JPH0827686A - 金属コード、その製造方法及び装置、同コードを用いたゴム複合物 - Google Patents

金属コード、その製造方法及び装置、同コードを用いたゴム複合物

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JPH0827686A
JPH0827686A JP7041949A JP4194995A JPH0827686A JP H0827686 A JPH0827686 A JP H0827686A JP 7041949 A JP7041949 A JP 7041949A JP 4194995 A JP4194995 A JP 4194995A JP H0827686 A JPH0827686 A JP H0827686A
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metal
twisting
core
cord
filament
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JP7041949A
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Kenichi Okamoto
賢一 岡本
Yasuo Sakai
康夫 酒井
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 円形断面になる二層撚り構造で、コアの内部
へもゴムが十分に侵入するようにして耐食性を高めたゴ
ム部品補強用の金属コードを提供する。 【構成】 金属フィラメント1に螺旋波状のくせを付
け、そのくせ付けしたフィラメントを3〜4本撚り合わ
せてフィラメント1間に隙間のあるコアを作る。また、
このコアの外側に金属フィラメント2を撚りの締った状
態に撚り合わせて単一シースを作る。コアと単一シース
の撚り合わせは同時に行うのがよい。また、単一シース
はフィラメント2の本数と径の選択でフィラメント間に
隙間を生じさせる。これにより、円形断面を維持しなが
らコア内部にまでゴムを十分に侵入させることが可能に
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐食性に優れた金属コ
ード、その製造方法及び装置、並びに同コードを補強材
としてゴム中に埋設して作られる耐久性に優れたタイ
ヤ、コンベヤベルト、高圧ホース等のゴム複合物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ゴム物品用の補強材料は、通常、高炭素
鋼線(JIS G 3502 ピアノ線材)を素材とし
てゴムとの接着性を付与するために表面にブラス(真
鍮)、銅、亜鉛などの金属めっきを付し、直径0.1〜
0.5mmまで伸線加工したものを単撚り、複撚り、また
は層撚りしたものであり、タイヤ、コンベヤベルト、高
圧ホースなどの補強に広く用いられている。例えば、ト
ラック/バス用ラジアルタイヤのベルト部補強材として
3+6の二層撚り構造の金属コードが使用されている。
【0003】この種のゴム補強材に要求される品質特性
には、ゴムとの接着性、耐食性、並びに他の種々の機械
的特性(斜め剪断強度、切断強度、剛性など)がある。
これらのうち耐食性に関しては、ゴム中に埋設された補
強材にゴム未被覆部が存在すると、タイヤが走行中に石
や釘等を踏んで切り傷を受け、その傷が補強部まで達し
たとき、水分がコード長手方向に伝播して腐食が進むの
で補強材の切断強度や耐食性が低下する。また、補強材
とゴムの経時の接着性低下が起こり、両者が剥離してタ
イヤのカットセパレーションなどによる品質トラブルを
起こす恐れもある。
【0004】そこで、このような腐食伝播によるカット
セパレーションを防止するために、ゴムが金属コード内
部まで十分に浸透するコード構造が提案されている。た
とえば、特開昭63−235587号、特開平2−15
4086号及び特開平5−44184号公報にはコアを
3本から2本にして密閉空間を無くする一方、ストラン
ド(単一シース)はゴム侵入を容易にするため、その本
数を7〜8本にすると共に単一シース用のフィラメント
を100%を越える形付率にすることが開示されてい
る。また、特開平4−327278号公報では、コード
の切断強度を維持し、ゴムの侵入を容易にするため1×
N(N≧6)の単撚り構造のルーズ撚りコードが提案さ
れている。
【0005】これ等に加え、コアは3本のままの多層撚
り構造で一方向に偏平にすることにより、コアも含めた
各素線間に隙間を生じさせた特開平6−10282号公
報や、フィラメント本数が6〜8本の単撚りオープン構
造で断面が楕円形になる特開平6−65877号公報な
どの非円形断面コードも提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の公報に開示され
ている金属コードは、中心のコアにもゴムが容易に侵入
するようにして腐食伝播を抑え、フィラメント腐食によ
る強度低下を抑制している点に関しては現行の3+6及
び3+9(8)の二層撚り構造コードに比べて効果が認
められるものの、それぞれ、次に記す欠点を有してい
る。
【0007】コアを2本にして単一シースに100%超
の率で型付け(くせ付け)を施したコードは、その横断
面形状が楕円になり易く、コード長手方向で剛性が変化
するのに加え、ゴム中に埋設して使用する際も横断面の
向きを一定させるのが難しく、ユニフォミティの悪化も
懸念される。また、これ等のコードは外力によるコアの
伸度が側ストランドより小さいため、断面積比の小さい
コアが破断し易い。断面形状を故意に偏平又は楕円にし
たコードも上記と同様の問題を有している。
【0008】一方、ゴム侵入の容易化のために1×N
(N≧6)の単撚り構造でルーズ撚りにしたコードはそ
の伸度が大きく、低負荷でも伸び易いため、ゴムとの複
合物にするカレンダ工程での引き揃え張力でコンパクト
コードに変化し易く、ゴムの侵入性が悪くなる。また、
撚りのあまいこのコードは内部に空間が存在するので、
コード径の大径化、ゴム使用量の増加などが避けられな
い。
【0009】そこで、本発明は、ゴムとの複合化時のユ
ニフォミティの維持、長手方向剛性の均一化を図り、ま
た同時に、コアの内部にまでゴムがよく侵入するように
して耐食性を高めた金属コードと、そのコードを製造す
るための方法、装置、及びそのコードで補強して耐久性
を向上させたタイヤ、コンベヤベルト、高圧ホースなど
のゴム複合物を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題の解決策とし
て開発した本発明の金属コードは、表面に金属めっきを
施した3〜4本の金属フィラメントを撚り合わせて得ら
れるコアと、表面に金属めっきを施した多数本の金属フ
ィラメントを前記コア上に撚り合わせて出来る単一シー
スとから成る二層撚り金属コードであって、単一シース
を構成する各金属フィラメント間に隙間が存在し、前記
コアの平均撚りピッチと単一シースの撚りピッチ及びコ
アと単一シースの撚り方向はそれぞれ同じであり、さら
に、コアを構成する金属フィラメントの全てに撚り合わ
せによるくせ以外に波状のくせが施されてその金属フィ
ラメント相互の接触がコード長手方向に不連続になって
いることを特徴とするものである。
【0011】コア用金属フィラメントに施した波状のく
せは、螺旋形状で螺旋の巻き方向をコードの撚り方向と
同じ向きとし、その波形状についても、波のピッチp
s、波の高さhsを、コアの平均撚りピッチ及び単一シ
ースの撚りピッチをPとしてps=0.20P〜0.6
5P、hs=0.05〜0.35mmの範囲で共にほぼ一
定とするのが望ましい。
【0012】また、単一シースを構成する金属フィラメ
ント間の隙間の大きさは、フィラメントの線径と組合せ
本数によって決まるが、この隙間の平均値が0.05〜
0.10mmの範囲にあるようにすることも重要である。
【0013】さらに、コアの平均撚りピッチと単一シー
スの撚りピッチを同じにしてそのピッチPを10mm以上
にするのが好ましい。
【0014】この金属コードは、コア用金属フィラメン
トを引き揃えて仮撚装置に導入し、この装置による仮撚
り(加撚後解撚)でコア用金属フィラメントに螺旋の巻
き方向がコード撚り方向と同じ向きになる細かい螺旋波
状のくせを付け、このくせ付けされた金属フィラメント
と単一シース用金属フィラメントを仮撚装置の後方に控
える二度撚り撚線機の目板に通し、撚り口ダイスで集合
して前記撚線機で連続的に撚り合わせる方法で製造す
る。
【0015】この方法の実施に用いる装置は、二度撚り
撚線機の手前側にその撚線機と同方向に回転する仮撚装
置を一台有し、さらにその仮撚装置の前後に溝付きキャ
プスタンを有するものと、二度撚り撚線機の手前に設け
る仮撚装置を2台として直列に配し、二度撚り撚線機の
回転方向に対して金属フィラメント供給側の第1仮撚装
置は逆方向、もう一方の第2仮撚装置は同方向に各々回
転するようにしたものの2種類が考えられる。前者の装
置は、仮撚装置と同装置の入口側キャプスタン間の距離
Li、及び仮撚装置と同装置の出口側キャプスタン間の
距離L0 の関係がLi<L0 に定められ、距離Liの部
分で仮撚りの加撚、L0 の部分で解撚が行われるように
しておくのが望ましく、一方、仮撚りの加撚を2台の仮
撚装置間で行う後者の製造装置は、第1、第2仮撚装置
の中心間距離をM0 、第1仮撚装置の中心からコア用金
属フィラメントを集合して第1仮撚装置に送るガイドま
での距離をMiとしてMi≧2M0 の関係を満たすよう
にしておくのが望ましい。
【0016】本発明のゴム複合物は、上述した金属コー
ドを天然ゴム又は合成ゴムを主体とするゴム中に補強材
として埋設して作られるタイヤ、コンベヤベルト、高圧
ホース等であり、既知の金属コードで補強した従来の複
合物に比べて耐久性に優れる。
【0017】なお、本発明金属コードにおいて各金属フ
ィラメントの表面に施す金属めっきは、ゴムとの接着性
を良くするのに有効な黄銅、銅、亜鉛あるいは黄銅にC
o、Ni、Snの元素を添加した三元合金めっきが望ま
しい。
【0018】
【作用】コアを3本以上の金属フィラメントで構成して
その周りに単一シースを設けると、コードの横断面形状
を円形にしてゴムとの複合物のユニフォミティを維持
し、長手方向剛性も均一にすることができる。但し、こ
の構造で問題になるのは、コード内部へのゴム浸透性で
ある。この二層撚り構造でコアの内部にまでゴムを容易
に侵入させるために、本発明においては、フィラメント
径、フィラメントの組合せ本数の選択により単一シース
を撚りの締った状態で金属フィラメント間に隙間が存在
する構造とし、コアについても金属フィラメント相互の
接触がコード長手方向に不連続になってフィラメント間
に隙間が生じている構造にした。本発明の金属コード
は、単撚りコードと違ってコア内部にまでゴムを流入さ
せるので、まず、コアを取り巻く単一シース内部ヘのゴ
ム侵入を極力容易にすることが重要であり、従って、単
一シースのフィラメント間隙間は適性値もしくはコアの
撚り本数次第ではそれ以上の大きさが必要である。
【0019】コアについても、単一シースと同様、単撚
りコードのゴム侵入と違ってフィラメント間隙間は大き
い側に適性値がある。例えば、3本撚りコアへのゴム侵
入にまで配慮したものに特開平5−279973号公報
がある。これは、コアを構成する3本のフィラメントの
うち少なくとも1本に屈曲部を繰り返し形成する(二次
元波によるくせ付けを施す)ものであるが、隙間の好ま
しい下限値(0.05mm)を述べているにすぎない。
【0020】本発明者等は、コアの撚り本数、フィラメ
ント径、波形状及び波付け本数と単一シースのフィラメ
ント隙間の相互関係を鋭意研究した結果、コア内部にま
でゴムを確実に侵入させるのに必要な単一シースのフィ
ラメント間隙間は、0.05mm以上であるとの結論に達
した。これは前述の公報で挙げている値と同じであるが
金属コードの撚りの均一性の面からは上限も大事であ
り、単一シースの片寄り(フィラメント間隙間の不均
一)を無くすためには0.10mm以下が望ましかった。
本発明では、この隙間を単一シース用フィラメントに二
次元の波を付けずに生じさせているので、コードの機械
的性能、屈曲性等に悪影響が出ない。
【0021】なお、コア用金属フィラメントの線径を単
一シース用金属フィラメントの線径よりも太径にして単
一シースのフィラメント間隙間を上記の範囲に保とうと
すると、コア上に撚り合わせて出来る単一シースのフィ
ラメント本数を多くする必要が生じ、コストがアップし
て好ましくない。従って、コア用金属フィラメントの線
径は、少なくとも単一シース用金属フィラメントの線径
と同一とし、より好ましくはそれ未満とするのがよい。
【0022】また、コア内部へのゴム侵入をより多くす
るためには、フィラメント径に左右される部分もある
が、常用径0.15〜0.25mmの範囲では全てのフィ
ラメントに均等なくせを施す方が好結果が得られる。そ
のくせ付け本数が少ないと、くせ付け高さを大きくしな
ければならないので、くせ付けしたフィラメントが単一
シースのフィラメント間隙間から、外側に突出し易くな
り、均質な金属コードを得るのが難しい。
【0023】コア用フィラメントに付与するくせの形状
は、極力均一で滑らかな方がコードの性状、性能、製
造、ゴム浸透のいずれの面からも好ましい。また、くせ
の方向性は、撚り合わせによって付くくせと同系統で同
方向の方が撚り合わせ後の残存性に優れ、その分、初期
のくせ形状を小さくし得る。さらに、コアの撚り合わせ
機会を1回とすることもくせの残存性の面で好ましい。
【0024】以上の観点から、コアは単一シースと同一
撚りピッチ、同一撚り方向として単一シースと一緒に撚
り合わせ、コア用フィラメントに付す撚り合わせによる
くせ以外の細かいくせはコードの撚り方向と同一方向に
回転する螺旋波形状にすることが望ましいとの結論に達
した。
【0025】なお、単一シースの撚りピッチP(=金属
コードの撚りピッチ)は、二度撚り撚線機による撚り合
わせとコア用フィラメントに付与した細かい螺旋波の残
存性の面から10mm以上が好ましい。
【0026】また、コア用フィラメントに付与する螺旋
波形状は、図3に定義する通りであるが、この波につい
てピッチpsは金属コードの撚りピッチの0.20〜
0.65倍、波の高さhsは0.05〜0.35mmが好
ましいとしたのは以下の理由による。
【0027】即ち、波のピッチpsが大き過ぎるとコー
ド撚り合わせ時に各種ガイドとの摩擦等でくせが消えて
ゴム侵入に必要なフィラメント間隙間の保持が困難にな
り、また、そのピッチpsが小さ過ぎると金属フィラメ
ントの捩り量が大きくなってコード強力の低下を招いた
り、フィラメント相互の接触点間長さ、つまり隙間長さ
が不充分になって隙間面積が不足し、ゴム侵入が妨げら
れる。上の数値範囲であればこれ等の問題が生じない。
【0028】一方、波の高さhsは、二層撚りコードの
コアに限り、各フィラメント間に0.05mm以上の隙間
があればゴム侵入が起こるのでこの値を下限とした。上
限は、過大であるとコアを取巻く単一シースの片寄り現
象やくせ付けしたコア用フィラメントの外側への飛び出
しが起こるのでその問題を回避できる値として0.35
mmを選んだ。
【0029】次に、本発明の製造方法では、設備コスト
を安価に抑えてコア用金属フィラメントに均一なくせを
効率良く施すために、仮撚装置による加撚、解撚でその
くせを付けるようにした。このくせは、例えば、特公昭
63−63293号公報のように、複数個のくせ付けピ
ンを千鳥状に配した回転くせ付け装置によっても付け得
るが、この場合、コア用金属フィラメントと同数のくせ
付け装置が要る。これに対し、仮撚装置を用いる本発明
の方法では、コア用フィラメントの全てに一括してくせ
を施すことができる。また、仮撚装置の後方の溝付きキ
ャプスタンでその後方での二度撚りによって生じる撚り
の上流側への逆流伝播を適度に防止し、仮撚装置通過後
の波形状も暫く(後方キャプスタンを出るまでの間)保
持し得るので、均一なくせを効率良く付与でき、この点
でも有利である。
【0030】このほか、1台の仮撚装置の前後にキャプ
スタンを配置する製造装置については、仮撚装置から前
後のキャプスタンまでの距離Li、L0 をLi<L0
定めたので、くせを付ける力が戻す力に勝り、Liの加
撚側で付けたくせがL0 の解撚側で消されたり、逆向き
のくせが付いたりすることがない。
【0031】2台の仮撚装置間で仮撚りの加撚を行う製
造装置も、仮撚装置間の距離M0 と手前側の仮撚装置か
らその前方の集合ガイドまでの距離MiをMi≧2M0
にしておくと同様の効果が得られる。なお、この後者の
製造装置は、逆向きに回転する2台の仮撚装置間で加撚
を行うので回転効率が高く、仮撚装置の回転数を前者の
装置よりも少なくして所望のくせ付けを行える。
【0032】
【実施例】図2に、本発明の金属コードの製造に用いる
装置の概要を示す。図2(a)の10は二度撚り撚線機
である。この撚線機10は、フライヤ15の内部に、引
取キャプスタン17、伸直ローラ18、トラバースロー
ラ19、巻取リール20から成る巻取機構を備えた揺動
自在のクレードル(図示省略)と仮撚ローラ16を配置
し、さらに、フライヤ15の前後にターンローラ14を
設置し、手前(入口)側のターンローラの前方に撚り口
目板12と撚り口ダイス13を配置して構成されてい
る。この二度撚り撚線機10の上流(手前)に仮撚装置
8と、その前後に並べる溝付きキャプスタン6-1、6-2
を配置してあり、コア用リール3から供給される金属フ
ィラメント1を引き揃えて手前側キャプスタン6-1に数
回巻いた後仮撚装置8に導入し、その後、キャプスタン
-2に数回巻き、ここからくせの付いたフィラメントを
二度撚り撚線機10に送り込む。
【0033】仮撚装置8は、フライヤ15と同方向に回
転するようにしてあり、また、前後のキャプスタンまで
の距離Li、L0 はLi<L0 に定めてあり、従って、
金属フィラメント1はLiの部分で加撚され、次のL0
の部分で解撚されてこの位置でフィラメント1にコード
の撚り方向と同一方向回転の細かな螺旋波が付く。そし
て、この後、くせ付けされたフィラメントが単一シース
用リール4から供給される金属フィラメント2と共に撚
り口目板12に通され、撚り口ダイス13で集合されて
前後のターンローラ14、14の部分で二度撚りされ
る。
【0034】キャプスタン6-2は、二度撚り撚線機10
による二度撚りで発生する撚りの上流側への逆流伝播を
少し許容し、従って、仮撚装置8を通過した金属フィラ
メント1は、逆流した撚りにより撚りピッチが大幅に大
きい状態のコア9を構成している。また、コア9はキャ
プスタン6-2通過後、撚りが入って最終撚りピッチより
も少し撚りピッチの大きいコア11に変わり、その後の
二度撚りで最終撚りピッチのコアに仕上がる。
【0035】図2(b)のように、2台の仮撚装置7、
8を直列に配置する場合には、フライヤ15の回転に対
して7の回転を逆向き、8の回転を同一向きとして両装
置7、8間で効率良く加撚を行うことができる。この場
合、仮撚装置7とその手前の集合ガイド5との間(Mi
の部分)で加撚とは逆向きの捻りが事前に加えられるの
で、仮撚装置8による拘束が解けた時点で解撚が完了す
る。この構造では、Miの部分で金属フィラメント1に
くせが付くと加撚による正規のくせが打ち消されたり、
くせの形状が乱れたりするので、好ましくないが、その
対策として、MiをM0 の2倍以上としておくと、Mi
の部分で逆向きのくせが幾分か付いたとしても、M0
部分でそのくせが消されて正規のくせが確実に付与され
る。
【0036】以下に、より詳細な実施例について述べ
る。
【0037】鋼線の表面にブラスめっきを施したコア用
金属フィラメント(3本)と単一シース用金属フィラメ
ント(6本)を図2(a)の製造装置で撚り合わせた。
コア用金属フィラメント1は直径0.20mmであり、そ
の3本を引き揃えた後、このフィラメント1に、仮撚装
置8での加撚による撚りの上流への逆流伝播をキャプス
タン6で防止しながら細かい螺旋波状のくせを付けた。
その後、撚りピッチの非常に大きいコア9から少し大き
いコア11へと姿を変えていくこのフィラメントと直径
0.35mmのシース用金属フィラメント2を撚り口目板
12に通して撚り口ダイス13に導入し、二度撚り撚線
機10により撚りピッチP=17.5mmで同時に撚り合
わせ、図1(a)に示す断面形状の金属コード(実施例
1)を得た。
【0038】また、コア用及び単一シース用金属フィラ
メントの径を変えて単一シースのフィラメント間隙間を
変化させた実施例1と同構造の金属コード(実施例
2)、コア用フィラメントの波付け本数や波付け方向を
実施例1とは異なるものにし、使用フィラメントの径、
撚り構造、撚りピッチは実施例1と同じにした金属コー
ド(比較例1〜4)も作った。
【0039】更に、フィラメント径、単一シース用フィ
ラメントの本数を変えて単一シースのフィラメント間隙
間を異ならせ、併せて撚りピッチ及びコア用フィラメン
トの波形状も変えた図1(b)に示す3+8及び図1
(c)に示す3+7の二層撚り金属コード(実施例4〜
6)を作製した。
【0040】また、単一シースのフィラメント本数、フ
ィラメント径の設定を意図的に悪くして単一シースのフ
ィラメント間隙間を過大及び過小にした金属コード(比
較例5、6)を作り、従来品も2種用意した。
【0041】次に、コアのフィラメント数を4本とし、
コア及び単一シースのフィラメント径を変え、コアの波
付け本数を4本とした図1(d)に示す4+7の二層撚
り金属コード(実施例7)及びコアの波付け本数を2本
として他は実施例7と同様にした金属コード(比較例
7)を作製した。
【0042】以上の各試料について、横断面を拡大観察
(50倍で写真撮影)して単一シースのフィラメント間
隙間の平均値を測定し、さらに耐食性の代用特性である
コア内部のゴム浸透度についても調査した。
【0043】その結果を表1に示す。
【0044】
【表1】
【0045】この表1から判るように、実施例1〜7は
従来例1及び2はもとより、比較例1〜7と比べてもゴ
ム浸透度が非常に高く、耐食性の改善効果が著しい。
【0046】なお、比較例3、4は、コアの突き出しが
認められ、コードの外観が乱れていた。
【0047】また、比較例5はコア内部ヘのゴム浸透度
は非常に高いが、単一シースのフィラメント間隙の平均
値が大き過ぎて単一シース用フィラメントの片寄りが発
生しており、金属コードとして好ましくないものであっ
た。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の金属コー
ドは、円形断面を有しているので、長手方向剛性が安定
しており、ゴムとの複合化時のユニフォミティの悪化も
生じない。
【0049】また、二層撚り構造ではあるが、単一シー
スのフィラメント間に、撚りをあまくしたり、単一シー
ス用フィラメントに撚り合わせ以外のくせ付けをしたり
せずに適度の隙間を生じさせ、さらに、コアもフィラメ
ント全てに撚り合わせによるくせとは別の均一で滑らか
なくせを付けてフィラメント間に隙間を生じさせること
により、コード強力等に悪影響を及ぼさずにゴム浸透性
を大きく高めているので、耐食性に優れ、ゴム物品の補
強材に要求される特性を充分に満たす。
【0050】また、本発明の方法によれば、そのような
金属コードを、撚り合わせ前に仮撚装置による仮撚り
(加撚後解撚)でコア用フィラメントの全てに細かい波
状のくせを一括して付けるので、安価な設備で均一かつ
効率的なくせ付けを行うことができ、製品のコスト削
減、高品質化に寄与できる。
【0051】また、本発明の金属コードは耐腐食性に優
れているので、これを補強材として作られるタイヤ、コ
ンベヤベルト、高圧ホース等のゴム複合物は、優れた耐
久性を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a):本発明の金属コードの一例を示す横断
面図 (b):他の実施例の横断面図 (c):他の実施例の横断面図 (d):他の実施例の横断面図
【図2】(a):本発明の金属コード製造装置の一例を
示す模式図 (b):他の実施例の製造装置を示す{(a)図と同一
部分は省略}模式図
【図3】螺旋波状のくせを付けた金属フィラメントの平
面図
【図4】既存の3+6コードの横断面図
【符号の説明】
1 コア用金属フィラメント 2 単一シース用金属フィラメント 3、4 供給リール 5 ガイド 6-1、6-2 キャプスタン 7、8 仮撚装置 9 撚りピッチが大幅に大きい状態のコア 10 二度撚り撚線機 11 撚りピッチが少し大きい状態のコア 12 撚り口目板 13 撚り口ダイス 14 ターンローラ 15 フライヤ 16 仮撚ローラ 17 引取りキャプスタン 18 伸直ローラ 19 トラバースローラ 20 巻取リール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08J 5/04 CEQ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に金属めっきを施した3〜4本の金
    属フィラメントを撚り合わせて得られるコアと、表面に
    金属めっきを施した多数本の金属フィラメントを前記コ
    ア上に撚り合わせて出来る単一シースとから成る二層撚
    り金属コードであって、単一シースを構成する各金属フ
    ィラメント間に隙間が存在し、前記コアの平均撚りピッ
    チと単一シースの撚りピッチ及びコアと単一シースの撚
    り方向はそれぞれ同じであり、さらに、コアを構成する
    金属フィラメントの全てに撚り合わせによるくせ以外に
    波状のくせが施されてその金属フィラメント相互の接触
    がコード長手方向に不連続になっている金属コード。
  2. 【請求項2】 前記コア用金属フィラメントに施した波
    状のくせは、螺旋形状であり、螺旋の巻き方向がコード
    の撚り方向と同じ向きになっている請求項1記載の金属
    コード。
  3. 【請求項3】 前記コア用金属フィラメントに施した螺
    旋波状のくせについて波のピッチをps、波の高さをh
    sとし、さらに、コアの平均撚りピッチ及び単一シース
    の撚りピッチをPとすると、psは0.20P〜0.6
    5Pの範囲で、hsは0.05〜0.35mmの範囲でそ
    れぞれほぼ一定している請求項2記載の金属コード。
  4. 【請求項4】 前記単一シースを構成する金属フィラメ
    ント間の隙間の平均値が0.05〜0.10mmの範囲に
    ある請求項1、2又は3記載の金属コード。
  5. 【請求項5】 前記コアの平均撚りピッチ及び単一シー
    スの撚りピッチをPとしてP≧10mmの条件を満たして
    いる請求項1、2、3又は4記載の金属コード。
  6. 【請求項6】 前記コア用金属フィラメントの線径を、
    単一シース用金属フィラメントの線径と同一又はそれ未
    満とした請求項1乃至5のいずれかに記載の金属コー
    ド。
  7. 【請求項7】 コア用金属フィラメントを引き揃えて仮
    撚装置に導入し、この装置による仮撚り(加撚後解撚)
    でコア用金属フィラメントに螺旋の巻き方向がコード撚
    り方向と同じ向きになる細かい螺旋波状のくせを付け、
    このくせ付けされた金属フィラメントと単一シース用金
    属フィラメントを仮撚装置の後方に控える二度撚り撚線
    機の目板に通し、撚り口ダイスで集合して前記撚線機で
    連続的に撚り合わせることを特徴とする請求項1乃至6
    のいずれかに記載の金属コードの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の方法の実施に用いる装置
    であって、二度撚り撚線機の手前側にその撚線機と同方
    向に回転する仮撚装置を一台有し、さらにその仮撚装置
    の前後に溝付きキャプスタンを有し、仮撚装置と同装置
    の入口側キャプスタン間の距離Li、及び仮撚装置と同
    装置の出口側キャプスタン間の距離L0 の関係がLi<
    0 に定められ、距離Liの部分で仮撚りの加撚、L0
    の部分で解撚が行われることを特徴とする金属コードの
    製造装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の方法の実施に用いる装置
    であって、二度撚り撚線機の手前側に直列に配置した2
    台の仮撚装置を具備し、二度撚り撚線機の回転方向に対
    して金属フィラメント供給側の第1仮撚装置は逆方向、
    もう一方の第2仮撚装置は同方向に各々回転し、この2
    台の仮撚装置間で仮撚りの加撚が行われることを特徴と
    する金属コードの製造装置。
  10. 【請求項10】 第1、第2仮撚装置の中心間距離をM
    0 、第1仮撚装置の中心からコア用金属フィラメントを
    集合して第1仮撚装置に送るガイドまでの距離をMiと
    してMi≧2M0 の関係を満たす請求項9記載の金属コ
    ードの製造装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至6のいずれかの金属コー
    ドを天然ゴム又は合成ゴムを主体とするゴム中に補強材
    として埋設して作られるタイヤ、コンベヤベルト、高圧
    ホース等のゴム複合物。
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