JPH09255896A - 篩分けが容易な粉体塗料組成物 - Google Patents
篩分けが容易な粉体塗料組成物Info
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- JPH09255896A JPH09255896A JP8097773A JP9777396A JPH09255896A JP H09255896 A JPH09255896 A JP H09255896A JP 8097773 A JP8097773 A JP 8097773A JP 9777396 A JP9777396 A JP 9777396A JP H09255896 A JPH09255896 A JP H09255896A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 篩分けが容易な粉体塗料組成物を提供する。
【構成】 個数平均粒子径が3〜10nmであり、BE
T表面積が195〜290L/gである微粉末シリカ
を、熱硬化性塗料粉体100重量部あたり0.05〜
2.0重量部ドライブレンドによって添加する。
T表面積が195〜290L/gである微粉末シリカ
を、熱硬化性塗料粉体100重量部あたり0.05〜
2.0重量部ドライブレンドによって添加する。
Description
【0001】本発明の背景 本発明は、篩分けが容易な粉体塗料組成物に関する。
【0002】粉体塗料は有機溶剤を使用しないので環境
汚染の心配がないことから、自動車、自動車部品、家電
製品、建材等の分野において汎用されるようになってい
る。一般に粉体塗料は、バインダー樹脂、硬化剤、およ
び必要に応じ顔料その他の添加剤を混合した後、混合物
を溶融混練し、冷却した後粉砕分級して製造される。こ
のようにして得られた粉体塗料は、静電スプレー塗装
法、流動層浸漬塗法等の手段によって被塗物に塗布さ
れ、その後焼付け工程を経て硬化塗膜が形成される。
汚染の心配がないことから、自動車、自動車部品、家電
製品、建材等の分野において汎用されるようになってい
る。一般に粉体塗料は、バインダー樹脂、硬化剤、およ
び必要に応じ顔料その他の添加剤を混合した後、混合物
を溶融混練し、冷却した後粉砕分級して製造される。こ
のようにして得られた粉体塗料は、静電スプレー塗装
法、流動層浸漬塗法等の手段によって被塗物に塗布さ
れ、その後焼付け工程を経て硬化塗膜が形成される。
【0003】従来溶剤型塗料が主に使用されて来た美粧
性、外観が要求される分野では、特開平5−98193
号に記載されているように粉体塗料の平均体積粒子径を
例えば5〜20μmに比較的小さくすることにより外観
の向上を図っている。しかしながら平均体積粒子径をこ
のように小さくすると、塗料製造時の粒度分布調整のた
めの分級工程、塗装作業前および回収再使用時ブロッキ
ングした塊や異物の除去のための篩分け工程で篩の目詰
まりを生じ、効率的な篩分けが困難であった。
性、外観が要求される分野では、特開平5−98193
号に記載されているように粉体塗料の平均体積粒子径を
例えば5〜20μmに比較的小さくすることにより外観
の向上を図っている。しかしながら平均体積粒子径をこ
のように小さくすると、塗料製造時の粒度分布調整のた
めの分級工程、塗装作業前および回収再使用時ブロッキ
ングした塊や異物の除去のための篩分け工程で篩の目詰
まりを生じ、効率的な篩分けが困難であった。
【0004】そこで本発明は、平均粒子径が比較的小さ
いにもかかわらず篩分けが容易な粉体塗料組成物を提供
する。
いにもかかわらず篩分けが容易な粉体塗料組成物を提供
する。
【0005】本発明の開示 本発明は、個数平均粒子径が3〜10nmであり、BE
T表面積が195〜290L/gである微粉末シリカ
を、熱硬化性塗料粉体100重量部あたり0.05〜
2.0重量部ドライブレンドしてなる粉体塗料組成物に
関する。
T表面積が195〜290L/gである微粉末シリカ
を、熱硬化性塗料粉体100重量部あたり0.05〜
2.0重量部ドライブレンドしてなる粉体塗料組成物に
関する。
【0006】好ましい具体例の説明 ここでいう「熱硬化性塗料粉体」とは、先に述べたよう
に、バインダー樹脂、硬化剤、および必要に応じ顔料そ
の他の添加剤を混合し、溶融混練し、冷却した後粉砕分
級して製造された粉体を意味する。このものは粉体塗料
そのものであり、使用するバインダー樹脂のタイプによ
り種々のものが知られている。
に、バインダー樹脂、硬化剤、および必要に応じ顔料そ
の他の添加剤を混合し、溶融混練し、冷却した後粉砕分
級して製造された粉体を意味する。このものは粉体塗料
そのものであり、使用するバインダー樹脂のタイプによ
り種々のものが知られている。
【0007】本発明の粉体塗料組成物は、篩分けを容易
にするため特定の微粉末シリカをドライブレンドにより
後添加することを除いて公知の粉体塗料と同じであるか
ら、塗料粉体として任意の公知の熱硬化性塗料粉体を使
用することができる。
にするため特定の微粉末シリカをドライブレンドにより
後添加することを除いて公知の粉体塗料と同じであるか
ら、塗料粉体として任意の公知の熱硬化性塗料粉体を使
用することができる。
【0008】バインダー樹脂は、室温で固体の熱硬化性
樹脂であり、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、アクリ
ル樹脂、それらの組合せなどがその代表例である。耐候
性が要望される用途に対してはアクリル樹脂が好まし
い。
樹脂であり、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、アクリ
ル樹脂、それらの組合せなどがその代表例である。耐候
性が要望される用途に対してはアクリル樹脂が好まし
い。
【0009】ポリエステル樹脂は、エチレングリコー
ル、プロパンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジ
オール、ネオペンチルグリコール、トリメチロールプロ
パン、ペンタエリスリトール等の多価アルコールと、テ
レフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、コハク酸、グル
タル酸、アジピン酸、セバチン酸、β−オキシプロピオ
ン酸等のカルボン酸を縮重合反応させたものが挙げられ
る。
ル、プロパンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジ
オール、ネオペンチルグリコール、トリメチロールプロ
パン、ペンタエリスリトール等の多価アルコールと、テ
レフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、コハク酸、グル
タル酸、アジピン酸、セバチン酸、β−オキシプロピオ
ン酸等のカルボン酸を縮重合反応させたものが挙げられ
る。
【0010】エポキシ樹脂は、分子内に2個以上のオキ
シラン基を持つ高分子化合物で、グリシジルエステル樹
脂、ビスフェノールAとエピクロロヒドリンとの縮合反
応物を代表とするグリシジルエーテル型樹脂、脂環式エ
ポキシ樹脂、線状脂肪族エポキシ樹脂などが挙げられ
る。
シラン基を持つ高分子化合物で、グリシジルエステル樹
脂、ビスフェノールAとエピクロロヒドリンとの縮合反
応物を代表とするグリシジルエーテル型樹脂、脂環式エ
ポキシ樹脂、線状脂肪族エポキシ樹脂などが挙げられ
る。
【0011】アクリル樹脂は、スチレン、アクリル酸、
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−
ブチル、アクリル酸iso−ブチル、アクリル酸ter
t−ブチル、グリシジルアクリレート、グリシジルメタ
クリレート、2−メチルグリシジルメタクリレート等の
モノマーを通常の方法で重合させたものが挙げられる。
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−
ブチル、アクリル酸iso−ブチル、アクリル酸ter
t−ブチル、グリシジルアクリレート、グリシジルメタ
クリレート、2−メチルグリシジルメタクリレート等の
モノマーを通常の方法で重合させたものが挙げられる。
【0012】これら塗膜形成成分としての熱硬化性樹脂
は、ガラス転移点(Tg)が30〜55℃のものが好ま
しい。これよりTgが低いと粉砕時の発熱により、粉砕
機に樹脂粒子が融着し製造が困難である。またTgが高
いと良好な表面平滑性を得ることが困難である。
は、ガラス転移点(Tg)が30〜55℃のものが好ま
しい。これよりTgが低いと粉砕時の発熱により、粉砕
機に樹脂粒子が融着し製造が困難である。またTgが高
いと良好な表面平滑性を得ることが困難である。
【0013】硬化剤は、バインダー樹脂の持つ官能基種
に応じて適宜選択される。例えば、ポリエステル樹脂の
場合は多塩基酸、メラミン樹脂のようなアミノプラスト
樹脂、ブロックイソシアネートなどが使用され、エポキ
シ樹脂の場合は無水多価カルボン酸、ジシアンジアミ
ド、アクリル樹脂などが使用され、アクリル樹脂の場合
は多価カルボン酸、エポキシ樹脂、アミノプラスト樹脂
などが使用される。
に応じて適宜選択される。例えば、ポリエステル樹脂の
場合は多塩基酸、メラミン樹脂のようなアミノプラスト
樹脂、ブロックイソシアネートなどが使用され、エポキ
シ樹脂の場合は無水多価カルボン酸、ジシアンジアミ
ド、アクリル樹脂などが使用され、アクリル樹脂の場合
は多価カルボン酸、エポキシ樹脂、アミノプラスト樹脂
などが使用される。
【0014】顔料は例えば、二酸化チタン、ベンガラ、
酸化鉄、カーボンブラック、フタロシアニンブルー、フ
タロシアニングリーン、キクナドン系顔料、アゾ系顔料
等の着色顔料、タルク、炭酸カルシウム、沈降性硫酸バ
リウム等の体質顔料が挙げられる。
酸化鉄、カーボンブラック、フタロシアニンブルー、フ
タロシアニングリーン、キクナドン系顔料、アゾ系顔料
等の着色顔料、タルク、炭酸カルシウム、沈降性硫酸バ
リウム等の体質顔料が挙げられる。
【0015】必要に応じ添加される他の添加剤として
は、ポリシロキサン、アクリル樹脂等の表面調整剤、可
塑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、ワキ防止剤、顔料分
散剤、硬化促進剤(又は硬化触媒)、ベンゾイン類など
がある。
は、ポリシロキサン、アクリル樹脂等の表面調整剤、可
塑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、ワキ防止剤、顔料分
散剤、硬化促進剤(又は硬化触媒)、ベンゾイン類など
がある。
【0016】以上のような原料を準備した後、予備混合
工程、溶融混練工程、冷却工程、粗粉砕工程、微粉砕工
程、粒度分布調整のための分級工程、および充填工程を
経て塗料粉体が製造される。粒度分布調整のための分級
工程は、巨大粒子または微小粒子またはその両方を取り
除くために行われる。
工程、溶融混練工程、冷却工程、粗粉砕工程、微粉砕工
程、粒度分布調整のための分級工程、および充填工程を
経て塗料粉体が製造される。粒度分布調整のための分級
工程は、巨大粒子または微小粒子またはその両方を取り
除くために行われる。
【0017】予備混合工程は各種原料を混合機に仕込
み、予備的に混合する工程である。混合機としてはスー
パーミキサー、ヘンシェルミキサー等が代表的に挙げら
れる。
み、予備的に混合する工程である。混合機としてはスー
パーミキサー、ヘンシェルミキサー等が代表的に挙げら
れる。
【0018】溶融混練工程は、予備的に混合された原料
を加熱下で混合し、分子レベルで分散する工程である。
ブスコニーダー、エクストルーダー等が代表的に用いら
れる。
を加熱下で混合し、分子レベルで分散する工程である。
ブスコニーダー、エクストルーダー等が代表的に用いら
れる。
【0019】冷却工程は溶融混練された分散体を加圧ロ
ールにてシート状に形成し、冷却固化する。
ールにてシート状に形成し、冷却固化する。
【0020】粗粉砕工程は固化したシートをチップ状に
粗粉砕する工程である。
粗粉砕する工程である。
【0021】微粉砕工程は、塗料の用途に応じて最適な
粒度分布に微粉砕する工程である。この工程ではスーパ
ーミキサー、ヘンシェルミキサー、ジェットミル等が代
表的に用いられる。
粒度分布に微粉砕する工程である。この工程ではスーパ
ーミキサー、ヘンシェルミキサー、ジェットミル等が代
表的に用いられる。
【0022】得られた粉体塗料は容器に充填され出荷さ
れる。塗料は塗装機の塗料タンクに充填し、塗装する前
に、輸送中および/または貯蔵中にブロックキングが発
生した場合はこれを篩分けによって除去する必要があ
る。また、静電吹付け塗装法では被塗物に付着しなかっ
た塗料が回収され、新しい塗料と混合して再使用される
のが普通である。この際にも回収した粉体塗料に混入し
た塵等の異物を篩分けによって除去しなければならな
い。
れる。塗料は塗装機の塗料タンクに充填し、塗装する前
に、輸送中および/または貯蔵中にブロックキングが発
生した場合はこれを篩分けによって除去する必要があ
る。また、静電吹付け塗装法では被塗物に付着しなかっ
た塗料が回収され、新しい塗料と混合して再使用される
のが普通である。この際にも回収した粉体塗料に混入し
た塵等の異物を篩分けによって除去しなければならな
い。
【0023】篩分けは、通常上下に振動する42〜32
5メッシュの金属製スクリーンを用いて行われる。とこ
ろが先に述べたように、外観にすぐれた平滑な硬化塗膜
を得るため体積平均粒子径が例えば5〜20μmの粉体
塗料の場合にはしばしば篩の目詰まりが発生し、効率的
な篩分けが困難である。
5メッシュの金属製スクリーンを用いて行われる。とこ
ろが先に述べたように、外観にすぐれた平滑な硬化塗膜
を得るため体積平均粒子径が例えば5〜20μmの粉体
塗料の場合にはしばしば篩の目詰まりが発生し、効率的
な篩分けが困難である。
【0024】そこで本発明により、あらかじめ分級前の
粉体塗料へ後述する微粉末シリカをドライブレンドする
ことにより、粒度分布調整のための分級のみならず、塗
装現場での篩分けが著しく容易化される。
粉体塗料へ後述する微粉末シリカをドライブレンドする
ことにより、粒度分布調整のための分級のみならず、塗
装現場での篩分けが著しく容易化される。
【0025】この目的に使用し得る微粉末シリカは、表
面のシラノール基を例えばモノアルキルトリハロシラ
ン、ジアルキルジハロシラン、トリアルキルモノハロシ
ラン等のシランカップリング剤で表面処理した疎水性基
でブロックした疎水性微粉末シリカが好ましい。その個
数平均粒子径が3〜10nmであり、BET表面積は1
95〜290L/g,特に230〜290L/gの範囲
内のものが用いられる。これに該当する市販品として
は、日本アエロジル(株)製のアエロジルR−812,
R−812Sが挙げられる。アエロジルR−812Sが
特に好ましい。これらに匹敵する他の市販品も勿論使用
可能である。
面のシラノール基を例えばモノアルキルトリハロシラ
ン、ジアルキルジハロシラン、トリアルキルモノハロシ
ラン等のシランカップリング剤で表面処理した疎水性基
でブロックした疎水性微粉末シリカが好ましい。その個
数平均粒子径が3〜10nmであり、BET表面積は1
95〜290L/g,特に230〜290L/gの範囲
内のものが用いられる。これに該当する市販品として
は、日本アエロジル(株)製のアエロジルR−812,
R−812Sが挙げられる。アエロジルR−812Sが
特に好ましい。これらに匹敵する他の市販品も勿論使用
可能である。
【0026】微粉末シリカの添加量は、熱硬化性塗料粉
体、すなわち微粉末シリカを含まない粉体塗料100重
量部あたり、0.05〜2.0重量部、好ましくは0.
1〜1.0重量部である。これより少ないと求める篩通
過性は得られず、反対に多過ぎると表面平滑性に悪影響
を及ぼす。
体、すなわち微粉末シリカを含まない粉体塗料100重
量部あたり、0.05〜2.0重量部、好ましくは0.
1〜1.0重量部である。これより少ないと求める篩通
過性は得られず、反対に多過ぎると表面平滑性に悪影響
を及ぼす。
【0027】ドライブレンドによる微粉末シリカの添加
は、微粉末シリカが粉体塗料本体に取込まれない限り粒
度分布調製前の任意の工程において実施することができ
る。例えば粗粉砕工程、微粉砕工程および分級工程であ
る。塗装現場での篩分けを容易化することのみを目的と
するのであれば、粒度分布調整を目的とする分級工程後
にドライブレンドしても良い。
は、微粉末シリカが粉体塗料本体に取込まれない限り粒
度分布調製前の任意の工程において実施することができ
る。例えば粗粉砕工程、微粉砕工程および分級工程であ
る。塗装現場での篩分けを容易化することのみを目的と
するのであれば、粒度分布調整を目的とする分級工程後
にドライブレンドしても良い。
【0028】本発明の粉体塗料組成物は、静電吹付塗装
法、詳しくはコロナ帯電型吹付塗装法または摩擦帯電型
吹付塗装法による塗装に特に適しているが、勿論他の塗
装法も可能である。
法、詳しくはコロナ帯電型吹付塗装法または摩擦帯電型
吹付塗装法による塗装に特に適しているが、勿論他の塗
装法も可能である。
【0029】以下に実施例および比較例によって本発明
を例証する。これらにおいて「部」とあるは重量基準に
よる。
を例証する。これらにおいて「部」とあるは重量基準に
よる。
【0030】製造例アクリル樹脂の製造 温度計、攪拌機、冷却管、窒素導入管及び滴下ロートを
備えた反応器に、キシレン63部を仕込み、130℃に
加熱した。この容器に滴下ロートを用いてグリシジルメ
タクリレート45部、スチレン20部、メタクリル酸メ
チル27部、メタクリル酸イソブチル8部のモノマーの
混合物と、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノ
エート6.5部、キシレン6部の開始剤溶液とを3時間
かけて滴下した。滴下終了後、30分保温し、のちにt
−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート0.1
部、キシレン7部を滴下ロートを用いて滴下した。滴下
終了後、さらに130℃で1時間保持した後、キシレン
を減圧蒸留により除去して、Tg52℃のアクリル樹脂
を得た。数平均分子量(GPC法、ポリスチレン換算)
3200
備えた反応器に、キシレン63部を仕込み、130℃に
加熱した。この容器に滴下ロートを用いてグリシジルメ
タクリレート45部、スチレン20部、メタクリル酸メ
チル27部、メタクリル酸イソブチル8部のモノマーの
混合物と、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノ
エート6.5部、キシレン6部の開始剤溶液とを3時間
かけて滴下した。滴下終了後、30分保温し、のちにt
−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート0.1
部、キシレン7部を滴下ロートを用いて滴下した。滴下
終了後、さらに130℃で1時間保持した後、キシレン
を減圧蒸留により除去して、Tg52℃のアクリル樹脂
を得た。数平均分子量(GPC法、ポリスチレン換算)
3200
【0031】実施例1アクリル粉体塗料組成物の製造 前記アクリル樹脂 48部 デカンジカルボン酸 12部 表面調整剤(CF−1056、東芝シリコーン製) 0.1部 ベンゾイン 0.3部 ビスフェノールA型エポキシ樹脂(YD−012、東都化成社製)2.2部
【0032】上記成分をスーパーミキサー(日本スピン
ドル製造社製)にて約3分間混合し、コニーダー(ブス
社製)により約100℃の条件で溶融混練した。室温へ
冷却し、粗粉砕後にアトマイザー(不二社パウダル社
製)で粉砕し、気流分級機DS−2型(日本ニューマチ
ック工業社製)で分級し、体積平均粒径10μmの粉体
粒子を得た。この粉体粒子100部に対し、微粉末シリ
カとして日本アエロジル(株)製アエロジルR−812
S(個数平均粒子径7nm,BET表面積260L/
g、いずれも公称、以下同じ)を0.5部添加し、ヘン
シェルミキサーにて約1分間混合し、アクリル粉体塗料
組成物を得た。
ドル製造社製)にて約3分間混合し、コニーダー(ブス
社製)により約100℃の条件で溶融混練した。室温へ
冷却し、粗粉砕後にアトマイザー(不二社パウダル社
製)で粉砕し、気流分級機DS−2型(日本ニューマチ
ック工業社製)で分級し、体積平均粒径10μmの粉体
粒子を得た。この粉体粒子100部に対し、微粉末シリ
カとして日本アエロジル(株)製アエロジルR−812
S(個数平均粒子径7nm,BET表面積260L/
g、いずれも公称、以下同じ)を0.5部添加し、ヘン
シェルミキサーにて約1分間混合し、アクリル粉体塗料
組成物を得た。
【0033】実施例2および3 微粉末シリカの添加量をそれぞれ0.25部および1.
0部に変更したほかは実施例1に同じ。
0部に変更したほかは実施例1に同じ。
【0034】実施例4 微粉末シリカとして疎水性の日本アエロジル(株)製ア
エロジルR−812(個数平均粒子径7nm,BET表
面積220L/g)を0.5部添加したほかは実施例1
に同じ。
エロジルR−812(個数平均粒子径7nm,BET表
面積220L/g)を0.5部添加したほかは実施例1
に同じ。
【0035】比較例1 微粉末シリカとして、親水性の日本アエロジル(株)製
アエロジル300(粒子径7nm,表面積300L/
g)を0.5部添加したほかは実施例1に同じ。
アエロジル300(粒子径7nm,表面積300L/
g)を0.5部添加したほかは実施例1に同じ。
【0036】比較例2 微粉末シリカを全く添加しなかったほかは実施例1に同
じ。
じ。
【0037】比較例3 微粉末シリカの添加量を3.0重量部に増量したほかは
実施例1に同じ。
実施例1に同じ。
【0038】比較例4 微粉末シリカとして疎水性の日本アエロジル(株)製ア
エロジルR−974(粒径16nm,表面積110L/
g)を0.5部添加したほかは実施例1に同じ。
エロジルR−974(粒径16nm,表面積110L/
g)を0.5部添加したほかは実施例1に同じ。
【0039】実施例5ポリエステル粉体塗料の製造 ポリエステル樹脂(ファインディックM8021 大日本インキ化学工業(株)製) 60重量部 ε−カプロラクタムブロック化イソシアネート (アダクトB−1530 ヒュルス社製)10重量部 炭酸カルシウム 5重量部 二酸化チタン 20重量部 表面調整剤(CF−1056、東芝シリコーン製) 0.5重量部
【0040】上記成分を実施例1と同様に処理して得ら
れた体積平均粒径10μmの粉体粒子100部に対し、
同じ微粉末シリカ0.5部を添加したほかは実施例1に
同じ。
れた体積平均粒径10μmの粉体粒子100部に対し、
同じ微粉末シリカ0.5部を添加したほかは実施例1に
同じ。
【0041】比較例5 微粉末シリカを添加しなかった以外は実施例5に同じ。
【0042】実施例6エポキシ粉体塗料の製造 エポキシ樹脂(エピコート1002 油化シェルエポキシ社製) 65重量部 ジシアンジアミド 5重量部 二酸化チタン 20重量部 炭酸カルシウム 5重量部 表面調整剤(CF−1056、東芝シリコーン製) 0.5重量部
【0043】上記成分を実施例1と同様に処理して得ら
れた体積平均粒径10μmの粉体粒子100部に対し、
同じ微粉末シリカ0.5部を添加したほかは実施例1に
同じ。
れた体積平均粒径10μmの粉体粒子100部に対し、
同じ微粉末シリカ0.5部を添加したほかは実施例1に
同じ。
【0044】比較例6 微粉末シリカを添加しなかった以外は実施例6に同じ。
【0045】試験方法 Tgの測定は、示差走査熱量計(DSC)で、測定機器
として名称:SEIKO I SSC/5200、Se
iko Instrments.Inc製で測定を行っ
た。
として名称:SEIKO I SSC/5200、Se
iko Instrments.Inc製で測定を行っ
た。
【0046】各実施例、比較例で製造した粉体塗料を
0.8mm厚の燐酸処理鋼板に膜厚60±5μmとなる
ように静電吹付塗装し、140℃の熱風乾燥炉で20分
焼き付け塗膜を形成した。得られた塗膜の外観は特開平
7−145602に記載されている写像鮮明測定器(ス
ガ試験器社製)で測定したNSIC値で評価した。
0.8mm厚の燐酸処理鋼板に膜厚60±5μmとなる
ように静電吹付塗装し、140℃の熱風乾燥炉で20分
焼き付け塗膜を形成した。得られた塗膜の外観は特開平
7−145602に記載されている写像鮮明測定器(ス
ガ試験器社製)で測定したNSIC値で評価した。
【0047】篩通過性は、パウダーテスター PT−D
(ホソカワミクロン(株)製)で以下の方法で測定し
た。直径20cm、60メッシュの篩を振れ幅が1mm
で上下に振動させる。篩の下に試料を受ける為の袋を設
置する。篩の上に粉体塗料100gをすばやく投入し、
投入開始と同時に時間測定を開始する。20秒間の振動
による試料受け袋中の粉体塗料重量を測定し、1分間の
振動による粉体塗料重量に換算することで篩通過量を算
出した。
(ホソカワミクロン(株)製)で以下の方法で測定し
た。直径20cm、60メッシュの篩を振れ幅が1mm
で上下に振動させる。篩の下に試料を受ける為の袋を設
置する。篩の上に粉体塗料100gをすばやく投入し、
投入開始と同時に時間測定を開始する。20秒間の振動
による試料受け袋中の粉体塗料重量を測定し、1分間の
振動による粉体塗料重量に換算することで篩通過量を算
出した。
【0048】安息角は、パウダーテスター PT−D
(ホソカワミクロン(株)製)で通常の測定方法により
測定した。結果を表1および表2に示す。
(ホソカワミクロン(株)製)で通常の測定方法により
測定した。結果を表1および表2に示す。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】考察 表1および表2から、本発明に従って微粉末シリカをド
ライブレンドすることによって篩通過量が著しく向上
(少なくとも4倍)することがわかる。その添加量が過
剰の場合(比較例3)、外観(NSIC)が許容範囲以
下に低下し、また親水性でBET表面積が大き過ぎる微
粉末シリカの場合(比較例1)、篩通過量は無添加の場
合に比較して有意に向上せず、さらに疎水性シリカでも
粒径が大き過ぎる場合(比較例4)、篩通過量の増加は
所望範囲に到達しないことがわかる。
ライブレンドすることによって篩通過量が著しく向上
(少なくとも4倍)することがわかる。その添加量が過
剰の場合(比較例3)、外観(NSIC)が許容範囲以
下に低下し、また親水性でBET表面積が大き過ぎる微
粉末シリカの場合(比較例1)、篩通過量は無添加の場
合に比較して有意に向上せず、さらに疎水性シリカでも
粒径が大き過ぎる場合(比較例4)、篩通過量の増加は
所望範囲に到達しないことがわかる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 133/04 PGB C09D 133/04 PGB 163/00 PJP 163/00 PJP 167/02 PKW 167/02 PKW
Claims (9)
- 【請求項1】個数平均粒子径が3〜10nmであり、B
ET表面積が195〜290L/gである微粉末シリカ
を、熱硬化性塗料粉体100重量部あたり0.05〜
2.0重量部ドライブレンドしてなる粉体塗料組成物。 - 【請求項2】微粉末シリカが、表面のシラノール基を疎
水性基でブロックした疎水性微粉末シリカである請求項
1の粉体塗料組成物。 - 【請求項3】微粉末シリカのBET表面積が230〜2
90L/gである請求項1または2の粉体塗料組成物。 - 【請求項4】熱硬化性塗料粉体がアクリル樹脂、ポリエ
ステル樹脂およびエポキシ樹脂より選ばれた少なくとも
1種の樹脂と、該樹脂の硬化剤とを含んでいる請求項1
または2または3の粉体塗料組成物。 - 【請求項5】熱硬化性塗料粉体の体積平均粒子径が5〜
20μmである請求項4の粉体塗料組成物。 - 【請求項6】アクリル樹脂がTg30〜55℃と、数平
均分子量1000〜4000を有する請求項4または5
の粉体塗料組成物。 - 【請求項7】粉体塗料の篩分け性を向上させる方法であ
って、熱硬化性塗料粉体100重量部あたり、個数平均
粒子径が3〜10nmであり、BET表面積が195〜
290L/gである微粉末シリカ0.05〜2.0重量
部をドライブレンドし、篩分けることを特徴とする粉体
塗料の篩分け性を向上させる方法。 - 【請求項8】微粉末シリカが表面のシラノール基を疎水
性基でブロックした疎水性微粉末シリカである請求項7
の方法。 - 【請求項9】熱硬化性塗料粉体の体積平均粒子径が5〜
20μmである請求項7または8の方法。
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KR1019970010033A KR970065660A (ko) | 1996-03-26 | 1997-03-24 | 체질용이한 분말피복조성물 |
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JP8097773A JPH09255896A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 篩分けが容易な粉体塗料組成物 |
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JP2004123765A (ja) * | 2002-07-30 | 2004-04-22 | Dainippon Toryo Co Ltd | 無機質基材用塗料組成物 |
JP2004123902A (ja) * | 2002-10-02 | 2004-04-22 | Dainippon Toryo Co Ltd | 無機質基材用塗料組成物 |
JP2009179793A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Rohm & Haas Co | 疎水性粒子を含むアクリルコーティング粉体およびそれから製造される向上された糸状腐食耐性を有する粉体塗膜 |
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GB9814519D0 (en) * | 1998-07-03 | 1998-09-02 | Courtaulds Coatings Holdings | Powder coating compositions |
DE19852056A1 (de) * | 1998-11-11 | 2000-05-18 | Duerr Dental Gmbh Co Kg | Dentaler Abformlöffel sowie Abformmaterial zur Verwendung mit einem solchen |
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- 1996-03-26 JP JP8097773A patent/JPH09255896A/ja not_active Withdrawn
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- 1997-03-24 KR KR1019970010033A patent/KR970065660A/ko not_active Application Discontinuation
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- 1997-03-25 GB GB9706211A patent/GB2311527B/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-03-25 CN CN97110213A patent/CN1170019A/zh active Pending
- 1997-03-26 DE DE19712765A patent/DE19712765A1/de not_active Withdrawn
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CN1170019A (zh) | 1998-01-14 |
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GB2311527A (en) | 1997-10-01 |
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