JPH09260108A - チップ型サーミスタ及びその製造方法 - Google Patents
チップ型サーミスタ及びその製造方法Info
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- JPH09260108A JPH09260108A JP8072313A JP7231396A JPH09260108A JP H09260108 A JPH09260108 A JP H09260108A JP 8072313 A JP8072313 A JP 8072313A JP 7231396 A JP7231396 A JP 7231396A JP H09260108 A JPH09260108 A JP H09260108A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 チップ型サーミスタの表面電極パターンの寸
法及び形状の高精度化及び微細化を図る。 【解決手段】 チップ状サーミスタ素体1と、両端面に
形成された端子電極と、端子電極を被覆するめっき層
と、素体の少なくとも対向する2側面にフォトエッチン
グにより形成された抵抗値調整用の表面電極と、その4
側面を被覆する絶縁層とを有するチップ型サーミスタ。
サーミスタウエハ11にフォトエッチングにより表面電
極2を形成した後短冊状に切断し、次いで、4側面を絶
縁被覆した後チップ状に切断して両端面に端子電極及び
めっき層を形成する。 【効果】 フォトエッチングによれば、電極パターンの
微細化が可能であり、抵抗値の低減、微調整、ばらつき
防止が可能となる。
法及び形状の高精度化及び微細化を図る。 【解決手段】 チップ状サーミスタ素体1と、両端面に
形成された端子電極と、端子電極を被覆するめっき層
と、素体の少なくとも対向する2側面にフォトエッチン
グにより形成された抵抗値調整用の表面電極と、その4
側面を被覆する絶縁層とを有するチップ型サーミスタ。
サーミスタウエハ11にフォトエッチングにより表面電
極2を形成した後短冊状に切断し、次いで、4側面を絶
縁被覆した後チップ状に切断して両端面に端子電極及び
めっき層を形成する。 【効果】 フォトエッチングによれば、電極パターンの
微細化が可能であり、抵抗値の低減、微調整、ばらつき
防止が可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水晶発振器、液晶
等の温度補償回路に用いられるチップ型サーミスタ及び
その製造方法に係り、特に、温度の上昇により抵抗値が
減少する負特性サーミスタであって、微細な表面電極パ
ターンにより抵抗値の低減及び微調整が可能なチップ型
サーミスタ及びその製造方法に関する。
等の温度補償回路に用いられるチップ型サーミスタ及び
その製造方法に係り、特に、温度の上昇により抵抗値が
減少する負特性サーミスタであって、微細な表面電極パ
ターンにより抵抗値の低減及び微調整が可能なチップ型
サーミスタ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水晶発振器、液晶等の温度補償回
路に用いられるチップ型サーミスタとしては、次のよう
にして製造されたものがある。
路に用いられるチップ型サーミスタとしては、次のよう
にして製造されたものがある。
【0003】 セラミックス原料を成形、焼成して得
られたサーミスタブロックをスライス加工して薄板状サ
ーミスタ素体を得、この薄板状サーミスタ素体にスクリ
ーン印刷法により表面電極を形成した後、チップ形状に
加工する。
られたサーミスタブロックをスライス加工して薄板状サ
ーミスタ素体を得、この薄板状サーミスタ素体にスクリ
ーン印刷法により表面電極を形成した後、チップ形状に
加工する。
【0004】 サーミスタグリーンシートに印刷法に
より内部電極用の導電層を形成した後積層し、積層体を
焼成した後チップ形状に加工する。
より内部電極用の導電層を形成した後積層し、積層体を
焼成した後チップ形状に加工する。
【0005】 絶縁体基板上に電極を形成し、その上
に厚膜法によりサーミスタペーストを印刷して焼成す
る。
に厚膜法によりサーミスタペーストを印刷して焼成す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のチップ型サ
ーミスタの製造方法のうち、,の方法では、複数枚
のグリーンシートを積層したり、厚膜法によりサーミス
タペーストを繰り返し印刷するため、グリーンシート又
は厚膜の厚さの制御や材料の安定性の面で問題があり、
寸法や材質のばらつきを生じ易く、特性の向上を図るこ
とが困難である。
ーミスタの製造方法のうち、,の方法では、複数枚
のグリーンシートを積層したり、厚膜法によりサーミス
タペーストを繰り返し印刷するため、グリーンシート又
は厚膜の厚さの制御や材料の安定性の面で問題があり、
寸法や材質のばらつきを生じ易く、特性の向上を図るこ
とが困難である。
【0007】上記の方法では、このような厚さの制御
や材料の安定性の問題はないが、次のような不具合があ
る。即ち、抵抗値の低減や微調整に有効な微細な表面電
極パターンを形成するには、スクリーン印刷法では、精
度上限界があり、特に小型のチップ型サーミスタを製造
する場合には、所望の表面電極パターンを精度良く形成
することが困難である。このため、得られるチップ型サ
ーミスタの抵抗値のばらつきが大きい、抵抗値の微調整
が困難であるなどの問題もあった。
や材料の安定性の問題はないが、次のような不具合があ
る。即ち、抵抗値の低減や微調整に有効な微細な表面電
極パターンを形成するには、スクリーン印刷法では、精
度上限界があり、特に小型のチップ型サーミスタを製造
する場合には、所望の表面電極パターンを精度良く形成
することが困難である。このため、得られるチップ型サ
ーミスタの抵抗値のばらつきが大きい、抵抗値の微調整
が困難であるなどの問題もあった。
【0008】本発明は上記従来の表面電極形成法におけ
る問題点を解決し、表面電極パターンの寸法及び形状の
高精度化及び微細化が可能であり、これにより抵抗値の
大幅な低減、抵抗値の微調整を可能とすると共に、抵抗
値のばらつきが小さいチップ型サーミスタを安定に得る
ことができるチップ型サーミスタ及びその製造方法を提
供することを目的とする。
る問題点を解決し、表面電極パターンの寸法及び形状の
高精度化及び微細化が可能であり、これにより抵抗値の
大幅な低減、抵抗値の微調整を可能とすると共に、抵抗
値のばらつきが小さいチップ型サーミスタを安定に得る
ことができるチップ型サーミスタ及びその製造方法を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のチップ型サーミ
スタは、セラミックス焼結体よりなる直方体形状のチッ
プ状サーミスタ素体と、該チップ状サーミスタ素体の両
端面に形成された端子電極と、該端子電極を被覆するめ
っき層と、該両端面以外の4側面のうちの少なくとも対
向する2側面に形成された抵抗値調整用の表面電極と、
該表面電極を含むサーミスタ素体の4側面を被覆する絶
縁層とを有するチップ型サーミスタにおいて、前記表面
電極がフォトエッチングにより形成された表面電極であ
ることを特徴とする。
スタは、セラミックス焼結体よりなる直方体形状のチッ
プ状サーミスタ素体と、該チップ状サーミスタ素体の両
端面に形成された端子電極と、該端子電極を被覆するめ
っき層と、該両端面以外の4側面のうちの少なくとも対
向する2側面に形成された抵抗値調整用の表面電極と、
該表面電極を含むサーミスタ素体の4側面を被覆する絶
縁層とを有するチップ型サーミスタにおいて、前記表面
電極がフォトエッチングにより形成された表面電極であ
ることを特徴とする。
【0010】本発明のチップ型サーミスタの製造方法
は、セラミックス焼結体よりなる直方体形状のチップ状
サーミスタ素体と、該チップ状サーミスタ素体の両端面
に形成された端子電極と、該端子電極を被覆するめっき
層と、該両端面以外の4側面のうちの少なくとも対向す
る2側面に形成された抵抗値調整用の表面電極と、該表
面電極を含むサーミスタ素体の4側面を被覆する絶縁層
とを有するチップ型サーミスタを製造する方法であっ
て、セラミックス焼結体よりなる薄板状サーミスタ素体
の両板面に表面電極を形成する工程、表面電極を形成し
た薄板状サーミスタ素体を短冊状に切断して角柱状サー
ミスタ素体を製造する工程、この角柱状サーミスタ素体
の長手方向に延在する側面に絶縁層を形成する工程、絶
縁層を形成した角柱状サーミスタ素体を長手方向と直交
する方向に切断してチップ状サーミスタ素体を製造する
工程、及びこのチップ状サーミスタ素体の絶縁層未被覆
の両端面に端子電極を形成する工程を有するチップ型サ
ーミスタの製造方法において、前記表面電極形成工程
は、前記薄板状サーミスタ素体の両板面に導電層を形成
した後、該導電層上にフォトレジストを塗布してレジス
ト膜を形成し、次いで、パターン露光後現像して、電極
非形成部の導電層を表出させた後、表出した導電層をエ
ッチングにより除去し、その後、残存するレジスト膜を
除去する工程よりなることを特徴とする。
は、セラミックス焼結体よりなる直方体形状のチップ状
サーミスタ素体と、該チップ状サーミスタ素体の両端面
に形成された端子電極と、該端子電極を被覆するめっき
層と、該両端面以外の4側面のうちの少なくとも対向す
る2側面に形成された抵抗値調整用の表面電極と、該表
面電極を含むサーミスタ素体の4側面を被覆する絶縁層
とを有するチップ型サーミスタを製造する方法であっ
て、セラミックス焼結体よりなる薄板状サーミスタ素体
の両板面に表面電極を形成する工程、表面電極を形成し
た薄板状サーミスタ素体を短冊状に切断して角柱状サー
ミスタ素体を製造する工程、この角柱状サーミスタ素体
の長手方向に延在する側面に絶縁層を形成する工程、絶
縁層を形成した角柱状サーミスタ素体を長手方向と直交
する方向に切断してチップ状サーミスタ素体を製造する
工程、及びこのチップ状サーミスタ素体の絶縁層未被覆
の両端面に端子電極を形成する工程を有するチップ型サ
ーミスタの製造方法において、前記表面電極形成工程
は、前記薄板状サーミスタ素体の両板面に導電層を形成
した後、該導電層上にフォトレジストを塗布してレジス
ト膜を形成し、次いで、パターン露光後現像して、電極
非形成部の導電層を表出させた後、表出した導電層をエ
ッチングにより除去し、その後、残存するレジスト膜を
除去する工程よりなることを特徴とする。
【0011】本発明では、フォトエッチングにより表面
電極を形成するため、電極パターンの微細化が可能であ
り、従来のスクリーン印刷では得られなかった特性(例
えば、低抵抗化)を得ることができる。また、電極パタ
ーンの種類によって、抵抗値を所望の値に調整すること
ができ、また、レーザーによるトリミングで、抵抗値の
微調整も可能である。更に、スクリーン印刷に比べて表
面電極の寸法精度も高いので、小型のチップ型サーミス
タであっても、抵抗値分布が小さく特性のばらつきのな
いチップ型サーミスタを得ることができる。
電極を形成するため、電極パターンの微細化が可能であ
り、従来のスクリーン印刷では得られなかった特性(例
えば、低抵抗化)を得ることができる。また、電極パタ
ーンの種類によって、抵抗値を所望の値に調整すること
ができ、また、レーザーによるトリミングで、抵抗値の
微調整も可能である。更に、スクリーン印刷に比べて表
面電極の寸法精度も高いので、小型のチップ型サーミス
タであっても、抵抗値分布が小さく特性のばらつきのな
いチップ型サーミスタを得ることができる。
【0012】本発明において、表面電極としては、電極
間距離が10〜100μmの対向平行電極、又は、線幅
及び線間が10〜100μmの櫛形電極が好適である。
間距離が10〜100μmの対向平行電極、又は、線幅
及び線間が10〜100μmの櫛形電極が好適である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
施の形態を説明する。
【0014】図3は本発明のチップ型サーミスタの一実
施例を示す断面図である。図示の如く、本発明のチップ
型サーミスタ10は、セラミックス焼結体よりなる直方
体状のチップ状サーミスタ素体1と、このチップ状サー
ミスタ素体1の両端面に形成された外部電極3(端子電
極3A及びめっき層3B)と、サーミスタ素体1のこの
両端面以外の4側面のうちの対向する2側面に形成され
た抵抗値調整用の表面電極2と、この表面電極2を被覆
するように設けられた絶縁層4とを有する。
施例を示す断面図である。図示の如く、本発明のチップ
型サーミスタ10は、セラミックス焼結体よりなる直方
体状のチップ状サーミスタ素体1と、このチップ状サー
ミスタ素体1の両端面に形成された外部電極3(端子電
極3A及びめっき層3B)と、サーミスタ素体1のこの
両端面以外の4側面のうちの対向する2側面に形成され
た抵抗値調整用の表面電極2と、この表面電極2を被覆
するように設けられた絶縁層4とを有する。
【0015】以下に、このような本発明のチップ型サー
ミスタ10を、本発明の方法に従って製造する方法につ
いて、図1,2を参照して説明する。
ミスタ10を、本発明の方法に従って製造する方法につ
いて、図1,2を参照して説明する。
【0016】図1(a)は、薄板状のサーミスタ素体
(以下「サーミスタウエハ」と称する。)の斜視図、図
1(b)は両板面に表面電極を形成したサーミスタウエ
ハの斜視図、図1(c)は角柱状サーミスタ素体の斜視
図、図1(d)は角柱状サーミスタ素体をチップ状に切
断した状態を示す斜視図である。図2(a)〜(e)は
フォトエッチングによる表面電極形成工程を示す模式的
な断面図である。なお、図1(c),(d)において、
絶縁層は図示を省略してある。
(以下「サーミスタウエハ」と称する。)の斜視図、図
1(b)は両板面に表面電極を形成したサーミスタウエ
ハの斜視図、図1(c)は角柱状サーミスタ素体の斜視
図、図1(d)は角柱状サーミスタ素体をチップ状に切
断した状態を示す斜視図である。図2(a)〜(e)は
フォトエッチングによる表面電極形成工程を示す模式的
な断面図である。なお、図1(c),(d)において、
絶縁層は図示を省略してある。
【0017】本実施例の方法においては、まず、図1
(a)に示すセラミックス焼結体よりなるサーミスタウ
エハ11の両板面11A,11Bに、図1(b)に示す
如く、表面電極2を形成する。そして、表面電極2を形
成したサーミスタウエハ11の両板面11A,11Bに
絶縁層(図示せず)を形成した後、短冊状に切断して図
1(c)に示す角柱状サーミスタ素体12とする。次
に、この角柱状サーミスタ素体12の切断面12A,1
2Bにも、絶縁層(図示せず)を形成し、2側面に表面
電極2が形成され、4側面に絶縁層が形成された角柱状
サーミスタ素体12とし、これを、その長手方向と直交
する方向に切断して、図1(d)に示すチップ状サーミ
スタ素体1を得る。このチップ状サーミスタ素体1の絶
縁層未被覆の両端面に、常法に従って外部電極3を形成
して図3に示すようなチップ型サーミスタ10を得る。
なお、絶縁層4の厚さは通常の場合、10〜30μm程
度とするのが好ましい。
(a)に示すセラミックス焼結体よりなるサーミスタウ
エハ11の両板面11A,11Bに、図1(b)に示す
如く、表面電極2を形成する。そして、表面電極2を形
成したサーミスタウエハ11の両板面11A,11Bに
絶縁層(図示せず)を形成した後、短冊状に切断して図
1(c)に示す角柱状サーミスタ素体12とする。次
に、この角柱状サーミスタ素体12の切断面12A,1
2Bにも、絶縁層(図示せず)を形成し、2側面に表面
電極2が形成され、4側面に絶縁層が形成された角柱状
サーミスタ素体12とし、これを、その長手方向と直交
する方向に切断して、図1(d)に示すチップ状サーミ
スタ素体1を得る。このチップ状サーミスタ素体1の絶
縁層未被覆の両端面に、常法に従って外部電極3を形成
して図3に示すようなチップ型サーミスタ10を得る。
なお、絶縁層4の厚さは通常の場合、10〜30μm程
度とするのが好ましい。
【0018】本発明においては、表面電極2の形成をフ
ォトエッチングにより行う。
ォトエッチングにより行う。
【0019】具体的には、まず、図2(a)に示す如
く、サーミスタウエハ11の板面11Aに、電極ペース
トを印刷し、乾燥後750〜850℃で焼成して、厚さ
1μm以下の電極層21を形成する。この電極材料とし
ては、Au,Pt,Ag等を用いることができる。
く、サーミスタウエハ11の板面11Aに、電極ペース
トを印刷し、乾燥後750〜850℃で焼成して、厚さ
1μm以下の電極層21を形成する。この電極材料とし
ては、Au,Pt,Ag等を用いることができる。
【0020】次いで、この電極層21の上に、図2
(b)に示す如く、フォトレジストを塗布して90〜1
00℃で熱処理してレジスト膜22を形成する。このレ
ジスト膜22を、所定の電極パターンで露光、現像して
未感光部のレジスト膜を除去する(図2(c))。次い
で、エッチング処理して、レジスト膜22に被覆されて
いない、電極層21を溶解除去し(図2(d))、更に
レジスト膜22を除去して、所望のパターンの表面電極
2を形成する(図2(e))。
(b)に示す如く、フォトレジストを塗布して90〜1
00℃で熱処理してレジスト膜22を形成する。このレ
ジスト膜22を、所定の電極パターンで露光、現像して
未感光部のレジスト膜を除去する(図2(c))。次い
で、エッチング処理して、レジスト膜22に被覆されて
いない、電極層21を溶解除去し(図2(d))、更に
レジスト膜22を除去して、所望のパターンの表面電極
2を形成する(図2(e))。
【0021】このようにして形成される表面電極の電極
形状としては、後掲の図4に示すような櫛形電極又は図
5に示すような対向平行電極が挙げられるが、本発明に
よれば、上記のようなフォトエッチングで表面電極を形
成するため、例えば、櫛形電極であれば、線幅、線間が
10〜100μm、対向平行電極であれば電極間距離が
10〜100μmという、微細な電極パターンであって
も、容易かつ高精度に表面電極を形成することができ
る。
形状としては、後掲の図4に示すような櫛形電極又は図
5に示すような対向平行電極が挙げられるが、本発明に
よれば、上記のようなフォトエッチングで表面電極を形
成するため、例えば、櫛形電極であれば、線幅、線間が
10〜100μm、対向平行電極であれば電極間距離が
10〜100μmという、微細な電極パターンであって
も、容易かつ高精度に表面電極を形成することができ
る。
【0022】また、この表面電極形成に当って、フォト
レジストの露光には一般にはフォトマスクを用いたパタ
ーニングが採用されるが、レーザー光を併用すること
で、より微細なパターニングを行って、抵抗値の微調整
を行うこともできる。
レジストの露光には一般にはフォトマスクを用いたパタ
ーニングが採用されるが、レーザー光を併用すること
で、より微細なパターニングを行って、抵抗値の微調整
を行うこともできる。
【0023】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明する。
り具体的に説明する。
【0024】実施例1 図1,2に示す本発明の方法に従って、チップ型サーミ
スタを製造した。
スタを製造した。
【0025】市販の炭酸マンガン、炭酸コバルト、炭酸
銅を出発原料とし、これらを金属原子比が36.7:6
1.6:1.7の割合になるようにそれぞれ秤量し、ボ
ールミルで16時間均一に混合した後脱水乾燥した。次
にこの混合物を大気圧下、900℃で2時間仮焼し、こ
の仮焼物を再びボールミルで粉砕して脱水乾燥した。粉
砕物に有機系結合剤等を加え、スプレードライヤーによ
り粒径が60μm程度になるように造粒し、油圧プレス
により直方体に圧縮成形した。この成形物を大気圧下、
1100℃で4時間焼成してサーミスタ焼結ブロックを
作製した。次に、このブロックをバンドソーで薄板状に
切断し、厚さ0.40mmのサーミスタウエハを得た
(図1(a))。
銅を出発原料とし、これらを金属原子比が36.7:6
1.6:1.7の割合になるようにそれぞれ秤量し、ボ
ールミルで16時間均一に混合した後脱水乾燥した。次
にこの混合物を大気圧下、900℃で2時間仮焼し、こ
の仮焼物を再びボールミルで粉砕して脱水乾燥した。粉
砕物に有機系結合剤等を加え、スプレードライヤーによ
り粒径が60μm程度になるように造粒し、油圧プレス
により直方体に圧縮成形した。この成形物を大気圧下、
1100℃で4時間焼成してサーミスタ焼結ブロックを
作製した。次に、このブロックをバンドソーで薄板状に
切断し、厚さ0.40mmのサーミスタウエハを得た
(図1(a))。
【0026】このサーミスタウエハ上にMOD(レジネ
ート)Auペーストを印刷し、100℃で乾燥後、80
0℃で10分間焼成し、厚さ1μm以下のAu電極層を
形成し(図2(a))、このAu電極層上にフォトレジ
ストをスピンコーターで塗布し、90℃で30分熱処理
(プリベーク)した(図2(b))。このレジストを塗
布したウエハにマスクアライナで電極パターニングされ
たフォトマスクを密着させ露光し、露光後、現像液に1
分浸漬し、次いでリンス液で洗浄して未感光部分のレジ
ストを溶解除去した(図2(c))。その後、150℃
で20分熱処理(ポストベーク)した。
ート)Auペーストを印刷し、100℃で乾燥後、80
0℃で10分間焼成し、厚さ1μm以下のAu電極層を
形成し(図2(a))、このAu電極層上にフォトレジ
ストをスピンコーターで塗布し、90℃で30分熱処理
(プリベーク)した(図2(b))。このレジストを塗
布したウエハにマスクアライナで電極パターニングされ
たフォトマスクを密着させ露光し、露光後、現像液に1
分浸漬し、次いでリンス液で洗浄して未感光部分のレジ
ストを溶解除去した(図2(c))。その後、150℃
で20分熱処理(ポストベーク)した。
【0027】このウエハをI2 :KI:H2 O=1:
2:5(重量%)のエッチング液に浸し、レジストに被
覆されていないAu電極部分を溶解除去した後(図2
(d))、剥離液に浸漬してレジストを除去して(図2
(e))、表面電極を形成した(図1(b))。
2:5(重量%)のエッチング液に浸し、レジストに被
覆されていないAu電極部分を溶解除去した後(図2
(d))、剥離液に浸漬してレジストを除去して(図2
(e))、表面電極を形成した(図1(b))。
【0028】このようにして両板面に表面電極を形成し
たウエハの該両板面にSiO2 ,Al2 O3 ,MgO,
ZrO等からなるガラスのペーストをスクリーン印刷し
て焼成し、厚さ20μmの絶縁層を被覆形成した。
たウエハの該両板面にSiO2 ,Al2 O3 ,MgO,
ZrO等からなるガラスのペーストをスクリーン印刷し
て焼成し、厚さ20μmの絶縁層を被覆形成した。
【0029】次に電極パターンに沿ってダイシングマシ
ーンにより幅0.45mmの短冊状に切断加工して角柱
状サーミスタ素体とし、この角柱状サーミスタ素体の切
断面にも上記と同様にして絶縁層を形成した。
ーンにより幅0.45mmの短冊状に切断加工して角柱
状サーミスタ素体とし、この角柱状サーミスタ素体の切
断面にも上記と同様にして絶縁層を形成した。
【0030】次に、この角柱状サーミスタ素体をダイシ
ングマシーンにより厚さ0.95mmのチップ状に切断
し(図1(d))、図4(a)(斜視図)及び図4
(b)(平面図)(ただし、図4(a),(b)におい
て、絶縁層は図示されていない。)に示すようなチップ
状サーミスタ素体30を得、このチップ状サーミスタ素
体の両端面に、市販のAg電極ペーストをディッピング
法により塗布し、大気圧下、820℃で焼き付け、厚さ
30μmのAg端子電極を形成し、次いで電解バレル法
でこのAg電極表面に厚さ2〜5μmのNiめっき層を
形成し、更にその上に厚さ3〜7μmのはんだめっき層
を形成し、図3に示すようなチップ型サーミスタを製造
した。
ングマシーンにより厚さ0.95mmのチップ状に切断
し(図1(d))、図4(a)(斜視図)及び図4
(b)(平面図)(ただし、図4(a),(b)におい
て、絶縁層は図示されていない。)に示すようなチップ
状サーミスタ素体30を得、このチップ状サーミスタ素
体の両端面に、市販のAg電極ペーストをディッピング
法により塗布し、大気圧下、820℃で焼き付け、厚さ
30μmのAg端子電極を形成し、次いで電解バレル法
でこのAg電極表面に厚さ2〜5μmのNiめっき層を
形成し、更にその上に厚さ3〜7μmのはんだめっき層
を形成し、図3に示すようなチップ型サーミスタを製造
した。
【0031】なお、このチップ型サーミスタの表面電極
31の櫛形のパターンの線幅W1 及び線間W2 は共に2
0μmである。
31の櫛形のパターンの線幅W1 及び線間W2 は共に2
0μmである。
【0032】得られたチップ型サーミスタについて、抵
抗値を測定し、その結果及び抵抗値分布を表1に示し
た。また、後掲の比較例2で製造した表面電極のないチ
ップ型サーミスタの抵抗値を100%とし、この抵抗値
に対する割合を抵抗値低減率として算出し、結果を表1
に併記した。
抗値を測定し、その結果及び抵抗値分布を表1に示し
た。また、後掲の比較例2で製造した表面電極のないチ
ップ型サーミスタの抵抗値を100%とし、この抵抗値
に対する割合を抵抗値低減率として算出し、結果を表1
に併記した。
【0033】実施例2 実施例1において、表面電極のパターニングを変え、図
5(a)(斜視図),(b)(平面図)(ただし、図5
(a),(b)において、絶縁層は図示されていな
い。)に示すような対向平行電極(電極間距離d=20
μm)41が形成されたチップ状サーミスタ素体40を
製造したこと以外は同様に行ってチップ型サーミスタを
製造し、同様に抵抗値、抵抗値低減率及び抵抗値分布を
求め、結果を表1に示した。
5(a)(斜視図),(b)(平面図)(ただし、図5
(a),(b)において、絶縁層は図示されていな
い。)に示すような対向平行電極(電極間距離d=20
μm)41が形成されたチップ状サーミスタ素体40を
製造したこと以外は同様に行ってチップ型サーミスタを
製造し、同様に抵抗値、抵抗値低減率及び抵抗値分布を
求め、結果を表1に示した。
【0034】比較例1 表面電極をスクリーン印刷により形成したこと以外は、
実施例2と同様に行って、図6(a)(斜視図),
(b)(平面図)(ただし、図6(a),(b)におい
て、絶縁層は図示されていない。)チップ型サーミスタ
50を製造した。ただし、このチップ型サーミスタ50
の表面電極51の対向平行電極は、スクリーン印刷によ
り形成したため、電極間距離d’は150μmとなっ
た。
実施例2と同様に行って、図6(a)(斜視図),
(b)(平面図)(ただし、図6(a),(b)におい
て、絶縁層は図示されていない。)チップ型サーミスタ
50を製造した。ただし、このチップ型サーミスタ50
の表面電極51の対向平行電極は、スクリーン印刷によ
り形成したため、電極間距離d’は150μmとなっ
た。
【0035】このチップ型サーミスタについて、実施例
1と同様に抵抗値、抵抗値低減率及び抵抗値分布を求
め、結果を表1に示した。
1と同様に抵抗値、抵抗値低減率及び抵抗値分布を求
め、結果を表1に示した。
【0036】比較例2 表面電極を形成しなかったこと以外は、実施例1と同様
にしてチップ型サーミスタを製造し、同様に抵抗値、抵
抗値低減率及び抵抗値分布を求め、結果を表1に示した
(ただし、抵抗値低減率は100%)。
にしてチップ型サーミスタを製造し、同様に抵抗値、抵
抗値低減率及び抵抗値分布を求め、結果を表1に示した
(ただし、抵抗値低減率は100%)。
【0037】
【表1】
【0038】表1より明らかなように、本発明のチップ
型サーミスタによれば、従来品に比べてサーミスタ特性
の範囲が拡大し、表面電極をスクリーン印刷で形成した
ものでは実現が困難であった低抵抗高B定数のチップ型
サーミスタの製造が可能となる。また、抵抗値分布につ
いても、従来に比べて小さくすることができ、特性の高
精度化が図れる。
型サーミスタによれば、従来品に比べてサーミスタ特性
の範囲が拡大し、表面電極をスクリーン印刷で形成した
ものでは実現が困難であった低抵抗高B定数のチップ型
サーミスタの製造が可能となる。また、抵抗値分布につ
いても、従来に比べて小さくすることができ、特性の高
精度化が図れる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明のチップ型サ
ーミスタ及びその製造方法によれば、表面電極パターン
の寸法及び形状の高精度化及び微細化が可能となり、こ
れによりチップ型サーミスタの抵抗値の大幅な低減、或
いは、抵抗値の微調整が可能となる。また、抵抗値のば
らつきが小さい高特性チップ型サーミスタを安定に得る
ことが可能となる。
ーミスタ及びその製造方法によれば、表面電極パターン
の寸法及び形状の高精度化及び微細化が可能となり、こ
れによりチップ型サーミスタの抵抗値の大幅な低減、或
いは、抵抗値の微調整が可能となる。また、抵抗値のば
らつきが小さい高特性チップ型サーミスタを安定に得る
ことが可能となる。
【図1】本発明のチップ型サーミスタの製造方法の一実
施例を示す斜視図である。
施例を示す斜視図である。
【図2】本発明による表面電極形成方法の一実施例を示
す模式的な断面図である。
す模式的な断面図である。
【図3】本発明のチップ型サーミスタの一実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】図4(a)は実施例1で製造したチップ型サー
ミスタを示すチップ状サーミスタ素体の斜視図、図4
(b)は同平面図である。
ミスタを示すチップ状サーミスタ素体の斜視図、図4
(b)は同平面図である。
【図5】図5(a)は実施例2で製造したチップ型サー
ミスタを示すチップ状サーミスタ素体の斜視図、図5
(b)は同平面図である。
ミスタを示すチップ状サーミスタ素体の斜視図、図5
(b)は同平面図である。
【図6】図6(a)は比較例1で製造したチップ型サー
ミスタを示すチップ状サーミスタ素体の斜視図、図6
(b)は同平面図である。
ミスタを示すチップ状サーミスタ素体の斜視図、図6
(b)は同平面図である。
1 チップ状サーミスタ素体 2 表面電極 3 外部電極 3A 端子電極 3B めっき層 4 絶縁層 10 チップ型サーミスタ 11 サーミスタウエハ 12 角柱状サーミスタ素体 21 電極層 22 レジスト膜
Claims (4)
- 【請求項1】 セラミックス焼結体よりなる直方体形状
のチップ状サーミスタ素体と、該チップ状サーミスタ素
体の両端面に形成された端子電極と、該端子電極を被覆
するめっき層と、該両端面以外の4側面のうちの少なく
とも対向する2側面に形成された抵抗値調整用の表面電
極と、該表面電極を含むサーミスタ素体の4側面を被覆
する絶縁層とを有するチップ型サーミスタにおいて、前
記表面電極がフォトエッチングにより形成された表面電
極であることを特徴とするチップ型サーミスタ。 - 【請求項2】 請求項1のチップ型サーミスタにおい
て、表面電極が、対向平行電極であり、電極間距離が1
0〜100μmであることを特徴とするチップ型サーミ
スタ。 - 【請求項3】 請求項1のチップ型サーミスタにおい
て、表面電極が櫛形電極であり、その線幅及び線間が1
0〜100μmであることを特徴とするチップ型サーミ
スタ。 - 【請求項4】 セラミックス焼結体よりなる直方体形状
のチップ状サーミスタ素体と、該チップ状サーミスタ素
体の両端面に形成された端子電極と、該端子電極を被覆
するめっき層と、該両端面以外の4側面のうちの少なく
とも対向する2側面に形成された抵抗値調整用の表面電
極と、該表面電極を含むサーミスタ素体の4側面を被覆
する絶縁層とを有するチップ型サーミスタを製造する方
法であって、 セラミックス焼結体よりなる薄板状サーミスタ素体の両
板面に表面電極を形成する工程、表面電極を形成した薄
板状サーミスタ素体を短冊状に切断して角柱状サーミス
タ素体を製造する工程、この角柱状サーミスタ素体の長
手方向に延在する側面に絶縁層を形成する工程、絶縁層
を形成した角柱状サーミスタ素体を長手方向と直交する
方向に切断してチップ状サーミスタ素体を製造する工
程、及びこのチップ状サーミスタ素体の絶縁層未被覆の
両端面に端子電極を形成する工程を有するチップ型サー
ミスタの製造方法において、 前記表面電極形成工程は、前記薄板状サーミスタ素体の
両板面に導電層を形成した後、該導電層上にフォトレジ
ストを塗布してレジスト膜を形成し、次いで、パターン
露光後現像して、電極非形成部の導電層を表出させた
後、表出した導電層をエッチングにより除去し、その
後、残存するレジスト膜を除去する工程よりなることを
特徴とするチップ型サーミスタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8072313A JPH09260108A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | チップ型サーミスタ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8072313A JPH09260108A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | チップ型サーミスタ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09260108A true JPH09260108A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13485671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8072313A Pending JPH09260108A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | チップ型サーミスタ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09260108A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6172592B1 (en) | 1997-10-24 | 2001-01-09 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Thermistor with comb-shaped electrodes |
CN113588741A (zh) * | 2020-05-01 | 2021-11-02 | 爱科来株式会社 | 电化学式传感器的制造方法和电化学式传感器 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP8072313A patent/JPH09260108A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6172592B1 (en) | 1997-10-24 | 2001-01-09 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Thermistor with comb-shaped electrodes |
CN113588741A (zh) * | 2020-05-01 | 2021-11-02 | 爱科来株式会社 | 电化学式传感器的制造方法和电化学式传感器 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020108 |