JPH09256749A - 召合わせ部材取付用ヒンジ - Google Patents
召合わせ部材取付用ヒンジInfo
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- JPH09256749A JPH09256749A JP9034496A JP9034496A JPH09256749A JP H09256749 A JPH09256749 A JP H09256749A JP 9034496 A JP9034496 A JP 9034496A JP 9034496 A JP9034496 A JP 9034496A JP H09256749 A JPH09256749 A JP H09256749A
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- hinge
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 召合わせ部材の取付けが容易な可動部材を設
けた取付用ヒンジの提供。 【解決手段】 観音開き形式の左右一対の回動扉600
L、600Rの一方に取付けられ、両扉の召合せ部を閉
塞する召合わせ部材500が取付けられ、扉が閉じられ
た場合には召合わせ部の間隙を閉塞し、開扉する場合に
は他方の扉との衝突を回避する姿勢に保つバネを備えた
召合わせ部材取付け用ヒンジであって、固定部100に
回動可能に取付けられる可動部材200と、可動部材に
取付けられた召合せ部材500からなり、召合わせ部材
は弾性を有する材料より成る可動部材の保持部210に
嵌め込まれる。
けた取付用ヒンジの提供。 【解決手段】 観音開き形式の左右一対の回動扉600
L、600Rの一方に取付けられ、両扉の召合せ部を閉
塞する召合わせ部材500が取付けられ、扉が閉じられ
た場合には召合わせ部の間隙を閉塞し、開扉する場合に
は他方の扉との衝突を回避する姿勢に保つバネを備えた
召合わせ部材取付け用ヒンジであって、固定部100に
回動可能に取付けられる可動部材200と、可動部材に
取付けられた召合せ部材500からなり、召合わせ部材
は弾性を有する材料より成る可動部材の保持部210に
嵌め込まれる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、箪笥等の観音開き
形式の左右一対の回動扉を備えたケースの扉に使用され
る召合わせ部材取付用ヒンジに関する。
形式の左右一対の回動扉を備えたケースの扉に使用され
る召合わせ部材取付用ヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の召合わせ部材取付用ヒンジとし
ては、実公平7−32849号公報に記載されたものが
ある。この召合わせ部材取付用ヒンジでは、図11に示
すように、図外の召合わせ部材が取り付けられる可動部
材3は、召合わせ部材と略同幅に形成された取付部11
が設けられるとともに、当該取付部11の幅方向両端に
召合わせ部材を幅方向に抱着保持する一対の挟持壁12
a、12bが設けられ、当該挟持壁12a、12bの先
端部間の幅が召合わせ部材の幅より小となるように、取
付部11の幅方向両端から鉤形に屈曲されている。
ては、実公平7−32849号公報に記載されたものが
ある。この召合わせ部材取付用ヒンジでは、図11に示
すように、図外の召合わせ部材が取り付けられる可動部
材3は、召合わせ部材と略同幅に形成された取付部11
が設けられるとともに、当該取付部11の幅方向両端に
召合わせ部材を幅方向に抱着保持する一対の挟持壁12
a、12bが設けられ、当該挟持壁12a、12bの先
端部間の幅が召合わせ部材の幅より小となるように、取
付部11の幅方向両端から鉤形に屈曲されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した実公平7−3
2849号公報に記載された召合わせ部材取付用ヒンジ
は、召合わせ部材をワンタッチで可動部材に取り付けら
れるという利点を有するが、一対の挟持壁の間に召合わ
せ部材を嵌合させる際に、大きな力が必要となるという
問題点がある。すなわち、挟持壁は召合わせ部材の厚さ
寸法に対応するので短く形成されるため、召合わせ部材
を嵌め込む際に挟持壁が変形しにくくなる。このため、
召合わせ部材を取付部に嵌め込む際の力はどうしても大
きくなりがちである。また、召合わせ部材を嵌め込む際
に大きな力が必要となるために、場合によっては挟持壁
或いは召合わせ部材が破損するおそれもある。さらに、
召合わせ部材を可動部材に取り付けた後に位置を調整し
ようとした場合にも、大きな力が必要となるので微調整
は非常に行いにくいものであった。
2849号公報に記載された召合わせ部材取付用ヒンジ
は、召合わせ部材をワンタッチで可動部材に取り付けら
れるという利点を有するが、一対の挟持壁の間に召合わ
せ部材を嵌合させる際に、大きな力が必要となるという
問題点がある。すなわち、挟持壁は召合わせ部材の厚さ
寸法に対応するので短く形成されるため、召合わせ部材
を嵌め込む際に挟持壁が変形しにくくなる。このため、
召合わせ部材を取付部に嵌め込む際の力はどうしても大
きくなりがちである。また、召合わせ部材を嵌め込む際
に大きな力が必要となるために、場合によっては挟持壁
或いは召合わせ部材が破損するおそれもある。さらに、
召合わせ部材を可動部材に取り付けた後に位置を調整し
ようとした場合にも、大きな力が必要となるので微調整
は非常に行いにくいものであった。
【0004】本発明は上記課題に鑑みて創作されたもの
であり、従来のものより軽い力で召合わせ部材を可動部
材にワンタッチで取り付けることができ、しかも可動部
材が取付時に破損しにくく、取り付けた後の召合わせ部
材の位置の微調整を容易に行うことができる召合わせ部
材取付用ヒンジを提供することを目的としている。
であり、従来のものより軽い力で召合わせ部材を可動部
材にワンタッチで取り付けることができ、しかも可動部
材が取付時に破損しにくく、取り付けた後の召合わせ部
材の位置の微調整を容易に行うことができる召合わせ部
材取付用ヒンジを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る召合わせ
部材取付用ヒンジは、観音開き形式の左右一対の回動扉
の一方に取り付けられ、両回動扉の間の召合わせ部間隙
を閉塞する召合わせ部材が取り付けられ、召合わせ部材
が召合わせ部間隙を閉塞する閉塞姿勢と、召合わせ部材
と他方の回動扉との衝突を回避する回避姿勢とにわたっ
て召合わせ部材を回動自在とする召合わせ部材取付用ヒ
ンジであって、一方の回動扉の自由端に固定される固定
部材と、この固定部材に回動可能に取り付けられる可動
部材と、この可動部材に取り付けられた召合わせ部材を
前記回避姿勢方向に付勢するバネとを備えており、前記
可動部材は弾性を有する材料から形成されており、召合
わせ部材の厚さ寸法より小さい間隔をもって対向する保
持部を有し、前記召合わせ部材は前記保持部の間に嵌め
込まれることで可動部材に取り付けられるように構成さ
れている。
部材取付用ヒンジは、観音開き形式の左右一対の回動扉
の一方に取り付けられ、両回動扉の間の召合わせ部間隙
を閉塞する召合わせ部材が取り付けられ、召合わせ部材
が召合わせ部間隙を閉塞する閉塞姿勢と、召合わせ部材
と他方の回動扉との衝突を回避する回避姿勢とにわたっ
て召合わせ部材を回動自在とする召合わせ部材取付用ヒ
ンジであって、一方の回動扉の自由端に固定される固定
部材と、この固定部材に回動可能に取り付けられる可動
部材と、この可動部材に取り付けられた召合わせ部材を
前記回避姿勢方向に付勢するバネとを備えており、前記
可動部材は弾性を有する材料から形成されており、召合
わせ部材の厚さ寸法より小さい間隔をもって対向する保
持部を有し、前記召合わせ部材は前記保持部の間に嵌め
込まれることで可動部材に取り付けられるように構成さ
れている。
【0006】また、請求項2に係る召合わせ部材取付用
ヒンジは、観音開き形式の左右一対の回動扉の一方に取
り付けられ、両回動扉の間の召合わせ部間隙を閉塞する
召合わせ部材が取り付けられ、召合わせ部材が召合わせ
部間隙を閉塞する閉塞姿勢と、召合わせ部材と他方の回
動扉との衝突を回避する回避姿勢とにわたって召合わせ
部材を回動自在とする召合わせ部材取付用ヒンジであっ
て、一方の回動扉の自由端に固定される固定部材と、こ
の固定部材に回動可能に取り付けられる可動部材と、こ
の可動部材に取り付けられた召合わせ部材を前記回避姿
勢方向に付勢するバネとを備えており、前記可動部材は
弾性を有する材料から形成されており、召合わせ部材の
厚さ寸法より小さい間隔をもって対向し、ヒンジ部で開
閉可能に連結される保持部を有し、当該保持部の開放端
側には閉じた状態を維持する結合手段が形成されてい
る。
ヒンジは、観音開き形式の左右一対の回動扉の一方に取
り付けられ、両回動扉の間の召合わせ部間隙を閉塞する
召合わせ部材が取り付けられ、召合わせ部材が召合わせ
部間隙を閉塞する閉塞姿勢と、召合わせ部材と他方の回
動扉との衝突を回避する回避姿勢とにわたって召合わせ
部材を回動自在とする召合わせ部材取付用ヒンジであっ
て、一方の回動扉の自由端に固定される固定部材と、こ
の固定部材に回動可能に取り付けられる可動部材と、こ
の可動部材に取り付けられた召合わせ部材を前記回避姿
勢方向に付勢するバネとを備えており、前記可動部材は
弾性を有する材料から形成されており、召合わせ部材の
厚さ寸法より小さい間隔をもって対向し、ヒンジ部で開
閉可能に連結される保持部を有し、当該保持部の開放端
側には閉じた状態を維持する結合手段が形成されてい
る。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
召合わせ部材取付用ヒンジの概略的斜視図、図2は本発
明の実施の形態に係る召合わせ部材取付用ヒンジの概略
的一部破断斜視図、図3は本発明の実施の形態に係る召
合わせ部材取付用ヒンジの概略的図面であって、同図
(A)は概略的正面図、同図(B)は概略的左側面図、
同図(C)は概略的右側面図、同図(D)は概略的平面
図、同図(E)は概略的底面図、同図(F)は概略的背
面図、図4は本発明の実施の形態に係る召合わせ部材取
付用ヒンジを構成する可動部材の概略的図面であって、
同図(A)は概略的断面図、同図(B)は概略的底面
図、同図(C)は概略的平面図、図5は本発明の実施の
形態に係る召合わせ部材取付用ヒンジを構成する固定部
材の概略的図面であって、同図(A)は概略的正面図、
同図(B)は概略的左側面図、同図(C)は概略的右側
面図、同図(D)は概略的平面図、同図(E)は概略的
底面図、同図(F)は概略的背面図である。
召合わせ部材取付用ヒンジの概略的斜視図、図2は本発
明の実施の形態に係る召合わせ部材取付用ヒンジの概略
的一部破断斜視図、図3は本発明の実施の形態に係る召
合わせ部材取付用ヒンジの概略的図面であって、同図
(A)は概略的正面図、同図(B)は概略的左側面図、
同図(C)は概略的右側面図、同図(D)は概略的平面
図、同図(E)は概略的底面図、同図(F)は概略的背
面図、図4は本発明の実施の形態に係る召合わせ部材取
付用ヒンジを構成する可動部材の概略的図面であって、
同図(A)は概略的断面図、同図(B)は概略的底面
図、同図(C)は概略的平面図、図5は本発明の実施の
形態に係る召合わせ部材取付用ヒンジを構成する固定部
材の概略的図面であって、同図(A)は概略的正面図、
同図(B)は概略的左側面図、同図(C)は概略的右側
面図、同図(D)は概略的平面図、同図(E)は概略的
底面図、同図(F)は概略的背面図である。
【0008】また、図6は本発明の実施の形態に係る召
合わせ部材取付用ヒンジを観音開き形式の一対の回動扉
を有する家具に取り付けた状態を示す概略的斜視図、図
7は本発明の実施の形態に係る召合わせ部材取付用ヒン
ジの動作を示す概略的説明図、図8は本発明の実施の形
態に係る召合わせ部材取付用ヒンジの可動部材への召合
わせ部材を取付作業を示す概略的説明図、図9は本発明
の実施の形態に係る召合わせ部材取付用ヒンジの可動部
材を成形する金型の概略的断面図、図10は本発明の他
の実施の形態に係る召合わせ部材取付用ヒンジの可動部
材の概略的断面図である。
合わせ部材取付用ヒンジを観音開き形式の一対の回動扉
を有する家具に取り付けた状態を示す概略的斜視図、図
7は本発明の実施の形態に係る召合わせ部材取付用ヒン
ジの動作を示す概略的説明図、図8は本発明の実施の形
態に係る召合わせ部材取付用ヒンジの可動部材への召合
わせ部材を取付作業を示す概略的説明図、図9は本発明
の実施の形態に係る召合わせ部材取付用ヒンジの可動部
材を成形する金型の概略的断面図、図10は本発明の他
の実施の形態に係る召合わせ部材取付用ヒンジの可動部
材の概略的断面図である。
【0009】本発明の実施の形態に係る召合わせ部材取
付用ヒンジは、観音開き形式の左右一対の回動扉600
L、600Rの一方の回動扉600Lに取り付けられ、
両回動扉600L、600Rの間の召合わせ部間隙G
(図7(A)参照)を閉塞する召合わせ部材500が取
り付けられ、召合わせ部材500が召合わせ部間隙Gを
閉塞する閉塞姿勢P1(図7(A)参照)と、召合わせ
部材500と他方の回動扉600Rとの衝突を回避する
回避姿勢P2(図7(B)参照)とにわたって召合わせ
部材500を回動自在とする召合わせ部材取付用ヒンジ
であって、一方の回動扉600L、600Rの自由端に
固定される固定部材100と、この固定部材100に回
動可能に取り付けられる可動部材200と、この可動部
材200に取り付けられた召合わせ部材500を前記回
避姿勢P2方向に付勢するバネ300とを備えている。
付用ヒンジは、観音開き形式の左右一対の回動扉600
L、600Rの一方の回動扉600Lに取り付けられ、
両回動扉600L、600Rの間の召合わせ部間隙G
(図7(A)参照)を閉塞する召合わせ部材500が取
り付けられ、召合わせ部材500が召合わせ部間隙Gを
閉塞する閉塞姿勢P1(図7(A)参照)と、召合わせ
部材500と他方の回動扉600Rとの衝突を回避する
回避姿勢P2(図7(B)参照)とにわたって召合わせ
部材500を回動自在とする召合わせ部材取付用ヒンジ
であって、一方の回動扉600L、600Rの自由端に
固定される固定部材100と、この固定部材100に回
動可能に取り付けられる可動部材200と、この可動部
材200に取り付けられた召合わせ部材500を前記回
避姿勢P2方向に付勢するバネ300とを備えている。
【0010】まず、召合わせ部材取付用ヒンジを説明す
る前に、この召合わせ部材取付用ヒンジに取り付けられ
る召合わせ部材500について図6を参照しつつ説明す
る。この召合わせ部材500は、合成樹脂、木材或いは
金属等からなる細長い帯状の板材であって、観音開き形
式の左右一対の回動扉600L、600Rの間にある召
合わせ部間隙Gを閉塞するものである。かかる召合わせ
部材500は、縁部が丸く形成されている。なお、この
召合わせ部材500の幅寸法をw、厚さ寸法をhとす
る。
る前に、この召合わせ部材取付用ヒンジに取り付けられ
る召合わせ部材500について図6を参照しつつ説明す
る。この召合わせ部材500は、合成樹脂、木材或いは
金属等からなる細長い帯状の板材であって、観音開き形
式の左右一対の回動扉600L、600Rの間にある召
合わせ部間隙Gを閉塞するものである。かかる召合わせ
部材500は、縁部が丸く形成されている。なお、この
召合わせ部材500の幅寸法をw、厚さ寸法をhとす
る。
【0011】前記固定部材100は、合成樹脂から形成
されており、角部がアール状に形成された略長方形状の
ベース部110と、このベース部110に立設された一
対の固定側支持部120とが一体に形成されている。前
記ベース部110には、召合わせ部材取付用ヒンジを一
方の回動扉600Lに取り付けるための一対のネジ孔1
11が開設されている。
されており、角部がアール状に形成された略長方形状の
ベース部110と、このベース部110に立設された一
対の固定側支持部120とが一体に形成されている。前
記ベース部110には、召合わせ部材取付用ヒンジを一
方の回動扉600Lに取り付けるための一対のネジ孔1
11が開設されている。
【0012】また、前記一対の固定側支持部120は、
後述する可動部材200の幅寸法Q(図3(B)参照)
より若干大きい間隔を有して対向している。かかる固定
側支持部120の内側には、可動部材200を回動自在
に支持するための支持軸400が嵌まり込む溝部121
が形成されている。この溝部121には、下方に向かう
につれて突出するテーパ面121Aが形成されている。
支持軸400がこのテーパ面121Aを乗り越えること
によって支持軸400が固定側支持部120に支持され
ることになる。
後述する可動部材200の幅寸法Q(図3(B)参照)
より若干大きい間隔を有して対向している。かかる固定
側支持部120の内側には、可動部材200を回動自在
に支持するための支持軸400が嵌まり込む溝部121
が形成されている。この溝部121には、下方に向かう
につれて突出するテーパ面121Aが形成されている。
支持軸400がこのテーパ面121Aを乗り越えること
によって支持軸400が固定側支持部120に支持され
ることになる。
【0013】さらに、固定側支持部120の間には、回
避姿勢P2に位置する可動部材200に当接する略三角
形状の3つのストッパ用突起130A、130B、13
0Cが形成されている。中央のストッパ用突起130B
は後述する凸部221Aと当接するものであり、左右の
ストッパ用突起130A、130Cは延設部221の縁
部と当接するものである。
避姿勢P2に位置する可動部材200に当接する略三角
形状の3つのストッパ用突起130A、130B、13
0Cが形成されている。中央のストッパ用突起130B
は後述する凸部221Aと当接するものであり、左右の
ストッパ用突起130A、130Cは延設部221の縁
部と当接するものである。
【0014】一方、前記可動部材200は、合成樹脂等
の弾性を有する材料から形成されており、召合わせ部材
500の厚さ寸法h(図8参照)より若干小さい間隔H
をもって対向する一対の保持部210と、支持軸400
が取り付けられる可動側支持部220とが一体に形成さ
れたこのである。
の弾性を有する材料から形成されており、召合わせ部材
500の厚さ寸法h(図8参照)より若干小さい間隔H
をもって対向する一対の保持部210と、支持軸400
が取り付けられる可動側支持部220とが一体に形成さ
れたこのである。
【0015】前記一対の保持部210は、その間に前記
召合わせ部材500が嵌め込まれる部分である。かかる
一対の保持部210の間の間隔Hは、召合わせ部材50
0の厚さ寸法hより若干小さく、保持部210の基端部
から先端部までの間の寸法Wは召合わせ部材500の幅
寸法wとほぼ同じに設定されている。一対の保持部21
0の間の間隔Hが、召合わせ部材500の厚さ寸法hよ
り若干小さく設定されているのは、一対の保持部210
の間に召合わせ部材500を嵌め込んだ場合に、一対の
保持部210が召合わせ部材500を挟持するようにす
るためである。従って、この一対の保持部210の間の
間隔Hは、召合わせ部材500の厚さ寸法hより大きい
のは勿論のこと、小さすぎても所望の効果を発揮するこ
とはできない。例えば、厚さ寸法hが8.0ミリの召合
わせ部材500を取り付ける場合には、一対の保持部材
210の間の間隔Hは6.5ミリ程度が好ましい。
召合わせ部材500が嵌め込まれる部分である。かかる
一対の保持部210の間の間隔Hは、召合わせ部材50
0の厚さ寸法hより若干小さく、保持部210の基端部
から先端部までの間の寸法Wは召合わせ部材500の幅
寸法wとほぼ同じに設定されている。一対の保持部21
0の間の間隔Hが、召合わせ部材500の厚さ寸法hよ
り若干小さく設定されているのは、一対の保持部210
の間に召合わせ部材500を嵌め込んだ場合に、一対の
保持部210が召合わせ部材500を挟持するようにす
るためである。従って、この一対の保持部210の間の
間隔Hは、召合わせ部材500の厚さ寸法hより大きい
のは勿論のこと、小さすぎても所望の効果を発揮するこ
とはできない。例えば、厚さ寸法hが8.0ミリの召合
わせ部材500を取り付ける場合には、一対の保持部材
210の間の間隔Hは6.5ミリ程度が好ましい。
【0016】また、保持部210の基端部と先端部と
は、召合わせ部材500の縁部に沿うようなアール状に
形成されている。従って、向かい合う一対の保持部21
0の先端部の間の間隔Dは、召合わせ部材500の厚さ
寸法hより小さく設定されている。例えば、厚さ寸法h
が8.0ミリの召合わせ部材500を取り付ける場合に
は、一対の保持部材210の先端部の間の間隔Dは3.
0ミリ程度が好ましい。
は、召合わせ部材500の縁部に沿うようなアール状に
形成されている。従って、向かい合う一対の保持部21
0の先端部の間の間隔Dは、召合わせ部材500の厚さ
寸法hより小さく設定されている。例えば、厚さ寸法h
が8.0ミリの召合わせ部材500を取り付ける場合に
は、一対の保持部材210の先端部の間の間隔Dは3.
0ミリ程度が好ましい。
【0017】さらに、正面側の保持部210の略中央に
は、保持部210に取り付けられた召合わせ部材500
を補助的に固定するネジのためのネジ孔210Aが開設
されている。
は、保持部210に取り付けられた召合わせ部材500
を補助的に固定するネジのためのネジ孔210Aが開設
されている。
【0018】一方、可動側支持部220は、正面側の保
持部210の基端部から延設された延設部221と、こ
の延設部221の裏面側に突出形成された一対の貫通部
222とを有している。
持部210の基端部から延設された延設部221と、こ
の延設部221の裏面側に突出形成された一対の貫通部
222とを有している。
【0019】前記延設部221の縁部には、凸部221
Aが形成されている。この凸部221Aは、回避姿勢P
2において上述した中央のストッパ用突起130Bが当
接する部分である。また、延設部221には一対の開口
223が開設している。
Aが形成されている。この凸部221Aは、回避姿勢P
2において上述した中央のストッパ用突起130Bが当
接する部分である。また、延設部221には一対の開口
223が開設している。
【0020】前記貫通部222には、前記開口223と
連通した貫通孔222Aが開設されている。この貫通孔
222Aに支持軸400が挿入されるのである。
連通した貫通孔222Aが開設されている。この貫通孔
222Aに支持軸400が挿入されるのである。
【0021】かかる貫通部222は、図4に示すよう
に、貫通孔222Aを形成する突出部711を有する雄
型710と、貫通部222自体を形成する凹部721を
有するメス型720とからなる金型730によって形成
される。
に、貫通孔222Aを形成する突出部711を有する雄
型710と、貫通部222自体を形成する凹部721を
有するメス型720とからなる金型730によって形成
される。
【0022】前記凹部721の長さ寸法と突出部711
の長さ寸法とは、図6(B)に示すように等しく設定さ
れている。また、前記凹部721の深さ寸法は、突出部
711の突出寸法より小さく設定されている。突出部7
11の突出寸法は、貫通部222の貫通孔222Aの直
径に可動部材200の厚さ寸法を加えたものである。
の長さ寸法とは、図6(B)に示すように等しく設定さ
れている。また、前記凹部721の深さ寸法は、突出部
711の突出寸法より小さく設定されている。突出部7
11の突出寸法は、貫通部222の貫通孔222Aの直
径に可動部材200の厚さ寸法を加えたものである。
【0023】凹部721に突出部711が入ることで、
貫通部222の形作るキャビティ730が構成される。
また、凹部721と突出部711との長さ寸法が等しく
設定されているので、形成された貫通部222には貫通
孔222Aが形成されることになる。
貫通部222の形作るキャビティ730が構成される。
また、凹部721と突出部711との長さ寸法が等しく
設定されているので、形成された貫通部222には貫通
孔222Aが形成されることになる。
【0024】このように金型700が貫通部222を形
成すると、貫通孔222Aを形成するための移動入子を
必要としないので、金型700の単純化及び製造工程の
簡素化が図れるのである。なお、前記開口223は、雄
型710の突出部711の跡である。
成すると、貫通孔222Aを形成するための移動入子を
必要としないので、金型700の単純化及び製造工程の
簡素化が図れるのである。なお、前記開口223は、雄
型710の突出部711の跡である。
【0025】上述したような部材からなる召合わせ部材
取付用ヒンジは、次のようにして組み立てられる。ま
ず、可動部材200の一対の貫通部222の間にバネ3
00を位置させて、貫通孔222Aに支持軸400を挿
入させる。すると、支持軸400は、バネ300を貫通
する。すなわち、可動部材200に支持軸400及びバ
ネ300が組み込まれたことになる。
取付用ヒンジは、次のようにして組み立てられる。ま
ず、可動部材200の一対の貫通部222の間にバネ3
00を位置させて、貫通孔222Aに支持軸400を挿
入させる。すると、支持軸400は、バネ300を貫通
する。すなわち、可動部材200に支持軸400及びバ
ネ300が組み込まれたことになる。
【0026】次に、かかる可動部材200を固定部材1
00に組み込む。すなわち、可動部材200からの支持
軸400の突出量を左右で等した状態で、支持軸400
の端部を前記溝部121に圧入するのである。支持軸4
00が前記テーパ面121Aを乗り越えることによって
可動部材200は固定部材100に回動可能に、しかも
回避姿勢P2方向に弾発付勢された状態で取り付けられ
るのである。
00に組み込む。すなわち、可動部材200からの支持
軸400の突出量を左右で等した状態で、支持軸400
の端部を前記溝部121に圧入するのである。支持軸4
00が前記テーパ面121Aを乗り越えることによって
可動部材200は固定部材100に回動可能に、しかも
回避姿勢P2方向に弾発付勢された状態で取り付けられ
るのである。
【0027】このような構成された召合わせ部材取付用
ヒンジは、図4に示すように、一方の回動扉600Lの
自由端に2個取り付けられる。さらに、回動扉600L
に取り付けられた召合わせ部材取付用ヒンジに召合わせ
部材500を取り付ける。図7に示すように、召合わせ
部材500を一対の保持部210の間に押し込み、保持
部210を弾性変形させて嵌め込む。嵌め込まれた召合
わせ部材500は、図5(A)等に示すように、保持部
210に抱き抱えられるようにして保持される。
ヒンジは、図4に示すように、一方の回動扉600Lの
自由端に2個取り付けられる。さらに、回動扉600L
に取り付けられた召合わせ部材取付用ヒンジに召合わせ
部材500を取り付ける。図7に示すように、召合わせ
部材500を一対の保持部210の間に押し込み、保持
部210を弾性変形させて嵌め込む。嵌め込まれた召合
わせ部材500は、図5(A)等に示すように、保持部
210に抱き抱えられるようにして保持される。
【0028】このように構成された召合わせ部材取付用
ヒンジの作用等について図5を参照しつつ説明する。図
5(A)に示すように、回動扉600Lが閉じられてい
る場合、召合わせ部材取付用ヒンジに取り付けられた召
合わせ部材500は閉塞姿勢P1にある。すなわち、可
動部材200は、召合わせ部材500が図6に示す接触
部材610に接触することによってバネ300の弾性力
に抗して、回動扉600L、600Rの裏面と平行にな
り、取り付けられた召合わせ部材500を閉塞姿勢P1
として召合わせ部間隙Gを閉塞するのである。
ヒンジの作用等について図5を参照しつつ説明する。図
5(A)に示すように、回動扉600Lが閉じられてい
る場合、召合わせ部材取付用ヒンジに取り付けられた召
合わせ部材500は閉塞姿勢P1にある。すなわち、可
動部材200は、召合わせ部材500が図6に示す接触
部材610に接触することによってバネ300の弾性力
に抗して、回動扉600L、600Rの裏面と平行にな
り、取り付けられた召合わせ部材500を閉塞姿勢P1
として召合わせ部間隙Gを閉塞するのである。
【0029】一方の回動扉600Lを他方の回動扉60
0Rより先に開ける場合は、図5(B)及び(C)に示
すように、回動扉600Lを開けることにより、召合わ
せ部材500と接触部材610との接触が解除され、バ
ネ300の弾性力により閉塞姿勢P1から回避姿勢P2
へと支持軸400を中心として回動するのである。回避
姿勢P2になった可動部材200に取り付けられた召合
わせ部材500は、他方の回動扉600Rとの衝突が回
避されるので、一方の回動扉600Lはスムーズに開け
られることになる。
0Rより先に開ける場合は、図5(B)及び(C)に示
すように、回動扉600Lを開けることにより、召合わ
せ部材500と接触部材610との接触が解除され、バ
ネ300の弾性力により閉塞姿勢P1から回避姿勢P2
へと支持軸400を中心として回動するのである。回避
姿勢P2になった可動部材200に取り付けられた召合
わせ部材500は、他方の回動扉600Rとの衝突が回
避されるので、一方の回動扉600Lはスムーズに開け
られることになる。
【0030】逆に、他方の回動扉600Rを一方の回動
扉600Lより先に開けても、召合わせ部材500は接
触部材610に接触しているので、可動部材200は閉
塞姿勢P1を維持する。
扉600Lより先に開けても、召合わせ部材500は接
触部材610に接触しているので、可動部材200は閉
塞姿勢P1を維持する。
【0031】他方の回動扉600Rが閉じている場合に
一方の回動扉600Lを閉じると、図5(B)に示すよ
うに、召合わせ部材500は他方の回動扉600Rと衝
突することなく接触部材610に接触する。さらに、一
方の回動扉600Lを閉じることにより、可動部材20
0は召合わせ部材500を介して接触部材610によっ
て押されることになる。このため、可動部材200はバ
ネ300の弾性力に抗して召合わせ部材500を閉塞姿
勢P1へと変位させる。
一方の回動扉600Lを閉じると、図5(B)に示すよ
うに、召合わせ部材500は他方の回動扉600Rと衝
突することなく接触部材610に接触する。さらに、一
方の回動扉600Lを閉じることにより、可動部材20
0は召合わせ部材500を介して接触部材610によっ
て押されることになる。このため、可動部材200はバ
ネ300の弾性力に抗して召合わせ部材500を閉塞姿
勢P1へと変位させる。
【0032】次に、図10を参照しつつ本発明の他の実
施の形態に係る召合わせ部材取付用ヒンジについて説明
する。この召合わせ部材取付用ヒンジが、上述したもの
と相違する点は、保持部230にある。この召合わせ部
材取付用ヒンジにおける保持部230は、召合わせ部材
500の厚さ寸法hより小さい間隔をもって対向し、ヒ
ンジ部231で開閉可能に連結されており、当該保持部
230の開放端側には閉じた状態を維持する結合手段2
32が形成されているのである。
施の形態に係る召合わせ部材取付用ヒンジについて説明
する。この召合わせ部材取付用ヒンジが、上述したもの
と相違する点は、保持部230にある。この召合わせ部
材取付用ヒンジにおける保持部230は、召合わせ部材
500の厚さ寸法hより小さい間隔をもって対向し、ヒ
ンジ部231で開閉可能に連結されており、当該保持部
230の開放端側には閉じた状態を維持する結合手段2
32が形成されているのである。
【0033】可動部材200の先端側にヒンジ部231
が設けられており、このヒンジ部231が設けられた側
とは反対の側、すなわち可動側支持部220に近い側に
は結合手段232が設けられているのである。
が設けられており、このヒンジ部231が設けられた側
とは反対の側、すなわち可動側支持部220に近い側に
は結合手段232が設けられているのである。
【0034】ヒンジ部231は、他の部分より肉薄に形
成されているため、ヒンジ部231を中心として一対の
保持部230が開閉できるようになっているのである。
成されているため、ヒンジ部231を中心として一対の
保持部230が開閉できるようになっているのである。
【0035】一方、結合手段232は、一方の保持部2
30に設けられた係合凸部232Aと、他方の保持部2
30に設けられた係合凹部232Bとからなり、係合凸
部232Aが係合凹部232Bに係合することにより一
対の保持部230が閉じた状態を維持するようになって
いるのである。
30に設けられた係合凸部232Aと、他方の保持部2
30に設けられた係合凹部232Bとからなり、係合凸
部232Aが係合凹部232Bに係合することにより一
対の保持部230が閉じた状態を維持するようになって
いるのである。
【0036】一対の保持部230を開放状態にして召合
わせ部材500を嵌め込み、結合手段232で保持部2
30を閉じれば、召合わせ部材500は可動部材20
0、ひいては召合わせ部材取付用ヒンジに取り付けられ
たことになる。
わせ部材500を嵌め込み、結合手段232で保持部2
30を閉じれば、召合わせ部材500は可動部材20
0、ひいては召合わせ部材取付用ヒンジに取り付けられ
たことになる。
【0037】この召合わせ部材取付用ヒンジにおける他
の部分、すなわち保持部230以外の部分は上述した召
合わせ部材取付用ヒンジと同様であるので詳細な説明は
省略し、図10には上述した召合わせ部材取付用ヒンジ
と同様の図番を付する。
の部分、すなわち保持部230以外の部分は上述した召
合わせ部材取付用ヒンジと同様であるので詳細な説明は
省略し、図10には上述した召合わせ部材取付用ヒンジ
と同様の図番を付する。
【0038】
【発明の効果】請求項1に係る召合わせ部材取付用ヒン
ジは、観音開き形式の左右一対の回動扉の一方に取り付
けられ、両回動扉の間の召合わせ部間隙を閉塞する召合
わせ部材が取り付けられ、召合わせ部材が召合わせ部間
隙を閉塞する閉塞姿勢と、召合わせ部材と他方の回動扉
との衝突を回避する回避姿勢とにわたって召合わせ部材
を回動自在とする召合わせ部材取付用ヒンジであって、
一方の回動扉の自由端に固定される固定部材と、この固
定部材に回動可能に取り付けられる可動部材と、この可
動部材に取り付けられた召合わせ部材を前記回避姿勢方
向に付勢するバネとを備えており、前記可動部材は弾性
を有する材料から形成されており、召合わせ部材の厚さ
寸法より小さい間隔をもって対向する保持部を有し、前
記召合わせ部材は前記保持部の間に嵌め込まれることで
可動部材に取り付けられるようになっている。
ジは、観音開き形式の左右一対の回動扉の一方に取り付
けられ、両回動扉の間の召合わせ部間隙を閉塞する召合
わせ部材が取り付けられ、召合わせ部材が召合わせ部間
隙を閉塞する閉塞姿勢と、召合わせ部材と他方の回動扉
との衝突を回避する回避姿勢とにわたって召合わせ部材
を回動自在とする召合わせ部材取付用ヒンジであって、
一方の回動扉の自由端に固定される固定部材と、この固
定部材に回動可能に取り付けられる可動部材と、この可
動部材に取り付けられた召合わせ部材を前記回避姿勢方
向に付勢するバネとを備えており、前記可動部材は弾性
を有する材料から形成されており、召合わせ部材の厚さ
寸法より小さい間隔をもって対向する保持部を有し、前
記召合わせ部材は前記保持部の間に嵌め込まれることで
可動部材に取り付けられるようになっている。
【0039】この召合わせ部材取付用ヒンジによると、
召合わせ部材を取り付けるには、一対の保持部の間に嵌
め込むようにすればよい。保持部は、従来の召合わせ部
材取付用ヒンジにおける挟持壁よりも長く形成されてい
るので、保持部の間に召合わせ部材を嵌め込む際の力も
従来のものより小さくなる。このため、容易に召合わせ
部材を取り付けることができるとともに、大きな力で嵌
め込むことに起因する破損が少なくなる。しかも、小さ
な力で嵌め込むことができるので、嵌め込まれた召合わ
せ部材の位置の微調整が容易である。
召合わせ部材を取り付けるには、一対の保持部の間に嵌
め込むようにすればよい。保持部は、従来の召合わせ部
材取付用ヒンジにおける挟持壁よりも長く形成されてい
るので、保持部の間に召合わせ部材を嵌め込む際の力も
従来のものより小さくなる。このため、容易に召合わせ
部材を取り付けることができるとともに、大きな力で嵌
め込むことに起因する破損が少なくなる。しかも、小さ
な力で嵌め込むことができるので、嵌め込まれた召合わ
せ部材の位置の微調整が容易である。
【0040】また、請求項2に係る召合わせ部材取付用
ヒンジは、観音開き形式の左右一対の回動扉の一方に取
り付けられ、両回動扉の間の召合わせ部間隙を閉塞する
召合わせ部材が取り付けられ、召合わせ部材が召合わせ
部間隙を閉塞する閉塞姿勢と、召合わせ部材と他方の回
動扉との衝突を回避する回避姿勢とにわたって召合わせ
部材を回動自在とする召合わせ部材取付用ヒンジであっ
て、一方の回動扉の自由端に固定される固定部材と、こ
の固定部材に回動可能に取り付けられる可動部材と、こ
の可動部材に取り付けられた召合わせ部材を前記回避姿
勢方向に付勢するバネとを備えており、前記可動部材は
弾性を有する材料から形成されており、召合わせ部材の
厚さ寸法より小さい間隔をもって対向し、ヒンジ部で開
閉可能に連結される保持部を有し、当該保持部の開放端
側には閉じた状態を維持する結合手段が形成されてい
る。
ヒンジは、観音開き形式の左右一対の回動扉の一方に取
り付けられ、両回動扉の間の召合わせ部間隙を閉塞する
召合わせ部材が取り付けられ、召合わせ部材が召合わせ
部間隙を閉塞する閉塞姿勢と、召合わせ部材と他方の回
動扉との衝突を回避する回避姿勢とにわたって召合わせ
部材を回動自在とする召合わせ部材取付用ヒンジであっ
て、一方の回動扉の自由端に固定される固定部材と、こ
の固定部材に回動可能に取り付けられる可動部材と、こ
の可動部材に取り付けられた召合わせ部材を前記回避姿
勢方向に付勢するバネとを備えており、前記可動部材は
弾性を有する材料から形成されており、召合わせ部材の
厚さ寸法より小さい間隔をもって対向し、ヒンジ部で開
閉可能に連結される保持部を有し、当該保持部の開放端
側には閉じた状態を維持する結合手段が形成されてい
る。
【0041】このため、この召合わせ部材取付用ヒンジ
によると、保持部の間に召合わせ部材を嵌め込む際に特
に力を必要せず、簡単に嵌め込むことができる。従っ
て、嵌め込み時の力に起因する破損という問題は生じる
ことがない。しかも、嵌め込まれた召合わせ部材の位置
の微調整も非常に容易である。
によると、保持部の間に召合わせ部材を嵌め込む際に特
に力を必要せず、簡単に嵌め込むことができる。従っ
て、嵌め込み時の力に起因する破損という問題は生じる
ことがない。しかも、嵌め込まれた召合わせ部材の位置
の微調整も非常に容易である。
【図1】本発明の実施の形態に係る召合わせ部材取付用
ヒンジの概略的斜視図である。
ヒンジの概略的斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る召合わせ部材取付用
ヒンジの概略的一部破断斜視図である。
ヒンジの概略的一部破断斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る召合わせ部材取付用
ヒンジの概略的図面であって、同図(A)は概略的正面
図、同図(B)は概略的左側面図、同図(C)は概略的
右側面図、同図(D)は概略的平面図、同図(E)は概
略的底面図、同図(F)は概略的背面図である。
ヒンジの概略的図面であって、同図(A)は概略的正面
図、同図(B)は概略的左側面図、同図(C)は概略的
右側面図、同図(D)は概略的平面図、同図(E)は概
略的底面図、同図(F)は概略的背面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る召合わせ部材取付用
ヒンジを構成する可動部材の概略的図面であって、同図
(A)は概略的断面図、同図(B)は概略的底面図、同
図(C)は概略的平面図である。
ヒンジを構成する可動部材の概略的図面であって、同図
(A)は概略的断面図、同図(B)は概略的底面図、同
図(C)は概略的平面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る召合わせ部材取付用
ヒンジを構成する固定部材の概略的図面であって、同図
(A)は概略的正面図、同図(B)は概略的左側面図、
同図(C)は概略的右側面図、同図(D)は概略的平面
図、同図(E)は概略的底面図、同図(F)は概略的背
面図である。
ヒンジを構成する固定部材の概略的図面であって、同図
(A)は概略的正面図、同図(B)は概略的左側面図、
同図(C)は概略的右側面図、同図(D)は概略的平面
図、同図(E)は概略的底面図、同図(F)は概略的背
面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る召合わせ部材取付用
ヒンジを観音開き形式の一対の回動扉を有する家具に取
り付けた状態を示す概略的斜視図である。
ヒンジを観音開き形式の一対の回動扉を有する家具に取
り付けた状態を示す概略的斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る召合わせ部材取付用
ヒンジの動作を示す概略的説明図である。
ヒンジの動作を示す概略的説明図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る召合わせ部材取付用
ヒンジの可動部材への召合わせ部材を取付作業を示す概
略的説明図である。
ヒンジの可動部材への召合わせ部材を取付作業を示す概
略的説明図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る召合わせ部材取付用
ヒンジの可動部材を成形する金型の概略的断面図であ
る。
ヒンジの可動部材を成形する金型の概略的断面図であ
る。
【図10】本発明の他の実施の形態に係る召合わせ部材
取付用ヒンジの可動部材の概略的断面図である。
取付用ヒンジの可動部材の概略的断面図である。
【図11】従来のこの種の召合わせ部材取付用ヒンジの
概略的側面図である。
概略的側面図である。
100 固定部材 200 可動部材 210 保持部 300 バネ 500 召合わせ部材 600L、600R 回動扉
Claims (2)
- 【請求項1】 観音開き形式の左右一対の回動扉の一方
に取り付けられ、両回動扉の間の召合わせ部間隙を閉塞
する召合わせ部材が取り付けられ、召合わせ部材が召合
わせ部間隙を閉塞する閉塞姿勢と、召合わせ部材と他方
の回動扉との衝突を回避する回避姿勢とにわたって召合
わせ部材を回動自在とする召合わせ部材取付用ヒンジに
おいて、一方の回動扉の自由端に固定される固定部材
と、この固定部材に回動可能に取り付けられる可動部材
と、この可動部材に取り付けられた召合わせ部材を前記
回避姿勢方向に付勢するバネとを具備しており、前記可
動部材は弾性を有する材料から形成されており、召合わ
せ部材の厚さ寸法より小さい間隔をもって対向する保持
部を有し、前記召合わせ部材は前記保持部の間に嵌め込
まれることで可動部材に取り付けられることを特徴とす
る召合わせ部材取付用ヒンジ。 - 【請求項2】 観音開き形式の左右一対の回動扉の一方
に取り付けられ、両回動扉の間の召合わせ部間隙を閉塞
する召合わせ部材が取り付けられ、召合わせ部材が召合
わせ部間隙を閉塞する閉塞姿勢と、召合わせ部材と他方
の回動扉との衝突を回避する回避姿勢とにわたって召合
わせ部材を回動自在とする召合わせ部材取付用ヒンジに
おいて、一方の回動扉の自由端に固定される固定部材
と、この固定部材に回動可能に取り付けられる可動部材
と、この可動部材に取り付けられた召合わせ部材を前記
回避姿勢方向に付勢するバネとを具備しており、前記可
動部材は弾性を有する材料から形成されており、召合わ
せ部材の厚さ寸法より小さい間隔をもって対向し、ヒン
ジ部で開閉可能に連結される保持部を有し、当該保持部
の開放端側には閉じた状態を維持する結合手段が形成さ
れていることを特徴とする召合わせ部材取付用ヒンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9034496A JPH09256749A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 召合わせ部材取付用ヒンジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9034496A JPH09256749A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 召合わせ部材取付用ヒンジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09256749A true JPH09256749A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13995921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9034496A Pending JPH09256749A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 召合わせ部材取付用ヒンジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09256749A (ja) |
-
1996
- 1996-03-18 JP JP9034496A patent/JPH09256749A/ja active Pending
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