JP2002145565A - エレベータのドア開閉装置 - Google Patents

エレベータのドア開閉装置

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JP2002145565A JP2000343605A JP2000343605A JP2002145565A JP 2002145565 A JP2002145565 A JP 2002145565A JP 2000343605 A JP2000343605 A JP 2000343605A JP 2000343605 A JP2000343605 A JP 2000343605A JP 2002145565 A JP2002145565 A JP 2002145565A
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泉 一 裕 和
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村 隆 義 中
Toru Kinoshita
下 透 木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドア開閉装置及び位置検出装置の部品点数の
削減および省スペース化を実現し、ドアパネルの位置検
出を行う位置検出装置の調整の容易化を図ることができ
るエレベータドア開閉装置を提供する。 【解決手段】 ドア開閉装置はハンガーケース2と、ハ
ンガーケース2に設けられたハンガーレール1と、ハン
ガーレール1にドアハンガー4を介して懸下されて保持
されたドアパネル6とを備えている。ハンガーレール1
の所望位置にドアパネル6の位置検出を行う近接センサ
13が設けられている。ドアハンガー4のようなドア開
閉装置の構成部品が近接センサ13に対向する被検出物
体12としての機能を果たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドアパネルの位置検
出を行う位置検出装置を有するエレベータのドア開閉装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7にドアパネルの位置検出装置を有す
るエレベータのドア開閉装置を示す。図7において、エ
レベータの乗りかごあるいは乗場のドアは2枚のドアパ
ネルを有し、各ドアパネルは互いに反対方向へ開閉する
ようになっている。なお複数のドアパネルが一定の速度
差を持って同方向に開閉する片開きドアを有するエレベ
ータのドア開閉構造も、図7に示すエレベータのものと
略同一である。図7に示すようにエレベータのドア開閉
装置は、ハンガーレール1と、ハンガーケース2と、ド
アハンガー4と、ドアパネル6とから構成される。ハン
ガーレール1はハンガーケース2に支持軸3を介して保
持され、ドアハンガー4はドアハンガー4に取り付けら
れたハンガーローラー5aおよび下側ローラー5bによ
りハンガーレール1を上下から挟み込む形で懸下され、
ドアパネル6はドアハンガー4に取り付けられ、吊り下
げられている。ハンガーケース2には位置検出装置11
としての近接センサ13が取り付けられ、ドアハンガー
4には被検出物体12としての検出板14が取り付けら
れている。検出板14は水平2方向の調整を可能とする
よう2部品から構成されており、検出板14に設けられ
た長孔を貫通するボルト22により水平2方向に移動で
きるようになっている。ドアパネル6は、ドアハンガー
4がハンガーローラー5aおよび下側ローラー5bに沿
って案内されることにより開閉され、この場合、ドアハ
ンガー4の横行にともなって検出板14も横行する。検
出板14の端部が近接センサ13の近傍を通過するとき
に近接センサ13は検出信号を発し、検出板14が近接
センサ13の対向位置に位置している限り近接センサ1
3は検出信号を発し続ける。このようにして近接センサ
13により検出板14の位置からドアパネル6の位置を
検出することができる。また近接センサ13は開方向制
御および閉方向制御のそれぞれを安全、確実に実施する
ため、それぞれの方向に対して少なくとも1個設けられ
ている。また他のエレベータのドアパネルの位置検出装
置の従来例として、特開平4−371482号公報に記
載された技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のエレベ
ータのドア開閉装置において、図7に示すように近接セ
ンサ13をハンガーケース2に取り付け、ドアハンガー
4に取り付けられた検出板14を被検出物体12とした
場合、ドアハンガー4がハンガーレール1を軸にして図
示左右方向に微少角傾くと、検出板14が近接センサ1
3と接触して近接センサ13を破損させるという問題が
ある。また各部品の製作誤差により、図7の紙面の左右
方向及び垂直方向に沿う水平2方向の調節機能を持たせ
るために、検出板14は2部品から構成されており、調
整に手間と時間を要するという問題がある。さらに、ド
アパネル6の開閉の際にドアハンガー4から突出した検
出板14がハンガーケース2内を横行する必要があり、
このための空間を確保する必要が生じる。従ってハンガ
ーケース2内部の機器レイアウトに制約が生じるという
問題がある。
【0004】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、ドア開閉装置の部品点数の削減および省ス
ペース化を実現し、ドアパネルの位置検出を行う位置検
出装置の調整の容易化および不要化ができるエレベータ
のドア開閉装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハンガーケー
スと、ハンガーケースに設けられたハンガーレールと、
ハンガーレールにドアハンガーを介して懸下されて保持
されたドアパネルとを備え、ハンガーレールの所望位置
にドアパネルの位置検出を行う位置検出装置を設けたこ
とを特徴とするエレベータのドア開閉装置である。
【0006】本発明によれば、ドアパネルの位置検出を
行う位置検出装置はハンガーレールの所望位置に設けら
れて、ドアパネル側の例えばドアハンガーのようなドア
開閉装置の構成部品を被検出物体として利用してドアパ
ネルの位置検出を行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明
する。図1(a)および(b)は本発明の第1の実施の
形態を示す図である。ここで図1はドアパネルの位置検
出を行う位置検出装置を有するエレベータのドア開閉装
置を示す図であって、(a)は2枚のドアパネルが互い
に反対方向へ開閉する状態を示す側面図であり、(b)
はその正面図である。なお2枚のドアパネルを反対方向
へ開閉させる代わりに、複数のドアパネルを一定の速度
差を持って同方向に開閉させてもよい。図1(a)およ
び(b)においてエレベータのドア開閉装置は、ハンガ
ーケース2と、ハンガーケース2に支持軸3を介して取
り付けられたハンガーレール1と、ハンガーレール1に
ハンガーローラー5aおよび下側ローラー5bを介して
懸下されたドアハンガー4と、ドアハンガー4に吊下げ
て保持されたドアパネル6とを備えている。このうちハ
ンガーローラー5aおよび下側ローラー5bはドアハン
ガー4に取り付けられ、ハンガーレール1の上下の面を
転動するようになっている。またハンガーローラー5a
と下側ローラ5bは、ハンガーレール1を上下から挟み
込んでドアハンガー4をハンガーレール1に懸下するよ
うになっており、これによりドアパネル6の脱落を防止
することができる。またハンガーレール1の所望位置に
近接センサ13が取り付けられており、この近接センサ
13は位置検出装置11として機能する。
【0008】次にこのような構成からなる本実施の形態
の作用について説明する。
【0009】図1(a)および(b)に示すように、ハ
ンガーローラー5aおよび下側ローラー5bが転動して
ドアハンガー4がハンガーレール1に沿って横行する。
これによりドアパネル6の開閉が行われる。またドアハ
ンガー4がハンガーレール1に沿って横行する際、ドア
ハンガー4はハンガーレール1に取り付けられた位置検
出装置11としての近接センサ13の近傍を通過する。
このようにして、ドアパネル6の開閉にともない、ドア
ハンガー4は近接センサ13の近傍を通過する。この
間、近接センサ13とドアハンガー4との水平距離が近
接センサ13の検出範囲内にあって、かつドアハンガー
4が近接センサ13の対向位置に位置したとき近接セン
サ13は検出信号を発する。このように、ドアハンガー
4は、ドアパネル6の開閉にともない位置検出装置11
としての近接センサ13の近傍を通過する被検出物体1
2としての機能を果たす。
【0010】本実施の形態によれば、ドアパネル6の位
置検出を行う際に位置検出装置11としての近接センサ
14が、ハンガーレール1の所望位置に設けられ、ドア
開閉装置の構成部品であるドアハンガー4が近接センサ
14の被検出物体12としての機能を果たすことにな
る。このためドアハンガー4と別個独立して他の被検出
物体12を設ける必要はない。
【0011】第2の実施の形態 次に図2(a)および(b)により本発明の第2の実施
の形態について説明する。ここで図2はドアパネルの位
置検出を行う位置検出装置を有するエレベータのドア開
閉装置を示す図であって、(a)は2枚のドアパネルが
互いに反対方向へ開閉する状態を示す側面図であり、
(b)はその正面図である。なお2枚のドアパネルを反
対方向へ開閉させる代わりに、複数のドアパネルを一定
の速度差を持って同方向に開閉させてもよい。図2
(a)および(b)に示す第2の実施の形態は、ハンガ
ーレール1の所望位置に凹部13aが設けられ、その凹
部13aに位置検出装置11としての近接センサ13が
取り付けられているものであり、他は図1(a)および
(b)に示す第1の実施の形態と略同一である。図2
(a)および(b)において、図1(a)および(b)
と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0012】図2(a)および(b)において、ハンガ
ーレール1に設けられた凹部13a内に近接センサ13
を取り付けることにより、位置検出装置11としての近
接センサ13と被検出物体12としてのドアハンガー4
との間に必要な対向距離を保ちながら、ハンガーレール
1とドアハンガー4との間の対向距離を短縮するように
したものである。
【0013】本実施の形態によれば、近接センサ13が
ハンガーレール1の所望位置に設けられた凹部13a内
に取り付けられているので、近接センサ13がハンガー
レール1から突出する寸法が小さくなり、ハンガーレー
ル1とドアハンガー4との間の対向距離を短縮すること
ができる。これによりハンガーケース2内部の省スペー
ス化を更に図ることができる。
【0014】第3の実施の形態 次に図3により本発明の第3の実施の形態について説明
する。ここで図3はドアパネルの位置検出を行う位置検
出装置を有するエレベータのドア開閉装置を示す図であ
って、2枚のドアパネルが互いに反対方向へ開閉する状
態を示す側面図である。なお2枚のドアパネルを反対方
向へ開閉させる代わりに、複数のドアパネルを一定の速
度差を持って同方向に開閉させてもよい。図3に示す第
3の実施の形態は、ハンガーレール1の下面に下側ロー
ラー5bの走行に支障のない形状の凹部13bを設け、
その凹部13bに位置検出装置11としての近接センサ
13を取り付けたものであり、他は図1(a)および
(b)に示す第1の実施の形態と略同一である。図3に
おいて、図1と同一部分には同一符号を付して詳細な説
明は省略する。
【0015】図3に示すように、ハンガーローラー5a
および下側ローラー5bが転動してドアハンガー4がハ
ンガーレール1に沿って横行する。これによりドアパネ
ル6の開閉が行われる。またドアハンガー4の横行、即
ちドアパネル6の開閉の際に下側ローラ5bはハンガー
レール1に取り付けられた位置検出装置11としての近
接センサ13の近傍を通過する。この間、近接センサ1
3と下側ローラー5bとの対向距離が近接センサ13の
検出範囲内にあって、かつ下側ローラー5bが近接セン
サ13の対向に位置したときに近接センサ13は検出信
号を発する。このように下側ローラー5bはドアパネル
6の開閉にともない位置検出装置11としての近接セン
サ13の近傍を通過する被検出物体12としての機能を
果たす。
【0016】本実施の形態によれば、ドアパネル6の位
置検出を行う際に位置検出装置11としての近接センサ
14が下側ローラー5bの走行に支障のない形状でハン
ガーレール1の所望位置に設けられているので、エレベ
ータのドアパネル側の構成部品である下側ローラー5b
が被検出物体12としての機能を果たすことになる。こ
のため下側ローラ5bと別個独立して他の被検出物体1
2を設ける必要はない。
【0017】第4の実施の形態 次に図4および図5により本発明の第4の実施の形態に
ついて説明する。ここで図4はドアパネルの位置検出を
行う位置検出装置を有するエレベータのドア開閉装置を
示す図であって、2枚のドアパネルが互いに反対方向へ
開閉する状態を示す正面図であり、図5はドアパネルの
位置とハンガーレールの歪みとの関係を示す図である。
なお2枚のドアパネルを反対方向へ開閉させる代わり
に、複数のドアパネルを一定の速度差を持って同方向に
開閉させてもよい。図4および図5に示す第4の実施の
形態は、ハンガーレール1に近接センサ13を取り付け
る代わりに、ハンガーレール1の所望位置に歪みゲージ
15を取り付ける点が異なるのみであり、他は図1
(a)および(b)に示す第1の実施の形態と略同一で
ある。図4において、図1と同一部分には同一符号を付
して詳細な説明は省略する。
【0018】図4に示すように、ハンガーローラー5a
および下側ローラー5bが転動して、ドアハンガー4が
ハンガーレール1に沿って横行する。これによりドアパ
ネル6の開閉が行われる。このときハンガーレール1に
はハンガーローラー5aを介してドアパネル6側の重量
が作用し、その重量により歪みが生じる。このときドア
パネル6とハンガーレール1に取り付けた歪みゲージ1
5部分との位置関係により、ハンガーレール1の歪みゲ
ージ15部分に作用する重量が変化し、これにともなっ
て歪みゲージ15から判定装置15aに送られる歪みの
値が変化する。即ち図5に示すように、ハンガーローラ
ー5aが歪みゲージ15部分に最も近づいた時に歪みゲ
ージ15に接続された判定装置15aに示される歪みの
値は最大値を示し、ハンガーローラー5aが歪みゲージ
15部分から遠ざかるにつれて歪みの値は減少する。こ
のようにドアパネル6の位置に応じて歪みゲージ15に
接続された判定装置15aに示される歪みの値は変化す
るので、ドアパネル6の開閉動作の際、判定装置15a
は歪みゲージ15からの歪みの値の変化パターンに基づ
いてドアパネル6の位置を認識する。
【0019】本実施の形態によれば、ドアパネル6の開
閉動作に伴う歪みゲージ15からの歪みの値の変化パタ
ーンを判定装置15aにより認識してドアパネル6の位
置を検出することができるので、被検出物体12を用い
ることなく、位置検出装置11としての歪みゲージ15
のみでドアパネル6の位置検出を行うことができる。
【0020】第5の実施の形態 次に図6により本発明の第5の実施の形態について説明
する。ここで図6はドアパネルの位置検出を行う位置検
出装置を有するエレベータのドア開閉装置を示す図であ
って2枚のドアパネルが互いに反対方向へ開閉する状態
を示す側面図である。なお2枚のドアパネルを反対方向
へ開閉させる代わりに、複数のドアパネルを一定の速度
差を持って同方向に開閉させてもよい。図6に示す第5
の実施の形態は、近接センサ13をハンガーレール1に
取り付ける代わりに、位置検出装置11としての超音波
センサ16をドアパネル6の開閉の干渉とならないよう
にハンガーレール1に取り付け、被検出物体12として
の反射板17をハンガーレール1に面するようドアハン
ガー4に取り付けられた点が異なるのみであり、他は図
1および図2に示す第1の実施の形態と略同一である。
図6において、図1と同一部分には同一符号を付して詳
細な説明は省略する。
【0021】図6において、位置検出装置11としての
超音波センサ16がハンガーレール1に埋め込み設けら
ている。このためドアハンガー4に取り付けられた被検
出物体12としての反射板17を大きく突出させる必要
はない。図6において、ドアハンガー4が横行してドア
パネル6が開閉し、この場合、反射板17はドアハンガ
ー4とともに横行する。この間、反射板17が超音波セ
ンサ16に対向する位置にくると、超音波センサ16か
ら発せられている超音波は反射板17により反射する。
反射板17からの反射波が超音波センサ16に入射する
と、超音波センサ16から検出信号が発せられる。この
ように超音波センサ16をハンガーレール1の所望位置
に取り付けることにより、ドアパネル6の開閉にともな
い変化する超音波センサ16と反射板17との位置関係
に基づいてドアパネル6の位置検出を行うことができ
る。
【0022】次に第5の実施の形態の変形例について説
明する。上記第5の実施の形態において、超音波センサ
16および反射板17の代わりに、位置検出装置11と
して磁気感知手段18を設けるとともに、被検出物体1
2として永久磁石19を用いてもよい。本変形例によれ
ば、ドアハンガー4が横行してドアパネル6が開閉し、
この場合ドアハンガー4に取り付けられた永久磁石19
はドアハンガー4とともに横行する。この間、磁気感知
手段18と永久磁石19とが近接もしくは対向する位置
にくると、永久磁石19の磁気により磁気感知手段18
から検出信号が発せられる。このように磁気感知手段1
8をハンガーレール1の所望位置に取り付けることによ
り、ドアパネル6の開閉にともない変化する磁気感知手
段18と永久磁石19との位置関係に基づいてドアパネ
ル6の位置検出行うことができる。なお永久磁石19を
取り付けるエレベータのドア開閉装置の構成部品である
ドアハンガー4は非磁性体である必要がある。
【0023】次に第5の実施の形態の他の変形例につい
て説明する。上記第5の実施の形態において、超音波セ
ンサ16および反射板17の代わりに、位置検出装置1
1として発光素子20を設けるとともに、被検出物体1
2として受光素子21を設けてもよい。本変形例によれ
ば、ドアハンガー4が横行してドアパネル6が開閉し、
この場合ドアハンガー4に取り付けられた受光素子21
はドアハンガー4とともに横行する。この間、発光素子
20と受光素子21とが対向する位置にくると発光素子
20からの光を感知した受光素子21が検出信号を発す
る。このように発光素子20をハンガーレール1の所望
位置に取り付けることにより、ドアパネル6の開閉にと
もない変化する発光素子20と受光素子21との位置関
係に基づいてドアパネル6の位置検出行うことができ
る。
【0024】本実施の形態によれば、ドアパネル6の位
置検出を行う際に、位置検出装置11はハンガーレール
1に取り付けられているのでドアハンガー4に取り付け
られた被検出物体12は大きく突出せず、ハンガーケー
ス2内の省スペース化と機器レイアウトの設計自由度向
上に寄与する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ドアパネルの位置を検出するための位置検出装置はハン
ガーレールの所望位置に設けられるので、エレベータの
ドア開閉装置の構成部品に対して別個独立した被検出物
体を設ける必要はなく、このためドア開閉装置に係る部
品点数の削減およびハンガーケース内の省スペース化を
図ることができる。また位置検出装置の取り付け調整が
容易となり、かつ突出した被検出物体がドアパネルの開
閉にともなってハンガーケース内を横行することもな
い。このためハンガーケース内の機器レイアウトの自由
度が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるエレベータ
を示す図であって、(a)は2枚のドアパネルが互いに
反対方向へ開閉する状態を示す側面図,(b)は2枚の
ドアパネルが互いに反対方向へ開閉する状態を示す正面
【図2】本発明の第2の実施の形態におけるエレベータ
を示す図であって、(a)は2枚のドアパネルが互いに
反対方向へ開閉する状態を示す側面図,(b)は2枚の
ドアパネルが互いに反対方向へ開閉する状態を示す正面
【図3】本発明の第3の実施の形態におけるエレベータ
を示す図であって2枚のドアパネルが互いに反対方向へ
開閉する状態を示す側面図
【図4】本発明の第4の実施の形態におけるエレベータ
を示す図であって2枚のドアパネルが互いに反対方向へ
開閉する状態を示す正面図
【図5】本発明の第4の実施の形態におけるドアパネル
の位置とハンガーレールに生じる歪みとの関係を示す図
【図6】本発明の第5の実施の形態におけるエレベータ
を示す図であって2枚のドアパネルが互いに反対方向へ
開閉する状態を示す側面図
【図7】従来のエレベータにおける2枚のドアパネルが
互いに反対方向へ開閉する状態を示す側面図
【符号の説明】
1 ハンガーレール 2 ハンガーケース 3 支持軸 4 ドアハンガー 5a ハンガーローラー 5b 下側ローラー 6 ドアパネル 11 位置検出装置 12 被検出物体 13 近接センサ 13a 凹部 13b 凹部 14 検出板 15 歪みゲージ 15a 判定装置 16 超音波センサ 17 反射板 18 磁気感知手段 19 永久磁石 20 発光素子 21 受光素子 22 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01S 15/04 G01S 15/04 (72)発明者 木 下 透 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 Fターム(参考) 2F063 AA02 BA30 BC05 BD01 DA01 DA05 DA30 EC22 GA52 KA01 KA04 KA05 2F065 AA02 AA07 BB15 DD02 FF23 GG12 JJ01 2F069 AA02 BB12 BB40 DD26 GG06 GG07 GG09 HH07 3F307 AA02 BA01 CA18 CD04 CD31 DA00 5J083 AA02 AB12 AC26 AD04 AE06 AF02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンガーケースと、 ハンガーケースに設けられたハンガーレールと、 ハンガーレールにドアハンガーを介して懸下されて保持
    されたドアパネルとを備え、 ハンガーレールの所望位置にドアパネルの位置検出を行
    う位置検出装置を設けたことを特徴とするエレベータの
    ドア開閉装置。
  2. 【請求項2】位置検出装置はドアパネル側に設けられた
    被検出物体の位置検出を行うことを特徴とする請求項1
    記載のエレベータのドア開閉装置。
  3. 【請求項3】位置検出装置は、ハンガーレールに設けら
    れた凹部に取り付けられることを特徴とする請求項1記
    載のエレベータのドア開閉装置。
  4. 【請求項4】被検出物体は、ドアハンガーであることを
    特徴とする請求項2記載のエレベータのドア開閉装置。
  5. 【請求項5】ハンガーレールを転動し、ドアハンガーに
    設けたローラーを被検出物体として利用することを特徴
    とする請求項2記載のエレベータのドア開閉装置。
  6. 【請求項6】位置検出装置は、近接センサであることを
    特徴とする請求項1記載のエレベータの開閉装置。
  7. 【請求項7】位置検出装置は、歪みゲージであることを
    特徴とする請求項1記載のエレベータのドア開閉装置。
  8. 【請求項8】歪みゲージには、ハンガーレールの歪みの
    変化パターンから被検出物体の位置を認識する判定装置
    が接続されていることを特徴とする請求項7記載のエレ
    ベータのドア開閉装置。
  9. 【請求項9】位置検出装置は超音波センサであり、 被検出物体は超音波を反射する反射板あるいは突起部分
    を有することを特徴とする請求項2記載のエレベータの
    ドア開閉装置。
  10. 【請求項10】位置検出装置は磁気感知手段であり、 被検出物体は永久磁石を有することを特徴とする請求項
    2記載のエレベータのドア開閉装置。
  11. 【請求項11】位置検出装置は発光素子であり、 被検出物体は受光素子を有することを特徴とする請求項
    2記載のエレベータのドア開閉装置。
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