JPH09261613A - データ受信再生装置 - Google Patents

データ受信再生装置

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JPH09261613A
JPH09261613A JP8070227A JP7022796A JPH09261613A JP H09261613 A JPH09261613 A JP H09261613A JP 8070227 A JP8070227 A JP 8070227A JP 7022796 A JP7022796 A JP 7022796A JP H09261613 A JPH09261613 A JP H09261613A
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circuit
buffer
data
remaining amount
clock
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JP8070227A
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Inventor
Hiroyuki Naito
博之 内藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 受信バッファの容量を増やさずに、通信路上
で発生するジッタによる音声/画像の歪みを軽減する。 【解決手段】 インタフェイス回路1により受信したデ
ータを蓄える受信バッファ3と、バッファ書き込み制御
回路2の動作タイミング信号を発生するクロック生成回
路10と、バッファ書き込み制御回路と独立したタイミ
ングで読み出すバッファ読み出し制御回路4により読み
出されたデータに基づき信号を再生する再生回路5と、
残量計測回路21の計測値に基づき、受信バッファ3の
利用可能な残量が予め定められた範囲内(1/2程度)
にあるようにバッファ読み出し制御回路4の読み出しタ
イミングを定めるクロック周波数決定回路22により、
動作タイミング信号を発生してバッファ読み出し制御回
路4及び再生回路5に供給する再生クロック生成回路2
3を備え、バッファ残量に応じて、クロック速度を標
準、速め(残量大)、遅め(残量小)に選定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク通信
路を通じてディジタルオーディオ/ビデオデータを受信
し再生するデータ受信再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア等において、ネッ
トワークを経由してオーディオ/ビデオ(以下、単に
「A/V」とも記す)などの連続データを通信すること
が試みられている。このように、ネットワークを介して
データを受け、受信側でリアルタイムに再生を行おうと
した場合、送信側と受信側の動作クロックが別系統にな
らざるを得ず、同期が完全にとれないことに起因する再
生オーディオ/ビデオ像の乱れが発生するという問題が
ある。
【0003】この問題の単純な解決法として古くから用
いられているものは、最初に必要とするデータ全部を受
信側バッファに蓄積し、データ転送完了後に受信側端末
のクロックでバッファから読み出し、再生するという手
法である。図10にこの手法による従来例のディジタル
オーディオ/ビデオデータ受信再生装置を示す。
【0004】この図において、ネットワークインターフ
ェイス回路1はネットワーク通信路からディジタルオー
ディオ/ビデオデータを受信する。バッファ書き込み制
御回路2は、ネットワークインターフェイス回路1から
データ1aを受け、これらをネットワークインターフェ
イス回路1からのデータ書き込み制御信号1bに基づき
受信バッファ3に書き込む。バッファ読出制御回路4は
データ読み出し制御信号5cに基づき受信バッファ3の
内容を読み出して出力する。この図において、読み出さ
れたデータは4aである。A/V再生回路5はデータ4
aを受けて再生ビデオ出力信号5a及び再生オーディオ
出力信号を出力する。発振器10はネットワークインタ
ーフェイス動作クロック10aを発生し、ネットワーク
インターフェイス回路1に供給する。発振器11はA/
V再生タイミングクロック11aを発生し、A/V再生
回路5に供給する。
【0005】この図からわかるように、ネットワークイ
ンターフェイス回路1及びバッファ書き込み制御回路2
は、発振器10が発生するクロックにより動作する。ま
た、バッファ読出制御回路4及びA/V再生回路5は、
発振器11が発生するクロックにより動作する。すなわ
ち、ネットワークインターフェイス回路1及びバッファ
書き込み制御回路2とバッファ読出制御回路4及びA/
V再生回路5とのタイミングは独立している。
【0006】ディジタルオーディオ/ビデオデータの受
信を終了すると、ネットワークインターフェイス回路1
はデータ読み込み完了信号1cをA/V再生回路5に対
して出力する。これを受けてバッファ読出制御回路4及
びA/V再生回路5が受信バッファ3からデータを読み
出すとともに再生処理を行う。
【0007】この図の従来の装置によると送信側と受信
側のクロックが完全に非同期化できるため、ビデオ再生
に必要なデータ転送速度よりも低速なネットワークや転
送速度が保証されないようなネットワークにも確実に対
応できる。しかし、受信バッファ3のために膨大なバッ
ファ容量を確保しなくてはならないこと、また、再生を
開始するまでに相当な時間がかかるというな問題があっ
た。例えば、6Mビット/秒で記録されたオーディオ/
ビデオデータ2時間分を前記の方法によって行おうとし
た場合、120Mビット/秒でデータ転送が行える高速
ネットワークの帯域をすべて使用でき得たとしても、デ
ータ再生要求から再生開始までのレスポンスタイムは6
分間かかり、受信バッファは5.4Gバイトの容量が必
要となる。このようにきわめて大きな受信バッファ3を
備えると、受信側端末に大幅なコストアップを招くのは
明白である。また、バッファ残量以上のデータは再生で
きないという欠点もある。
【0008】このような欠点をなくすため、高速なネッ
トワーク通信路を介してディジタルオーディオ/ビデオ
データを受信しリアルタイムに再生する、ビデオ・オン
・デマンドのような用途においては、受信バッファを必
要最小限だけ用意し、受信バッファ中のデータ残量を一
定量に保つような制御機能を付加する方法が考えられ
る。このような受信バッファ残量制御方法を適用した例
として、特開平5−210462号公報に開示されたも
のがある。これに示された技術は、CD−ROMなどの
シーケンシャル媒体からデータを読み出しバッファに書
き込む際、バッファ残量が1/2より多いか少ないかに
対応して、バッファへの書き込み速度及びシーケンシャ
ルデバイスからの読み出し速度を速めたり遅めたりする
ものであり、これにより、バッファ残量を1/2付近に
維持できる。
【0009】しかしこの速度制御方法は、本来所望する
速度よりも若干速めの速度と若干遅めの速度のみを切り
替えて使うものであり、これをそのままオーディオ/ビ
デオ再生速度制御に適用した場合、常に再生速度が揺ら
いでしまうという不都合が起こってしまう。また、この
従来技術は、バッファからの読み出し速度に対してバッ
ファへの読み込み速度(CD−ROMの読み出し速度)
が十分に速い場合を想定しており、しかもバッファ読み
込み速度を当該装置内で容易にコントロールできるとい
う特性がある。この特性により、バッファから一定速度
で読み出される場合に対し、バッファ残量が少なくなっ
たらCD−ROMからバッファから読み出し速度よりも
高速にデータを供給し、バッファ残量が多くなってきた
らCD−ROMからのデータ供給タイミングを遅らせる
といった簡単な手法でこれを実現している。したがっ
て、この従来技術は速度制御対象の瞬間的な速度を一定
に保つ必要のないデバイスを前提とし、この種のディジ
タルオーディオ/ビデオデータ受信再生装置には適用で
きない。仮に適用したとしても、ビデオ再生速度は一定
でなければならないのに、所望の再生速度よりも常に速
いか遅いかいずれになり、かえってビデオ再生品質を劣
化させてしまう。
【0010】また、近年では、高速同期ネットワークや
ATMネットワークなど信頼性が高くデータ転送レート
も保証されるようなネットワークを使用し、送信側端末
と受信側端末での同期をとるために、送信側で転送デー
タに同期信号を多重化し、受信側でこの同期信号を元に
PLL回路などで再生クロックの従属同期をとりながら
再生する方法がとられつつある。この方法によると、理
想的には受信側バッファを不要にでき、データ再生要求
から再生開始までのレスポンスタイムも限りなくゼロに
近づけられる。
【0011】しかし、このような高信頼ネットワークで
も、現状の技術では網内で発生するジッタをゼロに抑え
ることはできない。そこでネットワークを用いたオーデ
ィオ/ビデオ通信に関する標準化を行っている団体は、
ネットワーク側で発生するジッタをある範囲内に抑えて
受信側でその範囲のジッタを吸収できるように設計され
るように提唱しつつあるが、公衆網など多数のスイッチ
交換機を介した場合の通信においてはジッタの予想がつ
きにくいため、ネットワーク側でのジッタ量の保証につ
いては不透明な部分が多い。さらに、前記の再生クロッ
ク従属同期方法においては一般的にジッタ許容量が少な
い為、予想を超えたジッタが発生して受信側のクロック
同期回路の許容範囲よりも大きくなった場合、情報の遅
延や損失が引き起こされ、結果として再生オーディオ/
ビデオ像において許容できない歪みとして現れることに
なる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、ネット
ワークを経由した情報通信では、送信側端末と受信側端
末間での情報転送の際同期をとるための直接的な手段が
存在しない。このため次のような問題が生じている。 (1)送信側と受信側の動作クロックが完全に同期がと
れないままオーディオ/ビデオなどの連続的なデータを
長時間にわたって転送した場合、必ず同期ずれによるデ
ータの中断や欠落というオーディオ/ビデオ提示におい
て許容できない歪みが現れる。特にディジタルオーディ
オ/ビデオデータを受信側でモニタリングしながら媒体
に記録するような用途では、データ中断や欠落は致命的
なエラーである。 (2)送信側で同期信号を多重化し、受信側でそれに従
属同期させる方法も効果的ではあるが、一般的に受信側
同期回路の同期帯域は非常に小さく、ネットワーク内で
不慮に発生するジッタによる影響を取り除けない可能性
がある。近年ではネットワーク側でジッタを抑える試み
がなされているが、現状では大規模LANやWANなど
数多くの機器を介した場合まで保証できないレベルにあ
るため、受信側装置で何等かのジッタ耐性向上策を講じ
ることが必要である。 (3)ネットワークの経路中で発生するデータ廃棄など
のエラーに対する耐性向上策も必要である。
【0013】本発明の目的は、使用するバッファの容量
をできるだけ増やさずに上述のジッタやデータ廃棄に起
因する音声/画像への歪みを軽減し、かつデータの中断
や欠落を防ぐことのできるデータ受信再生装置を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るデータ受
信再生装置は、通信回線を介してデータを受信するイン
タフェイス回路と、前記インタフェイス回路により受信
したデータを蓄える受信バッファと、前記インタフェイ
ス回路により受信したデータを前記受信バッファに書き
込むバッファ書き込み制御回路と、前記バッファ書き込
み制御回路の動作タイミング信号を発生する第1のクロ
ック生成回路と、前記受信バッファからデータを、前記
バッファ書き込み制御回路と独立したタイミングで読み
出すバッファ読み出し制御回路と、前記バッファ読み出
し制御回路により読み出されたデータに基づき信号を再
生する再生回路と、前記受信バッファの利用可能な残量
を計測する残量計測回路と、前記残量計測回路の計測値
に基づき、前記受信バッファの利用可能な残量が予め定
められた範囲内にあるように前記バッファ読み出し制御
回路の読み出しタイミングを定めるクロック周波数決定
回路と、前記クロック周波数決定回路の出力に基づき動
作タイミング信号を発生して前記バッファ読み出し制御
回路に供給する第2のクロック生成回路とを備えたもの
である。
【0015】前記残量計測回路は、例えば、前記受信バ
ッファに対して供給される前記バッファ書き込み制御回
路のアドレス信号及び前記バッファ読み出し制御回路の
アドレス信号に基づき、受信バッファの残量を数段階で
測定することにより残量値を出力する。前記クロック周
波数決定回路は、この残量値から最適なクロック周波数
を決定する。ここで最適とは、前記受信バッファがオー
バーフローせず、また、完全に空にならないような状態
をいう。例えば、前記受信バッファの最適な未使用の領
域(残量)が予め定められている場合、この領域がほぼ
一定になるようにクロック周波数は制御される(例え
ば、バッファ残量が一定レベル以下になった場合に比較
的大きく再生速度を低下させるようにする)。したがっ
て、このクロック周波数は、送信側の装置の送信速度あ
るいは通信回線の容量や、前記再生回路の処理能力ある
いは再生されたビデオ/オーディオを利用する視聴者に
よる制御(例えば一時停止、早送り、まき戻し)等によ
り逐次変化する。また、前記クロック周波数決定回路
は、受信バッファ残量が中心近くにある時は、なるべく
再生速度が変化しないような周波数配分とし、再生速度
の変動が視聴者にわかりにくい範囲にとどめる。以上の
動作により、受信バッファが空になることを防ぎ、結果
として再生オーディオ/ビデオの中断を防ぐ。
【0016】請求項2に係るデータ受信再生装置は、前
記クロック周波数決定回路が、前記バッファ読み出し制
御回路の読み出し速度が予め定められた範囲を越えたと
き、その旨を報知する報知信号を発生するものである。
【0017】前記クロック周波数決定回路は、クロック
周波数に連動してある一定レベルよりも速いクロックや
遅いクロックを出力した場合に前記報知信号を発生す
る。この報知信号は、ブザー等のより音響的に、あるい
は、警告表示やテレビ画面上の表示により視覚的に利用
される。なお、前記報知信号によりクロック速度の変動
を補償するようにすれば視聴者の不快感を軽減すること
ができる。つまり、再生速度を遅くしていることを視聴
者に知らせるための表示器を点灯させ、不快感を軽減す
る。反対にバッファ残量が一定レベルを超えた場合には
通常時よりも再生速度を速くさせるようにすることで、
バッファがあふれることを防ぎ、結果として再生オーデ
ィオ/ビデオデータの欠落を防ぐとともに、再生速度を
速くしていることを視聴者に知らせるための表示器を点
灯させ、不快感を軽減する。
【0018】請求項3に係るデータ受信再生装置は、前
記残量計測回路による前記受信バッファの残量を予め定
められている量と比較するとともに、この比較結果に基
づきデータを送信する相手側装置に送信タイミングを変
更させるコマンドを通信回線を介して送信する制御コマ
ンド発行判断/実行回路を備えたものである。
【0019】前記制御コマンド発行判断/実行回路は、
例えば、受信バッファのオーバーフロー制御にネットワ
ークのトラフィック制御パケットを利用している。
【0020】請求項4に係るデータ受信再生装置は、制
御パラメータを記憶する制御パラメータ記憶回路を備
え、前記制御コマンド発行判断/実行回路は、前記コマ
ンドの送信により前記相手側装置を制御するために要す
る時間を測定し、この測定された時間を前記制御パラメ
ータ記憶回路に記憶するとともに、前記制御パラメータ
記憶回路に記憶された制御パラメータに基づき前記コマ
ンドを送信するタイミングを制御するものである。
【0021】請求項5に係るデータ受信再生装置は、前
記データの受信が不連続であるかどうかを検出する不連
続データ検出回路を備え、前記クロック周波数決定回路
は、前記不連続データ検出回路の検出結果に基づき、前
記データの受信が連続的か不連続的かにより前記バッフ
ァ読み出し制御回路の読み出しタイミングを切り換える
ものである。
【0022】前記クロック周波数決定回路は、例えば、
連続受信時のクロックを定めるための第1のテーブル
と、不連続受信時のクロックを定めるための第2のテー
ブルとをもち、これらを適宜使い分ける。すなわち、連
続受信時は通常のクロック速度のタイミング信号を生成
し、不連続受信時は、通常時よりも読み出し速度が遅く
なるエラー発生時モードでタイミング信号を生成する。
【0023】請求項6のデータ受信再生装置は、受信側
の再生タイミングを送信側のタイミングにあわせるため
のタイミング信号を前記通信回線を介して受信する場合
において、前記クロック周波数決定回路に代えて用いら
れ、前記残量計測回路の計測値に基づき、前記受信バッ
ファの利用可能な残量が予め定められた範囲内にあるよ
うに前記通信回線を介して受信されたタイミング信号を
分周するクロック分周レート決定回路と、前記第2のク
ロック生成回路に代えて用いられ、前記クロック分周レ
ート決定回路の出力に基づき動作タイミング信号を発生
して前記バッファ読み出し制御回路及び前記再生回路に
供給するバッファ読み出し信号生成回路とを備えたもの
である。
【0024】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1 以下、本発明による発明の実施の形態1について図1〜
図6を用いて説明する。図1は、発明の実施の形態1の
機能ブロック図である。図1の装置は、送信側端末と独
立した受信側端末内部クロックタイミングでディジタル
オーディオ/ビデオデータをリアルタイム再生する装置
である。
【0025】ネットワークインターフェイス回路1は、
ネットワーク通信路を介して、図示しない送信側端末か
ら送信されたディジタルオーディオ/ビデオ多重データ
を受信して不連続データ検出回路51に出力する。ま
た、ネットワークインターフェイス回路1はデータ書込
制御信号1bを生成して不連続データ検出回路51に出
力する。
【0026】不連続データ検出回路51は、入力された
オーディオ/ビデオ多重化データ1aの連続性をチェッ
クする。不連続データが検出されない場合、そのままバ
ッファ書き込み回路2に出力する。この出力データがオ
ーディオ/ビデオ多重化データ51aである。また、不
連続データ検出回路51はデータ書き込み制御信号51
bを生成してバッファ書き込み回路2に出力する。ま
た、不連続データ検出回路51は不連続データ検出信号
51c、51dを生成して後述のA/V再生クロック周
波数決定回路22及び後述の制御コマンド発行判断/実
行回路41に出力する。
【0027】バッファ書き込み回路2は、受信データを
受信バッファ3に一旦書き込む。また、バッファ書き込
み回路2は受信バッファ書き込みアドレス情報出力信号
2aを生成して後述のバッファ残量計測回路21に出力
する。
【0028】バッファ読出制御回路4は、後述のA/V
再生回路5が出力するデータ読み出し制御信号5cに基
づき受信バッファ3の内容を読み出してオーディオ/ビ
デオ多重化データとして出力する。なお、データ読み出
し制御信号5cはA/V再生回路動作クロック23aと
同じ、あるいは相当するものである。A/V再生回路5
は、後述のA/V再生クロック生成回路23が出力する
A/V再生回路動作クロック23aに基づきデータ4a
を受けて、オーディオおよびビデオデータに分離及びデ
コードを行い、再生ビデオ出力信号5a及び再生オーデ
ィオ出力信号5bを出力する。これらの信号は、図示し
ないビデオ表示装置およびオーディオ出力装置を介して
視聴者へと伝えられる。
【0029】発振器10はネットワークインターフェイ
ス動作クロック10aを発生し、ネットワークインター
フェイス回路1に供給する。発振器12はA/V再生回
路動作クロック11aを発生し、A/V再生回路5に供
給する。発振器10は、送信側端末用のクロックを発生
し、発振器12は受信側端末用のクロックを発生する。
これらクロックは互いに独立している。
【0030】残量計測回路21は、バッファ書き込み回
路2とバッファ読み出し回路4の状態を観測することに
よりバッファ残量を算出し、数段階のバッファ残量値出
力信号21aとしてクロック周波数決定回路22へ出力
する。また、残量計測回路21は、バッファ残量過多/
過小指示信号21bを生成して制御コマンド発行判断/
実行回路41に出力する。
【0031】A/V再生クロック周波数決定回路22
は、バッファ残量計測回路21からの残量入力値21a
に基づき一定の重みをつけて割り出したクロック値出力
信号22aの周波数値をクロック生成回路23へ入力す
る。A/V再生クロック生成回路はプログラマブルなク
ロックシンセサイザ回路で構成され、クロック値出力信
号22aに基づきクロック出力23aを生成し、A/V
再生回路5へ出力する。
【0032】制御コマンド発行判断/実行回路41は、
バッファ残量が所定量より小さいオーバーフロー直前の
危険状態になったときに送信側端末に対してセル送信速
度暫時低下コマンドを発行するように動作し、反対に残
量が所定量以上のアンダーフロー直前の危険状態になっ
たときにセル送信速度暫時増加コマンドを発行するよう
に動作する。この制御出力41aはネットワークインタ
ーフェイス回路1に入力される。
【0033】制御パラメータ記憶回路42は、導通試験
用のOAMセルを利用してコマンド制御にかかる時間を
測定し、この測定結果を制御コマンド発行判断/実行回
路41のコマンド発行タイミングの判断パラメータとし
て記憶する。
【0034】次に動作について説明する。この発明の実
施の形態において、バッファの読み込み速度とバッファ
からの読み出し速度(ビデオ再生速度)は同一であるこ
とが前提であり、しかも、バッファへの読み込み速度は
ネットワークに依存する。したがって、装置内部で閉じ
た速度制御は困難である。この発明の実施の形態におい
ては、これらの点を考慮しつつ、ビデオ再生速度が瞬間
的にも一定に保つようにしている。すなわち、バッファ
読み出し速度(ビデオ再生速度)の制御を、バッファか
らの読み出しクロック周波数を変更することにより行
い、かつ制御段階をきめ細かに行うことにより通常時は
ビデオ再生速度を変化させず、一方、ネットワーク側で
一定量を越えるジッタが発生した場合にのみ再生速度を
変化させる。このように、通常時のビデオ再生品質を劣
化させずに不慮のジッタに対する耐性を向上している。
不慮のジッタに対する耐性は、バッファ読み込みクロッ
クパルスの削除/挿入する方法では実現が困難である。
【0035】まず、バッファ残量計測回路21の動作に
ついて図2及び図3に基づき説明する。図2は、バッフ
ァ残量計測回路21の構成例である。また、図3は、バ
ッファ残量を8段階に区分したときのバッファ残量計算
例を示す。残量計測回路21は、バッファ書き込み制御
回路2内にある書き込みアドレスポインタ101のMS
B側4ビットと、バッファ読出制御回路4内にある読み
出しアドレスポインタ102のMSB側4ビットを取り
出して8段階のバッファ残量値21aを出力することを
目的とする。ここでは16bitx16bitの事象を
全て記入したマップテーブル比較する方法を用いてい
る。すなわち、バッファ残量計測回路21を構成する残
量計測回路(16bitx16bitマトリクス比較テ
ーブル)には、書き込みアドレス側と読み出しアドレス
側の2つのアドレスの関係に対応した残量を予め計算し
たテーブルが各事象ごとに格納されている。そして、残
量計測回路21には、前述の書き込みアドレスポインタ
101のMSB側4ビットと読み出しアドレスポインタ
102のMSB側4ビットの信号線が接続されている。
なお、アドレスポインタ101、102のMSBを用い
たのは受信バッファの残量の概略を求めるためである。
正確な残量を求めるときにはビット数を増やせばよいし
(例えば全てのビットを使用する)、さらにおおまかに
残量を求めるだけならビット数を減らしてもよい。ま
た、MSBに限らず他のどの部分を用いてもよい。
【0036】図3は、予め計算された残量と残量出力値
21aとの対応例を示す。書き込みアドレスポインタ1
01のMSB側4ビットと読み出しアドレスポインタ1
02のMSB側4ビットとを比較すれば、受信バッファ
3の残量がいくらか容易に判明する。この残量が図3の
左欄の計算残量に対応する。図3は残量0から全てが残
量の範囲を8分割したものであり、残量0が出力値00
0に対応し、全てが残量が出力値111に対応する。こ
れらの中間の残量は001〜110にそれぞれ対応す
る。なお、8分割に限らず4、16、32、・・・ある
いは任意の整数でもよいのは言うまでもない。
【0037】A/V再生クロック周波数決定回路22の
動作について説明する。A/Vクロック周波数決定回路
22には、図4に示すような入力値と出力周波数との対
応表が予め格納されている。図4の左欄の入力値は、図
3の右欄の出力値に相当する。クロック周波数決定回路
22では、出力値21aが入力されると、あらかじめ与
えておいた図4の対応する周波数値がマッピングされ
る。このマッピング結果に基づき、A/V再生クロック
周波数決定回路22は所定のクロック値出力信号22a
を発生してクロック生成回路23に出力する。
【0038】本発明の実施の形態では、図4に示すよう
に、中心周波数を6.00MHzとし、隣り合ったブロ
ック同士のクロック周波数の比をそれぞれ、中心部分か
ら対称に0.3%、0.3%、1%、2%としてあり、
これらのブロックを段階的に状態推移している。これに
より、バッファ残量が中心部分にあるときはクロック変
動を少なく、残量が一定量よりも少なくなりそうな場合
ほどバッファ制御に重点を置いてクロック変動量を多く
する、といったきめ細かな制御を可能とする。
【0039】なお、この制御方法によると最大瞬時クロ
ック変動量は2%であるが、中心部分と末端部分でのク
ロックの違いを比較すると3.3%となる。この値は、
日経エレクトロニクス1995.11.6(No.64
8)pp.175〜pp.188「TCP/IPを拡張
せずにデータ転送速度を一定に保つ」記事中の小コラム
「音声と動画の同期制御はソフトウェアで実行」中に記
述されているような、音声の再生速度を調整のために変
化させると3%ほどの変化でもかなり不自然に聞こえて
しまう、という記述から推定して、かなり不自然な値と
なるはずであるが、本発明によれば、最悪値は2%であ
り、なおかつこの値はネットワーク側のジッタが頻繁に
発生しなければ使われない値であることから、視聴者が
感じる再生速度の変動量を抑えながらバッファ残量制御
効率を上げることができる。
【0040】しかし、前記の発明の実施の形態におい
て、クロック周波数23aが著しく変化した場合、前記
の発明の実施の形態においては1%、2%の変動量をも
ってクロックが理由なく変更されたときは、前記記事記
載の3%の変動量に近いため視聴者が不快感を感じるは
ずである。そこで本発明の実施の形態では、クロック周
波数決定回路22においてMSB2ビットが00または
11になっている時に、再生周波数が著しく変化してい
る信号を出力することで、視聴者の不快感を軽減可能と
した。この信号が生成速度信号表示信号22bである。
【0041】なお、B−ISDNにおけるITU−T勧
告I.610に記載されているように、ATMなどのネ
ットワークではOAM(保守運用管理)プロトコルを使
用して、相手側端末との導通試験を行ったりネットワー
ク中の遅延時間の測定やトラフィック制御を行うことが
できる。図1において、OAMプロトコルはネットワー
クインターフェイス回路1で処理される。このため、通
常OAMプロトコルはネットワークにおける送信インタ
ーフェイスと受信インターフェイス間において発生した
障害監視、輻輳制御、性能監視などの目的に用いられる
が、本発明の実施の形態においては、この適用範囲を拡
張して受信バッファの残量制御に応用した。この方法
は、受信側からOAMセルにセル送信タイミングの一時
変更コマンドを載せて送信すると送信側である一定期間
セル送信を停止したりセル送出量を増加させたりするも
のである。この方法は、送信端末からの情報受信におい
て有効となる。本発明の実施の形態では、図1の受信バ
ッファ残量計測回路21のバッファ残量過多/過小出力
値21bを制御コマンド発行判断/実行回路41に入力
する。制御コマンド発行判断/実行回路41は、バッフ
ァ残量が1/8より小さいオーバーフロー直前の危険状
態になったときに送信側端末に対してセル送信速度暫時
低下コマンドを発行するように動作し、反対に残量が7
/8以上のアンダーフロー直前の危険状態になったとき
にセル送信速度暫時増加コマンドを発行する動作する。
これにより、危険状態からの復帰性能を向上した。
【0042】また、OAMセルを利用することで、デー
タを送受信している最中でも、同一のネットワーク通信
路を介したループバック導通試験を行うことができる。
この試験では試験用のOAMセルを発行すると、これを
受信した端末側で返信セルを返送するもので、大規模公
衆網など多数のネットワーク機器を介して通信を行う際
に有効である。本発明の実施の形態では導通試験用のO
AMセルを利用してコマンド制御にかかる時間を測定す
るための回路を制御コマンド発行判断/実行回路41に
付加し、また測定結果を記憶するための制御パラメータ
記憶回路42を設けて前記セル送信速度暫時低下/増加
コマンド発行タイミングの判断パラメータとすること
で、前記セル送信速度暫時低下/増加コマンドによる受
信バッファフロー制御の精度を向上した。
【0043】ところで、図1における、不連続データ検
出回路51で不連続なデータが検出された場合、本発明
の実施の形態においては、HDLCで通常用いられてい
るgo−back−N方式でエラー訂正を行うことを想
定している。本発明の実施の形態によるエラー訂正時の
動作フローを図5に示す。go−back−N方式と
は、情報欠落を検出した時点で、欠落部分からの再送を
要求する方式であり、本発明の実施の形態においては、
図1に示す不連続データ検出回路51、制御コマンド発
行判断/実行回路41およびネットワークインターフェ
イス回路1で実現している。図1に示す受信再生端末に
おいて、ディジタルオーディオ/ビデオストリームデー
タ中に不連続データが検出されると、不連続データ検出
回路51で以後のデータがバッファ書き込み制御回路2
へ送られるのをストップされるとともに、制御コマンド
発行判断/実行回路41へ不連続データ検出要求コマン
ドと再送要求データの巡回カウント値が伝えられる。制
御コマンド発行判断/実行回路41はすばやく、あらか
じめ与えられていた制御用のパスを通じて送信側端末へ
エラーコマンドを送信し、送信側端末では前記go−b
ack−N方式に基づいて欠落データからのデータ再送
を開始する。要求した再送データが不連続データ検出回
路に到着以後は、バッファ書き込み制御回路へのデータ
転送が再開される。
【0044】以上は通常用いられている訂正手順とほぼ
同じであるが、このままではエラー訂正による欠落デー
タの再送まで受信バッファ3へのデータ書き込みがされ
ないことにより、バッファ内残データの消費速度が通常
時よりも速まり、そのままではデータの欠落が起こりや
すくなることから、結果として再生オーディオ/ビデオ
の途切れを生じやすくなるという欠点があった。そこ
で、本発明においては図1の不連続データ検出回路51
の不連続データ検出信号51cをクロック周波数決定回
路22に入力し、図6に示したクロック周波数決定回路
22の周波数変換テーブル図を2倍に拡張し、図6に示
すようにエラー訂正時のモードを設けることにより、こ
の欠点による影響を軽減した。図6では図3のテーブル
アドレスの上位ビットに通常時/エラー発生時信号を入
力して実現した例を示している。
【0045】以上のようにこの発明の実施の形態1の装
置によれば、バッファ残量計測回路によりバッファ残量
を計測し、この計測結果に基づきA/V再生クロック周
波数決定回路が適切にデータ読み出しクロック周波数を
決定するので、使用するバッファの容量を増やさずに、
高速なネットワーク通信路を介してディジタルオーディ
オ/ビデオデータを受信してこれをリアルタイムに再生
することができる。したがって、ジッタやデータ廃棄に
起因する音声/画像への歪みを軽減することができる。
また、A/V再生クロック周波数決定回路が、再生周波
数が著しく変化している信号を出力するので、視聴者の
不快感を軽減可能である。また、制御コマンド発行判断
/実行回路が受信側からOAMセルにセル送信タイミン
グの一時変更コマンドを載せて送信することにより、受
信バッファの残量制御を行い、送信側である一定期間セ
ル送信を停止したりセル送出量を増加させたりするの
で、受信バッファの危険状態からの復帰性能を向上し
た。
【0046】また、制御パラメータ記憶回路にコマンド
制御にかかる時間の測定結果を記憶し、これをセル送信
速度暫時低下/増加コマンド発行タイミングの判断パラ
メータとするので、受信バッファフロー制御の精度を向
上した。また、クロック周波数決定回路の周波数変換テ
ーブルにエラー訂正時のモードを追加し、通常時のクロ
ック周波数とエラー時のクロック周波数とを異ならせた
ので、制御コマンド発行判断/実行回路が再送要求をす
るときのバッファ内残データの消費速度を通常時よりも
低くし、データの欠落を防止している。
【0047】発明の実施の形態2 以下、発明の実施の形態2を図7〜図9を用いて説明す
る。図7は発明の実施の形態2の装置のブロック図であ
る。この発明の実施の形態2は、通信路を介して受信し
たオーディオ/ビデオデータに、送信側端末であらかじ
め多重化された同期情報が含まれている場合のものであ
る。この図の装置において、受信側端末が、この同期情
報に基づき再生タイミング信号を送信側端末に従属同期
させるとともに、この再生タイミング信号に基づきディ
ジタルオーディオ/ビデオデータをリアルタイムで再生
する。
【0048】図8は、この発明の実施の形態の装置の動
作を説明するための説明図である。図8に示す装置で
は、ネットワークインターフェイス回路1でオーディオ
/ビデオデータが受信されると、ネットワークインター
フェイス側のタイミングでオーディオ/ビデオ再生タイ
ミング従属同期回路6へ書き込まれる。このとき受信し
たオーディオ/ビデオデータには、送信側端末であらか
じめ同期情報が多重化されている。オーディオ/ビデオ
再生タイミング従属同期回路6では、入力されたオーデ
ィオ/ビデオデータから同期情報を分離したデータをオ
ーディオ/ビデオ再生回路7に出力するとともに、分離
された同期情報に基づき、送信側端末に従属同期させた
オーディオ/ビデオ再生タイミング信号6bを出力す
る。
【0049】この様に送信側端末のタイミングに従属同
期させたタイミングでオーディオ/ビデオ再生を行うこ
とにより、ネットワーク側で発生するジッタをある程度
吸収できる。しかし、一般的にオーディオ/ビデオ再生
タイミング従属同期回路6で許容できるジッタ量は小さ
く、その一方で公衆網などの大規模なネットワークでは
多数のネットワーク交換機を経由するためジッタの大き
さの予測が困難なため、発生するジッタを充分に吸収で
きないおそれがある。
【0050】そこで、図7に示すように、発明の実施の
形態2では、図8の装置におけるネットワークインター
フェイス回路1とオーディオ/ビデオ再生タイミング従
属同期回路6との間に、発明の実施の形態1と同様の効
果を得るための回路を付加したものである。ただし、再
生速度の変更方法が発明の実施の形態1とは異なり、オ
ーディオ/ビデオ再生タイミング従属同期回路6へのデ
ータ書込みレートを変化させることによって再生速度の
変更を行っている。
【0051】次に、図7を用いて、発明の実施の形態2
の動作を説明する。送信側端末から送信されたディジタ
ルオーディオ/ビデオ多重データはネットワーク通信路
を介してネットワークインターフェイス回路1で受信さ
れた後、不連続データ検出回路51へ入力されデータの
連続性をチェックされる。不連続データが検出されない
場合、そのままバッファ書き込み回路2へ入力され、受
信バッファ3に一旦書き込まれる。
【0052】残量計測回路61ではバッファ書き込み回
路2とバッファ読み出し回路4の状態を観測しバッファ
残量を算出し、数段階のレベル値としてクロック分周レ
ート決定回路62へ出力する。クロック分周レート決定
回路62では、残量計測回路61からの残量入力値を元
に一定の重みをつけて割り出したクロック分周レート値
をバッファ読み出し信号生成回路63へ入力する。バッ
ファ読み出し信号生成回路63はプログラマブルなバイ
ナリ・レート分周器で構成され、所望のレートでバッフ
ァ読み出し制御信号63aを出力し、バッファ読み出し
制御回路4へと入力される。バッファ読み出し制御回路
4ではバッファ読み出し制御信号63aに従って、オー
ディオ/ビデオ多重化信号4aとデータ書込み制御信号
4bを送出する。
【0053】オーディオ/ビデオ再生タイミング従属同
期回路6では、入力されたオーディオ/ビデオ多重化デ
ータに含まれる同期情報を検出/分離したオーディオ/
ビデオ多重化データ6aをオーディオ/ビデオ再生回路
7へ送出するとともに、検出した同期情報を元にオーデ
ィオ/ビデオ再生回路動作クロック信号6bを修正す
る。オーディオ/ビデオ再生回路7では、入力されたオ
ーディオ/ビデオ多重データ6aをオーディオ/ビデオ
再生回路動作クロック6bのタイミングでオーディオお
よびビデオデータに分離/デコードした後、再生ビデオ
出力信号7aおよび再生オーディオ出力信号7bとして
出力し、図示しないビデオ表示装置およびオーディオ出
力装置を介して視聴者へと伝えられる。
【0054】図7における残量計測回路61の動作およ
び制御コマンド発行判断/実行回路41、制御パラメー
タ記憶回路42、不連続データ検出回路51の動作は発
明の実施の形態1における動作と同一の為、ここでは説
明を省略する。
【0055】クロック分周レート決定回路62では、残
量計測回路61から入力された残量計測値61aを元に
あらかじめ与えておいたクロック分周レート値62aに
マッピングされ、バッファ読み出し信号生成回路63に
出力する。バッファ読み出し信号生成回路63では、バ
ッファ書込み制御回路2へのデータ書込み信号51bの
フリーランクロックをクロック分周レート値62aに基
づいて分周し、バッファ読み出し制御回路4のデータ読
み出し信号を生成する。本発明の実施の形態では、デー
タ書込み信号51bのフリーランクロック周波数に48
MHzを使用し、実効値6MHzを中心として若干の幅
をもったバッファ読み出し信号を生成している。
【0056】図9に残量計測値61aとクロック分周レ
ート値およびバッファ読み出し信号の実効周波数値の対
応例を示す。中心周波数を6.00MHzとし、隣り合
ったブロック同士のクロック周波数の比をそれぞれ、中
心部分から対称に0.3%、0.3%、1%、2%とし
てあり、これらのブロックを段階的に状態推移してい
る。これにより、バッファ残量が中心部分にあるときは
クロック変動を少なく、残量が一定量よりも少なくなり
そうな場合ほどバッファ制御に重点を置いてクロック変
動量を多くする、といったきめ細かな制御を可能とす
る。この発明の実施の形態2の装置でも、発明の実施の
形態1の装置と同様の効果を奏する。
【0057】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、受信
したデータを蓄える受信バッファと、前記受信バッファ
の利用可能な残量を計測する残量計測回路と、前記残量
計測回路の計測値に基づき、前記受信バッファの利用可
能な残量が予め定められた範囲内にあるように前記バッ
ファ読み出し制御回路の読み出しタイミングを定めるク
ロック周波数決定回路とを備え、前記クロック周波数決
定回路の出力に基づき動作タイミング信号を発生し、こ
のタイミング信号で前記受信バッファを読み出すので、
受信バッファの残量に応じて適当なタイミング信号を発
生できる。したがって、受信バッファの容量があまり大
きくないときでも、受信バッファが空になることを防
ぎ、再生オーディオ/ビデオの中断を防ぐ。
【0058】また、この発明によれば、前記クロック周
波数決定回路が、前記バッファ読み出し制御回路の読み
出し速度が予め定められた範囲を越えたとき、その旨を
報知する報知信号を発生するので、視聴者は再生速度の
変動を知ることができ、不快感が軽減される。
【0059】また、この発明によれば、前記残量計測回
路による前記受信バッファの残量を予め定められている
量と比較するとともに、この比較結果に基づきデータを
送信する相手側装置に送信タイミングを変更させるコマ
ンドを通信回線を介して送信する制御コマンド発行判断
/実行回路を備えたので、送信側である一定期間送信を
停止したり送出量を増加させたりするこができて、受信
バッファの状態を適正状態にすみやかに復帰させること
ができる。
【0060】また、この発明によれば、制御パラメータ
を記憶する制御パラメータ記憶回路を備え、前記制御コ
マンド発行判断/実行回路は、前記コマンドの送信によ
り前記相手側装置を制御するために要する時間を測定
し、この測定された時間を前記制御パラメータ記憶回路
に記憶するとともに、前記制御パラメータ記憶回路に記
憶された制御パラメータに基づき前記コマンドを送信す
るタイミングを制御するので、送信速度暫時低下/増加
コマンド発行タイミングの状況に応じて受信フロー制御
が可能になり、制御の精度が向上する。
【0061】また、この発明によれば、前記データの受
信が不連続であるかどうかを検出する不連続データ検出
回路を備え、前記クロック周波数決定回路は、前記不連
続データ検出回路の検出結果に基づき、前記データの受
信が連続的か不連続的かにより前記バッファ読み出し制
御回路の読み出しタイミングを切り換えるので、データ
の受信状況に対応して適切なタイミングを選択すること
ができ、データの欠落を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の実施の形態1のデータ受信再生装置の
機能ブロック図である。
【図2】 発明の実施の形態1のデータ受信再生装置に
おけるバッファ残量の計算方法を説明するためのブロッ
ク図である。
【図3】 発明の実施の形態1のデータ受信再生装置に
おけるバッファ残量計測回路の計算残量と出力値の対応
表である。
【図4】 発明の実施の形態1のデータ受信再生装置に
おけるクロック周波数決定回路の周波数変換テーブルで
ある。
【図5】 発明の実施の形態1のデータ受信再生装置に
おけるエラー訂正動作のフローチャートである。
【図6】 発明の実施の形態1のデータ受信再生装置に
おけるクロック周波数決定回路の周波数変換テーブルに
エラー動作時モードを追加した周波数テーブルの他の例
である。
【図7】 発明の実施の形態2のデータ受信再生装置の
機能ブロック図である。
【図8】 発明の実施の形態2のデータ受信再生装置の
動作を説明するための図である。
【図9】 発明の実施の形態2における残量計測回路出
力61a、クロック分周レート決定回路出力62a、お
よび、バッファ読み出し信号生成回路出力63aの出力
間の対応関係を示す図である。
【図10】 従来のデータ受信再生装置の機能ブロック
図である。
【符号の説明】
1 ネットワークインターフェイス回路、1a オーデ
ィオ/ビデオ多重化データ、1b データ書込み制御信
号、1c データ読み込み完了信号、2 受信バッファ
書込み制御回路、2a 受信バッファ書込みアドレス情
報出力信号、3受信バッファ、4 受信バッファ読み出
し制御回路、4a オーディオ/ビデオ多重化データ、
4b 受信バッファ読み出しアドレス情報出力信号、4
c データ書込み制御信号、5 オーディオ/ビデオ再
生回路、5a 再生ビデオ出力信号、5b 再生オーデ
ィオ出力信号、5c データ読み出し制御信号、6 オ
ーディオ/ビデオ再生タイミング従属同期回路、6a
オーディオ/ビデオ多重化データ、6b オーディオ/
ビデオ再生回路動作クロック、7 オーディオ/ビデオ
再生回路、7a 再生ビデオ出力信号、7b 再生オー
ディオ出力信号、8ビデオ表示装置、9 オーディオ出
力装置、10 ネットワークインターフェイス回路動作
用発振器1、10a ネットワークインターフェイス回
路動作クロック信号、11 オーディオ/ビデオ再生回
路動作用発振器2、11a オーディオ/ビデオ再生回
路動作クロック信号、12 オーディオ/ビデオ再生回
路動作クロック生成用源発振器2、12a オーディオ
/ビデオ再生回路動作クロック生成源クロック、13
オーディオ/ビデオ再生タイミング従属同期回路用基準
クロック発振器2、21 バッファ残量計測回路、21
a バッファ残量値出力信号、21b バッファ残量過
多/過小指示信号、22 オーディオ/ビデオ再生クロ
ック周波数決定回路、22a クロック値出力信号、2
2b 再生速度変動表示信号、23 オーディオ/ビデ
オ再生クロック生成回路、23a オーディオ/ビデオ
再生回路動作クロック信号、31 再生速度変動表示
器、41制御コマンド発行判断/実行回路、42 制御
パラメータ記憶回路、51 不連続データ検出回路、5
1a オーディオ/ビデオ多重化データ、51b デー
タ書込み制御信号、51c 不連続データ検出信号、6
1 バッファ残量計測回路、61a バッファ残量値出
力信号、61b バッファ残量過多/過小指示信号、6
1c オーディオ/ビジュアル再生開始信号、62 ク
ロック分周レート決定回路、62a クロック分周レー
ト値出力信号、62b 再生速度変動表示信号、63
バッファ読み出し信号生成回路、63a バッファ読み
出し信号、101 書込みアドレスポインタ、102
読み出しアドレスポインタ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介してデータを受信するイン
    タフェイス回路と、前記インタフェイス回路により受信
    したデータを蓄える受信バッファと、前記インタフェイ
    ス回路により受信したデータを前記受信バッファに書き
    込むバッファ書き込み制御回路と、前記バッファ書き込
    み制御回路の動作タイミング信号を発生する第1のクロ
    ック生成回路と、前記受信バッファからデータを、前記
    バッファ書き込み制御回路と独立したタイミングで読み
    出すバッファ読み出し制御回路と、前記バッファ読み出
    し制御回路により読み出されたデータに基づき信号を再
    生する再生回路と、前記受信バッファの利用可能な残量
    を計測する残量計測回路と、前記残量計測回路の計測値
    に基づき、前記受信バッファの利用可能な残量が予め定
    められた範囲内にあるように前記バッファ読み出し制御
    回路の読み出しタイミングを定めるクロック周波数決定
    回路と、前記クロック周波数決定回路の出力に基づき動
    作タイミング信号を発生して前記バッファ読み出し制御
    回路及び前記再生回路に供給する第2のクロック生成回
    路とを備えたデータ受信再生装置。
  2. 【請求項2】 前記クロック周波数決定回路は、前記バ
    ッファ読み出し制御回路の読み出し速度が予め定められ
    た範囲を越えたとき、その旨を報知する報知信号を発生
    することを特徴とする請求項1記載のデータ受信再生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記残量計測回路による前記受信バッフ
    ァの残量を予め定められている量と比較するとともに、
    この比較結果に基づきデータを送信する相手側装置の送
    信タイミングを変更させるコマンドを通信回線を介して
    送信する制御コマンド発行判断/実行回路を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のデータ受信再生装置。
  4. 【請求項4】 制御パラメータを記憶する制御パラメー
    タ記憶回路を備え、前記制御コマンド発行判断/実行回
    路は、前記コマンドの送信により前記相手側装置を制御
    するために要する時間を測定し、この測定された時間を
    前記制御パラメータ記憶回路に記憶するとともに、前記
    制御パラメータ記憶回路に記憶された制御パラメータに
    基づき前記コマンドを送信するタイミングを制御するこ
    とを特徴とする請求項3記載のデータ受信再生装置。
  5. 【請求項5】 前記データの受信が不連続であるかどう
    かを検出する不連続データ検出回路を備え、前記クロッ
    ク周波数決定回路は、前記不連続データ検出回路の検出
    結果に基づき、前記データの受信が連続的か不連続的か
    に対応して前記バッファ読み出し制御回路の読み出しタ
    イミングを切り換えることを特徴とする請求項1記載の
    データ受信再生装置。
  6. 【請求項6】 データとともに受信側の再生タイミング
    を送信側のタイミングにあわせるためのタイミング信号
    を前記通信回線を介して受信する場合において、前記ク
    ロック周波数決定回路に代えて用いられ、前記残量計測
    回路の計測値に基づき、前記受信バッファの利用可能な
    残量が予め定められた範囲内にあるように前記通信回線
    を介して受信されたタイミング信号を分周するクロック
    分周レート決定回路と、前記第2のクロック生成回路に
    代えて用いられ、前記クロック分周レート決定回路の出
    力に基づき動作タイミング信号を発生して前記バッファ
    読み出し制御回路及び前記再生回路に供給するバッファ
    読み出し信号生成回路とを備えたことを特徴とする請求
    項1乃至請求項5いずれかに記載のデータ受信再生装
    置。
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