JPH0532693Y2 - - Google Patents

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JPH0532693Y2
JPH0532693Y2 JP1985151327U JP15132785U JPH0532693Y2 JP H0532693 Y2 JPH0532693 Y2 JP H0532693Y2 JP 1985151327 U JP1985151327 U JP 1985151327U JP 15132785 U JP15132785 U JP 15132785U JP H0532693 Y2 JPH0532693 Y2 JP H0532693Y2
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JP
Japan
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plug
hole
insertion hole
lip portion
grommet
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JP1985151327U
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JPS6259361U (ja
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  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車用プラグ、より具体的に
は、グロメツトとしても使用可能な自動車用プラ
グに関する。
(従来の技術) 自動車のパネルには、ハーネスや配管等を挿通
する貫通孔が形成されている。そして、車種によ
つては、不要な貫通孔があり、これはプラグによ
つて閉栓されるようになつている。すなわち、第
5図に示すように、パネル40に形成された不要
の貫通孔41は、一対のフランジ42,43を有
するプラグ44によつて閉鎖されている。プラグ
44は、ゴムからなる成形品であつて、一方のフ
ランジ43を貫通孔41に圧入される。
(考案が解決しようとする問題点) 第5図において、いままで使われていなかつた
貫通孔41を利用して、例えばエアコン用のパイ
プを通したい場合には、プラグ44を取り外した
のち、パイプを保護するグロメツトを装着しなけ
ればならない。すなわち、プラグ44を廃棄して
新たなグロメツトを使用しなければならないとい
う問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の自動車用プラグは、パネル等に形成さ
れた貫通孔に嵌合する嵌合部と、上記パネル等を
挾持するように上記嵌合部の両端に形成された一
対のフランジと、上記嵌合部の中心に形成された
筒状の挿通孔と、この挿通孔の一方を塞ぐ閉塞部
と、この閉塞部により一方が塞がれると共に上記
挿通孔の内周面と間隙を有するように上記挿通孔
の内方に配置された筒状のリツプ部と、このリツ
プ部の内周面に形成された凸条と、上記閉塞部の
上面に上記リツプ部の内径と略同径に形成された
環状の薄肉部とから構成されたこと特徴とする自
動車用プラグにある。
(作用) プラグとして用いる場合には、閉塞部を切除し
ないで貫通孔に嵌合する。グロメツトとして使用
する場合には、薄肉部に沿つて閉塞部をフランジ
から切除してリツプ部にハーネス等を挿通する孔
を貫通させておいて貫通孔に嵌合する。挿通され
るハーネス等は、リツプ部内周面の凸条でシール
される。筒状のリツプ部は、筒状の挿通孔との間
に隙間を有していることにより、ハーネス等を引
き通されるとき容易に変形する。
(実施例) 以下、図示の実施例に基づいて本考案を詳細に
説明する。
第1図において、自動車用プラグ1は、例えば
フロアパネル2の貫通孔3に嵌合させられる嵌合
部4と、この嵌合部の両端に形成された一対のフ
ランジ5,6を有している。嵌合部4の外径は、
貫通孔3の内径よりも僅かに小さくなるように形
成されている。嵌合部の中心には、後述するハー
ネス等を挿通するための挿通孔7が形成されてい
る。車室外に位置させられる方のフランジ6の一
部は、挿通孔7に沿つて、すなわち図において下
方に筒状に伸びていて、筒部8を形成している。
そして、車室内側に位置する方のフランジ5に
は、挿通孔7を閉塞する閉塞部9が形成されてい
る。この閉塞部9には、挿通孔7に沿つて下方に
伸びた筒状のリツプ部10が形成されている。リ
ツプ部10の内周面には、シール用の凸条11が
形成されている。閉塞部9の、リツプ部10の略
内周面に相当する位置には、環状の薄肉部12が
形成されている。薄肉部12の厚さとしては、第
4図に示すように、カツターCの刃先で容易に切
断し得る厚さ、例えば0.2〜0.3mm程度に設定され
る。なお、薄肉部12としては、必ずしも連続し
た環状である必要はなく、断続的に形成されてい
てもよい。
以上のように、構成された自動車用プラグ1
を、貫通孔3を閉鎖するプラグ本来の目的で使用
する場合には、第1図に示すように、筒部8の方
から貫通孔3に挿通し嵌合孔4に嵌合させればよ
い。
ところで、第3図に示すように、プラグ1が貫
通孔3に完全に嵌合していない所謂装着不良を起
こしているのを、車室内から発見した場合には、
実線で示すようにフランジ5を押してこれを嵌合
させればよいが、車室外からこれを発見した場合
には、車室内に移動することなく、鎖線で示すよ
うに、車室外から筒部8を引つ張ることにより完
全に装着させることができる。第5図に示す従来
例においては、車室内又は車室外の何れか一方の
側からしか修正作業ができなかつたが、筒部8を
設けたことにより、装着不良を発見した側から容
易に修正できる。
次に、プラグ1をグロメツトとして使用する場
合には、閉塞部9を切除して、挿通孔7を貫通さ
せる。閉塞部9の切除は、第4図に示すように、
プラグ1を手に持つて、閉塞部9をおや指で押え
ると薄肉部12の部分が符号12Aで示すように
環状に変形するので、この部分をカツターCで環
状に切り裂けばよい。そして、挿通孔7が貫通し
たことにより、グロメツトとして機能するプラグ
1Aは、第2図に示すように、パネル2の貫通孔
3に嵌合され、挿通孔7この場合筒状のリツプ部
10に例えばハーネス13を挿通される。このと
き、凸条11はハーネス13の外周に密着して両
者の間をシールする。
貫通孔3は、グロメツトを装着した特定のハー
ネスやパイプ等を挿通し得る大きさに形成されて
いる。一方、これに嵌合されるプラグ(グロメツ
ト)の大きさも略一定の大きさに形成されている
ことになる。図示の実施例においては、リツプ部
10の内径に略等しい部分の閉塞部9を切除する
ようになつている。従つて、リツプ部10に挿通
されるハーネス13が閉塞部切除後の孔14(第
2図参照)よりも僅かに大径であれば、、該リツ
プ部10を撓ませて容易に挿通することができ
る。なお、閉塞部9の切除時にリツプ部10をも
共に切除すれば、挿通孔7の内径に等しい大径の
ハーネス等を挿通するグロメツトとして使用する
ことも可能である。
(考案の効果) 以上のように、閉塞部を切除可能にした本考案
の自動車用プラグによれば、グロメツトとしても
使用できるので、部品に汎用性ができる。グロメ
ツトとして使用する場合には、閉塞部を切除する
だけで良く、引き通されるハーネスやパイプ等の
径に合わせて孔の径を計る必要がなく、作業性が
良い。
また、グロメツトとして使用するとき、ハーネ
ス等を直接引き通されるリツプ部と挿通孔との間
には、隙間が形成されているので、リツプ部は、
ハーネス、パイプ等やパネルの貫通孔に何ら影響
を与えることなく変形し、これらの挿通を容易な
らしめ且つ確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示していて、プラ
グとして機能している状態を示す縦断面図、第2
図は同上のグロメツトとして機能している状態を
示す縦断面図、第3図は装着不良のプラグを正し
く装着する際の動作を示す縦断面図、第4図は閉
塞部を切除している状態を示す斜視図、第5図は
従来の自動車用プラグの一例を示す縦断面図であ
る。 1……自動車用プラグ、1A……グロメツト、
2……パネル、3……貫通孔、4……嵌合部、
5,6……フランジ、7……挿通孔、8……筒
部、9……閉塞部、10……リツプ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パネル等に形成された貫通孔に嵌合する嵌合部
    と、 上記パネル等を挾持するように上記嵌合部の両
    端に形成された一対のフランジと、 上記嵌合部の中心に形成された筒状の挿通孔
    と、 この挿通孔の一方を塞ぐ閉塞部と、 この閉塞部により一方が塞がれると共に上記挿
    通孔の内周面と間隙を有するように上記挿通孔の
    内方に配置された筒状のリツプ部と、 このリツプ部の内周面に形成された凸条と、 上記閉塞部の上面に上記リツプ部の内径と略同
    径に形成された環状の薄肉部 とから構成されたことを特徴とする自動車用プラ
    グ。
JP1985151327U 1985-10-02 1985-10-02 Expired - Lifetime JPH0532693Y2 (ja)

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JP1985151327U JPH0532693Y2 (ja) 1985-10-02 1985-10-02

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JPS6259361U JPS6259361U (ja) 1987-04-13
JPH0532693Y2 true JPH0532693Y2 (ja) 1993-08-20

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JPH0535235Y2 (ja) * 1988-01-18 1993-09-07
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JPS6259361U (ja) 1987-04-13

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