JPH09260074A - 発光パネル装置 - Google Patents
発光パネル装置Info
- Publication number
- JPH09260074A JPH09260074A JP6072196A JP6072196A JPH09260074A JP H09260074 A JPH09260074 A JP H09260074A JP 6072196 A JP6072196 A JP 6072196A JP 6072196 A JP6072196 A JP 6072196A JP H09260074 A JPH09260074 A JP H09260074A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorescent tube
- current
- light
- fluorescent lamp
- panel device
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- Pending
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低消費電力化および低コスト化を実現可能と
する。 【解決手段】 光を拡散させる光拡散板と、この光拡散
板の背面側に配置された蛍光管１２と、この蛍光管１２
に高周波電源を供給するインバータ回路１６と、蛍光管
１２に電源を投入した後、一定時間経過した後に電流を
制限して供給する電流制限回路１７と、蛍光管１２を覆
うように配設されかつ蛍光管１２から放射された光を拡
散板に反射させる反射板とを有して構成され、電流制限
回路１７により蛍光管１２に最初に定格値以上の電流を
印加し、放電安定後に定格値に設定することにより、蛍
光管１２の放電（発光）開始を速める。
する。 【解決手段】 光を拡散させる光拡散板と、この光拡散
板の背面側に配置された蛍光管１２と、この蛍光管１２
に高周波電源を供給するインバータ回路１６と、蛍光管
１２に電源を投入した後、一定時間経過した後に電流を
制限して供給する電流制限回路１７と、蛍光管１２を覆
うように配設されかつ蛍光管１２から放射された光を拡
散板に反射させる反射板とを有して構成され、電流制限
回路１７により蛍光管１２に最初に定格値以上の電流を
印加し、放電安定後に定格値に設定することにより、蛍
光管１２の放電（発光）開始を速める。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばワープロ，
パソコンなどのＯＡ機器および電気装飾パネルなどのデ
ィスプレイパネルの光源として蛍光管を用いた直下方式
の発光パネル装置に係わり、特にその蛍光管の点灯回路
の回路構成に関するものである。
パソコンなどのＯＡ機器および電気装飾パネルなどのデ
ィスプレイパネルの光源として蛍光管を用いた直下方式
の発光パネル装置に係わり、特にその蛍光管の点灯回路
の回路構成に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は、発光パネル装置として従来より
用いられている蛍光管を用いた液晶表示パネル用発光パ
ネル装置の構成を説明する図であり、図３（ａ）は要部
斜視図，図３（ｂ）は図３（ａ）のＢ−Ｂ′線の断面
図，図３（ｃ）は内部の蛍光管の配列状態を示す平面図
である。図３において、１１は例えばポリカボネート樹
脂からなる光拡散板、１２は光拡散板１１の背面側に近
接して複数本並列に配設された蛍光管、１３は光拡散板
１１の背面側に配設された蛍光管１２の全周を覆いかつ
蛍光管１２から放射する光を拡散板１１に向かって反射
させる例えばアルミニウム材からなる光反射板である。
なお、１１ａは光拡散板１１の枠部である。
用いられている蛍光管を用いた液晶表示パネル用発光パ
ネル装置の構成を説明する図であり、図３（ａ）は要部
斜視図，図３（ｂ）は図３（ａ）のＢ−Ｂ′線の断面
図，図３（ｃ）は内部の蛍光管の配列状態を示す平面図
である。図３において、１１は例えばポリカボネート樹
脂からなる光拡散板、１２は光拡散板１１の背面側に近
接して複数本並列に配設された蛍光管、１３は光拡散板
１１の背面側に配設された蛍光管１２の全周を覆いかつ
蛍光管１２から放射する光を拡散板１１に向かって反射
させる例えばアルミニウム材からなる光反射板である。
なお、１１ａは光拡散板１１の枠部である。
【０００３】このように構成された発光パネル装置にお
いて、各蛍光管１２から放射された光は、一部は直接光
拡散板１１に入射されるとともに他部は光反射板１３に
より乱反射されて光拡散板１１に入射され、光拡散板１
１の光拡散機能により前面方向に光拡散され、面方向に
均一な光として矢印Ａで示す方向に放出させることによ
り、液晶表示パネル用バックライトとして用いられる。
いて、各蛍光管１２から放射された光は、一部は直接光
拡散板１１に入射されるとともに他部は光反射板１３に
より乱反射されて光拡散板１１に入射され、光拡散板１
１の光拡散機能により前面方向に光拡散され、面方向に
均一な光として矢印Ａで示す方向に放出させることによ
り、液晶表示パネル用バックライトとして用いられる。
【０００４】図４は、前述した蛍光管の構成を説明する
断面図である。図４において、１は両端が気密封止され
て蛍光管本体を形成する透明なガラス管、２はこのガラ
ス管１の内壁面に塗布された蛍光面、３はガラス管１の
長手方向端部にこのガラス管１を貫通して保持されたイ
ンナーリード、４は各インナーリード３の先端部に互い
に対向してガラス管１の長手方向の同軸上に配置された
Ｈｇディスペンサーを兼ねた電極装置である。なお、こ
のガラス管１内には放電のための例えばアルゴンガスお
よび水銀の混合ガスが封入されている。
断面図である。図４において、１は両端が気密封止され
て蛍光管本体を形成する透明なガラス管、２はこのガラ
ス管１の内壁面に塗布された蛍光面、３はガラス管１の
長手方向端部にこのガラス管１を貫通して保持されたイ
ンナーリード、４は各インナーリード３の先端部に互い
に対向してガラス管１の長手方向の同軸上に配置された
Ｈｇディスペンサーを兼ねた電極装置である。なお、こ
のガラス管１内には放電のための例えばアルゴンガスお
よび水銀の混合ガスが封入されている。
【０００５】また、このように構成される発光パネル装
置は、例えば寒冷地などにおける低温度雰囲気下におい
て、蛍光管１２が点灯し難いことから、図５に示すよう
に蛍光管１２の外周部にヒータ１４を配設し、このヒー
タ１４にヒータ電流制御回路１５からヒータ電流を供給
し、蛍光管１２を例えば２５℃程度に加熱させて蛍光管
１２の内部に封入されている水銀の蒸発を促進させるこ
とにより、点灯開始時間の短縮化を図っている。
置は、例えば寒冷地などにおける低温度雰囲気下におい
て、蛍光管１２が点灯し難いことから、図５に示すよう
に蛍光管１２の外周部にヒータ１４を配設し、このヒー
タ１４にヒータ電流制御回路１５からヒータ電流を供給
し、蛍光管１２を例えば２５℃程度に加熱させて蛍光管
１２の内部に封入されている水銀の蒸発を促進させるこ
とにより、点灯開始時間の短縮化を図っている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された発光パネル装置は、蛍光管１２を加熱す
る加熱用ヒータ１４およびそのヒータ電流制御回路１５
などが必要となるとともに、ヒータ１４の配設用スペー
スおよび高出力の電力が必要となるので、発光パネル装
置が大型化かつ高価格となるとともに、消費電力が大き
くなるという問題があった。
うに構成された発光パネル装置は、蛍光管１２を加熱す
る加熱用ヒータ１４およびそのヒータ電流制御回路１５
などが必要となるとともに、ヒータ１４の配設用スペー
スおよび高出力の電力が必要となるので、発光パネル装
置が大型化かつ高価格となるとともに、消費電力が大き
くなるという問題があった。
【０００７】したがって、本発明は、前述した従来の課
題を解決するためになされたものであり、その目的は、
低消費電力化および低コスト化を実現可能とした発光パ
ネル装置を提供することにある。
題を解決するためになされたものであり、その目的は、
低消費電力化および低コスト化を実現可能とした発光パ
ネル装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、光を拡散させる光拡散板と、この光
拡散板の背面側に配置された蛍光管と、この蛍光管に高
周波電源を供給するインバータ回路と、蛍光管に電源を
投入した後、一定時間経過した後に電流を制限して供給
する蛍光管点灯回路と、蛍光管を覆うように配設されか
つ蛍光管から放射された光を拡散板に反射させる反射板
とを有して構成され、蛍光管点灯回路により蛍光管に最
初に定格値以上の電流を印加し、放電安定後に定格値に
設定することにより、蛍光管の放電（発光）開始を速め
ることができる。
るために本発明は、光を拡散させる光拡散板と、この光
拡散板の背面側に配置された蛍光管と、この蛍光管に高
周波電源を供給するインバータ回路と、蛍光管に電源を
投入した後、一定時間経過した後に電流を制限して供給
する蛍光管点灯回路と、蛍光管を覆うように配設されか
つ蛍光管から放射された光を拡散板に反射させる反射板
とを有して構成され、蛍光管点灯回路により蛍光管に最
初に定格値以上の電流を印加し、放電安定後に定格値に
設定することにより、蛍光管の放電（発光）開始を速め
ることができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図１は、本発明による発光パ
ネル装置の一実施の形態による構成を説明するためのブ
ロック図であり、前述した図と同一部分には同一符号を
付してある。図１において、蛍光管１２の両端部に設け
られたインナーリード３には、直流電圧を高周波電圧
（周波数約４５ＫＨｚ，電圧約３００Ｖ）に変換して供
給するインバータ回路１６が接続されている。
の形態を詳細に説明する。図１は、本発明による発光パ
ネル装置の一実施の形態による構成を説明するためのブ
ロック図であり、前述した図と同一部分には同一符号を
付してある。図１において、蛍光管１２の両端部に設け
られたインナーリード３には、直流電圧を高周波電圧
（周波数約４５ＫＨｚ，電圧約３００Ｖ）に変換して供
給するインバータ回路１６が接続されている。
【００１０】また、このインバータ回路１６には、蛍光
管１２に電源を投入した直後に定格値よりも大きい管電
流を供給し、一定時間経過後に電流を制限し、定格値の
管電流に設定して供給するタイマ回路を有する電流制限
回路１７が接続されている。なお、このタイマ回路は、
例えばコンデンサーと抵抗とからなる時定数回路などに
より形成されている。
管１２に電源を投入した直後に定格値よりも大きい管電
流を供給し、一定時間経過後に電流を制限し、定格値の
管電流に設定して供給するタイマ回路を有する電流制限
回路１７が接続されている。なお、このタイマ回路は、
例えばコンデンサーと抵抗とからなる時定数回路などに
より形成されている。
【００１１】次にこのように構成された発光パネル装置
の動作について図２に示すタイミングチャートを用いて
説明する。まず、蛍光管１２に直流電圧を投入直後に図
２（ａ）に示すように定格値ＩL より比較的大きい管電
流を供給し、蛍光管１２の放電を開始させ、一定時間ｔ
経過した後、つまり放電が安定した後に図２（ｂ）に示
すように電流制限回路１７をオンさせて管電流を制限
し、管電流を定格値ＩLに設定して供給する。
の動作について図２に示すタイミングチャートを用いて
説明する。まず、蛍光管１２に直流電圧を投入直後に図
２（ａ）に示すように定格値ＩL より比較的大きい管電
流を供給し、蛍光管１２の放電を開始させ、一定時間ｔ
経過した後、つまり放電が安定した後に図２（ｂ）に示
すように電流制限回路１７をオンさせて管電流を制限
し、管電流を定格値ＩLに設定して供給する。
【００１２】このような構成によれば、タイマ回路を有
する電流制限回路１７を設けたことにより、蛍光管１２
に対して管電流を２段に切り換えて供給するようにした
ので、図２（ａ）に示すように従来構成に比較して蛍光
管１２の低温点灯時における立ち上がり特性を大幅に改
善することができる。
する電流制限回路１７を設けたことにより、蛍光管１２
に対して管電流を２段に切り換えて供給するようにした
ので、図２（ａ）に示すように従来構成に比較して蛍光
管１２の低温点灯時における立ち上がり特性を大幅に改
善することができる。
【００１３】また、この電流制限回路１７は、１個数の
ＩＣで構成できるので、消費電力も小さく、また、取り
付け場所も小さくて済み、安価で構成できる。なお、タ
イマ回路による遅延時間は、蛍光管１２の形状および周
囲温度などにより異なるので、必要に応じて適宜決定す
る。
ＩＣで構成できるので、消費電力も小さく、また、取り
付け場所も小さくて済み、安価で構成できる。なお、タ
イマ回路による遅延時間は、蛍光管１２の形状および周
囲温度などにより異なるので、必要に応じて適宜決定す
る。
【００１４】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
蛍光管に電源を投入した後、一定時間経過した後に電流
を制限して供給する蛍光管点灯回路を設けたことによ
り、蛍光管の放電（発光）開始を速めることができるの
で、従来の蛍光管加熱用ヒータおよびヒータ電流制御回
路などが不要となるとともに、ヒータ配設用スペースお
よび高出力の電力が不要となり、低消費電力化および低
コスト化が実現可能となるという極めて優れた効果が得
られる。
蛍光管に電源を投入した後、一定時間経過した後に電流
を制限して供給する蛍光管点灯回路を設けたことによ
り、蛍光管の放電（発光）開始を速めることができるの
で、従来の蛍光管加熱用ヒータおよびヒータ電流制御回
路などが不要となるとともに、ヒータ配設用スペースお
よび高出力の電力が不要となり、低消費電力化および低
コスト化が実現可能となるという極めて優れた効果が得
られる。
【図１】 本発明による発光パネル装置の一実施の形態
による構成を説明するブロック図である。
による構成を説明するブロック図である。
【図２】 本発明による発光パネル装置に係わる蛍光管
および電流制限回路の動作を説明するタイミングチャー
トである。
および電流制限回路の動作を説明するタイミングチャー
トである。
【図３】 従来の発光パネル装置の構成を説明する図で
ある。
ある。
【図４】 発光パネル装置に適用される蛍光管の構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図５】 従来の発光パネル装置の問題点を説明する要
部平面図である。
部平面図である。
１…ガラス管、２…蛍光体層、３…インナーリード、４
…電極装置、５…発光領域、６…非発光領域、１１…光
拡散板、１２…蛍光管、１３…光反射板、１４…ヒー
タ、１５…ヒータ電流制御回路、１６…インバータ回
路、１７…電流制限回路。
…電極装置、５…発光領域、６…非発光領域、１１…光
拡散板、１２…蛍光管、１３…光反射板、１４…ヒー
タ、１５…ヒータ電流制御回路、１６…インバータ回
路、１７…電流制限回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 冬季 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目１番36 号 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 内 (72)発明者 前岨 剛 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目１番36 号 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 内
Claims (1)
- 【請求項１】 光を拡散させる光拡散板と、 前記光拡散板の背面側に配置された蛍光管と、 前記蛍光管に高周波電源を供給するインバータ回路と、 前記蛍光管に電源を投入した後、一定時間経過した後に
電流を制限して供給する蛍光管点灯回路と、 前記蛍光管を覆うように配設されかつ前記蛍光管から放
射された光を前記拡散板に反射させる反射板と、を備え
たことを特徴とする発光パネル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6072196A JPH09260074A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 発光パネル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6072196A JPH09260074A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 発光パネル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09260074A true JPH09260074A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13150436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6072196A Pending JPH09260074A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 発光パネル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09260074A (ja) |
Cited By (13)
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-
1996
- 1996-03-18 JP JP6072196A patent/JPH09260074A/ja active Pending
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