JPH09264115A - エンジンの潤滑構造 - Google Patents

エンジンの潤滑構造

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JPH09264115A
JPH09264115A JP10363896A JP10363896A JPH09264115A JP H09264115 A JPH09264115 A JP H09264115A JP 10363896 A JP10363896 A JP 10363896A JP 10363896 A JP10363896 A JP 10363896A JP H09264115 A JPH09264115 A JP H09264115A
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JP
Japan
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oil groove
oil
crankshaft
opened
passage
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JP10363896A
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English (en)
Inventor
Toru Kurisu
徹 栗栖
Takashige Munetou
孝慈 宗藤
Tadaatsu Kagawa
忠温 香川
Koji Fujii
浩司 藤井
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オイルをクランク軸のジャ−ナル部を介してク
ランクピン部等へ十分供給できるようにする。 【解決手段】クランク軸1のジャ−ナル部2が、軸受メ
タル11を介して主軸受に支承される。軸受メタル11
の内面には、その周方向略半周に渡って伸びるオイル溝
12が形成され、その途中には、オイル供給通路13、
14が常時開口されている。オイル溝12の深さは、供
給通路13、14よりもクランク軸1の回転方向進み側
となるリ−ディング側の方が、遅れ側となるトレ−リン
グ側よりも浅くされている。供給通路13、14を、オ
イル溝12のトレ−リング側端部12bに開口するよう
に1本のみ設けるようにしてもよい。オイル溝12内の
オイルは、クランク軸1内に形成された連通路15、1
6、17を介して、クランクピン部3へ供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンの潤滑構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クランク軸のジャ−ナル部に対する潤滑
を行うため、ジャ−ナル部を支承する主軸受内面にオイ
ル溝が形成され、このオイル溝に対してオイル供給通路
が常時開口されている。そして、ジャ−ナル部を潤滑し
たオイルでもってさらに他の位置位置の潤滑、例えばク
ランクピン部の潤滑を行うために、クランク軸内に、ジ
ャ−ナル部外周に開口されると共に上記所定位置に開口
される連通路が形成される(例えば特開平6−3467
17号公報参照)。
【0003】前記オイル溝は、通常、周方向部分的に形
成、例えば略180度程度の長さをもって形成されてお
り、オイル供給通路は、オイル溝の周方向途中位置にお
いて当該オイル溝に開口されている。そして、従来、オ
イル溝の深さは、その全長に渡って同一となるように形
成されている(ただし、端部のみはオイル溝の存在しな
い部分と滑らかに連続するように傾斜斜面とされている
こともある)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】前述のように、ジャ−ナル部を潤滑したオ
イルでもってさらに別の所定位置の潤滑を行う場合、ク
ランク軸内に形成された連通路に対していかに多量のオ
イルを供給できるようにするかが重要となる。この連通
路に対するオイル供給は、オイル溝を介して行われるた
め、結局のところ、オイル溝内において多量にオイルを
通過させることが重要となる。
【0006】このため、オイル溝へのオイル供給圧力を
高めることが考えられるが、この場合は、燃費の悪化と
なり好ましくない。勿論、ジャ−ナル部そのものへの十
分なオイル供給の観点からも、オイル溝を通過するオイ
ル量を十分に確保することが望まれるものとなる。
【0007】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その目的は、同じオイル供給圧力であれ
ば、オイル溝内にオイルをより十分に流すことのできる
ようにしたエンジンの潤滑構造を提供することにある。
【0008】前記目的を達成するため、本発明はその第
1の構成として次のようにしてある。すなわち、クラン
ク軸のジャ−ナル部を支承する主軸受内面に、周方向部
分的にオイル溝が形成され、クランク軸内に、前記ジャ
−ナル部外周に開口されると共に前記ジャ−ナル部以外
の他の所定位置に開口される連通路が形成され、前記オ
イル溝にオイルを供給するオイル供給通路が、該オイル
溝の周方向途中位置において該オイル溝に開口され、前
記オイル溝の深さが、クランク軸の回転方向において、
前記オイル供給通路よりもリ−ディング側の方がトレ−
リング側よりも浅く形成されている、ような構成として
ある。上記構成を前提とした好ましい態様は、特許請求
の範囲における請求項2〜請求項5、請求項7、請求項
8に記載のとおりである。
【0009】オイル溝内において、オイル供給通路より
もリ−ディング側は、クランク軸の回転による引きずり
効果によってその圧力が高められる、つまりオイルがよ
り多量に流れ易い状態となり、圧力上昇の度合はオイル
溝が浅いほど大きくなる。これに対して、トレ−リング
側においては圧力低下されてオイルが流れにくい状態と
なり、圧力低下の度合はオイル溝の深さが浅いほど大き
くなる。
【0010】前記目的を達成するため、本発明はその第
2の構成として次のようにしてある。すなわち、クラン
ク軸のジャ−ナル部を支承する主軸受内面に、周方向部
分的にオイル溝が形成され、クランク軸内に、前記ジャ
−ナル部外周に開口されると共に前記ジャ−ナル部以外
の他の所定位置に開口される連通路が形成され、前記オ
イル溝にオイルを供給するオイル供給通路が、1本のみ
設けられ、前記オイル供給通路の前記オイル溝に対する
開口位置が、クランク軸の回転方向において、トレ−リ
ング側端部とされている、ような構成としてある。上記
構成を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲にお
ける請求項7、請求項8に記載のとおりである。
【0011】上記第2の構成によれば、オイル溝内のオ
イルは、その全長に渡ってクランク軸による引きずり効
果が得られることになる。
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、オ
イル溝内において、リ−ディング側の圧力を高めてオイ
ルが流れ易い状態となり、またトレ−リング側の圧力低
下の度合を低くしてオイルの流れが阻害されにくしてあ
り、同じオイル供給圧力でもって、全体としてより多量
のオイルをオイル溝内に流すことができる。また、ジャ
−ナル部の潤滑を十分行う上でも好ましいものとなる。
【0012】請求項2に記載したような構成とすること
により、オイル溝内での圧力変化を滑らかにして、スム
−ズにオイルを流す上で好ましいものとなる。
【0013】請求項3に記載したような構成とすること
により、リ−ディング側の圧力をより高める上で好まし
いものとなり、またオイル溝の周方向での圧力変化を滑
らかにする上でも好ましいものとなる。
【0014】請求項4に記載したような構成とすること
により、オイル供給上好ましいリ−ディング側を長く確
保する上で好ましいものとなる。
【0015】請求項5に記載したような構成とすること
により、オイル供給通路を不用に多くすることなく、リ
−ディング側の長さを十分確保する上で好ましいものと
なる。
【0016】請求項6に記載された発明によれば、オイ
ル溝をその全長に渡ってリ−ディング側として、オイル
溝内を多量のオイルを流す上で好ましいものとなる。ま
た、ジャ−ナル部の潤滑を十分行う上でも好ましいもの
となる。
【0017】請求項7に記載したような構成とすること
により、クランクピン部に多量のオイルを供給して、そ
の潤滑を十分に行う上で好ましいものとなる。
【0018】請求項8に記載したような構成とすること
により、連通路を常にオイル溝内に連通させておく上で
好ましいものとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1、図2において、1はクラン
ク軸、2はそのジャ−ナル部、3はクランクピン部であ
る。また、4はシリンダブロック、5は軸受キャップで
あり、軸受キャップ5はボルト6によってシリンダブロ
ック4に固定されている。
【0020】ジャ−ナル部2は、軸受メタル11を介し
て、シリンダブロック4と軸受キャップ5とによって回
転自在に支承され、このシリンダブロック4と軸受キャ
ップ5と軸受メタル11とが主軸受を構成する。なお、
軸受メタル11は、それぞれ半円形とされた11aと1
11bとの上下2分割構成とされている。
【0021】図3、図4に示すように、軸受メタル11
の内面には、オイル溝12が形成されている。このオイ
ル溝12は、軸受メタル11の周方向において180度
よりも若干長く形成されており、その形成位置は、上側
部分とされている(軸受メタル11の下側部分180度
弱についてはオイル溝12が存在しない)。
【0022】軸受メタル11(11a)にはオイル溝1
2に常時開口する連通口13が形成されている。また、
シリンダブロック3には、そのメインオイル通路から分
岐された分岐通路14が形成され、この分岐通路14が
上記連通口13に常時連通されて、当該13と14とに
よって、オイル供給通路が構成されている。
【0023】前記連通口13の形成位置は、オイル溝1
2の周方向途中位置とされている。より具体的には、連
通口13よりもクランク軸1の回転方向(実施例では図
3において半時計回り)進み側がリ−ディング側とな
り、遅れ側がトレ−リング側となるが、連通口13は、
オイル溝12の周方向中間位置よりもトレ−リング側に
片寄った位置とされて、リ−ディング側の長さがトレ−
リング側の長さよりも十分長くなるような位置とされて
いる。
【0024】クランク軸1内には、図2にも示すよう
に、連通路15が形成されている。この連通路15は、
オイル溝12内のオイルを、ジャ−ナル部以外の他の所
定位置としてのクランクピン部3外周に供給して、当該
クランクピン部3に連結されるコンロッド(の大端部)
に対するオイル供給用とされている。より具体的には、
連通路15は、ジャ−ナル部2においてその直径方向全
長に渡って伸びる第1通路16と、該第1通路16とク
ランクピン部3外周とを連通する第2通路17とから構
成されている。
【0025】前記第1通路16は、その両端開口16
a、16bがそれぞれジャ−ナル部2の外周に開口され
ることになるが、クランク軸1の回転位置にかかわら
ず、開口16a、16bのうち少なくともそのいずれか
の一方が必ずオイル溝12内に連通されることになる。
また、前記第2通路17は、第1通路16の中間位置か
ら斜めに伸びている。第1通路16はドリル加工により
形成され、また第2通路17は、クランクピン部3から
第1通路16へ向けてドリル加工することにより形成さ
れている。
【0026】オイル溝12について、図3を参照しつ
つ、より詳細に説明する。まず、オイル溝12のリ−デ
ィング側端部を12aし、トレ−リング側端部を12b
とする。そして、オイル溝12の深さは、トレ−リング
側端部12bからリ−ディング側端部12aに向けて、
徐々に浅くなるように形成されている(連続可変式に浅
くなる)。実施例では、オイル溝12の周方向形状は、
円弧状とされているが、このようなオイル溝12は、ク
ランク軸1の中心に対してオフセットされた位置を中心
として回動される刃物により機械加工されている。
【0027】図5は、エンジン回転数とオイル溝12の
周方向位置における圧力との関係を示すものである(オ
イル溝12の深さは全長に渡って一定)。この図5から
明らかなように、連通口13位置での圧力は、供給通路
14からの供給圧力のままであり、この連通口13より
リ−ディング側では、リ−ディング側に向うにつれて徐
々に圧力が高くなる(リ−ディング側端部12aでの堰
止め効果)。また、連通口13よりもトレ−リング側で
は、トレ−リング側に向うにつれて徐々に圧力が低下さ
れる。このような傾向は、エンジン回転数にかかわらず
同じである。
【0028】図6には、オイル溝12の深さとその周方
向位置での圧力との関係を示してある(オイル溝12の
深さは全長に渡って一定)。この図6から明らかなよう
に、オイル溝12が浅いほど、リ−ディング側では圧力
がより高くなり、またトレ−リング側では圧力がより低
下される。
【0029】本実施例では、オイル溝12の深さが、ト
レ−リング側からリ−ディング側へ向けて徐々に浅くな
るように形成されているため、オイル溝12の周方向に
おける圧力変化の状態は、図7実線で示すようになる。
すなわち、本実施例では、トレ−リング側での圧力低下
を抑制しつつ、リ−ディング側での圧力を十分高めるこ
とができる。これにより、ジャ−ナル部2の潤滑を十分
行う上で好ましいのは勿論のこと、、オイル溝12から
連通路15を介してクランクピン部3へ十分な量のオイ
ルを供給する上で好ましいものとなる。
【0030】なお、オイル溝12幅は、従来よりも大き
くすることが好ましいが、リ−ディング側の圧力をより
高めるために、図4に示すように、トレ−リング側から
リ−ディング側へ向けて徐々にオイル溝12の幅を小さ
くすることができる(連続可変式に幅が狭くなる)。
【0031】図8は、クランクピン部3における潤滑構
造の詳細を示すものである。すなわち、クランクピン部
3には、ジャ−ナル部2と同じよに、軸受メタル21を
介して、コンロッド22(の大端部)が嵌合されてい
る。そして、軸受メタル21にはその内周面側と外周面
側とを連通させる連通口23が形成され、こ連通口23
に連通させて、コンロッド22にはジェット24が形成
されている。このジェット24によって、ピストン25
に対してオイルが噴射される。なお、クランクピン部3
には、ジャ−ナル部2と同様にその直径方向全長に渡っ
て伸びる第3通路26が形成されて、連通路15が、ジ
ャ−ナル部2に形成された第1通路16と、クランクピ
ン部3に形成された上記第3通路26と、両通路16と
26とを連通する第2通路27とから構成されている。
【0032】図8は、連通路15(16、26、27)
が、クランク軸方向からみたとき、H字型をしたもので
あるが、図9にはI型とされたものが示され、図10に
はV型をしたものが示される。
【0033】以上実施例について説明したが、本発明は
これに限らず、例えば次のような場合をも含むものであ
る。オイル溝12の深さを連続可変式に変更する場合、
楕円弧状としたり、サイクロイド曲線状にする等適宜の
形状とすることができる。また、オイル溝12の深さを
ステップ状に複数段階変更するようにしてもよく、オイ
ル供給通路としての連通口13よりもトレ−リング側と
リ−ディング側とで2段階に深さを異ならせた場合につ
いて得られる特性を、図7一点鎖線で示してある。
【0034】また、オイル供給通路としての連通口13
を、図3の矢印αで示すように、トレ−リング側端部位
置として設定して、実質的にリ−ディング側のみが存在
するような構成とすることもできる。この場合、オイル
溝12の深さは、リ−ディング側へ向けて徐々にあるい
は段階式に浅くなるようにすることもでき、あるいはオ
イル溝12の全長に渡って同一深さとすることもでき
る。また、オイル溝12が、下側の軸受メタル11まで
伸びているときは、軸受キャップ5に対して、下側軸受
メタル11bに形成された連通口13とシリンダブロッ
ク4に形成された供給通路14とを連通させる連通路を
形成しておけばよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたクランク軸の主軸受部分を
示す断面図。
【図2】本発明が適用されたクランク軸の主軸受部分と
クランクピン部とを示す一部断面側面図。
【図3】オイル溝の詳細を示す拡大断面図。
【図4】図3のX4−X4線相当断面図。
【図5】オイル溝の周方向位置の圧力とエンジン回転数
との関係を示す図。
【図6】オイル溝の周方向位置の圧力とその深さとの関
係を示す図。
【図7】本発明の効果を図式的に示す図。
【図8】ジャ−ナル部とクランクピン部との間でのオイ
ル通路関係を示す断面図。
【図9】ジャ−ナル部とクランクピン部との間でのオイ
ル通路関係の他の例をを示す断面図。
【図10】ジャ−ナル部とクランクピン部との間でのオ
イル通路関係のさらに他の例を示す断面図。
【符号の説明】
1:クランク軸 2:ジャ−ナル部 3:クランクピン部 11:軸受メタル(主軸受) 12:オイル溝 12a:リ−ディング側端部 12b:トレ−リング側端部 13:連通口(オイル供給通路) 14:供給通路(オイル供給通路) 15:連通路 α:オイル供給通路(別の実施例)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 浩司 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランク軸のジャ−ナル部を支承する主軸
    受内面に、周方向部分的にオイル溝が形成され、 クランク軸内に、前記ジャ−ナル部外周に開口されると
    共に前記ジャ−ナル部以外の他の所定位置に開口される
    連通路が形成され、 前記オイル溝にオイルを供給するオイル供給通路が、該
    オイル溝の周方向途中位置において該オイル溝に開口さ
    れ、 前記オイル溝の深さが、クランク軸の回転方向におい
    て、前記オイル供給通路よりもリ−ディング側の方がト
    レ−リング側よりも浅く形成されている、ことを特徴と
    するエンジンの潤滑構造。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記オイル溝の深さが、リ−ディング側へ向けて徐々に
    浅くなるように形成されている、ことを特徴とするエン
    ジンの潤滑構造。
  3. 【請求項3】請求項1また請求項2において、 前記オイル溝の幅が、リ−ディング側へ向けて徐々に狭
    くされている、ことを特徴とするエンジンの潤滑構造。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれか1項に
    おいて、 前記オイル供給通路が、前記オイル溝の周方向中間位置
    よりもトレ−リング側に開口されている、ことを特徴と
    するエンジンの潤滑構造。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれか1項に
    おいて、 前記オイル供給通路が、1本のみ設けられている、こと
    を特徴とするエンジンの潤滑構造。
  6. 【請求項6】クランク軸のジャ−ナル部を支承する主軸
    受内面に、周方向部分的にオイル溝が形成され、 クランク軸内に、前記ジャ−ナル部外周に開口されると
    共に前記ジャ−ナル部以外の他の所定位置に開口される
    連通路が形成され、 前記オイル溝にオイルを供給するオイル供給通路が、1
    本のみ設けられ、 前記オイル供給通路の前記オイル溝に対する開口位置
    が、クランク軸の回転方向において、トレ−リング側端
    部とされている、ことを特徴とするエンジンの潤滑構
    造。
  7. 【請求項7】請求項1ないし請求項6のいずれか1項に
    おいて、 前記所定位置が、コンロッドの大端部が連結されるクラ
    ンクピン部の外周とされている、ことを特徴とするエン
    ジンの潤滑構造。
  8. 【請求項8】請求項1ないし請求項7のいずれか1項に
    おいて、 前記オイル溝が、周方向180度よりも若干長く形成さ
    れ、 前記連通路が、クランク軸のジャ−ナル部において直径
    方向全長に渡って伸びて、該ジャ−ナル部の外周に18
    0間隔で2か所に開口されている、ことを特徴とするエ
    ンジンの潤滑構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009097544A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Tokai Univ ジャーナル軸受
JP2010117000A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Toyota Motor Corp クランクシャフト
JP2011127767A (ja) * 2011-02-14 2011-06-30 Tokai Univ ジャーナル軸受
CN114688143A (zh) * 2020-12-31 2022-07-01 长城汽车股份有限公司 调节连杆组件及可变压缩比机构

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