JPH09258507A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH09258507A
JPH09258507A JP8068232A JP6823296A JPH09258507A JP H09258507 A JPH09258507 A JP H09258507A JP 8068232 A JP8068232 A JP 8068232A JP 6823296 A JP6823296 A JP 6823296A JP H09258507 A JPH09258507 A JP H09258507A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ジャム処理時におけるジャム紙の未定着画像に
よる搬送ガイド面や搬送ローラ、ユーザの手の汚染の防
止、及び、プロセスカートリッジ交換時の障碍となる搬
送ローラの存在とその経済効率の低下を解消すること。 【解決手段】レジストローラ20の駆動ローラ20a及
び従動ローラ20bを、前フレーム8の側板8bに、そ
れぞれ配設する。また、レジストローラ20の駆動ロー
ラ20aを、一方向回転規制部材(ワンウエイクラッ
チ)を内蔵した軸受100により、転写紙Pを2次転写
部へ搬送する方向にのみ回転可能となるように、側板8
bに取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中間転写体を有す
るカラー複写機、カラープリンタ、カラーファクシミリ
などのカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】中間転写体を有するカラー画像形成装置
では、中間転写体が、その機械的疲労や表面性の劣化な
どの理由で交換可能な使い捨て部品として取り扱われる
ため、その他のプロセスユニットを含めたユニットの交
換やジャム処理などのメンテナンスを、如何に容易にす
るかが課題となっている。この課題を解決するための従
来の技術として、特開平4−318875号公報記載の
ように、記録体ベルトを三角状に構成し、上部に複数の
現像器を、下部にレーザビーム発生器・給紙カセットを
配置し、間横に転写ドラムを設け、転写ドラムの記録体
ベルトとは反対側に送紙ユニットを配置し、用紙が下か
ら上に略直線状に移動する構成の「カラー画像電子写真
装置」が提案されている。
【0003】また、装置本体内に複数の現像ユニットと
少なくとも像坦持体を含むプロセスカートリッジを配置
し、その下方側に給紙部を、上方側に排紙部を配置し、
該給紙部から該排紙部へ至る方向に延びる転写紙搬送経
路を設けてなるカラー画像形成装置において、上記装置
本体が、不動部筐体に対して下側を中心に転写紙搬送経
路が開放可能な前部筐体を有し、上記不動部筐体には複
数の現像ユニットを設置し、上記プロセスカートリッジ
を上記前部筐体の開放方向と同一方向に回動可能とする
保持回動部材を上記不動部筐体に設けたカラー画像形成
装置が、本発明の出願人により提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、中間転写体
を使用したカラー画像形成装置の各ユニット配置として
は、その転写紙の搬送経路長を短くするために、前記従
来例に示したように、装置本体の下部に給紙部を、上部
に定着・排紙部を配置して、転写紙搬送経路を略垂直に
形成している。ここで、中間転写体は、その表面で転写
紙に転写する前の画像の色重ねを行うため、転写可能な
転写紙のサイズが大きくなると、それに応じて中間転写
体自体も大きくなる。例えば、A3サイズ(297×4
29mm)やDLTサイズ(279×432mm)など
の大サイズの転写紙に対応させた中間転写体は、A4サ
イズ(210×297mm)やLTサイズ(216×2
79mm)用の中間転写体に比べ、2倍の大きさとな
る。
【0005】また、上述のように、転写紙の搬送経路が
略垂直に形成された装置では、前記従来例に示されてい
るように、その装置本体の不動部筐体に対して前部筐体
を回動して、転写紙の搬送経路を開放することにより、
ジャム処理を行うように構成されている。この場合、そ
の転写位置の手前に配置されている一対の搬送ローラ
(例えば、レジストローラ)も、搬送経路の開放によっ
て、その一方のローラが前部筐体側に、他方のローラが
不動部筐体側(プロセスカートリッジ側)に、それぞれ
分かれるように配置されている。
【0006】すなわち、通常のモノクロの画像形成装置
では、上記の一対の搬送ローラが、両ローラとも不動部
筐体側に配設されることが多いが、中間転写体を使用し
たカラー画像形成装置では、そのプロセスカートリッジ
が、中間転写体を含むため上述のように大きくなり、ま
た、その外装面が転写紙搬送経路の一方のガイド面とし
ても利用されているため、この一対の搬送ローラを両ロ
ーラとも不動部筐体側に配設すると、プロセスカートリ
ッジを交換する際に、この搬送ローラが交換操作の邪魔
となり、そのメンテナンス時の操作性が悪化する。ま
た、この不具合を解消すべく、一対の搬送ローラをプロ
セスカートリッジに一体的に設けることは、本来装置寿
命までもつ部品である搬送ローラを、プロセスカートリ
ッジを交換する度に、廃棄してしまうことになるため、
不経済となり効率が悪くなる。
【0007】そこで、この種の中間転写体を使用したカ
ラー画像形成装置では、上述のように、一対の搬送ロー
ラのうちの一方のローラ(通常、従動ローラ)のみをプ
ロセスカートリッジ側に設けて、上述のような不具合を
軽減している。
【0008】しかしながら、従来のカラー画像形成装置
では、小サイズの転写紙が中間転写体上でジャムした場
合、そのジャム処理の際、A4サイズやLTサイズ対応
の装置であれば、中間転写体上、あるいは、一方の転写
紙搬送ガイド面となるプロセスカートリッジの外装面上
のジャム紙が、下方の開放されていないガイド板により
ジャム紙の落下が阻止されるので、その位置で保持され
ているが、前述のように、A3サイズやDLTサイズ対
応の装置では、中間転写体自体が大きく、その開放部自
体も大きくなるため、前部筐体の開放によりジャム紙が
落下して、ユーザの目視位置から外れることがある。ま
た、この場合には、落下した転写紙上の未定着画像で、
転写紙搬送経路のガイド板などが汚染される可能性も高
くなる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、プロセスカー
トリッジ側に配置されていた転写紙搬送用の搬送ローラ
を前部筐体側に設けて、中間転写体上でジャムした転写
紙をジャム処理時に前部筐体側に移動させるようにす
る。このように、プロセスカートリッジ側の搬送ローラ
を前部筐体側に設けることにより、プロセスカートリッ
ジ交換時の操作性や経済効果の悪化の原因となるプロセ
スカートリッジ側の搬送ローラの存在がなくなるととも
に、ジャムした転写紙が落下することなく前部筐体側に
保持されるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のカラー画像形成装置で
は、プロセスカートリッジの画像転写位置の手前側に配
置される転写紙搬送用の一対の搬送ローラを、両ローラ
とも前部筐体側に設ける。
【0011】また、上述のように、ジャム処理時に中間
転写体上でジャムした転写紙を前部筐体側に移動させる
ようにしても、ユーザがジャム紙をその搬送方向と反対
の方向に引っ張ると、このジャム紙上の未定着画像によ
り搬送ローラが汚染されてしまうので、このジャム紙を
その搬送方向と反対の方向には引っ張れないように、一
対の搬送ローラの駆動ローラ側に、転写紙搬送方向のみ
に回転を許容する一方向回転規制部材を設けることが好
ましい。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。本発明を実施したカーが像形成装置の一例を
図1に示す。図1において、ベルト状像坦持体である感
光体ベルト1は、回動ローラ2,3の間に架設されてお
り、回動ローラ3が駆動されることにより時計回り方向
に回転される。感光体ベルト1の周囲には、帯電手段と
しての帯電チャージャ4、像露光手段としてのレーザ書
き込みユニット5、イエロー,マゼンタ,シアンのカラ
ー現像剤を個別に収容した3個の現像手段からなる回転
型カラー現像器6、黒色の現像剤を収容した黒現像器7
などの電子写真方式による周知のカラー画像形成手段が
それぞれ配設されている。
【0013】カラー現像器6、及び、黒現像器7は、そ
れぞれ所定の位置で感光体ベルト1に対して、近接ある
いは接触する現像ローラを各々備えており、レーザ書き
込みユニット5によって形成された感光体ベルト1上の
静電潜像を、非接触現像法あるいは接触現像法により顕
像化する。これにより感光体ベルト1上に形成された1
色目の顕像は、この感光体ベルト1に対して回動ローラ
3の部位で接触する中間転写体としての中間転写ベルト
10上に、この中間転写ベルト10内に設けられたバイ
アスブラシ13により転写される。中間転写ベルト10
は、回動ローラ11,12の間に架設されており、回動
ローラ11が駆動されることにより反時計回り方向に、
感光体ベルト1と同一の回転速度で同期回転される。こ
のようにして、形成する画像の色数に応じて上述と同様
のプロセスが複数回(4色であれば4回)繰り返される
ことにより、各色の顕像が中間転写ベルト10上に色ず
れのないように重ね合わされる(1次転写)。
【0014】ここで、感光体ベルト1、中間転写ベルト
10、及び、それぞれの回動ローラ2,3,11,1
2、感光体ベルト1用のクリーニング兼用廃トナー収容
箱15、中間転写ベルト10用のクリーニングユニット
16は、1つのプロセスカートリッジ25として、一体
的に構成されている。
【0015】一方、カラー画像形成装置の装置本体の不
動部筐体である本体フレーム9の下部には、転写紙がセ
ットされる給紙カセット17、及び、給紙ローラ18が
配設されている。給紙ローラ18により給紙カセット1
7内から給紙された転写紙Pは、本体フレーム9の下部
の支軸9aを回転中心として本体フレーム9に対して開
閉自在に配設された前部筐体としての前フレーム8の搬
送ガイド板8aのガイド面と、プロセスカートリッジ2
5の外装面25aとの間隙を搬送経路として、この搬送
経路を挾んで配設された一対の中間搬送ローラ19a,
19bにより、プロセスカートリッジ25の画像転写位
置(2次転写部)の手前側に配置された転写紙搬送用の
一対の搬送ローラとしてのレジストローラ20のニップ
部に、その先端が到達するまで搬送されて一旦待機され
る。
【0016】次いで、この待機された転写紙Pは、中間
転写ベルト10上に形成されたカラートナー像(未定着
画像)とのタイミングを取られて、2次転写部である中
間転写ベルト10と転写ローラ14との接触部へ向け
て、レジストローラ20の回転により、再び給送され
る。ここで、転写ローラ14は、中間転写ベルト10上
への各色トナー像の色重ね工程が実行されている間は中
間転写ベルト10から離間されており、各色トナー像の
色重ねを終えた中間転写ベルト10上のカラートナー像
を転写紙P上に転写(2次転写)するときにのみ、中間
転写ベルト10に接触される。
【0017】レジストローラ20の回転により再給送さ
れた転写紙Pは、中間転写ベルト10と転写ローラ14
との接触部でバイアスをかけられて、中間転写ベルト1
0上から未定着画像を転写された後、この2次転写部の
下流側に配置された定着装置50に搬送されて未定着画
像を定着され、排紙ローラ51により装置本体上部の排
紙部に、カラーコピーとして排出される。
【0018】ところで、この種のカラー画像形成装置に
おけるプロセスカートリッジ25の交換やメンテナンス
は、図2に示すように、本体フレーム9の下部の支軸9
aを回転中心として、本体フレーム9に対して前フレー
ム8を時計回り方向に回動し、前フレーム8の搬送ガイ
ド板8aのガイド面と、プロセスカートリッジ25の外
装面25aとからなる転写紙Pの搬送経路を開放した状
態で、矢印A方向に引き出すことにより行われる。ま
た、搬送経路内でジャムした転写紙Pも、上述と同様
に、本体フレーム9に対して前フレーム8を開放して処
理される。
【0019】ここで、従来のカラー画像形成装置では、
上述のように前フレーム8を開放した状態で、図3に示
すように、そのレジストローラ20の一方のローラ(一
般的には従動ローラ20b)が、プロセスカートリッジ
25側に残されてしまうため、前述したように、この従
動ローラ20bがプロセスカートリッジ25の交換の邪
魔になったり、本来装置寿命までもつ部品である従動ロ
ーラ20bを、プロセスカートリッジ25の交換によ
り、廃棄してしまうことになるため、不経済となり効率
が悪くなる。また、この従来のカラー画像形成装置で
は、図4に示すように、転写紙Pの先端が上記の2次転
写部から定着装置50の入口までの間でジャムした場合
に、この転写紙Pの先端側には、中間転写ベルト10か
ら既に未定着画像Tが転写されているため、この状態で
前フレーム8が開放されてジャム紙が落下すると、この
ジャム紙の未定着画像Tとプロセスカートリッジ25の
外装面25aとが擦れ合うことにより、プロセスカート
リッジ25の外装面25aや従動ローラ20aが、未定
着トナーで汚染されてしまい、次に搬送される転写紙が
トナーで汚染される不具合が生じる。
【0020】そこで、本発明のカラー画像形成装置で
は、図2及び図5に示すように、転写ローラ14及び中
間搬送ローラ19aとともに、レジストローラ20の駆
動ローラ20a及び従動ローラ20bを、前フレーム8
の側板8bに、それぞれ配設して構成される。従って、
本発明のカラー画像形成装置では、図2に示すように、
前フレーム8を開放した状態で、そのレジストローラ2
0の駆動ローラ20a及び従動ローラ20bが、前フレ
ーム8側に移動されるので、従来例のように、その従動
ローラ20bがプロセスカートリッジ25の交換の邪魔
になったり、本来装置寿命までもつ部品である従動ロー
ラ20bを、プロセスカートリッジ25の交換により、
廃棄してしまうこともなく、その経済効率が向上され
る。また、本発明のカラー画像形成装置では、転写紙P
の先端が2次転写部から定着装置50の入口までの間で
ジャムした場合、前フレーム8を開放した状態で、前フ
レーム8側に移動された一対のレジストローラ20によ
ってジャム紙が挾持され、このジャム紙が落下すること
がないので、従来例のように、このジャム紙の未定着画
像Tとプロセスカートリッジ25の外装面25aとが擦
れにより、プロセスカートリッジ25の外装面25aや
従動ローラ20aを未定着トナーで汚染したり、次に搬
送される転写紙をトナーで汚染することもない。
【0021】ここで、本発明のカラー画像形成装置にお
けるレジストローラ20の駆動ローラ20aは、図6に
示すように、一方向回転規制部材(ワンウエイクラッ
チ)を内蔵した軸受100により、転写紙Pを2次転写
部へ搬送する方向(図6の矢印方向)にのみ回転可能と
なるように、側板8bに取り付けられている。また、レ
ジストローラ20の従動ローラ20bは、通常の軸受1
01を介して、コイルバネ102の弾力により、駆動ロ
ーラ20aに対して圧接する方向に付勢されて、側板8
bに回転自在に支持されている。
【0022】図7により、前述のように、転写紙Pの先
端が2次転写部から定着装置50の入口までの間でジャ
ムした場合の本発明のカラー画像形成装置におけるジャ
ム処理操作について説明する。図7において、従来のカ
ラー画像形成装置におけるジャム紙PAは、鎖線で示す
ように、本体フレーム9側のプロセスカートリッジ25
の外装面25a上に残されて、その未定着画像Tが本体
フレーム9側に隠れてしまうため、前フレーム8を開放
した状態で、ユーザは、このジャム紙PA上の未定着画
像Tを目視することができない。このため、従来のカラ
ー画像形成装置では、このジャム紙PAを処理する際
に、ユーザが無意識にジャム紙PAの未定着画像Tに触
れて手を汚してしまったり、あるいは、このことをユー
ザが事前に察知し、このジャム紙PAを後端側から引き
抜いて、その未定着画像Tにより、プロセスカートリッ
ジ25の外装面25aやレジストローラ20の従動ロー
ラ20bを汚染させる可能性が高い。
【0023】これに対し、本発明のカラー画像形成装置
におけるジャム紙PBは、図7に実線で示すように、一
対のレジストローラ20に挾持されて、前フレーム8側
の搬送ガイド板8a上に保持され、その未定着画像Tが
前フレーム8上に露呈されるので、前フレーム8を開放
した状態で、ユーザは、このジャム紙PB上の未定着画
像Tを容易に目視することができる。従って、本発明の
カラー画像形成装置では、このジャム紙PBを処理する
際に、ユーザがジャム紙PBの未定着画像Tに触れて手
を汚してしまう可能性は極めて低くなる。また、本発明
のカラー画像形成装置では、上述のように、レジストロ
ーラ20の駆動ローラ20aが、ワンウエイクラッチを
内蔵した軸受100により、転写紙Pを2次転写部へ搬
送する方向にのみ回転可能となるように、すなわち、こ
のジャム紙PBを後端側から引き抜くことができないよ
うに構成されているので、その未定着画像Tにより、レ
ジストローラ20の駆動ローラ20a及び従動ローラ2
0bを汚染させることもない。
【0024】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、プロ
セスカートリッジの画像転写位置の手前側に配置される
転写紙搬送用の一対の搬送ローラ(レジストローラ)を
前部筐体側に配設することにより、不動部筐体に対して
回動開放される前部筐体側に、一対の搬送ローラと共に
ジャム紙を移動させることができるので、このジャム紙
上の未定着画像によってプロセスカートリッジの外装面
やユーザの手を汚染する不具合を解消でき、また、上記
搬送ローラの一方のローラが、プロセスカートリッジの
交換の邪魔になったり、本来の寿命となる前に廃棄され
る不具合も解消できる。
【0025】また、上記一対の搬送ローラの駆動ローラ
側に、転写紙搬送方向のみに回転を許容する一方向回転
規制部材を設けることにより、ジャム処理時にジャム紙
をその後端側から引き抜くことができなくなるので、こ
のジャム紙の未定着画像により、上記一対の搬送を汚染
させる不具合を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー画像形成装置の一実施例を示す
概略断面図である。
【図2】本発明のカラー画像形成装置の一実施例の前部
筐体を開放した状態を示す概略断面図である。
【図3】本発明を適用しない場合に生じるジャム紙上の
未定着画像による不具合を説明するための転写紙搬送部
の断面図である。
【図4】本発明を適用しない場合に生じるジャム紙上の
未定着画像による不具合を説明するための転写紙搬送部
の要部拡大断面図である。
【図5】本発明のカラー画像形成装置の一実施例におけ
る前部筐体の要部断面図である。
【図6】本発明のカラー画像形成装置の一実施例におけ
る前部筐体の要部拡大断面図である。
【図7】本発明のカラー画像形成装置の一実施例におけ
るジャム処理操作を説明するための概略断面図である。
【図8】本発明のカラー画像形成装置の一実施例におけ
るジャム処理操作を説明するための要部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 感光体ベルト 4 転写チャージャ 5 レーザ書き込みユニット 6 回転型カラー現像器 7 黒現像器 8 前フレーム(前部筐体) 9 本体フレーム(不動部筐体) 10 中間転写ベルト 13 バイアスブラシ 14 転写ローラ 15 廃トナー収容箱 16 クリーニングユニット 17 給紙カセット 18 給紙ローラ 19a,19b 中間搬送ローラ 20 レジストローラ 20a レジストローラの駆動ローラ 20b レジストローラの従動ローラ 25 プロセスカートリッジ 25a プロセスカートリッジの外装面 50 定着装置 51 排紙ローラ 100 ワンウエイクラッチを内蔵した軸受 P 転写紙 PA 従来装置におけるジャム紙 PB 本実施例におけるジャム紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体の下方側に給紙部が、上方側に排
    紙部が配置され、該給紙部から該排紙部へ至る転写紙搬
    送経路を持ち、該装置本体が、不動部筐体と、該不動部
    筐体の下部を回転中心として該不動部筐体に対して該転
    写紙搬送経路を開放するように回動する前部筐体とから
    なり、外装面が該転写紙搬送経路の一方のガイド面をな
    すように該不動部筐体側にセットされた中間転写体を含
    むプロセスカートリッジを有するカラー画像形成装置に
    おいて、上記プロセスカートリッジの画像転写位置の手
    前側に配置される転写紙搬送用の一対の搬送ローラを、
    上記前部筐体側に配設したことを特徴とするカラー画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】上記一対の搬送ローラの駆動ローラ側に、
    転写紙搬送方向のみに回転を許容する一方向回転規制部
    材を設けたことを特徴とする請求項1記載のカラー画像
    形成装置。
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