JPH09255613A - ヒドロキシナフトアルデヒドの製造法 - Google Patents
ヒドロキシナフトアルデヒドの製造法Info
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- JPH09255613A JPH09255613A JP8065991A JP6599196A JPH09255613A JP H09255613 A JPH09255613 A JP H09255613A JP 8065991 A JP8065991 A JP 8065991A JP 6599196 A JP6599196 A JP 6599196A JP H09255613 A JPH09255613 A JP H09255613A
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- naphthaldehyde
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C45/00—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
- C07C45/61—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups
- C07C45/67—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton
- C07C45/673—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton by change of size of the carbon skeleton
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヒドロキシ基とホルミル基とが別々の環に結
合しているヒドロキシナフトアルデヒドの製法を提供す
る。 【解決手段】 アルコキシ基とホルミル基とが別々の環
に結合しているアルコキシナフトアルデヒドを、ヨウ化
塩の存在下に塩化アルミニウムと反応させて脱アルキル
する。
合しているヒドロキシナフトアルデヒドの製法を提供す
る。 【解決手段】 アルコキシ基とホルミル基とが別々の環
に結合しているアルコキシナフトアルデヒドを、ヨウ化
塩の存在下に塩化アルミニウムと反応させて脱アルキル
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヒドロキシナフトア
ルデヒドの製造方法に関し、詳細には医薬品、農薬、染
料などの各種化学品の合成中間体として有用なヒドロキ
シナフトアルデヒドを、安価、高収率、高純度、かつ簡
便に製造する方法に関するものである。
ルデヒドの製造方法に関し、詳細には医薬品、農薬、染
料などの各種化学品の合成中間体として有用なヒドロキ
シナフトアルデヒドを、安価、高収率、高純度、かつ簡
便に製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ヒド
ロキシナフトアルデヒドは、医薬品、農薬、染料などの
各種化学品の合成中間体として広く利用されている。ヒ
ドロキシナフトアルデヒドの製造には種々の方法がある
が、アルコキシナフトアルデヒドの脱アルキル化もその
方法の一つである。アリールアルキルエーテルの脱アル
キル化は有機合成上よく知られた手法で、いくつかの脱
アルキル化剤が知られている。例えば、M.V.Bha
ttとS.U.Kulkarni,Synthesi
s,249〜282ページ(1983年)に記載されて
いるように、ヨウ化水素酸、臭化水素酸、塩酸、トリフ
ルオロ酢酸などのブレンステッド酸、塩化アルミニウ
ム、三塩化ホウ素、三臭化ホウ素などのルイス酸を用い
る方法、水酸化カリウム、シアン化ナトリウム、ナトリ
ウムメトキシドの様な塩基を用いる方法、さらにはヨウ
化トリメチルシリル、ヨウ化トリクロロシリル、ブロモ
トリメチルシリルの様なケイ素化合物を用いる方法など
も開発されている。しかしながら、これらの試薬を用い
た反応は、条件が比較的過激で、アルコキシナフトアル
デヒドの様に反応性の高いホルミル基を持った基質、特
に、アルコキシ基とホルミル基が異なる環に置換したア
ルコキシナフトアルデヒドの場合には、満足の行く収率
は得られていない。例えば、6−メトキシ−2−ナフト
アルデヒドを、トルエン中、塩化アルミニウムを用いて
脱メチル化を行うと、反応が遅く、また反応時間を長く
すると反応系が極めて汚くなり目的物である6−ヒドロ
キシ−2−ナフトアルデヒドを収率よく単離することが
困難である。その他の脱メチル化試薬を用いても満足す
べき結果は得られていない。従ってアルコキシナフトア
ルデヒドの脱アルキル化を、安価な塩化アルミニウムを
用いて行ない、目的物であるヒドロキシナフトアルデヒ
ドを高収率、高純度で得ることができれば、工業上極め
て有用と考えられる。
ロキシナフトアルデヒドは、医薬品、農薬、染料などの
各種化学品の合成中間体として広く利用されている。ヒ
ドロキシナフトアルデヒドの製造には種々の方法がある
が、アルコキシナフトアルデヒドの脱アルキル化もその
方法の一つである。アリールアルキルエーテルの脱アル
キル化は有機合成上よく知られた手法で、いくつかの脱
アルキル化剤が知られている。例えば、M.V.Bha
ttとS.U.Kulkarni,Synthesi
s,249〜282ページ(1983年)に記載されて
いるように、ヨウ化水素酸、臭化水素酸、塩酸、トリフ
ルオロ酢酸などのブレンステッド酸、塩化アルミニウ
ム、三塩化ホウ素、三臭化ホウ素などのルイス酸を用い
る方法、水酸化カリウム、シアン化ナトリウム、ナトリ
ウムメトキシドの様な塩基を用いる方法、さらにはヨウ
化トリメチルシリル、ヨウ化トリクロロシリル、ブロモ
トリメチルシリルの様なケイ素化合物を用いる方法など
も開発されている。しかしながら、これらの試薬を用い
た反応は、条件が比較的過激で、アルコキシナフトアル
デヒドの様に反応性の高いホルミル基を持った基質、特
に、アルコキシ基とホルミル基が異なる環に置換したア
ルコキシナフトアルデヒドの場合には、満足の行く収率
は得られていない。例えば、6−メトキシ−2−ナフト
アルデヒドを、トルエン中、塩化アルミニウムを用いて
脱メチル化を行うと、反応が遅く、また反応時間を長く
すると反応系が極めて汚くなり目的物である6−ヒドロ
キシ−2−ナフトアルデヒドを収率よく単離することが
困難である。その他の脱メチル化試薬を用いても満足す
べき結果は得られていない。従ってアルコキシナフトア
ルデヒドの脱アルキル化を、安価な塩化アルミニウムを
用いて行ない、目的物であるヒドロキシナフトアルデヒ
ドを高収率、高純度で得ることができれば、工業上極め
て有用と考えられる。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、アルコキ
シナフトアルデヒドの脱アルキル化を塩化アルミニウム
及びヨウ化塩の存在下に行なうことにより、所期の目的
を達成できることを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。即ち本発明の要旨は、下記式(I)
シナフトアルデヒドの脱アルキル化を塩化アルミニウム
及びヨウ化塩の存在下に行なうことにより、所期の目的
を達成できることを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。即ち本発明の要旨は、下記式(I)
【0004】
【化3】
【0005】(式中、Rはアルキル基を示し、アルコキ
シ基とホルミル基はそれぞれ異なる環に置換している)
で表わされるアルコキシナフトアルデヒドを、塩化アル
ミニウムおよびヨウ化塩の存在下に脱アルキル化するこ
とを特徴とする、下記式(II)
シ基とホルミル基はそれぞれ異なる環に置換している)
で表わされるアルコキシナフトアルデヒドを、塩化アル
ミニウムおよびヨウ化塩の存在下に脱アルキル化するこ
とを特徴とする、下記式(II)
【0006】
【化4】
【0007】(式中、ヒドロキシ基とホルミル基はそれ
ぞれ異なる環に置換している)で表わされるヒドロキシ
ナフトアルデヒドの製造方法に存する。
ぞれ異なる環に置換している)で表わされるヒドロキシ
ナフトアルデヒドの製造方法に存する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明につき詳細に説明す
る。本発明の合成原料となるアルコキシナフトアルデヒ
ドは、前記式(I)にて表わされる。ここでRは任意の
アルキルを示すが、好ましくはメチル基、エチル基、n
−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブ
チル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル
基などのC1 〜C6 のアルキル基である。
る。本発明の合成原料となるアルコキシナフトアルデヒ
ドは、前記式(I)にて表わされる。ここでRは任意の
アルキルを示すが、好ましくはメチル基、エチル基、n
−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブ
チル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル
基などのC1 〜C6 のアルキル基である。
【0009】本発明では、前記式(I)で表わされるア
ルコキシナフトアルデヒドを、塩化アルミニウムとヨウ
化塩の存在下に反応させることにより、脱アルキル化を
行なう。塩化アルミニウムは、アルコキシナフトアルデ
ヒド1モルに対し、好ましくは1.5〜5モル、特に
2.0〜3.5モル使用する。ヨウ化塩としては、ヨウ
化カリウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化リチウム、ヨウ
化マグネシウム、ヨウ化カルシウムなどのアルカリ金属
又はアルカリ土類金属のヨウ化物が挙げられる。ヨウ化
塩の使用量は、アルコキシナフトアルデヒド1モルに対
し、ヨウ素原子として好ましくは0.5〜10モル、特
に1〜5モルである。ヨウ化塩は、反応性を高めるた
め、粉砕したものが用いるのが好ましい。反応温度は、
好ましくは20℃〜100℃、特に35〜80℃であ
る。反応時間は塩化アルミニウム、ヨウ化塩の使用量や
反応温度により異なるが、一般的には1〜10時間であ
る。反応に用いる溶媒には特に制限はないが、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、1,
2−ジクロロエタン、ジクロロメタン、クロロベンゼ
ン、1,2−ジクロロベンゼン等の塩素化炭化水素類が
一般に用いられる。
ルコキシナフトアルデヒドを、塩化アルミニウムとヨウ
化塩の存在下に反応させることにより、脱アルキル化を
行なう。塩化アルミニウムは、アルコキシナフトアルデ
ヒド1モルに対し、好ましくは1.5〜5モル、特に
2.0〜3.5モル使用する。ヨウ化塩としては、ヨウ
化カリウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化リチウム、ヨウ
化マグネシウム、ヨウ化カルシウムなどのアルカリ金属
又はアルカリ土類金属のヨウ化物が挙げられる。ヨウ化
塩の使用量は、アルコキシナフトアルデヒド1モルに対
し、ヨウ素原子として好ましくは0.5〜10モル、特
に1〜5モルである。ヨウ化塩は、反応性を高めるた
め、粉砕したものが用いるのが好ましい。反応温度は、
好ましくは20℃〜100℃、特に35〜80℃であ
る。反応時間は塩化アルミニウム、ヨウ化塩の使用量や
反応温度により異なるが、一般的には1〜10時間であ
る。反応に用いる溶媒には特に制限はないが、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、1,
2−ジクロロエタン、ジクロロメタン、クロロベンゼ
ン、1,2−ジクロロベンゼン等の塩素化炭化水素類が
一般に用いられる。
【0010】脱アルキル化反応終了後、反応液から目的
とするヒドロキシナフトアルデヒドを単離するには、反
応液を塩酸水などに注いで反応を停止した後、析出した
結晶を濾取する。別法として、析出した結晶を適当な溶
媒を用いて抽出後、抽出液から溶媒溜去する方法による
こともできる。このようにして得た粗目的物を、適当な
溶媒からの再結晶などにより精製すれば、高純度のヒド
ロキシナフトアルデヒドを得ることができる。
とするヒドロキシナフトアルデヒドを単離するには、反
応液を塩酸水などに注いで反応を停止した後、析出した
結晶を濾取する。別法として、析出した結晶を適当な溶
媒を用いて抽出後、抽出液から溶媒溜去する方法による
こともできる。このようにして得た粗目的物を、適当な
溶媒からの再結晶などにより精製すれば、高純度のヒド
ロキシナフトアルデヒドを得ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に具体的に説
明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実
施例により限定されるものではない。
明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実
施例により限定されるものではない。
【0012】実施例1 吸湿に注意しながら乳鉢で粉砕したヨウ化カリウム6.
64(40ミリモル)、トルエン40ml及び無水塩化
アルミニウム5.32g(40ミリモル)の混合物に、
室温攪拌下、6−メトキシ−2−ナフトアルデヒド3.
72g(20ミリモル)を加え、約10分間室温で攪拌
を続けた。初期の発熱がおさまった後、反応器を70℃
の油浴中に浸し6時間攪拌を続けた。反応混合物を熱い
まま、氷水100mlと1N塩酸50mlの混合物に注
意しながら注いだ。析出した結晶を酢酸エチル100m
lで抽出し、有機層を飽和食塩水で2回洗浄後、無水硫
酸ナトリウムで脱水した。抽出液をエバポレーターでお
よそ15gまで濃縮した。n−ヘプタン25mlを加
え、析出している結晶を濾取乾燥し、6−ヒドロキシ−
2−ナフトアルデヒド2.61g(収率、75.8%)
を得た。
64(40ミリモル)、トルエン40ml及び無水塩化
アルミニウム5.32g(40ミリモル)の混合物に、
室温攪拌下、6−メトキシ−2−ナフトアルデヒド3.
72g(20ミリモル)を加え、約10分間室温で攪拌
を続けた。初期の発熱がおさまった後、反応器を70℃
の油浴中に浸し6時間攪拌を続けた。反応混合物を熱い
まま、氷水100mlと1N塩酸50mlの混合物に注
意しながら注いだ。析出した結晶を酢酸エチル100m
lで抽出し、有機層を飽和食塩水で2回洗浄後、無水硫
酸ナトリウムで脱水した。抽出液をエバポレーターでお
よそ15gまで濃縮した。n−ヘプタン25mlを加
え、析出している結晶を濾取乾燥し、6−ヒドロキシ−
2−ナフトアルデヒド2.61g(収率、75.8%)
を得た。
【0013】融点、180−181℃(分解)1 HNMR(250MHz,CDCl3 ),δ10.0
9(1H,s),8.27(1H,s),7.93(2
H,dd),7.76(1H,d),7.22−7.1
9(2H,m),5.50(1H,s)
9(1H,s),8.27(1H,s),7.93(2
H,dd),7.76(1H,d),7.22−7.1
9(2H,m),5.50(1H,s)
【0014】実施例2 トルエン40ml中で、無水塩化アルミニウム5.32
g(40ミリモル),粉砕したヨウ化カリウム9.96
g(60ミリモル)及び6−メトキシ−2−ナフトアル
デヒド3.72g(20ミリモル)を実施例1と同様に
反応させ、6−ヒドロキシ−2−ナフトアルデヒド2.
43g(収率、70.6%)を得た。
g(40ミリモル),粉砕したヨウ化カリウム9.96
g(60ミリモル)及び6−メトキシ−2−ナフトアル
デヒド3.72g(20ミリモル)を実施例1と同様に
反応させ、6−ヒドロキシ−2−ナフトアルデヒド2.
43g(収率、70.6%)を得た。
【0015】実施例3 トルエン20ml中で、無水塩化アルミニウム5.32
g(40ミリモル),粉砕したヨウ化カリウム6.64
g(40ミリモル)及び6−メトキシ−2−ナフトアル
デヒド3.72g(20ミリモル)を、60℃の油浴中
で6時間反応させたのち、実施例1と同様に後処理し
て、6−ヒドロキシ−2−ナフトアルデヒド2.80g
(収率、81.3%)を得た。
g(40ミリモル),粉砕したヨウ化カリウム6.64
g(40ミリモル)及び6−メトキシ−2−ナフトアル
デヒド3.72g(20ミリモル)を、60℃の油浴中
で6時間反応させたのち、実施例1と同様に後処理し
て、6−ヒドロキシ−2−ナフトアルデヒド2.80g
(収率、81.3%)を得た。
【0016】比較例 トルエン40mlと6−メトキシ−2−ナフトアルデヒ
ド3.72g(20ミリモル)の混合物に、室温攪拌
下、無水塩化アルミニウム5.32g(40ミリモル)
を加え、ついで、反応器を60℃の油浴に浸し6時間攪
拌を続けた。反応混合物を熱いまま、氷水100mlと
2N塩酸50mlの混合物に注意しながら注いだ。析出
した結晶を酢酸エチル100mlで抽出し、有機層を飽
和食塩水で2回洗浄後、無水硫酸ナトリウムで脱水し
た。抽出液をエバポレーターでおよそ15gまで濃縮し
た。n−ヘプタン25mlを加え、析出している結晶を
濾取乾燥し、6−ヒドロキシ−2−ナフトアルデヒド
1.43g(収率、41.5%ただし原料約8.5%含
有)を得た。
ド3.72g(20ミリモル)の混合物に、室温攪拌
下、無水塩化アルミニウム5.32g(40ミリモル)
を加え、ついで、反応器を60℃の油浴に浸し6時間攪
拌を続けた。反応混合物を熱いまま、氷水100mlと
2N塩酸50mlの混合物に注意しながら注いだ。析出
した結晶を酢酸エチル100mlで抽出し、有機層を飽
和食塩水で2回洗浄後、無水硫酸ナトリウムで脱水し
た。抽出液をエバポレーターでおよそ15gまで濃縮し
た。n−ヘプタン25mlを加え、析出している結晶を
濾取乾燥し、6−ヒドロキシ−2−ナフトアルデヒド
1.43g(収率、41.5%ただし原料約8.5%含
有)を得た。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、医薬品、農薬、染料な
どの各種化学品の合成中間体として有用なヒドロキシナ
フトアルデヒドを、安価、高収率、高純度かつ簡便に製
造することができる。
どの各種化学品の合成中間体として有用なヒドロキシナ
フトアルデヒドを、安価、高収率、高純度かつ簡便に製
造することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記式(I) 【化1】 (式中、Rはアルキル基を示し、アルコキシ基とホルミ
ル基はそれぞれ異なる環に置換している)で表わされる
アルコキシナフトアルデヒドを、塩化アルミニウムおよ
びヨウ化塩の存在下に脱アルキル化することを特徴とす
る、下記式(II) 【化2】 (式中、ヒドロキシ基とホルミル基はそれぞれ異なる環
に置換している)で表わされるヒドロキシナフトアルデ
ヒドの製造法。 - 【請求項2】 6−アルコキシ−2−ナフトアルデヒド
を、塩化アルミニウムおよびヨウ化塩の存在下に脱アル
キル化することを特徴とする、6−ヒドロキシ−2−ナ
フトアルデヒドの製造法。 - 【請求項3】 6−メトキシ−2−ナフトアルデヒド
を、塩化アルミニウムおよびヨウ化塩の存在下に脱アル
キル化することを特徴とする、6−ヒドロキシ−2−ナ
フトアルデヒドの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8065991A JPH09255613A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | ヒドロキシナフトアルデヒドの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8065991A JPH09255613A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | ヒドロキシナフトアルデヒドの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09255613A true JPH09255613A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13302996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8065991A Pending JPH09255613A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | ヒドロキシナフトアルデヒドの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09255613A (ja) |
-
1996
- 1996-03-22 JP JP8065991A patent/JPH09255613A/ja active Pending
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