JPS6018361B2 - 噴気式土壌改良機 - Google Patents

噴気式土壌改良機

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JPS6018361B2
JPS6018361B2 JP15556281A JP15556281A JPS6018361B2 JP S6018361 B2 JPS6018361 B2 JP S6018361B2 JP 15556281 A JP15556281 A JP 15556281A JP 15556281 A JP15556281 A JP 15556281A JP S6018361 B2 JPS6018361 B2 JP S6018361B2
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air
air tank
outer pipe
engine
valve
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卓爾 金子
章 笹井
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Makita Numazu Corp
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Fuji Robin KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、士壌中に空気を噴出して樹木の根元部などの
深耕や樹木(作物)間の中耕を簡単に行うと共に、土壌
中に酸素を供v給するための頃気式土壌改良機に関する
ものである。
従来、前記のような土壌改良機として、エンジンと、こ
のエンジンで駆動される圧縮機と、この圧縮機で加圧さ
れた空気を蓄えるェアタンクとを備え、このェアタンク
内に対し操作弁を介して運速するィンナパィプをェアタ
ンクの底から垂下させ、かつ前記インナバィプにアワタ
パイプを摺動自在に鼓合させ、アゥタパィプの先端側を
土壌中に挿入した状態で操作弁を開いてェアタンク内の
高圧空気をァウタパイプの先端部に設けた暖気孔から±
穣中に噴出させるようにしたものが知られている。
しかし、従来のこの種土壌改良機は、土中へのアウタパ
ィプの打込みに際し、作業者による機体の特上げと、こ
の特上げの解除とで、機体のほぼ全重量をアウタパイプ
に加えて、このアウタパイブの先端側を士壌中に打込む
ものであったため、この打込み動作に多大の労力を必要
とし、また打込みに時間がかかるという問題があった。
本発明は、圧縮機を駆動するエンジンの動力を利用して
アウタバィプを叩打するようにすることにより、前述し
た従来のものの問題を解決して、アウタパィプの先端側
の土壌への挿入が、少し、労力で容易にできるようにし
、さらに気化器のスロツトル関度を適切に制御すること
により、経済的で安定した運転ができるようにした贋気
式土壌改良機を提供することを目的としている。この目
的を達成するために、本発明は、前述のような噴気式土
壌改良機において、アウタパィブの基端部上に、エンジ
ンからクラッチ機構を介して動力が伝達されるカム軸に
設けたカムを支承可能に対設し、前記ァウタパィプにカ
ムを介して機体の全軍量を加えると共に、カムの回転で
アウタパィプを下方にPO打するようにし、さらにェア
タンク内の空気が設定圧まで蓄圧されるとエンジンの気
化器のスロツトル開度を高開度からアィドリング関度ま
で低下させる制御手段と、エンジンからカム軸への動力
伝達を断、綾する前記クラッチ機構の接続時に前記気化
器のスロツトル開度を少なくとも低関度以上に保持する
制御手段とを有し、前記両手段による関度制御において
後者の制御手段が作動中は前者の制御手段によるスロッ
トル開度の変化がないようスロツトル開度を開く側にの
み作用させる制御機構を具備させたものである。
以下、本発明の一実施例につき図面を参照して説明する
。第1図、第2図において、符号Aは機体であり、この
機体Aはエンジン1と、このエンジン1から減速機2を
介して駆動される圧縮機3と、この圧縮機3で加圧され
た空気を蓄えるェアタンク4とを備えている。
前記エンジン1は、機体Aの上部一側に設置され、ェア
クリーナ104から吸入される空気と、燃料タンク10
2から供給される燃料とから気化器105で混合気を作
り、この混合気を燃焼させることにより、出力軸101
が駆動され、また燃焼後の排気がマフラ103を経て大
気に放出されるようになっている。減速機2は、エンジ
ン1の出力軸101に鉄着されたピニオン201と、シ
ャフト202に鉄着したギヤ203とが、ケース204
内で噛合されて、エンジン出力軸101の回転がシャフ
ト202に伝達されるようになっている。圧縮機3は、
第1図、第3図、第8図および第9図に示すように減速
機2に直結して設けられ、前記シャフト202にクラン
クを兼ねたバランスウェイト301が鼓着されてあり、
これにコンロッド302が回転自在に俄合されていて、
コンロツド302が、シリンダ303に競合したピスト
ン(図示せず)に連結され、シャフト202の回転がコ
ンロッド302を介してピストンの往復運動に変換され
る。前記シリンダ303には後述する弁セット313の
座板304を介してシリンダヘツド307が固定され、
シリンダヘッド307内は、隔壁314によって吸入室
308と吐出室309とに仕切られている。吸入室30
8はェアフイルタ310を介して大気と蓮通され、座板
304に形成した吸入口304aによりシリンダ303
側へだけ開く弁板305を介してシリンダ303内と蓮
通されている。また吐出室309は、座板304に形成
した吐出口304bにより吐出室309内へだけ開く弁
板306を介してシリンダ303内と蓮通され、一方パ
イプ311によってェアタンク4と蓬遺されており、か
つ吐出室309に蓮通して安全弁312が設けられてい
る。そして圧縮機3は、シリンダ303に競合したピス
トンの往復動により、定常時には弁セット313の弁板
305と弁板306とが交互に開閉して外気がェアフィ
ルタ310、吸入室308を経て吸入口304aからシ
リンダ303に吸入され、ここで加圧された空気が、吐
出口304bから吐出室309、パイプ311を経てェ
アタンク4に導入される。ェアタンク4上には、取付台
5が固定され、取付台5上に前記エンジン1が固定され
、エンジン1の側方に減速機2を介して圧縮機3が一体
に並設されるもので、前記ェアタンク4の側面にハンド
ル6が固定されている。
ハンドル6は、ェアタンク4の正面と背面に固定された
ステー601に、ハンドルパイプ602の基端を固定し
てなるもので、このハンドルパイプ602の両側端部は
ェアタンク4の両側から斜上方に延出されている。また
、ハンドルパイプ602にはパイプ材からなるスタンド
603がヱアタンク4の正面側と背面側に突出して設け
られている。前記ェアタンク4の底には操作弁7を介し
てィンナパィブ8が蓮通されている。
操作弁7は、第1図、第2図、第4図、第5図に示すよ
うに、弁蟹709に弁座710が固定され、この弁座7
10‘こ回転弁体701が支持されており、この弁体7
01に固定された弁藤702が、弁蔭709に柚支され
てこれの外方に突出し、この突出部にレバー703が固
定されてあり、レバー703に設けたピン703aが、
アーム704の長孔70年aに沼勤可能に固定されてい
る。アーム704は弁錘709に対しペダル軸705を
介して枢着されてあり、アーム704先端部にはペダル
706が固定されていて、アーム704の末端部にはば
ね707の一端部が連結され、ばね707の他端部が後
述するストローク筒9のプロテク夕9bに係止具708
を介して係止されている。前記ィンナパイプ8は、その
上端に固定したフランジ8aが操作弁7の弁錘709の
下面に固定され、前記フランジ8aからィンナパィプ本
体8bが垂下されている。
前記インナパイプ8のフランジ8a下面にはストローク
節9の上端部が固定され、ストローク筒9は、筒体9a
の下部外周にプロテクタ9bが突出され、また外周面の
一側から支承筒9cが突出されている。前記ィンナパイ
プ8にはアウタパイプ10の末端側が摺敷自在に鉄合さ
れている。
アウタパィプ10は、受動体10aがストローク筒9内
に収容され、受動体10aはアウタパイプ本体10bの
基端部に固定され、アウタバィプ本体10bの先端部に
はノズル11が藤合固定されている。ノズル11は、周
壁に複数の贋気孔11aが形成されていると共に、先端
側が土壌に挿入し易いように尖っている。そして、前記
操作弁7が常時は閉じており、このためェアタンク4と
ィンナパィプ8との蓮通が遮断されているが、ペダル7
06をばね707の張力に抗して押圧すると、ア−ム7
04が回敷し、レバー703、弁軸702を介して弁体
701が回動することにより操作弁7が開き、ェアタン
ク4とィンナパィプ8とが連通され、ェアタンク4内の
高圧空気がェアタンク4、インナバィプ8、アウタパィ
プ10、ノズル11を経て暖気孔11aから噴出し、ペ
ダル706の押圧を解除すると、ばね707の復元力で
弁体701が回動して操作弁7が閉じるようになってい
る。
第1図乃至第4図において、符号Bは自動打込機構であ
り、この打込機構Bは次のように構成されている。
前記減速機2のシャフト202の圧縮機3から突出した
端部に、駆動プーリ12が鉄合固定されてあり、またス
トローク節9の支承筒gcにはカム軸13が回転自在に
鼠支され、カム藤13の支承筒9cから突出した一端部
に、従敷プーリ15が欧合固定されていて、これら駆動
ブーリ12と従動プーリ15とに無機Vベルト16が掛
けられている。なお符号9dはスベーサである。前記カ
ム協13の他端部には偏心カム13aが設けられ、この
カム13aはストローク筒9の筒体9a内に収容されて
、アウタパィプ10の受動体10aに支承可能に対設さ
れている。前記駆動プーリ12から従動プーリ15への
Vベルト16を介しての動力伝達系には、クラッチ機構
14が設けられてあり、このクラッチ機構14は、テン
ションアーム17が、ボス部17aにおいてボルト18
により回敷自在にェアタンク4に枢着され、テンション
アーム17に楯設した軸17bにテンションプーリ19
が回転自在に鉄袋されていて、このテンションプーリ1
9がVベルト16に内周側から当接されるようになって
いる。
テンシヨンアーム17にはコイルばね23を介してクラ
ッチ操作ケーブル22の一端部が連結され、この操作ケ
ーブル22は、ステー601に固定した素受金具20を
通して他端部がクラッチレバー21に連結され、クラッ
チレバー21はハンドルパイプ602に装着されている
。そしてクラッチ機構14は、クラッチレバー21を回
動操作してクラッチ操作ケーブル22を引き、テンショ
ンアーム17を第3図の時計方向にボルト18を中心と
して回動させることにより、テンションプーリ19がV
ベルト16に圧接して動力接続状態となり、シャフト2
02から駆動プーリ12、Vベルト16、従動プーリ1
5を介してカム軸13に動力が伝達されて偏心カム13
aが回転され、また、クラッチレバー21の回動操作を
解除することにより、動力遮断状態となってシャフト2
02からカム軸13への動力が伝達されなくなる。第5
図乃至第7図において、符号Cは制御兼安全機機であり
、この安全機構Cは次のように構成されている。
ェアタンク4に薮手24を介して感知アンローダ25が
固定され、感知アンローダ25は薮手24に開通した蓮
通孔24aを介してェアタンク4内と蓮通されている。
また、ェアタンク4に別の三方薮手27を介して操作ア
ンローダ28が固定されてあり、この操作アンローダ2
8は、三方嬢手27に開通した三方連通路のうちの2つ
の蓮通路27a,27bおよびこれに接続された中継チ
ューブ26を介して感知アンローダ25と蓮通されてい
る。三方連通路のもう1つの蓬通路27cは延長チュー
ブ32を介して第5図、第8図、第9図に示した作動ア
ンローダ33に蓬通されており、作動アンロ−ダ33は
、シリンダヘツド307に固定されている。そして、感
知アンローダ25は、エアタンク4内の空気圧力を感知
し、空気圧力が設定圧を越えるとその内部に内装された
図示しない圧力検出ばねに抗して内部通路が開き、ェア
タンク4内の高圧空気を、運通路24aから中継チュー
ブ26を介して操作アンローダ28および作動アンロー
ダ33へ流通させる機能を行なうもので、感知アンロー
ダ25の上部には摘み25bをするロッド25aが突出
されていて、その摘み25bを持ってロッド25bを引
くことにより手動によっても内部通路の開閉が必要に応
じて行なえるようになっている。
また、作動アンローダ33は、感知アンローダ25を経
由してもたらされるェアタンク4内の空気圧力により作
動し、そのヱアタンク4内の空気圧力が設定圧力以上に
なると、圧縮機3の吸入室308内に挿入されているロ
ッド33aが進出して、吸入口304aの弁板305を
押し、これを開状態に保持して、圧縮機3のピストンが
往復動していても空気の圧縮作用が行われないようにし
、ェアタンク4内の空気圧力が下がると、作動アンロー
ダ33内の図示しないばねでロッド33aが進出前の位
置に復帰し、吸入口304aの弁板305と離間し、圧
縮機3が定常時の作動となり、シリンダ303からェア
タンク4側に高圧空気が庄送されるようになっている。
前記操作アンローダ28は、同じく感知アンローダ25
を経由してもたらされるェアタンク4内の空気圧力によ
り、ェアタンク4内の空気圧力が設定圧以上になるとそ
の内部に内装された図示しないばねに抗してロッド28
aが突出方向へ進出し、空気圧力が下がるとばねにより
進出前の位置に復帰後退するよう作動するもので、前記
ロッド28aには係止金具30が固定されてあり、この
係止金具30に制御ケーブル31の一端部が連結され、
制御ケーブル31の他端部は後述の気化器スロットル系
に連繋する圧力側操作金具43に蓮通されている。なお
制御ケーブル31は操作アンローダ28に固定された索
受金具29に支持されている。また、前記クラッチ機構
14のテンションアーム17にも制御ケーブル35の一
端部が連結され、この制御ケーブル35は、ステー60
1に固定された素受金具34に支持されて、テンション
アーム17に対しクラッチ操作ケーブル22と反対側に
延び、その先端は後述の気化器スロットル系に連繋する
クラッチ側操作金具44に連結されている。
さらに第10図乃至第12図イ,口に示すように、前記
気化器105上には取付台37がナット38により固定
されてあり、この取付台37には、ピン39を介して両
端部二股金具42、圧力側操作金具43、クラッチ側操
作金具44の3つの部材がそれぞれピン39を支点とし
て上下回動自在に枢支されている。
そして両端部二股金具42は、その先端の二股部が気化
器105上へ突出するスロットルロツド36を挟んでス
ロットルロッド36の上端に固定した鍔36aと係合し
、両端部二股金具42の回動によりスロットルロッド3
6を引き上げ得るようにしてあり、また圧力側操作金具
43およびクラッチ側操作金具44は、第11図から明
らかなように両端部二股金具42の相対向する二股片の
間に配置されていて、両操作金具43,44の各上辺に
設けた屈曲片43a,44aが、それぞれ各別に両端部
二股金具42の上辺と当接し、両操作金具43,44が
下方へ回動される時、これに運動して両端部二股金具4
2が回敷するようにしている。しかして圧力側操作金具
43およびクラッチ側操作金具44には、前記した制御
ケーブル31,35の各他織部が接続されるもので、制
御ケーブル31,35は前詐取付台30の左右側部に固
定された素受金具40,41を通して、その一方の制御
ケーブル31は端部が圧力側操作金具43の屈曲片43
aに設けた係止溝43bに、他方の制御ケーブル35は
端部がクラッチ側操作金具44の屈曲片44aに設けた
係止溝44bに、それぞれ係合されており、両制御ケー
ブル31,35の端部に固定された止め具46がそれぞ
れの屈曲片43a,44aに係止されいる。
前記スロットルロッド36は図示しないスロットル弁に
連結され、スロットルロッド36の上昇によりスロツト
ル弁の関度が増大し、スロットルロッド36が図示しな
いばねによって下降するとスロットル弁が閉じるように
なついる。
なお第11図において符号45はスべ−サである。そし
て、ェアタンク4内の空気圧力が低いと、操作アンロー
ダ28の図示しないばねのばね力でロッド28aが引込
むので、係止金具30を介して制御ケーブル31が引か
れて、第12図イの実線に示すように、圧力側操作金具
43を介して両端部二股金具42が回動し、この金具4
2がスロットルロッド36の鍔36aに係合してスロッ
トルロッド36を引上げる。したがって、スロットル弁
が高開度になる。また、ェアタンク4内の空気圧力が高
くなって行くと、操作アンローダ28のロッド28aが
突出して制御ケーブル31が漸次緩められることから、
第10図に実線で示すように、スロットルロッド36が
押込まれてスロットル弁がァィドリング関度になる。ま
た、自動打込機構のクラッチ機構14を接続すると、テ
ンションアーム17の回動によって制御ケ−ブル35が
引かれて、第12図口に示すように、クラッチ側操作金
具44を介して両端部二股金具42が回動し、この金具
42がスロットルロッド36を引上げて、スロツトル弁
がアィドリング関度から少くとも低関度以上に開かれる
。なお第12図イ,口中、符号仇 B,yはスロツトル
関度が、アイドリング、低、高、開度になる両端部二股
金具42の回動&層を示し、スロットルロツド36は圧
力側操作金具43、クラッチ側操作金具44のうち、ス
ロットル関度を開く側に作用する金具43,44の回動
によて制御される。次に、本実施例の贋気式土壌改良機
の作用について説明する。
エンジン1を駆動した状態で、ハンドル6を作業者が持
ってアウタパィプ10を空気贋入すべき土壌の上に直立
させる。
この直立によりアウタパィプ1川こは機体Aの重量が作
用することで、ィンナパィプ8とアウタパィプ10の摺
動作用によりァゥタパィプの上端に設けた受動体10a
が、カム13aに当接し、カム13aを介して機体Aの
全重量がアゥタパィプ10の受動体10aに加えられる
。この状態でクラッチレバー21を操作してクラッチ機
構14により動力伝達を開始すると、カム13aは第2
図に示す偏心量△1だけ偏心していることで、カム13
aの回転による押圧力でアウタパィプ10の受動体10
aが叩打される。
この時、前記したようにカム13aを介して機体Aの全
量量がァゥタパィプ10の受動体10aに作用する関係
から、カム13aによる叩打作用は、機体Aの全重量が
加重された状態下において行われ、この叩打作用により
アウタパィブ10はィンナパィプ8に対し摺動しつつ土
中に能率よく打込まれる。この打込み過程。
あるし、は打込み開始前において、ェアタンク4内の空
気が設定圧まで蓄圧された状態になると、通常では、制
御兼安全機構Cの作動ァンローダ33が働いて圧縮機3
による空気圧送作用が解除され、また操作アンローダ2
8に連繋されて制御ケーブル31、圧力側操作金具43
を介してスロツトル関度がアィドリング関度まで低下す
るようになっているが、打込み中の場合は、カムシャフ
ト13への動力伝達系に設けられたクラッチ機構14の
テンションアーム17と、スロットルロッド36に連繋
するクラッチ側操作金具44、との間に跨って張設され
た制御ケーブル35により、テンションアーム17が動
力伝達状態に回動した位置では制御ケーブル35を介し
てクラッチ側操作金具44が回動し、この回動により両
端部に二股金具42がスロットルロッド36を引き上げ
てアイドル開度よりも高い低開度に保持するよう動作す
る(第12図口参照)ことから、ェアタンク4内の空気
が設定圧まで蓄圧されて操作アンローダ28が働いても
、エンジン回転のみは、カム13aの回転による叩打作
用の負荷に適応する所定回転数に保持されてエンジンス
トップを起こすことなく打込み動作が持統される。この
ようにしてアウタパィプ10が所定深さまで土中に打込
された後、クラッチ機構14を遮断すると共に、ペダル
706を押圧して操作弁7を開き、ェアタンク4内の高
圧空気をアウタパイプ10の先端部を構成するノズル1
1の贋気孔11aから土壌中に噴出させる。その後、操
作弁7を閉じ、アウタパイブ10を土壌中から抜出し、
次にアウタパィプ10を打込む位置に噴気式土壌改良機
を移動させ、以下前述したと同様な操作を繰返す。なお
、高圧空気を噴出させると、ェアタンク4内の空気の圧
力が低くなるので、操作アンローダ28におるロッド2
8aが引込み、制御ケーブル31が引かれて、圧力側操
作金具43が回動することによってスロットル関度が高
開度となり、圧縮機3の作動によって圧送された高圧空
気がェアタンク4に蓄圧され、ヱアタンク4内が次の打
込み位置への頃気式土壌改良機の移動が終るまでに設定
圧力まで高くなる。
ェアタンク4内が設定の高圧状態になると、圧力側操作
金具43、クラッチ側操作金具44が共にアイドリング
位置になるのでスロットル開度がアィドリング関度とな
ると共に、作動アンローダ33が作動して吸入口304
aの弁板305を開状態に保持するため、圧縮機3によ
る空気圧送作用が停止する。なお、安全弁312は圧縮
機3のシリンダ33からヱアタンク4までの圧力系の空
気圧力が異常高圧になった場合の安全装置として役立つ
。さらに、クラッチ機構14が接続されてエンジン1か
らカム軸13に動力が伝達され、カム13aによってア
ウタパィプ10を打込む時には、クラッチ機構14のテ
ンションァーム17の回動と連動して気化器15のスロ
ットル開度が少なくとも低関度になっているので、エン
ジン1が停止する恐れがなく、安定した運転ができる。
以上説明したように、本発明の頃気式土壌改良機は、機
体の全重量に加えて、エンジンの動力を利用したカムの
回転で、アウタパィプを土壌中に挿入するようにしたの
で、アウタパィプの土壌への挿入が、少し、労力で容易
にでき、またエンジンからカム軸への動力伝達を断、続
するクラッチ機構を設け、ェアタンク内の空気が設定圧
まで蓄圧されると気化器のスロツトル関度を高関度から
アイドリング開度まで低下させるよう制御すると共に、
前記クラッチ機構の接続時にはスロツトル関度を少なく
とも低関度以上に保持するようにし、かっこの後者の制
御手段が作動中は前者の制御手段によるスロットル開度
の変化がないようスロツトル開度を開く側にのみ作用さ
せる制御機構を具備させたので、アウタパィプの打込み
時などに、カムに作用する負荷の増大によりエンジンが
停止することがなく安定した運転維持ができ、さらに気
化器のスロットル開度を運転状態に応じて適切に制御で
きるため、エンジンの出力に無駄がなく、したがって燃
費を良好にすることができ、経済的であるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による噴気式土壌蛇−良機を
示す概略縦断面図、第2図は第1図の菱部拡大断面図、
第3図は第1図の概略側面図、第4図は第1図のペダル
部の他側拡大側面図、第5図は前記実施例の損気式土壌
改良機の上部を示す正面図、第6図は第5図の感知アン
ローダ部の一部を断面した拡大図、第7図は第5図の操
作アンローダ部の一部を断面した拡大図、第8図は第2
図の圧縮機のシリンダヘツド部の縦断面図、第9図は第
8図のK−K線に沿う断面図、第10図は気化器の操作
部を示す側面図、第11図は同平面図、第12図イ,口
は同操作部の互に異つた状態の作動説明図である。 A・・・…機体、B・・・・・・自動打込機構、C・・
・・・・制御兼安全機構、1・・…・エンジン、101
・・・・・・出力軸、102……燃料タンク、103…
・・・マフラ、104……ェアクリーナ、105……気
化器、2・・・・・・減速機、201・・・・・・ピニ
オン、202..・・・・シヤフト、203・・・…ギ
ヤ、204……ケース、3…・・・圧縮機、301・・
・・・・クランク兼バランスウェイト、302……コン
ロツド、303……シリンダ、304・・・・・・座板
、304a・・・・・・吸入口、304b・・・・・・
吐出口、305,306・・・・・・弁板、307・…
・・シリンダヘツド、308・・・・・・吸入室、30
9……吐出室、310……ェアフィルタ、311・…・
・パイプ、312・・・・・・安全弁、313・・・・
・・弁セット、4・・・・・・ヱアタンク、5・・・・
・・取付台、6・・・・・・ハンドル、601”””ス
テ−、602”““ハンドルパイプ、6031……スタ
ンド、7……操作弁、701・・・・・・弁体、702
・・・・・・弁軸、703・・・・・・レバー、703
a……ピン、704……アーム、704a.…,.長孔
、7oJ5......ペダル軸、706..・・・・
ペダル、707…・・・ばね、708・・・・・・係止
具、709・・…・弁雀、710・・・・・・弁座、8
・・・・・・ィンナパイプ、8a……フランジ、8b…
…インナパイプ本体、9・・・・・・ストローク筒、9
a・・・・・・筒体、9b・・・・・・プロテクタ、9
c・・・…支承筒、9d・・・・・・スベーサ、10・
・・・・・アウタパィプ、10a・・・・・・受動体、
10b・・・・・・アウタパィブ本体、11・・・・・
・ノズル、11a・・・・・・頃気孔、12・・・・・
・駆動プーリ、13……カム軸、13a……カム、14
……クラッチ機構、15……従動プーリ、16..・…
Vベルト、17……テンシヨンアーム、ITa……ボス
、17b……テンション軸、18……ボルト、19・・
・・・・テンションブーリ、20・・・・・・素受金具
、21・・・…クラッチレバー、22・・・・・・クラ
ッチ操作ケーブル、23……コイルばね、24……俵手
、24a・・・・・・連通孔、25・・・・・・感知ア
ンローダ、25a・・・・・・ロッド、25b…・・・
摘み、26・・・・・・中継チューブ、27・・…・三
方綾手、27a・・・・・・三方連通路、28…・・・
操作アンローダ、28a・・・・・・ロッド、29・・
・・・・素受金具、30・・・・・・係止金具、31・
…・・制御ケーブル、32・・・・・・延長チューブ、
33…・・・作動アンローダ、33a・・…・ロッド、
34・・・・・・素受金具、35・・・・・・制御ケー
ブル、36・・・・・・スロットルロツド、36a……
鍔、37……取付台、38……ナット、39……ピン、
40,41・・・・・・索受金具、42・・・・・・両
端部二股金具、43・・・・・・圧力側操作金具、44
・…・・クラッチ側操作金具、43a,44a……屈曲
片、43b,44b・・・…係止溝、45・・・・・・
スベーサ、46…・・・止め具。 第「図 第2図 第5図 第3図 第4図 第6図 第7図 第8図 第9図 第「0図 第11図 第「2図日) 第12図(0)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エンジンと、このエンジンで駆動される圧縮機と、
    この圧縮機で加圧された空気を蓄えるエアタンクとを備
    え、このエアタンク内に対し操作弁を介して連通するイ
    ンナパイプをエアタンクの底から垂下させ、前記インナ
    パイプにアウタパイプを摺動自在に嵌合させ、アウタパ
    イプの先端側を土壌に挿入した状態で操作弁を開いてエ
    アタンク内の高圧空気を、アウタパイプの先端部に設け
    た噴気孔から土壌中に噴出させるようにした噴気式土壌
    改良機において、前記アウタパイプの基端部上に、前記
    エンジンからクラツチ機構を介して動力が伝達されるカ
    ム軸に設けたカムを支承可能に対設し、前記アウタパイ
    プにカムを介して機体の全重量を加えると共に、カムの
    回転でアウタパイプを下方に叩打するようにし、さらに
    前記エアタンク内の空気が設定圧まで蓄圧されるとエン
    ジンの気化器のスロツトル開度を高開度からアイドリン
    グ開度まで低下させる制御手段と、エンジンからカム軸
    への動力伝達を断、続する前記クラツチ機構の接続時に
    前記気化器のスロツトル開度を少なくとも低開度以上に
    保持する制御手段とを有し、かつ前記両手段による開度
    制御において後者の制御手段が動作中は前者の制御手段
    によるスロツトル開度の変化がないようスロツトル開度
    を開く側にのみ作用させる制御機構を具備させたことを
    特徴とする噴気式土壌改良機。
JP15556281A 1981-09-30 1981-09-30 噴気式土壌改良機 Expired JPS6018361B2 (ja)

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JPS6280364A (ja) * 1985-09-30 1987-04-13 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd グロメツト
JPH0532693Y2 (ja) * 1985-10-02 1993-08-20

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