JPH09256593A - 壁面化粧材の施工方法 - Google Patents

壁面化粧材の施工方法

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JPH09256593A
JPH09256593A JP7050596A JP7050596A JPH09256593A JP H09256593 A JPH09256593 A JP H09256593A JP 7050596 A JP7050596 A JP 7050596A JP 7050596 A JP7050596 A JP 7050596A JP H09256593 A JPH09256593 A JP H09256593A
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wall surface
dowel
base plate
decorative material
surface decorative
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JP7050596A
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Noboru Matsui
昇 松井
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Nichiha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁面化粧材の張付け位置(目地)のずれが全
くない施工を可能にすると共に、壁面意匠の多様化にも
対応できるようにする。 【解決手段】 下地板材24と壁面化粧材26は、工場
でダボ穴25,27が形成された製品を使用する。そし
て、施工現場では、まず下地板材24を胴縁23に釘又
はビスで取り付け、この下地板材24の各ダボ穴25に
接着剤を充填し、各ダボ穴25にダボピン28を1本ず
つ挿入する。その後、壁面化粧材26の各ダボ穴27に
接着剤を充填して、該壁面化粧材26の各ダボ穴27を
下地板材24から突出した各ダボピン28に挿入するこ
とで、壁面化粧材26を取り付ける。この場合、壁面化
粧材26の縦横の長さ比を1:N(但しNは2以上の整
数)に設定し、下地板材24のダボ穴25の横列と縦列
の配列ピッチとを同一に設定すれば、壁面化粧材26を
縦横いずれの向きにも取付可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイル、煉瓦等の
壁面化粧材を下地板材に取り付ける壁面化粧材の施工方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、建物の壁面模様に高級感を持
たせるために、意匠性に富んだタイル、煉瓦等の壁面化
粧材を壁面に張り付けた建物がある。従来の壁面化粧材
の施工方法は、例えば図12及び図13に示すように、
下地板材11に、壁面化粧材12を係合保持するための
横長の支持凸片13を形成し、この支持凸片13の上端
エッジ部に、壁面化粧材12の裏面に形成した係合凹部
14の上端を引っ掛け、更に、該壁面化粧材12の裏面
下部を接着剤15で接着することで、該壁面化粧材12
を下地板材11に張り付けるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の施工方法では、壁面化粧材12の上下方向の張り付
け位置(横目地)は支持凸片13によって正確に揃えら
れるが、壁面化粧材12の左右方向の位置決めは、先に
張り付けた壁面化粧材12の位置によって次に張り付け
る壁面化粧材12の位置が決められるため、施工具合
(縦目地の幅のばらつき)によって壁面化粧材12の左
右方向の位置がばらつき、縦目地が不揃いになることが
あり、熟練度の低い業者が施工すると、施工の仕上り具
合が悪くなる欠点がある。しかも、壁面化粧材12を横
向きにしか取り付けることができず、壁面模様が単調と
なり、近年の壁面意匠の多様化の要求に十分に対応でき
ない。
【0004】これ以外の従来の壁面化粧材の施工方法と
して、特開昭55−105555号公報、特開平5−3
3462号公報に示すものがある。特開昭55−105
555号公報では、突起物を壁下地に釘で打ち付けて固
定し、壁面化粧板の裏面に形成した穴を突起物に嵌合す
ることで、壁面化粧板を壁下地に取り付ける。この施工
方法では、突起物の固定位置を決めるために、予め、壁
面化粧板の裏面に、突起物の固定位置を印刷した裏紙を
仮接着し、施工現場で、その裏紙を剥して壁下地に張り
付け、その裏紙の指示位置に突起物を釘で打ち付けると
いう甚だ手間のかかる作業を行わなければならず、施工
性が非常に悪い。
【0005】また、特開平5−33462号公報では、
施工時に建物のコンクリート壁面にドリルで連結孔をあ
け、この連結孔に壁面化粧板の裏面に固着された棒状連
結材を挿入し、接着剤で接着することで、壁面化粧板を
コンクリート壁面に取り付ける。この施工方法では、施
工時に建物のコンクリート壁面にドリルで連結孔を形成
する作業が甚だ面倒であり、施工性が非常に悪い。
【0006】要するに、これらの公開公報に記載された
施工方法は、少数の大型化粧板を張り付けるのに適した
施工方法であり、多数の小型壁面化粧材を張り付ける施
工には、余りにも施工性が悪く、不向きである。
【0007】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、小型の壁面化粧材を
施工する場合でも、施工性が良く、しかも、施工業者の
熟練度による施工の仕上り具合のばらつきが少なく、安
定した施工品質を確保できると共に、壁面意匠の多様化
の要求に十分に対応できる壁面化粧材の施工方法を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の壁面化粧材の施工方法は、表面
に多数の有底のダボ穴が縦横複数列に形成された下地板
材と、裏面の少なくとも2箇所に有底のダボ穴が前記下
地板材のダボ穴の配列ピッチに合わせて形成された壁面
化粧材と、前記下地板材と前記壁面化粧材の双方のダボ
穴に挿入されるダボピンとを使用し、前記下地板材を建
物躯体に取り付けると共に、該下地板材の各ダボ穴に接
着剤を充填して、該下地板材の各ダボ穴に前記ダボピン
を1本ずつ挿入し、前記壁面化粧材の各ダボ穴に接着剤
を充填して、該壁面化粧材の各ダボ穴を前記下地板材か
ら突出する前記ダボピンに挿入することで、前記壁面化
粧材を前記ダボピンを介して前記下地板材に取り付け
る。
【0009】この施工方法では、多数のダボ穴が縦横複
数列に形成された下地板材を工場で量産することで、施
工現場では、この下地板材を建物躯体に取り付けるだけ
で、壁面に多数のダボ穴を正確に縦横複数列に配列で
き、その後は、この下地板材と壁面化粧材の双方のダボ
穴に接着剤を充填し、下地板材のダボ穴に前記ダボピン
を挿入し、当該ダボピンに壁面化粧材のダボ穴を挿入す
るという、熟練を要しない作業で、誰でも簡単に壁面化
粧材を張り付けることができる。しかも、壁面化粧材の
張付け位置が下地板材のダボ穴の位置によって決められ
るため、熟練度の低い業者が施工しても壁面化粧材の張
付け位置(縦目地・横目地)のずれが全くなく、安定し
た施工品質を確保できる。
【0010】更に、請求項2では、壁面化粧材の縦横の
長さ比を1:N(但しNは2以上の整数)に設定し、下
地板材のダボ穴の横列の配列ピッチと縦列の配列ピッチ
とを同一に設定している。これにより、壁面化粧材を縦
横いずれの向きにも取り付けることができて、壁面意匠
の多様化の要求に十分に対応できる。
【0011】また、請求項3では、下地板材を木質合
板、繊維補強セメント板、又は、木片セメント板により
形成し、その表面にダボ穴を穴あけ加工で形成する。こ
れにより、下地板材のコスト、強度、加工性を満足させ
る。
【0012】ところで、ダボ穴に接着剤を充填してダボ
ピンを挿入するため、ダボピン挿入時にダボ穴内の接着
剤がダボピンの先端面で完全に封じ込められると、ダボ
穴へのダボピンの挿入が接着剤の充填量分だけ浅くなっ
てしまい、壁面化粧材の張付け強度が低下したり、壁面
化粧材が下地板材から浮き上がった状態に取り付けられ
るおそれがある。
【0013】そこで、請求項4では、ダボピンを中空状
に形成し、該ダボピンのほぼ中央部に該ダボピン内の中
空部に貫通する貫通孔を形成する。これにより、ダボピ
ン挿入時にダボ穴内の余分な接着剤がダボピンの中空部
を通って貫通孔から外部に押し出され、ダボ穴へのダボ
ピンの挿入が完全なものとなる。
【0014】また、請求項5では、ダボピンを、径方向
に弾性変形できるように金属材により割り溝付きの筒状
に形成し、ダボピン挿入時にダボ穴内の余分な接着剤が
割り溝を通って外部に押し出されるようにする。更に、
請求項5では、ダボピンの両端部に抜止め用の凸条を形
成することで、ダボ穴に対するダボピンの固定強度を向
上させる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図8に基づいて説明する。建物躯体を構成する柱材
21に防水紙22を挟んで胴縁23が釘打ちされ、この
胴縁23に下地板材24が釘又はビスで固定されてい
る。この下地板材24は、木質合板、繊維補強セメント
板、又は、木片セメント板により形成され、その表面に
は、図2に示すように、多数の有底のダボ穴25が縦横
複数列に穴あけ加工により形成され、各ダボ穴25の開
口周縁部が面取りされている。一方、この下地板材24
に取り付けるタイル、煉瓦、木煉瓦、自然石、人工石等
の壁面化粧材26の裏面にも、図3に示すように例えば
左右2箇所に有底のダボ穴27が成形又は穴あけ加工に
より形成され、各ダボ穴27の開口周縁部が面取りされ
ている。
【0016】ここで、図3に示すように、壁面化粧材2
6の横幅がA、縦幅がBとすると、壁面化粧材26のダ
ボ穴27の配置ピッチはA/2であり、各ダボ穴27の
位置は、壁面化粧材26の縦幅の中央で、左右の各側縁
からA/4離れている。これに対応して、図2に示すよ
うに、下地板材24のダボ穴25の横列の配列ピッチは
A/2で、縦列の配列ピッチはB(壁面化粧材26の縦
幅)であり、左右両端の縦列のダボ穴27の位置は、下
地板材24の左右の各側縁からA/4離れた垂直ライン
上に位置し、上下両端の横列のダボ穴27の位置は、下
地板材24の上下の各側縁からB/2離れた水平ライン
上に位置している。これにより、下地板材24の縦幅は
壁面化粧材26の縦幅の整数倍となり、同様に、下地板
材24の横幅は壁面化粧材26の横幅の整数倍とするこ
とが好ましい。
【0017】この場合、下地板材24への壁面化粧材2
6の取付は、図1に示すようにダボピン28を使用し、
予め下地板材24と壁面化粧材26の双方のダボ穴2
7,25に接着剤を充填し、下地板材24のダボ穴25
にダボピン28を挿入した後、当該ダボピン28に壁面
化粧材26のダボ穴27を挿入することで、壁面化粧材
26をダボピン28を介して下地板材24に取り付け
る。
【0018】ここで、ダボピン28は例えば図4乃至図
6に示すような種々の形状が考えられる。図4に示すダ
ボピン28は、金属パイプ材により中空状に形成され、
その両端部には、ダボ穴25,27の内径と同径若しく
は若干太めの径の抜止め用の凸条29が形成されてい
る。更に、このダボピン28の中央部には、内部の中空
部30に貫通する貫通孔31が形成されている。これに
より、ダボピン28の挿入時にダボ穴25,27内の余
分な接着剤がダボピン28の中空部30を通って貫通孔
31から外部に押し出されることで、ダボ穴25,27
内の接着剤がダボピン28の先端部で封じ込められるこ
とを防止し、ダボ穴27内の底面までダボピン28を完
全に挿入できるようにしている。
【0019】また、図5に示すダボピン32は、木材に
よりダボ穴25,27の内径と同径若しくは若干太めの
径の円柱ピン状に形成され、その軸心部に中空部33が
貫通形成されている。このダボピン32の中央部にも、
内部の中空部33に貫通する貫通孔34が形成され、図
4の場合と同じく、ダボピン32の挿入時にダボ穴2
5,27内の余分な接着剤がダボピン32の中空部33
を通って貫通孔34から外部に押し出されるようになっ
ている。
【0020】また、図6に示すダボピン35は、径方向
に弾性変形できるように金属材により割り溝36付きの
筒状に形成され、ダボピン35の挿入時にダボ穴25,
27内の余分な接着剤が割り溝36を通って外部に押し
出されるようになっている。このダボピン35の両端部
には、ダボ穴25,27の内径と同径若しくは若干太め
の径の抜止め用の凸条37が形成されている。
【0021】次に、例えば図4のダボピン28を用いて
下地板材24を施工する場合の手順を説明する。下地板
材24と壁面化粧材26は、工場でダボ穴25,27が
形成された製品を使用する。そして、施工現場では、ま
ず下地板材24を胴縁23に釘又はビスで取り付ける。
この後、この下地板材24の各ダボ穴25に接着剤を充
填し、該下地板材24の各ダボ穴25にダボピン28を
1本ずつ挿入する。そして、壁面化粧材26の各ダボ穴
27に接着剤を充填して、該壁面化粧材26の各ダボ穴
27を下地板材24から突出した各ダボピン28に挿入
することで、壁面化粧材26をダボピン28を介して下
地板材24に取り付ける。
【0022】このようにして施工される壁面化粧材26
の取付パターンは、図7に示すように縦目地を一直線に
連続させた芋目地のパターン、或は、図8に示すように
縦目地を1列毎に半ピッチ(A/2)ずつずらした馬踏
み目地のパターンに仕上げることができる。
【0023】以上説明した壁面化粧材26の施工方法に
よれば、多数のダボ穴25が縦横複数列に形成された下
地板材24を工場で量産することで、施工現場では、こ
の下地板材24を胴縁23に取り付けるだけで、壁面に
多数のダボ穴25を正確に縦横複数列に配列でき、その
後は、この下地板材24と壁面化粧材26の双方のダボ
穴25,27に接着剤を充填し、下地板材24のダボ穴
25にダボピン28を挿入し、当該ダボピン28に壁面
化粧材26のダボ穴27を挿入するという、熟練を要し
ない作業で、誰でも簡単に壁面化粧材26を張り付ける
ことができ、施工性が極めて良い。しかも、壁面化粧材
26の張付け位置が下地板材24のダボ穴25の位置に
よって決められるため、熟練度の低い業者が施工しても
壁面化粧材26の張付け位置(縦目地・横目地)のずれ
が全くなく、施工業者の熟練度による施工の仕上り具合
のばらつきが少なく、安定した施工品質を確保できる。
【0024】また、上記実施形態において、壁面化粧材
26の縦横の寸法関係をB=A/2に設定すると、下地
板材24のダボ穴25の横列の配列ピッチと縦列の配列
ピッチとが同一になる。この場合には、図9(変形セイ
ラー模様)に示すように、壁面化粧材26を縦横いずれ
の向きにも取り付けることができて、壁面意匠の多様化
の要求に十分に対応できる。一般に、壁面化粧材26を
縦横いずれの向きにも取付可能にするための条件は、壁
面化粧材26の縦横の長さ比を1:N(但しNは2以上
の整数)に設定し、下地板材24のダボ穴25の横列の
配列ピッチと縦列の配列ピッチとを同一に設定すれば良
い。例えば、壁面化粧材26の縦横の長さ比を1:3に
設定した場合には、図10に示す二丁網代模様、或は、
図11に示す三つ目市松模様を施工できる。
【0025】尚、上記実施形態では、壁面化粧材26の
裏面のダボ穴27を2個としたが、3個以上形成しても
良く、要は、壁面化粧材26の大きさと、要求される取
付強度に応じてダボ穴27の個数を決めれば良い。ま
た、上記実施形態では、壁面化粧材26のサイズが全て
同じものを使用したが、縦幅又は横幅の異なる壁面化粧
材を組み合わせて使用するようにしても良い。この場合
には、下地板材に形成するダボ穴の配列ピッチを、張り
付ける壁面化粧材の縦幅又は横幅に合わせて変化させる
必要がある。
【0026】その他、本発明の壁面化粧材の施工方法
は、建物躯体を鉄骨で構成した建物にも適用できる等、
要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1の壁面化粧材の施工方法によれば、ダボ穴へ
の接着剤の充填、ダボピンの挿入という熟練を要しない
作業で誰でも簡単に壁面化粧材を張り付けることがで
き、施工が極めて簡単であると共に、熟練度の低い業者
が施工しても壁面化粧材の張付け位置(縦目地・横目
地)のずれが全くなく、施工業者の熟練度による施工の
仕上り具合のばらつきが少なく、安定した施工品質を確
保できる。
【0028】更に、請求項2では、壁面化粧材の縦横の
長さ比を1:Nに設定し、下地板材のダボ穴の横列の配
列ピッチと縦列の配列ピッチとを同一に設定しているの
で、壁面化粧材を縦横いずれの向きにも取り付けること
ができて、壁面意匠の多様化の要求に十分に対応でき
る。
【0029】また、請求項3では、下地板材を木質合
板、繊維補強セメント板、又は、木片セメント板により
形成し、その表面にダボ穴を穴あけ加工で形成するの
で、品質の良い下地板材を量産でき、その量産効果によ
り下地板材の低価格化も可能である。
【0030】また、請求項4では、中空状のダボピンの
ほぼ中央部に該中空部に貫通する貫通孔を形成したの
で、ダボピン挿入時にダボ穴内の余分な接着剤を貫通孔
から外部に逃がすことができ、ダボ穴の底に突き当たる
までダボピンを完全に挿入できて、壁面化粧材の取付強
度を向上できる。
【0031】また、請求項5では、ダボピンを、弾性変
形可能な金属材により割り溝付きの筒状に形成し、その
両端部に抜止め用の凸条を形成したので、上記請求項4
の場合と同じく、ダボ穴の底に突き当たるまでダボピン
を完全に挿入でき、抜止め用の凸条による抜止め効果と
相俟って壁面化粧材の取付強度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における壁面化粧材の取付
構造を示す縦断側面図
【図2】下地板材の斜視図
【図3】壁面化粧材の斜視図
【図4】(a)は第1の実施例のダボピンの部分破断正
面図、(b)は同縦断側面図
【図5】(a)は第2の実施例のダボピンの部分破断正
面図、(b)は同縦断側面図
【図6】(a)は第3の実施例のダボピンの部分破断正
面図、(b)は同縦断側面図
【図7】壁面化粧材を芋目地パターンに張り付けた場合
の壁面模様図
【図8】壁面化粧材を馬踏み目地パターンに張り付けた
場合の壁面模様図
【図9】本発明の他の実施形態における壁面化粧材を変
形セイラーパターンに張り付けた場合の壁面模様図
【図10】壁面化粧材を二丁網代パターンに張り付けた
場合の壁面模様図
【図11】壁面化粧材を三つ目市松パターンに張り付け
た場合の壁面模様図
【図12】従来の壁面化粧材の施工方法を示す部分斜視
【図13】従来の壁面化粧材の取付構造を示す縦断側面
【符号の説明】
21…柱材(建物躯体)、22…防水紙、23…胴縁、
24…下地板材、25…ダボ穴、26…壁面化粧材、2
7…ダボ穴、28…ダボピン、29…凸条、30…中空
部、31…貫通孔、32…ダボピン、33…中空部、3
4…貫通孔、35…ダボピン、36…割り溝、37…凸
条。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイル、煉瓦等の壁面化粧材を下地板材
    に取り付ける壁面化粧材の施工方法において、 表面に多数の有底のダボ穴が縦横複数列に形成された下
    地板材と、 裏面の少なくとも2箇所に有底のダボ穴が前記下地板材
    のダボ穴の配列ピッチに合わせて形成された壁面化粧材
    と、 前記下地板材と前記壁面化粧材の双方のダボ穴に挿入さ
    れるダボピンとを使用し、 前記下地板材を建物躯体に取り付けると共に、該下地板
    材の各ダボ穴に接着剤を充填して、該下地板材の各ダボ
    穴に前記ダボピンを1本ずつ挿入し、 前記壁面化粧材の各ダボ穴に接着剤を充填して、該壁面
    化粧材の各ダボ穴を前記下地板材から突出する前記ダボ
    ピンに挿入することによって、前記壁面化粧材を前記ダ
    ボピンを介して前記下地板材に取り付けることを特徴と
    する壁面化粧材の施工方法。
  2. 【請求項2】 前記壁面化粧材の縦横の長さ比を1:N
    (但しNは2以上の整数)に設定し、前記下地板材のダ
    ボ穴の横列の配列ピッチと縦列の配列ピッチとを同一に
    設定することで、前記壁面化粧材を縦横いずれの向きに
    も取り付けることができるようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載の壁面化粧材の施工方法。
  3. 【請求項3】 前記下地板材を木質合板、繊維補強セメ
    ント板、又は、木片セメント板により形成し、その表面
    に前記ダボ穴を穴あけ加工で形成することを特徴とする
    請求項1又は2に記載の壁面化粧材の施工方法。
  4. 【請求項4】 前記ダボピンを中空状に形成し、該ダボ
    ピンのほぼ中央部に該ダボピン内の中空部に貫通する貫
    通孔を形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れかに記載の壁面化粧材の施工方法。
  5. 【請求項5】 前記ダボピンを、径方向に弾性変形でき
    るように金属材により割り溝付きの筒状に形成し、その
    両端部に抜止め用の凸条を形成したことを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載の壁面化粧材の施工方
    法。
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