JPH09261012A - 電圧制御発振器及びその発振方法 - Google Patents

電圧制御発振器及びその発振方法

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JPH09261012A
JPH09261012A JP8061145A JP6114596A JPH09261012A JP H09261012 A JPH09261012 A JP H09261012A JP 8061145 A JP8061145 A JP 8061145A JP 6114596 A JP6114596 A JP 6114596A JP H09261012 A JPH09261012 A JP H09261012A
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耕一 山野上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電圧周波数特性の線形性に優れ、且つ低コス
トな電圧制御発振器及びその発振方法の提供。 【解決手段】 C−MOSインバータゲートによるリン
グ発振回路200の動作電源入力を定電流駆動とし、電
圧制御発振VCO入力電圧に比例した電流制御とするこ
とで、入力電圧に略比例した発振周波数を得る。更に発
振周波数特性の線形性を高めるため、電流変化率制限回
路300を備え、発振回路200の発振周波数の高い領
域(発振回路消費電流の大きい領域)でより大きな回路
電流を供給するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力電圧に応じた
周波数で発振する電圧制御発振器及びその発振方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば分光測定等に用いられて好
適な、入力電圧に比例した周波数で発振する電圧制御発
振器(以下、VCO)においては、公知のモノリシック
V/Fコンバータ(例えばバーブラウン社製VFC3
2)や、A/Dコンバータに内蔵される二重積分方式の
V/Fコンバータがあり、アナログ信号のデジタル変
換、また、その変換された信号の長距離伝送等に広く使
用されている。
【0003】更に、FM信号の変調、高周波PLL回路
等に使用されるセラミック発振子や、LC発振回路等に
より構成されたVCOがあり、高周波VCOとして知ら
れている。また、公知のC−MOSインバータゲートに
よるリング発振回路を用いて、該発振回路に供給する電
源電圧を制御した場合、非常に安価に発振周波数を制御
できることが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、モノリシックV/Fコンバータは入力
電圧に対する発振周波数の線形性(直線性)が良いとい
う特徴があるものの、積分回路、コンパレータ等のリニ
ア回路部品から構成されているため高価であり、また積
分回路等の応答速度の点から、原理的に発振周波数の上
限が制限され、あまり高い周波数で使用することができ
ないという問題があった。
【0005】また、FM変調等で採用されるLC素子、
または発振子を使う方式では、発振周波数特性を高くす
ることが可能であるが、入力電圧に応じて変化する発振
周波数、即ち周波数帯域が狭いという問題があり、広い
周波数帯域に渡って使用しようとすると、入力電圧に対
する発振周波数特性の直線性が十分得られないという問
題がある。
【0006】また、前記の電圧制御されたC−MOSイ
ンバータゲートによるリング発振回路も、制御電圧に対
する発振周波数の直線性に欠けるという問題がある。こ
の理由について図4を参照して説明する。
【0007】図4は、従来例としてのC−MOSリング
発振回路を示す図である。
【0008】図中、20はC−MOSリング発振回路で
あり、発振回路20の発振周波数fは各インバータゲー
ト21の電源電圧VDD−VSSに応じて図5の特性を
得る。
【0009】図5は、従来例としてのC−MOSリング
発振回路における電圧周波数特性を示す図であり、その
周波数特性は直線状ではない。その理由として、リニア
増幅器として動作する各インバータゲート21の出力イ
ンピーダンスは、内蔵するMOSトランジスタのゲート
・ソース間電圧VGSに対するドレイン・ソース間がオ
ンの場合の抵抗値に応じて定まる。そのためその抵抗
値、ひいてはインバータゲート21の出力インピーダン
スが電源電圧VDDの影響を受けることになり、また、
かかるゲートの出力インピーダンスと、次段に接続され
るインバータゲート21の図示しない等価入力容量とに
より決まる位相遅れに関連した周波数で発振するためで
ある。
【0010】具体的に、各インバータゲート21の入力
信号レベルは、略(VDD−VSS)/2付近で振動す
る正弦波であり、この入力信号がインバータゲート21
の内蔵するMOSトランジスタのゲート端子に接続され
ているため、電源電圧VDDが上昇するとMOSトラン
ジスタのゲート・ソース間電圧が増加するので、オン抵
抗値が減少する。このオン抵抗値の電源電圧特性が非線
形であることから、インバータゲートの出力インピーダ
ンスと、前記次段に接続されるインバータゲートの図示
しない等価入力容量とにより決まる信号遅延時間が前記
の電源電圧の増加に応じて減少し、発振周波数が電源電
圧の増加に対して急激に増加する特性となるわけであ
る。
【0011】そこで本発明は、電圧周波数特性の線形性
に優れ、且つ低コストな電圧制御発振器及びその発振方
法の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、電圧制御発振器は以下の構成を特徴とする。
【0013】即ち、入力電圧に応じた周波数で発振する
電圧制御発振器において、前記入力電圧に応じた所定の
電流値を出力する電圧・電流変換手段と、前記電圧・電
流変換手段の出力電流を駆動源として発振する発振手段
と、前記電圧・電流変換手段の変換特性が、所定の特性
となるように制御する電流変化率制限手段と、を備えた
ことを特徴とする。具体的に前記発振手段は、C−MO
Sインバータゲート素子であることを特徴とし、更に好
ましくは、アンバッファタイプの複数のC−MOSイン
バータ素子を直列に接続することにより構成したリング
発振回路であることを特徴とする。これにより、電圧制
御されたC−MOSインバータゲートによるリング発振
回路の制御電圧に対する発振周波数の直線性に欠けると
いう問題を改善する。
【0014】また、前記電流変化率制限手段は、前記発
振手段と並列に接続された抵抗素子であることを特徴と
する。具体的には、前記所定の特性を線形にするよう
に、前記抵抗素子の抵抗値を決定することを特徴とす
る。これにより、抵抗素子を用いた簡単で安価な回路の
構成で周波数特性を改善し、測定手段としての実用性を
得る。
【0015】更に、前記発振手段の出力信号を、コンデ
ンサを介して交流結合し、増幅するインタフェース手段
を備えたことを特徴とする。これにより、外部の装置へ
周波数を出力するための信号レベルを得る。
【0016】また、上記の目的を達成するため、電圧制
御発振器の発振方法は以下の構成を特徴とする。
【0017】即ち、入力電圧に応じた周波数で発振する
電圧制御発振器の発振方法であって、前記周波数を発振
する発振回路の駆動電源を所定の電流で駆動し、前記周
波数の高さに応じて大きな電流を前記発振回路に供給す
る電流変化率制限回路を、前記発振回路に並列して接続
することにより、前記発振回路の周波数特性が所定の特
性となるように制御することを特徴とする。
【0018】好ましくは前記発振回路は、アンバッファ
タイプの複数のC−MOSインバータ素子を直列に接続
することにより構成したリング発振回路であることを特
徴とする。
【0019】また、前記電流変化率制限回路に抵抗素子
を用いることを特徴とする。これにより、抵抗素子を用
いた簡単で安価な回路の構成で周波数特性を改善する。
【0020】具体的に前記所定の特性は、線形であるこ
とを特徴とする。これにより、広い周波数領域に渡って
直線状の特性を実現し、測定手段としての応用を図る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。
【0022】はじめに、本実施形態におけるC−MOS
インバータゲートによるリング発振回路について説明す
る。C−MOSインバータゲートの動的消費電流は、図
示しないゲート内部のコンプリメンタリ接続されたトラ
ンジスタの公知の貫通電流を無視できると仮定すれば、
次段に接続されたインバータゲートの等価入力容量を充
電して端子電圧が上昇するのに必要な電荷量であること
から、該C−MOSゲートの動作周波数に比例する。こ
の性質を利用したリング発振回路を図2に示す。
【0023】図2は、本発明の一実施形態としてのリン
グ発振回路であり、後述の電圧制御発振器10(図1)
のリング発振回路200にあたる。
【0024】図中、201〜203はC−MOSインバ
ータゲートであり、図に示すごとくリング発振回路20
0を形成しており、所定の電流値IDで定電流駆動す
る。このとき、駆動電流IDと発振回路100の消費電
流がバランスするように電圧帰還が作用して発振周波数
が変化することにより、図4及び図5で説明した定電圧
駆動に比べて線形性が改善することが予測され、極めて
直線に近い発振周波数特性を得ることができるはずであ
る。
【0025】しかし、ここで得られる発振周波数特性は
完全な直線とはならず、若干上に凸の特性となる。これ
は前述のように、リング発振回路200に直列に接続さ
れた次段のインバータゲートの等価入力容量が存在し、
その等価入力容量を充電するのに必要な電荷量が発振回
路200の消費電流に等しいとすれば駆動電流IDと発
振周波数fとが完全に比例するはずであるが、実際には
C−MOSゲートの内部のトランジスタの貫通電流を無
視することができず、特に発振周波数が増加するに従っ
て、該貫通電流の比率が増すためと考えられる。即ち、
発振回路200の動的消費電流は、周波数に対して完全
に比例させることはできずに、高周波域で比較的大きな
消費電流を必要とするためである。
【0026】そこで、本実施形態では、C−MOSイン
バータゲートICによるリング発振回路を採用し、更に
電圧制御入力に応じて該リング発振回路の動作電流を制
御する電流制御回路と、該電流制御回路による制御電流
の電圧制御入力に対する特性を所望の形とする電流変化
率制限回路とを備えた構成の電圧制御発振器(VCO)
を実現する。
【0027】次に、本実施形態の電圧制御発振器におけ
る回路の構成について図1を参照して説明する。
【0028】図1は、本発明の一実施形態としての電圧
制御発振器の回路構成を示す図である。
【0029】図中、電圧制御発振器(VCO)10は、
電圧−電流変換回路100、C−MOSインバータによ
るリング発振回路200、電流変化率制限回路300、
そしてインターフェース回路400を備える。
【0030】VCO10の制御電圧Viは端子Tinに
印加され、抵抗101を介してオペアンプ102の反転
入力端子に接続してある(非反転入力端子は接地されて
いる)。
【0031】リング発振回路200は、直列に接続され
たC−MOSインバータゲート201,202,203
により構成されており、インバータゲート203の出力
がインバータゲート201の入力に接続することにより
公知の負帰還を形成している。また、リング発振回路2
00の低電位(以下、L)側電源入力端子と高電位(以
下、H)側電源入力端子との間に電流変化率制限回路3
00の抵抗301が並列接続され、L側電源入力端子は
オペアンプ102の出力に接続されている。更に、H側
電源入力端子は、オペアンプ102の反転入力端子に接
続されている。リング発振回路200のインバータゲー
ト203の出力は、インターフェース回路400のコン
デンサ401を介して抵抗402とインバータゲート4
03の入力側に接続することにより帰還回路となってお
り、これによりリニア増幅器が構成されている。更に、
インバータゲート403の出力は、インバータゲート4
04を介してVCO10の出力端子Toutから出力周
波数fを発生する。
【0032】次に、前述の回路構成を備える電圧制御発
振器(VCO)10の動作について図1及び図3を参照
して説明する。
【0033】図1において、VCO10の電圧−電流変
換回路100は、端子Tinから入力した制御電圧入力
Viと抵抗101とによって定まる電流出力Icを、オ
ペアンプ102の帰還ループ上に発生する。また、該電
流出力Icが、リング発振回路200の電源入力端子に
供給されるように接続され、コンデンサ204によって
リング発振回路200の電源端子電圧を平滑化するよう
構成してある。これによりリング発振回路200は、制
御電圧入力Viに略比例した所定の周波数で発振動作を
行う。
【0034】ところで電流変化率制限回路300におい
て、抵抗301の値がリング発振回路200の動作抵抗
(動作電圧/動作電流)に比べて十分に小さい場合、リ
ング発振回路200の回路電流ID、電流変化率制限回
路300の回路電流Ih、そして前記の電流出力Icの
関係は、 Ih>>ID Ic=ID+Ih で表現できるため、ID=0と考えると、リング発振回
路200の電源電圧VDは、 VD=Ic×(抵抗301の抵抗値) であり、結果的にリング発振回路200の電源電圧を定
電圧駆動したのと等価となる。従って、この場合の発振
周波数特性は前述の電圧制御されたC−MOSインバー
タゲートによるリング発振回路の発振周波数特性(図
3)と同様の理由により、発振回路電圧、即ちVCOの
制御電圧入力Viに対して“下に凸”のカーブとなる。
【0035】また、電流変化率制限回路300の抵抗3
01の値が、リング発振回路200の動作抵抗に比べて
十分に大きい場合、電圧−電流変換回路100の電流出
力Icとリング発振回路200の回路電流IDとの関係
は、Ic=IDで表現できる。この時の発振周波数特性
を図3に示す。
【0036】図3は、本発明の一実施形態としてのVC
O電圧周波数特性を示す図であり、前述の定電流駆動さ
れたリング発振回路200の発振周波数特性により、図
3(A)に示す如く発振回路電流、即ちVCOの制御電
圧Viに対して“上に凸”のカーブとなる。
【0037】そこで、電流変化率制限回路300の抵抗
301を適当な所定値に選定することにより、前記の定
電圧駆動によって得られる“下に凸”の特性と、定電流
駆動によって得られる“上に凸”の特性との中間の特
性、即ち、VCOの制御電圧入力に対する発振周波数特
性が略直線状となり、線形性の改善が実現する(図3
(B))。このように、電流変化率制限回路300を備
えれば、リング発振回路200における発振周波数の高
い領域(発振回路の消費電流が大きい領域)においてよ
り大きな回路電流を供給することが可能なため、VCO
10の入力電圧に対して略直線状の発振周波数特性を得
ることができる。具体的には、電流変化率制限回路30
0の好ましい実施形態として、リング発振回路素子とし
て公知のC−MOSインバータIC(74HCU04)
を使用した時に抵抗301の抵抗値は4.7KΩ前後と
した。
【0038】次に、リング発振回路200におけるイン
バータ203の出力は、インターフェース回路400に
おけるコンデンサ401を介して交流結合された後、イ
ンターフェース回路400におけるインバータ403及
び抵抗402によるリニアアンプによって増幅し、イン
バータ404により波形整形を行うことによりロジック
レベルに変換される。これにより、リング発振回路20
0の発振周波数と同一の周波数を持つ矩形波が、出力端
子Toutから出力されるわけである。
【0039】尚、本実施形態では、C−MOSリング発
振回路として、インバータ3段構成としたが、かかる発
振回路はインバータに限らず、NAND、NOR、シュ
ミットインバータ等、発振機能を実現するものであれば
よい。また、発振回路の構成段数は3段のみならず、公
知のバッファタイプのC−MOS論理素子を1段で帰還
して発振させてもよい。
【0040】更に、発振回路素子はC−MOS論理素子
に限らず、同様の機能をもつ素子であればトランジス
タ、FET等で構成することも可能である。
【0041】加えて本発明の電圧制御発振回路は、その
制御入力として所定の電圧値を例にあげたが、この制御
入力は電流値入力とし、電流制御発振回路を構成しても
良いことはもちろんのこと、電圧制御の制御入力に対し
て所望のオフセット、ゲイン調整等を施してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電圧周波数特性の線形性に優れ、且つ低コストな電圧制
御発振器及びその発振方法の提供が実現する。即ち、簡
単な構成により電圧制御発振回路に入力電圧に対して略
直線状の発振周波数特性を備えることができる。これに
より、数KHzから100MHz程度の広帯域に渡って
線形性に優れた機能を、安価に提供することができる。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての電圧制御発振器の
回路構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態としてのリング発振回路で
ある。
【図3】本発明の一実施形態としてのVCO電圧周波数
特性を示す図である。
【図4】従来例としてのC−MOSリング発振回路を示
す図である。
【図5】従来例としてのC−MOSリング発振回路にお
ける電圧周波数特性を示す図である。
【符号の説明】
20 従来例としてのC−MOSリング発振回路 21, 403,404 インバータゲート 10 電圧制御発振器(VCO) 100 電圧−電流変換回路 101,402 抵抗 102 オペアンプ 200 リング発振回路 201〜203 C−MOSインバータゲート 204,401 コンデンサ 300 電流変化率制限回路 400 インターフェース回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古井 芳和 広島県安芸郡府中町新地3番1号 ナルデ ック株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧に応じた周波数で発振する電圧
    制御発振器において、 前記入力電圧に応じた所定の電流値を出力する電圧・電
    流変換手段と、 前記電圧・電流変換手段の出力電流を駆動源として発振
    する発振手段と、 前記電圧・電流変換手段の変換特性が、所定の特性とな
    るように制御する電流変化率制限手段と、を備えたこと
    を特徴とする電圧制御発振器。
  2. 【請求項2】 前記発振手段は、C−MOSインバータ
    ゲート素子であることを特徴とする請求項1記載の電圧
    制御発振器。
  3. 【請求項3】 前記発振手段は、アンバッファタイプの
    複数のC−MOSインバータ素子を直列に接続すること
    により構成したリング発振回路であることを特徴とする
    請求項1記載の電圧制御発振器。
  4. 【請求項4】 前記電流変化率制限手段は、前記発振手
    段と並列に接続された抵抗素子であることを特徴とする
    請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電圧制御発振
    器。
  5. 【請求項5】 前記所定の特性を線形にするように、前
    記抵抗素子の抵抗値を決定することを特徴とする請求項
    4記載の電圧制御発振器。
  6. 【請求項6】 更に、前記発振手段の出力信号を、コン
    デンサを介して交流結合し、増幅するインタフェース手
    段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何
    れかに記載の電圧制御発振器。
  7. 【請求項7】 入力電圧に応じた周波数で発振する電圧
    制御発振器の発振方法であって、 前記周波数を発振する発振回路の駆動電源を所定の電流
    で駆動し、 前記周波数の高さに応じて大きな電流を前記発振回路に
    供給する電流変化率制限回路を、前記発振回路に並列し
    て接続することにより、前記発振回路の周波数特性が所
    定の特性となるように制御することを特徴とする電圧制
    御発振器の発振方法。
  8. 【請求項8】 前記発振回路は、アンバッファタイプの
    複数のC−MOSインバータ素子を直列に接続すること
    により構成したリング発振回路であることを特徴とする
    請求項7記載の電圧制御発振器の発振方法。
  9. 【請求項9】 前記電流変化率制限回路に抵抗素子を用
    いることを特徴とする請求項8記載の電圧制御発振器の
    発振方法。
  10. 【請求項10】 前記所定の特性は、線形であることを
    特徴とする請求項7乃至9記載の電圧制御発振器の発振
    方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6310568B1 (en) 1999-11-24 2001-10-30 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Digital-to-analog conversion circuit
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US8791764B2 (en) 2011-03-03 2014-07-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Digitally controlled oscillator, and phase locked loop (PPL) circuit including the same

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