JPH09260235A - 工程フロー作成システム - Google Patents

工程フロー作成システム

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JPH09260235A
JPH09260235A JP16839096A JP16839096A JPH09260235A JP H09260235 A JPH09260235 A JP H09260235A JP 16839096 A JP16839096 A JP 16839096A JP 16839096 A JP16839096 A JP 16839096A JP H09260235 A JPH09260235 A JP H09260235A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の製造工程を有する多品種変量製造ライン
において、ラインの実状にあった工程フローを各品種で
標準的に正確に作成し、工程フローの変更内容を正確に
各品種で行うシステム、及び製造工程手順チェックシス
テムの提供。 【解決手段】大工程と小工程の組合せを変換した工程フ
ローブロックコード名格納知識1-1から、目的とする工
程フローブロックコードを検索部A1-41で検索し、選択
部A1-51で選択し、次工程フローブロックコードを前記
方法と同様に選択し、工程フローブロックコード並び方
知識1-22で工程フローの並びを判定しながら、工程の並
びを作成する。小工程コードに対する条件知識を有する
条件キー知識部1-3より、小工程コードを検索し、選択
部B1-52で条件キーを選択する。上記工程フローは工程
フロー表示部1-6に表示され、完成した工程フローは工
程フロー保存部1-7に各品種毎に保存される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の製造工程を
有する多品種変量製造ラインにおける製造工程手順チェ
ックシステムに関し、特に予め用意された知識ベースに
基づいて製造工程手順の不具合な並びを判定する製造工
程手順チェックシステム、及び多品種変量製造ラインに
おける製造工程フローを作成するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の製造工程を有する多品種変量製造
ラインにおいては、個々の品種毎の製造工程手順が長く
複雑になってきており、製造ラインにおける複雑な製造
工程フローを短時間且つ正確に作成支援するシステムが
要請されており、また個々の品種毎に作成される製造工
程手順のチェックを人手により行うと、多大な時間を要
し、またチェックミスが生じる可能性も高いことから、
個々の品種毎に作成される製造工程手順を自動的にチェ
ックするためのシステムが要請されている。
【0003】従来の工程フローを作成するシステムを図
面を参照して詳細に説明する。
【0004】図20は、従来の工程フロー作成システム
の一例を示す図である。
【0005】図20に示す工程フロー作成システムは、
1つ1つの単位工程を表す数桁の英数字からなるコード
管理テーブル20−5と、各単位工程の条件を表す属性
管理テーブル20−6とこれらの情報を選択するデータ
選択部20−1と、選択したデータを表示するデータ表
示部20−2と、データを保存するデータ保存部20−
3と、を備えて構成されている。
【0006】工程フローを作成する際には、作成する製
造手順にあわせた上記工程コードと条件を選択し、工程
フローを作成し、最終的に完成した工程フローをデータ
保存部に保管しておく。
【0007】1度完成した工程フローを修正する場合、
及び、新たに工程フローを作成する場合には、図21に
示すように、完成した工程フローをコピーし、追加する
工程コードと条件を選択して、追加する。
【0008】また、削除する場合も、同様に、工程フロ
ーをコピーし、削除する工程コードと条件を選択して削
除し、工程フローを作成していた。
【0009】このようなシステムによる工程フローの作
成の従来技術の一例として、例えば特開平5−2660
29号公報に提案される、プロセスフロー作成システム
がある。
【0010】また、作成された工程フローが妥当なもの
であるか否かをチェックする従来技術としては、例えば
特開平6−176994号公報に提案される、製造規則
チェックシステムがある。
【0011】すなわち従来の製造工程手順チェックシス
テムとして、上記特開平6−176994号公報には、
長大で複雑なプロセスフローを高速でチェックすること
を目的とし、ある工程からある工程までを1つのパッケ
ージとし、このパッケージ内に存在しなければならない
工程、存在してはいけない工程、ある工程が存在した場
合に必ず存在しなければならない工程等をチェックして
いく機能を有する製造規則チェックシステムが提案され
ている。
【0012】図22は、前記特開平6−176994号
公報に提案されている従来の製造規則チェックシステム
を説明するための図である。
【0013】図22(A)に、上記公報に提案されてい
る従来の製造規則チェックシステムの構成を示す。図2
2(A)を参照して、前記公報に提案されている従来の
製造規則チェックシステムは、本発明に関連する構成と
して、パッケージチェック部831と、パッケージ管理
テーブル833と、チェック判断部857と、チェック
管理テーブル859と、を含み、パッケージチェック部
831が、チェック判断部857からの指示に基づきパ
ッケージ管理テーブル833を参照しながら個々のパッ
ケージ内に存在する工程が正常であるか否かチェックす
る。
【0014】図22(B)に、図22(A)に示した従
来の製造規則チェックシステムのパッケージ管理テーブ
ル833の内容を示す。図22(B)を参照して、パッ
ケージ管理テーブル833には、個々のパッケージにつ
いて、パッケージの基になる工程の名称(工程(A)、
工程(B))、パッケージ内に存在しなければならない
工程の名称、パッケージ内に存在してはいけない工程の
名称、ある工程が存在した場合に不可欠な工程の名称
(特別な工程)、エラーコード等が格納されている。具
体的には、図22(B)の場合であれば、例えば“リソ
グラフィ”(工程(A))と“レジストハクリ(レジス
ト剥離)”(工程(B))との間に“熱酸化工程”を含
めることができず、仮に“熱酸化工程”が存在する場合
にはパッケージが正常でない旨(エラーコード“00
5”)の通知がなされる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には、以下に示すような問題点がある。
【0016】図21及び図22を参照して説明した上記
従来技術の第1の問題点は、工程フローをコピーし工程
コードや条件を複数工程に渡り追加、削除をする際に、
入力ミスが発生するおそれがある、ということである。
【0017】この理由は、例えば数百工程に及ぶ工程フ
ローに複数工程を追加あるいは削除したときの後工程と
の相関関係がすぐにチェックできないことによる。
【0018】また、上記特開平5−266029号公報
に記載の方法に従い、工程フローを作成した後に、上記
特開平6−176994号公報記載の方法でチェックす
る方法も考えられるが、チェックを行った後に、修正個
所が見つかった場合に、修正とチェックを繰り返すこと
になり、その結果、多大の処理時間を要することとな
る。
【0019】上記従来技術の第2の問題点は、一度作っ
た工程フローをコピーして作成するため、複数の品種で
細やかな工程フローが異なってしまい、ライン内の設備
の変更による適切な工程フローが全品種に展開されない
可能性がある、ということである。
【0020】この理由は、コピーする工程フローが複数
にわたって存在し、コピー元の工程フローがラインの実
状にあってない工程フローであった場合には、工程フロ
ーの作成者がこのことに気づかなければ、修正作業を忘
れてしまうことによる。
【0021】さらに、従来技術の第3の問題点として
は、上記特開平5−266029号公報記載の方法のよ
うに、工程コードに対して、条件を選択的に入力してい
く方法は、コード入力に時間が掛かる可能性がある。
【0022】この理由は、工程フローが長大になった場
合、工程名を表す工程コードと条件コードを別々に入力
するために、1つ1つ条件コードを入れるのに時間が掛
かりすぎることである。
【0023】また、上記特開平6−176994号公報
に提案されている従来の製造規則チェックシステムで
は、1つ1つの工程名とこれらの工程名の前後関係とに
基づいて個々の工程名毎にチェックを行っているため、
数百工程にも及ぶ製造工程手順に対しては推論時間が長
くなり、またチェックを行なうために必要とされる知識
ベースの規模も膨大となってメンテナンス(保守)が困
難になるということである。
【0024】上記特開平6−176994号公報に提案
されている従来の製造規則チェックシステムでは、個々
の工程名の前後関係に基づいてチェックを行っているた
め、ある程度製造工程手順の並び方が決定している箇所
に他の工程が入った場合でも禁止とならない可能性があ
り、製造工程手順の並び方、工程名等に共通性を持たせ
ることができないということである。
【0025】従って、本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的は、ラインの実状に合わ
せた複数で長大な製造工程フローを誰でも簡単に短時間
で正確に作成するシステムを提供することにある。ま
た、本発明の他の目的は、複雑で膨大な製造工程手順の
並び方を短時間で効果的にチェックすると共に、工程フ
ローを標準化することができる製造工程手順チェックシ
ステムを提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願第1発明(請求項1)に係る工程フロー作成シ
ステムは、大工程と小工程を組み合わせた工程フローブ
ロック名を格納した工程フローブロックコード名格納知
識部と、前記工程フローブロック名を変換した工程フロ
ーブロックコード知識と、現工程フローブロックコード
と次工程フローブロックコードとの並び方を定義した工
程フローブロックコード並び方知識と、を含む工程フロ
ー知識部と、小工程コードに対する条件キー知識を含む
条件キー知識部と、工程フローブロックコードを検索す
る第1の検索手段と、条件キーを検索する第2の検索手
段と、を含む検索部と、工程フローブロックコードを選
択及び/又は保存し、工程フローブロックコードの並び
方を判定する第1の選択手段と、条件キーを選択及び/
又は保存する第2の選択手段と、を含む選択部と、作成
された工程フロー、該工程フローのブロックコードの並
び方の不具合、及び作成した工程フローの完成度と、を
表示する工程フロー表示手段と、作成された工程フロー
を格納する工程フロー保存手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0027】本願第2発明(請求項2)は、大工程と小
工程を組み合わせた工程フローブロック名を格納した工
程フローブロック名格納知識部と、前記工程フローブロ
ック名を変換した工程フローブロックコード知識と、現
工程フローブロックコードと、次工程フローブロックコ
ードとの並び方を定義した工程フローブロックコード並
び方知識、を含む工程フロー知識部と、小工程名に対す
る条件詳細の知識を含む条件キー知識部と、変更対象の
工程フローブロックコード及び工程フロー並び方知識を
検索する第1の検索手段と、変更対象の小工程コードに
対する条件キーを検索する第2の検索手段とを含む検索
部と、変更対象の工程フローブロックコード及び工程フ
ロー並び方を選択及び保存する第1の選択手段と、変更
対象の小工程コードに対する条件キーを選択及び保存す
る第2の選択手段と、を含む選択部と、選択、変更した
工程ブロックコード、工程フロー並び方知識、条件キー
を表示し、変更不具合点と変更不具合品種を表示する工
程フロー情報表示手段と、変更する工程フロー情報を変
更する工程フロー情報変更手段と、変更内容を各品種の
工程フローに選択的に転送するデータ転送手段と、変更
工程フローを格納する工程フロー保存手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0028】上記他の目的を達成するため、本願第3発
明(請求項4)は、複数の製造工程を有する多品種変量
製造ラインにおける製造工程手順チェックシステムにお
いて、互いに階層的な関係にある大工程名と小工程名と
の組み合わせからなる製造工程手順情報を第1の推論手
段に入力し、該第1の推論手段は、大工程名と小工程名
との組み合わせについての知識を保持する工程フローブ
ロック化知識ベースを参照して、前記製造工程手順を大
工程毎に一又は複数のブロックに分けると共に、該分け
られた個々のブロックについての情報を第2の推論手段
に入力し、該第2の推論手段は、ブロック名の前後関係
を判定するための知識を保持するブロック前後判定知識
部と、個々のブロック内部の小工程名の並び方を判定す
るための知識を保持するブロック内部判定知識部と、か
らなる工程フロー判定用知識ベースを参照して、前記一
又は複数のブロックの並び方と、個々のブロック内部の
小工程名の並び方と、が正常であるか否かを判定するこ
とを特徴とする製造工程手順チェックシステムを提供す
る。
【0029】また、本願第4発明(請求項5)は、複数
の製造工程を有する多品種変量製造ラインにおける製造
工程手順チェックシステムにおいて、互いに階層的な関
係にある大工程名と小工程名との組み合わせからなる製
造工程手順情報を第1の推論手段に入力し、該第1の推
論手段は、大工程名と小工程名との組み合わせについて
の知識を保持するブロック化知識部と、基礎工程手順に
ついての知識を保持する基礎的工程手順知識部と、から
なる工程フローブロック化知識ベースを参照して、前記
製造工程手順を大工程毎に一又は複数の基礎工程手順の
ブロックと派生ブロックとに分割すると共に、該分割さ
れた個々のブロックの情報を第2の推論手段に入力し、
該第2の推論手段は、前記基礎工程手順のブロック間へ
の前記派生ブロックの挿入位置を判定するための知識を
保持する派生ブロック位置判定知識部と、個々のブロッ
ク内部の小工程名の並び方を判定するための知識を保持
するブロック内部判定知識部と、からなる工程フロー判
定用知識ベースを参照して、前記基礎工程手順のブロッ
ク間への前記派生ブロックの挿入位置と、個々のブロッ
ク内部の小工程名の並び方と、が正常であるか否かを判
定することを特徴とする製造工程手順チェックシステム
を提供する。
【0030】さらに、本願第4発明に係る製造工程手順
チェックシステムは、前記ブロック内部判定知識部が、
個々のブロック名に対応して一又は複数の小工程名を所
定の順番に並べた一又は複数のモデルパターンについて
の知識を保持し、前記第2の推論手段が、前記個々のブ
ロック内部の小工程名の並び方と、前記一又は複数のモ
デルパターンと、を対比して、前記個々のブロック内部
の小工程名の並び方が正常であるか否かを判定するよう
にするとよい。
【0031】上記構成のもと、本願第1発明は、検索部
(図1の1−4)にて、選択する工程フローブロックコ
ードと選択する小工程コードに対する条件キーを検索
し、工程フローブロックコードを選択する選択部A(図
1の1−51)と、条件キーを選択する選択部B(図1
の1−52)と、からなる選択部(図1の1−5)で工
程フローブロックコードと条件キーを選択し、選択され
た工程フローブロックコードと条件キーは工程フロー表
示部(図1の1−6)で表示し、選択部(図1の1−
5)で一時保存し、工程フローは、工程フローブロック
を選択する毎に工程フローブロックコード並び方知識
(図1の1−22)で並び方をチェックし、最終的に作
成された工程フローは、最終工程でも途中工程でも工程
フロー保存部(図1の1−7)で保存する。
【0032】このように、本願第1発明によれば、工程
フローブロックの組合せにより全体の流れを作成するこ
とや、予め登録された工程コードに対応した条件キーを
1つ選択することで工程フローを作成する。このため、
1つ1つの工程や条件を選択する必要がない。
【0033】本願第2発明では、工程フロー知識部(図
8の2−2)と、1つの小工程名に対していくつかの条
件詳細を表した条件詳細の知識からなる条件キー知識部
(図8の2−3)とから、変更する工程フローブロック
名及び工程フローブロックコード及び工程フロー並び方
知識を検索する検索部A(図8の2−41)と変更する
1つの小工程コードに対する条件キーを検索する検索部
B(図8の2−42)とで構成される検索部(図8の2
−4)で変更箇所を検索し、変更する工程フローブロッ
クコード及び工程フロー並び方を選択する選択部A(図
8の2−51)と変更する1つの小工程コードに対する
条件キーを選択する選択部B(図8の2−52)で構成
される選択部(図8の2−5)で変更箇所を選択し、選
択した工程ブロックコードもしくは工程フロー並び方知
識もしくは条件キーの工程フロー情報を工程フロー情報
表示部(図8の2−6)で表示し、工程フロー情報を変
更する情報を工程フロー情報変更部(図8の2−8)で
変更し、変更内容を工程フロー情報表示部(図8の2−
6)で表示、確認し、変更内容を各品種の工程フローに
選択的にデータ転送部(図8の2−9)に転送し、転送
されたデータにより変更された工程フローを工程フロー
保存部(図8の2−7)で保存する。また、変更された
内容により、工程フローに不具合が生じた場合に不具合
対象品種、不具合箇所を工程フロー情報表示部(図8の
2−6)に表示し、再度、変更する。
【0034】本願第2発明によれば、ラインの実状にあ
わせて工程フローブロックコードや条件キーの変更を行
い、その変更結果を選択的に各品種の工程フローの該当
部分転送し、変更を行う。このため、個々の品種毎に工
程フローを変更する必要がなく、また変更漏れを起こす
ことがなくなる。
【0035】また、本願第3発明に係る製造工程手順チ
ェックシステムによれば、複雑で膨大な製造工程手順
を、大工程名と小工程名とのいくつかの基本的な組み合
わせについての知識から大工程毎にブロック化すると共
に、個々のブロック名の前後関係についての知識から大
工程名の並び方を判定して推論の絞り込みを行った上
で、個々のブロック内部の小工程名の並び方を判定して
詳細な推論を行うようにすることにより、短時間で効果
的な判定結果を得ることを可能にする。
【0036】また、本願第4発明に係る製造工程手順チ
ェックシステムによれば、製造工程手順を基礎工程手順
と派生ブロックとに分割して判定を行うことにより、製
造工程手順のチェックを行うために必要とされる知識ベ
ースの規模を小さくし、より速くかつ正確なチェックを
行うことを可能にする。
【0037】さらに、本願第4発明に係る製造工程手順
チェックシステムによれば、個々のブロック名に対応し
て小工程名を所定の標準的な順番で並べたモデルパター
ンについての知識から、ブロック内部の小工程名の並び
方とモデルパターンとを対比して、個々のブロック内部
の小工程名の並び方が正常であるか否かを判定すること
により、工程フローの標準化を可能にする。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に詳細に説明する。
【0039】
【実施形態1】図1は、本発明の第1の実施の形態の構
成をブロック図にて示した図である。
【0040】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態に係る工程フロー作成システムは、大工程と小工程
を組み合わせた工程フローブロック名を格納した工程フ
ローブロックコード名格納知識1−1と、工程フローブ
ロック名を変換した工程フローブロックコード知識を持
つ工程フローブロックコード知識1−21と、現工程フ
ローブロックコードとその次に来る工程フローブロック
コードとの並び方を定義した工程フローブロックコード
並び方知識1−22と、を備えてなる工程フロー知識部
1−2と、一つの小工程コードに対するいくつかの条件
キー知識を格納した条件キー知識部1−3と、工程フロ
ーブロック名及び工程フローブロックコードを検索する
検索部A1−41と、条件キーを検索する検索部B1−
42と、からなる検索部1−4と、工程フローブロック
コードを選択、保存する選択部A1−51と、条件キー
を選択、保存する選択部B1−52と、からなる選択部
1−5と、選択した工程フローを表示する工程フロー表
示部1−6と、作成した工程フローを格納する工程フロ
ー保存部1−7と、を備えて構成されている。
【0041】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて、図1、図2、図3を参照して説明する。図2及
び図3は、本発明の第1の実施の形態の処理動作を模式
的に示したフローチャートである。
【0042】図2は、本発明の第1の実施の形態に従い
工程フローを作成する処理の流れを模式的に示した流れ
図である。
【0043】まず、本システムに起動する(ステップ
9)。
【0044】図4(a)に示すように、大工程名と、小
工程名と、の組合せからなる工程フローブロック名が格
納された工程フローブロック名格納知識1−1から、図
4(b)に示すような工程フローブロックコードに変換
された工程フローブロックコード知識1−21(ステッ
プ11)を検索部A1−41で検索し(ステップ1
2)、選択する工程フローブロックコードを、選択部A
1−51で手入力もしくは選択する(ステップ13)。
【0045】選択された工程フローブロックコードは、
選択部A1−51に一時的に保管され(ステップ1
6)、更に、図7に示すように、大工程コード及び小工
程コード及びそれぞれのコードに対応した大工程名及び
小工程名が工程フロー表示部1−6に表示される(ステ
ップ15)。
【0046】次に続く工程フローブロックコードを選択
する場合には、上記した操作を繰り返すことになるが
(ステップ17、18)、工程フロー表示部1−6の一
例を示す図である図6に示すように、選択した工程フロ
ーブロックコードが、先に選んだ工程ブロックコードの
後に挿入して良いか否かの知識を持つ、工程フローブロ
ックコード並び方知識1−22の情報を、選択部A1−
51で照合して並び方を判定し(ステップ21)、挿入
しても良い工程であれば、選択した工程フローブロック
コード情報が選択部A1−51に一時保管される。
【0047】工程フロー表示部1−6には、先に選択し
た工程フローブロックコードと、選択した工程フローブ
ロックコードに対応した大工程コード及び小工程コード
及びそれぞれのコードに対応した大工程名及び小工程名
が表示される(ステップ19)。
【0048】選択した工程フローブロックコードが先に
選んだ工程フローブロックコードの後に、挿入してはい
けない工程フローブロックコードであった場合には、選
択部A1−51より「禁止工程」であるという情報が、
工程フロー表示部1−6にて、図6に示すような禁止表
示(禁止工程フラグ)が行なわれ、次の工程フローブロ
ックコードが決定するまでこの禁止表示が残ることとな
る。
【0049】次工程の選択と同様な操作を繰り返し、次
次工程選択処理を行い、このようにして順次工程フロー
の部分を作成する(ステップ22)。
【0050】作成された工程フローは、工程フロー名称
毎に独立して最終的に工程フロー保存部1−7に保管さ
れる(ステップ24)。
【0051】ステップ23の判定処理において、作成さ
れた工程フローが途中工程である場合には、図6に示す
ように、途中工程であることを表示するフラグ(「途中
工程フラグ」という)を、最終工程フローブロックコー
ドに入れておく。
【0052】この途中工程フラグがオン状態の工程フロ
ーは、次に、工程フロー保存部1−7から呼び出した場
合に、工程フロー表示部1−6において工程のフローが
表示される他、最終工程フローブロックコードが選択部
A1−51にも送られ、再度チェックを行いながらフロ
ーを作成することができる(ステップ25)。
【0053】図3は、本発明の第1の実施の形態におい
て、条件を入力する処理動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【0054】まず、本システムに起動する(ステップ2
7)。条件キー知識部1−3の詳細を示す図である図7
に示すように、一つの小工程名(例えば「As注入」
等)に対していくつかの選択対象とされる条件詳細を格
納した条件キー知識1−3から検索部B1−42で検索
し、選択部B1−52で選択する小工程コードを選択し
(ステップ28、29)、更に条件キーを選択する(ス
テップ30)。
【0055】選択された条件キーは選択部B1−52に
一時保管される。選択部B1−52では選択した条件キ
ーはいくつでも保管することが可能であり(ステップ3
2)、工程の流れのフローの小工程コードと、小工程コ
ードに対するいくつかの条件キー知識部1−3の小工程
コードが1対1に対応がとれると、工程フロー表示部1
−6に、工程の流れフローの小工程コードに対応する条
件キー及び条件詳細が表示される(ステップ31)。
【0056】作成されたフローは、前記工程の流れ情報
と共に、工程フロー名称毎に独立して最終的に工程フロ
ー保存部1−7に保管される(ステップ33)。
【0057】上記工程フローは、工程のフロー、条件キ
ーのいずれを先に行っても作成は可能である。
【0058】
【実施形態2】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図8は、本発明の第2の実
施の形態に係る工程フロー作成システムの構成をブロッ
ク図にて示したものである。
【0059】図8を参照すると、本発明の第2の実施の
形態に係る工程フロー作成システムは、大工程と小工程
を組み合わせた工程フローブロック名を格納した知識か
らなる工程フローブロック名格納知識2−1と、工程フ
ローブロック名を変換した工程フローブロックコード知
識からなる工程フローブロックコード知識2−21と、
現工程フローブロックコードとその次に来る工程フロー
ブロックコードとの並び方を定義した工程フローブロッ
クコード並び知識からなる工程フローブロック並び方知
識2−21と、を備えてなる工程フロー知識部2−2
と、一つの小工程名に対していくつかの条件詳細を表し
た条件詳細の知識からなる条件キー知識部2−3と、工
程フローブロック名及び工程フローブロックコード及び
工程フロー並び方知識を検索する検索部A2−41と、
一つの小工程コードに対する条件キーを検索する検索部
B2−42と、を備えてなる検索部2−4と、工程フロ
ーブロックコード及び工程フロー並び方を選択、及び保
存する選択部A2−51と、一つの小工程コードに対す
る条件キーを選択、及び保存する選択部B2−52と、
を備えてなる選択部2−5と、選択した工程フローブロ
ックコードもしくは工程フロー並び方知識もしくは条件
キーの工程フロー情報を表示する工程フロー情報表示部
2−6と、工程フロー情報を変更する情報を入力する工
程フロー情報変更部2−8と、変更した内容を表示、確
認する工程フロー情報表示部2−6と、変更内容を各品
種の工程フローに選択的に転送するデータ転送部2−9
と、転送されたデータにより変更された工程フローを格
納する工程フロー保存部2−7と、を備えて構成されて
いる。
【0060】次に、本発明の第2の実施の形態の動作に
ついて、図9、図10、及び図11を参照して説明す
る。図9、図10、及び図11は、本発明の第2の実施
の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【0061】図9は、本発明の第2の実施の形態におい
て、工程のフローを変更する場合の処理を説明するため
のフローチャートである、まず本システムに起動する
(ステップ45)。
【0062】図4(a)に示す大工程名と小工程名との
組合せからなる工程フローブロック名の格納された工程
フローブロック名格納知識2−1、変更する工程フロー
ブロック名を図のように変換した工程フローブロックコ
ード知識からなる工程フローブロックコード知識2−2
1より変更する工程フローブロックコードを検索部A2
−41で検索し(ステップ48)、変更する工程フロー
ブロックコードを、選択部A2−51で手入力もしくは
選択する(ステップ49)。
【0063】選択された工程フローブロックコードは、
選択部A2−51に一時的に保管され、更に、大工程コ
ード及び小工程コード及びそれぞれのコードに対応した
大工程名及び小工程名が工程フロー情報表示部2−6に
表示される(ステップ51)。
【0064】そして、工程フローブロックコードの変更
内容を、工程フロー情報変更部2−8より入力し(ステ
ップ50)、選択部A2−51に保管されている工程フ
ローブロックコード内容を変更すると共に、工程フロー
情報表示部2−6に変更された工程フローブロックコー
ドを表示して変更内容を確認する(ステップ52)。
【0065】ステップ52の確認処理の結果、変更内容
に誤りがある場合には、再度工程フロー情報変更部2−
8より変更内容を入力する(ステップ50)。
【0066】一方、変更内容が正しければ、変更対象品
種の有無を判定し(ステップ53)、変更対象品種有り
の場合、工程フロー保存部2−7に保存されている、変
更対象となる、各品種の工程フローに、変更内容を転送
する(ステップ54、55)。この時、データ保存部に
保存されている全品種を変更することも可能である。
【0067】最終的に変更された情報は、工程フローブ
ロックコード知識部47に格納される(ステップ5
8)。
【0068】データを転送した後変更された内容によ
り、工程フローに不具合が発生した場合、対象品種及び
対象工程フローブロックコードが工程フロー情報表示部
2−6に、例えば図12のように表示される(ステップ
56、57)。
【0069】この場合、工程ブロックコードの変更や、
下記工程フローブロックコードの並び方の変更を工程フ
ロー情報変更部2−8で行い(ステップ50)、データ
転送部2−9から変更した情報を工程フロー保存部2−
7に転送し、工程フローを変更する。
【0070】また、ステップ53の判定において、変更
対象品種がない場合には、変更内容を各品種に転送しな
くても良い場合もある(ステップ58)。
【0071】図10は、本発明の第2の実施の形態にお
ける工程フローの並び方知識を変更する場合の処理を説
明するためのフローチャートである。まず、本システム
に起動する(ステップ60)。
【0072】図5に示す、現工程フローブロックコード
と、その次に来る工程フローブロックコードと、の並び
方を定義した工程フローブロックコード並び方知識2−
22を選択部A2−51に呼び出し、工程フロー情報表
示部2−6に表示させる(ステップ62)。
【0073】工程フローブロックコード並び方の変更内
容を工程フロー情報変更部2−8より入力し(ステップ
63)、選択部A2−51に保管されている工程フロー
ブロックコード並び方知識を変更すると共に、工程フロ
ー情報表示部2−6に変更された工程フローブロックコ
ードを表示して変更内容を確認する(ステップ64)。
【0074】ステップ64の確認処理の結果、変更内容
に誤りがある場合には、再度、工程フロー情報変更部2
−8より変更内容を入力する(ステップ63)。
【0075】一方、ステップ64の確認処理の結果、変
更内容が正しければ、変更対象品種の有無を判定し(ス
テップ65)、変更対象品種有りの場合には、データ転
送部2−9から工程フロー保存部2−7に保存されてい
る、変更対象となる各品種の工程フローに、変更内容を
転送する(ステップ66、67)。この時、データ保存
部に保存されている全品種を変更することも可能であ
る。また、変更内容を各品種に転送しなくても良い場合
もある。
【0076】データを転送した後、変更された内容によ
り、工程フローに不具合が発生した場合(ステップ6
8)、図12に示すように、対象品種及び対象工程フロ
ーブロックコードが工程フロー情報部2−6に表示され
る(ステップ69)。
【0077】この場合、前記工程ブロックコードの変更
や工程フローブロックコードの並び方の変更を工程フロ
ー情報変更部2−8で行い、データ転送部2−9から変
更した情報を工程フロー保存部2−7に転送し、工程フ
ローを変更する。最終的に変更された内容は、工程フロ
ーブロックコード並び方知識2−22に格納される(ス
テップ70)。
【0078】図11は、本発明の第2の実施の形態にお
いて、条件キーを変更する場合の処理動作を説明するた
めのフローチャートである。
【0079】まず、本システムに起動する(ステップ7
2)。条件キー知識部の詳細を例示した図7に示すよう
に、1つの小工程コードに対するいくつかの条件キー知
識からなる条件キー知識部2−3を検索部B2−42で
変更対象の小工程コード検索し(ステップ74)、変更
する対象小工程コードに対する条件キーを選択部B2−
52で選択し(ステップ75)、工程フロー情報表示部
2−6に表示させる。
【0080】小工程コードに対する条件キーの変更内容
を工程フロー情報変更部2−8より入力し(ステップ7
6)、条件キー知識を変更すると共に、工程フロー情報
表示部2−6に変更された条件キー情報を表示して変更
内容を確認する(ステップ77)。
【0081】ステップ77の確認処理の結果、変更内容
に誤りがある場合には、再度、工程フロー情報変更部2
−8より変更内容を入力する。
【0082】一方、変更内容が正しければ、変更対象品
種の有無を判定し(ステップ78)、変更対象品種があ
る場合には、データ転送部2−9から工程フロー保存部
2−7に保存されている変更対象となる各品種の工程フ
ローに変更内容を転送する(ステップ79)。この時、
データ保存部に保存されている全品種を変更することも
可能である。
【0083】また、ステップ78の判定において、変更
対象品種がない場合には、変更内容を各品種に転送しな
くても良い。
【0084】最終的に変更された内容は、条件キー知識
部に格納される(ステップ81)。
【0085】上記工程フローの変更は、工程の流れフロ
ー、工程の並び方、条件キーのどれを行うかは任意にい
くつでも選択することができる。
【0086】
【実施形態3】図13は、本発明の第3の実施の形態に
係る製造工程手順チェックシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【0087】図13を参照して、本発明の第1の実施形
態に係る製造工程手順チェックシステムは、製造工程情
報1と、推論制御部2と、推論部3と、工程フローブロ
ック化知識ベース部4と、工程フロー判定用知識ベース
部5と、結果出力部6と、を備えて構成されている。
【0088】製造工程情報1は、複数の製造工程を有す
る多品種変量製造ラインにおける製造工程手順を示す情
報であり、小工程名と、小工程名が属する大工程名と、
の組み合わせから構成されている。
【0089】推論制御部2は、製造工程情報1を入力と
し、製造工程情報1を推論部3の第1の推論部(A)1
04に引き渡すと共に、推論部3の第1の推論部(A)
104及び第2の推論部(B)105による製造工程手
順の判定の実行を制御し、推論部3から得られる判定結
果を結果出力部6に引き渡す。
【0090】推論部3は、第1の推論部(A)104
と、第2の推論部(B)105と、を備えて構成されて
いる。
【0091】推論部3の第1の推論部(A)104は、
推論制御部2から引き渡された製造工程情報1を入力と
し、工程フローブロック化知識ベース部4を参照して、
製造工程手順を大工程毎に分けてブロック化し、ブロッ
ク化された製造工程手順についての情報を推論部3の第
2の推論部(B)105に引き渡す。
【0092】推論部3の第2の推論部(B)105は、
推論部3の第1の推論部(A)104から引き渡された
情報を入力とし、工程フロー判定用知識ベース部5を参
照して、ブロック化された大工程名の並び方と、個々の
ブロック内部の小工程名の並び方と、が正常であるか否
かを判定し、判定結果を推論制御部2に引き渡す。
【0093】工程フローブロック化知識ベース部4は、
大工程名と小工程名の組み合わせによるブロック化知識
部101を備え、大工程の名称と大工程に属する小工程
の名称とを知識として保持する。なお、ブロック化知識
部101が保持する大工程名と小工程名についての知識
を参照して、標準的でない名称が付けられた大工程ある
いは小工程を抽出することも可能である。
【0094】工程フロー判定用知識ベース部5は、大工
程毎に分けられたブロック名の前後関係を判定するため
の知識を保持するブロック前後判定知識部102と、個
々のブロック内部の小工程名の並び方を判定するための
知識を保持するブロック内部判定知識部103と、を備
えて構成される。
【0095】結果出力部6は、推論制御部2から引き渡
された判定結果を所定の形式で出力する。
【0096】次に、図13及び図14を参照して、本発
明の第3の実施形態に係る製造工程手順チェックシステ
ムの動作を説明する。図14は、本発明の第3の実施形
態に係る製造工程手順チェックシステムの動作を説明す
るためのフローチャートである。
【0097】まず、人手により作成された製造工程情報
1を推論制御部2に入力すると、入力された製造工程情
報1は、推論制御部2により推論部3の第1の推論部
(A)104に引き渡される(ステップ201)。
【0098】推論部3の第1の推論部(A)104は、
工程フローブロック化知識ベース部4の大工程名と小工
程名の組み合わせによるブロック化知識部101を参照
して、引き渡された製造工程情報1を所定の形式に変換
した後、変換された後の情報を推論部3の第2の推論部
(B)105に引き渡す(ステップ202)。
【0099】図15に、本発明の第3の実施形態に係る
製造工程手順チェックシステムで用いられる製造工程手
順データを模式的に示す。図15を参照して、推論制御
部2に入力される製造工程情報1は製造工程手順3−1
(図15(A)参照)のような形式からなり、推論部3
の第1の推論部(A)104において、大工程毎にブロ
ック化された製造工程手順(以下「ブロック化知識」と
もいう)3−2(図15(B)参照)に変換される。
【0100】その後、推論部3の第1の推論部(A)1
04からブロック化知識3−2が引き渡された推論部3
の第2の推論部(B)105は、工程フロー判定用知識
ベース部5のブロック前後判定知識部102を参照し
て、ブロック化知識3−2の個々のブロック名の並び方
をチェックする(ステップ203)。すなわち、あるブ
ロック名の次にくるブロック名が、問題のない工程につ
いてのものか、所定の条件の範囲で許可される工程につ
いてのものか、あるいは禁止されている工程についての
ものかを判定する。
【0101】図16(A)に、図13に示した製造工程
手順チェックシステムのブロック前後判定知識部102
の内容を示す。
【0102】図16(A)を参照して、ブロック前後判
定知識部102には、ブロック名(大工程名)を横軸要
素、このブロック名の次のブロック名(大工程名)を縦
軸要素とし、両要素の交点においてブロック名の前後関
係についての判定知識を格納している。例えば、ブロッ
ク名“A”の次にブロック名“B”が存在する場合に
は、所定の条件の範囲で許可される(“△”)と判定さ
れることとなる。なお、図16(A)において、“○”
は横軸要素のブロック名の次にくる縦軸要素のブロック
名が問題のない工程についてのものであることを示し、
“×”は禁止されている工程についてのものであること
を示している。
【0103】再び図14を参照して、ステップ203で
ブロック名の前後関係についてチェックした結果、ブロ
ック名の並び方に問題がないと判定された場合(ステッ
プ203で「OK」の場合)には、次のステップ205
に進み、ブロック名の並び方が禁止されたものであると
判定された場合あるいは所定の条件の範囲で許されるも
のである場合(ステップ203で「NG」の場合)に
は、それぞれ禁止あるいは警告のアラーム出しを行う
(ステップ204)。
【0104】ステップ203で「OK」の場合又はステ
ップ204の処理を終了した後、推論部3の第2の推論
部(B)105はさらに、工程フロー判定用知識ベース
部5のブロック内部判定知識部103を参照して、図1
5に示したブロック化知識3−2(図15(B)参照)
の個々のブロック内部の小工程名の並び方と、ブロック
内部判定知識部103が予め保持している小工程名の並
び方の標準的なパターン(モデルパターン)と、を対比
して、小工程名の並び方に問題があるか否かを判定する
(ステップ205)。
【0105】図16(B)に、図13に示した製造工程
手順チェックシステムのブロック内部判定知識部103
の内容を示す。
【0106】図16(B)を参照して、ブロック内部判
定知識部103には、ブロック名(大工程名)毎に小工
程名の並び方のモデルパターンがいくつか格納されてい
る。例えば、ブロックAについての小工程名の並び方の
モデルパターンは“a−b−c−d…”、“a−b−e
−f…”であることが分かる。
【0107】ステップ205でブロック内部をチェック
した結果、小工程名の並び方とブロック内部判定知識部
103に格納されているモデルパターンとが相違する場
合(ステップ205で「NG」の場合)には、その相違
に応じて推論制御部2に対して禁止あるいは警告のアラ
ーム出しを行い(ステップ206)、ブロック内部の小
工程名の並び方がモデルパターンと一致する場合(ステ
ップ205で「OK」の場合)には、次のステップ20
7に進む。
【0108】そして、ステップ205で「OK」の場合
又はステップ206の処理を終了した後、前述したステ
ップ203及びステップ205における判定結果を合わ
せて推論制御部2に引き渡し、結果出力部6を介して最
終的な判定結果を出力する(ステップ207)。
【0109】
【実施形態4】次に、本発明の第4の実施形態に係る製
造工程手順チェックシステムについて説明する。
【0110】図17は、本発明の第2の実施形態に係る
製造工程手順チェックシステムの構成を示すブロック図
である。
【0111】図17を参照して、本発明の第4の実施形
態に係る製造工程手順チェックシステムは、製造工程情
報16と、推論制御部17と、推論部18と、工程フロ
ーブロック化知識ベース部19と、工程フロー判定用知
識ベース部20と、結果出力部21と、から構成され
る。
【0112】製造工程情報16は、複数の製造工程を有
する多品種変量製造ラインにおける製造工程手順を示す
情報であり、小工程名と、小工程名が属する大工程名
と、の組み合わせから構成されている。なお、製造工程
手順は、基礎となる製造工程手順(以下「基礎工程手
順」という)のブロックと、いくつかの基礎工程手順の
ブロックに対して派生的に挿入されるブロック(以下
「派生ブロック」という)と、に分割することができ
る。
【0113】推論制御部17は、製造工程情報16を入
力とし、製造工程情報16を推論部18の第1の推論部
(A)110に引き渡すと共に、推論部18の第1の推
論部(A)110及び第2の推論部(B)111による
製造工程手順の判定の実行を制御し、推論部18から得
られる判定結果を結果出力部21に引き渡す。
【0114】推論部18は、第1の推論部(A)110
と、第2の推論部(B)111と、から構成される。
【0115】推論部18の第1の推論部(A)110
は、推論制御部17から引き渡された製造工程情報16
を入力とし、工程フローブロック化知識ベース部19を
参照して、製造工程手順を大工程毎に分けてブロック化
し、さらにブロック化された製造工程手順を基礎工程手
順のブロックと派生ブロックとに分割し、ブロック化さ
れかつ基礎工程手順のブロックと派生ブロックとに分割
された個々のブロックについての情報を推論部18の第
2の推論部(B)111に引き渡す。
【0116】推論部18の第2の推論部(B)111
は、推論部18の第1の推論部(A)110から引き渡
された情報を入力とし、工程フロー判定用知識ベース部
20を参照して、大工程毎にブロック化された基礎的工
程手順のブロック間への派生ブロックの挿入位置と、派
生ブロックも含めたブロック内部の小工程名の並び方
と、が正常であるか否かを判定し、判定結果を推論制御
部17に引き渡す。
【0117】工程フローブロック化知識ベース部19
は、大工程名と小工程名の組み合わせによるブロック化
知識部106と、製造工程手順のうちで基礎工程手順に
ついての知識を保持する基礎的工程手順知識部107
と、から構成される。
【0118】工程フロー判定用知識ベース部20は、基
礎工程手順のブロック間への派生ブロックの挿入位置を
判定するための知識を保持する派生ブロック位置判定知
識部108と、個々のブロック内部の小工程名の並び方
を判定するための知識を保持するブロック内部判定知識
部109と、から構成される。
【0119】結果出力部21は、推論制御部17から引
き渡された判定結果を所定の形式で出力する。
【0120】次に、図17と、前記第3の実施形態に係
る製造工程手順チェックシステムの動作を説明する際に
用いた図14と、を参照して、本発明の第4の実施形態
に係る製造工程手順チェックシステムの動作を説明す
る。
【0121】まず、人手により作成された製造工程情報
16を推論制御部17に入力すると、入力された製造工
程情報16は、推論制御部17により推論部18の第1
の推論部(A)110に引き渡される(ステップ20
1)。
【0122】推論部18の第1の推論部(A)110
は、工程フローブロック化知識ベース部19の大工程名
と小工程名の組み合わせによるブロック化知識部106
を参照して、引き渡された製造工程情報16を所定の形
式に変換した後、変換された後の情報を推論部18の第
2の推論部(B)111に引き渡す(ステップ20
2)。
【0123】図18に、本発明の第2の実施形態に係る
製造工程手順チェックシステムで用いられる製造工程手
順データを模式的に示す。図18を参照して、推論制御
部17に入力される製造工程情報16は製造工程手順6
−1(図18(A)参照)のような形式からなり、推論
部18の第1の推論部(A)110において大工程毎に
ブロック化され、さらにブロック化された製造工程手順
は基礎工程手順6−2のブロック(図18(B)参照)
と派生ブロック6−3(図18(C)参照)とに分割さ
れる。
【0124】その後、推論部18の第1の推論部(A)
110から基礎工程手順6−2と派生ブロック6−3と
が引き渡された第2の推論部(B)111は、工程フロ
ー判定用知識ベース部20の派生ブロック位置判定知識
部108を参照して、基礎工程手順6−2に派生ブロッ
ク6−3が挿入されている位置が正常であるか否かを判
定し、必要に応じて禁止あるいは警告のアラーム出しを
行う(ステップ203、204)。
【0125】図19に、図17に示した製造工程手順チ
ェックシステムの派生ブロック位置判定知識部108の
内容を示す。
【0126】図19を参照して、派生ブロック位置判定
知識部108には、派生ブロック名(大工程名)を横軸
要素、基礎工程手順への派生ブロックの挿入位置を縦軸
要素とし、両要素の交点において派生ブロックの挿入位
置が正常であるか否かについての判定知識を格納してい
る。例えば、派生ブロック名“A′”が基礎工程手順の
“”の位置(図18参照)に挿入される場合には正常
(“○”)と判定され、“”の位置(図18参照)に
挿入される場合には正常でない(“×”)と判定される
こととなる。
【0127】ステップ203、204で派生ブロックの
挿入位置についてチェックした後、推論部18の第2の
推論部(B)111は、さらに工程フロー判定用知識ベ
ース部20のブロック内部判定知識部109を参照し
て、基礎工程手順6−2の個々のブロック内部及び派生
ブロック6−3内部の小工程名の並び方と、ブロック内
部判定知識部109が予め保持している小工程名の並び
方のモデルパターンと、を対比して、小工程名の並び方
に問題があるか否かを判定し、必要に応じて禁止あるい
は警告のアラーム出しを行う(ステップ205、20
6)。
【0128】そして、前述したステップ203及びステ
ップ205における判定結果を合わせて推論制御部17
に引き渡し、結果出力部21を介して最終的な判定結果
を出力する(ステップ207)。
【0129】このように、本発明の第4の実施形態に係
る製造工程手順チェックシステムによれば、製造工程手
順を基礎工程手順と派生ブロックとに分割して判定を行
うことにより、前記第3の実施形態に係る製造工程手順
チェックシステムよりも知識ベースの規模を小さくする
ことができる。
【0130】以上、本発明の実施の形態をいくつか説明
してきたが、本発明はこのような実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の原理に準ずる各種の実施の形
態を含む。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記記載の効果を奏する。
【0132】本発明の第1の効果は、工程のフローが製
造ラインの実状に適合した工程フローブロック単位で表
され、工程フローの並び方もチェックを行いながら作成
されるため、個々の工程の流れを知らなくても、工程の
フローが各品種で標準的に、且つ正確に作成できるとい
うことである。
【0133】本発明の第2の効果としては、1つの小工
程コードに対して条件詳細を見ながら、条件キーを選択
するために、入力ミスを起こさず条件キーを正確に入力
できる、ということである。
【0134】本発明の第3の効果として、工程フロー情
報の変更を既存の工程フローにすべて、又は選択的に与
えることが可能であることから、常にラインの実状に合
わせた工程フローを全品種が持つことを可能としてい
る、ということである。
【0135】さらに、本発明の製造工程手順チェックシ
ステムによれば、1つ1つの工程名とこれらの工程名の
前後関係とに基づいて個々の工程名毎にチェックを行う
のではなく、複数の小工程をブロック化したブロック名
の並び方と、個々のブロック内部の小工程名の並び方
と、をチェックするようにするため、チェックを行なう
ために必要とされる知識ベースの規模を小さくすること
ができ、チェックの高速化とメンテナンスの容易化とを
実現することができる。
【0136】また、本発明の製造工程手順チェックシス
テムによれば、大工程名と小工程名との組み合わせに基
づいて複数の小工程をブロック化し、ブロック名の組み
合わせのルールを明確化し、またブロック内部の小工程
名の並び方を予め用意されたものに限定しているため、
製造工程手順を標準化することができ、チェックミスを
削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る工程フロー作
成システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態における工程フロー
ブロックコード名格納知識の詳細を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における工程フロー
ブロックコード並び方知識の詳細を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態における工程フロー表示部
の1例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態における条件キー知
識部の詳細を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る工程フロー作
成システムの構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施の形態の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施の形態の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施の形態における工程フロ
ー情報表示部の1例を示す図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態に係る製造工程手
順チェックシステムの構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第3の実施形態に係る製造工程手順
チェックシステムの動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図15】本発明の第3の実施形態に係る製造工程手順
チェックシステムで用いられる製造工程手順データを模
式的に示す図である。
【図16】本発明の第3の実施形態に係る製造工程手順
チェックシステムの工程フロー判定用知識ベース部を説
明するための図である。(A)に工程フロー判定用知識
ベース部のブロック前後判定知識部の内容を示し、
(B)にブロック内部判定知識部の内容を示す。
【図17】本発明の第4の実施形態に係る製造工程手順
チェックシステムの構成を示すブロック図である。
【図18】本発明の第2の実施形態に係る製造工程手順
チェックシステムで用いられる製造工程手順データを模
式的に示す図である。
【図19】本発明の第2の実施形態に係る製造工程手順
チェックシステムの工程フロー判定用知識ベース部の派
生ブロック位置判定知識部の内容を示す図である。
【図20】従来例の工程フロー作成システムの構成を示
すブロック図である。
【図21】従来例の工程フロー作成システムの作成例を
示す図である。
【図22】従来の製造規則チェックシステム(特開平6
−176994号公報参照)を説明するための図であ
り、(A)は同公報に提案されている従来の製造規則チ
ェックシステムの構成を示し、(B)は同公報に提案さ
れている従来の製造規則チェックシステムのパッケージ
管理テーブルの内容を示す。
【符号の説明】
1−1、2−1 工程フローブロック名格納知識 1−2、2−2 工程フロー知識部 1−3、2−3 条件キー知識部 1−4、2−4 検索部 1−5、2−5 選択部 1−6 工程フロー表示部 1−7、2−7 工程フロー保存部 1−21、2−21 工程フローブロックコード知識 1−22、2−22 工程フローブロックコード並び方
知識 1−41、2−41 検索部A 1−42、2−42 検索部B 1−51、2−51 選択部A 1−52、2−52 選択部B 2−6 工程フロー情報表示部 2−8 工程フロー情報変更部 2−9 データ転送部 3−1 製造工程手順 3−2 ブロック化された製造工程手順(ブロック化知
識) 6−1 製造工程手順 6−2 基礎工程手順 6−3 派生ブロック 1、16 製造工程情報 2、17 推論制御部 3、18 推論部 4、19 工程フローブロック化知識ベース部 5、20 工程フロー判定用知識ベース部 6、21 結果出力部 101、106 大工程名と小工程名の組み合わせによ
るブロック化知識部 102 ブロック前後判定知識部 103、109 ブロック内部判定知識部 104、110 第1の推論部A 105、111 第2の推論部B 107 基礎的工程手順知識部 108 派生ブロック位置判定知識部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の製造工程を有する多品種変量製造ラ
    インにおける工程フローを作成するシステムであって、 大工程と小工程を組み合わせた工程フローブロック名を
    格納した工程フローブロックコード名格納知識部と、 前記工程フローブロック名を変換した工程フローブロッ
    クコード知識と、現工程フローブロックコードと次工程
    フローブロックコードとの並び方を定義した工程フロー
    ブロックコード並び方知識と、を含む工程フロー知識部
    と、 小工程コードに対する条件キー知識を含む条件キー知識
    部と、 工程フローブロックコードを検索する第1の検索手段
    と、条件キーを検索する第2の検索手段と、を含む検索
    部と、 工程フローブロックコードを選択及び/又は保存し、工
    程フローブロックコードの並び方を判定する第1の選択
    手段と、条件キーを選択及び/又は保存する第2の選択
    手段と、を含む選択部と、 作成された工程フロー、該工程フローのブロックコード
    の並び方の不具合、及び作成した工程フローの完成度
    と、を表示する工程フロー表示手段と、 作成された工程フローを格納する工程フロー保存手段
    と、 を備えたことを特徴とする工程フロー作成システム。
  2. 【請求項2】複数の製造工程を有する多品種変造ライン
    における工程フローを作成するシステムであって、 大工程と小工程を組み合わせた工程フローブロック名を
    格納した工程フローブロック名格納知識部と、 前記工程フローブロック名を変換した工程フローブロッ
    クコード知識と、現工程フローブロックコードと、次工
    程フローブロックコードとの並び方を定義した工程フロ
    ーブロックコード並び方知識、とを含む工程フロー知識
    部と、 小工程名に対する条件詳細の知識を含む条件キー知識部
    と、 変更対象の工程フローブロックコード及び工程フロー並
    び方知識を検索する第1の検索手段と、変更対象の小工
    程コードに対する条件キーを検索する第2の検索手段と
    を含む検索部と、 変更対象の工程フローブロックコード及び工程フロー並
    び方を選択及び/又は保存する第1の選択手段と、変更
    対象の小工程コードに対する条件キーを選択及び/又は
    保存する第2の選択手段と、を含む選択部と、 選択、変更した工程ブロックコード、工程フロー並び方
    知識、条件キーを表示し、変更不具合点と変更不具合品
    種を表示する工程フロー情報表示手段と、 変更する工程フロー情報を変更する工程フロー情報変更
    手段と、 変更内容を各品種の工程フローに選択的に転送するデー
    タ転送手段と、 変更工程フローを格納する工程フロー保存手段と、 を備えたことを特徴とする工程フロー作成システム。
  3. 【請求項3】大工程と小工程の組合せを変換して格納し
    てなる工程フローブロックコード知識部から、目的とす
    る工程フローブロックコードを検索し、第1の選択部に
    て工程フローブロックコードを選択し、次の工程フロー
    ブロックコードも同様にして選択し、工程フロー並び方
    知識部にて工程フローの並びを判定しながら工程フロー
    の並びを作成し、 また小工程コードに対する条件知識を具備してなる条件
    キー知識部より、小工程コードを検索し、第2の選択部
    にて条件キーを選択し、 作成された工程フローを工程フロー表示手段に表示し、
    完成した工程フローを各品種毎に保存する、ことを特徴
    とする工程フロー作成システム。
  4. 【請求項4】複数の製造工程を有する多品種変量製造ラ
    インにおける製造工程手順チェックシステムにおいて、 互いに階層的な関係にある大工程名と小工程名との組み
    合わせからなる製造工程手順情報を第1の推論手段に入
    力し、 該第1の推論手段は、大工程名と小工程名との組み合わ
    せについての知識を保持する工程フローブロック化知識
    ベースを参照して、前記製造工程手順を大工程毎に一又
    は複数のブロックに分けると共に、該分けられた個々の
    ブロックの情報を第2の推論手段に入力し、 該第2の推論手段は、ブロック名の前後関係を判定する
    ための知識を保持するブロック前後判定知識部と、個々
    のブロック内部の小工程名の並び方を判定するための知
    識を保持するブロック内部判定知識部と、からなる工程
    フロー判定用知識ベースを参照して、前記一又は複数の
    ブロックの並び方と、個々のブロック内部の小工程名の
    並び方と、が正常であるか否かを判定することを特徴と
    する製造工程手順チェックシステム。
  5. 【請求項5】複数の製造工程を有する多品種変量製造ラ
    インにおける製造工程手順チェックシステムにおいて、 互いに階層的な関係にある大工程名と小工程名との組み
    合わせからなる製造工程手順情報を第1の推論手段に入
    力し、 該第1の推論手段は、大工程名と小工程名との組み合わ
    せについての知識を保持するブロック化知識部と、基礎
    工程手順についての知識を保持する基礎的工程手順知識
    部と、からなる工程フローブロック化知識ベースを参照
    して、前記製造工程手順を大工程毎に一又は複数の基礎
    工程手順のブロックと派生ブロックとに分割すると共
    に、該分割された個々のブロックの情報を第2の推論手
    段に入力し、 該第2の推論手段は、前記基礎工程手順のブロック間へ
    の前記派生ブロックの挿入位置を判定するための知識を
    保持する派生ブロック位置判定知識部と、個々のブロッ
    ク内部の小工程名の並び方を判定するための知識を保持
    するブロック内部判定知識部と、からなる工程フロー判
    定用知識ベースを参照して、前記基礎工程手順のブロッ
    ク間への前記派生ブロックの挿入位置と、個々のブロッ
    ク内部の小工程名の並び方と、が正常であるか否かを判
    定することを特徴とする製造工程手順チェックシステ
    ム。
  6. 【請求項6】前記ブロック内部判定知識部が、個々のブ
    ロック名に対応して一又は複数の小工程名を所定の順番
    に並べた一又は複数のモデルパターンについての知識を
    保持し、 前記第2の推論手段が、前記個々のブロック内部の小工
    程名の並び方と、前記一又は複数のモデルパターンと、
    を対比して、前記個々のブロック内部の小工程名の並び
    方が正常であるか否かを判定することを特徴とする請求
    項4又は5記載の製造工程手順チェックシステム。
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WO2020090063A1 (ja) 2018-10-31 2020-05-07 株式会社牧野フライス製作所 生産支援システム

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