JPH08119563A - エレベータの扉制御装置 - Google Patents
エレベータの扉制御装置Info
- Publication number
- JPH08119563A JPH08119563A JP25784694A JP25784694A JPH08119563A JP H08119563 A JPH08119563 A JP H08119563A JP 25784694 A JP25784694 A JP 25784694A JP 25784694 A JP25784694 A JP 25784694A JP H08119563 A JPH08119563 A JP H08119563A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- control device
- magnetic
- magnetic scale
- elevator
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】扉8の一部に磁気センサ15を設け、扉8の案
内レール11に沿ってN極,S極を交互に磁化した磁性
スケール14を設け、磁気センサ15の出力信号を変換
し、電動機2に最適な速度制御を指令する制御装置16
によって構成した扉制御装置。 【効果】直接検出のため誤差が無く検出精度が高く、動
作距離に対応した最適な扉制御が可能である。
内レール11に沿ってN極,S極を交互に磁化した磁性
スケール14を設け、磁気センサ15の出力信号を変換
し、電動機2に最適な速度制御を指令する制御装置16
によって構成した扉制御装置。 【効果】直接検出のため誤差が無く検出精度が高く、動
作距離に対応した最適な扉制御が可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの扉の制御装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の扉の位置検出装置は実願昭62−17
1321号明細書に記載のように、回転伝達用プーリの外周
上で磁石とホール素子によって検出し、扉の制御を行う
ものであった。
1321号明細書に記載のように、回転伝達用プーリの外周
上で磁石とホール素子によって検出し、扉の制御を行う
ものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、プーリ外
周上に磁石を配置し、固定側のホール素子でパルスを出
力し、位置を検出するが、出入口の間口が広く、扉の移
動量が多い場合、プーリは一回転以上となって、何回転
かをチェックする機能が必要となる。また、プーリと扉
との連結はベルト,ワイヤ等で行うため、すべりが生じ
てプーリでの位置検出と扉の位置関係に狂いが発生す
る。このため、扉の開,閉端に近い位置には別の位置検
出装置等を設置し位置補正が必要となってくる。
周上に磁石を配置し、固定側のホール素子でパルスを出
力し、位置を検出するが、出入口の間口が広く、扉の移
動量が多い場合、プーリは一回転以上となって、何回転
かをチェックする機能が必要となる。また、プーリと扉
との連結はベルト,ワイヤ等で行うため、すべりが生じ
てプーリでの位置検出と扉の位置関係に狂いが発生す
る。このため、扉の開,閉端に近い位置には別の位置検
出装置等を設置し位置補正が必要となってくる。
【0004】本発明の目的は上記の問題点を解消するこ
とにある。
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するため、扉の動作範囲の固定部分に数ミリ毎にN
極,S極を交互に磁化した磁性スケールを設け、この磁
性スケールと対向した扉側には磁気抵抗素子により構成
した磁気センサを設けて扉の位置を直接検出する。
達成するため、扉の動作範囲の固定部分に数ミリ毎にN
極,S極を交互に磁化した磁性スケールを設け、この磁
性スケールと対向した扉側には磁気抵抗素子により構成
した磁気センサを設けて扉の位置を直接検出する。
【0006】
【作用】扉の動きによって磁気センサが固定側の磁性ス
ケールのN,S極を読み取り、加算,減算して扉の動作
位置又は距離を直接検出するため、従来のプーリが何回
転したかのチェック機能又はスリップのための補正機能
が不要となり検出精度も、直接、検出のため向上する。
又、検出方法が磁気のため停電等が発生しても検出は可
能であり、記憶用バッテリは小容量となる。さらに、扉
の途中反転動作等の速度制御でも停止位置と閉端又は開
端迄の距離が容易に確認できるため最適な速度制御が可
能となる。
ケールのN,S極を読み取り、加算,減算して扉の動作
位置又は距離を直接検出するため、従来のプーリが何回
転したかのチェック機能又はスリップのための補正機能
が不要となり検出精度も、直接、検出のため向上する。
又、検出方法が磁気のため停電等が発生しても検出は可
能であり、記憶用バッテリは小容量となる。さらに、扉
の途中反転動作等の速度制御でも停止位置と閉端又は開
端迄の距離が容易に確認できるため最適な速度制御が可
能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3に
より説明する。図1はエレベータ扉駆動機構の説明図、
図2は図1に示すA−B視図、図3は全体の流れの説明
図を示す。
より説明する。図1はエレベータ扉駆動機構の説明図、
図2は図1に示すA−B視図、図3は全体の流れの説明
図を示す。
【0008】乗りかご1の上部に配置した電動機2の軸
上には回転伝達用プーリ3を固定し、第一ベルト4で減
速プーリ5間を連結し回転させる。また、減速プーリ5
と一体のプーリ6Aと別設置のプーリ6B間は第二ベル
ト7で連結している。一方、かご1のかご扉8はアーム
9とガイドローラ10を介して案内レール11に沿っ
て、アーム9に固定されたブラケット12と連結した第
二ベルト7の動作に同期して動作する。案内レール11
の一部分には凹部13を設け、この凹部13には数ミリ
間隔でN極,S極を交互に磁化した磁性スケール14を
設け、一方、この磁性スケール14と対向したアーム9
の一部に磁気センサ15を配置する。
上には回転伝達用プーリ3を固定し、第一ベルト4で減
速プーリ5間を連結し回転させる。また、減速プーリ5
と一体のプーリ6Aと別設置のプーリ6B間は第二ベル
ト7で連結している。一方、かご1のかご扉8はアーム
9とガイドローラ10を介して案内レール11に沿っ
て、アーム9に固定されたブラケット12と連結した第
二ベルト7の動作に同期して動作する。案内レール11
の一部分には凹部13を設け、この凹部13には数ミリ
間隔でN極,S極を交互に磁化した磁性スケール14を
設け、一方、この磁性スケール14と対向したアーム9
の一部に磁気センサ15を配置する。
【0009】本発明の動作について、図3の流れ図によ
り説明する。扉8が電動機2によって動作すると、磁気
センサ15が動き磁性スケール14のN,S極を検出す
るとb図のように、A,B相の出力信号を出す。この信
号を制御装置16内でcのようにステップ状に加算減算
したり、直線的に変化するアナログ出力(図示なし)信
号として動作距離を保持する。さらに制御装置16内で
はdに示すように、動作距離に対応した速度パターン1
7〜20を有し、扉8の間口(図示なし)の広さに応じ
た最適な動きを可能としている。また、扉8が間口の途
中で反転動作する際も残りの動作距離に対応した速度制
御を可能としている。eはセンサ15の出力が制御装置
16に入力され、最適な制御装置が電動機2に指令する
説明図である。
り説明する。扉8が電動機2によって動作すると、磁気
センサ15が動き磁性スケール14のN,S極を検出す
るとb図のように、A,B相の出力信号を出す。この信
号を制御装置16内でcのようにステップ状に加算減算
したり、直線的に変化するアナログ出力(図示なし)信
号として動作距離を保持する。さらに制御装置16内で
はdに示すように、動作距離に対応した速度パターン1
7〜20を有し、扉8の間口(図示なし)の広さに応じ
た最適な動きを可能としている。また、扉8が間口の途
中で反転動作する際も残りの動作距離に対応した速度制
御を可能としている。eはセンサ15の出力が制御装置
16に入力され、最適な制御装置が電動機2に指令する
説明図である。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、扉の位置検出が直接検
出であるため検出精度が高く、動作の誤差も発生しな
い。さらに動作距離を加算,減算により記憶しているた
め、間口の途中で開閉を行っても最適な速度制御ができ
る。また、磁性スケールを案内レールの凹部に設置して
いるため、運搬時の接触による破損等の心配がない。
出であるため検出精度が高く、動作の誤差も発生しな
い。さらに動作距離を加算,減算により記憶しているた
め、間口の途中で開閉を行っても最適な速度制御ができ
る。また、磁性スケールを案内レールの凹部に設置して
いるため、運搬時の接触による破損等の心配がない。
【図1】エレベータ扉駆動機構の説明図。
【図2】図1のA−B矢視図。
【図3】全体の流れの説明図。
1…かご、8…扉、11…案内レール、14…磁性スケ
ール、15…磁気センサ、16…制御装置。
ール、15…磁気センサ、16…制御装置。
Claims (4)
- 【請求項1】エレベータの扉を電動機によって開閉駆動
する装置において、前記扉のガイドレールに数ミリ毎に
N極,S極を交互に磁化した磁性スケールを設け、前記
磁性スケールと対向した扉側には磁気抵抗素子により構
成した磁気センサを設けて前記扉の位置検出を行うこと
を特徴とするエレベータの扉制御装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記磁性スケールを前
記扉の前記ガイドレールの一部に凹部を設けこの位置に
取付けたエレベータの扉制御装置。 - 【請求項3】請求項1において、前記磁性スケールをか
ごの出入口枠の一部に設けたエレベータの扉制御装置。 - 【請求項4】請求項1において、前記磁気センサの出力
信号をセンサアンプにより矩形波信号に変換し、前記矩
形波信号をカウンタモジュールにより、カウントするエ
レベータの扉制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25784694A JPH08119563A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | エレベータの扉制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25784694A JPH08119563A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | エレベータの扉制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08119563A true JPH08119563A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17311970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25784694A Pending JPH08119563A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | エレベータの扉制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08119563A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002145565A (ja) * | 2000-11-10 | 2002-05-22 | Toshiba Corp | エレベータのドア開閉装置 |
JP2012504536A (ja) * | 2008-10-06 | 2012-02-23 | オーチス エレベータ カンパニー | エレベータドアのローラおよびレールの断熱層 |
JP2012504537A (ja) * | 2008-10-06 | 2012-02-23 | オーチス エレベータ カンパニー | ハブとタイヤの間の膨張性断熱層 |
WO2023223073A1 (en) * | 2022-05-16 | 2023-11-23 | Wittur Holding Gmbh | System and method for detecting the position of a car door of an elevator |
-
1994
- 1994-10-24 JP JP25784694A patent/JPH08119563A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002145565A (ja) * | 2000-11-10 | 2002-05-22 | Toshiba Corp | エレベータのドア開閉装置 |
JP2012504536A (ja) * | 2008-10-06 | 2012-02-23 | オーチス エレベータ カンパニー | エレベータドアのローラおよびレールの断熱層 |
JP2012504537A (ja) * | 2008-10-06 | 2012-02-23 | オーチス エレベータ カンパニー | ハブとタイヤの間の膨張性断熱層 |
US8443574B2 (en) | 2008-10-06 | 2013-05-21 | Otis Elevator Company | Intumescent thermal barrier from hub to tire |
US8640426B2 (en) | 2008-10-06 | 2014-02-04 | Otis Elevator Company | Thermal barriers of elevator door roller and rail |
WO2023223073A1 (en) * | 2022-05-16 | 2023-11-23 | Wittur Holding Gmbh | System and method for detecting the position of a car door of an elevator |
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