JP2000249102A - 作動油タンク - Google Patents

作動油タンク

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JP2000249102A
JP2000249102A JP11050898A JP5089899A JP2000249102A JP 2000249102 A JP2000249102 A JP 2000249102A JP 11050898 A JP11050898 A JP 11050898A JP 5089899 A JP5089899 A JP 5089899A JP 2000249102 A JP2000249102 A JP 2000249102A
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JP
Japan
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filter
hydraulic oil
tank
head
cartridge
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JP11050898A
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English (en)
Inventor
Junji Mimuro
淳司 三室
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Komatsu Zenoah Co
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Zenoah Co
Komatsu Ltd
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  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明の課題は、コンパクト化および構造の簡易化を達
成し得るとともに、フィルタの交換作業を容易に実施す
ることの可能な作動油タンクを提供することにある。本
発明の作動油タンク1は、タンク本体2にボルト30を
用いて固定されるとともに外部からの作動油をカートリ
ッジフィルタ20へ導く導入流路10iを有するフィル
タヘッド10と、このフィルタヘッド10に螺合して着
脱自在に装着されるとともにフィルタエレメント22を
収容するアウタケーシング21に上記フィルタエレメン
ト22を通過した作動油を排出するための作動油出口2
1oを設けたカートリッジフィルタ20とを備えたフィ
ルタ装置3をタンク本体2に組付けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作動油タンクに関
するものであり、詳しくはフィルタ装置を内蔵して成る
作動油タンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、建設機械等におけるアクチュエ
ータの駆動機構では、アクチュエータを駆動して作動油
タンクに環流する作動油に対して、フィルタ(リターン
フィルタ)により汚染物の除去を実施している。
【0003】図4および図5は、作動油タンクに対する
フィルタ装置の設置態様の1例を示すものであり、作動
油タンクAへの作動油の戻りラインBにフィルタ装置C
を介在している。
【0004】上記フィルタ装置Cは、いわゆるカートリ
ッジ式フィルタ装置であり、戻りラインBに接続された
フィルタヘッドDと、このフィルタヘッドDに着脱自在
に螺着したカートリッジフィルタEとから構成されてい
る。
【0005】このフィルタ装置Cにおいて、図5中の矢
印aで示す如くフィルタヘッドDに流入した作動油は、
カートリッジフィルタEに流入(矢印b)したのち、フィ
ルタエレメントEfを外側から内側へ通過(矢印c,d)
し、次いでフィルタヘッドDに流入(矢印e)したのち、
矢印fで示す如くフィルタヘッドDから作動油タンクA
へ導入される。
【0006】また、上記フィルタ装置Cでは、図示して
いないフィルタ用レンチを用い、図4(b)の如くフィル
タヘッドDからカートリッジフィルタEを取り外すこと
で、カートリッジフィルタE内のフィルタエレメントE
fを容易に交換できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カートリッ
ジ式フィルタ装置を用いた上記構成では、上述した如く
フィルタエレメントEfの交換作業が極めて容易である
反面、フィルタ装置Cが作動油タンクAに対して外付け
されているので、上記フィルタ装置Cの設置スペースを
必要とするために構造の大型化を招いてしまう不都合が
ある。
【0008】図6に示す作動油タンクGは、上記問題点
を解消するべく、タンク本体Hに設けたフィルタケース
IにフィルタエレメントJを収容したものであり、矢印
aで示す如く戻りラインKからヘッドLに流入した作動
油は、フィルタケースIに流入(矢印b)したのち、フィ
ルタエレメントJを外側から内側へ通過(矢印c)し、矢
印dで示す如く排出管Mからタンク本体Hへ導入され
る。
【0009】上述した作動油タンクGによれば、タンク
本体HにフィルタエレメントJを内蔵したことにより、
全体のコンパクト化を達成し得るものの、タンク本体H
にフィルタケースIを設ける必要があるために、タンク
の構造が複雑なものとなる不都合がある。
【0010】一方、図7および図8に示す作動油タンク
Oは、上述した作動油タンクGと同じく、コンパクト化
を目的として、タンク本体Pにフィルタ装置Qを組付け
たものである。
【0011】このフィルタ装置Qは、フィルタヘッドR
のガイドパイプRaに螺合させたナットSによって、カ
バー付きフィルタエレメントTをフィルタヘッドRに装
着して成り、図8中の矢印aで示す如く戻りラインから
フィルタヘッドRに流入した作動油は、ガイドパイプR
aに流入(矢印b)したのち、フィルタエレメントTfを
内側から外側へ通過(矢印c)し、矢印dで示す如くカバ
ー付きフィルタエレメントTの下方からタンク本体Pへ
導入される。
【0012】上述した作動油タンクOによれば、コンパ
クト化とともにタンクの構造が簡易なものと成るもの
の、カバー付きフィルタエレメントTを交換するには、
先ずタンク本体Pからフィルタ装置Qを取り外し、次い
でナットSをロックしているスクリュー(ネジ)Uを緩め
たのち、ガイドパイプRaからナットSを取り外す必要
があり、フィルタの交換作業が極めて繁雑なものとなる
不都合がある。
【0013】本発明は上記実状に鑑みて、コンパクト化
および構造の簡易化を達成し得るとともに、フィルタの
交換作業を容易に実施することの可能な作動油タンクの
提供を目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段および効果】上記目的を達
成するべく、本発明に関わる作動油タンクは、作動油の
貯留されるタンク本体に、フィルタヘッドとカートリッ
ジフィルタとを備えたフィルタ装置を組付けて成る作動
油タンクであって、タンク本体にボルトを用いて固定さ
れるとともに外部からの作動油をカートリッジフィルタ
へ導くための導入流路を有するフィルタヘッドと、フィ
ルタヘッドに螺合して着脱自在に装着されるとともにフ
ィルタエレメントを収容するアウタケーシングに上記フ
ィルエレメントを通過した作動油を排出するための作動
油出口を設けたカートリッジフィルタとを備えたフィル
タ装置をタンク本体に組付けている。
【0015】上記構成によれば、フィルタヘッドとカー
トリッジフィルタとを備えたフィルタ装置を、タンク本
体に対し内蔵して組付けたことにより、フィルタ装置を
タンクに外付けしていた従来の作動油タンクに比べて、
大幅なコンパクト化が達成されることとなる。
【0016】また、上記構成によれば、フィルタヘッド
とカートリッジフィルタとを備えたフィルタ装置を、タ
ンク本体に対し内蔵して組付けたことにより、タンク本
体にフィルタエレメントを収容するための構造が不要と
なり、もってタンクの構造の簡易化が達成されることと
なる。
【0017】さらに、上記構成によれば、フィルタ装置
がボルトを用いてタンク本体に固定され、かつ螺合によ
ってカートリッジフィルタがフィルタヘッドに装着され
ていることから、ボルトの取外し/締付け、およびフィ
ルタヘッドに対するカートリッジフィルタの取外し/装
着によって、フィルタエレメントの交換作業を容易に実
施することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、実施例を示す図面に基づい
て、本発明を詳細に説明する。図1および図2は、本発
明に関わる作動油タンクの第1の実施例を示すものであ
り、この作動油タンク1は、作動油の貯留されるタンク
本体2と、このタンク本体2に組付けられたフィルタ装
置3とを具備している。
【0019】上記フィルタ装置3は、フィルタヘッド1
0と、該フィルタヘッド10に装着されたカートリッジ
フィルタ20とから構成されており、該カートリッジフ
ィルタ20をタンク本体2の内部に臨ませる態様で、該
タンク本体2の上壁2Tに組付けられている。
【0020】上記フィルタヘッド10は、その内部に、
作動油の戻りライン4からの作動油をカートリッジフィ
ルタ20へ導くための導入流路10iを有している。ま
た、上記フィルタヘッド10は、外周に組付け用のフラ
ンジ10Fが設けられ、かつ下部には導入管10Pが設
けられている。
【0021】一方、カートリッジフィルタ20は、有底
円筒形状を呈するアウタケーシング21の内部に、フィ
ルタエレメント22を備えたインナケーシング23が収
容設置されており、アウタケーシング21の底部中央に
は、フィルエレメント22を通過した作動油が排出され
る作動油出口21oが形成されている。
【0022】また、アウタケーシング21の上端部に
は、中央開口に雌ネジの形成された支持リング24が固
設されており、この支持リング24を上述したフィルタ
ヘッド10に螺合させることにより、フィルタヘッド1
0にカートリッジフィルタ20(アウタケーシング21)
が装着されている。
【0023】上記インナケーシング23は、作動油を流
通させるべく多数の小孔を備えた中央円筒23aと、該
中央円筒23aの外周に装着されたフィルタエレメント
22を保持する上板23tおよび下板23bとを有し、
この下板23bには中央円筒23aに臨む態様でバイパ
スバルブ25が設けられている。
【0024】また、上記インナケーシング23は、アウ
タケーシング21との間に介装されたバネ26に押圧さ
れて、上板23tがフィルタヘッド10の導入管10P
に嵌合することにより、アウタケーシング21内の所定
位置に保持されている。
【0025】一方、タンク本体2の上壁2Tには、リン
グ状の組付けマウント2Aが固設されており、この組付
けマウント2Aにカートリッジフィルタ20を挿通さ
せ、フィルタヘッド10のフランジ10Fを、複数のボ
ルト30,30…を用いて組付けマウント2Aに締結す
ることにより、フィルタ装置3がタンク本体2に対して
組み付けられている。
【0026】ここで、フィルタ装置3におけるフィルタ
ヘッド10のフランジ10Fには、シール部材であるO
リング40が装着されており、このOリング40がフラ
ンジ10Fと組付けマウント2Aとの間に介在すること
で、タンク本体2における内部と外部とが確実に封止さ
れている。
【0027】上述した構成の作動油タンク1では、アク
チュエータ等から環流される作動油を、戻りライン4を
介してフィルタ装置3に導入し、該フィルタ装置3にお
いて汚染物を除去した作動油をタンク本体2に貯留して
いる。なお、タンク本体2に貯留された清浄な作動油
は、供給ライン5を介して再びアクチュエータ等へ供給
されて行く。
【0028】ここで、フィルタ装置3におけるフィルタ
ヘッド10の導入流路10iに、図2中の矢印aで示す
如く流入した作動油は、導入流路10iからカートリッ
ジフィルタ20におけるインナケーシング23の中央円
筒23aに流入(矢印b)し、フィルタエレメント22を
内側から外側へ通過(矢印c)したのち、アウタケーシン
グ22とインナケーシング23との間を通過(矢印d)
し、次いで矢印eで示す如くアウタケーシング21の作
動油出口21oからタンク本体2に流出する。
【0029】なお、フィルタヘッド10からカートリッ
ジフィルタ20へ大量の作動油が供給された場合には、
カートリッジフィルタ20に設けられたバイパスバルブ
25が動作することにより、該バイパスバルブ25およ
び作動油出口21oを介してタンク本体2に解放される
ことは言うまでもない。
【0030】上記構成の作動油タンク1によれば、フィ
ルタヘッド10とカートリッジフィルタ20とを備えた
フィルタ装置3を、タンク本体2に対し内蔵して組付け
たことによって、フィルタ装置をタンクに外付けしてい
た従来の作動油タンク(図4参照)に比べて、大幅なコ
ンパクト化が達成されることとなる。
【0031】また、上記構成の作動油タンク1によれ
ば、フィルタヘッド10とカートリッジフィルタ20と
を備えたフィルタ装置3を、タンク本体2に対し内蔵し
て組付けたことにより、タンク本体にフィルタエレメン
トを収容するための構造を必要とする従来の作動油タン
ク(図6参照)に対して、タンクの構造の簡易化が達成さ
れることとなる。
【0032】一方、フィルタ装置3のフィルタエレメン
ト22を交換する場合には、先ず、フィルタ装置3をタ
ンク本体2に固定している複数のボルト30,30…
を、図示していないボルト用レンチを用いて取外し、フ
ィルタ装置3をタンク本体2から抜き出す。
【0033】次いで、図示していないフィルタ用レンチ
を用いて、フィルタヘッド10からカートリッジフィル
タ20のアウタケーシング21を取外したのち、アウタ
ケーシング21とともに取外したインナケーシング23
のフィルタエレメント22を交換する。
【0034】フィルタエレメント22の交換が済んだ
後、フィルタ用レンチ(図示せず)を用いて、カートリッ
ジフィルタ20(アウタケーシング21)をフィルタヘッ
ド10に装着し、次いでボルト用レンチを用いて複数の
ボルト30,30…を締め付けて、フィルタ装置3をタ
ンク本体2に組付けることで、フィルタエレメントの交
換作業が完了する。
【0035】このように、本発明に関わる作動油タンク
1によれば、フィルタ装置3がボルト30を用いてタン
ク本体2に固定され、かつカートリッジフィルタ20が
螺合によってフィルタヘッド10に装着されているの
で、ボルト30の取外し/締付けと、フィルタヘッド1
0に対するカートリッジフィルタ20の取外し/装着と
によってフィルタエレメントの交換作業が実施でき、フ
ィルタエレメントの交換に際してボルト、スクリュー、
およびナットの操作を必要としていた従来の作動油タン
ク(図6,7参照)に比べて、フィルタエレメントの交換
作業を極めて容易に実施することが可能となる。
【0036】なお、実施例に示したフィルタ装置3で
は、カートリッジフィルタ20におけるアウタケーシン
グ21の最下部に、作動油を排出するための作動油出口
21oを設けているが、この作動油出口はアウタケーシ
ングにおける任意の箇所に形成し得ることは勿論であ
る。
【0037】また、上述した作動油タンク1において
は、タンク本体2の上壁2Tにフィルタ装置3を組付け
ているが、フィルタ装置3におけるフィルタヘッド10
にOリング40を装着したことにより、タンク本体2に
おける内部と外部とが確実に封止されるので、タンク本
体の上壁のみならず、側壁あるいは底壁にもフィルタ装
置を設置し得ることは言うまでもない。
【0038】図3は、本発明に関わる作動油タンクの第
2の実施例を示すものであり、この作動油タンク1′は
タンク本体2′と、該タンク本体2′に組付けられたフ
ィルタ装置3′とを具備し、このフィルタ装置3′はフ
ィルタヘッド10′と、該フィルタヘッド10′に装着
されたカートリッジフィルタ20′とから構成されてい
る。
【0039】上記フィルタヘッド10′は、その内部に
導入流路10i′を有し、外周に組付け用のフランジ1
0F′が設けられ、かつ下部に導入管10P′が設けら
れており、この導入管10P′の外周には、カートリッ
ジフィルタ20′を装着するための雄ネジが形成されて
いる。
【0040】一方、カートリッジフィルタ20′は、ア
ウタケーシング21′の内部に、フィルタエレメント2
2′を備えたインナケーシング23′が収容設置され、
アウタケーシング21′の底部中央には、作動油出口2
1o′が形成されている。
【0041】また、アウタケーシング21′の上端部に
は、中央開口に雌ネジの形成された支持プレート24′
が設けられており、この支持プレート24′にはインナ
ケーシング23′が係合し、アウタケーシング21′と
インナケーシング23′とが一体に組付けられている。
【0042】さらに、上記カートリッジフィルタ20′
は、上述した支持プレート24′をフィルタヘッド1
0′の導入管10P′に螺合させることによって、フィ
ルタヘッド10′に装着されている。
【0043】上述した作動油タンク1′の構成は、フィ
ルタ装置3′におけるフィルタヘッド10′とカートリ
ッジフィルタ20′との装着態様以外、図1および図2
に示した作動油タンク1と基本的に同一なので、作動油
タンク1′の構成要素において作動油タンク1と同一の
作用を成す要素に、図3において図2と同一の符号に′
(ダッシュ)を附して詳細な説明は省略する。10を加算
した符号を附して詳細な説明を省略する。
【0044】上記構成の作動油タンク1′によれば、フ
ィルタヘッド10′とカートリッジフィルタ20′とを
備えたフィルタ装置3′を、タンク本体2′に対し内蔵
して組付けたことによって、フィルタ装置をタンクに外
付けしていた従来の作動油タンク(図4参照)に比べて
大幅なコンパクト化が達成され、かつタンク本体にフィ
ルタエレメントを収容するための構造を必要とする従来
の作動油タンク(図6参照)に対して、タンクの構造の
簡易化が達成されることとなる。
【0045】一方、フィルタ装置3′のフィルタエレメ
ント22′を交換する場合には、先ず、フィルタ装置
3′をタンク本体2′に固定しているボルト30′,3
0′…を、図示していないボルト用レンチを用いて取外
し、フィルタ装置3′をタンク本体2′から抜き出す。
【0046】こののち、図示していないフィルタ用レン
チを用いて、フィルタヘッド10′からカートリッジフ
ィルタ20′を取外し、次いで新品のカートリッジフィ
ルタ20′を、フィルタ用レンチ(図示せず)を用いてフ
ィルタヘッド10′に装着したのち、ボルト用レンチを
用いて複数のボルト30′,30′…を締め付けて、フ
ィルタ装置3′をタンク本体2′に組付けて作業が完了
する。
【0047】このように、本発明に関わる作動油タンク
1′では、フィルタ装置3′がボルト30′を用いてタ
ンク本体2′に固定され、かつカートリッジフィルタ2
0′が螺合によってフィルタヘッド10′に装着されて
いるので、ボルト30′の取外し/締付けと、フィルタ
ヘッド10′に対するカートリッジフィルタ20′の取
外し/装着とによってフィルタエレメントの交換作業が
実施でき、フィルタエレメントの交換に際してボルト、
スクリュー、およびナットの操作を必要としていた従来
の作動油タンク(図7,8参照)に比べて、フィルタエレ
メントの交換作業を極めて容易に実施することが可能と
なる。
【0048】ここで、第2の実施例に示したフィルタ装
置3′では、カートリッジフィルタ20′におけるアウ
タケーシング21′の最下部に、作動油を排出するため
の作動油出口21o′を設けているが、第1の実施例に
示したフィルタ装置3と同じく、上記作動油出口をアウ
タケーシングにおける任意の箇所に形成し得ることは勿
論である。
【0049】また、上述した作動油タンク1′において
は、タンク本体2′の上壁2T′にフィルタ装置3′を
組付けているが、第1の実施例に示した作動油タンク1
と同じく、フィルタ装置3′におけるフィルタヘッド1
0′にOリング40′を装着したことによって、タンク
本体2′における内部と外部とが確実に封止されるの
で、タンク本体の上壁のみならず、側壁あるいは底壁に
もフィルタ装置を設置し得ることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は本発明に関わる作動油タンク
を示す全体平面図および全体側面図。
【図2】本発明に関わる作動油タンクのフィルタ装置に
おける第1の実施例を示す側面断面図。
【図3】本発明に関わる作動油タンクのフィルタ装置に
おける第2の実施例を示す側面断面図。
【図4】(a)および(b)は従来の作動油タンクを示す全
体側面図およびフィルタカートリッジを取外した状態の
全体側面図。
【図5】従来のフィルタ装置を示す要部断面側面図。
【図6】従来の作動油タンクを示す要部破断全体側面
図。
【図7】従来の作動油タンクを示す要部破断全体側面
図。
【図8】図7に示した作動油タンクのフィルタ装置を示
す要部断面側面図。
【符号の説明】
1,1′…作動油タンク、 2,2′…タンク本体、 3,3′…フィルタ装置、 10,10′…フィルタヘッド、 10i,10i′…導入流路、 20,20′…カートリッジフィルタ、 21,21′…アウタケーシング、 21o,21o′…作動油出口、 22,22′…フィルタエレメント。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動油の貯留されるタンク本体に、フ
    ィルタヘッドとカートリッジフィルタとを備えたフィル
    タ装置を組付けて成る作動油タンクであって、 上記フィルタ装置は、 上記タンク本体にボルトを用いて固定され、かつ外部か
    らの作動油を上記カートリッジフィルタへ導くための導
    入流路を有するフィルタヘッドと、 上記フィルタヘッドに螺合して着脱自在に装着され、か
    つフィルタエレメントを収容するアウタケーシングに、
    上記フィルエレメントを通過した作動油を排出するため
    の作動油出口を設けて成るカートリッジフィルタと、 を具備していることを特徴とする作動油タンク。
JP11050898A 1999-02-26 1999-02-26 作動油タンク Pending JP2000249102A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009220809A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Messier Bugatti カートリッジの施錠及び駆動用部材を有する航空機用エアフィルタ装置
JP2017207048A (ja) * 2016-05-23 2017-11-24 豊興工業株式会社 油圧装置
CN110878771A (zh) * 2019-11-29 2020-03-13 上海三一重机股份有限公司 液压油箱和工程机械

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