JP3074031B2 - 液圧源装置 - Google Patents

液圧源装置

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JP3074031B2
JP3074031B2 JP03098328A JP9832891A JP3074031B2 JP 3074031 B2 JP3074031 B2 JP 3074031B2 JP 03098328 A JP03098328 A JP 03098328A JP 9832891 A JP9832891 A JP 9832891A JP 3074031 B2 JP3074031 B2 JP 3074031B2
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Toyooki Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液圧ポンプとこれを駆
動する電動機とを、タンク内へ貯蔵する作動液に浸漬し
た液圧源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の液圧源装置として、本出願人の
出願に係る特願平2−291424号に記載のものがあ
り、液圧ポンプとこれを駆動する電動機とが共通の保持
枠に吊持状態で取り付けられ、保持枠は、その端部がタ
ンクの側壁上部に内方へ突出形成された受け止め部に載
置されてタンクに装着され、液圧ポンプ及び電動機をタ
ンク内の作動液に浸漬した状態に保持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのもので
は、液圧ポンプや電動機の修理や交換等の際には、液圧
ポンプ及び電動機を保持枠ごとタンク内から取り出し、
タンク周辺の適所に置いて、液圧ポンプや電動機の取り
外しや取り付けを行なわねばならず、タンクの設置状態
によっては、このような補修の際の保持枠配置スペース
を、タンク周辺に確保しづらいことがあって使い勝手が
悪い問題点があった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するも
ので、液圧ポンプ及び電動機をタンク外に突出させた状
態で保持枠をタンクに支持し、この状態で補修作業を行
なえるようにしてタンク周辺に補修の際の保持枠配置ス
ペースを不要にできる液圧源装置を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
蓋によって閉じられる上方開口を備えて箱状に形成され
内部に液圧ポンプが吸入吐出する作動液を貯蔵するタン
クと、液圧ポンプ及びこれを駆動する電動機を取り付け
これらと共に上方開口よりタンク内外へ出入可能に形成
した保持枠とを有し、タンクの側壁内面には上向きの受
け止め部を設けると共に、保持枠は保持枠をタンクに装
着するため受け止め部に載置される載置部を具備してお
り、載置部は、保持枠に形成されて液圧ポンプ及び電動
機が作動液に浸漬する状態で保持枠をタンクに装着させ
る浸漬載置部と、保持枠浸漬載置部より低い位置で
され液圧ポンプ及び電動機をタンク外へと突出させ
る持ち上げ状態で保持枠をタンクに装着させる持ち上げ
載置部とを含み、液圧ポンプ及び電動機を作動液に浸漬
させるとき保持枠に装着の持ち上げ載置部を取り外し
能に設けている。
【0006】
【作用】このような構成によると、タンク内の作動液に
浸漬している液圧ポンプ及び電動機に修理や交換等の補
修を要するとき、タンクの蓋を外して保持枠と共に液圧
ポンプ及び電動機を上方開口よりタンク外へ引き出し、
保持枠に浸漬載置部より低い位置持ち上げ載置部を装
着して、この持ち上げ載置部がタンクの受け止め部に載
置されるよう保持枠を引き降ろすと、液圧ポンプ及び電
動機をタンク外へと突出した状態にして保持枠がタンク
に装着される。そして、このときには、液圧ポンプ及び
電動機は全部あるいは大部分がタンク外に位置し、たと
え部分的にタンク内に位置する箇所があってもタンクの
上方開口の近傍で容易に手がとどく位置となってタンク
の周辺に保持枠を置くことなく補修作業を行なうことが
でき、タンクの周辺に保持枠配置のスペースを確保する
必要がないのである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。1はタンクで底壁2の四周に側壁3、4、5、6を
立設して直方体の箱状として上方の開口の一部を上壁7
で覆って形成している。上壁で覆われない部分は、タン
ク1の上部開口8となり、9は上部開口8を覆う蓋で、
取り付けねじ10でタンク1に取り付けている。側壁
3、4の上部内面には、それぞれ二つの受け止め部1
1、12が上部開口8に面して上向きに形成され、各受
け止め部11、12は、それぞれ水平状に側壁3、4内
面に溶接で固着した受け板13と、受け板13の上面に
取り付けた防振ゴム14とを有し、防振ゴム14には、
取り付けねじ14Aが立設している。
【0008】15は保持枠で、液圧ポンプ16及び電動
機17を取り付ける水平状の取り付け部18と、取り付
け部18両端に立設した吊持部19、20を有し、図4
から図6に示すように、各部18、19、20はそれぞ
れ二本の山形鋼材18A、18B、19A、19B、2
0A、20Bを用いて枠組みされ、溶接で一体化されて
いる。各吊持部19、20はその上端に載置片19C、
20Cを幅方向に張り出すように固定して備えている。
そして各載置片19、20の張り出し端には、それ
ぞれ前記した各受け止め部11、12の防振ゴム14上
に載置される浸漬載置部21、22が形成され、なお、
23は、各防振ゴム14の取り付けねじ14Aが挿通さ
れる孔である。取り付け部18は、液圧ポンプ16を一
体的に連結した電動機17を取り付けねじ24の螺着に
よって固定するねじ孔18Cを有したフランジ18D、
18Eを有している。そして、取り付け枠部18の各端
下部には、二つのねじ孔18Fをそれぞれ設け、載置片
19C、20Cと同形状の持ち上げ載置片25、26が
それぞれねじ孔18Fに螺着する取り付けねじ27によ
って取り付けられるようにしている。持ち上げ載置片2
5、26は、取り付けねじ27挿通用の孔28と、防振
ゴム14の取り付けねじ14A挿通用の孔29を有し、
取り付けねじ27で取り付けられることで保持枠15に
装着されるとき、両端部が防振ゴム14上に載置される
持ち上げ載置部25A、26Aを形成するようにしてい
る。
【0009】そして、保持枠15は、取り付けねじ27
により持ち上げ載置片25、26を装着しない状態で取
り付け部18に取り付けた液圧ポンプ16及び電動機1
7と共に上部開口8からタンク内外へ出入可能であって
載置片19C、20Cの浸漬載置部21、22を、タン
ク1の各受け止め部11、12における防振ゴム14上
に、取り付けねじ14Aを孔23へ挿通させて載置させ
ることでタンク1に装着され、このとき持ち上げ載置片
25、26も単に保管する必要から、取り付けねじ14
Aを孔29に挿通して載置片19C、20Cの上に重ね
られて、取り付けねじ14Aに螺着するナット30によ
り図1の如く共締め状に固定されている。なおこのと
き、液圧ポンプ16及び電動機17は作動液に浸漬され
るようになっている。なお液面は図1にLで示してい
る。
【0010】31はタンク1の上壁7に設けたマニホー
ルドで、外部に接続する吐出ポート32、ドレンポート
33、戻りポート34を有すると共に、ドレンポート3
3、戻りポート34にそれぞれ接続されるドレン管3
5、戻り管36をタンク1内に有している。37は吐出
ポート32に接続する接続継手であって、タンク1内の
仕切板38を貫通して設けられ、この接続継手37に
は、液圧ポンプ16の吐出部に接続するホース等の可撓
管39が接続されている。なお、40、41はそれぞれ
戻り管36と液圧ポンプ16の吸入部とに設けたフィル
タで、42はエアブリーザ兼給油栓である。
【0011】一実施例の作動を述べる。図1の如く作動
液に浸漬した状態で液圧ポンプ16は電動機17で駆動
され、タンク1内の作動液は液圧ポンプ16に吸入され
て可撓管39より吐出ポート32から吐出されて図示し
ない消費部に送られ、消費部から戻される作動液は、戻
りポート34、戻り管36をへてタンク1内に戻る。こ
のとき、電動機17や液圧ポンプ16での発生音は作動
液で減衰され、騒音は非常に小さくなる。
【0012】液圧ポンプ16や電動機17に修理や交換
等の補修が必要な場合、電動機17は停止され、保持枠
15がタンク外に引き出される。すなわち、取り付けね
じ10を外して蓋9を取り去り、上部開口8を開放す
る。そして、各受け止め部11、12において、ナット
30を取り去って、持ち上げ載置片25、26を外した
後、ホイスト等適宜手段で液圧ポンプ16及び電動機1
7と共に保持枠15をタンク1外へと引き出す。そして
持ち上げ載置片25、26を、取り付けねじ27によっ
て取り付け部18両端に取り付けて保持枠15に装着す
ると、保持枠15には持ち上げ載置片25、26によっ
て持ち上げ載置部25A、26Aが形成され、この孔2
9に防振ゴム14の取り付けねじ14Aを挿通させて保
持枠15を引き降ろすと、持ち上げ載置部25A、26
Aが各受け止め部11、12の防振ゴム14上に載置さ
れて、液圧ポンプ16及び電動機17を、タンク1外へ
突出した持ち上げ状態で図8の如く保持枠15がタンク
に装着される。なおこのとき、防振ゴム14の取り付け
ねじ14Aにナット30を螺着し、持ち上げ載置片2
5、26を防振ゴム14に固定してもよい。このとき液
圧ポンプ16や電動機17はタンク1外に露出している
のでこれらの取り外し、取り付けは支障なく行なうこと
ができ、可撓管39を外して流出する作動液はタンク1
で受けられるから、別途受け部材の用意も必要でなく、
補修作業を良好に行なうことができる。このため、タン
ク1の設置状況から、タンク1周辺に補修のために保持
枠15を配置するスペースが確保しづらい場合でも容易
に補修を行なうことができる。
【0013】補修完了後は、保持枠15を引き上げて取
り付けねじ27を外して持ち上げ載置片25、26を保
持枠15から取り外した後、保持枠15を引き降ろし各
浸漬載置部21、22を防振ゴム14に載置させること
でタンク1に装着した後、各持ち上げ載置片25、26
は保管のため保持枠15の載置片19C、20C上に重
ねてナット30により、保持枠15と共に固定される。
そして、再び蓋9が取り付けられ、上部開口8が塞がれ
る。このように、持ち上げ載置片は保持枠15と共にタ
ンク1内に取り付けられ保管されるので、格別に保管の
スペースはいらず、紛失するおそれもない。
【0014】なお、保持枠が持ち上げ状態にタンクに装
着される際、電動機や液圧ポンプは部分的にタンク内に
位置して完全にタンク外に出なくても、補修作業に支障
のない位置へ持ち上げられれば良いことはいうまでもな
い。
【0015】
【発明の効果】このように本発明では、保持枠を、液圧
ポンプ及び電動機がタンク外へ突出する持ち上げ状態に
タンクへ装着することができて、液圧ポンプや電動機の
補修の際に、タンク周辺に保持枠を置くことなく補修作
業でき、タンク周辺にこのような保持枠を配置するスペ
ースを確保しづらいタンク設置状態の場合でも、容易に
補修作業ができる。また、保持枠をこのような持ち上げ
状態にするための持ち上げ載置は保持枠から取り外し
可能であって持ち上げ状態にするときのみ保持枠に装着
するため、液圧ポンプ及び電動機を作動液に浸漬するよ
う保持枠をタンクに装着するとき、あるいはこの状態か
ら保持枠を引き出すときに、保持枠を下方へあるいは上
方へと単に上下方向に動かすという簡単な操作を行なえ
ばよくて、取り扱いが簡単になる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図2の線101ー10
1に沿った断面図である。
【図2】図1の線100−100に沿った断面図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の一部を破断した平面図であ
る。
【図4】本発明の一実施例における保持枠の拡大平面図
である。
【図5】図4における左側面図である。
【図6】図5の線102−102に沿った断面図であ
る。
【図7】本発明の一実施例における持ち上げ載置片の拡
大平面図である。
【図8】本発明の一実施例における持ち上げ状態を示す
状態図である。
【符号の説明】
1タンク 3、4、5、6側壁 8上部開口 9蓋 11、12受け止め部 15保持枠 16液圧ポンプ 17電動機 21、22浸漬載置部 25、26持ち上げ載置片 25A、26A持ち上げ載置部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋によって閉じられる上方開口を備えて
    箱状に形成され内部に液圧ポンプが吸入吐出する作動液
    を貯蔵するタンクと、液圧ポンプ及びこれを駆動する電
    動機を取り付けこれらと共に上方開口よりタンク内外へ
    出入可能に形成した保持枠とを有し、タンクの側壁内面
    には上向きの受け止め部を設けると共に、保持枠は保持
    枠をタンクに装着するため受け止め部に載置される載置
    部を具備しており、載置部は、保持枠に形成されて液圧
    ポンプ及び電動機が作動液に浸漬する状態で保持枠をタ
    ンクに装着させる浸漬載置部と、保持枠浸漬載置部よ
    り低い位置で装着され液圧ポンプ及び電動機をタンク
    外へと突出させる持ち上げ状態で保持枠をタンクに装着
    させる持ち上げ載置部とを含み、液圧ポンプ及び電動機
    を作動液に浸漬させるとき保持枠に装着の持ち上げ載置
    部を取り外し可能に設けた液圧源装置。
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