JPH09256733A - 自動ドア制御装置 - Google Patents

自動ドア制御装置

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JPH09256733A
JPH09256733A JP8093482A JP9348296A JPH09256733A JP H09256733 A JPH09256733 A JP H09256733A JP 8093482 A JP8093482 A JP 8093482A JP 9348296 A JP9348296 A JP 9348296A JP H09256733 A JPH09256733 A JP H09256733A
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magnetic pole
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SORITSUKU KK
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F15/00Power-operated mechanisms for wings
    • E05F15/60Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators
    • E05F15/603Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors
    • E05F15/632Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for horizontally-sliding wings
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2400/00Electronic control; Electrical power; Power supply; Power or signal transmission; User interfaces
    • E05Y2400/10Electronic control
    • E05Y2400/30Electronic control of motors
    • E05Y2400/3013Electronic control of motors during manual wing operation
    • E05Y2400/3015Power assistance
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2800/00Details, accessories and auxiliary operations not otherwise provided for
    • E05Y2800/25Emergency conditions

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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシレス直流モータを用い、その内蔵され
た磁極検出センサを活用することで、エンコーダ等を使
用せずに全閉扉ドアからの僅かな手動により、自動開扉
動を始動させて、粗暴な手動開扉によるギヤやドアの損
壊を安価に防止可能とする。 【解決手段】 検知センサ5aが故障しドア4aが閉扉
状態にある場合、ドア4aを手動で僅か開扉動すると、
ブラシレス直流モータ1の磁極をもったマグネットロー
タ1aが回動し、これに近接の磁極検出センサ1dに生
ずる磁極の変化による磁極検出信号S1 をモータ駆動部
2だけでなく、制御演算部7にも送信する。ここで磁極
検出信号S1 が計数カウントされて得た位置検出信号に
基づいて、ドア4aの開扉方向への移動を判じ、これに
より開扉方向へのドア駆動信号S4を、制御演算部7か
ら送信し、これを受けたモータ駆動部2からのモータ駆
動信号S2 により、ブラシレス直流モータ1が稼動し
て、ドア4aが全開傘状態へ移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動ドア制御装置に
あって、これまでのように動力源として単なる整流子を
用いた直流電動機を用いるのではなく、可成り多用され
て来ているブラシレス直流モータを採択するようにし、
マットスイッチなどによる検知センサが故障した場合に
あって、ドアが閉扉状態に保持されていても、これを手
動で少しだけ開扉してやれば、あとは上記のブラシレス
直流モータにより自動的に開扉され、さらに閉扉状態と
することができたり、ドアが障害物の存在で開扉状態に
ある場合、当初閉扉を手動により少しだけ実施してやれ
ば、その後は、ブラシレス直流モータにより自動的に閉
扉できるよう構成した自動ドア制御装置の改良に係るも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動ドアにあっては、通路に通行者が頻
繁に行き来する場合、ドア内に入来する通行者でなくと
も、単に通過するだけの通行者に対してドアが自動的に
開成してしまい、不必要なドアの開閉動が生ずる欠陥が
あり、これを防止するため、単なる通行者の通過だけで
は開扉せず、少しだけ手動的に開扉させることで、その
後は直流モータにより自動的な開扉が続行されるように
したものが、既に提案(特公平8−19811号)され
ている。
【0003】これによるときは、図3に示されているよ
うに周知の如くマグネットステータaや図示しない整流
子等を具備している直流モータAを用い、当該直流モー
タAの駆動により減速機bを介して、駆動プーリcを回
転するようにした駆動装置Bを備え、この駆動プーリc
と従動プーリdとに掛け回されたタイミングベルトとか
チエーンなどによる巻掛伝動部材eには、連結金具fを
介して開閉自在なるようドアgが吊下されてなるドア開
閉機構Dが設置されており、同図中h、iは当該ドアg
の室内、室外側にあって夫々配設されたマットスイッチ
とか、光電スイッチなどの検知センサを示している。
【0004】そして、上記直流モータAの回転を検出す
るため、タコジェネレータやエンコーダ等による回転検
出部jと、当該検出された回転数に基づいてドアgの現
時点における開閉位置を演算する位置演算部kとからな
る位置検出部Eを、上記の直流モータAと制御部Fとの
間に接続し、当該位置検出部Eからの検出位置信号mに
基づいて、上記の制御部Fにより制御されるモータ駆動
部Gが設けられ、当該制御部Fからのドア駆動信号nに
より、上記モータ駆動部Gからモータ駆動信号pが発信
され、これにより、直流モータAが駆動可能なるよう構
成されている。
【0005】ここで、図3のHは、既知の通り検知セン
サh、iからの検知信号qが入力する検知信号入力部
で、その出力が前記の制御部Fに入力され、またJも、
既知の如く制御部Fに接続の付接記憶部で、これにはド
アgの所定パターンが記憶されている。従って、上記構
成によるときは、通行者がドアgを通りたいとき、閉扉
位置にあるドアgを手動で僅かに開動させれば、ドアg
の位置移動が、直流モータAにおけるマグネットステー
タaの回動として、回転検出部jと位置演算部kとから
なる位置検出部Eにより検出され、当該検出位置信号m
を受信した制御部Fは、ドアgが閉扉位置から開動した
と判断し、モータ駆動部Gへ開扉のドア駆動信号nを送
信することになる。
【0006】この結果、手動による開扉操作後は、モー
タ駆動部Gからのモータ駆動信号pにより、直流モータ
Aが駆動されて自動的に全開扉状態で開扉され、さらに
その後は全開扉状態を知った制御部Fからの閉扉方向へ
のドア駆動信号nにより、ドアgは全閉扉状態となり、
このことで前記の目的を達成できることとなる。
【0007】また、図4に例示する従来例では、図3に
あって単なる直流モータAを用いているのに対し、整流
子を不要としたブラシレス直流モータ1が使われている
点で相違しており、その他の点では本質的な違いはな
く、従って、同一部材には同一符号を付して表示されて
いる。ここで、ブラシレス直流モータ1は、既知の通り
図3によって理解されるようにマグネットロータ1a
と、駆動コイル1bが巻回されているステータ1cだけ
でなく、上記のマグネットロータ1aにおける磁極(N
極とS極)の近傍に内設したホール素子などによる磁極
検出センサ1dを備えたものである。
【0008】そして、図3に示す如く上記磁極検出セン
サ1dが、マグネットロータ1aの回転に伴う磁極の変
化を検知することで得られた磁極検知信号rが、モータ
駆動部Gに入力されることで、ステータ1cの駆動コイ
ル1bに流れるステータ巻線電流i1 、i2 の方向を、
整流子なしで切り替え得るようにし、これにより、ブラ
シレス駆動がなされるよう構成されている。しかし、こ
のようなブラシレス直流モータ1を採択した従来の自動
ドア制御装置にあっても、全閉扉状態のドアgを僅かに
手動すれば自動的に開扉され、さらに全閉扉状態にさせ
ようとする場合には、同上図と同じようにブラシレス直
流モータ1と制御部Fとの間に、エンコーダとかタコジ
ェネレータなどを用いるようにした位置検出部Eを接続
することが提案されているに過ぎない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記各従来例によると
きは、何れの自動ドア装置にあっても、手動開扉の操作
により、全開扉状態が自動的に得られるようにしようと
する着想に基づき、これを実現するためエンコーダやタ
コジェネレータ等の回転検出器を用いるようにしてお
り、従って、それだけ部品点数が多くなり、構造も複雑
化して故障率も高く、しかも高価なものとなってしまう
欠陥がある。
【0010】本発明は上記従来の欠陥に鑑み、請求項1
に係る自動ドア制御装置にあっては、図4に示した如く
ブラシレス直流モータを動力源として用いるようにする
だけでなく、ブラシレス直流モータに内蔵されているホ
ール素子等による磁極検出センサの活用に着目してい
る。そして当該磁極検出センサによるドアの手動操作に
より得られる磁極検出信号を、前記の如くモータ駆動部
に入力させるだけでなく、付接記憶部をもった制御演算
部にも送信させることで、当該制御演算部が、この磁極
検出信号を計数カウントし、これにより得られたドアの
位置信号に基づき、ドアが閉扉位置から手動開扉された
ことを判じ、この制御演算部からモータ駆動部に送信さ
れる開扉方向へのドア駆動信号により、自動開扉を行う
ことができるようにし、このことにより、エンコーダや
タコジェネレータ等の新規部材を一切使用することなし
に、僅かな手動開扉により自動開扉が続行されるように
し、かくして、安価にして信頼性の高い自動制御装置を
提供しようとするのが、その目的である。
【0011】さらに同上請求項1にあっては、上記の如
き作動を実現することによって、人体等の検知センサが
故障することで自動の開扉が不能状態となり、かつ寒冷
外気や暑い外気が室内に侵入することを阻止するため常
にドアを全閉状態にしておかねばならないとき、ドアを
通行の都度、手動により開扉しなければならないような
場合に役立つことになる。すなわち、通行者が、このよ
うなとき必要以上の力で開扉し勝ちであり、この結果当
該ブラシレス直流モータの回転軸が所定の回転数以上に
達し、このため、減速機のギアに定格トルク以上の力が
加わることで、当該ギアを破壊してしまったり、また勢
いあまって、ドアを開扉側などに激突させ、ドアや建具
などの自動ドア装置を損傷させてしまうといったことを
完全に解消し得ることになる。
【0012】次に、請求項2の自動ドア制御装置にあっ
ては、上記請求項1がもっている構成により上述の如き
目的を達成するだけでなく、さらに、ドアが全開扉状態
にある場合にも、ドアの手動閉扉操作によりマグネット
ロータが僅か回動されると、これによる磁極検出センサ
からの磁極検出信号を制御演算部が計数カウントして得
た位置検出信号に基づき、ドアの開扉方向への移動と判
じ、これにより、モータ駆動部に閉扉方向へのドア駆動
信号が送信され、この結果稼動のブラシレス直流モータ
によって、ドアの自動による全閉扉状態への移動を実現
しようとしている。このようにすることで、当該請求項
2では、ドアが閉扉動作中に障害物に衝突し、これを踏
まえて危険回避のため、ドアが自動的に開扉状態とな
り、当該状態が保持されているといった場合にあって
も、ドアを僅かに手動により閉扉させれば、そのまま当
該ドアを自動で全閉扉状態にまで移動させることが可能
となり、これにより障害物を除去した後の手動閉扉をも
楽に実施することができ、前同様にして、このような場
合にあっても、ギヤの破壊やドア等の損傷を防止し得る
ようにしている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため請求項1にあっては、駆動コイルを巻回し
たステータとマグネットロータ、そして当該マグネット
ロータの磁極の変化を磁極検出信号として送信する磁極
検出センサをも備えたブラシレス直流モータと、上記磁
極検出信号の受信により、ブラシレス直流モータをブラ
シレス駆動するためのモータ駆動信号が出力されるモー
タ駆動部と、このブラシレス直流モータの稼動により、
ドアが開閉駆動されるドア開閉機構と、当該ドアに臨設
した人体等の検知センサから検知信号を受信して、上記
のモータ駆動部にドア駆動信号を送信することで、付接
記憶部に記憶された作動パターンにより、当該モータ駆
動部からの前記モータ駆動信号に基づき、ドアの開閉ス
トロークや減速位置を制御するようにした制御演算部と
からなる自動ドア制御装置において、上記の制御演算部
は、前記検知センサの故障中に、全閉扉状体のドアを手
動開扉することでマグネットロータが回動し、これによ
り、磁極検出センサから送信の磁極検出信号を計数カウ
ントして得たドアの位置検出信号に基づいて、ドアの閉
扉位置から開扉方向への移動と判じ、このことで前記ド
ア駆動部に開扉方向へのドア駆動信号を送信し、これに
よるモータ駆動信号によって稼動されたブラシレス直流
モータの起動によりドアを全開扉状態とし、当該全開扉
の時点より、制御演算部がモータ駆動部に前記作動パタ
ーンによる閉扉方向へのドア駆動信号を送信して、ドア
が全閉扉状態となるまで移動されるようにしたことを特
徴とする自動ドア制御装置を提供しようとしている。
【0014】さらに、請求項2にあっては、上記請求項
1に係る自動ドア制御装置に加えて制御演算部は、前記
検知センサによる検知信号により付接記憶部の作動パタ
ーンによって、ドアが全開扉状態から閉扉動した際、障
害物に衝突して、当該危険回避等のため全開扉状態であ
るとき、当該ドアを手動閉扉することでマグネットロー
タを回動し、これにより磁極検出センサから送信の磁極
検出信号を計数カウントして得た位置検出信号に基づい
て、ドアの開扉位置から閉扉方向への移動と判じ、この
ことで前記ドア駆動部に閉扉方向へのドア駆動信号を送
信し、これによるモータ駆動信号によって稼動されたブ
ラシレス直流モータの起動により、ドアが全閉扉状態ま
で移動されるようにしたことを、その内容としている。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明につき図1の実施例と図2
の原理図とによって、これを以下詳記すると、従来例の
ように位置検出部Eを付加することなく、ブラシレス直
流モータに不可欠要素として内蔵の磁極検出センサが有
効に活用されている点に、本質的な特徴を有している。
すなわち、図4の従来例と同じくブラシレス直流モータ
1は、駆動コイル1bを巻回したステータ1cとマグネ
ットロータ1aおよび磁極検出センサ1dとを具備し、
この磁極検出センサ1dは、マグネットロータ1aの外
周面近傍に設置しておくことにより、マグネットロータ
1aのN極、S極である磁極の回転に基づく当該磁極の
変化を、磁極検出信号S1 として発信し得るようホール
素子などが用いられている。
【0016】上記の磁極検出信号S1 は、モータ駆動部
2に受信されるが、ブラシレス直流モータ1につき、一
対のN極、S極と、一対の駆動コイル1bのみにより原
理を示している図2にあっては、当該モータ駆動部2に
おける一対のトランジスタ2a、2bに、磁極検出信号
1 が印加されることにより、これを順次ON、OFF
の状態とし、これにより直流電源2cが、閉成された状
態の開閉部2dを介して、駆動コイル1b、1bに対し
て流れるステータ巻線電流i1 、i2 の方向を切り替
え、このことでブラシレス駆動が、整流子なしで当該モ
ータ駆動部2からのモータ駆動信号S2 により行い得る
ようになっている。
【0017】そして、上記のブラシレス直流モータ1に
は、これまた従来例と同じく減速機1eを介して駆動さ
れる駆動プーリ1fが設けられることで駆動装置3を構
成しており、さらに、当該駆動プーリ1fの稼動によっ
て、ドア4aが開閉駆動されるドア開閉機構を備え、こ
れは図示例の場合、上記の駆動プーリ1fと従動プーリ
4bとに掛回された巻掛伝動部材4c、そして、これに
連結部材4dを介し開閉自在に吊設された前記のドア4
aとにより構成されている。
【0018】また、前記従来例と同じく、ドア4aの室
内外に夫々の検知センサ5a、5bが配設され、これが
通行者等を検知することで得られた検知信号S3 は、付
接記憶部6をもった制御演算部7に入力され、図1と図
2により明示の如く当該制御演算部7から、前記のモー
タ駆動部2へ送信されるドア開閉用のドア駆動信号S4
によって、図2の実施例によるときは、当該モータ駆動
部2の前記した開閉部2dが閉成されることで、直流電
源2cからモータ駆動信号S2 がブラシレス直流モータ
1の駆動コイル1b、1bに供与され、これによって、
ブラシレス直流モータ1が稼動されることになる。
【0019】さて、ここで本発明にあっては、上記の如
き自動ドア制御装置において、上記したブラシレス直流
モータ1における磁極検出センサ1dから発信される磁
極検出信号S1 が、前説の如くモータ駆動部2に入力さ
れるだけでなしに、当該磁極検出信号S1 が前記した制
御演算部7へも送信されるよう磁極検出信号ライン8が
接設されている。
【0020】さらに、本発明では上記磁極検出信号S1
を受けた制御演算部7において、当該磁極検出信号S1
を計数カウントし、これにより得られたドア4aの位置
信号に基づいて、ドア4aが、請求項1では閉扉位置か
ら開扉方向への移動があったと判断すれば、これにより
モータ駆動部2に対して開扉方向へのドア駆動信号S4
を送信するようにし、この結果モータ駆動信号S2 によ
りブラシレス直流モータ1が起動され、ドア4aは全開
扉状態となるまで移動することになる。
【0021】従って、上記請求項1によるときは、検知
センサ5a、5bが故障中に、通行者がこの自動ドアを
通過したときには、全閉扉状態にあるドア4aを手動で
開動させてやれば、ブラシレス直流モータ1のマグネッ
トロータ1aが回動し、これにより不可欠構成部品とし
て内蔵の磁極検出センサ1dかマグネットロータ1aの
N極、S極である磁極の変化を磁極検出信号S1 として
制御演算部7に送信することになる。
【0022】そして、上記の制御演算部7は、磁極検出
信号S1 からドア4aの開閉位置を知り、このことでド
ア4aが全閉扉状態から開扉方向へ移動したことを判
じ、前記の如くドア駆動信号S4 によりモータ駆動部2
を稼動させるから、僅かな手動開扉操作だけで全開扉状
態とすることができ、当該自動ドアの通過が支障なくな
し得ることになる。そして、この全開扉状態となった後
は、当該全開扉の時点から、通常のドア開閉動作による
挙動により全閉扉状態となるのであり、換言すれば制御
演算部7がモータ駆動部2に、前記の付接記憶部6に記
憶されている作動パターンに基づき、閉扉方向へのドア
駆動信号S4 を送信して、ドア4aが全閉扉状態となる
ことで移動するのである。
【0023】さて、請求項2にあっては、上記請求項1
の構成により上述の如き制御演算部7による開扉方向へ
のドア駆動信号S4 がモータ駆動部2へ送信されるだけ
でなく、既知の如く検知センサ5a、5bによる検知信
号S3 により、付接記憶部6前記作動パターンによっ
て、ドア4aが全開状態から閉扉動した際、障害物に衝
突して当該危険回避等のため全開状態となって停止して
いる場合、この障害物を除去した後にあって、当該全開
扉状態のドア4aを閉扉したいときにも、これまた僅か
な手動閉扉を行えば、あとは以下のようにして自動閉扉
させ得るようにしてある。
【0024】すなわち、上記の制御演算部7は、ドア4
aを手動閉扉することでマグネットロータ1aを回動
し、これにより磁極検出センサ1dから送信の磁極検出
信号S1 を計数カウントして得られた位置検出信号に基
づいて、ドア4aの開扉位置から閉扉方向への移動と判
じ、このことで前記モータ駆動部2に閉扉方向へのドア
駆動信号S4 を送信するようにし、これによるモータ駆
動信号S2 によって稼動されたブラシレス直流モータ1
の起動により、ドア4aを全閉扉状態まで移動可能なる
よう構成されている。
【0025】上記の通り請求項2にあっては、請求項1
の如く開扉時のみでなく、閉扉時にあっても通行者は、
必要以上に強い力でドア4aを開動したり閉動させるこ
とがなくなり、ブラシレス直流モータ1を所定の回転数
以上で手動開閉することにより、減速機1eのギヤを定
格トルク以上のトルクで破壊したり、また、ドア4aを
全開扉側や全閉扉側へ激突して自動ドア装置を破壊する
といった事態の発生を阻止できることになる。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のようにブラシレス直流モ
ータを使用し、かつ、その不可欠部材である整流子なし
で運転するための磁極検出センサを活用し、これにより
得られる磁極検出信号を、モータ駆動部だけでなく制御
演算部に送信し、これによりドアの位置検出信号を得、
これに基づいて、通行者が手動で請求項1では全閉扉か
ら閉扉方向へ、請求項2では、さらに全開扉から閉扉方
向へ移動したか否かを検知し、モータ駆動部へ夫々開扉
方向、閉扉方向へのドア駆動信号を送信するようにした
ので、僅かな手動開閉扉操作で、後は楽に自動による開
閉扉を行わせることができる。従って、駆動装置におけ
る減速機のギヤ破壊、ドアや建具などの損壊を防止する
ことができると共に、従来不可欠とされていたエンコー
ダやタコジェネレータなどの専用部材を付設する必要が
なくなり、部品点数の減少により構造の簡素化と故障発
生率の低下を期待でき、コストの点でも可成りの低廉化
が実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動ドア制御装置の一実施例を示
す全体構成説明図である。
【図2】図1におけるブラシレス直流モータの原理図と
これに結線されたモータ駆動部および制御演算部の一例
を示した回路構成説明図である。
【図3】直流モータを用いた従来の自動ドア制御装置を
示した全体構成説明図である。
【図4】ブラシレス直流モータを用いた自動ドア制御装
置の想定例を示した全体構成説明図である。
【符号の説明】
1 ブラシレス直流モータ 1a マグネットロータ 1b 駆動コイル 1c ステータ 1d 磁極検出センサ 2 モータ駆動部 4 ドア開閉機構 4a ドア 5a 検知センサ 5b 検知センサ 6 付接記憶部 7 制御演算部 S1 磁極検出信号 S2 モータ駆動信号 S3 検知信号 S4 ドア駆動信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動コイルを巻回したステータとマグネ
    ットロータ、そして当該マグネットロータの磁極の変化
    を磁極検出信号として送信する磁極検出センサをも備え
    たブラシレス直流モータと、上記磁極検出信号の受信に
    より、ブラシレス直流モータをブラシレス駆動するため
    のモータ駆動信号が出力されるモータ駆動部と、このブ
    ラシレス直流モータの稼動により、ドアが開閉駆動され
    るドア開閉機構と、当該ドアに臨設した人体等の検知セ
    ンサから検知信号を受信して、上記のモータ駆動部にド
    ア駆動信号を送信することで、付接記憶部に記憶された
    作動パターンにより、当該モータ駆動部からの前記モー
    タ駆動信号に基づき、ドアの開閉ストロークや減速位置
    を制御するようにした制御演算部とからなる自動ドア制
    御装置において、上記の制御演算部は、前記検知センサ
    の故障中に、全閉扉状体のドアを手動開扉することでマ
    グネットロータが回動し、これにより、磁極検出センサ
    から送信の磁極検出信号を計数カウントして得たドアの
    位置検出信号に基づいて、ドアの閉扉位置から開扉方向
    への移動と判じ、このことで前記ドア駆動部に開扉方向
    へのドア駆動信号を送信し、これによるモータ駆動信号
    によって稼動されたブラシレス直流モータの起動により
    ドアを全開扉状態とし、当該全開扉の時点より、制御演
    算部がモータ駆動部に前記作動パターンによる閉扉方向
    へのドア駆動信号を送信して、ドアが全閉扉状態となる
    まで移動されるようにしたことを特徴とする自動ドア制
    御装置。
  2. 【請求項2】 駆動コイルを巻回したステータとマグネ
    ットロータ、そして当該マグネットロータの磁極の変化
    を磁極検出信号として送信する磁極検出センサをも備え
    たブラシレス直流モータと、上記磁極検出信号の受信に
    より、ブラシレス直流モータをブラシレス駆動するため
    のモータ駆動信号が出力されるモータ駆動部と、このブ
    ラシレス直流モータの稼動により、ドアが開閉駆動され
    るドア開閉機構と、当該ドアに臨設した人体等の検知セ
    ンサから検知信号を受信して、上記のモータ駆動部にド
    ア駆動信号を送信することで、付接記憶部に記憶された
    作動パターンにより、当該モータ駆動部からの前記モー
    タ駆動信号に基づき、ドアの開閉ストロークや減速位置
    を制御するようにした制御演算部とからなる自動ドア制
    御装置において、上記の制御演算部は、前記検知センサ
    の故障中に、全閉扉状体のドアを手動開扉することでマ
    グネットロータが回動し、これにより、磁極検出センサ
    から送信の磁極検出信号を計数カウントして得たドアの
    位置検出信号に基づいて、ドアの閉扉位置から開扉方向
    への移動と判じ、このことで前記ドア駆動部に開扉方向
    へのドア駆動信号を送信し、これによるモータ駆動信号
    によって稼動されたブラシレス直流モータの起動により
    ドアを全開扉状態とし、当該全開扉の時点より、制御演
    算部がモータ駆動部に前記作動パターンによる閉扉方向
    へのドア駆動信号を送信して、ドアが全閉扉状態となる
    まで移動されるようにすると共に、前同制御演算部は、
    前記検知センサによる検知信号により付接記憶部の作動
    パターンによって、ドアが全開扉状態から閉扉動した
    際、障害物に衝突して、当該危険回避等のため全開扉状
    態であるとき、当該ドアを手動閉扉することでマグネッ
    トロータを回動し、これにより磁極検出センサから送信
    の磁極検出信号を計数カウントして得た位置検出信号に
    基づいて、ドアの開扉位置から閉扉方向への移動と判
    じ、このことで前記ドア駆動部に閉扉方向へのドア駆動
    信号を送信し、これによるモータ駆動信号によって稼動
    されたブラシレス直流モータの起動により、ドアが全閉
    扉状態まで移動されるようにしたことを特徴とする自動
    ドア制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100422730B1 (ko) * 2001-07-31 2004-03-12 (주)이엠티인터내셔날 엘리베이터의 도어구동장치 및 그 방법
CN114285336A (zh) * 2021-12-08 2022-04-05 南京康尼电子科技有限公司 一种轨道交通车门无位置传感器电机控制方法及系统

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