JPH09256930A - 内燃機関のデコンプ装置 - Google Patents

内燃機関のデコンプ装置

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JPH09256930A
JPH09256930A JP8070233A JP7023396A JPH09256930A JP H09256930 A JPH09256930 A JP H09256930A JP 8070233 A JP8070233 A JP 8070233A JP 7023396 A JP7023396 A JP 7023396A JP H09256930 A JPH09256930 A JP H09256930A
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浩 堀内
Yuuichi Momose
優市 百瀬
Takeshi Ushigoe
武 牛越
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
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    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • F01L13/08Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for decompression, e.g. during starting; for changing compression ratio
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リコイルスタータを作動させるときに自動的
にデコンプバルブを開くようにする。 【解決手段】 エンジン始動時のシリンダー内の圧縮圧
力を逃がすデコンプ装置において、デコンプバルブ26
をシリンダー11とクランクケース10との間に、クラ
ンク軸12に対して垂直方向に配置し、デコンプバルブ
26の操作杆26aの操作でシリンダーに開口したデコ
ンプポート孔11aと連通孔11cを連通可能とすると
ともに、リコイルスタータSのリコイルリール20側面
にカム部20aを設け、該カム部に前記操作杆の端部を
当接可能に配置し、リコイルリールの回転時に、クラン
ク軸方向への摺動でカム部が操作杆を押すように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リコイルスタータ
を作動させるときに自動的にデコンプバルブを開くよう
に作動させる構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からディーゼルエンジンを始動させ
るときに、容易にクランク軸を回転できるように、デコ
ンプ装置を設けて非圧縮状態でクランク軸を回転させて
フライホィールに回転力をつけたところでデコンプバル
ブを解除してエンジンを始動させるようにしている。こ
のデコンプバルブはエンジンのシリンダーヘッドやシリ
ンダー側面に取り付けられており、また、ディーゼルエ
ンジンをリコイルスタータによって始動させるようにし
た技術も公知となっている。例えば、特開平2−176
159号の技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術のように、
デコンプ装置をエンジンのシリンダーヘッドに取り付け
る場合、始動紐を引っ張ると自動的にリンクバルブを開
けるようにリコイルスタータと連係させるには、リンク
等の連係機構が必要となり、シリンダーヘッドからリコ
イルスタータまでの間に配設するリンク機構等が大きく
なり、その収納空間もおおきくなり、エンジン全体が大
きくなっていた。また、図10に示すように、デコンプ
バルブ1をクランク軸2と平行にシリンダー3の側部に
配置すると、シリンダー3からのデコンプ装置の突出が
大きくなり、カウリング4のデザインを大幅に変更する
必要がある。また、リコイルスタータの動きをデコンプ
装置に伝えるためのレバー等をリコイルケースに設ける
場合、リコイルケースに切欠を設ける必要があり、この
切欠からはケース内にゴミやほこり等が侵入し易くなり
リコイルの不具合の原因となる。また、これら伝達装置
を設けたことでリコイルスタータ全体の大型化は避けら
れず、エンジン全体もこれら付属装置により大型化され
てしまうのである。本発明はリコイルスタータとデコン
プ装置をコンパクトにエンジンに装備できるようにする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、エンジン始動時のシリンダー
内の圧縮圧力を逃がすデコンプ装置において、デコンプ
バルブをシリンダーとクランクケースとの間に、クラン
ク軸に対して垂直方向に配置し、デコンプバルブの操作
杆の操作でシリンダーに開口したデコンプポート孔と連
通孔を連通可能とするとともに、リコイルスタータのリ
コイルリール側面にカム部を設け、該カム部に前記操作
杆の端部を当接可能に配置し、リコイルリールの回転時
に、クランク軸方向への摺動でカム部が操作杆を押すよ
うに構成し、前記カム部をエンジンの種類に合わせて変
更可能としたものである。
【0005】或いは、デコンプバルブをシリンダーとク
ランクケースとの間に、クランク軸に対して垂直方向に
配置し、デコンプバルブの操作杆の操作でシリンダーに
開口したデコンプポート孔と連通孔を連通可能とすると
ともに、リコイルリールの側方にデコンプバルブの操作
杆を摺動させる伝動レバーを配置し、リコイルリールの
回転時に、クランク軸方向への摺動でデコンプバルブを
作動させるように構成したものである。
【0006】或いは、クランクケース内にデコンプバル
ブを配置し、該デコンプバルブの操作杆をリコイルリー
ルの側方へ突出し、デコンプバルブの一次側を配管及び
チェックバルブを介してシリンダーに開口したデコンプ
ポート孔と連通し、デコンプバルブの二次側を大気側へ
開口し、リコイルリールの回転時に、リコイルリールを
クランク軸方向へ摺動させてデコンプバルブを作動させ
るように構成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例を説明する。
図1は本発明のデコンプ装置を配置した第一実施例のエ
ンジンの一部正面断面図、図2は同じく一部側面図、図
3は図2におけるA−A矢視一部断面図、図4はリコイ
ルリールの側面図、図5は図4におけるB−B矢視断面
図、図6は本発明のデコンプ装置を配置した第二実施例
のエンジンの一部正面断面図、図7は同じく第三実施例
のエンジンの一部正面断面図、図8は図7におけるデコ
ンプバルブと伝動レバーの拡大図、図9は本発明のデコ
ンプ装置を配置した第四実施例のエンジンの一部正面断
面図である。
【0008】図1〜図5において、本発明の第一実施例
を説明する。エンジンEはクランクケース10上にシリ
ンダー11を載置固定し、該クランクケース10にクラ
ンク軸12を軸受を介して回転自在に水平方向に支持
し、前記シリンダー11内にピストン13をクランク軸
12に対して垂直方向に挿入し、該ピストン13と前記
クランク軸12の間をコンロッド14にて互いに回動自
在に連結している。前記クランク軸12の一端は図示し
ないプーリーやフライホィール等を固設して、動力を取
り出せるようにしており、クランク軸12の他端はスタ
ータプーリー15を固設している。
【0009】一方、前記シリンダー11の上方及び側方
はカウリング16によって覆われ、該カウリング16の
下部にリコイルケース17が固設されて、該リコイルケ
ース17によってリコイルスタータSを収納している。
該リコイルケース17の内面に、前記クランク軸12の
軸心と一致させて支持軸17aが内方に突出され、該支
持軸17a上にリコイルリール20が回転自在に枢支さ
れ、該リコイルリール20上に始動紐21が巻かれて、
一端部をリコイルリール20に固定し、他端部をリコイ
ルケース17より取り出して図示しない把手を固設して
いる。そして、該リコイルリール20の外側の側面とリ
コイルケース17の内面との間にバネ22が介装され
て、リコイルリール20が始動紐21を巻き付ける方向
に付勢している。該リコイルリール20の内側の軸心部
にはカム部を有する摺動体23が配設されて、リコイル
リール20が始動紐21を引っ張ることにより回転する
と、摺動体23がカム部によってクランク軸側へ摺動す
るように構成され、更に、摺動体23の内側と前記スタ
ータプーリー15側面との間には歯部やラチェット等の
ワンウェイクラッチが構成されていて、ベンディクスタ
イプのリコイルスタータSが構成されている。
【0010】このような構成のリコイルスタータSは始
動紐21を引っ張ると、リコイルリール20が回転され
てカム部を押し摺動体23がスタータプーリー15側へ
摺動し、この摺動によって摺動体23とスタータプーリ
ー15が噛合してクランク軸12を回転させることがで
きる。そして、エンジンEが始動した後はワンウェイク
ラッチによってリコイルリール20に対しては空回り
し、リコイルリール20はバネ22によって逆方向に回
転されて始動紐21を巻き付け、摺動体23はリコイル
リール20側へ摺動する。
【0011】そして、本発明のデコンプ装置がシリンダ
ー11とリコイルスタータSの間に配設されている。デ
コンプ装置は図1〜図3に示すように、シリンダー11
の側面よりデコンプポート孔11aを開口し、該デコン
プポート孔11aの外側は栓24によって閉じられてい
る。一方、斜め外下方よりデコンプポート孔11aに向
かってバルブ挿入孔11bが開口され、更に、該バルブ
挿入孔11bとクランク収納室25の間が連通孔11c
によって連通されている。そして、前記バルブ挿入孔1
1bにデコンプバルブ26が挿入され、該デコンプバル
ブ26から下方に操作杆26aが突出されている。該デ
コンプバルブ26は通常閉じており、操作杆26aを押
すことによって開くように構成しており、操作杆26a
の押圧で開くと、前記デコンプポート孔11aと連通孔
11cが連通してシリンダー内の圧力をクランクケース
10内に逃がして減圧できるようにしている。なお、操
作杆26aの下端は当接面に合わせて尖上としている。
【0012】前記操作杆26aの下端はリコイルリール
20の内側(クランク軸側)の側面に形成したカム部2
0aに当接できるように配置している。このカム部20
aは図4、図5に示すように、リコイルリール20の側
面に、同一円周上に一定間隔をあけて側方へ凸部を形成
し、本実施例では4つ90度毎に配置している。但し、
この凸部の数や配置位置等は限定するものではなく、ま
た、図6に示す第二実施例のように、カム部20aを傾
斜させた形状のカム部20a’として、形状を変更する
ことで、リコイルリール20を交換してカム部20aの
形状や配置等を変更することによって、操作杆26aの
移動量や開閉タイミングを変更することができ、エンジ
ンEの種類に合わせて、始動し易いリコイルリール20
を取り付けられるようにしている。なお、図6におい
て、第一実施例と同様の構成部品は、同じ図番を付与し
て、その説明は省略する。
【0013】このような構成において、エンジンEを始
動する場合、始動紐21を引っ張ると、リコイルリール
20が回転されて、リコイルリール20はクランク軸1
2側へ摺動して、クランク軸12を回転させると同時
に、カム部20aが操作杆26aの下端に当接して押し
上げデコンプバルブ26を開き、ピストン13が上昇す
る時にシリンダー11内が圧縮されるが、デコンプポー
ト孔11a、デコンプバルブ26、連通孔11cを介し
てその圧縮圧力はクランクケース10内に逃がされて、
クランク軸12は容易に回動されて、始動紐21を引っ
張りきったところで回転力がつき、摺動体23がリコイ
ルケース17側に移動して、デコンプバルブ26が閉じ
て、シリンダー内は圧縮されて高温となり、着火してエ
ンジンEが始動される。
【0014】次に、デコンプバルブ26の配置の第三実
施例を図7より説明する。但し、第一実施例と同様の構
成部品は、同じ図番を付与して、その説明は省略する。
本実施例では、デコンプバルブ26を垂直方向に配置し
て、前記同様にデコンプポート孔11aと連通孔11
c’の間を閉じたり連通したりできるようにし、操作杆
26aの下端を、伝動レバー27に当接させている。つ
まり、図7、図8に示すように、クランクケース10の
側部より伝動レバー27を挿入し、該伝動レバー27の
一端がリコイルリール20の側面に当接するように配置
し、該伝動レバー27の他端は軸を斜めに切断した傾斜
部27aを設け、該傾斜部27aに前記操作杆26aの
下端を当接するように、クランクケース10内へ挿入し
ている。そして、該伝動レバー27の下面には凹部27
bを設けてクランクケース10下方より抜け止めピン2
9を挿入して伝動レバー27が抜けないようにし、回転
も阻止している。そして、伝動レバー27の小径部とク
ランクケース10の間にはリターンスプリング28を外
嵌して、伝動レバー27をリコイルリール20側へ摺動
するように付勢している。
【0015】このような構成において、エンジンEを始
動する場合、始動紐21を引っ張ると、リコイルリール
20が回転されて、リコイルリール20がクランク軸1
2側へ摺動して、リコイルリール20の側面が伝動レバ
ー27に当接して移動し、傾斜部27aが移動すること
によって操作杆26aを持ち上げてデコンプバルブ26
を開き、減圧して回転を容易とし、その後は前記同様に
してエンジンEが始動される。
【0016】次に、デコンプバルブ26の配置の第四実
施例を図9より説明する。但し、第一実施例と同様の構
成部品は、同じ図番を付与して、その説明は省略する。
本実施例では、デコンプバルブ26をクランクケース1
0の側面にクランク軸12と平行に水平方向に配置し
て、操作杆26a端部が直接リコイルリール20の側面
に当接するように配置している。そして、デコンプバル
ブ26の二次側は連通孔10aを介してクランクケース
10内(または大気中)と連通し、デコンプバルブ26
の一次側は連通孔10bを介して配管と連通している。
一方、前記デコンプポート孔11aに栓24と連通孔1
1cは設けずにチェックバルブ33と継手31を挿入
し、配管を構成する継手30・31と、パイプ32によ
って連通している。
【0017】このような構成において、エンジンEを始
動する場合、始動紐21を引っ張ると、リコイルリール
20が回転されて、リコイルリール20がクランク軸1
2側へ摺動して、リコイルリール20の側面が操作杆2
6aに当接してデコンプバルブ26を開く。一方、チェ
ックバルブ33はクランク軸12の回転によるピストン
13の昇降での圧縮圧力では開くことができ、継手3
1、パイプ32、継手30、デコンプバルブ26を介し
て圧縮圧力を逃がして回転を容易とし、その後始動して
爆発が開始すると、リコイルリール20が摺動してデコ
ンプバルブ26は閉じ、チェックバルブ33とデコンプ
バルブ26との間の配管内はシリンダー内の圧力が入
り、チェックバルブ33によってシリンダー11内へ出
ることができず高い状態で保持される。つまり、圧縮比
の低下は起こらない。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1または請
求項3の如く、デコンプバルブ取付方向をクランク軸に
対して垂直方向に配置したので、或いは請求項4の如く
クランクケース内にデコンプバルブを配置したので、デ
コンプバルブが側方へ突出することがなくなり、カウリ
ングを一部変更してバルブとの干渉を防ぐ必要がなくな
り、また、デコンプバルブとリコイルスタータの連動機
構も簡単な構成とすることができ、コンパクトなエンジ
ンのレイアウトが可能となる。
【0019】また、リコイルスタータのクランク軸方向
の大きさ(ケース厚さ)はリコイルスタータに必要な部
品だけの取り付けとなるため、必要最小限の厚さに保つ
ことができ、リコイルケースには切欠部を必要としない
ため、リコイルスタータの故障の原因となるゴミ等の侵
入がなくなる。
【0020】また、請求項2の如く、リコイルリールの
カム部をエンジンの種類に合わせて変更可能としたの
で、始動時の減圧タイミングが変更できて、最も適切な
カム部を得ることができ、仕様変更も容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデコンプ装置を配置した第一実施例の
エンジンの一部正面断面図である。
【図2】同じく一部側面図である。
【図3】図2におけるA−A矢視一部断面図である。
【図4】リコイルリールの側面図である。
【図5】図4におけるB−B矢視断面図である。
【図6】本発明のデコンプ装置を配置した第二実施例の
エンジンの一部正面断面図である。
【図7】同じく第三実施例のエンジンの一部正面断面図
である。
【図8】図7におけるデコンプバルブと伝動レバーの拡
大図である。
【図9】本発明のデコンプ装置を配置した第四実施例の
エンジンの一部正面断面図である。
【図10】従来のデコンプバルブの配置を示すエンジン
の一部正面断面図である。
【符号の説明】
E エンジン S リコイルスタータ 10 クランクケース 11 シリンダー 11a デコンプポート孔 11c 連通孔 12 クランク軸 20 リコイルリール 20a カム部 26 デコンプバルブ 26a 操作杆 27 伝動レバー
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02N 17/00 F02N 17/00 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン始動時のシリンダー内の圧縮圧
    力を逃がすデコンプ装置において、デコンプバルブをシ
    リンダーとクランクケースとの間に、クランク軸に対し
    て垂直方向に配置し、デコンプバルブの操作杆の操作で
    シリンダーに開口したデコンプポート孔と連通孔を連通
    可能とするとともに、リコイルスタータのリコイルリー
    ル側面にカム部を設け、該カム部に前記操作杆の端部を
    当接可能に配置し、リコイルリールの回転時に、クラン
    ク軸方向への摺動でカム部が操作杆を押すことを特徴と
    する内燃機関のデコンプ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカム部をエンジンの種類
    に合わせて変更可能としたことを特徴とする内燃機関の
    デコンプ装置。
  3. 【請求項3】 エンジン始動時のシリンダー内の圧縮圧
    力を逃がすデコンプ装置において、デコンプバルブをシ
    リンダーとクランクケースとの間に、クランク軸に対し
    て垂直方向に配置し、デコンプバルブの操作杆の操作で
    シリンダーに開口したデコンプポート孔と連通孔を連通
    可能とするとともに、リコイルリールの側方にデコンプ
    バルブの操作杆を摺動させる伝動レバーを配置し、リコ
    イルリールの回転時に、クランク軸方向への摺動でデコ
    ンプバルブを作動させることを特徴とする内燃機関のデ
    コンプ装置。
  4. 【請求項4】 エンジン始動時のシリンダー内の圧縮圧
    力を逃がすデコンプ装置において、クランクケース内に
    デコンプバルブを配置し、該デコンプバルブの操作杆を
    リコイルリールの側方へ突出し、デコンプバルブの一次
    側を配管及びチェックバルブを介してシリンダーに開口
    したデコンプポート孔と連通し、デコンプバルブの二次
    側を大気側へ開口し、リコイルリールの回転時に、リコ
    イルリールをクランク軸方向へ摺動させてデコンプバル
    ブを作動させることを特徴とする内燃機関のデコンプ装
    置。
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