JPH09260857A - 筐体のフロントパネルとトップカバーの合わせ構造 - Google Patents
筐体のフロントパネルとトップカバーの合わせ構造Info
- Publication number
- JPH09260857A JPH09260857A JP9007596A JP9007596A JPH09260857A JP H09260857 A JPH09260857 A JP H09260857A JP 9007596 A JP9007596 A JP 9007596A JP 9007596 A JP9007596 A JP 9007596A JP H09260857 A JPH09260857 A JP H09260857A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front panel
- top cover
- cover
- housing
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 フロントパネルの変形等によるトップカバー
との隙間の発生を防ぎ、組立も容易である構造を提供す
る。 【解決手段】 樹脂製のフロントパネル１に、その上面
側のトップカバー２の結合面からカバーの下面に突出
し、カバーの下面に設けられた突起を受けるフロントパ
ネル側の受け耳部１１ａ，１１ｂを設ける。カバー２に
フロントパネル１との合わせ面から突出して結合時にフ
ロントパネル１の上面の裏面に挿入される舌部２１と受
け耳部１１ａ，１１ｂに挿入される係合突起２２ａ，２
２ｂを設ける。筐体形成時に舌部２１をフロントパネル
１の上面の裏面に挿入するとともにトップカバー１の突
起２２ａ，２２ｂを受け耳部１１ａ，１１ｂに上側から
挿入し、フロントパネル１の上面側を上下から拘束す
る。
との隙間の発生を防ぎ、組立も容易である構造を提供す
る。 【解決手段】 樹脂製のフロントパネル１に、その上面
側のトップカバー２の結合面からカバーの下面に突出
し、カバーの下面に設けられた突起を受けるフロントパ
ネル側の受け耳部１１ａ，１１ｂを設ける。カバー２に
フロントパネル１との合わせ面から突出して結合時にフ
ロントパネル１の上面の裏面に挿入される舌部２１と受
け耳部１１ａ，１１ｂに挿入される係合突起２２ａ，２
２ｂを設ける。筐体形成時に舌部２１をフロントパネル
１の上面の裏面に挿入するとともにトップカバー１の突
起２２ａ，２２ｂを受け耳部１１ａ，１１ｂに上側から
挿入し、フロントパネル１の上面側を上下から拘束す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオコンポ
型の筐体のフロントパネルを樹脂で成形し、ボトムケー
スと、トップカバーを合わせて、結合して構成した筐体
のフロントパネルとトップカバーの合わせ構造に関す
る。
型の筐体のフロントパネルを樹脂で成形し、ボトムケー
スと、トップカバーを合わせて、結合して構成した筐体
のフロントパネルとトップカバーの合わせ構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】サブシャーシを持たないコンポタイプの
筐体では、フロントパネルを樹脂で成形して構成した場
合に、フロントパネルの中央部を前方に引くとパネルの
中央部が撓み、トップカバー天面とトップカバーとの間
に隙間が生ずることがある。また、樹脂製のトップカバ
ーに反りがあるような場合には同様にトップカバーとフ
ロントパネル間に隙間が生ずる恐れがある。
筐体では、フロントパネルを樹脂で成形して構成した場
合に、フロントパネルの中央部を前方に引くとパネルの
中央部が撓み、トップカバー天面とトップカバーとの間
に隙間が生ずることがある。また、樹脂製のトップカバ
ーに反りがあるような場合には同様にトップカバーとフ
ロントパネル間に隙間が生ずる恐れがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前述
したような筐体において、フロントパネルの変形等によ
りフロントパネルとトップカバー間に発生しやすい隙間
の発生を防ぎ、かつ、組立も容易である筐体のフロント
パネルとトップカバーの合わせ構造を提供することにあ
る。
したような筐体において、フロントパネルの変形等によ
りフロントパネルとトップカバー間に発生しやすい隙間
の発生を防ぎ、かつ、組立も容易である筐体のフロント
パネルとトップカバーの合わせ構造を提供することにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による筐体のフロントパネルとトップカバー
の合わせ構造は、フロントパネルと、ボトムケースと、
トップカバーを合わせて組み立てる筐体のフロントパネ
ルと前記カバーの合わせ構造において、樹脂製のフロン
トパネル上面側の前記カバーの結合面から前記カバーの
下面に突出し、前記カバーの下面に設けられた突起を受
ける係合部をもつ筐体フロントパネル側の受け耳部と、
前記カバーに前記カバーの前記フロントパネルの合わせ
面から突出して結合時に前記フロントパネルの上面の裏
面に挿入される舌部と前記受け耳部に挿入される係合突
起とを設け、筐体形成時に前記舌部を前記フロントパネ
ルの上面の裏面に挿入するとともに前記トップカバーの
突起を前記受け耳部に上側から挿入し、前記フロントパ
ネルの上面側を上下から拘束するとともに前記突起と受
け耳部の係合により係合隙間の発生を防止するように構
成されている。前記構造において、前記係合突起を前記
舌部の両側に一対設けることができる。前記構造におい
て、前記係合突起は前記カバーの前記フロントパネルの
合わせ面端を突き出して形成したＵ字型突起とすること
ができる。前記構造において、前記フロントパネルはＡ
ＢＳ樹脂とすることができる。
に、本発明による筐体のフロントパネルとトップカバー
の合わせ構造は、フロントパネルと、ボトムケースと、
トップカバーを合わせて組み立てる筐体のフロントパネ
ルと前記カバーの合わせ構造において、樹脂製のフロン
トパネル上面側の前記カバーの結合面から前記カバーの
下面に突出し、前記カバーの下面に設けられた突起を受
ける係合部をもつ筐体フロントパネル側の受け耳部と、
前記カバーに前記カバーの前記フロントパネルの合わせ
面から突出して結合時に前記フロントパネルの上面の裏
面に挿入される舌部と前記受け耳部に挿入される係合突
起とを設け、筐体形成時に前記舌部を前記フロントパネ
ルの上面の裏面に挿入するとともに前記トップカバーの
突起を前記受け耳部に上側から挿入し、前記フロントパ
ネルの上面側を上下から拘束するとともに前記突起と受
け耳部の係合により係合隙間の発生を防止するように構
成されている。前記構造において、前記係合突起を前記
舌部の両側に一対設けることができる。前記構造におい
て、前記係合突起は前記カバーの前記フロントパネルの
合わせ面端を突き出して形成したＵ字型突起とすること
ができる。前記構造において、前記フロントパネルはＡ
ＢＳ樹脂とすることができる。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して本発明を
さらに詳しく説明する。図１は本発明による筐体のフロ
ントパネルとトップカバーの合わせ構造の実施例を説明
するための展開的斜視図、図２は前記構造を利用した筐
体の断面図である。本発明による筐体のフロントパネル
１とトップカバー２の合わせ構造は、樹脂製のフロント
パネル１と、板金のボトムケース３と、トップカバー２
を合わせて組み立てる筐体に関するものであり、フロン
トパネル１と板金のトップカバーの突き合わせ結合部に
間隙が発生しない構造にしたものである。板金のトップ
カバー２には適当な通気孔２３，２４，２５が設けられ
ており、トップカバー２とボトムケース３は、例えば裏
面でねじ固定される。
さらに詳しく説明する。図１は本発明による筐体のフロ
ントパネルとトップカバーの合わせ構造の実施例を説明
するための展開的斜視図、図２は前記構造を利用した筐
体の断面図である。本発明による筐体のフロントパネル
１とトップカバー２の合わせ構造は、樹脂製のフロント
パネル１と、板金のボトムケース３と、トップカバー２
を合わせて組み立てる筐体に関するものであり、フロン
トパネル１と板金のトップカバーの突き合わせ結合部に
間隙が発生しない構造にしたものである。板金のトップ
カバー２には適当な通気孔２３，２４，２５が設けられ
ており、トップカバー２とボトムケース３は、例えば裏
面でねじ固定される。
【０００６】ＡＢＳ樹脂製のフロントパネル１にはその
上面側と前記トップカバー２の結合面から前記カバー２
の下面に突出し、前記カバー２の下面に設けられた突起
２２ａ，２２ｂを受ける係合部をもつ筐体フロントパネ
ル側の受け耳部１１ａ，１１ｂが設けられている。トッ
プカバー２には前記カバー２の前記フロントパネル１と
の合わせ面から突出して、結合時に前記フロントパネル
１の上面の裏面に挿入される舌部２１が設けられてい
る。そして前記舌部２１の両側に前述した受け耳部１１
ａ，１１ｂに挿入される係合突起２２ａ，２２ｂが設け
られている。前記係合突起２２ａ，２２ｂは前記カバー
２の前記フロントパネル１の合わせ面端をプレス加工に
より突き出して形成したＵ字型の突起である。
上面側と前記トップカバー２の結合面から前記カバー２
の下面に突出し、前記カバー２の下面に設けられた突起
２２ａ，２２ｂを受ける係合部をもつ筐体フロントパネ
ル側の受け耳部１１ａ，１１ｂが設けられている。トッ
プカバー２には前記カバー２の前記フロントパネル１と
の合わせ面から突出して、結合時に前記フロントパネル
１の上面の裏面に挿入される舌部２１が設けられてい
る。そして前記舌部２１の両側に前述した受け耳部１１
ａ，１１ｂに挿入される係合突起２２ａ，２２ｂが設け
られている。前記係合突起２２ａ，２２ｂは前記カバー
２の前記フロントパネル１の合わせ面端をプレス加工に
より突き出して形成したＵ字型の突起である。
【０００７】筐体組立時に前記舌部２１を前記フロント
パネル１の上面の裏面に斜め上方向から挿入結合して、
前記トップカバー２の突起２２ａ，２２ｂを前記受け耳
部１１ａ，１１ｂの上側から挿入し、図２に示すように
トップカバー２をボトムケース３にねじ止めにより固定
すると、フロントパネル１の上面側をトップカバー２に
より上下から拘束することになる。また、突起２２ａ，
２２ｂと受け耳部１１ａ，１１ｂの係合によりフロント
パネル１の前後方向の移動が規制され、係合隙間の発生
が防止されることになる。
パネル１の上面の裏面に斜め上方向から挿入結合して、
前記トップカバー２の突起２２ａ，２２ｂを前記受け耳
部１１ａ，１１ｂの上側から挿入し、図２に示すように
トップカバー２をボトムケース３にねじ止めにより固定
すると、フロントパネル１の上面側をトップカバー２に
より上下から拘束することになる。また、突起２２ａ，
２２ｂと受け耳部１１ａ，１１ｂの係合によりフロント
パネル１の前後方向の移動が規制され、係合隙間の発生
が防止されることになる。
【０００８】
【発明の効果】以上、詳しく説明したように本発明によ
る筐体のフロントパネルとトップカバーの合わせ構造
は、フロントパネル側に設けられた耳部とトップカバー
の突起を結合させるとともに、トップカバーの舌部をフ
ロントパネルの上面裏面に挿入することによりトップカ
バーでフロントパネル上端縁を挟みつける構造としてあ
る。したがって、フロントパネルはトップカバーにより
隙間ができないように拘束されて、結合される。これに
より、フロントパネルとトップカバー間の隙間の発生は
完全に防止される。
る筐体のフロントパネルとトップカバーの合わせ構造
は、フロントパネル側に設けられた耳部とトップカバー
の突起を結合させるとともに、トップカバーの舌部をフ
ロントパネルの上面裏面に挿入することによりトップカ
バーでフロントパネル上端縁を挟みつける構造としてあ
る。したがって、フロントパネルはトップカバーにより
隙間ができないように拘束されて、結合される。これに
より、フロントパネルとトップカバー間の隙間の発生は
完全に防止される。
【図１】本発明による筐体のフロントパネルとトップカ
バーの合わせ構造を説明するための展開的斜視図であ
る。
バーの合わせ構造を説明するための展開的斜視図であ
る。
【図２】前記構造を利用した筐体の断面図である。
１ フロントパネル ２ トップカバー ３ ボトムケース １１ 筐体フロントパネル側の受け耳部 １２ 筐体フロントパネル側の受け耳の孔 ２１ トップカバーの舌 ２２ トップカバーの折り曲げ突起 ２３，２４，２５ 通気孔
Claims (4)
- 【請求項１】 フロントパネルと、ボトムケースと、ト
ップカバーを合わせて組み立てる筐体のフロントパネル
と前記カバーの合わせ構造において、 樹脂製のフロントパネル上面側の前記カバーの結合面か
ら前記カバーの下面に突出し、前記カバーの下面に設け
られた突起を受ける係合部をもつ筐体フロントパネル側
の受け耳部と、 前記カバーに前記カバーの前記フロントパネルの合わせ
面から突出して結合時に前記フロントパネルの上面の裏
面に挿入される舌部と前記受け耳部に挿入される係合突
起とを設け、 筐体形成時に前記舌部を前記フロントパネルの上面の裏
面に挿入するとともに前記トップカバーの突起を前記受
け耳部に上側から挿入し、前記フロントパネルの上面側
を上下から拘束するとともに前記突起と受け耳部の係合
により係合隙間の発生を防止するように構成したことを
特徴とする筐体のフロントパネルとトップカバーの合わ
せ構造。 - 【請求項２】 請求項１記載の構造において、前記係合
突起は前記トップカバーの前記舌部の両側に一対設けら
れている筐体のフロントパネルとトップカバーの合わせ
構造。 - 【請求項３】 請求項１記載の構造において、前記係合
突起は前記トップカバーの前記フロントパネルとの合わ
せ面端を突き出して形成したＵ字型突起である筐体のフ
ロントパネルとトップカバーの合わせ構造。 - 【請求項４】 請求項１記載の構造において、前記フロ
ントパネルはＡＢＳ樹脂である筐体のフロントパネルと
トップカバーの合わせ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9007596A JPH09260857A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 筐体のフロントパネルとトップカバーの合わせ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9007596A JPH09260857A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 筐体のフロントパネルとトップカバーの合わせ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09260857A true JPH09260857A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13988413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9007596A Pending JPH09260857A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 筐体のフロントパネルとトップカバーの合わせ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09260857A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010182798A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Canon Inc | 電子機器 |
| JP2010186865A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Canon Inc | 電子機器 |
| JP2010192526A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Canon Inc | 電子機器 |
| JP2014074875A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-04-24 | Panasonic Corp | フレーム締結構造 |
-
1996
- 1996-03-19 JP JP9007596A patent/JPH09260857A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010182798A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Canon Inc | 電子機器 |
| JP2010186865A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Canon Inc | 電子機器 |
| JP2010192526A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Canon Inc | 電子機器 |
| JP2014074875A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-04-24 | Panasonic Corp | フレーム締結構造 |
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