JPH0925617A - 蓄光性蛍光体埋設ブロック - Google Patents
蓄光性蛍光体埋設ブロックInfo
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- JPH0925617A JPH0925617A JP7198100A JP19810095A JPH0925617A JP H0925617 A JPH0925617 A JP H0925617A JP 7198100 A JP7198100 A JP 7198100A JP 19810095 A JP19810095 A JP 19810095A JP H0925617 A JPH0925617 A JP H0925617A
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- JP
- Japan
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- phosphor
- block
- phosphorescent
- interlocking block
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 街灯などの照明が消えても安全な歩行等がで
き、また消灯後の景観を良好にできる蓄光性蛍光体埋設
ブロックを提供すること。 【解決手段】 地面を舗装するブロックとして、外周側
面に凹凸11−1を設けたインターロッキングブロック
を用いる。蓄光性蛍光体を透光性の樹脂又はガラスに混
入してなる蛍光部材13−1,13−1を、インターロ
ッキングブロック内の所定位置に、蛍光部材13−1,
13−1の表面がインターロッキングブロックの表面を
形成するように埋設する。蓄光性蛍光体としては、MA
l2O4で表される化合物で、Mはカルシウム、ストロン
チウム、バリウムからなる群から選ばれる少なくとも1
つ以上の金属元素からなる化合物(又は該金属元素にマ
グネシウムを添加した複数の金属元素からなる化合物)
を母結晶とし、賦活剤としてユウロピウムを、共賦活剤
として希土類元素を添加した蓄光性蛍光体を用いる。
き、また消灯後の景観を良好にできる蓄光性蛍光体埋設
ブロックを提供すること。 【解決手段】 地面を舗装するブロックとして、外周側
面に凹凸11−1を設けたインターロッキングブロック
を用いる。蓄光性蛍光体を透光性の樹脂又はガラスに混
入してなる蛍光部材13−1,13−1を、インターロ
ッキングブロック内の所定位置に、蛍光部材13−1,
13−1の表面がインターロッキングブロックの表面を
形成するように埋設する。蓄光性蛍光体としては、MA
l2O4で表される化合物で、Mはカルシウム、ストロン
チウム、バリウムからなる群から選ばれる少なくとも1
つ以上の金属元素からなる化合物(又は該金属元素にマ
グネシウムを添加した複数の金属元素からなる化合物)
を母結晶とし、賦活剤としてユウロピウムを、共賦活剤
として希土類元素を添加した蓄光性蛍光体を用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地面上に敷き詰め
て舗装するのに用いる蓄光性蛍光体埋設ブロックに関す
るものである。
て舗装するのに用いる蓄光性蛍光体埋設ブロックに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、歩道や車道,公園や建物周辺等
は、ブロックを敷き詰めて舗装される。そして通常これ
ら舗装された場所には街灯が設置され、たとえ夜間であ
ってもその通行などに支障をきたさないようにしてい
る。
は、ブロックを敷き詰めて舗装される。そして通常これ
ら舗装された場所には街灯が設置され、たとえ夜間であ
ってもその通行などに支障をきたさないようにしてい
る。
【0003】又この種のブロックの中には、その所定位
置に透光部材を埋設し、その下側に配置した発光体を発
光することで前記透光部材を光らせ、路面の装飾性を向
上させたり、通路の表示に用いるものもあった。
置に透光部材を埋設し、その下側に配置した発光体を発
光することで前記透光部材を光らせ、路面の装飾性を向
上させたり、通路の表示に用いるものもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら夜間、停
電などによって街灯が消灯すると、歩道などは暗闇状態
になってしまうので、その安全な歩行ができなくなると
いう問題点があった。停電の場合は前記発光素子も消灯
するので、ブロックに埋設した透光部材も発光できな
い。
電などによって街灯が消灯すると、歩道などは暗闇状態
になってしまうので、その安全な歩行ができなくなると
いう問題点があった。停電の場合は前記発光素子も消灯
するので、ブロックに埋設した透光部材も発光できな
い。
【0005】また停電などによって意に反して消灯する
のではなく、公園や建物周辺などのように決まった時間
になって消灯するような場合でも、その時間に公園や建
物周辺などにいる人にとっては突然暗闇となるので、そ
の安全な歩行ができなくなり、また公園や建物周辺の広
場等がまっ暗になるので、消灯後の景観を良好にできな
いという問題点があった。
のではなく、公園や建物周辺などのように決まった時間
になって消灯するような場合でも、その時間に公園や建
物周辺などにいる人にとっては突然暗闇となるので、そ
の安全な歩行ができなくなり、また公園や建物周辺の広
場等がまっ暗になるので、消灯後の景観を良好にできな
いという問題点があった。
【0006】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、たとえ街灯などの照明が停電などによ
って消灯したとしても、安全な歩行等ができ、また消灯
後の景観を良好にできる蓄光性蛍光体埋設ブロックを提
供することにある。
ありその目的は、たとえ街灯などの照明が停電などによ
って消灯したとしても、安全な歩行等ができ、また消灯
後の景観を良好にできる蓄光性蛍光体埋設ブロックを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、板状であって地面の上に敷き詰められて舗
装されるブロックとして、その外周側面に凹凸を設け、
該凹凸を隙間なく相互に組み合わせる構造のインターロ
ッキングブロックを用い、且つ下記(1)又は(2)の蓄光性
蛍光体を透光性の樹脂又はガラスに混入してなる蛍光部
材を、前記インターロッキングブロック内の所定の位置
に、前記蛍光部材の表面が前記インターロッキングブロ
ックの表面を形成するように取り付けることとした。 (1) MAl2O4で表される化合物で、Mはカルシウム、
ストロンチウム、バリウムからなる群から選ばれる少な
くとも1つ以上の金属元素からなる化合物を母結晶と
し、賦活剤としてユウロピウムを、共賦活剤として希土
類元素を添加した蓄光性蛍光体。 (2) MAl2O4で表される化合物で、Mはカルシウム、
ストロンチウム、バリウムからなる群から選ばれる少な
くとも1つ以上の金属元素にマグネシウムを添加した複
数の金属元素からなる化合物を母結晶とし、賦活剤とし
てユウロピウムを、共賦活剤として希土類元素を添加し
た蓄光性蛍光体。 上記の如く構成することにより、夜間(地下街などでは
昼間でも)、停電や消灯などによって街灯が消えて暗闇
状態になっても、蛍光部材が発光することによって所望
の表示が長時間電源を用いずに行なえる。また蛍光部材
を埋設するブロックとして本来装飾性・模様性に富んで
いるインターロッキングブロックを用いたので、蛍光部
材のみの模様による装飾性の上に、該蛍光部材によって
照らされるインターロッキングブロック自体の装飾性も
加わり、全体の装飾性,景観を相乗的に向上させること
ができる。
め本発明は、板状であって地面の上に敷き詰められて舗
装されるブロックとして、その外周側面に凹凸を設け、
該凹凸を隙間なく相互に組み合わせる構造のインターロ
ッキングブロックを用い、且つ下記(1)又は(2)の蓄光性
蛍光体を透光性の樹脂又はガラスに混入してなる蛍光部
材を、前記インターロッキングブロック内の所定の位置
に、前記蛍光部材の表面が前記インターロッキングブロ
ックの表面を形成するように取り付けることとした。 (1) MAl2O4で表される化合物で、Mはカルシウム、
ストロンチウム、バリウムからなる群から選ばれる少な
くとも1つ以上の金属元素からなる化合物を母結晶と
し、賦活剤としてユウロピウムを、共賦活剤として希土
類元素を添加した蓄光性蛍光体。 (2) MAl2O4で表される化合物で、Mはカルシウム、
ストロンチウム、バリウムからなる群から選ばれる少な
くとも1つ以上の金属元素にマグネシウムを添加した複
数の金属元素からなる化合物を母結晶とし、賦活剤とし
てユウロピウムを、共賦活剤として希土類元素を添加し
た蓄光性蛍光体。 上記の如く構成することにより、夜間(地下街などでは
昼間でも)、停電や消灯などによって街灯が消えて暗闇
状態になっても、蛍光部材が発光することによって所望
の表示が長時間電源を用いずに行なえる。また蛍光部材
を埋設するブロックとして本来装飾性・模様性に富んで
いるインターロッキングブロックを用いたので、蛍光部
材のみの模様による装飾性の上に、該蛍光部材によって
照らされるインターロッキングブロック自体の装飾性も
加わり、全体の装飾性,景観を相乗的に向上させること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明にかかる蓄光
性蛍光体埋設ブロックを示す図であり、同図(a)は斜
視図、同図(b)は同図(a)のA−A断面図である。
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明にかかる蓄光
性蛍光体埋設ブロックを示す図であり、同図(a)は斜
視図、同図(b)は同図(a)のA−A断面図である。
【0009】同図に示すようにこの蓄光性蛍光体埋設ブ
ロック10−1は、コンクリートを略正方形状に成形す
ると同時に、その外周側面に凹凸11−1を設けて構成
された、いわゆるインターロッキングブロックである。
インターロッキングブロックは、これを多数枚、凹凸1
1−1同士を互いに隙間なく噛み合わせて地面上に敷き
詰めることによって所望の模様が構成できるものであ
り、装飾性に富むブロックである。
ロック10−1は、コンクリートを略正方形状に成形す
ると同時に、その外周側面に凹凸11−1を設けて構成
された、いわゆるインターロッキングブロックである。
インターロッキングブロックは、これを多数枚、凹凸1
1−1同士を互いに隙間なく噛み合わせて地面上に敷き
詰めることによって所望の模様が構成できるものであ
り、装飾性に富むブロックである。
【0010】そしてこの蓄光性蛍光体埋設ブロック10
−1内には、平行に2本の蛍光部材13−1,13−1
が埋設されている。なお蛍光部材13−1,13−1の
上面は蓄光性蛍光体埋設ブロック10−1の表面と同一
面となるように露出している。
−1内には、平行に2本の蛍光部材13−1,13−1
が埋設されている。なお蛍光部材13−1,13−1の
上面は蓄光性蛍光体埋設ブロック10−1の表面と同一
面となるように露出している。
【0011】図2は蛍光部材13−1の斜視図である。
同図に示すようにこの蛍光部材13−1は、蓄光性蛍光
体を混入した合成樹脂又はガラスを、棒状であってその
横断面が台形となるように成形して構成されている。混
入する蓄光性蛍光体の含有率は合成樹脂又はガラスに対
して例えば10%としている。
同図に示すようにこの蛍光部材13−1は、蓄光性蛍光
体を混入した合成樹脂又はガラスを、棒状であってその
横断面が台形となるように成形して構成されている。混
入する蓄光性蛍光体の含有率は合成樹脂又はガラスに対
して例えば10%としている。
【0012】ここで蛍光部材13−1を構成する合成樹
脂材としては、アクリル樹脂やポリエチレン樹脂などの
透光性の合成樹脂材が使用される。
脂材としては、アクリル樹脂やポリエチレン樹脂などの
透光性の合成樹脂材が使用される。
【0013】次に蓄光性蛍光体としては、以下の材質の
ものが使用される。 (1) MAl2O4で表される化合物で、Mはカルシウム、
ストロンチウム、バリウムからなる群から選ばれる少な
くとも1つ以上の金属元素からなる化合物を母結晶にし
た蓄光性蛍光体。
ものが使用される。 (1) MAl2O4で表される化合物で、Mはカルシウム、
ストロンチウム、バリウムからなる群から選ばれる少な
くとも1つ以上の金属元素からなる化合物を母結晶にし
た蓄光性蛍光体。
【0014】(2) MAl2O4で表される化合物で、Mは
カルシウム、ストロンチウム、バリウムからなる群から
選ばれる少なくとも1つ以上の金属元素にマグネシウム
を添加した複数の金属元素からなる化合物を母結晶にし
た蓄光性蛍光体。
カルシウム、ストロンチウム、バリウムからなる群から
選ばれる少なくとも1つ以上の金属元素にマグネシウム
を添加した複数の金属元素からなる化合物を母結晶にし
た蓄光性蛍光体。
【0015】なお前記(1),(2)の蓄光性蛍光体には、賦
活剤としてユウロピウムを、Mで表す金属元素に対する
モル%で0.001%以上10%以下添加する。
活剤としてユウロピウムを、Mで表す金属元素に対する
モル%で0.001%以上10%以下添加する。
【0016】同時に前記(1),(2)の蓄光性蛍光体には、
共賦活剤として、ランタン,セリウム,プラセオジム,
ネオジウム,サマリウム,ガドリニウム,テルビウム,
ジスプロシウム,ホルミウム,エルビウム,ツリウム,
イッテルビウム,ルテチウム,マンガン,スズ,ビスマ
スからなる群の少なくとも1つ以上の元素(希土類元
素)を、Mで表す金属元素に対するモル%で0.001
%以上10%以下添加する。
共賦活剤として、ランタン,セリウム,プラセオジム,
ネオジウム,サマリウム,ガドリニウム,テルビウム,
ジスプロシウム,ホルミウム,エルビウム,ツリウム,
イッテルビウム,ルテチウム,マンガン,スズ,ビスマ
スからなる群の少なくとも1つ以上の元素(希土類元
素)を、Mで表す金属元素に対するモル%で0.001
%以上10%以下添加する。
【0017】この蓄光性蛍光体は、特開平7−1125
0号公報に開示されたものであり、その明細書に詳細に
記載されているように、以下のような優れた効果を有し
ている。
0号公報に開示されたものであり、その明細書に詳細に
記載されているように、以下のような優れた効果を有し
ている。
【0018】放射性物質を全く含まない非放射性物質
であり、安全である。
であり、安全である。
【0019】初輝度が高く、しかも長時間(例えば8
時間以上)明るい残光があり、一晩中明るく光る(従来
品の残光持続時間は1〜2時間が限度とされる)。
時間以上)明るい残光があり、一晩中明るく光る(従来
品の残光持続時間は1〜2時間が限度とされる)。
【0020】耐光性に優れており、屋内外で使用がで
きる。
きる。
【0021】なお前記蓄光性蛍光体埋設ブロック10−
1の材質としては、コンクリートの他に、レジンコンク
リート,樹脂,ゴムなどを用いても良い。
1の材質としては、コンクリートの他に、レジンコンク
リート,樹脂,ゴムなどを用いても良い。
【0022】図3はこの蓄光性蛍光体埋設ブロック10
−1の1使用例を示す図である。同図に示すようにこの
蓄光性蛍光体埋設ブロック10−1は、例えば歩道に敷
き詰める通常のインターロッキングブロック20の中
に、1列に敷き詰めることによって、歩道の進行方向を
表示するようにしておく。
−1の1使用例を示す図である。同図に示すようにこの
蓄光性蛍光体埋設ブロック10−1は、例えば歩道に敷
き詰める通常のインターロッキングブロック20の中
に、1列に敷き詰めることによって、歩道の進行方向を
表示するようにしておく。
【0023】そして通常は前記蛍光部材13−1は周囲
の明るさに比べて発光する光が弱いので、発光していな
いように見える。
の明るさに比べて発光する光が弱いので、発光していな
いように見える。
【0024】一方停電や消灯などによって街灯等の照明
が消えた場合は、周囲が暗闇となるので、蓄光性蛍光体
埋設ブロック10−1中の蛍光部材13−1が明るく光
り、歩道の進行方向を明確に表示する。これによって歩
道を安全に歩行することができる。
が消えた場合は、周囲が暗闇となるので、蓄光性蛍光体
埋設ブロック10−1中の蛍光部材13−1が明るく光
り、歩道の進行方向を明確に表示する。これによって歩
道を安全に歩行することができる。
【0025】特にこの蛍光部材13−1内に混入されて
いる蓄光性蛍光体は、前述のように初輝度が高く、しか
も長時間(例えば8時間以上)明るい残光があるので、
その効果は抜群である。しかもこの蓄光性蛍光体埋設ブ
ロック10−1には電源が不要なので、何ら電気的トラ
ブル発生の余地がなく、確実に機能する。
いる蓄光性蛍光体は、前述のように初輝度が高く、しか
も長時間(例えば8時間以上)明るい残光があるので、
その効果は抜群である。しかもこの蓄光性蛍光体埋設ブ
ロック10−1には電源が不要なので、何ら電気的トラ
ブル発生の余地がなく、確実に機能する。
【0026】またこの実施の形態においては、棒状の蛍
光部材13−1の横断面を台形状に形成し、上辺よりも
下辺の方を長くしたので、蓄光性蛍光体埋設ブロック1
0−1から蛍光部材13−1が抜けて取れてしまう恐れ
はない。
光部材13−1の横断面を台形状に形成し、上辺よりも
下辺の方を長くしたので、蓄光性蛍光体埋設ブロック1
0−1から蛍光部材13−1が抜けて取れてしまう恐れ
はない。
【0027】図4は本発明の他の実施の形態を示す図で
あり、同図(a)は斜視図、同図(b)は同図(a)の
B−B断面図である。
あり、同図(a)は斜視図、同図(b)は同図(a)の
B−B断面図である。
【0028】同図に示す蓄光性蛍光体埋設ブロック10
−2の場合は、インターロッキングブロックの形状に成
形されるコンクリート板の内部に、10個の蛍光部材1
3−2を、その表面が露出するように埋設して構成され
ており、これら埋設した全部の蛍光部材13−2によっ
て1つの記号(矢印)が形成されている。
−2の場合は、インターロッキングブロックの形状に成
形されるコンクリート板の内部に、10個の蛍光部材1
3−2を、その表面が露出するように埋設して構成され
ており、これら埋設した全部の蛍光部材13−2によっ
て1つの記号(矢印)が形成されている。
【0029】この蛍光部材13−2は、図5に拡大して
示すように、蓄光性蛍光体を混入した合成樹脂又はガラ
スを円錐台形状に成形して構成されている。
示すように、蓄光性蛍光体を混入した合成樹脂又はガラ
スを円錐台形状に成形して構成されている。
【0030】この実施の形態のように蛍光部材13−2
全体の形状を矢印形状とすれば、暗闇の中での進行方向
を明確に示すことができる。
全体の形状を矢印形状とすれば、暗闇の中での進行方向
を明確に示すことができる。
【0031】このように、蓄光性蛍光体埋設ブロックの
内部に埋設される蛍光部材の数や形状、配置の形状など
は、必要に応じて自由に変更できる。
内部に埋設される蛍光部材の数や形状、配置の形状など
は、必要に応じて自由に変更できる。
【0032】なお蓄光性蛍光体埋設ブロックの打設時に
蛍光部材を埋設するのではなく、その代わりに、インタ
ーロッキングブロックの表面に予め凹部を設けて成形し
ておき、該凹部内に蛍光部材を後から接着剤などによっ
て取り付けて固定するように構成しても良い。
蛍光部材を埋設するのではなく、その代わりに、インタ
ーロッキングブロックの表面に予め凹部を設けて成形し
ておき、該凹部内に蛍光部材を後から接着剤などによっ
て取り付けて固定するように構成しても良い。
【0033】また上記図3では、蓄光性蛍光体埋設ブロ
ックを歩道等の進行方向に沿って敷設した例を示した
が、この蓄光性蛍光体埋設ブロックを例えば公園や建物
周辺の広場等で所望の模様(装飾)となるように組み合
わて敷設するようにして使用しても良い。
ックを歩道等の進行方向に沿って敷設した例を示した
が、この蓄光性蛍光体埋設ブロックを例えば公園や建物
周辺の広場等で所望の模様(装飾)となるように組み合
わて敷設するようにして使用しても良い。
【0034】このように使用すれば、公園や建物周辺な
どにおいて決まった時間に消灯した場合でも、消灯後の
広場の景観を良好にできる。特に本発明においては、蛍
光部材を埋設するブロックとして本来装飾性・模様性に
富んでいるインターロッキングブロックを用いたので、
蛍光部材のみによって生じる模様による装飾性の上に、
該蛍光部材によって照らされるインターロッキングブロ
ック自体の装飾性も加わり、全体の装飾性を相乗的に向
上させることができる。
どにおいて決まった時間に消灯した場合でも、消灯後の
広場の景観を良好にできる。特に本発明においては、蛍
光部材を埋設するブロックとして本来装飾性・模様性に
富んでいるインターロッキングブロックを用いたので、
蛍光部材のみによって生じる模様による装飾性の上に、
該蛍光部材によって照らされるインターロッキングブロ
ック自体の装飾性も加わり、全体の装飾性を相乗的に向
上させることができる。
【0035】また本発明にかかる蓄光性蛍光体埋設ブロ
ックは、歩道や公園のみならず、例えば車道や駐車場、
広場や建物内部、地下通路等、インターロッキングブロ
ックが使用される場所であればどこでも使用できること
は言うまでもない。
ックは、歩道や公園のみならず、例えば車道や駐車場、
広場や建物内部、地下通路等、インターロッキングブロ
ックが使用される場所であればどこでも使用できること
は言うまでもない。
【0036】またインターロッキングブロックの形状は
上記実施の形態に限定されず、他の各種の形状のもので
もよいことは言うまでもない。
上記実施の形態に限定されず、他の各種の形状のもので
もよいことは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、以下のような優れた効果を有する。 夜間、停電や消灯などによって街灯が消えて暗闇状態
になっても、蛍光部材が発光することで所望の表示がで
き、安全な歩行等ができる。
れば、以下のような優れた効果を有する。 夜間、停電や消灯などによって街灯が消えて暗闇状態
になっても、蛍光部材が発光することで所望の表示がで
き、安全な歩行等ができる。
【0038】また蛍光部材を埋設するブロックとして
本来装飾性・模様性に富んでいるインターロッキングブ
ロックを用いたので、蛍光部材のみの模様による装飾性
の上に、該蛍光部材によって照らされるインターロッキ
ングブロック自体の装飾性も加わり、全体の装飾性,景
観を相乗的に向上させることができる。
本来装飾性・模様性に富んでいるインターロッキングブ
ロックを用いたので、蛍光部材のみの模様による装飾性
の上に、該蛍光部材によって照らされるインターロッキ
ングブロック自体の装飾性も加わり、全体の装飾性,景
観を相乗的に向上させることができる。
【0039】電源を用いなくても暗闇の中で所望の表
示が長時間有効に行なえる。
示が長時間有効に行なえる。
【0040】構造が簡単である。
【図1】本発明にかかる蓄光性蛍光体埋設ブロックを示
す図であり、同図(a)は斜視図、同図(b)は同図
(a)のA−A断面図である。
す図であり、同図(a)は斜視図、同図(b)は同図
(a)のA−A断面図である。
【図2】蛍光部材13−1の斜視図である。
【図3】蓄光性蛍光体埋設ブロック10−1の1使用例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す図であり、同図
(a)は斜視図、同図(b)は同図(a)のB−B断面
図である。
(a)は斜視図、同図(b)は同図(a)のB−B断面
図である。
【図5】蛍光部材13−2の拡大斜視図である。
10−1 蓄光性蛍光体埋設ブロック 11−1 凹凸 13−1 蛍光部材 10−2 蓄光性蛍光体埋設ブロック 13−2 蛍光部材
Claims (2)
- 【請求項1】 板状であって地面の上に敷き詰められて
舗装されるブロックとして、その外周側面に凹凸を設
け、該凹凸を隙間なく相互に組み合わせる構造のインタ
ーロッキングブロックを用い、 且つ下記(1)又は(2)の蓄光性蛍光体を透光性の樹脂又は
ガラスに混入してなる蛍光部材を、前記インターロッキ
ングブロック内の所定の位置に、前記蛍光部材の表面が
前記インターロッキングブロックの表面を形成するよう
に取り付けたことを特徴とする蓄光性蛍光体埋設ブロッ
ク。 (1) MAl2O4で表される化合物で、Mはカルシウム、
ストロンチウム、バリウムからなる群から選ばれる少な
くとも1つ以上の金属元素からなる化合物を母結晶と
し、賦活剤としてユウロピウムを、共賦活剤として希土
類元素を添加した蓄光性蛍光体。 (2) MAl2O4で表される化合物で、Mはカルシウム、
ストロンチウム、バリウムからなる群から選ばれる少な
くとも1つ以上の金属元素にマグネシウムを添加した複
数の金属元素からなる化合物を母結晶とし、賦活剤とし
てユウロピウムを、共賦活剤として希土類元素を添加し
た蓄光性蛍光体。 - 【請求項2】 前記インターロッキングブロックに取り
付けた蛍光部材が、該1枚のインターロッキングブロッ
ク全体として所望の記号を形成することを特徴とする請
求項1記載の蓄光性蛍光体埋設ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7198100A JPH0925617A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 蓄光性蛍光体埋設ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7198100A JPH0925617A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 蓄光性蛍光体埋設ブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0925617A true JPH0925617A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16385497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7198100A Pending JPH0925617A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 蓄光性蛍光体埋設ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0925617A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000170128A (ja) * | 1999-12-17 | 2000-06-20 | Takao Tokuyasu | 自然発光体を組み込んだ建築土木用資材 |
US6500543B2 (en) | 1999-06-16 | 2002-12-31 | Doppel Co., Ltd. | Artificial stone molded product |
-
1995
- 1995-07-10 JP JP7198100A patent/JPH0925617A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6500543B2 (en) | 1999-06-16 | 2002-12-31 | Doppel Co., Ltd. | Artificial stone molded product |
JP2000170128A (ja) * | 1999-12-17 | 2000-06-20 | Takao Tokuyasu | 自然発光体を組み込んだ建築土木用資材 |
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