22、120、122、220、222、32
0、322 側方レール 24、124 中央レール 26、126、226 支持構造 28、128、228、328 トランスジューサ(磁
気素子) 32、48、132、248、348 磁気ヘッド・ギ
ャップ 34、134 公称回転角(浮上回転姿勢) 40、140 機械間隔 42 中央レールの側縁部 46、146 磁気間隔 44、144 磁気ディスク 48、148 磁気ギャップ(ヘッド・ギャップ) 150、350 エッチング部分(エッチング形状) 152 ノッチ 154 浮彫りの後縁部分 156 エア・ベアリング面 260、360 側方レールの幅広領域 262、362 クロスバー・セッション 264、364 サブレール 266、366 負圧ポケット 268、368 チャネル 400 模範結果 410 標準設計 412 浅いエッチング付き不圧設計 440 機会浮上量 446 最小ギャップ浮上量 470 読取り/書込みヘッド・ギャップ
フロントページの続き (72)発明者 ローレンス・エス・サミュエルソン アメリカ合衆国95123−5268、カリフォル ニア州サン・ホセ、ウースレイ・ドライブ 6378

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動記録媒体上でトランスジューサを支持
    するスライダであって、 記録媒体の動きに対する側縁部、前縁部及び後縁部を有
    する支持構造と、 前記支持構造上に隆起する側縁部及びエア・ベアリング
    面を有する少なくとも1つのレールであって、前記レー
    ルの少なくとも1つが磁気素子を含み、前記磁気素子近
    傍の前記レールの前記側縁部がエッチングされて、前記
    記録媒体上での前記磁気素子の浮上量を最小化し、前記
    レールの前記側縁部と前記記録媒体との間のクリアラン
    スを最大化し、前記レールの前記側縁部と前記記録媒体
    との衝突を阻止する、前記レールと、 を含む、スライダ。
  2. 【請求項2】前記磁気素子が前記支持構造の前記後縁部
    に支持される、請求項1記載のスライダ。
  3. 【請求項3】前記レールが浮彫りの後縁部分を含み、前
    記磁気素子近傍の前記レールの前記側縁部が、前記支持
    構造の前記後縁部に対して短小化される、 請求項1記載のスライダ。
  4. 【請求項4】前記磁気素子を支持する前記レールが前記
    スライダ上で、前記支持構造の前記側縁部間の中央に配
    置される、請求項1記載のスライダ。
  5. 【請求項5】前記磁気素子を支持する前記レールが、前
    記支持構造の一方の側に沿って配置される、請求項1記
    載のスライダ。
  6. 【請求項6】前記スライダの空気力学的制御を提供する
    少なくとも1つの追加のレールを含む、請求項1記載の
    スライダ。
  7. 【請求項7】前記磁気素子近傍の前記レールの前記短小
    の側縁部が、前記支持構造の高さに完全に除去される、
    請求項3記載のスライダ。
  8. 【請求項8】前記磁気素子近傍の前記レールの前記側縁
    部が、反応イオン・エッチング法によりエッチングされ
    る、請求項1記載のスライダ。
  9. 【請求項9】前記磁気素子近傍の前記レールの前記側縁
    部が、イオン・ミリングによりエッチングされる、請求
    項1記載のスライダ。
  10. 【請求項10】前記磁気素子の両側近傍の前記エア・ベ
    アリング面の側縁部が除去される、請求項1記載のスラ
    イダ。
  11. 【請求項11】前記磁気素子近傍の前記エア・ベアリン
    グ面の前記側縁部が、前記エア・ベアリング面よりも低
    く、前記支持構造よりも高い高さに除去される、請求項
    10記載のスライダ。
  12. 【請求項12】前記磁気素子近傍の前記エア・ベアリン
    グ面の側縁部が、前記エア・ベアリング面よりも低く、
    前記支持構造よりも高い高さに除去される、請求項1記
    載のスライダ。
  13. 【請求項13】トランスジューサを支持するスライダで
    あって、前記スライダが移動記録ディスク上を浮上し、
    ディスクとスライダ間の機械的クリアランス、及び磁気
    ヘッドとディスク間のクリアランスを有するものにおい
    て、 前記記録ディスクの動きに対する側縁部、前縁部及び後
    縁部を有する支持構造と、 前記移動記録ディスクに対向する前記支持構造上に配置
    される少なくとも1つのエア・ベアリング面であって、
    前記エア・ベアリング面の少なくとも1つが、前記磁気
    ヘッドの実装面を提供し、前記磁気ヘッド近傍の前記エ
    ア・ベアリング面の少なくとも一方の側縁部が除去され
    て、前記ディスクと前記スライダ間の前記機械的クリア
    ランスを増加させる、前記エア・ベアリング面と、 を含む、スライダ。
  14. 【請求項14】前記磁気ヘッドの両側近傍の前記エア・
    ベアリング面の側縁部が除去される、請求項13記載の
    スライダ。
  15. 【請求項15】前記磁気ヘッドの実装面を提供する前記
    エア・ベアリングが、前記スライダの中央に位置する、
    請求項13記載のスライダ。
  16. 【請求項16】前記磁気ヘッドの両側近傍の前記エア・
    ベアリング面の側縁部が除去される、請求項15記載の
    スライダ。
  17. 【請求項17】前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリ
    ング面の前記側縁部が、前記支持構造が露出するように
    完全に除去される、請求項16記載のスライダ。
  18. 【請求項18】前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリ
    ング面の前記側縁部が、前記エア・ベアリング面よりも
    低く、前記支持構造よりも高い高さに除去される、請求
    項16記載のスライダ。
  19. 【請求項19】前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリ
    ング面の前記側縁部が、反応イオン・エッチング法によ
    り除去される、請求項16記載のスライダ。
  20. 【請求項20】前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリ
    ング面の前記側縁部が、イオン・ミリングにより除去さ
    れる、請求項16記載のスライダ。
  21. 【請求項21】前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリ
    ング面の前記側縁部が、反応イオン・エッチング法によ
    り除去される、請求項13記載のスライダ。
  22. 【請求項22】前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリ
    ング面の前記側縁部が、イオン・ミリングにより除去さ
    れる、請求項13記載のスライダ。
  23. 【請求項23】前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリ
    ング面の一部が、前記支持構造の前記後縁部に対して短
    小化され、前記ヘッドが前記後縁部よりも奥まって配置
    される、請求項13記載のスライダ。
  24. 【請求項24】情報を記憶及び取り出すシステムであっ
    て、 データを記録する記録面を有する少なくとも1つの回転
    ディスクと、 前記ディスクに結合され、前記ディスクを遮蔽するハウ
    ジングと、 前記ハウジングに結合されるアクチュエータ・アーム・
    アセンブリと、 前記回転ディスクの前記記録面に接近する前記アクチュ
    エータ・アーム・アセンブリに結合される支持構造であ
    って、前記支持構造が前記回転ディスクの前記記録面上
    で選択的に位置決め可能であり、前記記録媒体の動きに
    対する側縁部、前縁部及び後縁部を有する、前記支持構
    造と、 前記支持構造上に隆起する側縁部及びエア・ベアリング
    面を有する少なくとも1つのレールであって、前記レー
    ルの少なくとも1つが、前記支持構造の前記後縁部近傍
    に実装される磁気素子を含み、前記磁気素子近傍の前記
    レールの前記側縁部が、前記支持構造の前記後縁部に対
    して短小化されて、前記ディスク上での前記磁気素子の
    浮上量を最小化し、前記レールの前記側縁部と前記記録
    媒体との間のクリアランスを最大化し、前記レールと前
    記記録媒体との衝突を阻止する、前記レールと、 を含む、システム。
  25. 【請求項25】前記レールが浮彫りの後縁部分を含み、
    前記磁気素子近傍の前記レールの前記側縁部が、前記支
    持構造の前記後縁部に対して短小化される、請求項24
    記載のシステム。
  26. 【請求項26】前記磁気素子を支持する前記レールが、
    前記支持構造の前記側縁部間の前記スライダ中央に配置
    される、請求項24記載のシステム。
  27. 【請求項27】前記磁気素子を支持する前記レールが、
    前記支持構造の一方の側に沿って配置される、請求項2
    4記載のシステム。
  28. 【請求項28】前記スライダの空気力学的制御を提供す
    る少なくとも1つの追加のレールを含む、請求項24記
    載のシステム。
  29. 【請求項29】前記磁気素子近傍の前記レールの前記短
    小の側縁部が、前記支持構造の高さに完全に除去され
    る、請求項24記載のシステム。
  30. 【請求項30】前記磁気素子近傍の前記レールの前記側
    縁部が、反応イオン・エッチング法により短小化され
    る、請求項24記載のシステム。
  31. 【請求項31】前記磁気素子近傍の前記レールの前記側
    縁部が、イオン・ミリングにより短小化される、請求項
    24記載のシステム。
  32. 【請求項32】前記磁気素子の両側近傍の前記エア・ベ
    アリング面の側縁部が除去される、請求項24記載のシ
    ステム。
  33. 【請求項33】前記磁気素子近傍の前記エア・ベアリン
    グ面の前記側縁部が、前記エア・ベアリング面よりも低
    く、前記支持構造よりも高い高さに除去される、請求項
    32記載のシステム。
  34. 【請求項34】前記磁気素子近傍の前記エア・ベアリン
    グ面の側縁部が、前記エア・ベアリング面よりも低く、
    前記支持構造よりも高い高さに除去される、請求項24
    記載のシステム。
  35. 【請求項35】ヘッドとディスク間の間隔を最適化する
    スライダを形成する方法であって、 側縁部、前縁部及び後縁部を有する支持構造を形成する
    工程と、 移動記録ディスクに対向し、磁気ヘッドの実装面を提供
    する少なくとも1つのエア・ベアリング面を前記支持構
    造上に形成する工程と、 前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリング面の少なく
    とも一方の側縁部を除去し、前記ディスクと前記スライ
    ダ間の機械的クリアランスを増加する、前記除去工程
    と、 を含む、方法。
  36. 【請求項36】前記磁気ヘッドの両側近傍の前記エア・
    ベアリング面の側縁部を除去する工程を含む、請求項3
    5記載の方法。
  37. 【請求項37】前記磁気ヘッドの前記実装面を提供する
    前記工程が、前記磁気ヘッドを前記スライダの中央に位
    置決めする工程を含む、請求項35記載の方法。
  38. 【請求項38】前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリ
    ング面の前記側縁部を除去する前記工程が、前記支持構
    造が露出するように、前記側縁部を完全に除去する工程
    を含む、請求項35記載の方法。
  39. 【請求項39】前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリ
    ング面の前記側縁部を除去する前記工程が、前記側縁部
    を前記エア・ベアリング面よりも低く、前記支持構造よ
    りも高い高さに除去する工程を含む、請求項35記載の
    方法。
  40. 【請求項40】前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリ
    ング面の前記側縁部を除去する前記工程が、反応イオン
    ・エッチング法により前記側縁部を除去する工程を含
    む、請求項35記載の方法。
  41. 【請求項41】前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリ
    ング面の前記側縁部を除去する前記工程が、イオン・ミ
    リングにより前記側縁部を除去する工程を含む、請求項
    35記載の方法。
  42. 【請求項42】前記磁気ヘッド近傍の前記エア・ベアリ
    ング面の一部を除去する前記工程が、前記エア・ベアリ
    ング面を前記支持構造の前記後縁部に対して短小化し、
    前記ヘッドを前記後縁部から奥まって配置する、請求項
    39記載の方法。
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