JP2017150655A - 油圧装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、タンク本体の上壁にリターンフィルタを組み付け、アクチュエータから油タンクに還流する作動油に混入する塵埃をリターンフィルタで除去するものがある(たとえば、特許文献2参照)。
内部に作動油を貯蔵する油タンクの上板上に、貯蔵作動油を吸入吐出して負荷側に供給する油圧ポンプと油圧ポンプを回転駆動する電動機とを載置し、負荷側から油タンクに還流する作動油を流通する戻り管を設け、戻り管には作動油に混入する塵埃を除去するリターンフィルタを配設し、リターンフィルタは負荷側からの作動油を流入する流入口と塵埃を除去した作動油を流出する流出口とを形成したフィルタ本体と、作動油に混入する塵埃を除去するフィルタエレメントと、フィルタエレメントを内部に収装してフィルタ本体に着脱自在に装着したケーシングとから構成し、戻り管は負荷側とフィルタ本体の流入口との間を接続する第1戻り管と、フィルタ本体の流出口と油タンクとの間を接続して先端部を貯蔵作動油中に浸漬する第2戻り管とから構成し、リターンフィルタは油タンクの貯蔵作動油より垂直方向で上方に位置し、フィルタ本体を油タンクに垂直方向へ移動自在に取付け、フィルタ本体の上方への移動で貯蔵作動油中に浸漬した第2戻り管の先端部を上方へ引き出し可能としたことを特徴とする油圧装置がそれである。
図1ないし図3において、1は内部に作動油を貯蔵するタンクで、上部を開口した略直方体形状に形成し、上部開口を着脱自在の上板2で閉塞している。3は油圧ポンプ4を回転駆動する電動機で、上板2上に複数の緩衝部材5、基板部材6を介して載置固定している。油圧ポンプ4は、上板2上で電動機3の一側面に固定し、電動機3の回転駆動で油タンク1の貯蔵作動油を吸入管路4Aより吸入して吐出管路4Bに吐出する。吐出管路4Bに吐出した作動油は負荷側としての図示しないアクチュエータに供給する。油タンク1の一側面上方には作動油の貯蔵量を外部から視認する油面計を保護する保護部材7を配置すると共に、油タンク1の一側面下方には貯蔵作動油を排出する排出口を着脱自在に閉塞する栓部材8を設けている。油タンク1の上板2には、作動油を油タンク1内部に注油する注油口兼エアブリーザ9と、装置を吊り上げて移動するための複数のフック部材10と、油圧ポンプ4のドレンをドレン導入管路11より導入して冷却し、冷却したドレンをドレン導出管路12より油タンク1に還流する冷却器13を設けている。油タンク1の下方には、油タンク1より大面積の油受け14を設置し、漏出した作動油を回収する。
電動機3によって油圧ポンプ4を回転駆動すると、油圧ポンプ4は吸入管路4Aより油タンク1に貯蔵した作動油を吸入して吐出管路4Bに吐出し、この吐出した作動油は図示しないアクチュエータに供給される。アクチュエータからの戻り油は、第1戻り管28を流れ、リターンフィルタ16の流入口17よりケーシング21内部に入り、フィルタエレメント20で塵埃を除去され、流出口18より第2戻り管29を流れて油タンク1に還流する。このとき、リターンフィルタ16の弁体22はばね23で付勢されて弁座24に着座して流入口17と流出口18との間を遮断している。
図7および図8において、油タンク1の上板2上に立設した取付ブラケット31には、垂直方向に延びる係止孔32を形成しており、係止孔32の上端には窪み部32Aを形成している。また、取付ブラケット31には、垂直方向に延びて上端側に開口する2個の長孔33A、33Bを形成している。ボルト部材27A、27Bは、それぞれ長孔33A、33Bの下端に当接し、長孔33A、33Bを挿通してフィルタ本体19に螺合している。
目つまりしたフィルタエレメント20を新しいフィルタエレメント20に交換するには、油圧ポンプ4を停止した状態で、作業者がボルト部材27A、27Bを緩め、図8に示す如く、リターンフィルタ16のフィルタ本体19を上方へ移動して、係止部材34を係止孔32の窪み部32Aに係止し、フィルタ本体19を取付ブラケット31に上方位置で係止する。そして、第2戻り管29の先端部29Aが貯蔵作動油の油面Tより上方へ引き出され、リターンフィルタ16の内部に残存した作動油は、第2戻り管29の先端部29Aより油タンク1の貯蔵作動油の上方空間に流出される。
2:上板
3:電動機
4:油圧ポンプ
15:戻り管
16:リターンフィルタ
17:流入口
18:流出口
19:フィルタ本体
20:フィルタエレメント
21:ケーシング
25、31:取付ブラケット
26A、26B、33A、33B:長孔
27A、27B:ボルト部材
28:第1戻り管
29:第2戻り管
29A:第2戻り管の先端部
32:係止孔
32A:窪み部
34:係止部材
Claims (5)
- 内部に作動油を貯蔵する油タンクの上板上に、貯蔵作動油を吸入吐出して負荷側に供給する油圧ポンプと油圧ポンプを回転駆動する電動機とを載置し、負荷側から油タンクに還流する作動油を流通する戻り管を設け、戻り管には作動油に混入する塵埃を除去するリターンフィルタを配設し、リターンフィルタは負荷側からの作動油を流入する流入口と塵埃を除去した作動油を流出する流出口とを形成したフィルタ本体と、作動油に混入する塵埃を除去するフィルタエレメントと、フィルタエレメントを内部に収装してフィルタ本体に着脱自在に装着したケーシングとから構成し、戻り管は負荷側とフィルタ本体の流入口との間を接続する第1戻り管と、フィルタ本体の流出口と油タンクとの間を接続して先端部を貯蔵作動油中に浸漬する第2戻り管とから構成し、リターンフィルタは油タンクの貯蔵作動油より垂直方向で上方に位置し、フィルタ本体を油タンクに垂直方向へ移動自在に取付け、フィルタ本体の上方への移動で貯蔵作動油中に浸漬した第2戻り管の先端部を上方へ引き出し可能としたことを特徴とする油圧装置。
- 前記油タンクの上板上に取付ブラケットを立設し、取付ブラケットには垂直方向に延びる長孔を形成し、長孔を挿通するボルト部材の締め付けで前記フィルタ本体を取付ブラケットに取付けたことを特徴とする請求項1に記載の油圧装置。
- 前記油タンクの上板上に取付ブラケットを立設し、前記フィルタ本体の上方への移動により貯蔵作動油中に浸漬した前記第2戻り管の先端部を上方へ引き出した状態において、前記フィルタ本体を取付ブラケットに係止可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の油圧装置。
- 前記取付ブラケットは、垂直方向に延び上端に窪み部を有する係止孔を形成し、前記第2戻り管には係止部材を設け、係止部材を係止孔の窪み部に係止して、前記フィルタ本体を取付ブラケットに係止可能にしたことを特徴とする請求項3に記載の油圧装置。
- 前記リターンフィルタは、前記取付ブラケットに取付けた前記フィルタ本体に、水平方向の外方に向けて前記ケーシングを装着したことを特徴とする請求項2ないし4のいずれか一つに記載の油圧装置。
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Family Applications (1)
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JP2019161848A (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | 東芝産業機器システム株式会社 | 冷却器付き電動機 |
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2016
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JP6706545B2 (ja) | 2020-06-10 |
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