JPH09256476A - 金 具 - Google Patents

金 具

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Publication number
JPH09256476A
JPH09256476A JP6221196A JP6221196A JPH09256476A JP H09256476 A JPH09256476 A JP H09256476A JP 6221196 A JP6221196 A JP 6221196A JP 6221196 A JP6221196 A JP 6221196A JP H09256476 A JPH09256476 A JP H09256476A
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JP
Japan
Prior art keywords
contact plate
vertical
plate portion
horizontal
metal fitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP6221196A
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English (en)
Inventor
Shigeo Fujima
重男 藤間
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 土台と柱との結合度が充分に強化され、か
つ、取付作業も簡単な金具を提供する。 【解決手段】 金具Kは、柱Hの一面に当接する縦当接
板部1と、この縦当接板部1から延在し、かつ、略90
°の角度をもって折曲され、そして土台Dの一面に当接
する横当接板部2と、縦当接板部1の端縁と横当接板部
2の端縁とに繁がった側板部と、縦当接板部1と横当接
板部2との境界部に設けられたリブ部と、縦当接板部1
の端縁から略90°の角度をもって折曲されてなる先端
が尖った突起状の打込部と、横当接板部2の端縁から略
90°の角度をもって折曲されてなる先端が尖った突起
状の打込部と、縦当接板部1の主面に形成された孔と、
横当接板部2の主面に形成された孔を具備するものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば土台と柱と
の結合を強化する為の金具に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば、基礎上に設け
られた土台と、この土台に設けられた柱との結合を強化
する為、図5に示す如くの手法が採用されている。すな
わち、土台と柱との側面部にT形状をしたかど金物20
を取り付けると共に、受材21,22を釘23により打
ち付け、補強を図っている。
【0003】しかし、これでは作業が煩瑣である。従っ
て、本発明が解決しようとする課題は、例えば土台と柱
との結合度が充分に強化され、かつ、取付作業も簡単な
金具を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記本発明の課題は、縦
木と横木との接合部に取り付けられる金具であって、前
記縦木の一面に当接する縦当接板部と、この縦当接板部
から延在し、かつ、略90°の角度をもって折曲され、
そして前記横木の一面に当接する横当接板部と、前記縦
当接板部と横当接板部との端縁に繋がった側板部と、前
記縦当接板部と横当接板部との境界部に設けられたリブ
部と、前記縦当接板部の端縁から略90°の角度をもっ
て折曲されてなる先端側が突起状の打込部と、前記横当
接板部の端縁から略90°の角度をもって折曲されてな
る先端側が突起状の打込部と、前記縦当接板部の主面に
形成された孔と、前記横当接板部の主面に形成された孔
とを具備してなり、前記金具の縦当接板部を前記縦木の
一面に当接させ、横当接板部を前記横木の一面に当接さ
せ、前記各々の打込部を対応する縦木や横木に打込むと
共に、前記金具を前記各々の孔を介して結合具により対
応する縦木や横木に固定できるよう構成してなることを
特徴とする金具によって達成される。
【0005】尚、この金具における前記主面に形成され
た孔(縦当接板部の主面に形成された孔や横当接板部の
主面に形成された孔)は、ボルト挿通用の孔および/ま
たは釘若しくはスクリュー挿通用の孔である。例えば、
二等辺三角形の二つの等価な頂点の位置に釘若しくはス
クリュー挿通用の孔が、残りの頂点の位置に径が大きな
ボルト挿通用の孔が設けられる。
【0006】又、金具における突起状の打込部は、側板
部と平行な面内(側板部と同一面内も含まれる)にある
ものが好ましい。そして、前記打込部を縦木や横木に打
込むと共に、ボルトや釘若しくはスクリューによって、
金具を縦木や横木に固定した場合には、縦当接板部、横
当接板部、側板部、リブ部、打込部によって、そしてボ
ルトや釘若しくはスクリューとの協働作用によって、縦
木と横木とは強固に結合され、ずれの力に対しても強
く、例えば土台と柱とは強固に結合される。しかも、こ
の取付作業は極めて簡単である。
【0007】尚、プレス手段により成形されることによ
り、本発明の金具は簡単に得られる。しかも、プレス手
段の採用により、例えば縦当接板部や横当接板部に対し
て側板部を溶接手段によることなく、設けることが出来
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図4は本発明に係る金具の
一実施形態を示すもので、図1は正面図、図2は底面
図、図3は右側面図、図4は取付時における斜視図であ
る。図1〜図4中、Kは、鋼板をプレス成形して得た本
発明になる断面略L形状の金具である。
【0009】この金具Kは、柱Hの一面に当接する縦当
接板部1と、この縦当接板部1から延在し、かつ、略9
0°の角度をもって折曲され、そして土台Dの一面に当
接する横当接板部2と、縦当接板部1の端縁1a,1b
と横当接板部2の端縁2a,2bとに繋がった側板部3
a,3bと、縦当接板部1と横当接板部2との境界部に
設けられたリブ部4a,4bと、縦当接板部1の端縁1
a,1bから略90°の角度をもって折曲されてなる先
端が尖った突起状の打込部5a,5bと、横当接板部2
の端縁2a,2bから略90°の角度をもって折曲され
てなる先端が尖った突起状の打込部6a,6bと、縦当
接板部1の主面に形成された孔7,8a,8bと、横当
接板部2の主面に形成された孔9,10a,10bを具
備するものである。
【0010】尚、孔7,9はボルト挿通用の孔であり、
孔8a,8b,10a,10bは釘若しくはスクリュー
挿通用の孔である。そして、孔7,9と、孔8a,10
aと、孔8b,10bとは二等辺三角形の頂点にあるよ
う、特に孔7,9が山の頂点の位置に、そして孔8a,
10aと孔8b,10bとが残り二つの等価な位置にあ
るよう設けられている。又、孔7,9は縦当接板部1や
横当接板部2のセンターライン上に有り、このセンター
ラインから対称な位置に孔8a,10aと孔8b,10
bとは有る。
【0011】又、打込部5a,5b,6a,6bと側板
部3a,3bとは、端縁1a,1bや端縁2a,2bか
ら延在しているものであるから、同一面内にある。そし
て、図4に示す如く、縦当接板部1を柱Hの一面に沿わ
せ、又、横当接板部2を土台Dの一面に沿わせ、そして
打込部5a,5bを柱Hに打ち込むと共に、打込部6
a,6bを土台Dに打ち込む。この後、柱Hや土台Dに
孔7,9に対応したボルト挿通用の孔が形成されておれ
ば、これらの孔7,9にボルトを挿通し、ナットによっ
て締着する。又、孔8a,8b,10a,10bを介し
てスクリューあるいは釘により金具Kを柱Hや土台Dに
固定する。
【0012】これにより、柱Hと土台Dとは強固に連結
され、X方向、Y方向、及びZ方向の外力に対しても強
固に連結される。特に、縦当接板部1、横当接板部2、
側板部3a,3b、リブ部4a,4b、打込部5a,5
b,6a,6bによって、そしてボルトや釘若しくはス
クリューとの協働作用によって、柱Hと土台Dとは強固
に連結される。しかも、金具Kの取付作業は極めて簡単
である。
【0013】尚、金具Kは、図4から判る通り、柱Hの
両側に取り付けられている。又、上記においては、柱H
と土台Dとの連結に適用した例であるが、柱と梁、ある
いは梁同士の連結にも適用できるものである。
【0014】
【発明の効果】縦木と横木とが強固に結合され、ずれの
力に対しても強い。かつ、取付作業は極めて簡単であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の金具の正面図
【図2】本発明の一実施形態の金具の底面図
【図3】本発明の一実施形態の金具の右側面図
【図4】本発明の一実施形態の金具の取付時における斜
視図
【図5】従来のかど金物の説明図
【符号の説明】
K 断面略L形状の
金具 1 縦当接板部 2 横当接板部 3a,3b 側板部 4a,4b リブ部 5a,5b,6a,6b 打込部 7,8a,8b,9,10a,10b 孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦木と横木との接合部に取り付けられる
    金具であって、 前記縦木の一面に当接する縦当接板部と、 この縦当接板部から延在し、かつ、略90°の角度をも
    って折曲され、そして前記横木の一面に当接する横当接
    板部と、 前記縦当接板部と横当接板部との端縁に繋がった側板部
    と、 前記縦当接板部と横当接板部との境界部に設けられたリ
    ブ部と、 前記縦当接板部の端縁から略90°の角度をもって折曲
    されてなる先端側が突起状の打込部と、 前記横当接板部の端縁から略90°の角度をもって折曲
    されてなる先端側が突起状の打込部と、 前記縦当接板部の主面に形成された孔と、 前記横当接板部の主面に形成された孔とを具備してな
    り、 前記金具の縦当接板部を前記縦木の一面に当接させ、横
    当接板部を前記横木の一面に当接させ、前記各々の打込
    部を対応する縦木や横木に打込むと共に、前記金具を前
    記各々の孔を介して結合具により対応する縦木や横木に
    固定できるよう構成してなることを特徴とする金具。
  2. 【請求項2】 金具がプレス手段により成形されてなる
    ことを特徴とする請求項1の金具。
  3. 【請求項3】 主面に形成された孔は、ボルト挿通用の
    孔および/または釘若しくはスクリュー挿通用の孔であ
    ることを特徴とする請求項1の金具。
  4. 【請求項4】 突起状の打込部は、側板部と平行な面内
    にあることを特徴とする請求項1の金具。
JP6221196A 1996-03-19 1996-03-19 金 具 Pending JPH09256476A (ja)

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JP6221196A JPH09256476A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 金 具

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JP (1) JPH09256476A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004344633A (ja) * 2003-04-30 2004-12-09 Aruze Corp 遊技機
JP2013007159A (ja) * 2011-06-22 2013-01-10 Takenaka Komuten Co Ltd 制震装置

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JP2004344633A (ja) * 2003-04-30 2004-12-09 Aruze Corp 遊技機
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