JPH09254829A - サービスホールのシール構造 - Google Patents

サービスホールのシール構造

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JPH09254829A
JPH09254829A JP6960196A JP6960196A JPH09254829A JP H09254829 A JPH09254829 A JP H09254829A JP 6960196 A JP6960196 A JP 6960196A JP 6960196 A JP6960196 A JP 6960196A JP H09254829 A JPH09254829 A JP H09254829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
service hole
seal member
service
sealing structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP6960196A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kono
耕一 香野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP6960196A priority Critical patent/JPH09254829A/ja
Publication of JPH09254829A publication Critical patent/JPH09254829A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な防音効果を得ることができるととも
に、シール部材の取付け作業が容易であるサービスホー
ルのシール構造を提供する。 【解決手段】 リッド13の周縁部13aに環状の壁部
15を設けて、内側リッド面13bをサービスホール1
2の周縁端部12bより低く位置させ、さらに、シール
部材17の内側下部を下方へ延設し、もって、リッド1
3でサービスホール12を閉じた際に、シール部材17
の延設部18がサービスホール12の周縁端部12bと
リッド13の壁部15との間をシールする構成としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サービスホールの
シール構造に関し、詳しくは、車体側にサービスホール
を設け、リッドの周縁部にシール部材を配設し、上記リ
ッドによって上記サービスホールを閉じた際に、上記リ
ッドと車体側のサービスホールの周囲の座部との間で上
記シール部材を挟むようにしたサービスホールのシール
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のサービスホールのシール
構造を示すものである。このシール構造では、図示しな
い車両の車体1側にサービスホール2を設け、リッド3
の周縁部3aに環状のシール部材4を接着している。シ
ール部材4は、リッド3によってサービスホール2を閉
じた際に、該リッドとサービスホール2の周囲の座部2
aとの間で挟まれ、これら間をシールする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな従来のサービスホールのシール構造では、車体1の
下方からの騒音の伝播経路が図示の矢印で示すように略
直線的であり、しかも短かかった。このため、上記騒音
が車内へ侵入するのを阻止する防音効果が十分でなかっ
た。
【0004】また、シール部材4は、弾性材料からでき
ており、リッド3の周縁部3aに接着する際にはしっか
りと位置決めして固定しなければならない。しかし、従
来のシール構造では、シール部材4を確実に位置決めす
るためのガイドがリッド3に設けられていなかった。こ
のため、シール部材4をリッド3の所定位置に正確に接
着するのが困難であり、その取付け作業が容易でなかっ
た。本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、十分
な防音効果を得ることができるとともに、シール部材の
取付け作業が容易であるサービスホールのシール構造を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、車体側にサービスホールを設け、リッドの周縁部に
シール部材を配設し、上記リッドによって上記サービス
ホールを閉じた際に、上記リッドと車体側のサービスホ
ールの周囲の座部との間で上記シール部材を挟むように
したサービスホールのシール構造において、上記リッド
の周縁部に環状の壁部を設けて、上記内側リッド面を上
記サービスホールの周縁端部より低く位置させ、さら
に、上記シール部材の内側下部を下方へ延設し、もっ
て、上記サービスホールを閉じた際に、上記シール部材
の延設部が上記サービスホールの周縁端部と上記リッド
の壁部との間をシールする構成としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るサービスホー
ルのシール構造の実施例を添付図面を参照しながら詳細
に説明する。図1〜図3は、本発明に係るサービスホー
ルのシール構造の一実施例を示すものである。本実施例
のシール構造は、図1に示すようなワンボックスタイプ
の車両に適用され、その車体11側に設けられたサービ
スホール12をリッド13によって封じる構成としたも
のである。このサービスホール12は、例えば、エンジ
ンルーム内の機器の整備用に利用することができる。
【0007】リッド13の周縁部13aには、環状の段
部14と環状の壁部15が設けられている。これら段部
14と壁部15とによって環状の凹部16が形成されて
いる。リッド13の凹部16には、環状のシール部材1
7が嵌入される。これにより、シール部材17は、位置
決めされつつ、リッド13に確実に接着固定される。シ
ール部材17は、その内側下部が下方へ延設されてい
る。このシール部材17の延設部18は、該シール部材
の内周側面17aとともにリッド13の壁部15に密接
されている。
【0008】リッド13は、サービスホール12を閉じ
ると、その四角でボルト19用いて車体11側に固定さ
れる。この状態においては、シール部材17は、リッド
13とサービスホール12の周囲の座部12aとの間で
挟まれ、これら間をシールする。また、同時に、シール
部材17の延設部18は、サービスホール12を画成す
る周縁端部12bとリッド13の壁部15との間に挟ま
れ、これら間をシールする。このとき、リッド13の内
側リッド面13bがサービスホール12の周縁端部12
bより低く位置されている。これは、リッド13の壁部
15を十分長く形成することによって達成することがで
きる。
【0009】上記したようにサービスホール12が封じ
られた状態にあるとき、車体11の下方からの騒音の伝
播経路は、図3の矢印で示すようにサービスホール12
のところでも折曲し、従来のように直線的ではなくな
り、しかも長くなっている。このため、この経路を通じ
て騒音が車内へ侵入するのが阻止される。また、シール
部材17は、リッド13の凹部16によってしっかりと
位置決めされて固定される。このため、シール部材17
をリッド13の所定位置に正確に接着することができ、
その取付け作業が容易である。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るサー
ビスホールのシール構造によれば、車体側にサービスホ
ールを設け、リッドの周縁部にシール部材を配設し、上
記リッドによって上記サービスホールを閉じた際に、上
記リッドと車体側のサービスホールの周囲の座部との間
で上記シール部材を挟むようにしたサービスホールのシ
ール構造において、上記リッドの周縁部に環状の壁部を
設けて、上記内側リッド面を上記サービスホールの周縁
端部より低く位置させ、さらに、上記シール部材の内側
下部を下方へ延設し、もって、上記サービスホールを閉
じた際に、上記シール部材の延設部が上記サービスホー
ルの周縁端部と上記リッドの壁部との間をシールする構
成としているので、次のような効果を得ることができ
る。
【0011】すなわち、本発明では、上記リッドによっ
て上記サービスホールを閉じた際には、上記シール部材
は、上記リッドと上記サービスホールの周囲の座部との
間に位置して、これら間をシールするとともに、その延
設部が上記サービスホールを画成する周縁端部と上記リ
ッドの壁部との間に挟まれ、これら間をシールする。こ
れにより、車体の下方からの騒音の伝播経路は、直線的
ではなくなり、長くなる。したがって、この経路におい
て騒音が車内へ侵入するのが阻止され、十分な防音効果
が発揮される。
【0012】また、上記シール部材は、上記リッドの壁
部によってしっかりと位置決めして固定されるので、該
シール部材を上記リッドの所定位置に正確に接着するこ
とができる。したがって、上記シール部材の取付け作業
が容易である。さらに、上記リッドに壁部を形成したこ
とにより、該リッドの剛性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された車両を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るサービスホールのシール構造の一
実施例を示すもので、図1に矢印Aで示す部分を拡大し
て示す斜視図である。
【図3】図2におけるB−B線断面図である。
【図4】従来のサービスホールのシール構造を示す、図
3に対応する断面図である。
【符号の説明】
11 車体 12 サービスホール 12a 座面 12b 周縁端部 13 リッド 13a 周縁部 13b 内側リッド面 14 段部 15 壁部 16 凹部 17 シール部材 17a 内周側面 18 延設部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側にサービスホールを設け、リッド
    の周縁部にシール部材を配設し、上記リッドによって上
    記サービスホールを閉じた際に、上記リッドと車体側の
    サービスホールの周囲の座部との間で上記シール部材を
    挟むようにしたサービスホールのシール構造において、 上記リッドの周縁部に環状の壁部を設けて、上記内側リ
    ッド面を上記サービスホールの周縁端部より低く位置さ
    せ、 さらに、上記シール部材の内側下部を下方へ延設し、 もって、上記サービスホールを閉じた際に、上記シール
    部材の延設部が上記サービスホールの周縁端部と上記リ
    ッドの壁部との間をシールするようにしたことを特徴と
    するサービスホールのシール構造。
JP6960196A 1996-03-26 1996-03-26 サービスホールのシール構造 Pending JPH09254829A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010052563A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Nissan Motor Co Ltd 車両用点検孔蓋構造
CN106004709A (zh) * 2016-07-08 2016-10-12 天津瑞林迪金属制品有限公司 一种车用底板堵盖
CN108839622A (zh) * 2018-09-05 2018-11-20 珠海广通汽车有限公司 检修盖密封结构和汽车

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