JPH09257575A - 光周波数同期型検出装置 - Google Patents

光周波数同期型検出装置

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JPH09257575A
JPH09257575A JP8064597A JP6459796A JPH09257575A JP H09257575 A JPH09257575 A JP H09257575A JP 8064597 A JP8064597 A JP 8064597A JP 6459796 A JP6459796 A JP 6459796A JP H09257575 A JPH09257575 A JP H09257575A
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JP
Japan
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frequency
sampling
waveform
output
optical sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP8064597A
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English (en)
Inventor
Taro Shimamura
太郎 島村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は信頼性の高い光周波数同期型検出装
置を提供することを課題としている。 【解決手段】 本発明の光周波数同期型検出装置は、交
流電源1の周波数を測定する周波数検出回路4と、周波
数検出回路4によって測定された交流周波数からサンプ
リング波形を生成する波形生成回路6と、サンプリング
波形をもとに光センサの出力をサンプリングするサンプ
リング回路5とを備えたことを特徴としている。 【効果】 本発明により光周波数同期型検出装置の操作
安全性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光センサの利用に
より物体の有無や速度などの検出を行う際に使用される
光周波数同期型検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、室内の照明器具として最も多用さ
れている物のーつに蛍光燈があるが、蛍光燈から照射さ
れる発生光は、その機構上から電源とする交流の周波数
で点滅を繰り返えしている。通常、この点滅は肉眼では
感知されないが、高速に応答する光センサ(検出器)で
は、そのちらつきを検出してしまうことがあり、検出デ
ータに影響を与えることがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、蛍光
燈などのちらつきを持つ光をフォトダイオード等の光セ
ンサで測定する場合、光センサの出力光は光センサの応
答が早い場合にはちらつきの周波数をもった波形とな
り、この出力信号によって一定時間毎にサンプリング
(情報データ収集)を行いデータ収集を行う場合には、
サンプリングのタイミング(時間帯)によっては出力値
は極めて変動した値を示してしまう。
【0004】特にこの現象は、室内など蛍光燈を光源と
している環境下において、フォトセンサにより光量の比
較的高速な増減を測定する必要のある場合には、支障を
来す恐れがあり、早急な解決が必要とされていた。
【0005】本発明は、ちらつきをもつ光源下の環境に
おいて、フォトセンサによるセンシング(検出)を行う
場合に、ちらつきの周波数をもつ出力波形に対し、適切
なサンプリング周波数でサンプリングを施すことによ
り、ちらつきの影響を回避することのできる光周波数同
期型検出装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光周波数同期型
検出装置は、交流電源によって照射される光源の強さの
変化を検知する光センサと、交流電源の周波数を測定す
る周波数検出回路と、周波数検出回路によって測定され
た交流周波数に同期したサンプリング波形を生成する波
形生成回路と、サンプリング波形をもとに光センサの出
力をサンプリングするサンプリング回路とを備えたこと
を特徴としている。
【0007】また、請求項2に記載した光周波数同期型
検出装置は、交流電源から得られる交流電圧の絶対値が
予め定めた交流電源電圧設定値と等しい時刻にサンプリ
ングすることを特徴としている。
【0008】また、請求項3に記載した光周波数同期型
検出装置は、交流電源によって照射される光源の強さの
変化を検知する光センサと、光センサから出力された出
力信号によって光源のちらつきの周波数を測定する周波
数検知回路と、周波数検知回路によって測定されたちら
つきの周波数に同期したサンプリング波形を生成する波
形生成回路と、サンプリング波形をもとに出力信号をサ
ンプリングするサンプリング回路とを備えたことを特徴
としている。
【0009】更に、請求項4に記載した光周波数同期型
検出装置は、光センサの出力電圧値が予め定めた光セン
サ出力電圧設定値と等しい時刻にサンプリングすること
を特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の光周波数同期型検出
装置の実施の形態を説明する。図1において、光センサ
3は交流電源1によって照射される光源2の強さの変化
を検知する装置であり、周波数検出回路4は交流電源1
に接続され、交流電源1の周波数を測定する回路であ
る。
【0011】波形生成回路6は周波数検出回路4に接続
され、周波数検出回路4によって測定された交流周波数
から図2に示すサンプリング波形Bを生成する回路であ
り、サンプリング回路5は波形生成回路6および光セン
サ3に接続され、波形生成回路6から出力されたサンプ
リング波形Bをもとに光センサ3から出力される光セン
サ出力Aをサンプリングして出力値Cを出力する回路で
ある。
【0012】即ち、本実施例は蛍光燈など、ちらつきの
周波数が既知の場合使用され、光源2、周波数検出回路
4、光センサ3、サンプリング回路5及び波形生成回路
6によって構成される。そして、光源2は商用AC電源
より電力を供給される蛍光燈である。光センサ3は受光
した光源2の光線を電流に変換する機能を有しており、
周波数検出回路4は商用AC電源より電源とする交流の
周波数を検出する。
【0013】また、波形生成回路6は検出された交流周
波数よりサンプリングの基準波形を生成し、サンプリン
グ回路5はこの基準波形によりサンプリングを行い、サ
ンプリングを施した信号を出力する。
【0014】このように構成したので、図2に示すよう
に、光センサ出力A、サンプリング波形B、出力値Cの
関係となり、光センサ出力Aは光源のちらつきの周波数
で変動する波形を示し、サンプリング波形Bはちらつき
の周波数と同じ周波数であり、このサンプリング波形B
のタイミングで光センサ出力Aにサンプリングを施すと
その下に示す平滑な出力波形である出力値Cを得ること
が出来る。
【0015】図5は請求項2に記載した光周波数同期型
検出装置の作用を説明する説明図であり、交流電源から
得られる交流電圧Dの絶対値が予め定めた交流電源電圧
設定値Vと等しい時刻にサンプリングすることを特徴と
している。
【0016】即ち、光源2は商用AC電源より電力を供
給される蛍光燈であり、光センサ3は受光した光源2の
光線を電流に変換する。周波数検出回路4は商用AC電
源より電源とする交流の周波数を検出し、波形生成回路
6は検出された交流電圧より、電圧値の絶対値の等しい
時刻にサンプリングを行うための基準波形を生成する。
サンプリング回路5はこの基準波形によりサンプリング
を行い、サンプリングを施した信号を出力する。
【0017】そして、図5に光センサ出力A、交流電圧
D、サンプリング波形B、及び出力値Cを示す。光セン
サ出力Aは光源2のちらつきの周波数で変動する波形を
示す。サンプリング波形Bは電圧値の絶対値の等しい時
刻にサンプリングを行うための基準波形を生成する。こ
のサンプリング波形Bのタイミングで光センサ出力Aに
サンプリングを施すとその下に示す平滑な出力波形の出
力値Cを得ることが出来る。この手法の適用により図2
の場合よりも高速なサンプリングが可能となる。
【0018】図3は請求項3に記載した光周波数同期型
検出装置の一実施例を示し、交流電源1によって照射さ
れる光源2の強さの変化を検知する光センサ3と、光セ
ンサ3から出力された出力信号によって光源のちらつき
の周波数を測定する周波数検知回路4と、周波数検知回
路4によって測定されたちらつきの周波数から図4に示
すサンプリング波形Bを生成する波形生成回路6と、サ
ンプリング波形Bをもとに光センサ出力Aをサンプリン
グして出力値Cを出力するサンプリング回路5とを備え
たことを特徴としている。
【0019】即ち、この光周波数同期型検出装置は光源
2のちらつきが未知の揚合に適用され、光センサ3、サ
ンプリング回路5、波形生成回路6および周波数検出回
路4によって構成される。そして、光センサ3は光源2
からの光線を受光し、電流に変換して出力し、周波数検
出回路4では光センサ3からの信号よりちらつきの周波
数を検出し、波形生成回路6はその周波数を基にサンプ
リングの基準波形を生成し、この基準波形によりサンプ
リング回路5にってサンプリングを行い、サンプリング
を施した信号を出力する。
【0020】図4に光センサ出力A、サンプリング波形
B、出力値Cを示している。光センサ出力Aは光源2の
ちらつきの周波数で変動する波形を示し、サンプリング
波形Bはちらつきの周波数と同じ周波数であり、このサ
ンプリング波形Bのタイミングで光センサ出力にサンプ
リングを施すとその下に示す平滑な出力波形の出力値C
を得ることが出来る。
【0021】更に、図6は請求項4に記載した光周波数
同期型検出装置の作用を説明する説明図であり、光セン
サ出力Aが予め定めた光センサ出力電圧設定値と等しい
時刻にサンプリングすることを特徴としている。
【0022】即ち、光センサ3は光源2からの光線を受
光し、電流に変換して出力し、周波数検出回路4では光
センサ3からの信号よりちらつきの周波数を検出し、波
形生成回路6はサンプリング時に基準とする光センサ出
力電庄の電庄値の等しい時刻にサンプリングを行うため
の基準波形を生成する。この基準波形によりサンプリン
グ回路にてサンプリングを行い、サンプリングを施した
信号を出力する。
【0023】図6に光センサ出力A、サンプリング波形
B、出力値Cを示す。光センサ出力Aは光源2のちらつ
きの周波数で変動する波形を示し、サンプリング波形B
は基準とする交流電圧あるいは光センザ出力電圧の電庄
値の等しい時刻にサンプリングを行うための基準波形を
示す。このサンプリング波形Bのタイミングで光センサ
出力Aにサンプリングを施すとその下に示す平滑な出力
波形の出力値Cを得ることが出来る。この手法を用いる
ことにより、図5の揚合よりも高速なサンプリングが可
能となる。
【0024】
【発明の効果】本発明により、光周波数同期型検出装置
の精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す光周波数同期型検出装
置の構成図である。
【図2】図1の作用を示す説明図である。
【図3】請求項3の一実施例を示す光周波数同期型検出
装置の構成図である。
【図4】図3の作用を示す説明図である。
【図5】請求項2の作用を示す説明図である。
【図6】請求項4の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 光源 3 光センサ 4 周波数検出回路 5 サンプリング回路 6 波形生成回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源によって照射される光源の強さの
    変化を検知する光センサと、前記交流電源の周波数を測
    定する周波数検出回路と、この周波数検出回路によって
    測定された交流周波数に同期したサンプリング波形を生
    成する波形生成回路と、前記サンプリング波形をもとに
    前記光センサの出力をサンプリングするサンプリング回
    路と、を具備してなる光周波数同期型検出装置。
  2. 【請求項2】前記交流電源から得られる交流電圧の絶対
    値が予め定めた交流電源電圧設定値と等しい時刻にサン
    プリングすることを特徴とする請求項1に記載した光周
    波数同期型検出装置。
  3. 【請求項3】交流電源によって照射される光源の強さの
    変化を検知する光センサと、この光センサから出力され
    た出力信号によって前記光源のちらつきの周波数を測定
    する周波数検知回路と、この周波数検知回路によって測
    定されたちらつきの周波数に同期したサンプリング波形
    を生成する波形生成回路と、前記サンプリング波形をも
    とに前記出力信号をサンプリングするサンプリング回路
    と、を具備してなる光周波数同期型検出装置。
  4. 【請求項4】前記光センサの出力電圧値が予め定めた光
    センサ出力電圧設定値と等しい時刻にサンプリングする
    ことを特徴とする請求項3に記載した光周波数同期型検
    出装置。
JP8064597A 1996-03-21 1996-03-21 光周波数同期型検出装置 Pending JPH09257575A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006079578A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Line Up:Kk セグメント読み取り器
JP2012182204A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Omron Corp ファイバレーザ装置および出力監視方法
WO2021090689A1 (ja) * 2019-11-07 2021-05-14 コニカミノルタ株式会社 フリッカ計測装置及び計測方法

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