JPH09264184A - 自動車用電子制御装置 - Google Patents

自動車用電子制御装置

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JPH09264184A
JPH09264184A JP7434896A JP7434896A JPH09264184A JP H09264184 A JPH09264184 A JP H09264184A JP 7434896 A JP7434896 A JP 7434896A JP 7434896 A JP7434896 A JP 7434896A JP H09264184 A JPH09264184 A JP H09264184A
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JP
Japan
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self
diagnosis
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normal
output
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Withdrawn
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JP7434896A
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English (en)
Inventor
Akira Ikezoe
朗 池添
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自己診断結果を確実に出力することができる
とともに構成を簡略化した自動車用電子制御装置を提供
する。 【解決手段】 自動車用電子制御装置11は、通常運転
モードにおいては入力インターフェイス115を介して
読み込んだ状態量に基づいて、点火時期制御信号を出力
インターフェイス114を介して点火栓122に出力す
る。自己診断モードにおいては診断結果を入力インター
フェイスを介して表示装置14が正常である場合には表
示装置に出力し、表示装置が異常である場合には出力イ
ンターフェイスの点火栓が接続されるポートから診断結
果を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用電子制御装
置に係わり、特に自己診断結果を確実に出力することが
できるとともに構成を簡略化した自動車用電子制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年自動車の制御装置として、マイクロ
コンピュータを使用した電子制御装置が適用される場合
が多い。この電子制御装置には高い信頼性が要求される
ため、自己診断機能を装備することが一般的であり、診
断結果はウォーニングランプの点滅あるいはモニタ端子
からのパルス信号として出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら診断結果
出力用のウォーニングランプあるいはモニタ端子に異常
が発生した場合には診断結果を出力することができない
だけでなく、電子制御装置の構成を複雑とし、部品数の
増加によるコストアップを招くことにもなる。一方電子
制御装置は、通常運転時の内燃機関の制御に必要な制御
信号を出力するための出力端子を装備しているが、電子
制御装置の自己診断結果の出力を実行するときには通常
の制御は実行しなくてもよいため前記出力端子は使用し
なくてもよいこととなる。
【0004】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、自己診断結果を確実に出力することができるとと
もに構成を簡略化した自動車用電子制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる自動車
用電子制御装置は、自動車の通常の運転状態を制御する
ための通常制御手段と、自己の動作が正常であることを
診断する自己診断手段と、自己診断手段における自己診
断結果を表示するための表示手段と、表示手段が健全で
あることを検査する検査手段と、自己の動作モードを通
常制御モードと自己診断モードとの間で切り換えるモー
ド切り換え手段と、モード切り換え手段によって通常制
御モードに設定されたときに通常制御手段により演算さ
れた制御信号を出力する出力手段と、モード切り換え手
段によって自己診断モードに設定されかつ検査手段によ
り表示手段が異常であると判断されたときに自己診断手
段による診断結果を出力手段から出力するための出力切
り換え手段と、を具備する。
【0006】請求項2にかかる自動車用電子制御装置
は、自動車の通常の運転状態を制御するための通常制御
手段と、自己の動作が正常であることを診断する自己診
断手段と、自己の動作モードを通常制御モードと自己診
断モードとの間で切り換えるモード切り換え手段と、モ
ード切り換え手段によって通常制御モードに設定された
ときに通常制御手段により演算された制御信号を出力し
モード切り換え手段によって自己診断モードに設定され
たときに自己診断手段による診断結果を出力する出力手
段と、を具備する。
【0007】請求項1にかかる自動車用電子制御装置に
あっては、自己診断モードに設定されておりかつ自己診
断結果の表示手段に異常が発生している場合には、自動
車の通常の運転状態を制御するための制御信号の出力手
段から診断結果が出力される。
【0008】請求項2にかかる自動車用電子制御装置に
あっては、自己診断モードに設定されている場合には、
自動車の通常の運転状態を制御するための制御信号の出
力手段から診断結果が出力される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例の構成図
であって、電子制御装置11は内燃機関12の点火時期
を制御する。電子制御装置11はマイクロコンピュータ
システムであって、データバス111を中心にCPU1
12、メモリ113、出力インターフェイス114およ
び入力インターフェイス115から構成される。
【0010】内燃機関12の回転数は、回転数センサ1
21で検出され入力インターフェイス115を介して電
子制御装置11に取り込まれる。電子制御装置11で演
算された点火信号は、出力インターフェイス114を介
して内燃機関12に取り付けられる点火栓122に供給
される。さらに、出力インターフェイス114には自己
診断結果を表示するための表示装置14が、入力インタ
ーフェイス115には電子制御装置11の動作モードを
通常制御モードと自己診断モードとの間で切り換えるた
めのモード切り換えスイッチ15が接続される。
【0011】表示装置14は、電力バス141とアース
との間に直列接続されたリレイ142、表示灯143、
抵抗144から構成される。なおリレイ142の駆動コ
イルは、出力インターフェイス114に、抵抗144の
電源バス141側の端子は入力インターフェイス115
に接続されている。図2は電子制御装置11で実行され
るメインルーチンのフローチャートであって、ステップ
21においてモード切り換えスイッチ15がオンである
か、即ち自己診断モードに設定されているかを判定す
る。
【0012】ステップ21において肯定判定されたとき
は、ステップ22に進み自己診断処理を実行してこのル
ーチンを終了する。ステップ21において否定判定され
たときは、ステップ23に進み通常運転時の点火時期制
御処理を実行してこのルーチンを終了する。図3は、ス
テップ22において実行される自己診断処理のフローチ
ャートであって、221において電子制御装置11およ
びその周辺機器の診断を実行する。
【0013】ステップ222において表示装置14の検
査を実行し、ステップ223において表示装置14の状
態を示すフラグXDがセット状態であるかを判定する。
ステップ223において否定判定されたとき、即ち表示
装置14が正常であればステップ225に進み、表示装
置14から電子制御装置11およびその周辺機器の診断
結果を出力する。
【0014】図4は表示灯143の点滅による診断結果
の表示例であって、例えば排気ガスセンサ系統が異常で
あることを表すコード "21" は短周期での2回点滅
と、中期間の消灯後の1回の点滅によって表示される。
また吸気圧センサ系統が異常であることを表すコード
"31" は短周期での3回点滅と、中期間の消灯後の1
回の点滅によって表示される。
【0015】ステップ223において肯定判定されたと
き、即ち表示装置14が異常であればステップ226に
進み、点火栓122が接続される出力インターフェイス
114のポート(点火栓ポート)から電子制御装置11
およびその周辺機器の診断結果を出力する。点火栓ポー
トから出力される診断結果は、点火栓114に接続され
るケーブルを波形観測装置(例えばオシロスコープ)1
6によって観察することが可能である。
【0016】図5はステップ223において実行される
表示装置検査処理のフローチャートであって、ステップ
Aにおいて出力インターフェイス114からリレイ14
2の励磁指令を出力する。ステップBにおいて抵抗14
4の両端の電圧VR を読み込み、ステップCにおいてリ
レイ142を無励磁とする。
【0017】ステップDにおいて電圧VR が所定のしき
い値電圧VTH以上であるかを判定する。ステップDにお
いて肯定判定されたとき、即ち表示灯143が断線して
おらずリレイ142の励磁時に表示灯143が点灯し抵
抗144の両端にしきい値電圧VTH以上の電圧が発生し
たときは、ステップEに進み表示装置14の状態を示す
フラグXDをリセットしてこの処理を終了する。
【0018】ステップDにおいて否定判定されたとき、
即ち表示灯143の断線によりリレイ142の励磁時に
表示灯143が点灯せず抵抗144の両端にしきい値電
圧V TH以上の電圧が発生しないときは、ステップFに進
み表示装置14の状態を示すフラグXDをセットしてこ
の処理を終了する。上記実施例においては表示装置が異
常であるときに診断結果の出力のための代替手段として
電子制御装置の点火栓ポートを使用しているが、当初か
ら表示装置を設けず自己診断モードに設定されたときは
常に点火栓ポートから診断結果を出力することも可能で
ある。
【0019】この場合は表示装置14を設置しなくても
よいため、電子制御装置のコストダウンを図ることがで
きる。また上記実施例においては点火栓ポートを使用し
ているが、燃料噴射弁に対する開閉指令を出力する燃料
噴射弁ポート、アイドリングスピード制御弁(ISC
弁)に対する制御信号を出力するISCポート等通常運
転時に制御信号を出力するためのポートを使用すること
が可能である。
【0020】
【発明の効果】請求項1にかかる自動車用電子制御装置
によれば、自己診断モードに設定されておりかつ自己診
断結果の表示手段に異常が発生している場合に、自動車
の通常の運転状態を制御するための制御信号の出力手段
から診断結果を出力することにより、表示装置が異常で
あって診断結果を知ることが可能となる。
【0021】請求項2にかかる自動車用電子制御装置に
よれば、自己診断モードに設定されている場合には自動
車の通常の運転状態を制御するための制御信号の出力手
段から診断結果を出力することにより、表示手段を省略
しコストダウンを図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施例の構成図である。
【図2】図2は、メインルーチンのフローチャートであ
る。
【図3】図3は、自己診断処理のフローチャートであ
る。
【図4】図4は、診断結果の表示例である。
【図5】図5は、表示装置検査処理のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
11…電子制御装置 12…内燃機関 14…表示装置 15…モード切り換えスイッチ 16…波形観測装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の通常の運転状態を制御するため
    の通常制御手段と、 自己の動作が正常であることを診断する自己診断手段
    と、 前記自己診断手段における自己診断結果を表示するため
    の表示手段と、 前記表示手段が健全であることを検査する検査手段と、 自己の動作モードを通常制御モードと自己診断モードと
    の間で切り換えるモード切り換え手段と、 前記モード切り換え手段によって通常制御モードに設定
    されたときに前記通常制御手段により演算された制御信
    号を出力する出力手段と、 前記モード切り換え手段によって自己診断モードに設定
    され、かつ前記検査手段により前記表示手段が異常であ
    ると判断されたときに、前記自己診断手段による診断結
    果を前記出力手段から出力するための出力切り換え手段
    と、を具備する自動車用電子制御装置。
  2. 【請求項2】 自動車の通常の運転状態を制御するため
    の通常制御手段と、 自己の動作が正常であることを診断する自己診断手段
    と、 自己の動作モードを通常制御モードと自己診断モードと
    の間で切り換えるモード切り換え手段と、 前記モード切り換え手段によって通常制御モードに設定
    されたときに前記通常制御手段により演算された制御信
    号を出力し、前記モード切り換え手段によって自己診断
    モードに設定されたときに前記自己診断手段による診断
    結果を出力する出力手段と、を具備する自動車用電子制
    御装置。
JP7434896A 1996-03-28 1996-03-28 自動車用電子制御装置 Withdrawn JPH09264184A (ja)

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JP7434896A JPH09264184A (ja) 1996-03-28 1996-03-28 自動車用電子制御装置

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JP7434896A JPH09264184A (ja) 1996-03-28 1996-03-28 自動車用電子制御装置

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JPH09264184A true JPH09264184A (ja) 1997-10-07

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JP7434896A Withdrawn JPH09264184A (ja) 1996-03-28 1996-03-28 自動車用電子制御装置

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