JPH09256285A - 金属コード、その製造法及び装置、同コードを用いたゴム複合物 - Google Patents

金属コード、その製造法及び装置、同コードを用いたゴム複合物

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JPH09256285A
JPH09256285A JP8069738A JP6973896A JPH09256285A JP H09256285 A JPH09256285 A JP H09256285A JP 8069738 A JP8069738 A JP 8069738A JP 6973896 A JP6973896 A JP 6973896A JP H09256285 A JPH09256285 A JP H09256285A
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core
twisting
filaments
cord
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JP8069738A
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Kenichi Okamoto
賢一 岡本
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円形断面の二層撚り構造で、コアの内部へ
もゴムが十分に侵入するようにして耐食性を高めたゴム
物品補強用の金属コードを提供する。 【解決手段】 金属フィラメント1に二次元の細かい波
状のくせを付け、そのくせ付けしたフィラメントを3〜
4本撚り合わせてフィラメント1間に隙間のあるコアを
作る。そして、このコアの外側に金属フィラメント2を
撚りの締った状態に撚り合わせて単一シースを作る。コ
アと単一シースの撚り合わせは同時に行う。また、単一
シースはフィラメント2の本数と径の選択でフィラメン
ト間に隙間を生じさせる。これにより、円形断面を維持
しながらコア内部にまでゴムを十分に侵入させることが
可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐食性に優れた金
属コード、その製造方法及び装置、並びに同コードを補
強材としてゴム中に埋設して作られる耐久性に優れたタ
イヤ、コンベアベルト、高圧ホース等のゴム複合物に関
する。
【0002】
【従来の技術】ゴム物品用の補強材料は、通常、高炭素
鋼線(JIS G 3502 ピアノ線材)を素材とし
てゴムとの接着性を付与するために表面に真ちゅう、
銅、亜鉛などの金属めっきを付し、直径0.1〜0.5
mmまで伸線加工したものを単撚り、複撚り、または層
撚りしたものであり、タイヤ、コンベアベルト、高圧ホ
ースなどの補強に広く用いられている。例えば、トラッ
ク/バス用ラジアルタイヤのベルト部補強材として3+
6の二層撚り構造の金属コード(図4)が使用されてい
る。
【0003】この種のゴム補強材に要求される品質特性
には、ゴムとの接着性、耐食性、並びに他の種々の機械
的特性(斜めせん断強度、切断強度、剛性など)があ
る。これらのうち耐食性に関しては、ゴム中に埋設され
た補強材にゴム未被覆部が存在すると、タイヤが走行中
に石や釘等を踏んで切り傷を受け、その傷が補強部まで
達したとき、水分がコード長手方向に伝播して腐食が進
むので補強材の切断強度や耐食性が低下する。また、補
強材とゴムの経時の接着性低下が起こり、両者が剥離し
てタイヤのカットセパレーションなどによる品質トラブ
ルを起こす恐れもある。
【0004】そこで、このような腐食伝播によるカット
セパレーションを防止するために、ゴムが金属コード内
部まで十分に浸透するコード構造が提案されている。た
とえば、特開昭63−235587号公報、特開平2−
154086号公報及び特開平5−44184号公報に
はコア用のフィラメントを3本から2本にして密閉空間
を無くする一方、コア上に撚り合わせてできる単一シー
スは、ゴムの侵入を容易にするため、そのフィラメント
本数を7〜8本にすると共に単一シース用のフィラメン
トを100%を越える形付率にすることが開示されてい
る。また、特開平4−327278号公報では、コード
の切断強度を維持し、ゴムの侵入を容易にするため1×
N(N≧6)の単撚り構造のルーズ撚りコードが提案さ
れている。
【0005】これ等に加え、コアは3本のフィラメント
の多層撚り構造で一方向に偏平にすることにより、コア
も含めた各素線間に隙間を生じさせた特開平6−102
82号公報や、フィラメント本数が6〜8本の単撚りオ
ープン構造で断面が楕円形になる特開平6−65877
号公報などの非円形断面コードも提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の公報に開示され
ている金属コードは、中心のコアにもゴムが容易に侵入
するようにして腐食伝播を抑え、フィラメント腐食によ
る強度低下を抑制している点に関しては現行の3+6及
び3+9(8)の二層撚り構造コードに比べて効果が認
められるものの、それぞれ、次に記す欠点を有してい
る。
【0007】コアを2本にして単一シースに100%超
の率で型付け(くせ付け)を施したコードは、その横断
面形状が楕円になり易く、コード長手方向で剛性が変化
するのに加え、ゴム中に埋設して使用する際も横断面の
向きを一定させるのが難しく、コードの均質性(ユニフ
ォミティ)の悪化も懸念される。また、これ等のコード
は外力によるコアの伸度が側ストランドより小さいた
め、断面積比の小さいコアが破断し易い。断面形状を故
意に偏平又は楕円にしたコードも上記と同様の問題を有
している。
【0008】一方、ゴム侵入の容易化のために1×N
(N≧6)の単撚り構造でルーズ撚りにしたコードはそ
の伸度が大きく、低負荷でも伸び易いため、ゴムとの複
合物にするカレンダー工程での引き揃え張力でコンパク
トコードに変化し易く、ゴムの侵入性が悪くなる。ま
た、撚りのあまいこのコードは内部に空間が存在するの
で、ゴム使用量の増加などが避けられない。
【0009】そこで、本発明は、ゴムとの複合化時のユ
ニフォミティの維持、長手方向剛性の均一化を図り、ま
た同時に、コアの内部にまでゴムがよく侵入するように
して耐食性を高めた金属コードと、そのコードを製造す
るための方法、装置、及びそのコードで補強して耐久性
を向上させたタイヤ、コンベアベルト、高圧ホースなど
のゴム複合物を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題の解決策とし
て開発した本発明の金属コードは、表面に金属めっきを
施した3〜4本の金属フィラメントを撚り合わせて得ら
れるコアと、表面に金属めっきを施した多数本の金属フ
ィラメントを前記コア上に撚り合わせて出来る単一シー
スとから成る二層撚り金属コードであって、単一シース
を構成する各金属フィラメント間に隙間が存在し、前記
コアの平均撚りピッチと単一シースの撚りピッチ及びコ
アと単一シースの撚り方向はそれぞれ同じであり、さら
に、コアを構成する金属フィラメントの全てに撚り合わ
せによるくせ以外に細かい波状のくせが施されてその金
属フィラメント相互の接触がコード長手方向に不連続に
なっていることを特徴とするものである。
【0011】コア用金属フィラメントに事前に施す波状
のくせは二次元の波形状であり、単一シースとの撚り合
わせ後においては擬似の螺旋波状であり螺旋の巻き方向
がコードの撚り方向と同じ向きになっているものが好ま
しい。
【0012】また、単一シースを構成する金属フィラメ
ント間の隙間の大きさは、フィラメントの線径と組合せ
本数によって決まるが、この隙間の平均値が0.05〜
0.10mmの範囲にあるようにすることも重要であ
る。
【0013】さらに、コアの平均撚りピッチと単一シー
スの撚りピッチを同じにしてそのピッチPを10mm以
上にすると共に、コア用金属フィラメントの直径をd
c、単一シースを構成する金属フィラメントの直径をd
sとして0.19mm≦dc≦dsの条件を満たしてい
るものが好ましい。なお、コア用金属フィラメントに施
した擬似螺旋波状のくせについて波のピッチをps、波
の高さをhsとすると、psは0.15P〜0.38P
の範囲で、hsは0.05〜0.25mmの範囲でそれ
ぞれ略一定しているのが望ましい。
【0014】この金属コードはコア用金属フィラメント
を平行して引き揃えて一対の噛み合い歯車装置の間を通
過させて二次元の細かい波状のくせを付け、このくせ付
けされた金属フィラメントと単一シース用金属フィラメ
ントを前記歯車装置の後方に控える二度撚り撚線機の目
板に通し、撚り口ダイスで集合して前記撚線機で連続的
に撚り合わせる方法で製造する。
【0015】この方法の実施に用いる装置は、二度撚り
撚線機の手前側に一対の噛み合い歯車装置を1台有し、
さらにその歯車装置の後方に溝付きキャプスタンを有す
るのが望ましい。
【0016】本発明のゴム複合物は、上述した金属コー
ドを天然ゴム又は合成ゴムを主体とするゴム中に補強材
として埋設して作られるタイヤ、コンベアベルト、高圧
ホース等であり、既知の金属コードで補強した従来の複
合物に比べて耐久性に優れる。
【0017】なお、本発明金属コードにおいて各金属フ
ィラメントの表面に施す金属めっきは、ゴムとの接着性
を良くするのに有効な黄銅、銅、亜鉛あるいは黄銅にC
o、Ni、Snの元素を添加した三元合金めっきが望ま
しい。
【0018】
【発明の実施の形態】コアを3本以上の金属フィラメン
トで構成してその周りに単一シースを設けると、コード
の横断面形状を円形にしてゴムとの複合物のユニフォミ
ティの維持し、長手方向剛性も均一にすることができ
る。但し、この構造で問題になるのは、コード内部への
ゴム浸透性である。この二層撚り構造でコアの内部にま
でゴムを容易に侵入させるために、本発明においては、
フィラメント径、フィラメントの組合せ本数の選択によ
り単一シースを撚りの締った状態で金属フィラメント間
に隙間が存在する構造とし、コアについても金属フィラ
メント相互の接触がコード長手方向に不連続になってフ
ィラメント間に隙間が生じている構造とした。本発明の
金属コードは、単撚りコードと違ってコア内部にまでゴ
ムを流入させるので、まず、コアを取り巻く単一シース
内部へのゴム侵入を極力容易にすることが重要であり、
従って、単一シースのフィラメント間隙間には適性値が
あり、またこれはコアの撚り本数次第ではそれ以上の大
きさが必要である。
【0019】コアについても、単一シースと同様、単撚
りコードのゴム侵入と違ってフィラメント間隙間は大き
い側に適性値がある。例えば、3本撚りコアへのゴム侵
入にまで配慮したものに特開平5−279973号公報
がある。これはコアを構成する3本のフィラメントのう
ち少なくとも1本に屈曲部を繰り返し形成する(二次元
波によるくせ付けを施す)ものであるが、隙間の好まし
い下限値(0.05mm)を述べているにすぎない。
【0020】本発明者等は、コアの撚り本数、フィラメ
ント径、波形状及び波付け本数と単一シースのフィラメ
ント隙間の相互関係を鋭意研究した結果、コア内部にま
でゴムを確実に侵入させるのに必要な単一シースのフィ
ラメント間隙間は、0.05mm以上であるとの結論に
達した。これは前述の公報で挙げている値と同じである
が金属コードの撚りの均一性の面からは上限も大事であ
り、単一シースの片寄り(フィラメント間隙間の不均
一)を無くすためには0.10mm以下が望ましかっ
た。本発明では、この隙間を単一シース用フィラメント
に特殊な波等を付けずに生じさせているので、コードの
機械的性能、屈曲性等に悪影響が出ない。
【0021】また、コア内部へのゴム侵入をより多くす
るためには、フィラメント径に左右される部分もある
が、通常用いられているフィラメント径0.19〜0.
35mmの範囲では全てのフィラメントに均等なくせを
施す方が好結果が得られる。そのくせ付け本数が少ない
と、くせ付け高さを大きくしなければならないので、く
せ付けしたフィラメントが単一シースのフィラメント間
隙間から、外側に突出し易くなり、均質な金属コードを
得るのが難しい。
【0022】なお、コア用フィラメントへの事前に付与
するくせの形状は、極力均一で滑らかな方がコードの性
状、性能、製造、ゴム浸透のいずれの面からも好まし
い。さらに、コアの撚り合わせを1回とすることもくせ
の残存性の面で好ましい。
【0023】以上の観点から、コア用フィラメントへの
事前に付す細かいくせは、屈曲部に曲率半径を持たせた
細かい二次元波形状とし、単一シースと同一撚りピッチ
で一緒に撚り合わせ、コア用フィラメントの撚り合わせ
によるくせ以外の細かいくせは擬似螺旋波形状にするこ
とが望ましいとの結論に達した。二次元の波が付加され
たものを、三次元に撚るような複雑な螺旋を、擬似螺旋
波形状と以下称する。
【0024】なお、単一シースの撚りピッチP(=金属
コードの撚りピッチ)は、二度撚り撚線機による撚り合
わせとコア用フィラメントに付与した細かい螺旋波の残
存性の面から10mm以上が好ましい。
【0025】また、コア用フィラメントに付与する擬似
螺旋波形状は、図3に示す通りであるが、この波につい
てピッチpsは金属コードの撚りピッチPの0.15〜
0.38倍、波の高さhsは0.05〜0.25mmが
好ましいとしたのは以下の理由による。
【0026】即ち、波のピッチpsが大き過ぎるとコー
ド撚り合わせ時に各種ガイドとの摩擦等でくせが消えて
ゴム侵入に必要なフィラメント間隙間の保持が困難にな
り、また、そのピッチpsが小さ過ぎると屈曲部が多く
なってコード強力の低下を招いたり、フィラメント相互
の接触点間長さ、つまり隙間長さが不充分になって隙間
面積が不足し、ゴム侵入が妨げられる。上の数値範囲で
あればこれ等の問題が生じない。
【0027】一方、波の高さhsは、二層撚りコードの
コアに限り、各フィラメント間に0.05mm以上の隙
間があればゴム侵入が起こるのでこの値を下限とした。
上限は過大であるとコアを取巻く単一シースの片寄り現
象やくせ付けしたコア用フィラメントの外側への飛び出
しが起こるのでその問題を回避できる値として0.25
mmを選んだ。
【0028】次に、本発明の製造方法では、設備コスト
を安価に抑えてコア用金属フィラメントに均一なくせを
効率良く施すために、一対の噛み合い歯車装置の間にコ
ア用フィラメントを平行にして通過させて事前に二次元
波を付けるようにした。このくせは、例えば、特公昭6
3−63293号公報のように、複数個のくせ付けピン
を千鳥状に配した回転くせ付け装置によっても付け得る
が、この場合、コア用金属フィラメントと同数のくせ付
け装置が要る。これに対し、歯車装置を用いる本発明の
方法では、コア用フィラメントの全てに一括してくせを
施すことができる。また、歯車装置の後方の溝付きキャ
プスタンでその後方での二度撚りによって生じる撚りの
上流側への逆流伝播を適度に防止し、仮撚装置通過後の
波形状も暫く(後方キャプスタンを出るまでの間)保持
し得るので、均一なくせを効率良く付与でき、この点で
も有利である。
【0029】
【実施例】図2に、本発明の金属コードの製造に用いる
装置の概要を示す。図2(a)の10は二度撚り撚線機
である。この撚線機10は、フライヤ15の内部に、引
取キャプスタン17、伸直ローラ18、トラバースロー
ラ19、巻取リール20から成る巻取機構を備えた揺動
自在のクレードル(図示省略)と仮撚ローラ16を配置
し、さらに、フライヤ15の前後にターンローラ14を
設置し、手前(入口)側のターンローラの前方に撚り口
目板12と撚り口ダイス13を配置して構成されてい
る。この二度撚り撚線機10の上流(手前)に歯車装置
8と、その後方に溝付きキャプスタン6を配置してあ
る。
【0030】この溝付きキャプスタン6には、金属フィ
ラメント1がすっぽり入りこむに十分な溝が付され、そ
のキャプスタン直径は、フィラメント径の300倍を標
準としている。コア用リール3から供給される金属フィ
ラメント1を平行に引き揃えて歯車装置8に導入し、そ
の後、キャプスタン6に数回巻き、ここからくせの付い
たフィラメントを撚り口目板9及びガイド5を通し、二
度撚り撚線機10に送り込む。この二度撚り撚線機10
は、フライヤー15の1回転で、手前(入口)のターン
ローラー14後の部分で一度撚られ、引取りキャプスタ
ン17に入る前に後(出口)のターンローラー14後に
さらに一度計二度撚られる。
【0031】歯車装置8は、複数本の金属フィラメント
に同時に均一な細かい二次元波が付けられるように歯車
装置の歯7に一定の幅を確保し、金属フィラメントが歯
車装置の歯7から外れないようにしてある。そして、こ
の後、くせ付けされたフィラメントが単一シース用リー
ル4から供給される金属フィラメント2と共に撚り口目
板12に通され、撚り口ダイス13で集合されて、手前
のターンローラ14、及び後のターンローラー14の部
分で都合二度撚りされる。
【0032】キャプスタン6は、二度撚り撚線機10に
よる撚り合わせで発生する捩れの上流への逆流伝播を抑
制し、従って歯車装置8を通過した直後の金属フィラメ
ントは1は略二次元波の状態を保持しており、キャプス
タン6通過後、捩れが付加され徐々に螺旋波化したコア
11となりながら撚り口目板12へ導かれ、その後の二
度撚りで単一シースと同じ撚りピッチのコアに仕上が
る。
【0033】以下に、より詳細な実施例について述べ
る。
【0034】鋼線の表面に真ちゅうめっき(プラスめっ
きと称されることが多い。)を施したコア用金属フィラ
メント(3本)と単一シース用金属フィラメント(6
本)を図2(a)の製造装置で撚り合わせた。コア用金
属フィラメント1は直径0.20mmであり、その3本
を平行に引き揃えた後、このフィラメント1を歯車装置
8に通して捩れの上流への逆流伝播をキャプスタン6で
防止しながら細かい二次元波状のくせを付けた。その
後、これらのフィラメントと直径0.35mmのシース
用金属フィラメント2を撚り口目板12に通して撚り口
ダイス13に導入し、二度撚り撚線機10により撚りピ
ッチP=17.5mmで同時に撚り合わせ、図1(a)
に示す断面形状の金属コード(実施例1)を得た。
【0035】また、コア用及び単一シース用金属フィラ
メントの径を変えて単一シースのフィラメント間隙間を
変化させた実施例1と同構造の金属コード(実施例
2)、コア用フィラメントの波付け本数や波形状を実施
例1とは異なるものにし、使用フィラメントの径、撚り
構造、撚りピッチは実施例1と同じにした金属コード
(比較例1〜4)も作った。
【0036】更に、フィラメント径、単一シース用フィ
ラメントの本数を変えて単一シースのフィラメント間隙
間を異ならせ、併せて撚りピッチ及びコア用フィラメン
トの波形状も変えた図1(b)に示す3+8及び図1
(c)に示す3+7の二層撚り金属コード(実施例4〜
6)も作製した。
【0037】また、単一シースのフィラメント本数、フ
ィラメント径の設定を意図的に悪くして単一シースのフ
ィラメント間隙間を過大及び過小にした金属コード(比
較例5,6)を作り、従来品も2種用意した。
【0038】次に、コアのフィラメント数を4本、単一
シース用金属フィラメントを7本とし、コア及び単一シ
ースのフィラメント径を変え、コアの波付け本数を4本
とした図1(d)に示す4+7の二層撚り金属コード
(実施例7)及びコアの波付け本数を2本として他は実
施例7と同様にした金属コード(比較例7)を作製し
た。
【0039】以上の各試料について、横断面を拡大観察
(50倍で写真撮影)して単一シースのフィラメント間
隙間の平均値を測定し、さらに耐食性の代用特性である
コア内部のゴム浸透度についても調査した。その結果を
表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】表1でのサイズ及び撚り構成の列では、コ
アの本数である3本と直径である0.2mm及びシース
の本数である6本と直径である0.35mmを(3×
0.20+6×0.35)の如く示し、コアのフィラメ
ントとシースのフィラメントの直径が同一の場合はコア
の直径部分の表示は省略し、シース部分の表示を使うも
のとした。又、撚り方向(S撚りか、又は、Z撚り)で
は、例えばコアがS撚りで、シースがZ撚りの場合をS
/Zの如く示した。
【0042】この表1から判るように、実施例1〜7は
従来例1及び2はもとより、比較例1〜7と比べてもゴ
ム浸透度が非常に高く、耐食性の改善効果が著しい。
【0043】なお、比較例3,4は、波付けピッチps
が大き過ぎ、金属コードにおいて波形状がほとんど消滅
しているためコア内部へのゴム浸透度合が不充分であっ
た。
【0044】また、比較例5はコア内部へのゴム浸透度
は非常に高いが、単一シースのフィラメント間隙の平均
値が大き過ぎて単一シース用フィラメントの片寄りが発
生しており、金属コードとして好ましくないものであっ
た。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の金属コー
ドは、円形断面を有しているので、長手方向剛性が安定
しており、ゴムとの複合化時のユニフォミティの悪化も
生じない。
【0046】また、二層撚り構造ではあるが、単一シー
スのフィラメント間に、撚りをあまくしたり、単一シー
ス用フィラメントにくせ付けしたりせずに適度の隙間を
生じさせ、さらに、コアもフィラメント全てに撚り合わ
せによるくせとは別の均一で滑らかなくせを付けてフィ
ラメント間に隙間を生じさせることにより、コード強力
等に悪影響を及ぼさずにゴム浸透性を大きく高めている
ので、耐食性に優れ、ゴム物品の補強材に要求される特
性を充分に満たす。
【0047】また、本発明の方法によれば、そのような
金属コードを、撚り合わせ前に一対の噛み合い歯車装置
により、コア用フィラメントの全てに細かい波状のくせ
を一括して付けるので、安価な設備で均一かつ効率的な
くせ付けを行うことができ、製品のコスト削減、高品質
化に寄与できる。
【0048】また、本発明の金属コードは耐腐食性に優
れているので、これを補強材として作られるタイヤ、コ
ンベヤベルト、高圧ホース等のゴム複合物は、優れた耐
久性を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の金属コードの一例を示す横断面
図。 (b)他の実施例の横断面図。 (c)他の実施例の横断面図。
【図2】(a)本発明の金属コード製造装置の一例を示
す模式図。 (b)(a)の歯車装置の斜視状況図。
【図3】擬似螺旋波状のくせを付けた金属フィラメント
の平面図。
【図4】既存の3+6コードの横断面図。
【符号の説明】
1・・・コア用金属フィラメント 2・・・単一シース用金属フィラメント 3,4・・・供給リール 5・・・ガイド 6・・・溝付きキャプスタン 7,8・・・歯車装置 9・・・撚り口目板 10・・・二度撚り撚線機 11・・・単一シース用金属フィラメントと共に撚られ
る直前のコア 12・・・撚り口目板 13・・・撚り口ダイス 14・・・ターンローラ 15・・・フライヤ 16・・・仮撚ローラ 17・・・引取りキャプスタン 18・・・伸直ローラ 19・・・トラバースローラ 20...巻取リール
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】(a)本発明の金属コードの一例を示す横断面
図。 (b)他の実施例の横断面図。 (c)他の実施例の横断面図。 (d)他の実施例の横断面図。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に金属めっきを施した3〜4本の金
    属フィラメントを撚りあわせて得られるコアと、表面に
    金属めっきを施した多数本の金属フィラメントを前記コ
    ア上に撚り合わせて出来る単一シースとから成る二層撚
    り金属コードであって、単一シースを構成する各金属フ
    ィラメント間に隙間が存在し、前記コアの平均撚りピッ
    チと単一シースの撚りピッチ及びコアと単一シースの撚
    り方向はそれぞれ同じであり、さらに、コアを構成する
    金属フィラメントの全てに撚り合わせによるくせ以外に
    細かい波状のくせが施されてその金属フィラメント相互
    の接触がコード長手方向に不連続になっている金属コー
    ド。
  2. 【請求項2】 前記コア用金属フィラメントに事前に施
    す波状のくせは二次元の波形状であり、単一シースとの
    撚り合わせ後においては擬似の螺旋波状であり、螺旋の
    巻き方向がコードの撚り方向と同じ向きになっている請
    求項1記載の金属コード。
  3. 【請求項3】 前記単一シースを構成する金属フィラメ
    ント間の隙間の平均値が0.05〜0.10mmの範囲
    にある請求項1又は請求項2記載の金属コード。
  4. 【請求項4】 前記コアの平均撚りピッチ及び単一シー
    スの撚りピッチPが10mm以上である請求項1〜3記
    載のいずれか1項に記載の金属コード。
  5. 【請求項5】 前記コア用金属フィラメントの直径をd
    c,単一シースを構成する金属フィラメントの直径をd
    sとして0.19mm≦dc≦dsである請求項1〜4
    記載のいずれか1項に記載の金属コード。
  6. 【請求項6】 前記コア用金属フィラメントに施した擬
    似螺旋波状のくせについて波のピッチをps、波の高さ
    をhsとすると、psは0.15P〜0.38Pの範囲
    で、hsは0.05〜0.25mmの範囲である請求項
    1〜5記載のいずれか1項に記載の金属コード。
  7. 【請求項7】 コア用金属フィラメントを平行に引き揃
    えて一対の噛み合い歯車装置の間を通過させて二次元の
    細かい波状のくせを付け、このくせ付けされた金属フィ
    ラメントと単一シース用金属フィラメントを前記歯車装
    置の後方に控える二度撚り撚線機の撚り口目板に通し、
    撚り口ダイスで集合して前記撚線機で連続的に撚り合わ
    せることを特徴とする請求項1〜6記載のいずれか1項
    に記載の金属コードの製造法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の製造法の実施に用いる装
    置であって、二度撚り撚線機の手前側に一対の噛み合い
    歯車装置を一台有し、さらにその歯車装置の後方に溝付
    きキャプスタンを有することを特徴とする金属コードの
    製造装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜6記載のいずれか1項に記載
    の金属コードを天然ゴム又は合成ゴムを主体とするゴム
    中に補強材として埋設して作られるゴム複合物。
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