JP6654098B2 - 油圧装置 - Google Patents

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本発明は、作動油を貯蔵する油タンクの上板上に貯蔵作動油を吸入吐出して負荷側に供給する油圧ポンプと油圧ポンプを回転駆動する電動機とを載置し、負荷側から油タンクに還流する作動油に混入する塵埃を除去するリターンフィルタを有する油圧装置に関する。
従来の油圧装置は、作動油を貯蔵する油タンクの上板上に油圧ポンプと油圧ポンプを回転駆動する電動機とを載置し、油圧ポンプの回転駆動で油タンクに貯蔵した作動油を吸入吐出する。油圧ポンプより吐出した作動油は、負荷側としてのアクチュエータに供給する。アクチュエータから戻る作動油は、戻り配管に配設したリターンフィルタで作動油に混入する塵埃を除去して油タンクに還流している。(たとえば、特許文献1参照)。
実願昭51−31821号(実開昭52−123297号)のマイクロフィルム
ところが、特許文献1に開示された油圧装置では、油タンクの上板上で、電動機の側方に、長手方向を略垂直方向にしてリターンフィルタを配置しているため、この配置する面積を確保するのに上板が大型化し、これに伴い油タンクが大型化し、装置全体が大型化する問題点があった。
本発明の課題は、油タンクの上板にリターンフィルタを配置する面積を減少し、上板を小さくして装置全体を小型化し得る油圧装置を提供するものである。
かかる課題を達成すべく、本発明は次の手段をとった。即ち、
内部に作動油を貯蔵する略直方体形状の油タンクと、貯蔵作動油を吸入吐出して負荷側に供給する油圧ポンプと、油圧ポンプを回転駆動する略円筒状の電動機と、負荷側から油タンクに還流する作動油に混入する塵埃を除去するリターンフィルタとを具備し、リターンフィルタは作動油の流入口と流出口とを形成したフィルタ本体に、作動油に混入する塵埃を除去するフィルタエレメントを内部に収装した略円筒状のケーシングを着脱自在に装着して構成し、油圧ポンプと電動機とを同芯状にして油タンクの上板上に載置し、リターンフィルタを油圧ポンプと電動機との側方に配置し、リターンフィルタは略円筒状のケーシングの長手方向を油圧ポンプと電動機との軸方向と略平行で略水平方向に配置し、この略水平方向に配置したケーシングを電動機の上方と側方とに重畳して配置したことを特徴とする油圧装置がそれである。
以上詳述したように、請求項1に記載の発明は、リターンフィルタは作動油の流入口と流出口とを形成したフィルタ本体に、作動油に混入する塵埃を除去するフィルタエレメントを内部に収装した略円筒状のケーシングを着脱自在に装着して構成し、油圧ポンプと電動機とを同芯状にして油タンクの上板上に載置し、リターンフィルタを油圧ポンプと電動機との側方に配置し、リターンフィルタは略円筒状のケーシングの長手方向を油圧ポンプと電動機との軸方向と略平行で略水平方向に配置し、この略水平方向に配置したケーシングを電動機の上方と側方とに重畳して配置した。このため、電動機の上方に重畳したケーシングの面積分は上板の面積を減少できるから、上板を小さくできて装置全体を小型化することができる。また、略水平方向に配置したケーシングを電動機の側方と重畳して配置したため、電動機の側方に重畳した部分に応じて高さ寸法の増加を抑制でき、ケーシングの長手方向を略水平方向に配置したことと相俟って、装置全体の高さ寸法が増加することを抑制できる。
本発明の一実施形態を示した油圧装置の正面図である。 図1の左側面図である。 図1の平面図である。 図1の要部Aの拡大断面図である。 図1の矢視Bから見た図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。
図1ないし図3において、1は内部に作動油を貯蔵するタンクで、上部を開口した略直方体形状に形成し、上部開口を着脱自在の上板2で閉塞している。3は油圧ポンプ4を回転駆動する電動機で、上板2上に載置固定し、最上部に端子箱3Aを備えている。油圧ポンプ4は、上板2上で電動機3の一側面に同芯状に固定し、電動機3の回転駆動で油タンク1の貯蔵作動油を吸入管路4Aより吸入して吐出管路4Bに吐出する。吐出管路4Bに吐出した作動油は負荷側としての図示しないアクチュエータに供給する。油タンク1の一側面上方には作動油の貯蔵量を外部から視認する油面計を保護する保護部材5を配置すると共に、油タンク1の一側面下方には貯蔵作動油を排出する排出口を着脱自在に閉塞する栓部材6を設けている。油タンク1の上板2には、作動油を油タンク1内部に注油する注油口兼エアブリーザ7と、装置を吊り上げて移動するための複数のフック部材8と、油圧ポンプ4のドレンをドレン導入管路9より導入して冷却し、冷却したドレンをドレン導出管路10より油タンク1に還流する冷却器11を設けている。油タンク1の下方には、油タンク1より大面積の油受け12を設置し、漏出した作動油を回収する。
13はアクチュエータ側から油タンク1に還流する作動油を流通する戻り管で、作動油に混入する塵埃を除去するリターンフィルタ14を配設している。図4に示す如く、リターンフィルタ14はアクチュエータ側からの作動油を流入する流入口15Aと塵埃を除去した作動油を流出する流出口15Bとを形成したフィルタ本体15と、作動油に混入する塵埃を除去するフィルタエレメント16を内部に収装してフィルタ本体15に着脱自在に装着した略円筒状のケーシング17とから構成している。リターンフィルタ14には、ばね18で付勢されて弁座19に着座して流入口15Aと流出口15Bとの間を遮断する弁体20を有している。弁体20はフィルタエレメント16と並列に配設し、フィルタエレメント16の目つまりにより流入口15A側の作動油の圧力に基づく作用力がばね18力を上回ると弁座19から離脱して、流入口15Aと流出口15Bとの間を連通する。
21はリターンフィルタ14を取付ける取付ブラケットで、油圧ポンプ4の側方で、油タンク1の上板2上に立設している。取付ブラケット21には、垂直方向に延びて上端に開口する長孔21A、21Bを2個形成し、各長孔21A、21Bを挿通してボルト部材22A、22Bをフィルタ本体15に螺着している。フィルタ本体15はボルト部材22A、22Bの締め付けで取付ブラケット21に取付け、ボルト部材22A、22Bを長孔21A、21Bの下端に当接して垂直方向の位置を設定している。フィルタ本体15に装着したケーシング17は、取付ブラケット21へのフィルタ本体15の取付けで、自身の長手方向を油圧ポンプ4と電動機3との軸方向と略平行で略水平方向に配置している。そして、略水平方向に配置したケーシング17は、電動機3の上方と側方とに重畳して配置している。詳述するに、図5に示す如く、ケーシング17は、外周面の最右方部Rを電動機3の外周面の最左方部Lより右方に位置し、最右方部Rと最左方部Lとの差L1分に相当して電動機3の上方と重畳している。また、ケーシング17は、外周面の最下方部Dを電動機3の外周面の最上方部Uより下方に位置し、最下方部Dと最上方部Uとの差L2分に相当して電動機3の側方と重畳している。
戻り管13は、アクチュエータ側とフィルタ本体15の流入口15Aとの間を接続する第1戻り管23と、フィルタ本体15の流出口15Bと油タンク1との間を接続して先端部を貯蔵作動油中に浸漬する第2戻り管24とから構成している。第1戻り管23は可撓性で、湾曲自在に設けている。第2戻り管24は鋼管から直線状に形成し、上板2を密封して貫通し、先端部を貯蔵作動油中に浸漬している。そして、第2戻り管24の先端部の位置は、取付ブラケット21の長孔21A、21Bの下端にボルト部材22A、22Bを当接してフィルタ本体15を取り付けるのに伴い設定される。25はフィルタ本体15の流入口15A側に取り付けた圧力計で、アクチュエータ側から油タンク1に還流する作動油の圧力を表示する。
次に、かかる構成の作動を説明する。
電動機3によって油圧ポンプ4を回転駆動すると、油圧ポンプ4は吸入管路4Aより油タンク1に貯蔵した作動油を吸入して吐出管路4Bに吐出する。この吐出した作動油は、図示しないアクチュエータに供給される。アクチュエータからの戻り油は、第1戻り管23を流れ、リターンフィルタ14で塵埃を除去され、第2戻り管24を流れて油タンク1に還流する。このとき、リターンフィルタ14の弁体20はばね18で付勢されて弁座19に着座して流入口15Aと流出口15Bとの間を遮断している。
リターンフィルタ14のフィルタエレメント16が目つまりすると、作動油が流れにくくなり、流入口15A側の作動油の圧力が上昇する。この圧力に基づく作用力がばね18力を上回ると、弁体20が弁座19から離脱して流入口15Aと流出口15Bとの間を連通する。流入口15Aに流入した作動油は、フィルタエレメント16を介さず直接に流出口15Bより第2戻り管24を流れて油タンク1に還流する。流入口15A側の作動油の圧力上昇は、圧力計25で表示され、異常値となったことが目視で確認できる。
この状態で、油圧ポンプ4を停止し、フィルタ本体15よりケーシング17を取り外し、目つまりしたフィルタエレメント16を新しいフィルタエレメント16に交換する。そして、フィルタ本体15にケーシング17を再び装着する。
新しいフィルタエレメント16に交換した後、油圧ポンプ4を回転駆動すると、流入口15Aの作動油がフィルタエレメント16を介して流れるようになり、流入口15A側の圧力が低下し、弁体20がばね18力で付勢されて弁座19に着座して流入口15Aと流出口15Bとの間を遮断して元の状態となり、流入口15A側の作動油の圧力が低下する。流入口15A側の作動油の圧力低下は、圧力計25で表示され、正常値に復帰したことが目視で確認できる。
かかる作動で、リターンフィルタ14は作動油の流入口15Aと流出口15Bとを形成したフィルタ本体15に、作動油に混入する塵埃を除去するフィルタエレメント16を内部に収装した略円筒状のケーシング17を着脱自在に装着して構成し、油圧ポンプ4と電動機3とを同芯状にして油タンク1の上板2上に載置し、リターンフィルタ14を油圧ポンプ4と電動機3との側方に配置し、リターンフィルタ14は略円筒状のケーシング17の長手方向を油圧ポンプ4と電動機3との軸方向と略平行で略水平方向に配置し、この略水平方向に配置したケーシング17を電動機3の上方と側方とに重畳して配置した。このため、電動機3の上方に重畳したケーシング17の面積分は上板2の面積を減少できるから、上板2を小さくできて装置全体を小型化することができる。
また、略水平方向に配置したケーシング17を電動機3の側方と重畳して配置したため、電動機3の側方に重畳した部分に応じて高さ寸法の増加を抑制でき、ケーシング17の長手方向を略水平方向に配置したことと相俟って、装置全体の高さ寸法が増加することを抑制できる。
また、油タンク1の上板2上に取付ブラケット21を立設し、取付ブラケット21には垂直方向に延びる長孔22A、22Bを形成し、長孔22A、22Bを挿通するボルト部材21A、21Bを長孔22A、22Bの下端に当接するのに伴い、第2戻り管24の先端部の位置を設定できる。このため、ボルト部材21A、21Bを長孔22A、22Bの下端に当接する簡単な作業で、油タンク1の貯蔵作動油量に応じた最適位置に第2戻り管24の先端部を容易に設定することができる。
なお、一実施形態では、油圧ポンプ4を電動機3の一側面に固定したが、油圧ポンプを油タンクの上板上に載置固定してもよいことは勿論である。
1:油タンク
2:上板
3:電動機
4:油圧ポンプ
14:リターンフィルタ
15:フィルタ本体
15A:流入口
15B:流出口
16:フィルタエレメント
17:ケーシング

Claims (1)

  1. 内部に作動油を貯蔵する略直方体形状の油タンクと、貯蔵作動油を吸入吐出して負荷側に供給する油圧ポンプと、油圧ポンプを回転駆動する略円筒状の電動機と、負荷側から油タンクに還流する作動油に混入する塵埃を除去するリターンフィルタとを具備し、リターンフィルタは作動油の流入口と流出口とを形成したフィルタ本体に、作動油に混入する塵埃を除去するフィルタエレメントを内部に収装した略円筒状のケーシングを着脱自在に装着して構成し、油圧ポンプと電動機とを同芯状にして油タンクの上板上に載置し、リターンフィルタを油圧ポンプと電動機との側方に配置し、リターンフィルタは略円筒状のケーシングの長手方向を油圧ポンプと電動機との軸方向と略平行で略水平方向に配置し、この略水平方向に配置したケーシングを電動機の上方と側方とに重畳して配置したことを特徴とする油圧装置。
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