JP2000282426A - 路面マーカー及びこれを用いた路面構造 - Google Patents

路面マーカー及びこれを用いた路面構造

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JP2000282426A
JP2000282426A JP11085247A JP8524799A JP2000282426A JP 2000282426 A JP2000282426 A JP 2000282426A JP 11085247 A JP11085247 A JP 11085247A JP 8524799 A JP8524799 A JP 8524799A JP 2000282426 A JP2000282426 A JP 2000282426A
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road surface
glass
marker
road
pavement
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Tomohiro Oishi
友弘 尾石
Akio Go
明夫 郷
Isao Hyodo
勲 兵藤
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MINO DORO KK
Gifu Prefecture
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MINO DORO KK
Gifu Prefecture
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、車道、歩道等の舗装路面に描かれ
る各種ラインの位置を認識し易くする路面マーカーを提
供し、消えかかったライン、或いはかなり消えてしまっ
たラインを、簡単に元通りに描くことを目的としてい
る。 【解決手段】 ガラスビーズ、ガラスカレットの少なく
とも一を主原料とし、その露出部にマイカの細片を混在
させた路面マーカーが、その上面をセンターラインの長
手方向の少なくとも一方の端部に近接して、舗装路面の
表面から露出するように埋め込まれた路面構造とするこ
とによって、昼間は太陽光による反射、また夜間はヘッ
ドライトの光による反射で、ラインの位置を正確に把握
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車道、歩道等の舗
装路面に描かれる各種ラインの位置を認識し易くする路
面マーカー及びこれを用いた路面構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車道のセンターライン、交差点等の自動
車の停止ライン、路面通行上、注意を与える路面のライ
ンの替わり、歩道の信号待ち等の人の停止ライン等、路
面上に描かれたラインは多岐に渡っている。これらのラ
インは、路面の使用状況、温度変化によっても異なる
が、およそ半年から1年位の間でかなり消え、ラインと
して認識しづらくなる。このため、ラインが消えないう
ちに、ラインを新たに描かねばならないことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、消えか
かったライン、或いはかなり消えてしまったラインを元
通りに描くことはなかなか困難であった。すなわち、ラ
インが描かれていた元の位置を認識することは、目印と
なるものが消えずに残っていれば可能であるが、ライン
のどの位置が消えるかはランダムであるので、消えた部
分によっては困難である。仮に目印とし得るものが消え
ていれば、新たにラインの採寸、下書き等を施した上
で、ラインを描かねばならず、これには多大な労力と時
間を要することになる。
【0004】本発明の課題は、車道、歩道等の舗装路面
に描かれる各種ラインの位置を認識し易くする路面マー
カーを提供し、消えかかったライン、或いはかなり消え
てしまったラインを、簡単に元通りに描くことにある。
また、本発明の他の課題は、ラインの全部または一部を
路面マーカーとして、ラインを消えないようにすること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記の課
題を解決するために、本発明の路面マーカーは、ガラス
ビーズ、ガラスカレットの少なくとも一を主原料とする
成形体の形状をなし、上面が舗装路面の表面に露出する
ように埋め込まれることを特徴とする。
【0006】また、ガラスビーズ、ガラスカレットの少
なくとも一を主原料とする成形体の形状をなし、上面が
舗装路面の表面に露出するように埋め込まれるととも
に、少なくともその露出部にマイカの細片が混在してい
ることを特徴とする。
【0007】なお、上記路面マーカーの露出する表面
は、好適には、平面状であって舗装路面の表面とほぼ面
一である。また、路面マーカーの露出する表面は、好適
には、上方に凸となる膨出した形態を有しており、この
場合、舗装路面の表面から突出している。
【0008】また、ガラスビーズ及びガラスカレットを
主原料とし、かつマイカを混入して成形したことを特徴
とする。好適な配合割合は以下のとおりである。 ガラスビーズ 20%〜60% ガラスカレット 20%〜60% マイカ 1%〜10% バインダー樹脂 5%〜30%
【0009】また、上記記載の各路面マーカーにおい
て、SrO、Al,Euの金属酸化物、或
いはSrCOのような化合物の蓄光剤が混在し、その
蓄光剤が路面に露出して光を蓄光することにより、夜間
に路面上で光を発することを特徴とする。
【0010】また、上記記載の各路面マーカーにおい
て、蓄光剤用のガラスと蓄光剤の粒子とを混合してその
混合物をそのガラスの溶融温度で加熱することにより、
または加熱溶融したガラス中に蓄光剤の粒子を混合する
ことにより、その溶融されたガラス中に蓄光剤が分散
し、その溶融ガラスを冷却固化して蓄光剤入りガラスと
し、その蓄光剤入りガラスを粉砕して得られたガラス蓄
光剤複合粒子が混在しており、路面に露出して光を蓄光
することにより、夜間に路面上で光を発することを特徴
とする。
【0011】上記路面マーカーの蓄光剤が以下の一般式
で表現される。 (M1−p−q,EU)O・n(Al
1−m 0.0001≦p≦0.5 0.0001≦q≦0.5 1.5≦n≦3.0 0≦m≦0.5 (ただし、組成式中のMはMg、少なくともCa、S
r、Ba、及びZnからなる2価金属の群より選ばれた
1種であり、Qは共付活剤でありMn、Zr、Nb、P
r、Nd、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Y
b、及びLuからなる群より選ばれた少なくとも1種で
ある)
【0012】また、MはSrである次の組成式で表され
る上記路面マーカーの蓄光剤であることが望ましい。 (Sr1−p−q,EU)O・n(Al1−m
0.0001≦p≦0.5 0.0001≦q≦0.5 1.5≦n≦3.0 0≦m≦0.5 (ただし、Qは共付活剤でありMn、Zr、Nb、P
r、Nd、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Y
b、及びLuからなる群より選ばれた少なくとも1種で
ある)
【0013】また、上記の課題を解決するための路面構
造は、上記各路面マーカーが円板状または角状のいずれ
かの形態をなし、この路面マーカーが、センターライン
の長手方向の少なくとも一方の端部に近接して埋め込ま
れたことを特徴とする。
【0014】また、上記各路面マーカーが長手の板状ま
たは棒状のいずれかの形態をなし、この長手状の路面マ
ーカーが、舗装路面の停止ラインに相当する位置におい
て、舗装路面にその上面が露出するように埋め込まれた
ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面に示す実施例を参照して説明する。図1、図2
において、舗装路面1上にはセンターライン2がその長
手方向へ断続して複数本(図示例では3本)連なって描
かれている。このセンターライン2の長手方向の一端の
近接する部分には、舗装路面1に円形の穴を掘って路盤
を固めた凹部3が形成されている。この円形の凹部3内
には、ガラスを粉砕して得た材料をバインダー樹脂を混
合して硬化させ、固化した路面マーカー4が、その上面
を舗装路面1表面に露出するように埋め込まれている。
なお、路面マーカー4はこのように固化して成形するほ
か、ガラスを粉砕して得た材料をバインダー樹脂の溶融
温度以上に加熱・加圧して、型枠内にて圧縮硬化させて
成形したり、また、バインダー樹脂の替わりに、低融点
ガラスを700℃〜800℃の温度下にて溶融状とした
ものをバインダーとして使用し、ガラスを粉砕して得た
材料を混合させ、これを型枠内にて圧縮成形したり、ガ
ラスを粉砕して得た材料を高温度下で溶融状として、こ
れを型枠内にて圧縮成形することによっても得られる。
また、このとき、路面マーカー4の表面は、平面状であ
って舗装路面1の表面とほぼ面一となるように埋め込ま
れている。この場合、路面マーカー4は水平断面形状が
円形とされるが、センターライン2の幅に見合った形状
であれば、これに限定されることなく三角形、四角形等
の角形状でもよい。
【0016】前記路面マーカー4を成形するに際して、
この粉砕材料の主原料並びにその配合割合は、 ガラスビーズ 0.3mm〜2.5mm 丸型形状 20%〜60% ガラスカレット 0.1mm〜2mm 砕石型形状 20%〜60% マイカ 0.1mm〜2mm 砕石型形状 1%〜10% バインダー樹脂 5%〜30% である。 また、好適には ガラスビーズ 0.5mm〜2mm 丸型形状 30%〜50% ガラスカレット 0.2mm〜1.5mm 砕石型形状 30%〜50% マイカ 0.2mm〜1.5mm 砕石型形状 3%〜 7% バインダー合成樹脂(例えば、エポキシ、ウレタン、アクリル等の耐候性樹脂 ) 10%〜20% さらに、最も好適には ガラスビーズ 1mm〜1.5mm 丸型形状 35%〜45% ガラスカレット 0.3mm〜1mm 砕石型形状 35%〜45% マイカ 0.3mm〜1mm 砕石型形状 4%〜 6% バインダー樹脂(例えば、エポキシ樹脂) 12%〜18% としている。
【0017】前記路面マーカー4は、光に反射し易い材
料からなるので、昼間は特にガラスカレットとマイカが
太陽光によって容易に反射し、また夜間はヘッドライト
の光によって容易に反射し、センターライン2の位置の
目印となっている。この効果は、路面マーカー4の表面
が舗装路面1の表面とほぼ面一で、平面状態で埋め込ま
れていてもある程度得られるものであるが、より多くの
光が反射するように、さらに、路面マーカー4自体をよ
り見やすくするため、図3に示すような、上方に凸とな
る膨出した形態を有するように成形させるとよい。すな
わち、その上方において、中央部分を周辺部分に対して
高くし、中央部分から周辺部分に向かってなだらかに湾
曲するように成形させるとよい。この場合、この凸とな
る膨出した部分は、図2に示すように、舗装路面1から
突出させている。
【0018】図4、図5は、前記路面マーカー4をセン
ターライン2の長手方向の一端の近接する部分のみでは
なく、長手方向の両端の近接する部分にも、その上面を
舗装路面1より露出させて埋め込んだものである。これ
によれば、路面マーカー4が光で反射することによっ
て、センターライン2の始端位置と終端位置を特定でき
る。このため、たとえセンターライン2がかなり消えて
しまっていたとしても、センターライン2の位置を正確
に把握できることになる。
【0019】これらセンターライン2は、その長手方向
へ断続して複数本連なってはいるが、断続とした各セン
ターライン2間隔が前記路面マーカー4の長さ以上とし
ていた。図6、図7は、ラインがその長手方向へ断続し
て複数本(図示例では3本)連なってはいるが、断続と
した各ライン間隔と前記路面マーカー4の長さがほぼ同
一とした場合を示している。これは、例えば追い越し禁
止ライン5のように、ラインが連続して描かれている場
合には有効である。この場合においても、路面マーカー
4が光で反射することによって、追い越し禁止ライン5
の始端位置と終端位置を特定できる。このため、たとえ
追い越し禁止ライン5がかなり消えてしまっていたとし
ても、追い越し禁止ライン5の位置を正確に把握できる
ことになる。
【0020】次に、舗装路面1上に描かれるセンターラ
イン2自体を長手の路面マーカー6とする場合を説明す
る。図8、図9には、舗装路面1上に描かれるセンター
ラインに相当する部分の全部に、長手の穴を掘って路盤
を固めた凹部7が形成されている。この凹部7部分に
は、前記記載と同様の粉砕材料をバインダー樹脂を混合
して成形させた長手の路面マーカー6が、その上面を舗
装路面1表面に露出させて埋め込まれている。この長手
の路面マーカー6の表面は、平面状であって舗装路面1
の表面とほぼ面一となるように埋め込まれている。
【0021】前記長手の路面マーカー6は、光に反射し
易い材料から成るので、前記記載の路面マーカー4と同
様、昼間は特にガラスカレットとマイカが太陽光によっ
て容易に反射し、また夜間はヘッドライトの光によって
容易に反射することになる。また、このとき、より多く
の光が反射するように、さらに、この長手の路面マーカ
ー6自体をより見やすくするため、前記記載の路面マー
カー4と同様、上方に凸となる膨出した形態となるよう
に成形させるとよい。すなわち、その上方において、図
10に示すように、中央部分を周辺部分に対して高く
し、中央部分から長手方向と交差する方向の両端部分に
向かってなだらかに湾曲するように成形させるとよい。
この場合、この凸となる膨出した部分は、図9に示すよ
うに、舗装路面1から若干突出させている。
【0022】したがって、この長手の路面マーカー6に
よれば、ドライバーがセンターライン2の位置を容易に
認識できることになる。また、センターライン2自体を
長板状の路面マーカー6としているので、ライン自体が
消えることがなく、メンテナンスを軽減することができ
る。
【0023】図11、図12には、舗装路面1上に描か
れるセンターライン2に相当する部分の一部(中央部
分)に、長手の穴を掘って路盤を固めた凹部7が形成さ
れている。この凹部7部分には、前記記載と同様の粉砕
材料をバインダー樹脂を混合して成形させた長手の路面
マーカー6が、その上面を舗装路面1より露出させて埋
め込まれている。そして、この中央部分に位置する長手
の路面マーカー6を取り囲む外枠部分の舗装路面1上
に、枠状のライン8が描かれた状態となっている。
【0024】この中央部分の長手の路面マーカー6は、
前記記載と同様、光に反射し易い材料から成るので、セ
ンターライン2の位置を的確に把握できる。したがっ
て、長手の路面マーカー6を取り囲む枠状のライン8
が、かなり消えてしまっていたとしても、中央部分の長
手の路面マーカー6を基準とすれば、枠状のライン8の
位置を正確に把握できることになる。
【0025】図13、図14には、舗装路面1上に描か
れるセンターライン2に相当する部分の一部(外枠部
分)に、長枠状の穴を掘って路盤を固めた凹部9が形成
されている。この凹部9部分には、前記記載と同様の粉
砕材料をバインダー樹脂を混合して成形させた長枠状ま
たは棒状の路面マーカー10が、その上面を舗装路面1
表面に露出させて埋め込まれている。この長枠状または
棒状の路面マーカー10も前記長手の路面マーカー6と
同様、その表面は平面状であって舗装路面1の表面とほ
ぼ面一となるように埋め込まれている。また、より多く
の光が反射するように、さらに、この長枠状または棒状
の路面マーカー10自体をより見やすくするため、上方
に凸となる膨出した形態となるように成形させ、この凸
となる膨出した部分を、図14に示すように、舗装路面
1から若干突出させている。なお、棒状の路面マーカー
10においては、長辺の棒状と短辺の棒状を各2本組み
合わせて、長枠状の凹部9へ埋め込むことになる。そし
て、この外枠部分に位置する長枠状または棒状の路面マ
ーカー10によって取り囲まれた中央部分の舗装路面1
上に、中央部のライン11が描かれた状態となってい
る。
【0026】この外枠部分の長枠状または棒状の路面マ
ーカー10は、前記記載と同様の粉砕材料をバインダー
樹脂を混合して成形させているので、センターライン2
の位置を的確に把握できる。したがって、長枠状または
棒状の路面マーカー10によって取り囲まれた中央部の
ライン11が、かなり消えてしまっていたとしても、外
枠部分の長枠状または棒状の路面マーカー10を基準と
すれば、中央部のライン11の位置を正確に把握できる
ことになる。
【0027】図15ないし図17には、交差点等の自動
車の停止ライン12に、上記記載の路面マーカーを適用
した場合が示されている。この停止ライン12は、前記
センターライン2、追い越し禁止ライン5に比べて、一
般的に自動車が通行する頻度が多く、その分、ラインの
寿命も短くなるのが実情である。図15の上部に示す停
止ライン12において、その長手方向の両端に近接する
部分には、図16に示すように、舗装路面1に円形の穴
を掘って路盤を固めた凹部3が形成されている。この円
形の凹部3内には、図3に示すような、前記記載と同様
な路面マーカー4が、その上面を舗装路面1表面に露出
させて埋め込まれている。これによれば、路面マーカー
4が光で反射することによって、停止ライン12の始端
位置と終端位置を特定できる。このため、たとえ停止ラ
イン12がかなり消えてしまっていたとしても、停止ラ
イン12の位置を正確に把握できることになる。
【0028】また、図15の下部に示す停止ライン12
においては、舗装路面1上に描かれる停止ライン12に
相当する部分の全部に、長手の穴を掘って路盤を固めた
凹部7が形成されている。この凹部7部分には、図10
に示すような、前記記載と同様の路面マーカー6が、そ
の上面を舗装路面1表面に露出させて埋め込まれてい
る。これによれば、ドライバーが停止ライン12の位置
を容易に認識できることになる。また、停止ライン12
自体を長手の路面マーカー6としているので、ライン自
体が消えることがなく、メンテナンスを軽減することが
できる。
【0029】なお、このように停止ライン12を長手の
路面マーカー6とする場合、センターライン2において
記載し、図11、図12に示したように、停止ライン1
2に相当する部分の一部(中央部分)を長手の路面マー
カー6とし、この中央部分に位置する長手の路面マーカ
ー6を取り囲む外枠部分の舗装路面1上に、枠状のライ
ンを描いてもよい。これによっても停止ライン12の位
置を的確に把握できる。したがって、長手の路面マーカ
ー6を取り囲む枠状のラインが、かなり消えてしまって
いたとしても、中央部分の長手の路面マーカー6を基準
とすれば、枠状のラインの位置を正確に把握できること
になる。
【0030】また逆に、図13、図14に示したよう
に、停止ライン12に相当する部分の一部(外枠部分)
を長枠状または棒状の路面マーカー10とし、この外枠
部分に位置する長枠状または棒状の路面マーカー10に
よって取り囲まれた中央部分の舗装路面1上に、中央部
のラインを描いてもよい。この外枠部分の長枠状または
棒状の路面マーカー10は、光に反射して停止ライン1
2の位置を的確に把握できる。したがって、長枠状また
は棒状の路面マーカー10によって取り囲まれた中央部
のラインが、かなり消えてしまっていたとしても、外枠
部分の長枠状または棒状の路面マーカー10を基準とす
れば、中央部のラインの位置を正確に把握できることに
なる。なお、これら各路面マーカー4,6,10も前記
記載と同様、その表面は平面状であって舗装路面1の表
面とほぼ面一となるように埋め込まれている。また、よ
り多くの光が反射するように、さらに、各路面マーカー
4,6,10自体をより見やすくする場合には、上方に
凸となる膨出した形態となるように成形させ、この凸と
なる膨出した部分を、図16,図17に示すように、舗
装路面1から若干突出させている。
【0031】図18には、上記各路面マーカー4,6,
10の構造を上下2層とした2層より成る路面マーカー
13が示されている。これは、上層部分を、前記記載の
各路面マーカー4,6,10と同一部材で構成し、下層
部分を前記上層の強度を確保するための基部14として
構成し、この基部14を舗装路面1に形成された凹部
3,7,9内に埋没したものである。これによれば、凹
部3,7,9内に埋没される基部14部分を他の廉価な
素材で製作することができ、上記各路面マーカー4,
6,10に比べてこの2層より成る路面マーカー13を
廉価に製作することができる。
【0032】なお、上記各路面マーカー4,6,10,
13を成形させるに際し、光によって反射し易い、ガラ
スビーズ、ガラスカレット、マイカを主原料とする粉砕
材料のみではなく、この粉砕材料に、昼間の光を蓄光す
る蓄光剤を混入させて成形させる場合がある。この蓄光
剤は、一般的に日差しが弱いとされる冬季の日照時間を
8時間とした場合、夜間において、8〜10時間位、お
よそ300ルクスの光を得ることが望ましい。この蓄光
剤としては、光を照射することにより光励起過程でその
エネルギーを吸収してりん光を発する顔料が使用でき
る。特開平10−194871号公報に開示された残光
性蛍光体を用いれば、発光の持続時間が長く、初輝度も
高い蓄光剤を得ることができる。
【0033】前記残光性蛍光体は次の一般式で表現さ
れ、 (M1−p−q,EU)O・n(Al
1−m 0.0001≦p≦0.5 0.0001≦q≦0.5 1.5≦n≦3.0 0≦m≦0.5 (ただし、組成式中のMはMg、少なくともCa、S
r、Ba、及びZnからなる2価金属の群より選ばれた
1種であり、Qは共付活剤でありMn、Zr、Nb、P
r、Nd、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Y
b、及びLuからなる群より選ばれた少なくとも1種で
ある。)
【0034】また、MはSrである次の組成式で表され
る残光性蛍光体であることが望ましい。 (Sr1−p−q,EU)O・n(Al1−m
0.0001≦p≦0.5 0.0001≦q≦0.5 1.5≦n≦3.0 0≦m≦0.5 (ただし、Qは共付活剤でありMn、Zr、Nb、P
r、Nd、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Y
b、及びLuからなる群より選ばれた少なくとも1種で
ある。)
【0035】<残光性蛍光体の調整方法>残光性蛍光体
の原料として、SrO、Al,Euのよう
な金属酸化物、あるいはSrCOのような焼成時の高
温で容易に酸化物になるような化合物を選択する。この
ような化合物として、炭酸塩の他には硝酸塩、シュウ酸
塩、水酸化物などがある。発光特性が原料の純度に依存
することから、これら原料純度は99.9%以上が必要
であり、99.99%以上であることが好ましい。
【0036】原料は目的組成となるように混合機中で十
分に混合する。例えば、(Sr1−p−q,EuDy
)O・1.75(Al1−m蛍光体を1
モル調整する場合は、 原料 仕込み量(モル) SrCO 1−p−q Eu p/2 Dy q/2 Al 1.75(1−m) HBO 3.5m
【0037】得られた混合原料を、大気中で1200℃
以上1600℃以下の温度で数時間1次焼成した後、弱
還元雰囲気中で1200℃以上1600℃以下の温度で
2次焼成し、得られた焼成品を粉砕し、篩することで残
光性蛍光体が得られる。
【0038】硼素を残光性蛍光体の組成に導入すること
により、硼アルミン酸として蛍光体母体の結晶性を改善
でき、発光中心と捕獲中心を安定化できることで残光輝
度の高輝化に有効に働く。硼素を組成に導入するために
は、硼祖を含んだ化合物をフラックスとして加えて焼成
する方法が有効で、硼酸あるいはアルカリ土類元素の硼
酸塩が使用でき、特に硼酸が好ましい。添加した硼酸は
殆ど全て蛍光体組成に導入される。硼素の添加は、アル
ミニウムを置換する硼素量mが0.0001以上、0.
5以下の範囲が好ましく、より好ましいのは、0.00
5以上、0.25以下の範囲で、最も好ましいのは0.
05付近である。
【0039】この硼素の導入は、残光性蛍光体の発光性
能の改善のみならず、熱膨張率を低下させることができ
る。
【0040】残光性蛍光体に導入する付活剤、共付活剤
は蛍光色、残高輝度に関係し、実用のためにはその濃度
範囲が重要である。そこで、付活剤、共付活剤はそれぞ
れ次に示すような範囲に設定する。
【0041】残光性蛍光体に導入する付活剤のEuの濃
度pの好ましい範囲は0.001以上、0.06以下の
範囲である。
【0042】共付活剤はMn、Dy、Tm、Lu、N
b、Yb、Zr、Er、Pr、Ho、及びNdの内の少
なくとも1種の元素を使用することができるが、好まし
くは2種類の元素が使用できる。この2種類の元素は第
一と第二の共付活剤に分けて考えることができ、第一の
共付活剤としては、Dy、Nd、Pr、Ho、及びEr
が主として使用できる。蛍光体組成中の2価金属Mが特
にSrの場合、Dy、Pr、Tm、Ho、及びErに残
光輝度向上に効果的であり、この場合発光色は青緑域に
ある。
【0043】第一の共付活剤としてDyを選択した場
合、発光性能に及ぼすDy濃度qの最適範囲は0.00
05以上、0.03以下の範囲である。
【0044】第一の共付活剤としてDyを選択する場
合、第二の共付活剤のMn濃度qの好ましい範囲は0.
0001以上、0.06以下で、さらに好ましいのは
0.0005以上、0.02以下の範囲である。
【0045】第一の共付活剤としてDyを選択する場
合、第二の共付活剤のTm濃度qの好ましい範囲は0.
0003以上、0.02以下で、さらに好ましいのは
0.0004以上、0.01以下の範囲である。
【0046】第一の共付活剤としてDyを選択する場
合、第二の共付活剤のLu濃度qの好ましい範囲は0.
0001以上、0.06以下で、さらに好ましいのは
0.0004以上、0.04以下の範囲である。
【0047】第一の共付活剤としてDyを選択する場
合、第二の共付活剤のNb濃度qの好ましい範囲は0.
0001以上、0.08以下で、さらに好ましいのは
0.0003以上、0.04以下の範囲である。
【0048】第一の共付活剤としてDyを選択する場
合、第二の共付活剤のYb濃度qの好ましい範囲は0.
0002以上、0.04以下で、さらに好ましいのは
0.0003以上、0.01以下の範囲である。
【0049】第一の共付活剤としてDyを選択する場
合、第二の共付活剤のZr濃度qの好ましい範囲は0.
002以上、0.70以下である。
【0050】第一の共付活剤としてDyを選択する場
合、第二の共付活剤のEr濃度qの好ましい範囲は0.
0001以上、0.03以下である。さらに好ましいの
は0.0005以上、0.02以下の範囲である。
【0051】第一の共付活剤としてDyを選択する場
合、第二の共付活剤のPr濃度qの好ましい範囲は0.
0001以上、0.04以下である。さらに好ましいの
は0.0005以上、0.03以下の範囲である。
【0052】上記の残光性蛍光体を蓄光剤として、ガラ
スビーズ、ガラスカレット、マイカを主原料とする粉砕
材料に、混入させて成形させるに際し、混入率として
は、 ガラスビーズ、ガラスカレット、マイカ、バインダー樹脂全体 70%〜95% 蓄光剤 5%〜30% また、好適には、 ガラスビーズ、ガラスカレット、マイカ、バインダー樹脂全体 75%〜90% 蓄光剤 10%〜25% さらに、最も好適には、 ガラスビーズ、ガラスカレット、マイカ、バインダー樹脂全体 80%〜85% 蓄光剤 15%〜20% としている。
【0053】また、上記の場合、ガラスビーズ、ガラス
カレット、マイカを主原料とする粉砕材料に、粉末状の
蓄光剤をそのまま混入させてもよいが、混入形態をおよ
そ0.1mm〜2mm位に粉砕したガラス蓄光剤複合粒子と
した方が有利である。このことは、蓄光剤用のガラスと
蓄光剤の粒子とを混合してその混合物をそのガラスの溶
融温度で加熱溶融させることにより、または加熱溶融し
たガラス中に蓄光剤の粒子を混合させることにより、そ
の溶融されたガラス中に蓄光剤が分散し、その溶融ガラ
スを冷却固化して蓄光剤入りガラスとする。さらに、そ
の蓄光剤入りガラスをおよそ0.1mm〜2mm位に粉砕す
ることによって上記ガラス蓄光剤複合粒子が得られる。
すなわち、蓄光剤用のガラスである低融点ガラスのフリ
ットに蓄光剤の粒子を混合して、これを750℃〜85
0℃位で焼成して固溶体の状態で分散させ、これを粉砕
するものである。これによれば、ガラス基質中に蓄光剤
の粒子が分散した、いわば閉じこめられた状態になる。
このガラス蓄光剤複合粒子によれば、蓄光剤を坦持する
一定の厚みを有することになるので、紫外線を励磁する
力が大となり、また一定の残光色が確保できるものであ
る。さらに、ガラス基質中に蓄光剤の粒子が分散した状
態のガラス蓄光剤複合粒子を、ガラスビーズ、ガラスカ
レット、マイカを主原料とする粉砕材料に混入させるの
で、蓄光剤の使用量も粉末状に比べて格段に少量(ほぼ
10%〜20%位)とすることが可能である。
【0054】なお、蓄光剤を上記残光性蛍光体に替え、
若干の放射能を発生できる無機材料(例えば、ラジウム
等)を、硫化亜鉛等の発光基体と組み合わせた自発光顔
料を用いてもよい。これによれば、トンネル内など、昼
間の光照射量の少ない場所でも充分な発光状態を得るこ
とができる。
【0055】各路面マーカー4,6,10,13は、昼
間の太陽光にを蓄光することができ、夜間において自ら
発光することができ、夜間における各路面マーカー4,
6,10,13を容易に認識することができ、さらには
各ライン2,5,8,11,12の位置の特定も容易と
なる。
【0056】また、各路面マーカー4,6,10,13
は、好適な形態として、その高さを10〜20mm位、凹
部3,7,9内に埋め込まれる部分をその半分位として
いる。また、この舗装路面1上から上方に凸となる膨出
した形態を有するように、舗装路面1上から突出した高
さと前記凹部3内に埋め込まれる比率(舗装路面1上か
ら突出している高さ/舗装路面1に埋め込まれる部分)
を、ほぼ0.3〜1.5の範囲内に設定している。この
範囲内とすることによって、車を運転するドライバーの
視覚に、各路面マーカー4,6,10,13からの反射
光が良好に捉えられることになる。また、前記比率を超
える場合には、各路面マーカー4,6,10,13が舗
装路面1より突出し過ぎることになり、路面1の段差と
なって道路通行上の支障となる場合がある。
【0057】なお、本実施例においては、各路面マーカ
ー4,6,10,13は、説明の便宜上、舗装路面1に
穴を掘って路盤を固めた凹部3,7,9内に埋め込まれ
るとしているが、路面を舗装したり、或いは補修する際
に同時に埋め込んでもよく、この場合には、凹部3,
7,9を設ける必要はない。
【0058】また、本実施例においては、説明の便宜
上、舗装路面上に描かれるラインを、車道のセンターラ
イン、追い越し禁止ライン、交差点等の自動車の停止ラ
インとして説明しているが、これに限定することなく、
舗装路面通行上、注意を与える舗装路面のラインの替わ
り、歩道の信号待ち等の人の停止ライン等、舗装路面上
に描かれたライン、或いはこれに類似するものに適用で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】舗装路面構造の一実施例を示す平面図。
【図2】図1のA−A線矢視断面図。
【図3】路面マーカーの斜視図。
【図4】舗装路面構造の他の実施例を示す平面図。
【図5】図4のB−B線矢視断面図。
【図6】舗装路面構造の他の実施例を示す平面図。
【図7】図6のC−C線矢視断面図。
【図8】舗装路面構造の他の実施例を示す平面図。
【図9】図8のD−D線矢視断面図。
【図10】長板状の路面マーカーの斜視図。
【図11】舗装路面構造の他の実施例を示す平面図。
【図12】図11のE−E線矢視断面図。
【図13】舗装路面構造の他の実施例を示す平面図。
【図14】図13のF−F線矢視断面図。
【図15】舗装路面構造の他の実施例を示す平面図。
【図16】図15のG−G線矢視断面図。
【図17】図15のH−H線矢視断面図。
【図18】路面マーカーの他の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1 舗装路面 2 センターライン 3,7,9 凹部 4,6,10,12,13 路面マーカー 12 停止ライン 14 基部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兵藤 勲 岐阜県中津川市手賀野690番地の15 Fターム(参考) 2D064 AA02 AA04 BA06 BA11 CA09 DA08 EB26 EB31

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラスビーズ、ガラスカレットの少なく
    とも一を主原料とする成形体の形状をなし、上面が舗装
    路面の表面に露出するように埋め込まれることを特徴と
    する路面マーカー。
  2. 【請求項2】 ガラスビーズ、ガラスカレットの少なく
    とも一を主原料とする成形体の形状をなし、上面が舗装
    路面の表面に露出するように埋め込まれるとともに、少
    なくともその露出部にマイカの細片が混在していること
    を特徴とする路面マーカー。
  3. 【請求項3】 前記露出する表面が、平面状であって舗
    装路面の表面とほぼ面一である請求項1または2記載の
    路面マーカー。
  4. 【請求項4】 前記露出する表面が、舗装路面の表面か
    ら突出し、かつ上方に凸となる膨出した形態を有する請
    求項1または2記載の路面マーカー。
  5. 【請求項5】 ガラスビーズ及びガラスカレットを主原
    料とし、かつマイカを混入して成形したことを特徴とす
    る路面マーカー。
  6. 【請求項6】 以下の配合割合とした請求項5記載の路
    面マーカー。 ガラスビーズ 20%〜60% ガラスカレット 20%〜60% マイカ 1%〜10% バインダー樹脂 5%〜30%
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の路
    面マーカーにおいて、SrO、Al,Eu
    の金属酸化物、或いはSrCOのような化合物の蓄光
    剤が混在し、その蓄光剤が路面に露出して光を蓄光する
    ことにより、夜間に路面上で光を発することを特徴とす
    る路面マーカー。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6のいずれかに記載の路
    面マーカーにおいて、蓄光剤用のガラスと蓄光剤の粒子
    とを混合してその混合物をそのガラスの溶融温度で加熱
    することにより、または加熱溶融したガラス中に蓄光剤
    の粒子を混合することにより、その溶融されたガラス中
    に蓄光剤が分散し、その溶融ガラスを冷却固化して蓄光
    剤入りガラスとし、その蓄光剤入りガラスを粉砕して得
    られたガラス蓄光剤複合粒子が混在しており、路面に露
    出して光を蓄光することにより、夜間に路面上で光を発
    することを特徴とする路面マーカー。
  9. 【請求項9】 蓄光剤が以下の一般式で表現される請求
    項7または8記載の路面マーカー。 (M1−p−q,EU)O・n(Al
    1−m 0.0001≦p≦0.5 0.0001≦q≦0.5 1.5≦n≦3.0 0≦m≦0.5 ただし、組成式中のMはMg、少なくともCa、Sr、
    Ba、及びZnからなる2価金属の群より選ばれた1種
    であり、Qは共付活剤でありMn、Zr、Nb、Pr、
    Nd、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、及
    びLuからなる群より選ばれた少なくとも1種である。
  10. 【請求項10】 蓄光剤が以下の一般式で表現される請
    求項7または8記載の路面マーカー。 (Sr1−p−q,EU)O・n(Al1−m
    0.0001≦p≦0.5 0.0001≦q≦0.5 1.5≦n≦3.0 0≦m≦0.5 ただし、Qは共付活剤でありMn、Zr、Nb、Pr、
    Nd、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、及
    びLuからなる群より選ばれた少なくとも1種である。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかに記載
    の路面マーカーが円板状または角状のいずれかの形態を
    なし、この路面マーカーが、センターラインの長手方向
    の少なくとも一方の端部に近接して埋め込まれたことを
    特徴とする路面構造。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし10のいずれかに記載
    の路面マーカーが長手の板状または棒状のいずれかの形
    態をなし、この長手状の路面マーカーが、舗装路面の停
    止ラインに相当する位置において、舗装路面にその上面
    が露出するように埋め込まれたことを特徴とする路面構
    造。
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JP2008081988A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Mkk:Kk 蓄光性発光体の製造方法
JP2010037761A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Nakashima Kensetsu Kk 単位送水管を中継する中継散水ブロック
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