JPH09265249A - コピー済紙の再コピー用紙化方法及び該方法に 使用する複写機 - Google Patents

コピー済紙の再コピー用紙化方法及び該方法に 使用する複写機

Info

Publication number
JPH09265249A
JPH09265249A JP9731796A JP9731796A JPH09265249A JP H09265249 A JPH09265249 A JP H09265249A JP 9731796 A JP9731796 A JP 9731796A JP 9731796 A JP9731796 A JP 9731796A JP H09265249 A JPH09265249 A JP H09265249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copied
paper
pattern
drum
lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9731796A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3796665B2 (ja
Inventor
Tetsuo Hara
徹 夫 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP09731796A priority Critical patent/JP3796665B2/ja
Publication of JPH09265249A publication Critical patent/JPH09265249A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3796665B2 publication Critical patent/JP3796665B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コピー済紙を白紙化して再度、コピー用紙と
して使用することにより紙の使用量を減らして森林資源
の保護を図る。 【解決手段】 原稿として使用するコピー済紙をそのコ
ピー済面を下にして複写機のガラス板上に載置し、感光
体であるドラムの表面を帯電させ、該ドラム表面に前記
コピー済パターンよりも太めの状態で被覆する被覆パタ
ーン潜像が得られるように露光し、該被覆パターン潜像
が形成されたドラムに白色のトナーを振りかけて被覆パ
ターン潜像を顕像化させる現像を行い、次いで前記コピ
ー済紙を給紙側にセットしてコピー済紙のコピー済面と
対応する位置に重ねて被覆パターン顕像を転写してコピ
ー済紙のコピー済パターンを白色のトナーで被覆し、白
紙化されたコピー済紙をヒーターで加熱して白色トナー
を融着させ該コピー済紙に定着させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は使用済のコピー用紙
を再度コピーができるようにした再コピー用紙化方法及
び該方法に使用する複写機に関するもので、コピー用紙
に既にコピーされたコピー済パターンを複写機のドラム
上に露光、潜像させ、その上に白色トナーによって現像
してそれを元のコピー済の紙面上に像を重ねて転写する
ことにより、コピー済用紙の白紙化を行い、その白紙化
した用紙の紙面に新たな原稿パターンを黒色トナー等に
よりドラムに現像後、白紙化用紙上に転写してコピーす
るもので、コピー済用紙の白紙化と新たな原稿のコピー
がなし得るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機はドラムに帯電させる工
程、ドラムに原稿の像を露光させる工程、ドラムに露光
した像を潜像させる工程、黒色のトナーによりドラム上
に現像する工程、ドラム上の現像を用紙に転写する工
程、転写された像を熱により用紙上に定着させる工程、
及びドラムの清掃工程を経てコピー用紙の複写が行われ
る。したがって一度、複写された紙はそのコピー面に別
の原稿を重ねて複写することは、複写文字等が重なり判
読不能となり、行われていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はコピー済紙を
白紙化して再度、コピー用紙として使用することにより
紙の使用量を減らして森林資源の保護を図ることを目的
としたコピー済紙の再コピー用紙化方法及び該方法に使
用する複写機を提供することを目的とするものである。
またコピー済紙を白紙化するに際して問題となること
は、ドラムへの露光時にコピー済パターンと完全同一の
パターンをドラム上に露光したのでは、露光したパター
ンとコピー済紙のパターンとが完全一致しない限り、両
パターンがずれた状態となりコピー済紙の白紙化は困難
である。そこで、露光したパターンとコピー済紙のパタ
ーンの完全一致が困難なことに鑑み、ドラムに露光する
際にガラス板上のコピー済紙のコピー済パターンを光学
系の焦点を変えてピントをずらすことにより倍率を変え
ずに該ドラム表面に前記コピー済パターンよりも太めの
状態で被覆する被覆パターン潜像が得られるように露光
することで技術的課題を解決したものである。
【0004】本発明者はピントをずらすことによりコピ
ー済紙のコピー済パターンを被覆するために克服しなけ
ればならない技術的課題として、大きさが変わらない
こと基準点の位置が変わらないこと、の2つの要請を
満たすことことが重要であることを見いだした。この2
つの要件を満たしてコピー済パターンの被覆を実現する
ために、基本原理となる「レンズの位置を変えずに焦点
距離だけを変えてもドラムの位置を変えなければ像の大
きさと位置は変わらない。」という現象に着目し、それ
をレンズ交換なしに行うために可変焦点式のレンズを使
用することを考えた。この場合に克服しなければならな
い課題は、レンズ系の一部のレンズを動かして焦点距離
を変えてもレンズ系全体の中心位置が動かないようにす
ることである。それを解決する方法としてレンズ系を前
後に対称な形状とし、対称軸を固定軸として対称性を保
ちながら対になった可動レンズをそれぞれ逆方向に動か
すことによって焦点距離を変える構造としたものであ
る。上記の構想が成り立つためにはコピーにおける白紙
化する被覆像の特殊性を解明し、特性による制約条件を
加えた上で要求を満足させることができることを示すこ
とが前提となる。この点に留意し本発明者は実現可能で
あることを確認したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコピー済紙
の再コピー用紙化方法は、原稿として使用するコピー済
紙をそのコピー済面を下にして複写機のガラス板上に載
置し、感光体であるドラムの表面を帯電させ、ガラス板
上のコピー済紙のコピー済パターンを光学系の焦点を変
えてピントをずらすことにより倍率を変えずに該ドラム
表面に前記コピー済パターンよりも太めの状態で被覆す
る被覆パターン潜像が得られるように露光し、該被覆パ
ターン潜像が形成されたドラムに白色のトナーを振りか
けて被覆パターン潜像を顕像化させる現像を行い、次い
で前記コピー済紙をガラス板上から取り出して該コピー
済紙を給紙側にセットしてコピー済紙のコピー済面と対
応する位置に重ねて被覆パターン顕像を転写してコピー
済紙のコピー済パターンを白色のトナーで被覆し、白紙
化されたコピー済紙をヒーターで加熱して白色トナーを
融着させコピー済パターンに重ねて被覆する被覆パター
ンを該コピー済紙に定着させるようにしたものである。
【0006】また本発明に係るコピー済紙の再コピー用
紙化方法において使用する複写機の光学系の焦点を変え
る装置は、凸レンズと凹レンズの各1又は2以上の組み
合わせレンズからなり、該組み合わせレンズの少なくと
も内側又は外側のレンズを可動せしめる構造とすること
によりドラム上にピントのずれた潜像、すなわちドラム
表面にコピー済紙のコピー済パターンよりも太めの状態
で被覆する被覆パターン潜像が得られるようにする。
【0007】さらに本発明に係るコピー済紙の再コピー
用紙化方法において使用する複写機でコピー済パターン
を被覆するトナーとして、白色樹脂微粒粉末を使用する
ようにしたものである。
【0008】そして本発明に係るコピー済紙の再コピー
用紙化方法に使用する複写機は、コピー済紙入れを備
え、該コピー済紙入れにあるコピー済紙のコピー済パタ
ーンを原稿としてガラス面に接するように該コピー済紙
をコピー済紙入れからガラス板上に移送して載置する載
置搬送路を設け、該コピー済パターンの原稿を露光後、
反転用一時用紙受けを介して給紙側に搬送する給紙搬送
路を設けるとともに、ドラムの近傍に白以外の着色トナ
ーと白色トナーとを設け、かつ露光時にドラム表面にコ
ピー済パターンよりも太めの状態で被覆する被覆パター
ン潜像が得られるように凸レンズと凹レンズからなる組
み合わせレンズの一部を可変構造とし、該組み合わせレ
ンズの焦点距離を変化させて倍率を変えずにドラム表面
にピントのずれた前記被覆パターン潜像を形成し、さら
に白紙化されたコピー済紙を白紙化コピー用紙入れに搬
送し、かつ該白紙化コピー用紙入れから転写側に搬送さ
せる各搬送路を設けたものである。
【0009】さらに本発明に係るコピー済紙の再コピー
用紙化方法に使用する複写機は、ガラス板として、原稿
用のガラス板と白紙化のためのコピー済紙用のガラス板
を別個に設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
より説明する。図1は本発明で使用する複写機によりコ
ピー済紙を再コピー用紙化する方法についての概略説明
図である。先ず、原稿として使用するコピー済紙1をそ
のコピー済面1aを下にして複写機2のガラス板3上に
載置する。コピー済紙1をガラス板3上に自動的に搬送
させるには、複写機2内にコピー済紙入れ4を設置し、
該コピー済紙入れ4に予め重ねて載置したコピー済紙1
をコピー済紙入れ4からガラス板3上に移送して載置す
るガイド5aと送りローラ5bとよりなる載置搬送路5
を設ける。
【0011】ガラス板3上に載置されたコピー済紙1を
感光体であるドラム6の表面に露光するには、予めドラ
ム6の表面を帯電装置15により帯電させ、ガラス板3
上のコピー済紙1のコピー済パターン7を光学系の組み
合わせレンズ8の焦点を変えてピントをずらすことによ
り倍率を変えずに該ドラム6の表面に前記コピー済パタ
ーン7よりも太めの状態で被覆する被覆パターン潜像9
が得られるように露光する。光学系の組み合わせレンズ
8としては図2(a)〜(d)に示すように凸レンズと
凹レンズを対称軸を固定軸として左右対称に組み合わせ
るか、あるいは図2(e)の場合のように凸レンズ同士
を対称軸を固定軸として左右対称に組み合わせる。図2
(a)及び(c)では内側の組み合わせレンズが対称軸
を固定軸として内側又は外側に向けて等距離ずつ可動
し、外側に位置する組み合わせレンズは固定した状態で
あり、図2(b)及び(d)では内側の組み合わせレン
ズは固定した状態で、外側に位置する組み合わせレンズ
が対称軸を固定軸として内側又は外側に向けて等距離ず
つ可動する。図2(e)では左右の凸レンズ同士が対称
軸を固定軸として内側又は外側に向けて等距離ずつ可動
する。このように組み合わせレンズ8を可動させて焦点
を変え、倍率を変えずにドラム6上にコピー済パターン
7のピントのずれた太めの像を形成する。
【0012】コピー用紙にコピーされたコピーパターン
は原理上、光の当たらなかった影の部分が文字や図形と
して意味があり、そのコピーパターンの対象は文字や
線、すなわち点や線が大部分であるという特徴がある。
このような特質を持った対象にドラム上にピントのずれ
た被覆像で被覆しようと考えても、一般のピントのずれ
た像の概念を無条件に適用することはできず制約があ
る。図3はこのような条件下で結像面から離れるにつれ
て点のパターンがぼやける様子を示したものである。図
3は結像面の近辺でのみ成り立つ。この図から、ドラム
6上にコピー済パターン7のピントのずれた太めの像を
形成する際の点又は線の許容範囲は図3に示すように2
倍程度とするのが好ましい。線のパターンは点のパター
ンよりも明るくならないから2倍程度を超えてもさほど
問題とならない。点のパターンの場合、図3のように結
像面からずれた可変範囲が例えば黒点から2倍を超えた
範囲では中心部に明るくなる部分が現れ、被覆できない
箇所ができ、黒等に着色されたコピー済パターン7の被
覆が困難となる場合がある。その理由は、点の場合は全
方向から光が入り込むので中心部分が明るくなる傾向が
あるが、線の場合は全方向からは光が入り込まないから
である。したがって点を完全に被覆することよりも、位
置決めの精度も考慮に入れた場合、線を確実に被覆する
方を重要視するならば許容範囲を2倍よりもある程度多
めにすることになる。
【0013】ガラス板3上に載置されたコピー済紙1を
ドラム6の表面に露光する場合は、定法によりランプ等
の光源10で原稿を照射し、該原稿からの反射光を複数
のミラー11を使用して方向を変え、組み合わせレンズ
8を通過後の像を複数のミラー11を介して方向を変
え、ドラム6上にピントのずれた像を作る。ドラム6上
のピントのずれた像による潜像は比較的濃度が薄い状態
であるので、現像の際に白色トナー12の濃度を濃くし
て現像することが必要である。またコピー済紙1をガラ
ス板3に載置する場合、原稿を載置するガラス板3に載
置してもよいよいが、誤って原稿とコピー済紙が混入し
て処理される事故を防ぐために原稿用のガラス板3とは
別個のガラス板(図示せず)を設けてこの上に載置して
もよい。
【0014】原稿用のガラス板とコピー済紙用のガラス
板を別個に設けた場合について、図7〜図9に基づいて
説明する。どちらのガラス板上に置かれたものも同じレ
ンズを用いて全く同様に処理されるためには、両レンズ
間の距離が十分小さく、水平方向の基準点のズレも無視
できる程度に小さいことが必要である。即ち、一方を基
準にとれば他方はピントや位置ずれが起きるがそれが許
容範囲におさまっているという仮定があってできること
である。しかし、以下はこのような仮定ができないとし
てその実現方法を図で説明する。図7はガラス板が2枚
の場合の基本的な原理図である。原稿用ガラス板上に置
いた原稿上のO11 が左側のレンズを通してドラム上
のO′A′に結像する。O1A 1=O´A´とする。白紙
化のためのコピー済紙用ガラス板上に置いたコピー済紙
上のO2A 2が右側のレンズを通してドラム上のO′A′
に結像する。O2A 2=O´A´とする。O1、O 2はガラ
ス板上の基準点で、O′はドラム上の基準点である。実
際は違った位置(原稿用のガラス板の位置と白紙化のた
めのコピー済紙用のガラス板の位置)に置いた同じ長さ
を等倍率に同じ位置に結像させるには、それぞれ違った
焦点距離のレンズを用いなければならない(左側はf=
1/2,右側はf=a 2/2)。もし右側のレンズに左
側のレンズを用いた場合は白紙化のためのコピー済紙用
ガラス板上のO2A 2はドラム上には結像せずA′A2ヲ延
長したA 3をとりO1A 3がドラム上のO′A′に結像す
る。即ち、白紙化用はレンズの位置をO2A 2/O1A 3
の縮小の位置に置き、レンズの焦点距離はf=a2 /2
に変える。従ってピントを調整するにはこの焦点距離か
らずらした値にすればよい。実用されている複写機にお
いては変倍時においても常にドラム上に結像するように
レンズの後方に位置するミラーの移動によって光路長を
変えることにより実質的にドラム位置を変化させてい
る。
【0015】次に、実際の複写機の場合に2枚のガラス
板を設けて処理する方法を図8に基づいて説明する。原
稿用ガラス板上のO11 が左側のレンズを通ってドラ
ム上のO1 ′A1 ′に結像する。O11 =O1 ´A 1
´とする。白紙化のためのコピー済紙用ガラス板上のO
22 が右側のレンズを通ってドラム上のO2 ′A2
に結像する。O11 =O22 =O2 ′A 2′とす
る。O1 、O2 はガラス板上の基準点で、O1 ′、O
2 ′はドラム上の基準点である。右側のレンズの位置に
左側のレンズを置けばA2 ′A2 を延長した点をA3
してO1A 3がO2A 2/O1A 3倍に縮小されてO2′A 2
に結像される。縮小に対応させる理由はレンズの変倍軌
道上の位置とその時の実質的ドラム位置は「倍率によっ
て決まる」という関係を満たしながら動き、この位置関
係を変えずに利用するためである。しかし白紙化のため
のコピー済紙用ガラス板上のO22 をO2 ′A 2′に
結像させるのだからレンズの焦点距離はf=a2 /2に
する。これはピントが合った状態なので白紙化済パター
ンを被覆するにはこの値からずらす必要がある。ガラス
板を2枚にした時のその他の注意点として、図8に示す
ように白紙化のためのコピー済紙用ガラス板上では基準
点がO2 に移るため、それに対応して走査光源のスター
ト地点を変えなければならない(またそれに追随して、
走査中の光路長を一定に保つための2枚のミラーも動く
から光路上の定位置までの距離はガラス板間の間隔だけ
減少させることができる)。処理エリアはその地点から
内側にずれる。2次元の像を作るために照射光源が、原
稿を走査する時もコピー済紙を走査する時も、ドラム上
の同じ長さに写される場合はドラムの回転速度が同じで
あるとすると、コピー済紙を走査する速度は等倍の時に
原稿を走査する速度と同じである。つまり白紙化用はレ
ンズの位置は縮小時に対応するが、照射光源の走査速度
は等倍時と同じである。なお、照射光源の走査方向は図
の平面とは垂直方向となるので図面上には表現できな
い。
【0016】次に、実際にガラス板を2枚にした場合
に、白紙化のとき、レンズをどこに移動させるか、すな
わち白紙化時のレンズの位置の決め方と、白紙化のため
のコピー済紙用ガラス板上の基準点をどこに決めるかに
ついてその方法と手順を図9に示す。 ガラス間距離Cを決める。原稿の縮小に対応させた
場合の倍率をkとすると、1/a+1/ka=1/f
但しfは原稿をコピーする時のレンズの焦点距離であ
る。(k+1)/ka=1/f , a=f・(k+1)/k・・・・(1) したがって、C=a−ka=(1−k)a=f(k+
1)(1−k)/k これを解いて倍率kが求まる。よってレンズの位置も
(1)式より決まる。倍率、レンズ位置が決まればdが
求まる。 dを次式によって求める。 d=a+ka−4f (4fは等倍の時の原稿からドラムまでの距離、等倍の
時が極小値) よってO2 ′が決まる。 したがって、O2 が決まる。 白紙化時のレンズの位置の決め方と、白紙化のためのコ
ピー済紙用ガラス板上の基準点をどこに決めるかは上記
により決定されるが、要はレンズの移動、ミラーの移動
及び焦点距離を変えることにより実現する。
【0017】図4はガラス板上に置いたコピー済紙のコ
ピー済パターンを、光学系レンズ(組み合わせレンズを
1つの凸レンズと考える。)の焦点距離を変えてドラム
上に倍率を変えずにピントのずれた太めの像を作る場合
の説明図である。組み合わせレンズの焦点距離を変えな
ければドラム上に鮮明な結像が得られるが、組み合わせ
レンズの焦点距離を変えることは凸レンズの屈折率を大
きくするか、あるいは小さくするかの何れかを意味する
ことでありドラムの前方又は後方に鮮明な結像が得られ
ることとからドラム上にはピントのずれたコピー済パタ
ーン像(太めの像)が倍率を変えずに得られることとな
る。
【0018】コピー済パターン7の原稿をドラム6上に
露光後、ガラス板3上のコピー済紙1を給紙側に搬送す
る給紙搬送路13を設ける。給紙搬送路13はガイド1
3aと送りローラ13bとよりなり、白色トナー12に
よりドラム6上に現像されたコピー済パターン7の太め
の像を転写させる転写通路に導く。ドラム6の近傍には
白色トナー6の他に黒色トナー14等の着色トナーを設
ける。この転写時には黒等により着色されたコピー済パ
ターン7に重ねて太めの像が白色により被覆されること
となる。転写後、該白紙化された用紙はヒーター16に
より白色トナーの定着がなされて、用紙の白紙部分とほ
ぼ同じ白色で黒等により着色されたコピー済パターン7
が消されて白紙化が実現する。白紙化された用紙はガイ
ド17aと送りローラ17bとよりなる用紙入れ搬送路
17によって用紙入れ18に供給される。用紙入れ18
に供給された白紙化された用紙は再びコピー用紙として
使用できる。図中、19はドラム6の清掃部である。な
お、原稿をコピーする方法は従来法と何ら変わるもので
はなく、露光、現像、転写及び定着によって行われる。
【0019】図5(a)はコピー済紙の白紙化の動作フ
ローを示し、図5(b)は複写機の操作パネルの概略説
明図である。複写機のモード選択スイッチにはオルタネ
ート式スイッチの3通りのスイッチを用意する。すなわ
ち原稿の有無のスイッチ、白紙化有無のスイッチ、原稿
送りの自動又は手動の選択スイッチである。これらスイ
ッチのうち「原稿無」「白紙化無」を同時に選択した時
は何もしない。「原稿有」「白紙化有」「原稿手動」を
同時に選択した時は何もしない。「原稿無」「白紙化
有」を同時に選択した時は原稿送り自動又は手動は無視
する(図5(a)に示すAの場合)。ただし図5(a)
に示すBの場合は無視しない。図5(a)に示すコピー
済紙の白紙化の動作フローの一例を示すと、モード選択
で原稿有無の判定で無の場合、白紙化有無の判定に進
み、白紙化有の場合、Aのときは白紙化枚数の入力を行
い、白紙化のみの処理が行われる。Bのときは白紙化の
自動又は手動の判定が行われ、それぞれの選択で白紙化
のみ自動又は手動処理が行われる。コピー済紙を白紙化
処理し、この白紙化処理した用紙に原稿をコピーする操
作を行い、次に別のコピー済紙を白紙化処理し、この別
の白紙化処理した用紙に上記と同じ原稿をコピーする操
作を順次、繰り返し行って複数部の印刷が行われる。こ
の場合、全部の印刷部数が終わらない間は、自動原稿送
りトレイに原稿を戻して最後の部数が終了した時に原稿
受けに原稿を入れる処理が行われる。
【0020】図6(a)は操作者の立場から見た場合の
コピー済紙の白紙化の動作フローを示し、図6(b)は
その場合の複写機の操作パネルの概略説明図である。複
写機のモード選択スイッチには4通り又は5通りのスイ
ッチを用意する。すなわち黒コピーの手動スイッチ、黒
コピーの自動スイッチ、白黒自動スイッチ、白のみの自
動スイッチ又は白のみの手動1枚スイッチである。図5
(a)に示すコピー済紙の白紙化の動作フローの一例を
示すと、モード選択1〜5で4の白紙化のみ自動モード
を選択した場合、白紙化枚数を入力して白紙化のみ自動
処理が行われる。コピー済紙を白紙化処理し、この白紙
化処理した用紙に原稿をコピーする操作を行い、次に別
のコピー済紙を白紙化処理し、この別の白紙化処理した
用紙に上記と同じ原稿をコピーする操作を順次、繰り返
し行って複数部の印刷が行われる。この場合、全部の印
刷部数が終わらない間は、自動原稿送りトレイに原稿を
戻して最後の部数が終了した時に原稿受けに原稿を入れ
る処理が行われる。
【0021】
【発明の効果】本発明は上記の説明から判るように、コ
ピー済紙を白紙化して再度、コピー用紙として使用する
ことができるために、紙の使用量が減少し、森林資源の
保護を図ることができる。またコピー済紙を白紙化する
に際して問題となる露光したパターンとコピー済紙のパ
ターンの完全一致が困難なことに鑑み、ドラムに露光す
る際にガラス板上のコピー済紙のコピー済パターンを光
学系の焦点を変えてピントをずらすことにより該ドラム
表面に前記コピー済パターンよりも太めの状態で被覆す
る被覆パターン潜像が得られるように露光することで白
紙化が容易となった。また複写機のガラス板として、原
稿用のガラス板と白紙化のためのコピー済紙用のガラス
板を別個に設けることにより、誤って原稿とコピー済紙
が混入して処理されるという事故を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用する複写機によりコピー済紙を再
コピー用紙化する方法についての概略説明図である。
【図2】(a)〜(d)は光学系の組み合わせレンズと
して、凸レンズと凹レンズを左右対称に組み合わせた場
合を示し(e)は光学系の組み合わせレンズとして、凸
レンズ同士を左右対称に組み合わた場合を示す。
【図3】ドラム上にコピー済パターンのピントのずれた
太めの像を形成する際の点又は線の許容範囲を示す概略
説明図である。
【図4】ガラス板上に置いたコピー済紙のコピー済パタ
ーンを、光学系レンズ(組み合わせレンズを1つの凸レ
ンズと考える。)の焦点距離を変えてドラム上に倍率を
変えずにピントのずれた太めの像を作る場合の説明図で
ある。
【図5】(a)はコピー済紙の白紙化の動作フローを示
し、(b)は複写機の操作パネルの概略説明図である。
【図6】(a)はコピー済紙の白紙化の他の動作フロー
を示し、(b)は複写機の他の操作パネルの概略説明図
である。
【図7】原稿用のガラス板とコピー済紙用のガラス板を
別個に設けた場合の基本的な原理図である。
【図8】原稿用のガラス板とコピー済紙用のガラス板を
別個に設けた場合の基本的な原理図である。
【図9】原稿用のガラス板とコピー済紙用のガラス板を
別個に設けた場合の基本的な原理図である。
【符号の説明】
1 コピー済紙 1a コピー
済面 2 複写機 3 ガラス板 4 コピー済紙入れ 5 載置搬送
路 5a ガイド 5b 送りロ
ーラ 6 ドラム 7 コピー済
パターン 8 光学系の組み合わせレンズ 9 被覆パタ
ーン潜像 10 光源 11 ミラー 12 白色トナー 13 供紙搬
送路 14 黒色トナー 15 帯電装
置 16 ヒーター 17 用紙入
れ搬送路 18 用紙入れ 19 清掃部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】原稿用のガラス板とコピー済紙用のガラス
板を別個に設けた場合について、図9図11に基づい
て説明する。どちらのガラス板上に置かれたものも同じ
レンズを用いて全く同様に処理されるためには、両レン
ズ間の距離が十分小さく、水平方向の基準点のズレも無
視できる程度に小さいことが必要である。即ち、一方を
基準にとれば他方はピントや位置ずれが起きるがそれが
許容範囲におさまっているという仮定があってできるこ
とである。しかし、以下はこのような仮定ができないと
してその実現方法を図で説明する。図9はガラス板が2
枚の場合の基本的な原理図である。原稿用ガラス板上に
置いた原稿上のOが左側のレンズを通してドラム
上のO′A′に結像する。O=O′A′とする。
白紙化のためのコピー済紙用ガラス板上に置いたコピー
済紙上のOが右側のレンズを通してドラム上の
O′A′に結像する。O=O′A′とする。
、Oはガラス板上の基準点で、O′はドラム上の
基準点である。実際は違った位置(原稿用のガラス板の
位置と白紙化のためのコピー済紙用のガラス板の位置)
に置いた同じ長さを等倍率に同じ位置に結像させるに
は、それぞれ違った焦点距離のレンズを用いなければな
らない(左側はf=a/2,右側はf=a/2)。
もし右側のレンズに左側のレンズを用いた場合は白紙化
のためのコピー済紙用ガラス板上のOはドラム上
には結像せずA′Aヲ延長したAをとりO
ドラム上のO′A′に結像する。即ち、白紙化用はレン
ズの位置をO/O倍の縮小の位置に置き、
レンズの焦点距離はf=a/2に変える。従ってピン
トを調整するにはこの焦点距離からずらした値にすれば
よい。実用されている複写機においては変倍時において
も常にドラム上に結像するようにレンズの後方に位置す
るミラーの移動によって光路長を変えることにより実質
的にドラム位置を変化させている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】次に、実際の複写機の場合に2枚のガラス
板を設けて処理する方法を図10に基づいて説明する。
原稿用ガラス板上のOが左側のレンズを通ってド
ラム上のO′A′に結像する。O=O′A
′とする。白紙化のためのコピー済紙用ガラス板上の
が右側のレンズを通ってドラム上のO
′に結像する。O=O=O′A
とする。O、Oはガラス板上の基準点で、O′、
′はドラム上の基準点である。右側のレンズの位置
に左側のレンズを置けばA′Aを延長した点をA
としてOがO/O倍に縮小されてO
′A′に結像される。縮小に対応させる理由はレン
ズの変倍軌道上の位置とその時の実質的ドラム位置は
「倍率によって決まる」という関係を満たしながら動
き、この位置関係を変えずに利用するためである。しか
し白紙化のためのコピー済紙用ガラス板上のO
′A′に結像させるのだからレンズの焦点距離は
f=a/2にする。これはピントが合った状態なので
白紙化済パターンを被覆するにはこの値からずらす必要
がある。ガラス板を2枚にした時のその他の注意点とし
て、図10に示すように白紙化のためのコピー済紙用ガ
ラス板上では基準点がOに移るため、それに対応して
走査光源のスタート地点を変えなければならない(また
それに追随して、走査中の光路長を一定に保つための2
枚のミラーも動くから光路上の定位置までの距離はガラ
ス板間の間隔だけ減少させることができる)。処理エリ
アはその地点から内側にずれる。2次元の像を作るため
に照射光源が、原稿を走査する時もコピー済紙を走査す
る時も、ドラム上の同じ長さに写される場合はドラムの
回転速度が同じであるとすると、コピー済紙を走査する
速度は等倍の時に原稿を走査する速度と同じである。つ
まり白紙化用はレンズの位置は縮小時に対応するが、照
射光源の走査速度は等倍時と同じである。なお、照射光
源の走査方向は図の平面とは垂直方向となるので図面上
には表現できない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】次に、実際にガラス板を2枚にした場合
に、白紙化のとき、レンズをどこに移動させるか、すな
わち白紙化時のレンズの位置の決め方と、白紙化のため
のコピー済紙用ガラス板上の基準点をどこに決めるかに
ついてその方法と手順を図11に示す。 ガラス間距離Cを決める。原稿の縮小に対応させた
場合の倍率をkとすると、1/a+1/ka=1/f
但しfは原稿をコピーする時のレンズの焦点距離であ
る。(k+1)/ka=1/f , a=f・(k+1)/k・・・・(1) したがって、C=a−ka=(1−k)a=f(k+
1)(1−k)/k これを解いて倍率kが求まる。よってレンズの位置も
(1)式より決まる。倍率、レンズ位置が決まればdが
求まる。 dを次式によって求める。 d=a+ka−4f (4fは等倍の時の原稿からドラムまでの距離、等倍の
時が極小値) よってO′が決まる。 したがって、Oが決まる。 白紙化時のレンズの位置の決め方と、白紙化のためのコ
ピー済紙用ガラス板上の基準点をどこに決めるかは上記
により決定されるが、要はレンズの移動、ミラーの移動
及び焦点距離を変えることにより実現する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】図5はコピー済紙の白紙化の動作フローを
示し、図6は複写機の操作パネルの概略説明図である。
複写機のモード選択スイッチにはオルタネート式スイッ
チの3通りのスイッチを用意する。すなわち原稿の有無
のスイッチ、白紙化有無のスイッチ、原稿送りの自動又
は手動の選択スイッチである。これらスイッチのうち
「原稿無」「白紙化無」を同時に選択した時は何もしな
い。「原稿有」「白紙化有」「原稿手動」を同時に選択
した時は何もしない。「原稿無」「白紙化有」を同時に
選択した時は原稿送り自動又は手動は無視する(図5
示すAの場合)。ただし図5に示すBの場合は無視しな
い。図5に示すコピー済紙の白紙化の動作フローの一例
を示すと、モード選択で原稿有無の判定で無の場合、白
紙化有無の判定に進み、白紙化有の場合、Aのときは白
紙化枚数の入力を行い、白紙化のみの処理が行われる。
Bのときは白紙化の自動又は手動の判定が行われ、それ
ぞれの選択で白紙化のみ自動又は手動処理が行われる。
コピー済紙を白紙化処理し、この白紙化処理した用紙に
原稿をコピーする操作を行い、次に別のコピー済紙を白
紙化処理し、この別の白紙化処理した用紙に上記と同じ
原稿をコピーする操作を順次、繰り返し行って複数部の
印刷が行われる。この場合、全部の印刷部数が終わらな
い間は、自動原稿送りトレイに原稿を戻して最後の部数
が終了した時に原稿受けに原稿を入れる処理が行われ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】図7は操作者の立場から見た場合のコピー
済紙の白紙化の動作フローを示し、図8はその場合の複
写機の操作パネルの概略説明図である。複写機のモード
選択スイッチには4通り又は5通りのスイッチを用意す
る。すなわち黒コピーの手動スイッチ、黒コピーの自動
スイッチ、白黒自動スイッチ、白のみの自動スイッチ又
は白のみの手動1枚スイッチである。図5に示すコピー
済紙の白紙化の動作フローの一例を示すと、モード選択
1〜5で4の白紙化のみ自動モードを選択した場合、白
紙化枚数を入力して白紙化のみ自動処理が行われる。コ
ピー済紙を白紙化処理し、この白紙化処理した用紙に原
稿をコピーする操作を行い、次に別のコピー済紙を白紙
化処理し、この別の白紙化処理した用紙に上記と同じ原
稿をコピーする操作を順次、繰り返し行って複数部の印
刷が行われる。この場合、全部の印刷部数が終わらない
間は、自動原稿送りトレイに原稿を戻して最後の部数が
終了した時に原稿受けに原稿を入れる処理が行われる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用する複写機によりコピー済紙を再
コピー用紙化する方法についての概略説明図である。
【図2】(a)〜(d)は光学系の組み合わせレンズと
して、凸レンズと凹レンズを左右対称に組み合わせた場
合を示し(e)は光学系の組み合わせレンズとして、凸
レンズ同士を左右対称に組み合わた場合を示す。
【図3】ドラム上にコピー済パターンのピントのずれた
太めの像を形成する際の点又は線の許容範囲を示す概略
説明図である。
【図4】ガラス板上に置いたコピー済紙のコピー済パタ
ーンを、光学系レンズ(組み合わせレンズを1つの凸レ
ンズと考える。)の焦点距離を変えてドラム上に倍率を
変えずにピントのずれた太めの像を作る場合の説明図で
ある。
【図5】コピー済紙の白紙化の動作フローを示したもの
である。
【図6】複写機の操作パネルの概略説明図である。
【図7】コピー済紙の白紙化の他の動作フローを示した
ものである。
【図8】複写機の他の操作パネルの概略説明図である。
【図9】原稿用のガラス板とコピー済紙用のガラス板を
別個に設けた場合の基本的な原理図である。
【図10】原稿用のガラス板とコピー済紙用のガラス板
を別個に設けた場合の基本的な原理図である。
【図11】原稿用のガラス板とコピー済紙用のガラス板
を別個に設けた場合の基本的な原理図である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【図1】
【図2】
【図3】
【図8】
【図5】
【図6】
【図7】
【図9】
【図10】
【図11】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿として使用するコピー済紙をそのコ
    ピー済面を下にして複写機のガラス板上に載置し、感光
    体であるドラムの表面を帯電させ、ガラス板上のコピー
    済紙のコピー済パターンを光学系の焦点を変えてピント
    をずらすことにより倍率を変えずに該ドラム表面に前記
    コピー済パターンよりも太めの状態で被覆する被覆パタ
    ーン潜像が得られるように露光し、該被覆パターン潜像
    が形成されたドラムに白色のトナーを振りかけて被覆パ
    ターン潜像を顕像化させる現像を行い、次いで前記コピ
    ー済紙をガラス板上から取り出して該コピー済紙を給紙
    側にセットしてコピー済紙のコピー済面と対応する位置
    に重ねて被覆パターン顕像を転写してコピー済紙のコピ
    ー済パターンを白色のトナーで被覆し、白紙化されたコ
    ピー済紙をヒーターで加熱して白色トナーを融着させコ
    ピー済パターンに重ねて被覆する被覆パターンを該コピ
    ー済紙に定着させることを特徴とするコピー済紙を再度
    コピー用紙として使用する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1で使用する複写機の光学系の焦
    点を変える装置は、凸レンズと凹レンズの各1又は2以
    上の組み合わせレンズからなり、該組み合わせレンズの
    少なくとも内側又は外側のレンズを可動せしめる構造と
    したことを特徴とするコピー済紙の再コピー用紙化方法
    に使用する複写機。
  3. 【請求項3】 請求項1で使用するコピー済パターンを
    被覆するトナーとして、白色樹脂微粒粉末を使用するこ
    とを特徴とするコピー済紙の再コピー用紙化方法に使用
    する複写機。
  4. 【請求項4】 請求項1で使用する複写機にコピー済紙
    入れを備え、該コピー済紙入れにあるコピー済紙のコピ
    ー済パターンを原稿としてガラス面に接するように該コ
    ピー済紙をコピー済紙入れからガラス板上に移送して載
    置する載置搬送路を設け、該コピー済パターンの原稿を
    露光後、給紙側に搬送する給紙搬送路を設けるととも
    に、ドラムの近傍に白以外の着色トナーと白色トナーと
    を設け、かつ露光時にドラム表面に倍率を変えずにコピ
    ー済パターンよりも太めの状態で被覆する被覆パターン
    潜像が得られるように凸レンズと凹レンズからなる組み
    合わせレンズの一部を可変構造とし、該組み合わせレン
    ズの焦点距離を変化させてドラム表面にピントのずれた
    前記被覆パターン潜像を形成し、さらに白紙化されたコ
    ピー済紙を白紙化コピー用紙入れに搬送し、かつ該白紙
    化コピー用紙入れから転写側に搬送させる各搬送路を設
    けたことを特徴とするコピー済紙の再コピー用紙化方法
    に使用する複写機。
  5. 【請求項5】 請求項1で使用する複写機のガラス板と
    して、原稿用のガラス板と白紙化のためのコピー済紙用
    のガラス板を別個に設けたことを特徴とする請求項4記
    載のコピー済紙の再コピー用紙化方法に使用する複写
    機。
JP09731796A 1996-03-28 1996-03-28 コピー済紙の再コピー用紙化方法及び該方法に使用する複写機 Expired - Fee Related JP3796665B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09731796A JP3796665B2 (ja) 1996-03-28 1996-03-28 コピー済紙の再コピー用紙化方法及び該方法に使用する複写機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09731796A JP3796665B2 (ja) 1996-03-28 1996-03-28 コピー済紙の再コピー用紙化方法及び該方法に使用する複写機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09265249A true JPH09265249A (ja) 1997-10-07
JP3796665B2 JP3796665B2 (ja) 2006-07-12

Family

ID=14189116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09731796A Expired - Fee Related JP3796665B2 (ja) 1996-03-28 1996-03-28 コピー済紙の再コピー用紙化方法及び該方法に使用する複写機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3796665B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005274616A (ja) * 2004-03-22 2005-10-06 Fuji Xerox Co Ltd 記録済み原稿の再生方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005274616A (ja) * 2004-03-22 2005-10-06 Fuji Xerox Co Ltd 記録済み原稿の再生方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3796665B2 (ja) 2006-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1218105A (en) Apparatus and method for electrophotographically producing copy having continuous-tone and other content
US4379631A (en) Apparatus having a copier function and a printer function
US4068950A (en) Variable platen cover
US4707109A (en) Electrophotographic apparatus capable of editing a copy picture image
SU727166A3 (ru) Электрофотографический копировальный аппарат
JPS631581B2 (ja)
JPH09265249A (ja) コピー済紙の再コピー用紙化方法及び該方法に 使用する複写機
US4334763A (en) Electrophotographic copying apparatus
JPH01156766A (ja) 画像形成装置
JPS58132260A (ja) 複写装置
JPS5785066A (en) Color copying machine
JPH01293363A (ja) 画像形成装置
JPH03140942A (ja) 画像形成装置
JPS59201036A (ja) 複写機
JPS60256183A (ja) 電子写真装置の帯電露光現像装置
JPH01262568A (ja) 画像形成装置
JPH0287135A (ja) 複写装置
JPS59224860A (ja) 複写機
JPH0769655B2 (ja) 画像形成方法
JPH02116867A (ja) 画像形成装置
JPS5786874A (en) Copying machine
JPS63284576A (ja) カラ−電子写真複写装置
JPS6080867A (ja) 二色電子写真複写装置
JPH08146834A (ja) 画像形成装置
JPH04319968A (ja) フルカラー複写装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees