JPH061384Y2 - 注入ノズルのヘッドクリーニング装置 - Google Patents

注入ノズルのヘッドクリーニング装置

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JPH061384Y2
JPH061384Y2 JP4519589U JP4519589U JPH061384Y2 JP H061384 Y2 JPH061384 Y2 JP H061384Y2 JP 4519589 U JP4519589 U JP 4519589U JP 4519589 U JP4519589 U JP 4519589U JP H061384 Y2 JPH061384 Y2 JP H061384Y2
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JP
Japan
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cleaning device
injection nozzle
wiping
head
unit
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JP4519589U
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JPH02135215U (ja
Inventor
真二 山田
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Inoac Corp
Original Assignee
Inoac Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は発泡樹脂の注入成形に使用される注入ノズル
のクリーニング装置に関し、特にはノズルヘッドの吐出
口周辺に付着した樹脂成分を拭き取るためのクリーニン
グ装置に関する。
(従来の技術) 例えばウレタン樹脂の発泡成形に際しては反応性の樹脂
成分を混合して注入ノズルにより成形型へ注入がなされ
る。この場合、注入ノズルのヘッドの吐出口周辺には樹
脂成分の残分が付着することが多くそれが徐々に成長し
て大きくなって、成形型への樹脂の注入パターンに狂い
を生じさせたりあるいは成形型のゲート口との不一致を
生じさせ成形不良を惹き引き起すことがある。そのため
従来では成形後に作業員がヘッド部分をウエス等で拭い
たり、あるいは付着がひどいときには溶剤等の入った容
器に浸したりすることが行われている。
しかしながら、このような人手による方法は煩雑である
ばかりでなく、安全性、完全性、経済性等の観点から問
題があった。
(考案が解決しようとする課題) そこで、この考案は従来状況に鑑みて注入ノズルのヘッ
ドに付着した樹脂成分を簡単かつ確実に拭き取ることが
できるヘッドクリーニング装置を提案することを目的と
するものである。
(課題を解決するための手段) すなわち、この考案は、帯状拭取部材の供給部と、前記
帯状拭取部材を一定距離ずつ引き取る引取部と、前記供
給部と引取部の間に設けられ前記拭取部材を略水平に保
持するとともに弾発部材によって弾性的に保持する拭取
作業部とからなることを特徴とする注入ノズルのヘッド
クリーニング装置を提案するものである。
(実施例) 以下添付の図面に従ってこの考案の実施例を説明する
と、第1図はこの考案のヘッドクリーニング装置をロボ
ットアームとともに示した平面図、第2図は第1図の注
入ノズルヘッドクリーニング装置の拡大正面図である。
第1図に図示した実施例において、この注入ノズルのヘ
ッドクリーニング装置10は、注入成形機の成形型50
に配される注入ノズル15を移動させるためのロボット
アーム51の移動範囲域に配置される。この実施例では
前記注入ノズル15はロボットアーム51により成形型
50に運ばれて樹脂の注入を行った後、矢印で示したよ
うに本クリーニング装置10へ回動してノズルのヘッド
部分16の拭き取りを行うように構成される。成形型5
0からクリーニング装置10への移動は、成形の条件お
よび樹脂の性質等により、各ショット毎あるいは数ショ
ット毎に移動するか適宜設定することができる。
第2図に図示したように、注入ノズルのヘッドクリーニ
ング装置10は、ノズルヘッド16を拭き取るための帯
状拭取部材26の供給20と、前記帯状拭取部材を一定
距離ずつ引き取る引取部30と、前記供給部と引取部の
間に設けられた拭取作業部40とから構成される。
供給部20は、図示したように、装置本体の機台11の
フレーム21に取りつけられたローラ22に巻着された
ロール状の帯状拭取部材26より構成される。符号23
は供給部20からのウエスを後述する拭取作業部40へ
誘導する補助ローラである。帯状拭取部材26として
は、布、不織布、ウレタンスラブ、紙等を使用すること
ができる。なお、実施例では、ウレタンスラブの廃材の
切り出し品を用いた。なお、拭取部材26にはその拭取
効果を高めるためあらかじめ溶剤等を含浸させておいて
もよい。
引取部30は機台11の上部材に設けられた送りローラ
31とその押えローラ36よりなる。送りローラ31は
機台11のフレーム12上に設けられたモータ34によ
って駆動される。符号32は駆動モータ34と送りロー
ラ31との間に張設されたベルトである。駆動モータ3
4は帯状拭取部材26を一定距離ずつ引き取ることがで
きるように連続的または間欠的に駆動される。
拭取作業部40は作業台41上面部に水平に保持された
2つのローラ42,43よりなり、前記供給部20より
供給された拭取部材26を略水平に保持する。さらに、
作業台41は弾発部材44を介して機台11の上面取付
部47に弾性的に保持されている。符号45は作業台の
支持部材、46はその軸着部である。
作業台41は、この弾発部材44によって弾性的に保持
され、ノズル15のヘッド部材16が該拭取部材26に
当接したときの衝撃を吸収し、ヘッド部16の損傷なら
びに拭取部材26の破れを防止するとともに、前記拭取
部材26を上方へ付勢してノズルヘッド16の下面16
aと強く接触させ、拭取効果を増すことができる。
さらに、このクリーニング装置10には引取部30によ
って引き取られた拭取部材26を収容するための収容タ
ンク19が設けられ、機台11端部の補助ローラ14を
経て使用済の拭取部材26が蓄積されるようになってい
る。
なお、この実施例においては、ブラッシング装置60が
ロボットアーム51の回動域に併せて配置されている。
このブラッシング装置60は上面にブラシ部61が形成
されていて該ブラシ部によってヘッドの吐出口周辺のク
リーニングを行なうものである。このブラシ部61によ
るクリーニングは、前記拭取部材による拭取作業の前
後、適宜行なうことができる。ブラシ部61を回動した
りあるいはヘッド自体を回動することによってブラッシ
ング効果が高められる。なお、ブラシ部61にあらかじ
め溶剤等を含浸させておくことも好ましい。
この実施例における注入ノズル15はロボットによって
移動操作さるれが、拭取に際しては該注入ノズル15
を、第2図に図示したように、拭取部材に当接した後、
鎖線15aのようにヘッド角部をこすりつけるようにす
ると拭取効果を一層高めることができる。
(作用) この考案に係る成形機の注入ノズルヘッドクリーニング
装置にあっては、ロボットアームにより注入ノズルが回
動してノズルヘッドが拭取作業部の拭取部材によって清
掃される。拭取部材は引取部材によって適宜所定距離移
動して拭取効果が低下しないようになっている。
(効果) 以上図示し説明したように、この考案に係る成形機の注
入ノズルヘッドクリーニング装置にあっては、ノズルヘ
ッドに付着した成形用樹脂を簡単かつ確実に拭き取るこ
とができ、ノズルのヘッド部分を常に清潔に保つことが
できる。従って注入ノズルのショット条件を一定に維持
することができるとともに、ノズルヘッドと成形型ゲー
トとの不合致ならびにそれに附随するショットミス、も
れ、故障等の問題をことごとく解決することができ、大
変有用な注入ノズルヘッドクリーニング装置を提案する
ことができた。またこの装置にあっては人手を必要とし
ないので、安全であり、省力化ならびに成形品の均一化
が可能となる等、多くの利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は注入ノズルのヘッドクリーニング装置をロボッ
トアームとともに示した平面図、第2図は第1図のヘッ
ドクリーニング装置の拡大正面図である。 10…注入ノズルヘッドクリーニング装置、15…注入
ノズル、16…ノズルヘッド、20…供給部、26…拭
取部材、30…引取部、31…送りローラ、36…押え
ローラ、40…拭取作業部、44…弾発部材、50…成
形型、60…ブラッシング部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状拭取部材の供給部と、 前記帯状拭取部材を一定距離ずつ引き取る引取部と、 前記供給部と引取部の間に設けられ前記拭取部材を略水
    平に保持するとともに弾発部材によって弾性的に保持す
    る拭取作業部 とからなることを特徴とする注入ノズルのヘッドクリー
    ニング装置。
JP4519589U 1989-04-18 1989-04-18 注入ノズルのヘッドクリーニング装置 Expired - Lifetime JPH061384Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4519589U JPH061384Y2 (ja) 1989-04-18 1989-04-18 注入ノズルのヘッドクリーニング装置

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JP4519589U JPH061384Y2 (ja) 1989-04-18 1989-04-18 注入ノズルのヘッドクリーニング装置

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Publication Number Publication Date
JPH02135215U JPH02135215U (ja) 1990-11-09
JPH061384Y2 true JPH061384Y2 (ja) 1994-01-12

Family

ID=31559156

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JP4519589U Expired - Lifetime JPH061384Y2 (ja) 1989-04-18 1989-04-18 注入ノズルのヘッドクリーニング装置

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JP2577067Y2 (ja) * 1992-03-24 1998-07-23 株式会社イノアックコーポレーション 発泡成形用表皮材

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JPH02135215U (ja) 1990-11-09

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