JPH09254404A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH09254404A
JPH09254404A JP9316996A JP9316996A JPH09254404A JP H09254404 A JPH09254404 A JP H09254404A JP 9316996 A JP9316996 A JP 9316996A JP 9316996 A JP9316996 A JP 9316996A JP H09254404 A JPH09254404 A JP H09254404A
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JP
Japan
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ink
cartridge
supply port
porous member
ink supply
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JP9316996A
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Inventor
Toyoki Sasaki
豊紀 佐々木
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、カートリッジ装着部に対するイン
クカートリッジの装着に際して、連結部材を多孔質部材
との間隙をなくして多孔質部材に当接させることで、パ
ージの時間の短縮化を達成することにある。 【解決手段】 本発明は、インクを含んだ多孔質部材3
5を収納したインクカートリッジ30a〜30dを装着
する際には、インクカートリッジ30a〜30dのイン
ク供給口41が当接しながら嵌入される連結部材37を
備えたカートリッジ装着部31と、インクカートリッジ
30a〜30dのインクが供給され被記録媒体11に向
かって吐出するインクジェットヘッド9a〜9dとを有
し、連結部材37は、インクカートリッジ30a〜30
dの装着時には、インク供給口40より嵌入され、多孔
質部材35にその先端部が当接し、且つインク供給口4
0における多孔質部材35との間隙をなくすように形成
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクを収容した
インクカートリッジを有し、このインクカートリッジの
インクを用紙に吐出することで記録(印字)するインク
ジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置等の通信装置やパーソ
ナルコンピュータ等の情報処理装置には、通常、文字や
図形からなるデータを視覚情報として記録するように、
これらのデータを用紙に印字可能な記録装置が接続され
ている。この記録装置には、インパクト方式や感熱方
式、インクジェット方式等の各種の印字方式が採用され
ているが、近年においては、静粛性に優れていると共に
各種材質の用紙に印字可能なインクジェット方式を採用
したインクジェット記録装置が多用されるようになって
いる。
【0003】上記のインクジェット記録装置は、インク
ジェットヘッドを 主走査しながら、インクカートリッ
ジからインクジェットヘッドに供給されたインクを用紙
に吹き付ける(吐出させる)ことにより1バンド分の印
字(記録)を行った後、この用紙を1バンド幅副走査す
るという印字処理を繰り返すことにより用紙の全面に印
字(記録)するようになっている。従って、このような
動作により印字するインクジェット記録装置は、インク
ジェットヘッドに対するインク供給を安定させて良好な
印字品質を得ることができるように、インクカートリッ
ジ内に多孔質部材(フォーム)を収容してインクを含ま
せるようになっている。
【0004】このように、従来のインクジェット記録装
置は、図6に示すように、インクカートリッジ60と、
このインクカートリッジ60を着脱自在にして保持する
カートリッジ装着部材61とを有して構成されている。
インクカートリッジ60は、上端開口を上壁蓋62Aで
閉塞されてフォーム収容室63を区画するカートリッジ
本体61を有している。フォーム収容室63内にはイン
クを含む多孔質部材64(フォーム)が収容されてい
る。カートリッジ本体62の側面壁62aの下部には、
フォーム収容室63内を外部に連通するインク供給口6
5が一体形成されている。カートリッジ装着部材61
は、インクカートリッジ60のインクをインクジェット
ヘッド66に供給するコネクタ67(連結部材)が設け
られている。コネクタ67は、インク供給口65内にシ
ール部材69を介して弾性的に嵌入すして、多孔質部材
35に当接することで、インクカートリッジ60をカー
トリッジ装着部材61に対して着脱自在にしている。ま
た、コネクタ67には、このマニホールド部材68内に
インクカートリッジ60をインクジェットヘッド66と
を連通するインク誘導孔71を有しており、このインク
誘導孔71を通して多孔質部材64のインクをインクジ
ェットヘッド66に供給自在としている。
【0005】また、シール部材69は、マニホールド部
材68の外周に形成された凹所72内に嵌入されてお
り、インク供給口68の嵌入に際して、弾性変形されて
インク供給口68に気密に当接されて、多孔質部材35
の含まれるインクがカートリッジ本体32の外部に漏洩
しないようにするものである。
【0006】そして、インクカートリッジ60をカート
リッジ装置部材61に装着し、インクジェットヘッド6
6による記録(印刷)を開始する際には、インク供給口
65(フィルタ70)と多孔質部材65との間等にエア
ーが残留することに起因するインクジェットヘッド66
の各ノズル吐出(噴射)不良を防止する必要がある。こ
のため、インクジェットヘッド66にパージ装置(例え
ば、吸引ポンプ)を接続して、このパージ装置でインク
ジェットヘッドを複数回パージ(吸引)するとおで、イ
ンクジェットヘッド66内(各ノズル内)やインク誘導
孔71内等に残留するエアーをインクとともに外部に排
出している。
【0007】
【発明を解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インクジェット記録装置では、インクカートリッジ60
をカートリッジ装着部材61に装着する際に、コネクタ
67のマニホールド部材68に嵌め込まれたシール部材
69をインク供給口65に弾接するように嵌入して行わ
れるが、図6に示すように、シール部材69はマニホー
ルド部材68に比して短くされているので、インクカー
トリッジ60のカートリッジ装着部材61への装着が完
了すると、シール部材69と多孔質部材35とにエアー
の残留する間隙Eが形成されることになる。従って、イ
ンクジェットヘッド66等をパージするに際して、上記
間隙Eに残留するエアーがコネクタ37と多孔質部材3
5とが当接する界面から徐々に巻き込むようになり、こ
の間隙Eに残留するエアーを外部に完全に排出するため
のパージ時間が長くなり、不経済であった。
【0008】本発明は、この問題を解決するためになさ
れたもので、カートリッジ装着部に対するインクカート
リッジの装着に際して、連結部材を多孔質部材との間隙
をなくして多孔質部材に当接させることで、パージの時
間の短縮化を達成することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のインクジェット記録装置では、インクを含
んだ多孔質部材を収容した着脱自在のインクカートリッ
ジと、前記インクカートリッジを装着する際には、該イ
ンクカートリッジに設けられたインク供給口に側周面が
当接しながら嵌入される連結部材を備えたカートリッジ
装着部と、前記連結部材を介して前記インクカートリッ
ジ内のインクが供給され、該インクを駆動信号に応じて
被記録媒体に向かって吐出することで記録を行うインク
ジェットヘッドとを有し、前記連結部材は、前記インク
カートリッジの装着時には、前記インク供給口より嵌入
され、前記多孔質部材にその先端部が当接し、且つイン
ク供給口における多孔質部材との間隙間をなくすように
形成したものである。これにより、インクカートリッジ
をカートリッジ装着部に装着する際には、連結部材を多
孔質部材に当接して、連結部材と多孔質部材との間隙を
なくしてエアーを残留させない状態で装着できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図5に基づいて以下に説明する。
【0011】図4において、インクジェット記録装置で
あるプリンタ7の本体フレーム8には、それぞれ複数
(例えば、64個)のノズルを有する計4個のインクジ
ェットヘッド9a〜9d〔すなわち、ブラックK、イエ
ローY、シアンC、マゼンタMの各インクを吐出(噴
射)させるためのインクジェットヘッド9a〜9d〕や
メインテナンス機構RM、紙送り機構LM等が内蔵され
ている。インクジェットヘッド9a〜9dは、各ノズル
の圧電素子を印加する駆動信号(駆動電圧)に基づいて
変位させることで、各インク(ブラックK、イエロー
Y、シアンC、マゼンタMの各インク)を各ノズルから
吐出(噴射)させるものである。本体フレーム8の内部
後方には円筒形状のプラテンローラ10が回転自在に配
置されている。プラテンローラ10は、図示しない給紙
カセットまたは手差し給紙部から供給された用紙11
(被記録媒体)をインクジェットヘッド9a〜9dに対
向させながら搬送するものであり、紙送り機構LMの一
部をなす。プラテンローラ10は、この上側に設けられ
図示しないプレッシャーローラで用紙11が密着される
と共に、図示しないLFモータにより駆動されて用紙1
1を副走査方向Yに紙送りするものである。
【0012】プラテンローラ10の前方には、インクジ
ェットヘッド9a〜9dを搭載したキャリッジ12が設
けられている。キャリッジ12は、インクジェットヘッ
ド9a〜9bにそれぞれ異なる色のインク(ブラック
K、イエローY、シアンC、マゼンタMの各インク)を
供給するために、各インクを収容した複数のインクカー
トリッジ30a〜30dを各インクジェットヘッド9a
〜9dに対応してそれぞれ着脱自在に搭載しており、プ
ラテンローラ10と並行に設けられたキャリッジ軸13
に沿って移動可能にされている。これにより、各インク
ジェットヘッド9a〜9dはプラテンローラ10に沿っ
て主走査方向Xに移動されるようになっている。
【0013】また、プリンタ7の本体フレーム8内の左
側には、キャリッジ12を駆動するCRモータ14が配
置されている。CRモータ14は、ベルト15を介して
キャリッジ12を駆動するものであり、ステップモータ
またはCDモータを使用する。プラテンローラ10の右
側には、インクジェットヘッド9a〜9dのメンテナン
ス機構RMが配置されている。このメンテナンス機構R
Mは、インクジェットヘッド9a〜9dの使用開始、ま
たは使用中に内部にエアーが発生したり、吐出面にイン
クの液滴が付着する等の原因によりインクの吐出(噴
射)不良を防止するため、これらを良好な吐出(噴射)
状態に回復するものである。メンテナンス機構RMとし
ては、印字(記録)の休止期間中にインクジェットヘッ
ド9a〜9dのそれぞれに対応して密着される密着部1
5a〜15dを有して、インクジェットヘッド9a〜9
dを覆って保護するキャップ15と、キャップ15を開
閉駆動して各密着部15a〜15dをインクジェットヘ
ッド9a〜9dに押し付けるシリンダ16と、キャップ
15の密着部15a〜15dに接続されてインクジェッ
トヘッド9a〜9d内のインクやエアー等をパージ(吸
引)するパージ装置17(例えば、吸引ポンプ)とから
なるものが用いられる。
【0014】次に、図1、図2および図5において、イ
ンクカートリッジ30a〜30dは、キャリッジ12上
に設けられたカートリッジ装着部材31に対して着脱自
在にされており、カートリッジ装着部材31には複数の
コネクタ37(連結部材)が設けられている。各コネク
タ37の前部には、インクジェットヘッド9a〜9dが
保持されており、カートリッジ装着部材31に着脱自在
に設けられたインクカートリッジ30a〜30dは、イ
ンクジェットヘッド9a〜9dに対して着脱自在にされ
ている。
【0015】上記のインクカートリッジ30a〜30d
は、上端に開口する有底の空所が形成されたカートリッ
ジ本体32を有している。カートリッジ本体32の内部
は、上壁蓋32Aで閉塞されてフォーム収容室33が区
画されており、このフォーム収容室33内にはインクを
含んだ多孔質部材35(フォーム)が収容されている。
カートリッジ本体32の側面壁32bの上部には、大気
連通孔32Bが形成されており、大気連通孔32Bはイ
ンクが消費されたときに、その消費量に相当する体積分
の空気をフォーム収容室33内に送り込むようにしてい
る。また、カートリッジ本体32の側面壁32aの下部
には、前方側に向かって突出するインク供給部40が一
体形成されている。インク供給部40には、この内部に
フォーム収容室33の内とカートリッジ本体32の外部
とを連通するインク供給口41が形成されている。
【0016】各コネクタ37は、樹脂等の材料で成形さ
れたマニホールド部材38に配置されるシール部材39
を有している。マニホールド部材38は断面凹形状の保
持部38Aからインク供給口41の延在方向に延びる筒
状部38Bを有している。そして、マニホールド部材3
8の保持部材38A内には、インクジェットヘッド9a
〜9dが嵌め込まれ、弾性接着剤等により保持部38A
とインクジェットヘッド9a〜9dとを相互に接着する
ことで、インクジェットヘッド9a〜9dを各コネクタ
37でそれぞれ保持している。マニホールド部材38の
筒状部38B内には、インクジェットヘッド9a〜9d
とフォーム収容室33内とを連通自在とするインク誘導
孔45が形成されており、このインク誘導孔45はイン
クジェットヘッド9a〜9dと保持部材38Aとで区画
されるインク誘導溝48に連通している。
【0017】上記のようにインクジェットヘッド9a〜
9dを保持した各コネクタ37は、筒状部38Aから突
出する鍔部38Cをカートリッジ装着部材31の前部3
1Aの取付孔47に挿入すると共に、この保持部38A
を前部31Aに形成された凹部31C内に嵌め込むこと
で、カートリッジ装着部31の内部31B内に筒状部3
8Bが突出する状態で設けられている。そして、カート
リッジ装着部材31内に突出する筒状部38Bには、例
えばゴム等の弾性材で形成されたシール部材39が装着
されている。シール部材39は、環状のフランジ部39
Aの内径に連続するように段々に拡径しつつ、各コネク
タ37の軸線方向に延びる小径筒部39B、および大径
筒部39Cを一体形成したもので、このフランジ部39
Aがカートリッジ装着部材31の前部31Aに当接する
まで各コネクタ37の筒状部38Aの外周面に嵌着され
ている。これにより、シール部材39の小径筒部39B
が筒状部38Bの外周に形成された凹所46に嵌め込ま
れ、大径筒部39Cが筒状部38Bの端面と一致する状
態として筒状部38Bの先端側に嵌め込まれている。
【0018】また、シール部材39の小径筒部39Bと
大径筒部39C間には、図2に示すように、筒状部38
Bの軸線方向に直交する方向に突出する鍔部39Dを有
しており、鍔部39Dには、小径筒部39B側への折り
曲げを容易とする切欠き39Eが形成されている。シー
ル部材39は、大径筒部39Cの先端からフランジ部3
9Aまでの長さLをインク供給部40のインク供給口4
1の孔長さL1と同一にされている。尚、50はインク
誘導孔45を覆うように取り付けられたフィルタであ
る。55はカートリッジ装着部材31の前部31Aに取
り付けられた保護カバーであって、各コネクタ37のイ
ンクジェット9a〜9dの側面を覆うように前方側に延
びて、インクジェットヘッド9a〜9dの側面に弾性接
着剤等で接着されている。
【0019】上記の構成において、インクカートリッジ
30a〜30dを、各コネクタ37付きのカートリッジ
装着部材31に装着(セット)するには、図4に示すよ
うに、CRモータ14を回転することによりベルト15
を介してキャリッジ12を主走査することで、インクジ
ェットヘッド9a〜9dをキャップ15に対向させら
れ、且つメインテナンス機構RMのシリンダ16を駆動
させることにより、インクジェットヘッド9a〜9dを
キャップ15で覆うと共に、各密着部15a〜15dを
インクジェットヘッド9a〜9dの各ノズル面に押し付
けてパージ装置17に接続されたカートリッジ装着部材
31に対して行なわれる。先ず、図2および図5に示す
ように、インクカートリッジ30a〜30dをカートリ
ッジ装着部材31の内部31Bに区画された複数の領域
A〜Dに、インク供給部40側からそれぞれ挿入する。
【0020】そして、各インクカートリッジ30a〜3
0bを、図3(a)に示すように、カートリッジ装着部
材31の前部31A側に押し込みつつ、インク供給口4
1を各コネクタ37のシール部材39を弾性変形しつつ
嵌め込むと、シール部材39の大径筒部39Cの外側周
面39aとインク供給口41の内側周面41aとが相互
に気密に当接する。また、インク供給口41をシール部
材39の大径筒部39C外に弾性的に嵌め込むと、シー
ル部材39を含む各コネクタ37と多孔質部材35との
間に隙間Eが形成される。
【0021】更に、インクカートリッジ30a〜30d
を、隙間Eを減少させるように、カートリッジ装着部材
31の前部31A側に嵌入していくと、図3(b)に示
すように、シール部材39の鍔部39Dが切欠き39E
を基点として小径筒部39Bを覆うように折り曲げら
れ、遂には大径筒部39Cの外周面と一致するようにイ
ンク供給口40内に弾性的に嵌入される。
【0022】そして、インクカートリッジ30a〜30
bのインク供給口41の各コネクタ37に対する嵌入が
進んでいくと、図1に示すように、各コネクタ37の筒
状部38Bがインク供給口40を通過して、シール部材
39とともに多孔質部材35に弾接し、これと同時にシ
ール部材39のフランジ部39Aがインク供給部40の
開口端40aに弾接して、各コネクタ37と多孔質部材
35との間隙間Eをなくした状態でインクカートリッジ
30a〜30dのカートリッジ装着部材31への装着
(セット)が完了させる。これにより、各コネクタ37
の筒状部38Bが、中間にエアーが残留する間隙間E形
成することなく、多孔質部材35に接続されるので、多
孔質部材35に含まれる各インク〔イエロー色(Y)、
マゼンタ色(M)、シアン色(C)、および黒色(K)
の各インク〕がカートリッジ本体32の外部に漏洩する
ことなく、インク誘導孔45およびインク誘導溝48を
通してインクジェットヘッド9a〜9dの全チャンネル
に供給されることになる。
【0023】このように、インクカートリッジ30a〜
30dをカートリッジ装着部材31(キャリッジ12)
に装着した後に、インクジェットヘッド9a〜9dによ
る用紙11(被記録媒体)に対する印字(記録)を可能
とするために、パージ装置17により各インクジェット
ヘッド9a〜9d内を複数回パージ(吸引)する。すな
わち、インクジェットヘッド9a〜9d内のパージは、
パージ装置17を駆動することによりインクジェットヘ
ッド9a〜9d内を複数回パージ(吸引)して、インク
誘導孔45等に残留するエアー等をインクとともに外部
に排出して、インク誘導孔45やインクジェットヘッド
9a〜9d内をインクのみに充填する。
【0024】このとき、上述のように、インクカートリ
ッジ30a〜30dをカートリッジ装着部材31に装着
する際には、各コネクタ37の筒状部38Bをシール部
材39とともに多孔質部材35に弾接して、各コネクタ
37と多孔質部材35との間隙間Eをなくした状態で装
着されているので、多孔質部材35と各コネクタ37と
の間に全くエアーを残留させない分だけ、パージ装置1
7によるパージ(吸引)時間が短縮させることができる
ので、インクジェットヘッド9a〜9dによる記録開始
時間も短縮されて、経済的なものとなる。
【0025】
【発明の効果】このように本発明のインクジェット記録
装置によれば、インクを含んだ多孔質部材を収容した着
脱自在のインクカートリッジと、前記インクカートリッ
ジを装着する際には、該インクカートリッジに設けられ
たインク供給口に側周面が当接しながら嵌入される連結
部材を備えたカートリッジ装着部と、前記連結部材を介
して前記インクカートリッジ内のインクが供給され、該
インクを駆動信号に応じて被記録媒体に向かって吐出す
ることで記録を行うインクジェットヘッドとを有し、前
記連結部材は、前記インクカートリッジの装着時には、
前記インク供給口より嵌入され、前記多孔質部材にその
先端部が当接し、且つインク供給口における多孔質部材
との間隙間をなくすように形成したものである。これに
より、インクカートリッジをカートリッジ装着部に装着
する際には、連結部材を多孔質部材に当接して、連結部
材と多孔質部材との間隙をなくしてエアーを残留させな
い状態で装着できる。この結果、多孔質部材と連結部材
との間に全くエアーを残留させない分だけ、パージ(吸
引)時間が短縮させることができるので、インクジェッ
トヘッドによる記録開始時間も短縮されて、経済的なも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置のインクカートリッジ
をカートリッジ装着部材に装着した状態を示す断面図で
ある。
【図2】インクジェット記録装置のインクカートリッジ
をカートリッジ装着部材に挿入した状態を示す断面図で
ある。
【図3】インクジェット記録装置のインクカートリッジ
をカートリッジ装着部材に装着する手順を示す要部拡大
断面図である。
【図4】インクジェット記録装置の要部斜視図である。
【図5】インクジェット記録装置のインクカートリッジ
とカートリッジ装着部材との構成を示す斜視図である。
【図6】従来のインクジェット記録装置のインクカート
リッジをカートリッジ装着部に装着した状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
30a〜30d インクカートリッジ 31 カートリッジ装着部材 35 多孔質部材 37 コネクタ(連結部材) 40a〜40d インクジェットヘッド 41 インク供給

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを含んだ多孔質部材を収容した着
    脱自在のインクカートリッジと、 前記インクカートリッジを装着する際には、該インクカ
    ートリッジに設けられたインク供給口に側周面が当接し
    ながら嵌入される連結部材を備えたカートリッジ装着部
    と、 前記連結部材を介して前記インクカートリッジ内のイン
    クが供給され、該インクを駆動信号に応じて被記録媒体
    に向かって吐出することで記録を行うインクジェットヘ
    ッドとを有し、 前記連結部材は、前記インクカートリッジの装着時に
    は、前記インク供給口より嵌入され、前記多孔質部材に
    その先端部が当接し、且つインク供給口における多孔質
    部材との間隙間をなくすように形成されていることを特
    徴とするインクジェット記録装置。
JP9316996A 1996-03-22 1996-03-22 インクジェット記録装置 Pending JPH09254404A (ja)

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