JPH09257956A - 目覚時計のスイッチ構造 - Google Patents

目覚時計のスイッチ構造

Info

Publication number
JPH09257956A
JPH09257956A JP9062496A JP9062496A JPH09257956A JP H09257956 A JPH09257956 A JP H09257956A JP 9062496 A JP9062496 A JP 9062496A JP 9062496 A JP9062496 A JP 9062496A JP H09257956 A JPH09257956 A JP H09257956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
key top
circuit board
legs
decoration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9062496A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Saito
衛 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP9062496A priority Critical patent/JPH09257956A/ja
Publication of JPH09257956A publication Critical patent/JPH09257956A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】目覚時計のスイッチ構造において、ケースにス
イッチを取り付ける際、組み立てが容易で、なお且つ大
型のスヌーズボタンや鳴り止めボタン等のキートップを
使用しても操作性が良いスイッチ構造を提供する。 【構成】ケースとは別体に設けられ該ケースに取り付け
る為の取付部2aを有するスイッチ基体2と、スイッチ
素子10aを備え該スイッチ基体の下面に取り付けられ
る回路基板5と、外部からの押圧力により該スイッチ素
子を押圧する押圧部を1aを備えると共に該スイッチ基
体の上方向から挿入可能で該スイッチ基体と係合するキ
ートップ1から構成された目覚時計のスイッチ構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は目覚時計におけるス
イッチの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図14に示すように回路基板47
にタクトスイッチ43を固定して、ケースの上板11に
形成した透孔の真下へ該回路基板47に固定した該タク
トスイッチ43のスイッチ素子41を配置し、環状の係
止突出部35により抜け止めを行ったキートップ21を
該透孔に挿入することによりスイッチ構造を構成するも
のが知られている。
【0003】また、図13に示すように、ケース上面2
9に形成された透孔にキートップ23を出没可能に係合
させると共に、該キートップ23の一側にスイッチの押
圧部32を設ける一方、該キートップの他側に前記透孔
に支点軸28を形成し、該支点軸よりも更に外方に弾性
リブ13を延設して、該弾性リブをケースの透孔近傍内
面に圧接させたスイッチ構造が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した図13及び図
14に示すスイッチ構造のように目覚時計の鳴り止めボ
タンやスヌーズボタンはその操作部材とスイッチ素子を
前枠と後枠で挟持して固定される構造であり、ケース内
にスイッチ素子やキートップを支持する部材を設けねば
ならず構造が複雑で組み立てが非常に困難であり、支持
する部材の精度が極めて重要になってしまうという欠点
があった。
【0005】 また、例えば前枠に
前記スイッチ素子やキートップを組み込んだ後、後枠を
前枠に嵌合固定させるので、嵌合作業中前記ケースに設
けた支持する部材と操作部材がずれてしまう危険性があ
った。
【0006】また、前記操作部材は操作しやすいように
大型に形成される傾向にある。 上記の図14に示した
スイッチ構造は構成が簡単で小型化に適しているが例え
ばキートップ21の隅を押圧した場合、該キートップ全
体が傾いてしまいタクトスイッチ43のスイッチ素子4
1に良好に押圧力が伝達しないという欠点があった。特
にキートップ21全体が傾いてしまった場合ケース上板
11の側壁と該キートップの側壁が干渉し合いケースお
よび該キートップが破壊される可能性があり、小型のタ
クトスイッチ43に対し大型のキートップは該キートッ
プの隅をいくら押圧してもスイッチ素子に伝達が全く伝
わらない可能性が考えられるという欠点があった。
【0007】さらに図13に示すスイッチ構造はキート
ップ23の隅を押圧してもタクトスイッチ33のスイッ
チ素子34に伝達する構成ではあるが、弾性腕15や弾
性リブ13、ケース29内に設けた軸受部31等が必要
であり構成が複雑になり目覚時計の小型化には適した構
造ではない。
【0008】そこで本発明はかかる従来の問題に鑑みて
なされたものであり、ケースとの組み立てが簡単で大型
のキートップを用いても操作性の良い目覚時計のスイッ
チ構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケースとは別
体に設けられ該ケースに取り付ける為の取付部を有する
スイッチ基体と、スイッチ素子を備えスイッチ基体の下
面に取り付ける回路基板と、外部からの押圧力を受ける
と共にスイッチ素子を押圧する押圧部を有しスイッチ基
体の上方向から挿入可能で該スイッチ基体と係合するキ
ートップと、から構成されたことを特徴とする目覚時計
のスイッチ構造とする。
【0010】また好ましくは前記キートップは下方向に
延伸し先端に係止爪を有する脚部を備え、前記スイッチ
基体の背面側には前記係止爪を係止する係止片を有する
目覚時計のスイッチ構造とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る目覚時計のスイッチ
構造を図1に示す時計を例として説明する。前枠3と後
枠4の結合により時計のケースが構成され、該ケースの
上面にはスヌーズボタン1を支持するスイッチ基体とし
てリン飾り2を前枠3内に設けられた図示しないボス等
に螺着する為の取付部2aが設けられている。
【0012】前記リン飾り2の中央部には後述するスヌ
ーズボタン1を収納する為の長円状の凹部2bが設けら
れ、該凹部2bの底面には該スヌーズボタン1を支持す
る板厚部2cが設けられている。
【0013】また、前記リン飾り2の左右にはリン8,
8の上面に備えられた該リン8,8と時計内部の部材と
の図示しない取り付けネジを隠すための飾り部2d,2
dが設けられている。
【0014】前記板厚部2cには図3から図5に示すよ
うに該板厚部2cの内周の隅に4カ所の四角形状の貫通
孔2eが設けてある。
【0015】また、前記板厚部2cの中央には後述する
タクトスイッチ10のスイッチ素子10aを挿通させる
ための長円状の開口部2fが設けてある。
【0016】さらに、前記リン飾り下面側には後述する
前記タクトスイッチ10が固着された回路基板5を該リ
ン飾り2に結合する為のボス2gが設けられ、該ボス2
gの外周には該回路基板5をボス2gにネジ止めしやす
いように位置決め用リブ2hが設けられている。
【0017】また、前記板厚部2cに設けた前記四角形
状の4個の貫通孔2eの内の背面側に位置する2カ所の
貫通孔に対応する該板厚部2cの下面には側面視略L字
状の係止片2iが設けられている。
【0018】さらに、前記リン飾りの飾り部2d,2d
の背面側の端部には後枠4の内周端と嵌合する突片2
j,2jが設けられ、前記板厚部2cの下面には後枠4
の図示しない突起と嵌合するくぼみ部2k,2kが設け
られている。
【0019】次にリン飾り2の中央部に設けた長円状の
凹部2b内に収納されるスヌーズボタン1について図6
から図8を参照しながら説明する。前記スヌーズボタン
1には前記リン飾り2の凹部2bよりやや小さめな長円
状の押圧部1aと、該押圧部1aの外周には下方に約9
0度屈曲させた屈曲部1bが設けられている。
【0020】また前記屈曲部1bにはスヌーズボタン1
が前記凹部2b内に挿入された際前記四角形状の貫通孔
2eに対応する位置に該貫通孔2eと同数である4本の
脚部1cが下方向に延伸して設けられており、各々の該
脚部1cの先端には傾斜面1eを備えた脱落防止用の係
止爪1dが設けられ、さらに前記押圧部1aの下面には
後述するタクトスイッチ10のスイッチ素子10aを押
圧するための押圧片1gが設けられている。
【0021】次に前記リン飾り下面側のボス2gに取り
付けられるタクトスイッチ10が固着された回路基板5
について図9および図10を参照しながら説明する。図
10に示すように回路基板5には端子を半田等で固定し
た2個のタクトスイッチ10が並んで固着されている。
本実施の形態では一方のタクトスイッチはスヌーズ回路
を接続するスイッチであり、他方のタクトスイッチは目
覚時計の文字板を照明する照明用スイッチである。
【0022】回路基板5の外周には前記リン飾り2の背
面側の位置決め用リブ2hに係合ささせた際該リン飾り
のボス2gと螺着する為のネジ孔5bが設けてある。
【0023】次にリン飾り2とスヌーズボタン1及び回
路基板5の組み立てについて説明する。まずリン飾り下
面に設けた位置決め用リブ2hに回路基板の切り欠き5
aを係合させた後、前記ボス2gと前記ネジ孔5bを螺
着させる。その後スヌーズボタン1の各々の脚部1cを
リン飾り中央に設けた凹部2b内の貫通孔2eに上方よ
り挿入する。上記したように各々の脚部1cの先端には
脱落防止用の係止爪1dが設けてあるので前記板厚部2
cに設けた貫通孔2eを該係止爪1dが乗り越えると該
係止爪1dに設けた係止面1fと前記板厚部背面が干渉
するのでリン飾り2からスヌーズボタン1が脱落する虞
れはなくなる。ここでリン飾りに設けた前記取付部2a
とケースの前枠3に設けた図示しないボスとを螺着して
から前記飾り部2d,2dに設けた突片2j,2jと後
枠4の内周端および該後枠4の図示しない突起と嵌合す
ればケースとスイッチ構造との取り付けは完了する。
【0024】次にスヌーズボタンの押圧部1aを押圧し
た場合のスイッチ構造の動作について説明する。図1で
示した目覚時計は予め設定しておいた目安設定時刻にな
ると図示しないムーブメント内の目安カムが目安車の孔
に落ち込みアラーム音が鳴動するが、ユーザーによって
は一時的に一定時間アラーム音を停止させたいことがあ
り、その場合は上記スヌーズボタンを押圧すれば一定時
間アラーム音を停止させ且つ文字板を照明し現在時刻を
確認することが可能になる。
【0025】しかし押圧する際前記押圧部1aの隅を押
してしまう可能性があるが以下スイッチ機構の動作につ
いては隅を押圧した場合について説明する。
【0026】本発明の構造によれば図7に示すようにス
ヌーズボタン1の下方に延伸し先端に係止部を備えた脚
部1cが4本設けられ、図4および図5に示すように該
脚部1cと係合する4カ所の前記貫通孔2eの内の背面
側に位置する2カ所の貫通孔に対応する該板厚部2cの
下面には側面視略L字形状の係止片2iが存在してお
り、その他の正面側に位置する2カ所の貫通孔に対応す
る該板厚部の下面には係止片2iは存在しない構成とな
っている。
【0027】従って、スヌーズボタン1を前記凹部2b
内に挿入した後、押圧部1aを押圧した場合図11およ
び図12に示すように前記脚部1cの内正面側の2本は
上下動作が可能であるも、残りの背面側の2本の脚部は
それぞれ板厚部2cの下面と係止面1f、脚部1cの先
端と係止片2iが係止し合って結果的に上下動作は不可
能な構成になっている。よって押圧部1aの隅を押圧し
た際図12に示すようにスヌーズボタン1は係止片2i
と板厚部下面とで係止されている係止爪1dを中心に回
動して下方に位置するスイッチ素子10aを良好に押圧
することとなる。また押圧中、前記板厚部2cの上面と
屈曲部1bの下面が衝突して係止し合うのでスヌーズボ
タン1はこれ以上下方向には回動しない。
【0028】本発明の実施の形態ではスヌーズボタン1
をキートップとして説明したが鳴り止めボタン等に上記
構成を使用してもよい。また同じくリン飾り2をスイッ
チ基体として説明したがケースとは別体であれば何でも
よい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にあって
は、ケースとは別体に設けたスイッチ基体にキートップ
とスイッチ素子を備えた基板を組み込んでユニット化し
たので、ケースとスイッチの取り付けはスイッチ基体の
取付部をケース内のボス等に取り付けるだけで良く、従
来のように前枠にスイッチ素子やキート|プを組み込ん
だ後、後枠を前枠に嵌合固定させ嵌合作業中前記ケース
に設けた支持する部材と操作部材がずれてしまうといっ
た危険性は大幅に削減できる。また、スイッチ基体の背
面側には係止爪を係止する係止片を設けスイッチ基体の
正面側には脚部と遊合する貫通孔を設けたのでキートッ
プの押圧部を押圧した際キートップは係止片と板厚部下
面とで係止されている係止爪を中心に回動して回路基板
上のスイッチ素子を押圧することとなり大型のキートッ
プの隅を押圧してもスイッチ素子を良好に押圧すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る目覚時計の正面図。
【図2】本発明に係る目覚時計の平面図。
【図3】本発明に係るリン飾りの上面側から見た図。
【図4】本発明に係るリン飾りの下面側から見た図。
【図5】本発明に係るリン飾りのAA断面図。
【図6】本発明に係るスヌーズボタンの上面側から見た
図。
【図7】本発明に係るスヌーズボタンの下面側から見た
図。
【図8】本発明に係るスヌーズボタンのBB断面図。
【図9】本発明に係る回路基板の上面側から見た図。
【図10】本発明に係る回路基板の側面図。
【図11】本発明に係るリン飾り、スヌーズボタン、回
路基板を組み立てたスイッチ構造の縦断面図。
【図12】本発明に係るリン飾り、スヌーズボタン、回
路基板を組み立てたスイッチ構造を押圧したときの縦断
面図。
【図13】従来例を示す図。
【図14】他の従来例を示す図。
【符号の説明】
1 スヌーズボタン 1a 押圧部 1b 屈曲部 1c 脚部 1d 係止爪 1e 傾斜面 1f 係止面 1g 押圧片 2 リン飾り 2a 取付部 2b 凹部 2c 板厚部 2d 飾り部 2e 貫通孔 2f 開口部 2g ボス 2h リブ 2i 係止片 2j 突片 2k くぼみ部 3 前枠 4 後枠 5 回路基板 10 タクトスイッチ 10a スイッチ素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースとは別体に設けられ、該ケースに
    取り付ける為の取付部を有するスイッチ基体と、 スイッチ素子を備え、前記スイッチ基体の下面に取り付
    ける回路基板と、 外部からの押圧力を受けると共に前記スイッチ素子を押
    圧する押圧部を有し、前記スイッチ基体の上方向から挿
    入可能で該スイッチ基体と係合するキートップと、から
    構成されたことを特徴とする目覚時計のスイッチ構造。
  2. 【請求項2】 前記キートップは下方向に延伸し先端に
    係止爪を有する脚部を備え、前記スイッチ基体の背面側
    には前記係止爪を係止する係止片を有することを特徴と
    する請求項1記載の目覚時計のスイッチ構造。
JP9062496A 1996-03-19 1996-03-19 目覚時計のスイッチ構造 Pending JPH09257956A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9062496A JPH09257956A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 目覚時計のスイッチ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9062496A JPH09257956A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 目覚時計のスイッチ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09257956A true JPH09257956A (ja) 1997-10-03

Family

ID=14003645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9062496A Pending JPH09257956A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 目覚時計のスイッチ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09257956A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006278248A (ja) 操作釦を備えた電子機器
JP2009146708A (ja) 電子機器の押し釦装置
JPH09257956A (ja) 目覚時計のスイッチ構造
JP2554359Y2 (ja) ロータリスイッチ
JP2002014735A (ja) スイッチ操作装置
US6570822B2 (en) Time period setting structure of timer
JPH025557Y2 (ja)
JP2000299567A (ja) 押しボタン連の取付構造
CN113552789B (zh) 开关装置以及钟表
JPH0350475Y2 (ja)
JP2586703Y2 (ja) ツマミ機構
JPH041617Y2 (ja)
JPH0249625Y2 (ja)
JPH0119296Y2 (ja)
JPH0218503Y2 (ja)
JP2566798Y2 (ja) スイッチ装置
JPH1031930A (ja) キートップの固定構造
JPH074742Y2 (ja) プッシュスイッチ機構
JPH06180376A (ja) 表示パネルを備えた指針式電子時計
JPH0419692Y2 (ja)
JP2747226B2 (ja) 時計体の外装枠
JPH04284312A (ja) スイッチの取付装置
JPH06242A (ja) 遊技機用基盤ボックスにおけるキースイッチの取付構造
JPH0543429U (ja) スイツチカバーの取付構造
JP2006234680A (ja) スイッチ装置及びこれを備えた時計