JPH09264289A - 液圧源装置 - Google Patents

液圧源装置

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JPH09264289A
JPH09264289A JP10345196A JP10345196A JPH09264289A JP H09264289 A JPH09264289 A JP H09264289A JP 10345196 A JP10345196 A JP 10345196A JP 10345196 A JP10345196 A JP 10345196A JP H09264289 A JPH09264289 A JP H09264289A
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Naoharu Kitagawa
直治 北川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧ポンプとこれを駆動する電動機を縦置き
配置して占有床面積の減少を図りつつ、取り扱い易い上
蓋を取り外して液圧ポンプや電動機をタンクの上部開口
からタンク外部に取り出し可能にし、取り扱い性を向上
すること。 【解決手段】 タンク1の一隅を窪ませてタンク1内部
と遮断してタンク1外部に露呈する凹部15を形成し、
この凹部15に附属機器(液体冷却器16)を配置す
る。これにより、上蓋(第1上蓋18A)には附属機器
を配置しなくて良く、附属機器を配置せずに取り扱い易
くできた上蓋を取り外して油圧ポンプ2や電動機3をタ
ンク1の上部開口からタンク1外部に取り出しでき、取
り扱い性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液圧ポンプとこれ
を駆動する電動機とを、タンクの内部へ貯蔵する作動液
体に浸漬して縦置き配置した液圧源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の液圧源装置として、作動
液体を貯蔵したタンクの内部に、液圧ポンプとこれを駆
動する電動機とを作動液体に浸漬して縦置き配置して設
け、液圧源装置の占有床面積の減少を図っているものが
知られている。(例えば、特開昭63−268983号
公報参照。)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる従来
の液圧源装置では、液圧源装置の占有床面積を増加しな
いようタンクの上部開口を閉塞する上蓋に附属機器の一
つであるエレベータ昇降用制御弁を配置しているため、
液圧ポンプや電動機の修理や補修の際には、附属機器を
配置した上蓋を取り外してタンクの上部開口から液圧ポ
ンプや電動機をタンク外部に取り出さなければならず、
上蓋は附属機器を配置して取扱い難かった。
【0004】本発明は、液圧ポンプとこれを駆動する電
動機とを縦置き配置して占有床面積の減少を図りつつ、
取り扱い易い上蓋を取り外して液圧ポンプや電動機をタ
ンクの上部開口からタンク外部に取り出し可能にし、取
り扱い性を向上し得る液圧源装置を提供することを課題
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の液圧源装置で
は、上部を開口し略箱状に形成したタンクに液圧ポンプ
で吸入吐出する作動液体を貯蔵して設け、タンクの内部
には液圧ポンプ及びこれを駆動する電動機を作動液体に
浸漬して縦置き配置し、タンクの上部開口を上蓋で閉塞
して設け、タンクの一隅を窪ませてタンク内部と遮断し
てタンク外部に露呈する凹部を形成し、この凹部に附属
機器を配置して成る。この場合、タンクの一側壁を形成
する側板を延在して凹部の一側壁を形成しても良い。ま
た、タンクの内部を液圧ポンプ及び電動機を縦置き配置
する第1タンク部とこの側方に連設して凹部に隣接する
第2タンク部で構成し、上蓋を第1タンク部の上部開口
を閉塞する第1上蓋と第2タンク部の上部開口を閉塞す
る第2上蓋により別部材で構成しても良い。この場合、
凹部に配置した附属機器が液圧ポンプのドレン液体をフ
ァンで発生させる風により空冷する液体冷却器で、ファ
ンで発生させる風を液圧ポンプ及び電動機を内部に配置
した第1タンク部の側壁外表面に当てるよう液体冷却器
を凹部に配置しても良い。また、第2タンク部に貯蔵す
る作動液体の液面に浮くフロートの変位に基づき貯蔵す
る作動液体量を表示する液面計を第2上蓋に配置しても
良い。また、凹部の上部が開口し、この開口を第2タン
ク部の上部開口を閉塞する第2上蓋で閉塞ししても良
い。
【0006】かかる本発明の構成において、附属機器を
タンクの凹部に配置しているから、液圧ポンプや電動機
を内部に縦置き配置したタンクの上部開口を閉塞する上
蓋には附属機器を配置しなくて良い。このため、液圧ポ
ンプとこれを駆動する電動機を縦置き配置して占有床面
積の減少を図りつつ、附属機器を配置せずに取り扱い易
くできた上蓋を取り外して液圧ポンプや電動機をタンク
の上部開口からタンク外部に取り出し可能にでき、取り
扱い性を向上できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1、図2及び図6において、1
はタンクで、上部を開口し略箱状に形成し、内部に作動
液体としての作動油を貯蔵して設けている。2は作動油
を吸入吐出する液圧ポンプとしての油圧ポンプ、3は油
圧ポンプ2を駆動する電動機で、相互に一体結合し、油
圧ポンプ2を上方で電動機3を下方にしてタンク1内部
に作動油へ浸漬して縦置き配置して設けている。4は油
圧ポンプ2、電動機3をタンク1内部に縦置き配置する
ための保持枠で、図2に示す如き、上板5Aの中央に縦
板6Aを垂下して溶接で固着した略T字状の吊り下げ部
7Aと、この吊り下げ部7Aと図1の水平方向に間隙を
有して対向した吊り下げ部7B(上板5Bの中央から縦
板6Bを垂下して略T字状に形成)とを、両部7A、7
Bの下端を水平板8に溶接で固着して構成している。そ
して、吊り下げ部7Aには縦板6Aに止め板9を溶接で
固着し、油圧ポンプ2と一体結合した電動機3を両吊り
下げ部7A、7B間の間隙に収装してボルトで止め板9
に固定している。
【0008】タンク1の対向する側壁内表面には載置板
10A、10Bを溶接で固着して内方に突出して設け、
載置板10A、10Bには保持枠4の上板5A、5Bの
長さ寸法と略同一の間隙を有してそれぞれ2個の防振ゴ
ム11A、11Bを取り付け、防振ゴム11A、11B
上に保持枠4の上板5A、5Bを載置してボルト12
A、12Bで着脱自在に固定して設けている。載置板5
A、5Bの中央には、図2及び図3に示す如き、保持枠
4の縦板6、6Bを挿通する切欠き13A、13Bを形
成し、切欠き13A、13Bは油圧ポンプ2、電動機3
を収装した保持枠4をタンク1の上部開口から図示しな
いホイスト等適宜手段で吊り上げてタンク1外部に取り
出す際に載置板5A、5Bが障害にならないよう設けて
いる。14A、14Bは上板5A、5Bと同一形状の持
ち上げ板で、保持枠4を載置板10A、10Bに載置固
定して油圧ポンプ2、電動機3を作動油に浸漬して縦置
き配置した図示状態では、上板5A、5Bに重ね合わせ
てボルト12A、12Bで着脱自在に固定して設けてい
る。そして、持ち上げ板14A、14はホイスト等で油
圧ポンプ2、電動機3をタンク1外部に取り出した状態
で保持枠4の底板8に図示しないボルトで固定し、底板
8に固定した持ち上げ板14A、14Bは防振ゴム11
A、11B上にボルト12A、12Bで固定して設け
る。
【0009】15はタンク1の一隅を窪ませて形成した
凹部で、タンク1内部と遮断すると共に、垂直方向の上
下及び水平方向の一側を開口してタンク1外部に露呈し
て設けている。図3に示す如き、凹部15の一側壁15
Aはタンク1の一側壁1Aを形成する側板を水平方向に
延在して形成している。タンク1は内部を油圧ポンプ
2、電動機3を縦置き配置する第1タンク部1Bとこの
側方に連設して凹部15に隣接する第2タンク部1Cで
構成している。16は凹部15に配置した附属機器とし
ての液体冷却器で、凹部15の両側壁15A、15Bに
両端を溶接で固着して水平方向に掛け渡した取り付け板
17の下面に固定して設けている。液体冷却器16は油
圧ポンプ2のドレン液体としてのドレン油をファン16
Aで発生する風により冷却するもので、図4に示す如
き、油圧ポンプ2からのドレン油を導入するドレン油導
入管2Aを取り付け板17の上面へ水平方向の一側に取
り付けて接続すると共に、冷却したドレン油を第1タン
ク部1Cに導出するドレン油導出管2Bを取り付け板1
7の上面へ水平方向の他側に取り付けて接続して設けて
いる。そして、液体冷却器16はファン16Aで発生す
る風を油圧ポンプ2、電動機3を内部に配置した第1タ
ンク部1Bの側壁外表面に当てるよう凹部15にファン
16Aを内方に位置して配置している。
【0010】図5に示す如き、18Aは第1タンク部1
Bの上部開口を閉塞する第1上蓋で、4本のボルト19
Aで第1タンク部1Bに着脱自在に取り付けている。1
8Bは第2タンク部1Cの上部開口を閉塞する第2上蓋
で、第1上蓋18Aと別部材で構成して4本のボルト1
9Bで第2タンク部1Cに着脱自在に取り付けている。
そして、第2上蓋18Bは第2タンク部1Cに隣接する
凹部15の上部開口を併せて閉塞する寸法形状に設けて
いる。図3に示す如き、第1タンク部1Bの対向する側
壁内表面にはそれぞれ1本のボルト19Aを螺着するね
じ孔を穿設した取り付け板20A、20Bを溶接で固着
して内方に突出して設け、取り付け板20Bは第2タン
ク部1Cに延在してこの延在部分に1本のボルト19B
を螺着するねじ孔を穿設している。取り付け板20Bの
延在部分と対向する凹部15の一側壁15A内表面に
は、1本のボルト19Aと2本のボルト19Bを螺着す
る3個のねじ孔を穿設した取り付け板20Cを溶接で固
着して内方に突出して設けている。また、第1タンク部
1Bと第2タンク部1Cとの連設部分には垂直方向の最
上部に受け板20Dを溶接で固着して設け、受け板20
Dには1本のボルト19Aと1本のボルト19Bを螺着
する2個のねじ孔を穿設すると共に、第1上蓋18A及
び第2上蓋18Bの端部を載置して設けている。
【0011】21は第2上蓋18Bに配置した液面計と
しての油面計で、第2タンク部1C内部に貯蔵した作動
油の液面としての油面Lに浮くフロート22を有し、フ
ロート22の垂直方向の変位を連結棒23を介して第2
上蓋18B上の表示部に伝達し、フロート22の変位に
基づき貯蔵する作動油量を表示している。24は端子箱
で、第2上蓋18Bに凹部15の上部開口を閉塞する部
分へ配置し、電動機3の図示しない電機配線及び液体冷
却器16のファン16Aを駆動する電動機16B(図6
に示す)の電機配線を外部配線と電機接続して設けてい
る。25は第1上蓋18Aに着脱自在に取り付けた注油
蓋で、作動油を注油する注油口を閉塞して設けている。
26は油圧ポンプ2に接続した吸入管、27は油圧ポン
プ2に接続した吐出管で、吐出管27はタンク1の一側
壁1Aよりタンク1外部に露呈して接続部を有し、図示
しないアクチュエータへの接続管を接続可能に設けてい
る。28は吐出管27に分岐接続した圧力計、29はア
クチュエータから排出する作動油をタンク1内部に還流
する戻り管で、タンク1の一側壁1Aにタンク1外部へ
露呈して接続部を有し、アクチュエータからの戻り管を
接続可能に設けている。
【0012】次に、かかる構成の作動を説明する。図示
状態において、電動機3で油圧ポンプ2を駆動すると、
油圧ポンプ2は吸入管26より貯蔵した作動油を吸入し
て吐出管27に吐出し、吐出管27に吐出した作動油は
アクチュエータに供給され、アクチュエータから排出す
る作動油は戻り管29を流れてタンク1内部に還流す
る。そして、貯蔵する作動油量は油面計21で確認され
ると共に、油圧ポンプ2のドレン油はドレン油導入管2
Aを流れて液体冷却器16に導入しファン16Aで発生
する風で冷却し、冷却したドレン油はドレン油導出管2
Bを流れてタンク1内部に導出する。また、液体冷却器
16のファン16Aで発生した風は第1タンク部1Bの
側壁外表面に当たり、油圧ポンプ2及び電動機3の作動
に伴う作動熱で油温上昇する第1タンク部1B内部の貯
蔵作動油を冷却する。そして、電動機3による油圧ポン
プ2の駆動を停止すると、油圧ポンプ2は作動油の吸入
吐出を停止する。
【0013】そして、油圧ポンプ2や電動機3を修理や
補修の際には、ボルト19Aを緩めて第1上蓋18Aを
取り外し、ボルト12A、12Bを緩めて持ち上げ板1
4A、14Bを取り外し、ホイスト等で保持枠4ととも
に油圧ポンプ2、電動機3を吊り上げて第1タンク部1
Bの上部開口よりタンク1外部に取り出し、この状態
で、保持枠4の底板8にボルトで持ち上げ板14A、1
4Bを固定し、ホイスト等で保持枠4を若干下降して底
板8に固定した持ち上げ板14A、14Bを載置板10
A、10Bの防振ゴム11A、11B上に載置してボル
ト12A、12Bで固定すると、油圧ポンプ2、電動機
3をタンク1外部に取り出した状態で保持枠4を載置板
10A、10B上に固定でき、ホイスト等を切り離す。
そして、止め板9にボルトで固定した電動機3を油圧ポ
ンプ2とともに取り外して修理や補修を行う。
【0014】油圧ポンプ2や電動機3の修理や補修が完
了したら、止め板9に電動機3を油圧ポンプ2とともに
ボルトで固定し、ボルト12A、12Bを緩めてホイス
ト等で保持枠4とともに油圧ポンプ2、電動機3を若干
吊り上げて持ち上げ板14A、14Bを載置板10A、
10Bから取り外し、この状態で持ち上げ板14A、1
4Bを保持枠4の底板8から取り外し、ホイスト等で保
持枠4とともに油圧ポンプ2、電動機3を第1タンク部
1Bの上部開口より下降して保持枠4の上板5A、5B
を載置板10A、10Bの防振ゴム11A、11B上に
載置し、上板5A、5Bに持ち上げ板14A、14Bを
重ね合わせ、ボルト12A、12Bで固定する。そし
て、第1上蓋18Aをボルト19Aでタンク1に取り付
けて第1タンク部1Bの上部開口を閉塞する。
【0015】かかる作動で、油圧ポンプ2、電動機3を
タンク1外部に取り出す際、附属機器(液体冷却器1
6)をタンク1の凹部15に配置しているから、油圧ポ
ンプ2や電動機3を縦置き配置したタンク1の上部開口
を閉塞する上蓋(第1上蓋18A)には附属機器(液体
冷却器16)を配置しなくて良いため、油圧ポンプ2と
これを駆動する電動機3を縦置き配置して占有面積の減
少を図りつつ、附属機器を配置せずに取り扱い易くでき
た上蓋(第1上蓋18A)を取り外して油圧ポンプ2や
電動機3をタンク1の上部開口からタンク1外部に取り
出しでき、取り扱い性を向上できる。
【0016】また、タンク1の一側壁1Aを形成してい
る側板を延在して凹部15の一側壁15Aを形成してい
るため、凹部15の一側壁15Aを格別に形成しなくて
良く、製作し易くできて廉価に製作できる。
【0017】また、タンク1の内部を油圧ポンプ2及び
電動機3を縦置き配置する第1タンク部1Bとこの側方
に連設して凹部15に隣接する第2タンク部1Cで構成
し、上蓋を第1タンク部1Bの上部開口を閉塞する第1
上蓋18Aと第2タンク部1Cの上部開口を閉塞する第
2上蓋18Bにより別部材で構成しているため、油圧ポ
ンプ2、電動機3をタンク1外部に取り出す際、第2上
蓋18Bはそのままで第1上蓋18Aのみを取り外せば
良く、第1上蓋18Aは第1タンク部1Bの上部開口を
閉塞するもので、タンク1の上部開口全体を閉塞する上
蓋と比べて小形状にでき、一層取り扱い易くできる。
【0018】また、油圧ポンプ2のドレン油をファン1
6Aで発生させる風により冷却する液体冷却器16を、
ファン16Aで発生させる風を油圧ポンプ2及び電動機
3を配置した第1タンク部1Bの側壁外表面に当てるよ
う凹部15に配置しているため、油圧ポンプ2のドレン
油を冷却する液体冷却器16で、油圧ポンプ2及び電動
機3の作動に伴う作動熱で油温上昇する第1タンク部1
Bの貯蔵作動油も冷却することができる。
【0019】また、第2タンク部1Cに貯蔵する作動油
の油面Lに浮くフロート22の変位に基づき貯蔵する作
動油量を表示する油面計21を第2上蓋18Bに配置し
ているため、第1タンク部1Bに配置した油圧ポンプ2
による作動油の吸入吐出に伴う第1タンク部1Bの油面
Lの一時的な過剰な変位がフロート22に伝わり難くで
き、貯蔵する作動油量を大きく間違えることなく確認で
きる。さらに、油圧ポンプ2、電動機3をタンク1外部
に取り出すために第1上蓋18Aを取り外す際、第2上
蓋18Bに配置した油面計21は影響を受けることなく
できる。
【0020】また、凹部15の上部開口を第2タンク部
1Cの上部開口を閉塞する第2上蓋で閉塞しているた
め、凹部15の上部開口を閉塞する蓋を格別に設けるこ
となく第2上蓋18Bに凹部15の上部開口を閉塞する
部分へ配置スペースを確保することができ、この配置ス
ペースに端子箱24を配置して有効活用が図れる。
【0021】
【発明の効果】このように、本発明は、タンクの一隅を
窪ませて形成した凹部に附属機器を配置したことによ
り、タンクの上部開口を閉塞する上蓋には附属機器を配
置しなくて良く、液圧ポンプとこれを駆動する電動機を
縦置き配置して占有床面積の減少を図りつつ、附属機器
を配置せずに取り扱い易くできた上蓋を取り外して液圧
ポンプや電動機をタンクの上部開口からタンク外部に取
り出し可能にでき、取り扱い性を向上できる。
【0022】また、タンクの一側壁を形成する側板を延
在して凹部の一側壁を形成した構造を採用することによ
って、凹部の一側壁を格別に形成しなくて良く、製作し
易くできて廉価に製作できる。
【0023】また、タンクの内部を液圧ポンプ及び電動
機を縦置き配置する第1タンク部とこの側方に連設して
凹部に隣接する第2タンク部で構成し、上蓋を第1タン
ク部の上部開口を閉塞する第1上蓋と第2タンク部の上
部開口を閉塞する第2上蓋により別部材で構成した構造
を採用することによって、液圧ポンプや電動機をタンク
外部に取り出す際、第2上蓋はそのままで第1上蓋のみ
を取り外せば良く、第1上蓋は第1タンク部の上部開口
を閉塞するもので、タンクの上部開口全体を閉塞する上
蓋と比べて小形状にでき、一層取り扱い易くできる。
【0024】また、凹部に配置した附属機器が液圧ポン
プのドレン液体をファンで発生させる風により冷却する
液体冷却器で、ファンで発生させる風を液圧ポンプ及び
電動機を配置した第1タンク部の側壁外表面に当てるよ
う凹部に配置した構造を採用することによって、液圧ポ
ンプのドレン液体を冷却する液体冷却器で、液圧ポンプ
及び電動機の作動に伴う作動熱で温度上昇する第1タン
ク部の貯蔵作動液体も冷却することができる。
【0025】また、第2タンク部に貯蔵する作動液体の
液面に浮くフロートの変位に基づき貯蔵する作動液体量
を表示する液面計を第2上蓋に配置した構造を採用する
ことによって、第1タンク部に配置した液圧ポンプによ
る作動液体の吸入吐出に伴う第1タンク部の液面の一時
的な過剰な変位がフロートに伝わり難くでき、貯蔵する
作動液体量を大きく間違えることなく確認できる。さら
に、液圧ポンプや電動機をタンク外部に取り出すために
第1上蓋を取り外す際、第2上蓋に配置した液面計は影
響を受けることなくできる。
【0026】また、凹部の上部が開口し、この開口を第
2タンク部の上部開口を閉塞する第2上蓋で閉塞した構
造を採用することによって、凹部の上部開口を閉塞する
蓋を格別に設けることなく第2上蓋に凹部の上部開口を
閉塞する部分へ配置スペースを確保することができ、こ
の配置スペースの有効活用が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示した液圧源装置の縦断
面図である。
【図2】図1の線A−Aに沿った断面図である。
【図3】図1の線B−Bに沿った断面図である。
【図4】第1の矢視Cから見た側面図である。
【図5】図1の矢視Dから平面図である。
【図6】図1の液圧源装置の液圧回路図である。
【符号の説明】
1タンク 1B第1タンク部 1C第2タンク部 2油圧ポンプ(液圧ポンプ) 3電動機 15凹部 16液体冷却器 16Aファン 18A第1上蓋 18B第2上蓋 21油面計(液面計) 22フロート L油面(液面)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部を開口し略箱状に形成したタンクに
    液圧ポンプで吸入吐出する作動液体を貯蔵して設け、タ
    ンクの内部には液圧ポンプ及びこれを駆動する電動機を
    作動液体に浸漬して縦置き配置し、タンクの上部開口を
    上蓋で閉塞して設け、タンクの一隅を窪ませてタンク内
    部と遮断してタンク外部に露呈する凹部を形成し、この
    凹部に附属機器を配置して成る液圧源装置。
  2. 【請求項2】 タンクの一側壁を形成する側板を延在し
    て凹部の一側壁を形成したことを特徴とする請求項1に
    記載の液圧源装置。
  3. 【請求項3】 タンクの内部を液圧ポンプ及び電動機を
    縦置き配置する第1タンク部とこの側方に連設して凹部
    に隣接する第2タンク部で構成し、上蓋を第1タンク部
    の上部開口を閉塞する第1上蓋と第2タンク部の上部開
    口を閉塞する第2上蓋により別部材で構成したことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の液圧源装置。
  4. 【請求項4】 凹部に配置した附属機器が液圧ポンプの
    ドレン液体をファンで発生させる風により空冷する液体
    冷却器で、ファンで発生させる風を液圧ポンプ及び電動
    機を内部に配置した第1タンク部の側壁外表面に当てる
    よう液体冷却器を凹部に配置したことを特徴とする請求
    項3に記載の液圧源装置。
  5. 【請求項5】 第2タンク部に貯蔵する作動液体の液面
    に浮くフロートの変位に基づき貯蔵する作動液体量を表
    示する液面計を第2上蓋に配置したことを特徴とする請
    求項3に記載の液圧源装置。
  6. 【請求項6】 凹部の上部が開口し、この開口を第2タ
    ンク部の上部開口を閉塞する第2上蓋で閉塞したことを
    特徴とする請求項3に記載の液圧源装置。
JP10345196A 1996-03-28 1996-03-28 液圧源装置 Expired - Fee Related JP3974956B2 (ja)

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