JPH09254362A - 印刷機インキ壺装置 - Google Patents

印刷機インキ壺装置

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JPH09254362A
JPH09254362A JP9044196A JP9044196A JPH09254362A JP H09254362 A JPH09254362 A JP H09254362A JP 9044196 A JP9044196 A JP 9044196A JP 9044196 A JP9044196 A JP 9044196A JP H09254362 A JPH09254362 A JP H09254362A
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rolls
groove
ink fountain
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Hiroshi Nishiwaki
宏 西脇
Yoji Fujiwara
要治 藤原
Kazutatsu Hatanaka
一辰 畑中
Nobuyuki Baba
信之 馬場
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外径が大小異なる複数本のロールによって構
成されるインキ壺の組立過程で微少ズレが生じても、イ
ンキ壺からインキが漏出しないようにする。 【構成】 周面同士を密着させて配列されたロール11
・12の周面20A・20Bを溝壁面として、ロールの
軸芯方向に平行に、ロールとロールの間に形成される溝
19の端部を、仕切材35で塞いで構成されるインキ壺
13において、溝19を挟んで隣合う左右の溝壁面を構
成する左右双方のロールの周面20A・20Bに密着す
る三日月形に窪んだ曲面21と、ロールの周面20から
ロールの軸芯に向けて折れ曲がって続くロールの側面2
2の少なくとも周縁部に密着する側面当接面23を仕切
材35に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷機インキ壺装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷機では、ファンテンロールの周面に
ブレードを当接させてインキ壺を形成し、そこに多量の
インキを投入しており、インキの切替時には印刷機の回
転を止め、インキ壺に残存するインキをヘラで取り出
し、インキ壺に付着しているインキを拭き取り、ファン
テンロールその他のロールを手動回転しつつ、洗浄液
(溶剤)をタップリ滲み込ませたウエスによってロール
の周面を洗浄している。この作業は手作業によるもので
非能率であり、指先がロールの間に食い込まれる危険が
あり、インキ壺の表面に付着しているインキはロスにな
り、作業員の手は洗い落とせない程汚れる。そこで本発
明者は、ファンテンロールヘとインキを吐出するインキ
吐出ノズルとインキ練りロールに向けて洗浄液を吐出す
る洗浄液吐出ノズルを印刷機に取り付け、インキ切替時
にはインキ吐出ノズルを停止させ、洗浄液吐出ノズルか
ら洗浄液を吐出して印刷機全体に循環させ、短時間に自
動的に印刷機ロールを洗浄する自動洗浄装置付き印刷機
を発明し、特願平6−143542と特開平6−198
225に開示している。
【0003】更に本発明者は、残インキを掻き取り除去
するためにロールに作用させるドクターを摩耗し難くす
るために、図4に図示する如く、周面を突き合わせて平
行に配列された複数本の壺ロール11A・11B・11
Cによって構成されるロール配列体の中の片端の壺ロー
ル11Aの周面をファンテンロール12の周面に突き合
わせ、それら複数本の壺ロール11A・11B・11C
の周面とファンテンロール12の周面とによって囲んで
インキ壺13を構成し、ファンテンロール12の回転時
にロール配列体の全ての壺ロール11A・11B・11
Cを、同期して回転駆動し、又は、静止状態に保つ、壺
ロール選択駆動手段を設け、インキ壺13の片側の側縁
を構成するロール配列体の一端の壺ロール11Cの周面
に接するドクター18を取り付けた印刷機インキ壺装置
を発明し、特願平7−292206をもって特許出願し
ている。
【0004】この壺ロール選択駆動手段は、各壺ロール
11の支軸14に取り付けられた隣り合う歯車15と歯
車15の間に媒介歯車16を介在させ、ロール配列体の
何れかの壺ロール11Cの支軸14Cにモーター17を
接続して構成され、モーター17が回転すると、ロール
配列体を構成する3本の壺ロール11A・11B・11
Cは、同じ方向に同期して回転し、その回転方向が、ロ
ール配列体(11A・11B・11C)の上面側におけ
る壺ロールの周面がインキ壺の端縁側に向いていれば、
インキ壺13に貯溜するインキはインキ壺13の端縁側
の壺ロール11Cへと移動してドクター18に掻き取り
除去される仕組みになっており、ドクター18は、イン
キの切替時にのみ、モーター17に駆動されて回転する
壺ロール11Cに擦れ合うことになる。而も、ドクター
18は、エアーシリンダー38に駆動されて往復移動さ
れる支持部材39から突き出たアーム40に搭載されて
おり、インキの切替時にのみ、壺ロール11Cに擦れ合
うことになるので、非常に摩耗し難いものとなる。
【0005】図4において、35は、インキ壺の側面を
仕切る仕切材であり、その下端縁は壺ロール11とファ
ンテンロール12の周面に密着する三日月形の切り欠3
6になっている。この仕切材35は、壺ロール11とフ
ァンテンロール12の上に載設され、それらのロール1
1・12の周面に自重によって密着するようになってお
り、インキ壺13から随時取り外せるようになってい
る。37は、受け皿であり、ドクター18を支持する支
持部材39から突き出たアーム40に取り外し自在に載
設されており、ドクター18に掻き取り除去されて受け
皿37に溜まったインキは所要の容器に移し替えられ
る。
【0006】ファンテンロール12には、インキの切替
時にのみ、洗浄液を噴射する洗浄液噴射ノズルが、その
周面に向けて設置されており、壺ロール11A・11B
・11Cが回転してドクター18にインキが掻き取り除
去された後には、洗浄液噴射ノズルから噴射されてイン
キ壺13に溜まる洗浄排液は、インキと同様にドクター
18によって受け皿37へと掻き取り除去されることに
なる。
【0007】特願平7−292206によると、壺ロー
ル11Cとドクター18は、インキの切替時にのみ擦れ
合うので摩耗し難く、壺ロール11には金属ロールを使
用し、又、ドクター18にもエッヂが硬い金属ドクター
を用いることも出来るため、残インキや洗浄排液を効率
的に回収することが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この特願平
7−292206に係るインキ壺装置に量産に着手し、
組み立てられたインキ壺装置を実用試験したところ、試
作段階では何ら問題がなかったにも拘らず、インキ壺1
3に溜まったインキが、インキ壺13の端縁側の仕切材
35とロール11・12の周面との間から漏れ出し、仕
切材35の三日月形の切り欠36とロール11・12の
周面との密着性が問題となった。
【0009】この点につき鋭意研究するに、仕切材の切
り欠36とロール11・12の周面が如何に精巧に仕上
げられていても、その間からのインキの漏れ出しが発生
することからして、その原因は、隣合うロールとロール
をフレームに取り付けてインキ壺装置を組み立てる過程
で生じる微少ズレ、即ち、隣合うロールとロールの周面
がピッタリ密着(線点接触)していても、ロール11・
12の軸受とフレームとの接合箇所の仕上精度や、その
接合箇所を締め付け固定するボルトやナットの締め加減
などによって、ロール11・12の軸芯の位置が上下に
偏り、隣合う一方のロールの周面が仕切材の切り欠36
に綺麗に密着しても他方のロールの周面が仕切材の切り
欠36に綺麗に密着しないことによるものであることが
判明した。特に、このようなことは、インキ壺13が、
ファンテンロール12とドクターロール11Aのように
外径が異なるロールによって構成される場合や、ファン
テンロール12とドクターロール11Aに壺ロール11
B・11Cを加えた3本以上のロールによって構成され
る場合に起きやすいことも判明した。
【0010】
【発明の目的】そこで本発明は、特願平7−29220
6に係るインキ壺装置の組立過程で機械的位置ズレが生
じても、仕切材の切り欠36とロール11・12の間か
らインキが漏れ出さないようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、周面同士を密
着させて配列されたファンテンロール1本を含む複数本
のロール11・12の周面20A・20Bを溝壁面とし
て、ロールの軸芯方向に平行に、ロールとロールの間に
形成される溝19の端部を、仕切材35で塞いで構成さ
れる印刷機インキ壺装置13において、仕切材35が、
溝19を挟んで隣合う左右の溝壁面を構成する左右双方
のロールの周面20A・20Bに密着する三日月形に窪
んだ曲面21と、ロールの周面20からロールの軸芯に
向けて折れ曲がって続くロールの側面22の少なくとも
周縁部に密着する側面当接面23を有することを第1の
特徴とする。
【0012】本発明の第2の特徴は、上記第1の特徴に
加えて、インキ壺13が、周面同士を密着させて配列し
たファンテンロール1本(12)とドクターロール1本
(11A)を含む3本以上のロールによって構成されて
いることにある。
【0013】本発明の第3の特徴は、上記第1〜2の特
徴に加えて、溝19を挟んで隣合う左右双方のロール1
1・12の外径が異なることにある。
【0014】本発明の第4の特徴は、上記第1〜3の特
徴に加えて、側面当接面23が、溝19を挟んで隣合う
左右のロールの軸芯24A・24Bを通る中心線を超え
る溝19の底面側まで続いていることにある。
【0015】本発明の第5の特徴は、周面同士を密着さ
せて配列されたロール11・12の周面20A・20B
を溝壁面とし、ロールの軸芯方向24に平行にロールと
ロールの間に形成される溝19の端部を塞いでインキ壺
13を構成す仕切材35を、(a) 溝19を挟んで隣
合う左右の溝壁面を構成する左右双方のロールの周面2
0A・20Bに合わせた三日月形の窪み27を有する溝
仕切枠材25を、溝19を挟んで隣合う双方のロールの
周面20A・20Bに、当該窪み27を合わせて溝19
に嵌め込み、(b) ロールの軸芯方向においてロール
の外側へとロールの側面22から離れた位置に、ロール
の側面22と溝仕切枠材25に対面させて側面枠材26
を設置し、(c) 側面枠材26に向き合うロールの側
面の周縁部分と、ロールの軸芯方向24において、溝1
9に嵌め込んだ溝仕切枠材25の窪み27から、ロール
の側面22に至るロール周面20Cを被覆することな
く、側面枠材26とロールの側面22の間の隙間、およ
び、溝仕切枠材25との間の隙間を、周縁枠材28で塞
いで構成される型枠29の中に、(d) 流動性を有す
る仕切材素材を注入して固化させて形成する印刷機イン
キ壺装置の製法にある。
【0016】本発明の第6特徴は、上記第5の特徴に加
えて、仕切材素材を樹脂組成物としたことにある。
【0017】本発明の第7の特徴は、上記第5の特徴に
加えて、仕切材素材を、ロール11・12と型枠29を
構成している素材よりも熱溶融点が低い金属組成物とし
たことにある。
【0018】本発明の第8の特徴は、上記第5の特徴に
加えて、仕切材素材を、水和反応性を有する無機質組成
物としたことにある。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に言う「流動性を有する仕
切材素材」は、水、有機溶剤、可塑剤などの溶剤や分散
剤が配合されていて常温で流動性を有する液状組成物
や、加熱され溶融して流動性を有する熱溶融組成物の他
に、型枠に注入してから加熱溶融させて固化させること
か出来る熱溶融性樹脂粉末や半田粉末や、硬化剤を注入
して固化させることが出来るセメント粉末のように粉体
として組成されたものであってもよい。型枠29は、そ
こに注入した仕切材素材が固化してから取り外してもよ
いし、それを取り外さずに仕切材35の外面材として用
いてもよい。型枠29を脱型せず仕切材の外面材として
そのまま用いる場合には、ポリエステル樹脂やポリオレ
フイン樹脂等の耐薬品性特に耐有機溶剤性を有する合成
樹脂組成物を用いて、射出成形やブロー成形等のプラス
チック成形の常法によって溝仕切枠材25と側面枠材2
6と周縁枠材28とを一体的に型枠29を形成するとよ
い。
【0020】型枠29に注入する樹脂組成物としては、
硬化剤を配合したエポキシ樹脂組成物、不飽和ポリエス
テル樹脂組成物ないしアルキッド樹脂組成物等の無圧で
成形することが出来、その固化過程で無収縮性のものを
用いるとよい。型枠29に注入する無機質組成物は、水
和反応するセメントや石膏を主材とし、それに砂その他
の粒状骨材を混和して調製し、必要に応じて水分散型の
エチレン酢酸ビニル樹脂その他のエマルジョン・ラテッ
クス樹脂組成物を配合するとよい。
【0021】仕切材35とロール11・12との密着面
での滑りを考慮して、仕切材素材を型枠29に注入する
際に、その密着面となるロールの周面20Cと側面22
に油剤やワックス、滑剤や離形剤等の塗膜を形成してお
き、或いは、仕切材素材に接着して曲面21や側面当接
面23を形成することになるフイルムや布帛その他のシ
ート片を型枠内29に現れるロールの周面20Cやロー
ルの側面22に剥離可能に重ね合わせておき、仕切材素
材を注入して形成される仕切材35の曲面21と側面当
接面23に転写させるとよい。型枠29に注入する樹脂
組成物や無機質組成物には、ガラス繊維、カーボン繊
維、金属繊維等の繊維や糸条を配合するとよい。特に、
型枠29に注入する樹脂組成物には比重の大きい充填
剤、例えば硫酸バリウムやニッケル、ステンレス、鉛等
の金属粉末、セラミック粉末を配合して仕切材に重量感
を付与し、仕切材35がロール11・12の上に重く乗
し掛かるようにするとよい。
【0022】型枠29の中には、コンクリート製品の鉄
筋のように、針金や繊維糸条に成る芯材を型枠の中に組
み込んでから仕切材素材を注入する出来る。又、型枠2
9の中には、仕切材35をインキ壺装置本体フレームに
固定するに必要な治具を組み込み、仕切材35を治具と
一体的に成形することも出来る。成形後に型枠29を取
り外さずに仕切材35の外面材として用いる場合には、
その型枠29に仕切材35をインキ壺装置本体フレーム
に固定するに必要な治具を取り付けておく。これら何れ
の場合でも、型枠29の中に組み込んだ芯材や治具とロ
ールの周面20Cやロールの側面22の間に出来る隙間
に仕切材素材が注入され、ロールの周面20Cやロール
の側面22の形を写し撮るように、仕切材の三日月形曲
面21と側面当接面23が形成されればよい。
【0023】型枠29に注入する金属組成物には、半田
その他の鉛を含み、加熱溶融して成形し得るものを用い
る。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る仕切材35は、周面同士を
密着させてフレームに軸支して組み立てたインキ壺13
の配列された複数本のロールの周面20と側面22が、
内部に露出した型枠内29に仕切剤素材を注入して成形
される。このため、ロールの軸芯24を所定の位置に正
確に合わせてインキ壺13が組み立てられず、所定の位
置と軸芯24の間にズレgが生じた場合や、ロール11
・12が幅方向にずれて隣合うロールの側面相互間22
A・22Bに極僅かな段差dが生じた場合でも、仕切材
の三日月形曲面21はロールの周面20に、又、仕切材
の側面当接面23は隣合う何れのロールの側面22A・
22Bに、必ず綺麗にピッタリと密着することになる。
その結果、低粘に調製されたインキでもインキ壺から漏
出することがなくなる。
【0025】従って本発明は、組み立て過程で位置ズレ
が起き易い外径が異なるロール11・12によって構成
されるインキ壺13や、3本以上のロール11A・11
B・11C・12によって構成されるインキ壺13に特
に効果的である。
【0026】又、本発明のインキ壺13では、仕切材が
ロールの周面20だけではなくロールの側面22にも密
着し、その周面20から側面22に至る角部30が仕切
材の三日月形曲面21と側面当接面23で被覆されてい
る。そして、インキ壺13の洗浄はロール11・12を
回転して行われ、その回転するロールの側面22に付着
したインキは遠心力によって周面側(20・30)へと
移動するのであるから、仕切材の三日月形曲面21とロ
ールの周面20との間に摩耗によって出来た極僅かな隙
間からインキが滲み出し易くなったとしても、仕切板の
側面当接面23とロールの側面22の間にまでインキが
滲み出すことはなく、ロールの角部30からインキが遠
心力によって周りに飛び散るようなことも起こらない。
【0027】そして、仕切材の側面当接面23が、溝1
9を挟んで隣合う左右のロールの軸芯24A・24Bを
通る中心線を超える溝19の底面側まで続いているの
で、隣合うロールの周面20A・20Bが密着して線点
接触する尖った溝底31と仕切材35との間からのイン
キの漏れ出しも有効に防止される。
【0028】仕切材素材を注入する際に型枠内部に露出
して型枠29の一部を構成することになるロールの周面
20Cと側面22は、ロール11・12を回転させなが
ら研摩して精巧に仕上げられる部分であり、又、そのイ
ンキ壺13に組み立てられた状態においてロールの軸芯
24や側面22が所定の位置からずれていたとしても、
ロール11・12の回転状態において周面20や側面2
2が振れることにはならないので、型枠29に注形して
出来る本案仕切材35がロールの周面20や側面22に
完全にピッタリ密着していても、仕切材35によってロ
ール11・12の回転が妨げられることはない。
【0029】かくして本発明により、図4に図示される
特願平7−292206に係る印刷機インキ壺装置の実
用性が確立され、それが量産し得るものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインキ壺装置の斜視図である。
【図2】本発明に係るインキ壺装置の側面図である。
【図3】本発明に係るインキ壺装置の端部底面図であ
る。
【図4】本発明の対象とするインキ壺装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 壺ロール 12 ファンテンロール 13 インキ壺 14 支軸 15 歯車 16 媒介歯車 17 モーター 18 ドクター 19 溝 20 周面 21 曲面 22 側面 23 側面当接面 24 軸芯 25 溝仕切枠材 26 側面枠材 27 窪み 28 周縁枠材 29 型枠 30 角部 31 溝底 35 仕切材 36 切り欠 37 受け皿 38 エアーシリンダー 39 支持部材 40 アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 信之 大阪府和泉市池田下町1914番地の1 テク ノロール株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 周面同士を密着させて配列された
    ロール(11・12)の周面(20A・20B)を溝壁
    面として、ロールの軸芯方向に平行に、ロールとロール
    の間に形成される溝(19)の端部を、仕切材(35)
    で塞いで構成されるインキ壺(13)において、(b)
    仕切材(35)が、溝(19)を挟んで隣合う左右の
    溝壁面を構成する左右双方のロールの周面(20A・2
    0B)に密着する三日月形に窪んだ曲面(21)と、ロ
    ールの周面(20)からロールの軸芯に向けて折れ曲が
    って続くロールの側面(22)の少なくとも周縁部に密
    着する側面当接面(23)を有すること、を特徴とする
    印刷機インキ壺装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインキ壺(13)が、
    周面同士を密着させて配列したファンテンロール1本
    (12)とドクターロール1本(11A)を含む3本以
    上のロールによって構成されていること、を特徴とする
    請求項1に記載の印刷機インキ壺装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の溝(19)を挟んで隣
    合う左右双方のロール(11・12)の外径が異なるこ
    と、を特徴とする請求項1に記載の印刷機インキ壺装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の側面当接面(23)
    が、溝(19)を挟んで隣合う左右のロールの軸芯(2
    4A・24B)を通る中心線を超える溝(19)の底面
    側まで続いていること、を特徴とする請求項1に記載の
    印刷機インキ壺装置。
  5. 【請求項5】 周面同士を密着させて配列されたロール
    (11・12)の周面(20A・20B)を溝壁面と
    し、ロールの軸芯方向(24)に平行にロールとロール
    の間に形成される溝(19)の端部を塞いでインキ壺
    (13)を構成す仕切材(35)を、(a) 溝(1
    9)を挟んで隣合う左右の溝壁面を構成する左右双方の
    ロールの周面(20A・20B)に合わせた三日月形の
    窪み(27)を有する溝仕切枠材(25)を、溝(1
    9)を挟んで隣合う双方のロールの周面(20A・20
    B)に、当該窪み(27)を合わせて溝(19)に嵌め
    込み、(b) ロールの軸芯方向においてロールの外側
    へとロールの側面(22)から離れた位置に、ロールの
    側面(22)と溝仕切枠材(25)に対面させて側面枠
    材(26)を設置し、(c) 側面枠材(26)に向き
    合うロールの側面の周縁部分と、ロールの軸芯方向(2
    4)において、溝(19)に嵌め込んだ溝仕切枠材(2
    5)の窪み(27)から、ロールの側面(22)に至る
    ロール周面(20C)を被覆することなく、側面枠材
    (26)とロールの側面(22)の間の隙間、および、
    溝仕切枠材(25)との間の隙間を、周縁枠材(28)
    で塞いで構成される型枠(29)の中に、(d) 流動
    性を有する仕切材素材を注入して固化させて形成するこ
    とを特徴とする印刷機インキ壺装置の製法。
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