JPH09259420A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH09259420A
JPH09259420A JP8068035A JP6803596A JPH09259420A JP H09259420 A JPH09259420 A JP H09259420A JP 8068035 A JP8068035 A JP 8068035A JP 6803596 A JP6803596 A JP 6803596A JP H09259420 A JPH09259420 A JP H09259420A
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magnetic recording
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JP8068035A
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English (en)
Inventor
Masaru Iwagaki
賢 岩垣
Kimio Ozawa
公雄 小沢
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気特性や走行性を劣化させることなく磁気
ヘッドの目づまりを防止した磁気記録媒体及び写真構成
層をも併せ持つ磁気記録媒体であっても透明度が高く、
磁気ヘッドの目づまりを防止した磁気記録媒体の提供。 【解決手段】 BET値が15(m2/g)以上25
(m2/g)以下であり、かつ粒径の変動係数が30%
以下の磁性粒子を含有する磁気記録層を有することを特
徴とする磁気記録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気記録媒体に関
し、更に詳しくは、磁気ヘッドの目づまりを防止した磁
気記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録媒体は一般に磁気ヘッドによっ
て情報を読み書きするものであり、迅速かつ正確に情報
入出力されるためには磁気記録媒体と磁気ヘッドとが常
に最適の環境にある必要がある。しかしながら、合成ポ
リマーバインダー中に酸化鉄を主成分とする磁性粒子を
分散してなる磁気記録媒体表面と、金属である磁気ヘッ
ドとの接触によって、磁気ヘッドの表面およびギャップ
部分にゴミ、埃、塵あるいは磁気記録媒体の成分などが
付着して目づまりを起こし、情報入出力に支障をきたす
場合がある。
【0003】これらの問題に対しては、磁気ヘッドのク
リーニングを行なうことによってほとんど解消するが、
ゴミ、埃、塵に対して有効であっても磁気記録媒体の成
分の付着に対しては完ぺきではない。またクリーニング
部材の用意やクリーニングの煩わしさは依然存在する。
【0004】近年、ハロゲン化銀カラー写真感光材料
(以下、単に感光材料ともいう)は、撮影(画像露光)
後の現像処理や印画紙へのプリントをより効率よく高精
度で行うために、撮影条件の情報等をハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料に記録しておいて有効利用しようとする
提案がされている。
【0005】米国特許4,947,196号及び国際公
開特許90/04254号には、写真フィルムの裏面に
磁気記録を可能とする磁性粒子を含有した磁性層を有す
るロール状フィルム及び磁気ヘッドを有する撮影用カメ
ラが開示されている。上記改良技術によれば、磁性層に
感光材料の種類やメーカー等の識別情報、撮影時の条件
に係わる情報、顧客に関する情報、プリント条件に係わ
る情報、プリント焼き増しの条件に係わる情報などをフ
ィルム上で磁気的に入/出力することにより、プリント
品質の向上、プリント作業の効率化、ラボ事務処理の効
率化等をはかることが可能となる。
【0006】すなわち、支持体の一方の側に磁気記録媒
体を、他方の側に写真構成層を設けて磁気情報と光学的
画像情報を併せ持った画期的な記録媒体と言える。
【0007】しかしながら、前記磁気ヘッドの目づまり
の問題は存在し、さらに写真構成層およびその現像処理
に係わるあらたな目づまり要因が追加されることにな
る。従来のクリーニング手段だけでは完全な対処が困難
であり、また磁気記録媒体の研磨剤の増量などの対応で
は磁気特性や走行性及び透明性を劣化させることがあり
好ましくない。磁気記録媒体自体の根本的な改善が求め
られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、磁気特性や走行性を劣化させることなく磁気ヘッ
ドの目づまりを防止した磁気記録媒体を提供することで
ある。本発明の他の目的は、写真構成層をも併せ持つ磁
気記録媒体であっても透明度が高く、磁気ヘッドの目づ
まりを防止した磁気記録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
1.BET値が15(m2/g)以上25(m2/g)以
下であり、かつ粒径の変動係数が30%以下の磁性粒子
を含有する磁気記録層を有することを特徴とする磁気記
録媒体。
【0010】2.前記磁気記録層中の磁性粒子の塗布量
が0.03g/m2以上0.07g/m2以下であること
を特徴とする前記1に記載の磁気記録媒体。
【0011】3.支持体の一方の側に磁気記録層を有
し、他方の側に写真構成層を有する磁気記録媒体におい
て、該磁気記録層が前記1または2に記載の磁気記録媒
体を有していることを特徴とする磁気記録媒体。
【0012】以下、本発明を詳細に述べる。
【0013】本発明においてBET値とは、磁性材料業
界では一般的な特性値であり、磁性粒子の比表面積(m
2/g)を表わす値の略称であり、窒素ガス吸着法によ
って求められる。
【0014】具体的には、島津マイクロメリティックス
2200−2型を用いて測定する。磁性粉試料を2ない
し4g取り、前処理として高温で試料中に窒素を強制的
に通す(200℃×30分)ことにより脱気し、液体窒
素で試料管を冷却して窒素を吸着させ、吸着したガスの
体積Vを測定する。その値から下式を用いて表面積S
(m2)を求める。
【0015】S(表面積)=16.2×10-20×6.
023×1023×V(1−P/Ps)÷22,414 ただし、V:圧力Pで吸着したガスの体積、P/Ps
(相対圧)≒0.3、P:吸着ガスの分圧、Ps:吸着
ガスの飽和蒸気圧 表面積S(m2)の値と試料量(g)から比表面積(m2
/g)すなわちBET値を求めることが出来る。
【0016】比表面積(m2/g)=表示値S(m2)/
試料量(g)=BET値 本発明においてはこのBET値が15(m2/g)以上
25(m2/g)以下であり、好ましくは17(m2
g)以上23(m2/g)以下、特に好ましくは18
(m2/g)以上22(m2/g)以下である。
【0017】従来は一般に、磁気記録媒体に用いられる
磁性粒子のBET値は30(m2/g)以上が好ましい
と言われ、高密度記録化に向けてさらにBET値の大き
い磁性粒子が検討され、実用化されてきている。そのな
かで、前述の問題点の克服において、むしろ逆のBET
値の小さい磁性粒子が有効であることは全く予想しえな
いことであった。
【0018】本発明においては、磁性粒子の粒径の変動
係数が30%以下であることが必要である。本発明にお
いて磁性粒子の粒径とは、その磁性粒子と同一体積を有
する球の直径を意味する。すなわち磁性粒子の球換算直
径の変動係数が30%以下であることを意味するもので
ある。球換算直径の変動係数は、以下に定義される式に
よって求められる。
【0019】球換算直径の変動係数(%)=(球換算直
径の標準偏差値/球換算直径の相加平均値)×100 ここで、個々の磁性粒子の球換算直径、球換算直径の相
加平均値および球換算直径の標準偏差値は、レプリカ法
により透過電子顕微鏡写真を撮影して、その投影面積と
シャドーの情報を画像処理計算することによって容易に
得られる。なおかかる球換算直径の変動係数を求めるう
えで、磁性粒子は無作為に1000個以上を抽出するこ
とが必要である。
【0020】本発明においては、磁性粒子の粒径の変動
係数が30%以下、好ましくは5%以上25%以下、特
に好ましくは5%以上20%以下である。変動係数が大
きすぎると目づまり防止効果が小さく、また透明性が劣
化し、磁気特性も不充分となる。
【0021】本発明において、磁性粒子の粒径の変動係
数を30%以下とするには、例えば特開平5−2960
45号に記載の分散方法や、特開平5−289225号
に記載の分級による方法などが利用できる。
【0022】本発明においては、磁性粒子の塗布量が
0.03g/m2以上0.07g/m2以下であることが
好ましく、特に好ましくは0.04g/m2以上0.0
6g/m2以下である。塗布量が少ないと目づまり防止
効果が小さく、また磁気特性が不十分となる。多すぎる
とドロップアウトが発生しやすくなり、また透明性も損
なわれる。
【0023】本発明において、支持体の一方の側に磁気
記録層を有し、他方の側に写真構成層を有する磁気記録
媒体においては、該磁気記録層が光学的に透明であるこ
とが好ましい。
【0024】本発明において、磁性層の厚みは、0.0
1〜20μmが好ましく、より好ましくは0.05〜1
5μm、更に好ましくは0.1〜10μmである。
【0025】磁気記録層を形成する塗布液には、磁気記
録層に、潤滑性の付与、帯電防止、接着防止、摩擦・磨
粍特性向上等の機能を持たせるために、潤滑剤、帯電防
止剤等種々の添加剤を添加することができる。また、塗
布液には他に、例えば、磁気記録層に柔軟性を与えるた
めに可塑剤を、塗布液中での磁性体の分散を助けるため
に分散剤を添加することができる。上記潤滑性の付与、
帯電防止、接着防止、摩擦・磨粍特性向上、磁気ヘッド
の目づまりの防止等の機能は、磁気記録層とは別にこれ
らの機能性層を設けて付与させてもよい。
【0026】例えば帯電防止層の上に本発明の磁気記録
層を設ける場合、その良好な被膜形成性により均一な薄
膜にできるので、従来の透明磁性層を帯電防止層上に形
成する場合よりも、良好な帯電防止性を得ることができ
る。必要に応じて磁気記録層に隣接する保護層を設けて
耐傷性を向上させてもよい。また、磁気記録層をストラ
イプ状に設ける場合、この上に磁性体を含有しない透明
なポリマー層を設けて、磁気記録層による段差をなくし
てもよい。この場合、この透明なポリマー層に上記の各
種の機能を持たせてもよい。本発明のバインダー系は被
膜形成性及び強度に優れるために磁性粉のみならず上記
各種の添加剤をも併用して分散でき、製造上有利であ
る。
【0027】磁気記録層を設けた後に、この層の上をカ
レンダリング処理して平滑性を向上させ、磁気出力のS
/N比を向上することも可能である。この場合、カレン
ダリング処理を施した後に、ハロゲン化銀写真構成層を
塗布することが好ましい。
【0028】本発明の磁気記録層に用いられる強磁性微
粉末としては、強磁性酸化鉄微粉末、Coドープの強磁
性酸化鉄微粉末、強磁性二酸化クロム微粉末、強磁性金
属粉末、強磁性合金粉末、バリウムフェライト等が使用
できる。
【0029】本発明で用いられる強磁性粉末は公知の方
法にしたがって製造することができる。
【0030】形状としては針状、米粒状、球状、立方体
状、板状等いずれでもよいが針状、板状が電磁変換特性
上好ましい。結晶子サイズ、非表面積もとくに制限はな
いが、結晶子サイズで400Å以下、BET値で20m
2/g以上が好ましく、30m2/g以上が特に好まし
い。強磁性粉末のpH、表面処理は特に制限なく用いる
事ができる。好ましいpHの範囲は5〜10である。強
磁性酸化鉄微粉末の場合、2価の鉄/3価の鉄の比に特
に制限されることなく用いることができる。これらの磁
気記録層については特開昭47−32812号、同53
−109604号に記載されている。
【0031】磁性粉の好ましい使用量は本発明の場合、
磁気記録媒体1m2当たり、4×10-4g以上が良い。
これ以下であると、磁気記録の入出力に支障をきたす。
また上限は436nm波長光の光学濃度が1.5以下で
あればいくらでもよいが、1m2当たり4gくらいが限
界であり、これ以上多いと写真構成層に光学的影響を与
えることがある。
【0032】光学的に透明な磁気記録層を形成するに
は、バインダーは、磁性体粉末1重量部に対して1〜2
00重量部用いるのが好ましい。更に好ましくは、磁性
体粉末1重量部に対して2〜50重量部である。また、
溶剤は塗布が容易に行えるような量で用いられる。
【0033】支持体上に磁気記録層を設ける方法として
は、イクストルージョンコーター、エアードクターコー
ト、ブレードコート、エアーナイフコート、スクイズコ
ート、含浸コート、リバースロールコート、トランスフ
ァーロールコート、グラビアコート、キスコート、キャ
ストコート、スプレイコート等が利用できる。多条のス
トライプ塗布を行うには、これら塗布ヘッドを多連にす
ればよい。ストライプ塗布の具体的な方法としては、例
えば、特開昭48−25503号公報、同48−255
04号公報、同48−98803号公報、同50−13
8037号公報、同52−15533号公報、同51−
3208号公報、同51−6239号公報、同51−6
5606号公報、同51−140703号公報、特公昭
29−4221号公報、米国特許第3,062,181
号明細書、同3,227,165号明細書の記載を参考
にすることができる。
【0034】磁気記録層を支持体上に強固に接着させる
ために、支持体に下塗り層を設けてもよく、また、支持
体を薬品処理、機械的処理、コロナ放電処理、火炎処
理、紫外線処理、高周波処理、グロー放電処理、活性プ
ラズマ処理、レーザー処理、濃酸処理、オゾン酸化処理
等の表面活性化処理をしてもよい。また更に、これら表
面活性化処理をした後に下塗り層を設けてもよい。
【0035】下塗り層は水系ラテックス系のものが好ま
しい。
【0036】磁気記録層に採用できるバインダーや下引
層に用いるバインダーとしては熱可塑性樹脂、放射線硬
化性樹脂、熱硬化性樹脂、その他の反応型樹脂であっ
て、有機溶媒や水に溶解又は分散したものを単独又は混
合して使用することができる。
【0037】上記熱可塑性樹脂としては、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹
脂、酢酸ビニルとビニルアルコールの共重合体、部分加
水分解した塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニ
ル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アクリロニ
トリル共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合
体、塩素化ポリ塩化ビニル、エチレン−塩化ビニル共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のビニル系重合
体或いは共重合体、ニトロセルロース、セルロースアセ
テートプロピオネート、セルロースアセテートブチレー
ト樹脂等のセルロース誘導体、マレイン酸及び/又はア
クリル酸の共重合体、アクリル酸エステル共重合体、ア
クリロニトリル−スチレン共重合体、塩素化ポリエチレ
ン、アクリロニトリル−塩素化ポリエチレン−スチレン
共重合体、メチルメタクリレート−ブタヂエン−スチレ
ン共重合体、アクリル樹脂、ポリビニルアセタール樹
脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエステルポリウレ
タン樹脂、ポリエーテルポリウレタン樹脂、ポリカーボ
ネートポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエー
テル樹脂、ポリアミド樹脂、アミノ樹脂、スチレン−ブ
タジエン樹脂、ブタジエン−アクリロニトリル樹脂等の
ゴム系樹脂、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂等を挙げ
ることができる。
【0038】上記熱可塑性樹脂は、ガラス転移温度Tg
が−40℃〜180℃が好ましく、より好ましくは−3
0℃〜150℃であるものであり、重量平均分子量は
5,000〜300,000であるものが好ましく、更
に好ましくは、重量平均分子量が10,000〜20
0,000のものである。本発明の磁気磁性層ではTg
が50℃以上のものと、30℃以下のものを併用するこ
ともできる。
【0039】ガラス転移温度Tgについては、新実験化
学講座19(高分子化学II)丸善、に詳しく記載されて
いる。
【0040】これらは水系エマルジョン又は水系コロイ
ド溶液として使用することも出来る。これら合成樹脂系
エマルジョンの粒径は5nmから2μmのものを使うこ
とが出来る。
【0041】放射線硬化性樹脂とは、電子線、紫外線等
の放射線によって硬化させる樹脂で、無水マレイン酸タ
イプ、ウレタンアクリルタイプ、エーテルアクリルタイ
プ、エポキシアクリルタイプのものが挙げられる。
【0042】また、熱硬化性樹脂、その他の反応型樹脂
としては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタ
ン系硬化型樹脂、尿素樹脂、アルキッド樹脂、シリコー
ン系硬化型樹脂等が挙げられる。
【0043】上記列挙の結合剤は、その分子中に極性基
を有していてもよい。極性基としてはエポキシ基、−C
OOM、−OH、−NR2、−NR3X、−SO3M、−
OSO3M、−PO32、−OPO3M(M、M2はそれ
ぞれ水素原子、アルカリ金属原子、アンモニウムを、X
はアミン塩を形成する酸を、R2、R3はそれぞれ水素原
子、アルキル基を表す。)が挙げられる。
【0044】この他に本発明に使用できる親水性バイン
ダーとしては、例えば、リサーチ・ディスクロージャー
No.17643、26頁、及び同No.18716、
651頁に記載されている水溶性ポリマー、セルロース
エーテル、ラテックスポリマー、水溶性ポリエステルを
挙げることができる。
【0045】水溶性ポリマーとしては、前述の他にゼラ
チン、ゼラチン誘導体、カゼイン、寒天、アルギン酸ソ
ーダ、澱粉、ポリビニールアルコール、アクリル酸系共
重合体、無水マレイン酸共重合体等が挙げられ、セルロ
ースエーテルとしては、メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース等が挙げられる。
【0046】水溶性ポリマーを使用する場合は硬膜剤を
使用するのが好ましい。使用できる硬膜剤としては、ア
ルデヒド系化合物類、ケトン化合物類、反応性のハロゲ
ンを有する化合物類、反応性のオレフィンを持つ化合物
類、N−メチロール化合物、アジリジン化合物類、酸誘
導体類、エポキシ化合物類、ハロゲンカルボキシアルデ
ヒド類、クロム明バン、硫酸ジルコニウム、カルボキシ
ル基活性型硬膜剤等を挙げることができる。硬膜剤は、
通常、樹脂固形分に対して0.01〜60重量%用いら
れ、好ましくは0.05〜50重量%である。
【0047】本発明の磁気記録層に使用できる潤滑剤と
しては、ポリシロキサン等のシリコーンオイル、ポリエ
チレン、ポリテトラフルオロエチレン等のプラスチック
微粉末、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル、パラフィン
ワックス、フルオロカーボン類が挙げられる。具体的に
はこれらは、単独或いは混合して用いることができる。
これらの添加量は乾燥塗膜100重量部に対し、0.5
〜20重量部の範囲で用いることができる。水に溶ける
か拡散させることができるものが好ましい。
【0048】本発明の磁気記録層に使用できる研磨剤と
しては、モース硬度が5以上、好ましくは6以上の非磁
性無機粉末が挙げられ、具体的には、酸化物アルミニウ
ム(α−アルミナ、γ−アルミナ、コランダム等)、酸
化クロム(Cr23)、酸化鉄(α−Fe23)、二酸
化珪素、二酸化チタン等の酸化物、炭化珪素、炭化チタ
ン等の炭化物、ダイアモンド等の微粉末を挙げることが
できる。これらの平均粒径は、0.01〜2.0μmが
好ましく、磁性体粉末100に対して0.5〜300重
量部の範囲で添加することができる。
【0049】本発明の磁気記録層に含有せしめられる帯
電防止剤としては、金属酸化物の微粒子が好ましい。例
としては、Nb25+Xのような酸素過剰な酸化物、Rh
2-X,Ir23-X等の酸素欠損酸化物、或いはNi
(OH)Xのような不定比水素化物、HfO2,Th
2,ZrO2,CeO2,ZnO,TiO2,SnO2
Al23,In23,SiO2,MgO,BaO,Mo
2,V25等、或いはこれらの複合酸化物が好まし
く、特にZnO,TiO2及びSnO2が好ましい。異種
原子を含む例としては、例えばZnOに対してAl,I
n等の添加、TiO2に対してはNb,Ta等の添加、
又SnO2に対してはSb,Nb,ハロゲン元素等の添
加が効果的である。これら異種原子の添加量は0.01
mol%〜25mol%の範囲が好ましいが、0.1m
ol%〜15mol%の範囲が特に好ましい。
【0050】また、これらの導電性を有する金属酸化物
粉体の体積抵抗率は107Ωcm以下、特に105Ωcm
以下であることが好ましい。また、前記金属酸化物の微
粒子が水溶液中に混合されたゾルを用いても良い。
【0051】この他にカーボンブラック、カーボンブラ
ックグラフトポリマー等の導電性微粉末、アルキレンオ
キサイド系、グリセリン系及びグリシドール系等のノニ
オン系界面活性剤;高級アルキルアミン類、第4級アン
モニウム塩類、ピリジンその他の複素環化合物の塩類、
ホスホニウム又はスルホニウム類等のカチオン系界面活
性剤;カルボン類、リン類、硫酸エステル基、リン酸エ
ステル基等の酸性基を含むアニオン系界面活性剤;アミ
ノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸
又はリン酸エステル類等の両性界面活性剤等をあげるこ
とができる。
【0052】本発明のバインダー系はこれらの帯電防止
剤の分散性にも優れるので磁気記録層に良好な導電性を
付与することができる。
【0053】尚、界面活性剤は、ポリマーの置換基とし
て含まれていてもよい。
【0054】本発明の分散、混練、塗布の際に使用する
溶媒としては、任意の比率でアセトン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、イ
ソホロン、テトラヒドロフラン等のケトン系;メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノール、イソブチ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、メチルシクロ
ヘキサノールなどのアルコール系;酢酸メチル、酢酸エ
チル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸イソプロピ
ル、乳酸エチル、酢酸グリコールモノエチルエーテル等
のエステル系;エーテル、グリコールジメチルエーテ
ル、グリコールモノエチルエーテル、ジオキサンなどの
グリコールエーテル系;ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、クレゾール、クロルベンゼン、スチレンなどのター
ル系(芳香族炭化水素);メチレンクロライド、エチレ
ンクロライド、四塩化炭素、クロロホルム、エチレンク
ロルヒドリン、ジクロルベンゼン等の塩素化炭化水素、
N,N−ジメチルホルムアルデヒド、ヘキサン、水など
が使用できる。
【0055】本発明において、支持体としては各種のも
のが使用できる。使用できる支持体としては、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポ
リエステルのフィルム、セルローストリアセテートフィ
ルム、セルロースジアセテートフィルム、ポリカーボネ
ートフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリオレフィン
フィルム等を挙げることができる。
【0056】ポリエステル支持体としては、特に限定さ
れないが、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、ナ
フタレンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸とエチレ
ングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブ
タンジオール等のアルキレングリコール類との縮合ポリ
マー、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レン−2,6−ジナフタレート、ポリプロピレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート等、或いはこれ
らの共重合体が挙げられる。
【0057】特に、現像処理後の巻きぐせ回復性から特
開平1−244446号公報、同1−291248号公
報、同1−298350号公報、同2−89045号公
報、同2−93641号公報、同2−181749号公
報、同2−214852号公報及び特開平2−2911
35号公報等に示されるような、含水率の高いポリエス
テルを用いることが好ましい。
【0058】これらのポリエステルは極性基、その他の
置換基を有していてもよい。
【0059】本発明において、支持体としてはポリエチ
レンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートが好ま
しい。
【0060】上記ポリエステルは、フィルム支持体の機
械的強度、寸法安定性などを満足させるために面積比で
4〜16倍の範囲で延伸を行うことが好ましい。又、製
膜後に特開昭51−16358号に記載されているよう
な熱処理(アニール処理)を行うことが好ましい。
【0061】支持体にはマット剤、帯電防止剤、滑剤、
界面活性剤、安定剤、分散剤、可塑剤、紫外線吸収剤、
導電性物質、粘着性付与剤、軟化剤、流動性付与剤、増
粘剤、酸化防止剤等を添加することができる。
【0062】支持体は、最小濃度部の色味のニュートラ
ル化、写真構成層を塗設したフィルムに光がエッジから
入射した時に起こるライトパイピング現象(ふちかぶ
り)の防止、ハレーション防止等の目的で染料を含有さ
せることができる。
【0063】染料の種類は特に限定されないが、支持体
としてポリエステルフィルムを用いる場合、製膜工程
上、耐熱性に優れたものが好ましく、例えば、アンスラ
キノン系化学染料等が挙げられる。また、色調として
は、ライトパイピング防止を目的とする場合、一般の感
光材料に見られるようにグレー染色が好ましい。染料は
1種類もしくは2種類以上の染料を混合して用いてもよ
い。三菱化成株式会社製、Diaresin、Baye
r社製 MACROLEX等の染料を単独又は適宜混合
して用いることで目標を達成することが可能である。
【0064】本発明の磁気記録媒体の、磁気記録層とは
反対側に写真構成層を設けることができる。写真構成層
としては当該分野の公知の技術を用いることができる。
【0065】本発明において、ハロゲン化銀乳剤は、リ
サーチ・ディスクロージャNo.308119(以下R
D308119と略す)に記載されているものを用いる
ことができる。
【0066】以下に記載箇所を示す。
【0067】 〔項目〕 〔RD308119の頁〕 沃度組成 993 I−A項 製造方法 993 I−A項及び994 E項 晶壁 正常晶 993 I−A項 双晶 993 I−A項 エピタキシャル 993 I−A項 ハロゲン組成 一様 993 I−B項 一様でない 993 I−B項 ハロゲンコンバージョン 994 I−C項 ハロゲン置換 994 I−C項 金属含有 994 I−D項 単分散 995 I−F項 溶媒添加 995 I−F項 潜像形成位置 表面 995 I−G項 内部 995 I−G項 適用感材ネガ 995 I−H項 ポジ(内部カブリ粒子含) 995 I−H項 乳剤を混合している 995 I−J項 脱塩 995 II−A項 本発明において、ハロゲン化銀乳剤は、物理熟成、科学
熟成及び分光増感を行ったものを使用する。この様な工
程で使用される添加剤は、リサーチ・ディスクロージャ
No.17643、No.18716及びNO.308
119(それぞれ、以下RD17643、RD1871
6及びRD308119と略す)に記載されている。
【0068】以下に記載箇所を示す。
【0069】
【表1】
【0070】本発明に使用できる公知の写真用添加剤も
上記リサーチ・ディスクロージャに記載されている。
【0071】以下に関連のある記載箇所を示す。
【0072】
【表2】
【0073】本発明には種々のカプラーを加えて使用す
ることが出来、その具体例は、上記リサーチ・ディスク
ロージャに記載されている。
【0074】以下に関連のある記載箇所を示す。
【0075】
【表3】
【0076】本発明に使用する添加剤は、RD3081
19XIVに記載されている分散法などにより、添加する
ことができる。
【0077】本発明においては、前述RD17643
28頁、RD18716 647〜648頁及びRD3
08119のXIXに記載されている支持体を使用するこ
とができる。
【0078】本発明に用いられる写真構成層には、前述
RD308119VII−K項に記載されているフィルタ
ー層や中間層等の補助層を設けることができる。
【0079】本発明に用いられる写真構成層は、前述R
D308119VII−K項に記載されている順層、逆
層、ユニット構成等の様々な層構成をとることができ
る。
【0080】本発明に用いられる写真構成層を現像処理
するには、例えばT.H.ジェームズ著、セオリイ オ
ブ ザ ホトグラフィック プロセス第4版(The
Theory of The Photografic
Process Forth Edition)第2
91頁〜第334頁及びジャーナルオブザアメリカンケ
ミカルソサエティ(Journal of the A
merican Chemical Society)
第73巻、第3,100頁(1951)に記載されてい
る、それ自体公知の現像剤を使用することができる。ま
た、カラー写真構成層は前述のRD17643 28〜
29頁,RD18716 615頁及びRD30811
9 XIXに記載された通常の方法によって、現像処理する
ことができる。
【0081】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0082】実施例1 磁気記録媒体の作成 《支持体の作成》2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメ
チル100重量部、エチレングリコール60重量部にエ
ステル交換触媒として酢酸カルシウム水和物0.1重量
部を添加し、常法に従ってエステル交換反応を行った。
得られた生成物に、三酸化アンチモン0.05重量部、
リン酸トリメチルエステル0.03重量部を添加した。
次いで徐々に昇温、減圧にし、290℃、0.05mm
Hgの条件で重合を行ない固有粘度0.60のポリエチ
レン−2,6−ナフタレートを得た。
【0083】これを、150℃で8時間真空乾燥した
後、300℃でTダイから層状に溶融押出し、50℃の
冷却ドラム上に静電印加しながら密着させ、冷却固化さ
せ、未延伸シートを得た。この未延伸シートをロール式
縦延伸機を用いて、135℃で縦方向に3.3倍延伸し
た。
【0084】得られた一軸延伸フィルムをテンター式横
延伸機を用いて、第一延伸ゾーン145℃で総横延伸倍
率の50%延伸し、更に第二延伸ゾーン155℃で総横
延伸倍率3.3倍となるように延伸した。次いで、10
0℃で2秒間熱処理し、更に第一熱固定ゾーン200℃
で5秒間熱固定し、第二熱固定ゾーン240℃で15秒
間熱固定した。次いで、横方向に5%弛緩処理しながら
室温まで30秒かけて徐冷して、厚さ85μmのポリエ
チレンナフタレートフィルムを得た。
【0085】これをステンレス製のコアに巻き付け、1
10℃で48時間熱処理(アニール処理)して支持体を
作成した。
【0086】この支持体の両面に12W/m2/min
のコロナ放電処理を施し、一方の面に下引塗布液B−1
を乾燥膜厚0.4μmになるように塗布し、その上に1
2W/m2/minのコロナ放電処理を施し、下引塗布
液B−2を乾燥膜厚0.06μmになるように塗布し
た。
【0087】12W/m2/minのコロナ放電処理を
施した他方の面には、下引塗布液B−3を乾燥膜厚0.
2μmになるように塗布し、その上に12W/m2/m
inのコロナ放電処理を施し、塗布液B−4を乾燥膜厚
0.2μmになるように塗布した。
【0088】各層はそれぞれ塗布後90℃で10秒間乾
燥し、4層塗布後引き続いて110℃で2分間熱処理を
行った後、50℃で30秒間冷却処理を行った。
【0089】 〈下引塗布液B−1〉 ブチルアクリレート30重量%,t−ブチルアクリレート20重量%、 スチレン25重量%及び2−ヒドロキシエチルアクリレート25重量% の共重合体ラテックス液(固形分30%) 125g 化合物(UL−1) 0.4g ヘキサメチレン−1,6−ビス(エチレン尿素) 0.05g 水で仕上げる 1000ml 〈下引塗布液B−2〉 スチレン−無水マレイン酸共重合体の水酸化ナトリウム水溶液 (固形分6%) 50g 化合物(UL−1) 0.6g 化合物(UL−2) 0.09g シリカ粒子(平均粒径3μ) 0.2g 水で仕上げる 1000ml 〈塗布液B−3〉 ブチルアクリレート30重量%、t−ブチルアクリレート20重量%、 スチレン25重量%及び2−ヒドロキシアクリレート25重量% の共重合体ラテックス液(固形分30%) 50g 化合物(UL−1) 0.3g ヘキサメチレン−1,6−ビス(エチレン尿素) 1.1g 水で仕上げる 1000ml
【0090】
【化1】
【0091】〈塗布液B−4〉ジカルボン酸成分として
テレフタル酸ジメチル60モル%、イソフタル酸ジメチ
ル30モル%、5−スルホイソフタル酸ジメチルのナト
リム塩10モル%、グリコール成分としてエチレングリ
コール50モル%、ジエチレングリコール50モル%を
常法により共重合した。この共重合体を95℃の熱水中
で3時間撹拌し、15重量%の水分散液Aとした。
【0092】 酸化スズ−酸化アンチモン複合微粒子(平均粒径0.2μ)の 水分散液(固形分40重量%) 109g 水分散液A 67g 水で仕上げる 1000ml 《磁気記録層の塗設》前記下引処理支持体の下引層U−
4塗布液を塗設した層上に下記組成の磁気記録層塗布液
を精密イクストルージョンコーターを用い乾燥膜厚0.
8μmとなるように塗布し、乾燥と同時に塗膜が未乾の
うちに配向磁場中で塗布方向へ磁性体を配向させ、磁気
記録再生時の高出力化を図った。
【0093】 [磁気記録層塗布液M−1の組成と調製] コバルト含有ガンマ酸化鉄 (平均長軸長0.12μm、 短軸長0.015μm、 Fe2+/Fe3+=0.2、比表面積40m2/g、Hc=750Oe) 10重量部 アルミナ(α−Al23、平均粒径0.2μm) 3重量部 ジアセチルセルロース(帝人(株)製) 150重量部 ポリウレタン(N3132、日本ポリウレタン(株)製) 15重量部 ステアリン酸 2重量部 シクロヘキサノン 920重量部 アセトン 920重量部 上記を良く混合分散した後、サンドミルで分散後、ポリ
イソシアネートのコロネート−3041(日本ポリウレ
タン(株)製、固形分50%)を50重量部添加した
後、十分撹拌混合して磁性塗料M−1とした。
【0094】《潤滑層の塗設》前記磁気記録層の上にカ
ルナバワックスを0.1%含有するよう水/メタノール
混合溶液に分散した潤滑剤塗布液(下記ワックス液)を
調製し、該ワックスの付量が15mg/m2となるよう
に塗布した。ワックス塗布後の原反を100℃の熱処理
ゾーンに5分間通して乾かした後、40℃のオーブンで
5日間放置し、イソシアネートの架橋反応を充分に行っ
た。
【0095】(ワックス液の作成)90℃に加熱した水
100重量部にポリオキシエチレンラウリルエーテル4
重量部を混合し、別に90℃で熔融しておいたカルナバ
ワックス40重量部をこれに添加した後、高速撹拌式ホ
モジナイザーを用いて充分に撹拌し、カルナバワックス
の分散液(WAX1)を作成した。
【0096】次に水995重量部、メタノール900重
量部及びプロピレングリコールモノメチルエーテル10
0重量部を混合し、ここにWAX1を5重量部添加し、
撹拌してワックス液を作成した。
【0097】前記磁気記録媒体の、磁気記録層側とは反
対側に前記下引塗布液B−1及びB−2を同一条件で塗
設した下引層を設けた後、以下に示す組成の写真構成層
を設けて、試料101とした。添加量は1m2当たりの
グラム数で表す。但し、ハロゲン化銀とコロイド銀は銀
の量に換算し、増加色素(SDで示す)は銀1モル当た
りのモル数で示した。
【0098】 第1層(ハレーション防止層) 黒色コロイド銀 0.16 UV−1 0.3 CM−1 0.044 OIL−1 0.044 ゼラチン 1.33 第2層(中間層) AS−1 0.16 OIL−1 0.20 ゼラチン 1.40 第3層(低感度赤感色性層) 沃臭化銀a 0.12 沃臭化銀b 0.50 SD−1 3.0×10-5 SD−4 1.5×10-4 SD−3 3.0×10-4 SD−6 3.0×10-6 C−1 0.51 CC−1 0.047 OIL−2 0.45 AS−2 0.005 ゼラチン 1.40 第4層(中感度赤感色性層) 沃臭化銀c 0.64 SD−1 3.0×10-5 SD−2 1.5×10-4 SD−3 3.0×10-4 C−2 0.22 CC−1 0.028 DI−1 0.002 OIL−2 0.21 AS−3 0.006 ゼラチン 0.87 第5層(高感度赤感色性層) 沃臭化銀c 0.13 沃臭化銀d 1.14 SD−1 3.0×10-5 SD−2 1.5×10-4 SD−3 3.0×10-4 C−2 0.085 C−3 0.084 CC−1 0.029 DI−1 0.027 OIL−2 0.23 AS−3 0.013 ゼラチン 1.23 第6層(中間層) OIL−1 0.29 AS−1 0.23 ゼラチン 1.00 第7層(低感度緑感色性層) 沃臭化銀a 0.245 沃臭化銀b 0.105 SD−6 5.0×10-4 SD−5 5.0×10-4 M−1 0.21 CM−2 0.039 OIL−1 0.25 AS−2 0.003 AS−4 0.063 ゼラチン 0.98 第8層(中間層) M−1 0.03 CM−2 0.005 OIL−1 0.16 AS−1 0.11 ゼラチン 0.80 第9層(中感度緑感色性層) 沃臭化銀e 0.87 SD−7 3.0×10-4 SD−8 6.0×10-5 SD−9 4.0×10-5 M−1 0.17 CM−2 0.048 CM−3 0.059 DI−2 0.012 OIL−1 0.29 AS−4 0.05 AS−2 0.005 ゼラチン 1.43 第10層(高感度緑感色性層) 沃臭化銀f 1.19 SD−7 4.0×10-4 SD−8 8.0×10-5 SD−9 5.0×10-5 M−1 0.09 CM−3 0.020 DI−3 0.005 OIL−1 0.11 AS−4 0.026 AS−5 0.014 AS−6 0.006 ゼラチン 0.78 第11層(イエローフィルター層) 黄色コロイド銀 0.05 OIL−1 0.18 AS−7 0.16 ゼラチン 1.00 第12層(低感度青感色性層) 沃臭化銀g 0.29 沃臭化銀h 0.19 SD−10 8.0×10-4 SD−11 3.1×10-4 Y−1 0.91 DI−4 0.022 OIL−1 0.37 AS−2 0.002 ゼラチン 1.29 第13層(高感度青感色性層) 沃臭化銀h 0.13 沃臭化銀i 1.00 SD−10 4.4×10-4 SD−11 1.5×10-4 Y−1 0.48 DI−4 0.019 OIL−1 0.21 AS−2 0.004 ゼラチン 1.55 第14層(第1保護層) 沃臭化銀j 0.30 UV−1 0.055 UV−2 0.110 OIL−2 0.63 ゼラチン 1.32 第15層(第2保護層) PM−1 0.15 PM−2 0.04 WAX−1 0.02 D−1 0.001 ゼラチン 0.55 尚、上記の組成物の他に、塗布助剤SU−1、SU−
2、SU−3、分散助剤SU−4、粘度調整剤V−1、
安定剤ST−1、ST−2、カブリ防止剤AF−1、重
量平均分子量:10,000及び重量平均分子量:1,
100,000の2種のポリビニルピロリドン(AF−
2)、抑制剤AF−3、AF−4、AF−5、硬膜剤H
−1、H−2及び防腐剤Ase−1を添加した。
【0099】上記試料に用いた化合物の構造を以下に示
す。
【0100】上記沃臭化銀の特徴を表4に示す。
【0101】
【表4】
【0102】
【化2】
【0103】
【化3】
【0104】
【化4】
【0105】
【化5】
【0106】
【化6】
【0107】
【化7】
【0108】
【化8】
【0109】
【化9】
【0110】
【化10】
【0111】尚、本発明の好ましいハロゲン化銀粒子の
形成例として、沃臭化銀d,fの製造例を以下に示す。
【0112】種晶乳剤−1の調製 以下のようにして種晶乳剤を調製した。
【0113】特公昭58−58288号、同58−58
289号に示される混合撹拌機を用いて、35℃に調整
した下記溶液A1に硝酸銀水溶液(1.161モル)
と、臭化カリウムと沃化カリウムの混合水溶液(沃化カ
リウム2モル%)を、銀電位(飽和銀−塩化銀電極を比
較電極として銀イオン選択電極で測定)を0mVに保ち
ながら同時混合法により2分を要して添加し、核形成を
行った。続いて、60分の時間を要して液温を60℃に
上昇させ、炭酸ナトリウム水溶液でpHを5.0に調整
した後、硝酸銀水溶液(5.902モル)と、臭化カリ
ウムと沃化カリウムの混合水溶液(沃化カリウム2モル
%)を、銀電位を9mVに保ちながら同時混合法によ
り、42分を要して添加した。添加終了後40℃に降温
しながら、通常のフロキュレーション法を用いて直ちに
脱塩、水洗を行った。
【0114】得られた種晶乳剤は、平均球換算直径が
0.24μm、平均アスペクト比が4.8、ハロゲン化
銀粒子の全投影面積の90%以上が最大辺比率が1.0
〜2.0の六角状の平板状粒子からなる乳剤であった。
この乳剤を種晶乳剤−1と称する。
【0115】 〔溶液A1〕 オセインゼラチン 24.2g 臭化カリウム 10.8g HO(CH2CH2O)m(CH(CH3)CH2O)19.8(CH2CH2O)nH (m+n=9.77)(10%エタノール溶液) 6.78ml 10%硝酸 114ml H2O 9657ml 沃化銀微粒子乳剤SMC−1の調製 0.06モルの沃化カリウムを含む6.0重量%のゼラ
チン水溶液5リットルを激しく撹拌しながら、7.06
モルの硝酸銀水溶液と7.06モルの沃化カリウム水溶
液、各々2リットルを10分を要して添加した。この間
pHは硝酸を用いて2.0に、温度は40℃に制御し
た。粒子調製後に、炭酸ナトリウム水溶液を用いてpH
を5.0に調整した。得られた沃化銀微粒子の平均粒径
は0.05μmであった。この乳剤をSMC−1とす
る。
【0116】沃臭化銀dの調製 0.178モル相当の種晶乳剤−1とHO(CH2CH2
O)m(CH(CH3)CH2O)19.8(CH2CH2O)n
H(m+n=9.77)の10%エタノール溶液0.5
mlを含む、4.5重量%の不活性ゼラチン水溶液70
0mlを75℃に保ち、pAgを8.4、pHを5.0
に調整した後、激しく撹拌しながら同時混合法により以
下の手順で粒子形成を行った。
【0117】1)2.1モルの硝酸銀水溶液と0.19
5モルのSMC−1、及び臭化カリウム水溶液を、pA
gを8.4、pHを5.0に保ちながら添加した。
【0118】2)続いて溶液を60℃に降温し、pAg
を9.8に調整した。その後、0.071モルのSMC
−1を添加し、2分間熟成を行った。(転位線の導入) 3)0.959モルの硝酸銀水溶液と0.03モルのS
MC−1、及び臭化カリウム水溶液を、pAgを9.
8、pHを5.0に保ちながら添加した。
【0119】尚、粒子形成を通して各溶液は、新核の生
成や粒子間のオストワルド熟成が進まないように最適な
速度で添加した。上記添加終了後に40℃で通常のフロ
キュレーション法を用いて水洗処理を施した後、ゼラチ
ンを加えて再分散し、pAgを8.1、pHを5.8に
調整した。
【0120】得られた乳剤は、粒径(同体積の立方体1
辺長)0.75μm、平均アスペクト比5.0、粒子内
部から2/8.5/X/3モル%(Xは転位線導入位
置)のハロゲン組成を有する平板状粒子からなる乳剤で
あった。この乳剤を電子顕微鏡で観察したところ乳剤中
の粒子の全投影面積の60%以上の粒子にフリンジ部と
粒子内部双方に5本以上の転位線が観察された。表面沃
化銀含有率は、6.7モル%であった。
【0121】沃臭化銀fの調製 沃臭化銀dの調製において、1)の工程でpAgを8.
8とし、3)の工程で添加する硝酸銀量を0.92モ
ル、SMC−1の量を0.069モルとした以外は沃臭
化銀dと全く同様にして沃臭化銀fを調製した。
【0122】得られた乳剤は、粒径(同体積の立方体1
辺長)0.65μm、平均アスペクト比6.5、粒子内
部から2/8.5/X/7モル%(Xは転位線導入位
置)のハロゲン組成を有する平板状粒子からなる乳剤で
あった。この乳剤を電子顕微鏡で観察したところ乳剤中
の粒子の全投影面積の60%以上の粒子にフリンジ部と
粒子内部双方に5本以上の転位線が観察された。表面沃
化銀含有率は、11.9モル%であった。
【0123】上記各乳剤に前述の増感色素を添加、熟成
した後、トリフォスフィンセレナイド、チオ硫酸ナトリ
ウム、塩化金酸、チオシアン酸カリウムを添加し、常法
に従い、かぶり、感度関係が最適になるように化学増感
を施した。
【0124】沃臭化銀a,b,c,e,g,h,i,j
についても、上記d,fに準じ分光増感、化学増感を施
した。
【0125】前記試料101の磁気記録層のコバルト含
有ガンマ酸化鉄の比表面積(BET値)とその粒径の変
動係数を下記表5のように変更する以外は試料101と
同様にして、試料102〜106を作成した。
【0126】
【表5】
【0127】前記試料101〜106の写真構成層に対
して画像露光を与え、下記現像処理したものについて磁
気ヘッドの目づまり評価テスト、磁気特性評価、透明性
評価を行なった。
【0128】前記試料101〜106について、下記磁
気ヘッドの目づまり評価テスト(未現像)を行なった。
また写真構成層に対して画像露光を与え、下記現像処理
したものについても同様の磁気ヘッドの目づまりテスト
(現像済み試料)を行なった。結果を表6に示した。
【0129】 (処理工程) 処理工程 処理時間 処理温度 補充量* 発色現像 3分15秒 38±0.3℃ 780ml 漂 白 45秒 38±2.0℃ 150ml 定 着 1分30秒 38±2.0℃ 830ml 安 定 60秒 38±5.0℃ 830ml 乾 燥 1分 55±5.0℃ − *補充量は感光材料1m2当たりの値である。
【0130】発色現像液、漂白液、定着液、安定液及び
その補充液は、以下のものを使用した。
【0131】発色現像液及び発色現像補充液 現像液 補充液 水 800ml 800ml 炭酸カリウム 30g 35g 炭酸水素ナトリウム 2.5g 3.0g 亜硫酸カリウム 3.0g 5.0g 臭化ナトリウム 1.3g 0.4g 沃化カリウム 1.2mg − ヒドロキシルアミン硫酸塩 2.5g 3.1g 塩化ナトリウム 0.6g − 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−ヒドロキシルエチル) アニリン硫酸塩 4.5g 6.3g ジエチレントリアミン五酢酸 3.0g 3.0g 水酸化カリウム 1.2g 2.0g 水を加えて1リットルとし、水酸化カリウム又は20%
硫酸を用いて発色現像液はpH10.06に、補充液は
pH10.18に調整する。
【0132】漂白液及び漂白補充液 漂白液 補充液 水 700ml 700ml 1,3−ジアミノプロパン四酢酸鉄(III)アンモニウム 125g 175g エチレンジアミン四酢酸 2g 2g 硝酸ナトリウム 40g 50g 臭化アンモニウム 150g 200g 氷酢酸 40g 56g 水を加えて1リットルとし、アンモニア水又は氷酢酸を
用いて漂白液はpH4.4に、補充液はpH4.0に調
整する。
【0133】定着液及び定着補充液 定着液 補充液 水 800ml 800ml チオシアン酸アンモニウム 120g 150g チオ硫酸アンモニウム 150g 180g 亜硫酸ナトリウム 15g 20g エチレンジアミン四酢酸 2g 2g アンモニア水又は氷酢酸を用いて定着液はpH6.2
に、補充液はpH6.5に調整後、水を加えて1リット
ルとする。
【0134】安定液及び安定補充液 水 900ml p−オクチルフェノールのエチレンオキシド10モル付加物 2.0g ジメチロール尿素 0.5g ヘキサメチレンテトラミン 0.2g 1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン 0.1g シロキサン(UCC製L−77) 0.1g アンモニア水 0.5ml 水を加えて1リットルとした後、アンモニア水又は50
%硫酸を用いてpH8.5に調整する。
【0135】〈磁気ヘッドの目づまり評価テスト〉磁気
記録媒体を1インチ幅長さ100mに裁断して、磁気書
き込みヘッドにて6KHzの方形波信号を100mm/
sの搬送速度で記録し、リールに巻いた。
【0136】次に磁気読み取りヘッドにて同一搬送速度
にて方形波信号を読みとっていき、出力が初期値よりも
3dB以上下がった点をヘッドクロッグ発生点とし、テ
スト開始からの長さ(m)でヘッドクロッグの発生レベ
ルを評価した。数値が小さい程、すなわち短い距離でヘ
ッドクロッグが発生すること程、好ましくないことを意
味する。なお磁気信号記録のあと、写真構成層側に画像
露光し、現像処理をしたのち磁気信号読み取りを行なっ
たものを、(現像済み)と呼ぶ。
【0137】〈磁気ヘッドの目づまり評価テスト〉磁気
記録媒体を1インチ幅長さ100mに裁断して、磁気書
き込みヘッドにて6KHzの方形波信号を100mm/
sの搬送速度で記録し、リールに巻いた。次に磁気読み
取りヘッドにて同一搬送速度にて方形波信号を読みとっ
ていき、出力が初期値よりも3dB以上下がった点をヘ
ッドクロッグ発生点とし、テスト開始からの長さ(m)
でヘッドクロッグの発生レベルを評価した。数値が小さ
い程、すなわち短い距離でヘッドクロッグが発生するこ
と程好ましくないことを意味する。
【0138】〈磁気特性評価〉前記磁気ヘッドの目づま
り評価テストにおいて、試料を現像処理しないで行な
い、初期値よりも0.5dB未満の低下で再生されたも
のを○、0.5dB以上1dB未満の低下で再生された
ものを△、1dB以上の低下で再生されたものを×とし
た。
【0139】〈透明性評価〉写真構成層を塗設する前の
各試料のヘイズ値を、規格ASTM−D1003−52
に従って測定した。
【0140】結果を表6に示す。
【0141】
【表6】
【0142】表6から明らかなように、本発明のものは
目づまりが発生しにくく、磁気特性や透明性にも問題が
ない優れたものであることがわかる。
【0143】実施例2 実施例1において、比表面積値を大きく変更した磁性粒
子を用意し、塗布量と組み合わせて下記表7のように変
更する以外は同様にして、試料201〜215を作成し
た。ただし、各磁性粒子の粒径の変動係数はいずれも2
0%から28%の範囲内であった。
【0144】
【表7】
【0145】前記試料201〜215に対して、実施例
1と同様に目づまり評価テスト、磁気特性評価、透明性
評価を行なった。結果を表8に示す。
【0146】
【表8】
【0147】表8から明らかなように、本発明のものは
目づまりが発生しにくく、磁気特性や透明性にも問題が
ない優れたものであることがわかる。
【0148】
【発明の効果】本発明による磁気記録媒体は、磁気特性
や走行性を劣化させることなく磁気ヘッドの目づまりを
防止することができ、写真構成層をも併せ持つ磁気記録
媒体であっても透明度が高く、磁気ヘッドの目づまりを
防止した優れた効果を有する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 BET値が15(m2/g)以上25
    (m2/g)以下であり、かつ粒径の変動係数が30%
    以下の磁性粒子を含有する磁気記録層を有することを特
    徴とする磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記磁気記録層中の磁性粒子の塗布量が
    0.03g/m2以上0.07g/m2以下であることを
    特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】 支持体の一方の側に磁気記録層を有し、
    他方の側に写真構成層を有する磁気記録媒体において、
    該磁気記録層が請求項1または2に記載の磁気記録媒体
    を有していることを特徴とする磁気記録媒体。
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