JPH09254098A - パターン穿孔装置 - Google Patents

パターン穿孔装置

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JPH09254098A
JPH09254098A JP8097789A JP9778996A JPH09254098A JP H09254098 A JPH09254098 A JP H09254098A JP 8097789 A JP8097789 A JP 8097789A JP 9778996 A JP9778996 A JP 9778996A JP H09254098 A JPH09254098 A JP H09254098A
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JP
Japan
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pattern
pin
sheet material
pins
punching
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JP8097789A
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Inventor
Katsuyuki Kuramoto
勝行 倉本
Yoshibumi Kato
義文 加藤
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 穿孔パターンの設定及びその変更を容易に行
うことができるパターン穿孔装置を提供する。 【解決手段】 パターン穿孔装置1は下記の要件を備え
て構成される。複数の穿孔ピン3:シート材Dに対し
て相対的に接近・離間可能に設けられ、その接近に伴い
先端側がシート材Dを貫通して孔を形成する。接近・
離間機構:上記穿孔ピンを、シート材Dに対し相対的に
接近・離間させる。パターン付与部材23:形成すべ
き穿孔パターンに応じて交換可能に設けられ、複数の穿
孔ピン3のうち、穿孔パターンを形成すべきものに対し
てはシート材Dを貫通すること許容し、それ以外のもの
に対しては該貫通を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字、記号、図形
等を表す所定のパターンで複数の孔が配列した穿孔パタ
ーンを、紙等のシート材に形成するパターン穿孔装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば住民票や印鑑証明等の各種
証明書を自動交付する装置等において、図7に示すよう
に、文字や数字、あるいはその組合せを表す穿孔パター
ンにより契印を付すことが行われている。その形成方法
としては、例えば図12(a)に示すように、穿孔パタ
ーンPに対応する配列で穿孔ピン102がピンホルダ1
05に植設された穿孔パンチ106と、各穿孔ピン10
2に対応したダイ孔103を有する穿孔ダイ104との
間に書類Dを配置する。そして、同図(b)に示すよう
に、その状態で穿孔パンチ106を穿孔ダイ104に接
近させることにより、各穿孔ピン102が書類Dを貫い
て孔を形成しつつ対応するダイ孔103内に進入し、同
図(c)に示すように、書類Dに穿孔パターンPを形成
することとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記方法では、穿孔パ
ターンPの種類毎に穿孔ピン102の植設を手作業で行
わなければならないので手間がかかる問題がある。ま
た、穿孔パターンPの変更を行う必要が生じた場合は、
穿孔ピン102の植設配列をピンの植替えにより変更し
なければならず極めて面倒である。
【0004】本発明の課題は、穿孔パターンの設定及び
その変更を容易に行うことができるパターン穿孔装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上述の課
題を解決するために、本発明のパターン穿孔装置は、下
記の要件を備えて構成されることを特徴とする。 複数の穿孔ピン:シート材に対して相対的に接近・離
間可能に設けられ、その接近に伴い先端側がシート材を
貫通して孔を形成する。 接近・離間機構:上記穿孔ピンを、シート材に対し相
対的に接近・離間させる。 パターン付与部材:形成すべき穿孔パターンに応じて
交換可能に設けられ、上記複数の穿孔ピンのうち、穿孔
パターンを形成すべきもの(パターン形成ピン)に対し
てはシート材を貫通するすること許容し、それ以外のも
の(パターン非形成ピン)に対しては該貫通を阻止す
る。
【0006】上述の構成によれば、複数の穿孔ピンに対
しパターン付与部材が、パターン形成ピンに対してはシ
ート材を貫通することを許容し、パターン非形成ピンに
対しては該貫通を阻止することで、書類等のシート材に
対して穿孔パターンが形成される。そして、穿孔パター
ンを変更する場合には、このパターン付与部材を、変更
後のパターンに対応するものに交換するだけでよいの
で、従来のように穿孔ピンの植替え等を行う必要が全く
なくなり、ひいては穿孔パターンの設定及びその変更を
極めて容易に行うことができる。
【0007】上記穿孔装置は、具体的には下記のように
構成することができる。すなわち、各穿孔ピンが挿通さ
れる複数のピン挿通孔を有し、それら穿孔ピンを、該ピ
ン挿通孔内で挿通方向に移動することを許容した状態で
保持するとともに、それら穿孔ピンと一体的にシート材
に対し接近・離間するピンホルダを設ける。また、パタ
ーン付与部材を、各穿孔ピンの後端側においてピンホル
ダに対し着脱可能に固定される板状に形成し、パターン
非形成ピンに対応する位置に、それらピンの後端部の相
対的な出入りを許容する逃がし孔を形成しておく。そし
て、ピンホルダがシート材に接近するに伴い、パターン
非形成ピンは、その後端側を逃がし孔内に進入させつ
つ、シート材からの反作用により押し戻されて該シート
材を貫通することが阻止される。一方、パターン形成ピ
ンは、パターン付与部材を介してシート材に押しつけら
れることにより、該シート材を貫通して穿孔パターンを
形成する。こうすれば、パターン付与部材を、パターン
非形成ピンに対応した逃がし孔を有する単純な板部材で
形成することができ、装置構成を簡略化できる。また、
パターン非形成ピンは、逃がし孔側へ退避することによ
りシート材に対する貫通が確実に阻止される一方、パタ
ーン形成ピンには、パターン付与部材を介してシート材
に対する十分な貫通力が付与されので、穿孔パターンの
形成をスムーズかつ確実に行うことができる。
【0008】この場合、各穿孔ピンの後端側には、ピン
挿通孔の周縁部と係合することにより、自身のピン挿通
孔からの抜け落ちを阻止するストッパ部を形成すること
ができる。これにより、ピンホルダがシート材から離間
した際に穿孔ピンがピン挿通孔から脱落することが防止
される。
【0009】一方、別の構成として、下記のようなもの
も可能である。すなわち、各穿孔ピンがばね部材を介し
て装着され、それら穿孔ピンをシート材に対し接近・離
間させるピンホルダを設ける。また、パターン付与部材
を、各穿孔ピンの先端側において、ピンホルダに対し着
脱可能に固定される板状に形成するとともに、パターン
形成ピンに対応する位置に、それらピンの先端部の相対
的な出入りを許容する貫通孔を形成する。そして、ピン
ホルダがシート材に接近するに伴い、パターン形成ピン
は、その先端側を貫通孔内に進入させつつシート材に押
しつけられて該シートを貫通することにより、穿孔パタ
ーンを形成する。一方、パターン非形成ピンは、先端側
がパターン付与部材の板面に当接することにより、上記
ばね部材を弾性変形させながらその移動が止められて、
該シート材を貫通することが阻止される。こうすれば、
パターン付与部材を、パターン形成ピンに対応した貫通
孔を有する単純な板部材で形成することができ、同様に
装置構成を簡略化できる。
【0010】次にピンホルダには、板状のパターン付与
部材の装着入口と、その装着入口から続くガイド溝とを
形成することができる。この場合パターン付与部材は、
上記ガイド溝内でその両側縁部を上記装着入口から所定
の装着位置までスライドさせることによりピンホルダに
対して装着される。この構成によれば、パターン付与部
材をガイド溝に対し抜き差しすることで、そのピンホル
ダに対する着脱を極めて容易に行うことができる。
【0011】なお、穿孔パターンが、文字及び記号等の
キャラクタを表すパターン(キャラクタパターン)の組
合せにより形成される場合は、パターン付与部材を、そ
のキャラクタパターン単位で分割して形成しておくこと
で、キャラクタパターンの組合せ変更を容易に行うこと
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例を参照しつつ説明する。 (実施例1)図1(a)は、本発明の一実施例であるパ
ターン穿孔装置(以下、単に穿孔装置という)1を模式
的に示したものである。すなわち、穿孔装置1は、ピン
ホルダ2とそれに取り付けられた複数の穿孔ピン3とを
有する穿孔パンチ4、その穿孔パンチ4を昇降させる昇
降機構(接近・離間機構)6、穿孔パンチ4の下側に位
置固定に配置された穿孔ダイ5等を含んで構成されてい
る。昇降機構6は、結合部材6aを介して穿孔パンチ4
と結合され、支柱7に沿って穿孔パンチ4と一体的に昇
降する昇降ヘッド9を備えている。なお、昇降ヘッド9
は、同図(b)に示すように例えば支柱7に沿って設け
られたラック8と噛み合うピニオン10と、これを減速
機構11を介して正逆両方向に駆動するモータ12等を
有するものとして構成することができる。
【0013】図2に示すように、ピンホルダ2は、中空
有底の箱状に形成されている。その底部にはこれを厚さ
方向に貫通する複数のピン挿通孔20が、縦横所定の個
数ずつのマトリックス状に配列した形で形成されてい
て、そのそれぞれに穿孔ピン3が、ピンホルダ2の下面
から下方に延びる形で挿通されている。そして、ピンホ
ルダ2は、穿孔ピン3と一体的にシート材に対し接近・
離間する。また、各穿孔ピン3は、ピン挿通孔20内に
おいてその挿通方向に移動することが許容されており、
その上端(後端)にはフランジ状のストッパ部21が形
成されている。このストッパ部21は、ピンホルダ2が
上昇した際にピン挿通孔20の周縁部と係合して、穿孔
ピン3がピン挿通孔20から抜け落ちることを阻止する
役割を果たす。
【0014】一方、穿孔ダイ5には、複数のダイ孔22
が各穿孔ピン3に対応するマトリックス状に配列した形
で形成されている。また穿孔ダイ5の上方には、各ダイ
孔22に対応する貫通孔5cを有するストリッパプレー
ト5aが、スペーサ5b(図1)によりギャップGが形
成された状態で配置されており、そのギャップGにシー
ト材Dが挿入されるようになっている。そして、穿孔パ
ンチ4の下降に伴い、各穿孔ピン3の下端側(先端側)
は、ストリッパプレート5aの貫通孔5cを経てシート
材Dを貫き、ダイ孔22内に進入してシート材Dに孔を
形成することとなる。
【0015】次に、ピンホルダ2内には、各穿孔ピン3
の上端に近接してパターン付与部材23が配置されてい
る。このパターン付与部材23は、形成すべき穿孔パタ
ーンに応じて交換可能に設けられ、複数の穿孔ピン3の
うち、穿孔パターンを形成すべきもの(パターン形成ピ
ン)に対してはシート材Dを貫通することを許容し、そ
れ以外のもの(パターン非形成ピン)に対しては該貫通
を阻止する役割を果たす。具体的には、パターン付与部
材23は板状に形成され、図2および図3に示すよう
に、そのパターン非形成ピン3bに対応する位置には、
自身を厚さ方向に貫通する逃がし孔24が穿設されてい
る。この逃がし孔24は、穿孔ピン3の上端側に形成さ
れたストッパ部21よりも径が大きく形成されて、該穿
孔ピン3の上端側の出入りを許容するものとなってい
る。一方、パターン形成ピン3a(図3において破線で
表示)に対応する位置には逃がし孔24は形成されてい
ない。
【0016】図4に示すように、ピンホルダ2の前面側
にはパターン付与部材23の装着入口25が形成され、
図2に示すように、その装着入口25から続く形でピン
ホルダ2の両内側面には、ガイド溝26が形成されてい
る。そして図4に示すように、パターン付与部材23
は、装着入口25からピンホルダ2内に挿入され、その
両側縁部においてガイド溝26内をスライドした後、後
端側がガイド溝26の後端面26aに当たることで、ピ
ンホルダ2の所定の装着位置に対して位置決めされるよ
うになっている。そして、文字、数字あるいは記号等の
各種キャラクタパターンが穿孔・形成できるよう、図5
に示すように、パターン付与部材23はそれらキャラク
タパターン毎に分割して用意されており、所望のキャラ
クタパターンに対応するものが適宜選択されてピンホル
ダ2に装着される。
【0017】以下、穿孔装置1の作動について説明す
る。すなわち、図2に示すように、シート材Dを穿孔ダ
イ5とストリッパプレート5aとの間のギャップGに挿
入し、昇降機構6により穿孔パンチ4を下降させると、
各穿孔ピン3の先端はストリッパプレート5aの貫通孔
5c内でガイドされつつシート材Dの表面に当接する。
そして、穿孔パンチ4をさらに下降させると、図6に示
すように、パターン非形成ピン3bは、その後端側を逃
がし孔24内に進入させつつシート材Dからの反作用に
より押し戻され、シート材Dを貫通することが阻止され
る。一方、パターン形成ピン3aは、その後端をパター
ン付与部材23の下面に当接させた状態でシート材Dに
押しつけられ、該シート材Dを貫通してダイ孔22内に
進入することにより、穿孔パターンを形成する。
【0018】パターンの穿孔が終了したら穿孔パンチ4
を上昇させ、穿孔ピン3をシート材Dから離脱させる。
ここで、シート材Dは、穿孔ピン3が上昇する際にスト
リッパプレート5aに当たってしごき落とされることに
より、穿孔パンチ4との連れ上がりが防止される。な
お、図2に示すように、穿孔パンチ4を上方へ退避させ
た際に、各穿孔ピン3の先端部をストリッパプレート5
c内に残留させるようにすれば、穿孔ピン3のぶれを防
止することができる。
【0019】図2及び図6においては、説明をわかりや
すくするために、キャラクタパターン1個分の穿孔を行
う場合を例にとっていたが、実際には図7に示すよう
に、穿孔パターンPが、複数のキャラクタパターンP1
〜P4等の組合せにより形成されることが多い。この場
合は図8に示すように、ピンホルダ2に対し、前述のガ
イド溝等で形成された装着部27を複数形成し、マトリ
ックス状に配列した穿孔ピン3の組もこれに対応して複
数設ける。そして、各キャラクタパターンP1〜P4に対
応した逃がし穴24の穿設パターンN1〜N4を有するパ
ターン付与部材23が、対応する装着部27に対しそれ
ぞれ装着され、さらに対応する穿孔ピン3の組によりキ
ャラクタパターンP1〜P4が同時に穿孔される。この場
合、形成すべきキャラクタパターンの組合せを変更する
場合、変更に係るパターン付与部材23のみを所定のも
のに交換すればよい。一方、図9に示すように、上記逃
がし孔24の穿設パターンN1〜N4を1枚のパターン付
与部材23に形成するようにしてもよい。
【0020】(実施例2)図10は、穿孔装置1の別の
構成を示すものである。該構成ではピンホルダ2は、そ
の下面に対し各穿孔ピン3の上端側がばね部材30を介
して装着されるホルダ本体2aと、そのホルダ本体2a
の下端側を各穿孔ピン3とともに覆い、ホルダ本体2a
に対してその昇降方向において相対的にスライド可能に
設けられたスライド部2bを有している。そして、その
スライド部2bの底部には、各穿孔ピン3の出入りを許
容するピン挿通孔20が形成されており、その下側を覆
うようにパターン付与部材23が着脱可能に装着されて
いる。この場合、スライド部2bの底部下側には、パタ
ーン付与部材23の装着部として凹部2cが形成されて
おり、またその両内側面には図示しない装着入口から延
びるガイド溝26が形成されている。そして板状のパタ
ーン付与部材23は、両縁部においてこのガイド溝26
内をスライドすることにより凹部2cに装着される。
【0021】また、図10及び図11に示すように、パ
ターン付与部材23には、パターン形成ピン3aに対応
する位置に、それらピンの先端部の相対的な出入りを許
容する貫通孔31が形成されている。そして、ピンホル
ダ2が下降することによりパターン形成ピン3aは、そ
の先端が貫通孔31を通ってシート材Dと当接する。そ
して、その後さらにピンホルダ2を下降させると、ピン
3aとホルダ本体2aとの間でばね部材30が弾性変形
し、その弾性復帰力によりピン3aはシート材D側に付
勢されてこれを突き破るように貫通し、穿孔パターンを
形成する。一方、パターン非形成ピン3bは、先端側が
パターン付与部材23の上面に当接した後は、ばね部材
30を弾性変形させながらその移動が止められて、シー
ト材Dを貫通することが阻止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のパターン穿孔装置の構成を
示す側面図。
【図2】その本発明の特徴部に係る部分の正面断面図。
【図3】それに使用されるパターン付与部材の一例を示
す平面図。
【図4】パターン付与部材のピンホルダに対する着脱機
構を示す側面図。
【図5】パターン付与部材のいくつかの別の例を示す平
面図。
【図6】図2の作用説明図。
【図7】穿孔パターンの一例を示す平面図。
【図8】図7の穿孔パターンを形成するためのパターン
付与部材の構成例を示す平面図。
【図9】同じく別の構成例を示す平面図。
【図10】実施例2のパターン穿孔装置の特徴部を示す
正面断面図。
【図11】それに使用されるパターン付与部材の一例を
示す平面図。
【図12】従来のパターン穿孔装置の説明図。
【符号の説明】
1 パターン穿孔装置 2 ピンホルダ 3 穿孔ピン 4 穿孔パンチ 5 穿孔ダイ 6 昇降機構(接近・離間機構) 20 ピン挿通孔 21 ストッパ部 22 ダイ孔 23 パターン付与部材 24 逃がし孔 25 装着入口 26 ガイド溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字、記号、図形等を表す所定のパター
    ンで複数の孔が配列した穿孔パターンを、紙等のシート
    材に形成するパターン穿孔装置において、 前記シート材に対して相対的に接近・離間可能に設けら
    れ、その接近に伴い先端側が前記シート材を貫通して前
    記孔を形成する複数の穿孔ピンと、 それら穿孔ピンを、前記シート材に対し相対的に接近・
    離間させる接近・離間機構と、 形成すべき穿孔パターンに応じて交換可能に設けられ、
    前記複数の穿孔ピンのうち、前記穿孔パターンを形成す
    べきもの(以下、パターン形成ピンという)に対しては
    前記シート材を貫通することを許容し、それ以外のもの
    (以下、パターン非形成ピンという)に対しては該貫通
    を阻止するパターン付与部材と、 を備えたことを特徴とするパターン穿孔装置。
  2. 【請求項2】 前記各穿孔ピンが挿通される複数のピン
    挿通孔を有し、それら穿孔ピンを、該ピン挿通孔内で挿
    通方向に移動することを許容した状態で保持するととも
    に、それら穿孔ピンと一体的に前記シート材に対し接近
    ・離間するピンホルダを備え、 前記パターン付与部材は、前記各穿孔ピンの後端側にお
    いて、前記ピンホルダに対し着脱可能に固定される板状
    に形成されるとともに、前記パターン非形成ピンに対応
    する位置に、それらピンの後端部の相対的な出入りを許
    容する逃がし孔が形成されており、 前記ピンホルダが前記シート材に接近するに伴い、前記
    パターン非形成ピンは、その後端側を前記逃がし孔内に
    進入させつつ、前記シート材からの反作用により押し戻
    されて該シート材を貫通することが阻止される一方、前
    記パターン形成ピンは、前記パターン付与部材を介して
    前記シート材に押しつけられることにより、該シート材
    を貫通する請求項1記載の穿孔装置。
  3. 【請求項3】 前記各穿孔ピンの後端側には、前記ピン
    ホルダが前記シート材から離間した際に前記ピン挿通孔
    の周縁部と係合して、自身の前記ピン挿通孔からの抜け
    落ちを阻止するストッパ部が形成されている請求項2に
    記載の穿孔装置。
  4. 【請求項4】 前記各穿孔ピンがばね部材を介して装着
    され、それら穿孔ピンを前記シート材に対し接近・離間
    させるピンホルダを備え、 前記パターン付与部材は、前記各穿孔ピンの先端側にお
    いて、前記ピンホルダに対し着脱可能に固定される板状
    に形成されるとともに、前記パターン形成ピンに対応す
    る位置に、それらピンの先端部の相対的な出入りを許容
    する貫通孔が形成されており、 前記ピンホルダが前記シート材に接近するに伴い、該パ
    ターン形成ピンは、その先端側を前記貫通孔内に進入さ
    せつつ前記シート材に押しつけられて該シートを貫通す
    る一方、前記パターン非形成ピンは、先端側が前記パタ
    ーン付与部材の板面に当接することにより、前記ばね部
    材を弾性変形させながらその移動が止められて、該シー
    ト材を貫通することが阻止される請求項1記載の穿孔装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ピンホルダには、前記板状のパター
    ン付与部材の装着入口と、その装着入口から続くガイド
    溝とが形成されており、 該パターン付与部材は、前記ガイド溝内でその両側縁部
    を前記装着入口から所定の装着位置までスライドさせる
    ことにより、前記ピンホルダに対して装着されるもので
    ある請求項2ないし4のいずれかに記載の穿孔装置。
  6. 【請求項6】 前記穿孔パターンは、文字及び記号等の
    キャラクタを表すパターン(以下、キャラクタパターン
    という)の組合せにより形成され、 前記パターン付与部材は、そのキャラクタパターン単位
    で分割して形成されている請求項1ないし5のいずれか
    に記載の穿孔装置。
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