JPH09253782A - 軸部材の据込み成形装置および軸部材の据込み成形方法 - Google Patents

軸部材の据込み成形装置および軸部材の据込み成形方法

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JPH09253782A
JPH09253782A JP6437996A JP6437996A JPH09253782A JP H09253782 A JPH09253782 A JP H09253782A JP 6437996 A JP6437996 A JP 6437996A JP 6437996 A JP6437996 A JP 6437996A JP H09253782 A JPH09253782 A JP H09253782A
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JP
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buckling
shaft
cam
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Application number
JP6437996A
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English (en)
Inventor
Hisashi Matsumoto
恒 松本
Koichi Yokota
浩一 横田
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Matsumoto Heavy Industry Co Ltd
Original Assignee
Matsumoto Heavy Industry Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J5/00Methods for forging, hammering, or pressing; Special equipment or accessories therefor
    • B21J5/06Methods for forging, hammering, or pressing; Special equipment or accessories therefor for performing particular operations
    • B21J5/08Upsetting

Abstract

(57)【要約】 【課題】 座屈を発生させることなく、軸部材に頭部を
形成することである。 【解決手段】 端部に頭部形成相当部分12aを残して
軸部材12を保持ブロック18,18で保持し、上記頭
部形成相当部分12aに座屈規制部材16を外嵌させ
る。この状態で、軸部材12の上記端部の端面へ圧力を
印加して軸部材12の上記頭部形成相当部分12aを径
方向外向きに保持ブロック18,18側から上記端面側
に向かって連続的に塑性変形させる。この塑性変形に追
従して、上記座屈規制部材16で座屈を規制しつつ保持
ブロック18,18から軸部材12の上記端部の端面に
向かって上記座屈規制部材16を移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸部材から鍛造に
より頭部を形成してボルトやシャフト等を製造する軸部
材の据込み成形装置および軸部材の据込み成形方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、軸部材から頭部を有するボルト
やシャフトを製造するには、軸部材を旋盤で切削した
り、素材の軸部を二つの型の間で横から挟んで固定する
とともに、軸方向に圧縮して成形を行う据込鍛造と呼ば
れる手法が採用されている。
【0003】従来、据込鍛造では、図6および図7に示
すようなダイス1とパンチ2を使用して軸部材3に頭部
5(図7参照)を形成している。上記ダイス1は、軸部
材3の成形孔4を有する。この成形孔4は、一端側が上
記軸部材3の径にほぼ等しく、途中から他端側にかけて
軸部材3の頭部5(図7参照)の径に等しい拡大された
径を有する拡径部分4aとなっている。ダイス1のこの
成形孔4には、図6に示すように、上記一端側から軸部
材3の頭部形成相当部分3aが拡径部分4aまで挿通さ
れる。そして、軸部材3を保持部材6で保持した状態
で、上記成形孔4の他端側からダイス1が挿入されて上
記軸部材3が図7において矢印A1で示すように加圧さ
れる。これにより、上記成形孔4内の軸部材3の上記頭
部形成相当部分3aが塑性変形してダイス1の上記拡径
部分4aにより成形され、軸部材3に頭部5が形成され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に、途中から径が拡大された拡径部分4aを有する成形
孔4を備えたダイス1を用いて軸部材3に頭部5を形成
する場合、軸部材3の径に比較して軸部材3の頭部形成
相当部分3aの長さが長いと、パンチ部材2により軸部
材3を加圧したときに、図8に示すように、ダイス1の
成形孔4の拡径部分4aで軸部材3に座屈が発生し、軸
部材3に頭部5を形成することができないという問題が
あった。
【0005】このため、請求項1にかかる発明の目的
は、座屈を発生させることなく、軸部材に頭部を形成す
ることができる軸部材の据込み成形装置を提供すること
である。
【0006】また、請求項2にかかる発明の目的は、請
求項1にかかる発明の目的に加えて、座屈規制部材をカ
ムとレバーとにより軸部材の塑性変形に追従して移動さ
せて軸部材の座屈を防止するようにした軸部材の据込み
成形装置を提供することである。
【0007】さらに、請求項3にかかる発明の目的は、
請求項1にかかる発明の目的に加えて、パンチ部材をカ
ムとレバーとにより駆動するようにした構造の簡単な軸
部材の据込み成形装置を提供することである。
【0008】さらにまた、請求項4にかかる発明の目的
は、請求項2または3にかかる発明の目的に加えて、カ
ムの同期によりパンチ部材と同期して座屈規制部材を移
動させるようにした軸部材の据込み成形装置を提供する
ことである。
【0009】さらにまた、請求項5にかかる発明の目的
は、請求項1から4のいずれか一にかかる発明の目的に
加えて、簡単な付勢機構により軸部材の成形の際に軸部
材を所定位置に保持し、付勢解除機構により軸部材の成
形の終了時に軸部材の保持解除を行なう軸部材の据込み
成形装置を提供することである。
【0010】さらにまた、請求項6にかかる発明の目的
は、請求項5にかかる発明の目的に加えて、レバーと弾
性部材を用いた簡単な付勢機構により軸部材を所定の位
置に保持する軸部材の据込み成形装置を提供することで
ある。
【0011】さらにまた、請求項7にかかる発明の目的
は、請求項5にかかる発明の目的に加えて、レバーとカ
ムを用いた簡単な機構により軸部材の保持を解除する軸
部材の据込み成形装置を提供することである。
【0012】さらにまた、請求項8にかかる発明の目的
は、座屈を発生させることなく、軸部材に頭部を形成す
る軸部材の据込み成形方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、保持ベース部材に配設さ
れてなり、端部に頭部形成相当部分を残して軸部材を保
持する保持機構と、軸部材の上記端部の端面に軸部材の
軸方向に圧力を印加し、上記保持部材側から上記端面に
向かって連続的に軸部材の上記頭部形成相当部分を径方
向外向きに塑性変形させるパンチ部材と、このパンチ部
材の駆動機構と、軸部材の上記頭部形成相当部分が挿通
され、一端側に軸部材の上記塑性変形の形状を規定する
型部を備えるとともに他端側から上記パンチ部材が挿入
される軸部材の座屈規制孔を有し、保持ベース部材に形
成された案内孔に案内されて軸部材の上記頭部形成相当
部分に外嵌して上記端面側に向かって移動し、上記圧力
の印加による軸部材の上記頭部形成相当部分の座屈を規
制する座屈規制部材と、上記駆動機構と同期しこの座屈
規制部材を軸部材の上記塑性変形に追従して移動させる
座屈規制部材の移動機構とを備えたことを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項2にかか
る発明は、請求項1にかかる発明において、上記座屈規
制部材の移動機構は、関節結合された2枚のレバーと、
上記保持ベース部材との間に間隔をおいて配置された対
向部材と上記2枚のレバーにより結合されたスライダ
と、このスライダと上記座屈規制部材とを相互に結合す
る結合部材と、2枚のレバーの関節結合部分にカム輪郭
が当接するカムと、この関節結合部分を上記カム輪郭に
向かって付勢する弾性部材とからなることを特徴とす
る。
【0015】上記目的を達成するため、請求項3にかか
る発明は、請求項1にかかる発明において、上記パンチ
部材の駆動機構は、関節結合された2枚のレバーと、上
記保持ベース部材との間に間隔をおいて配置された対向
部材と上記2枚のレバーにより結合されたスライダと、
このスライダに固定されたパンチホルダと、2枚のレバ
ーの関節結合部分にカム輪郭が当接するカムと、この関
節結合部分を上記カム輪郭に向かって付勢する弾性部材
とからなることを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項4にかか
る発明は、請求項2または3にかかる発明において、上
記座屈規制部材の移動機構のカムと上記パンチ部材の駆
動機構のカムとが同期して駆動されることを特徴とす
る。
【0017】上記目的を達成するため、請求項5にかか
る発明は、請求項1から4のいずれか一にかかる発明に
おいて、上記軸部材の保持機構は、保持ベース部材と、
各々がこの保持ベース部材にスライド自在に設けられた
複数の保持ブロックと、各保持ブロックを上記軸部材に
向かってその軸方向に対して直角に付勢して軸部材を保
持する保持ブロックの付勢機構と、保持ブロックの上記
軸部材へ向かう付勢を解除する保持ブロックの付勢解除
機構とを備えたことを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項6にかか
る発明は、請求項5にかかる発明において、上記保持ブ
ロックの付勢機構は、関節により互いに回動可能に関節
結合されてなり、保持ベース部材と各保持ブロックとを
互いに結合する2枚のレバーと、これら2枚のレバーの
関節結合部分にばね力を作用させて上記保持ブロックを
軸部材に向かって付勢する弾性部材とからなることを特
徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項7にかか
る発明は、請求項5にかかる発明において、上記保持ブ
ロックの付勢解除機構は、関節により互いに回動可能に
関節結合されてなり、保持ベース部材と各保持ブロック
とを互いに結合する2枚のレバーと、これら2枚のレバ
ーの関節結合部分にカム輪郭が当接するカムとからな
り、カムの回転により上記関節結合部分の角度を変化さ
せて上記保持ブロックの軸部材への付勢を解除すること
を特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項8にかか
る発明は、端部に頭部形成相当部分を残して軸部材を保
持し、上記頭部形成相当部分に座屈規制部材を外嵌さ
せ、軸部材の上記端部の端面へ圧力を印加して軸部材の
上記頭部形成相当部分を径方向外向きに保持部材側から
上記端面側に向かって連続的に塑性変形させ、上記座屈
規制部材で座屈を規制しつつこの塑性変形に追従して上
記端面側に向かって上記座屈規制部材を移動させ、軸部
材の上記頭部形成相当部分に頭部を形成することを特徴
とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面を参照して本
発明の実施の形態を説明する。本発明にかかる軸部材の
据込み成形装置は、鉄、真ちゅう、ステンレス、銅、も
しくはアルミニューム等の材料からなる軸部材に頭部を
形成する場合に適用することができるものであり、その
一つの実施の形態の構成を図1に示す。
【0022】上記軸部材の据込み成形装置は、保持ベー
ス部材11に設けられて軸部材12を保持する軸部材1
2の保持機構13、加圧により上記軸部材12を塑性変
形させて頭部を形成するためのパンチ部材14、このパ
ンチ部材14を駆動する駆動機構15、上記軸部材12
に外嵌して加圧による上記軸部材12の座屈を規制する
座屈規制部材16、およびこの座屈規制部材16の移動
機構17を備える。
【0023】軸部材12の上記保持機構13は、各々が
保持ベース部材11の一側の主面にスライド自在に取り
付けられて軸部材12をその間に保持する2つの保持ブ
ロック18,18を有する。そして、一つの保持ブロッ
ク18は、関節軸19aにより互いに結合された1組の
レバー21,22により、上記保持ベース部材11の一
つの端部から上記一側の主面に突出させた突起部11a
と結合される。いま一つの保持ブロック18も、同様
に、いま一組のレバー21,22により、上記保持ベー
ス部材11のいま一つの端部から上記一側の主面に突出
させた突起部11aと結合される。
【0024】上記一組のレバー21,22の関節結合部
分19と上記保持ベース部材11の一側の主面との間に
は弾性部材23が縮装され、上記関節結合部分19を間
にして弾性部材23と反対側にはカム24が配設され
る。また、上記いま一組のレバー21,22の関節結合
部分19と上記保持ベース部材11の一側の主面との間
にもいま一つの弾性部材23が縮装され、上記関節結合
部分19を間にして弾性部材23と反対側にいま一つの
カム24が配設される。
【0025】上記各組のレバー21,22において、保
持ベース部材11の突起部11aに結合されるレバー2
1は、この突起部11aに軸27により回動可能に結合
される。また、保持ブロック18に結合されるレバー2
2は、この保持ブロック18に軸28により回動可能に
結合される。各組のレバー21,22の上記関節結合部
分19にはそれぞれ、上記各弾性部材23の弾性力が作
用し、上記関節結合部分19に関して弾性部材23と反
対側にそれぞれ配置された上記各カム24のカム輪郭に
向かって、常時、各組のレバー21,22の上記関節結
合部分19が付勢される。
【0026】上記保持ブロック18,18は、たとえば
次のようにして、保持ベース部材11の一側の主面にス
ライド自在に保持される。すなわち、上記保持ベース部
材11の一側の主面には、各保持ブロック18の案内レ
ール20がそれぞれ設けられている。これら案内レール
20の各々は、上記保持ベース部材11の一側の主面か
らからの距離が大きくなるほどその幅が大きくなる横断
面形状を有するもので、上記保持ベース部材11の中央
部に形成されて上記座屈規制部材16のスペーサ25が
嵌合して固定されてなるスペーサ嵌合孔26を中心にし
て180度の角度間隔をおいて配設される。一方、上記
各保持ブロック18には、案内レール20の上記横断面
形状に見合う横断面形状を有して案内レール20がそれ
ぞれ嵌合する嵌合溝30が形成される。上記各保持ブロ
ック18は、保持ベース部材11の上記各案内レール2
0に案内されて、保持ベース部材11の一側の上記主面
を直線的に移動する。
【0027】なお、上記弾性部材23としては、図1に
示すようなコイルばねのほかに、つるまきばね、板ば
ね、空気圧シリンダもしくは油圧シリンダ等を使用する
ことができるが、本実施の形態では、作動が確実で装着
および構造が簡単な点からコイルばねを使用している。
【0028】各組のレバー21,22は、その上記関節
結合部分19がカム24の回転中心から最小の距離にあ
るカム輪郭の部分に対向している図1の状態で、上記関
節結合部分19の開き角度が最大(ほぼ180度)であ
る。この状態では、2つの上記保持ブロック18,18
の間に軸部材12が保持される。また、カム24が上記
状態から図1において矢印A2で示す方向に回転し、カ
ム24の回転中心から最大の距離にあるカム輪郭の部分
が2枚の上記レバー21,22の関節結合部分19に当
接すると、この関節結合部分19は上記保持ベース部材
11に向かって変位する。この状態では、上記各保持ブ
ロック18は軸部材12から離れ、軸部材12の保持が
解除される。なお、保持ベース部材11に対して垂直に
軸部材12を保持するため、各保持ブロック18には、
軸部材12の保持溝18aがそれぞれ形成されている。
【0029】上記からわかるように、保持ベース部材1
1,各保持ブロック18,各組のレバー21,22およ
び各弾性部材23が保持ブロック18,18の付勢機構
を構成している。また、保持ベース部材11,各保持ブ
ロック18,各組のレバー21,22および各カム24
が保持ブロック18,18の付勢解除機構を構成してい
る。このように、保持ベース部材11,保持ブロック1
8,18,一組のレバー21,22,いま一組のレバー
21,22,およびカム24,24からなる簡単な構成
を有する保持ブロック18の付勢機構および付勢解除機
構により、軸部材12の保持および解除を行うことがで
きる。
【0030】保持ベース部材11のスペーサ嵌合孔26
にはスペーサ25が嵌合して固定され、このスペーサ2
5の軸心部に形成された案内孔28には、座屈規制部材
16がその軸方向にスライド可能に嵌合している。この
座屈規制部材16は、その軸心部に座屈規制孔29を有
する。この座屈規制孔29には、上記保持ブロック18
に保持された軸部材12の頭部形成相当部分12aが挿
通され、一端側には軸部材12の上記塑性変形の形状を
規定する型部29aが形成されており、他端側からパン
チ部材14が挿入される。座屈規制部材16の座屈規制
孔29の上記型部29aは、各保持ブロック18の軸部
材12の保持溝18aの径の拡大部18bに連続してい
る。
【0031】上記パンチ部材14は、図1において矢印
3で示すように、座屈規制部材16の座屈規制孔29
内にて軸部材12の上記頭部形成相当部分12aの端面
に向かってその駆動機構15により付勢され、軸部材1
2にその軸方向に圧力を印加し、後に説明するように、
上記保持ブロック18,18側から上記端面に向かって
連続的に、軸部材12の上記頭部形成相当部分12aを
径方向外向きに塑性変形させる。
【0032】上記パンチ部材14の駆動機構15は、上
記パンチ部材14を保持するパンチホルダ31、このパ
ンチホルダ31が固定されて上記座屈規制部材16の座
屈規制孔29の軸心方向に移動するスライダ32、上記
保持ベース部材11に対して一定の間隔をおいて配置さ
れた対向部材33および上記スライダ32にそれぞれ回
動可能に結合されるとともに、関節軸34aにより互い
に関節結合された2枚のレバー35,36、これらレバ
ー35,36の関節結合部分34にカム輪郭が当接する
カム37、および上記関節結合部分34を上記カム輪郭
に向かって付勢する弾性部材38からなる。
【0033】上記スライダ32は、保持ベース部材11
に対して一定位置に配置された案内部材39にスライド
自在に取り付けられている。この案内部材39は直線状
の案内レール40を有し、上記スライダ32を案内す
る。案内レール40は、その横断面の幅が案内部材39
のスライダ32のスライド面からの距離が大きくなるほ
ど大きくなっており、スライダ32側には、上記案内レ
ール40に嵌合する嵌合溝32aが形成されている。
【0034】2枚の上記レバー35,36のうち、対向
部材33に結合されるレバー35は、軸41により、こ
の対向部材33に回動可能に結合される。また、上記ス
ライダ32に結合されるレバー36は、軸42により、
上記スライダ32に回動可能に結合される。2枚のレバ
ー35,36の上記関節結合部分34には、上記弾性部
材38の力が作用し、上記関節結合部分34に関して弾
性部材38と反対側に配置された上記カム37のカム輪
郭に向かって、常時、2枚のレバー35,36の上記関
節結合部分34が付勢される。
【0035】上記弾性部材38としては、図1に示すよ
うなコイルばねのほかに、つるまきばね、板ばね、空気
圧シリンダもしくは油圧シリンダ等を使用することがで
きるが、本実施の形態では、作動が確実で装着および構
造が簡単な点からコイルばねを使用している。
【0036】2枚のレバー35,36は、図1に示すよ
うに、その上記関節結合部分34がカム37の回転中心
から最小の距離にあるカム輪郭の部分に対向している状
態から、上記カム37が図1において矢印A4で示す向
きに回転すると、カム37の回転中心から最大の距離に
あるカム輪郭の部分が2枚の上記レバー35,36の関
節結合部分34に当接するまで、上記スライダ32を保
持ベース部材11に向かって移動させ、パンチ部材14
が座屈規制部材16の座屈規制孔29内の軸部材12の
頭部形成相当部分12aを押圧して塑性変形させる。
【0037】このように、上記パンチ部材14の駆動機
構15は、弾性部材38により、2枚のレバー35,3
6の関節結合部分34をカム37のカム輪郭に向かって
付勢し、カム37を回転させて上記パンチ部材14を駆
動するものであり、簡単な構成により、パンチ部材14
を駆動することができる。
【0038】座屈規制部材16は、パンチ部材14の上
記移動に同期して、次に説明する移動機構17により、
対向部材33に向かって移動する。すなわち、座屈規制
部材16の上記移動機構17は、上記座屈規制部材16
に結合部材43により結合され、上記座屈規制部材16
をその座屈規制孔29の軸心方向に移動させるスライダ
44、上記対向部材33および上記スライダ44にそれ
ぞれ回動可能に結合されるとともに、関節軸45aによ
り互いに関節結合された2枚のレバー46,47、これ
らレバー46,47の関節結合部分45にカム輪郭が当
接するカム48、および上記関節結合部分45を上記カ
ム48のカム輪郭に向かって付勢する弾性部材49から
なる。
【0039】上記スライダ44は、保持ベース部材11
に対して一定位置に配置された案内部材51にスライド
自在に取り付けられている。この案内部材51は直線状
の案内レール50を有し、上記スライダ44を案内す
る。案内レール50は、その横断面の幅が案内部材51
のスライダ44のスライド面からの距離が大きくなるほ
ど大きくなっており、スライダ44には、上記案内レー
ル50に嵌合する嵌合溝44aが形成されている。
【0040】2枚の上記レバー46,47のうち、ベー
ス部材33に結合されるレバー46は、このベース部材
33に軸52により回動可能に結合される。また、上記
スライダ44に結合されるレバー47は、上記スライダ
44に軸53により回動可能に結合される。2枚のレバ
ー46,47の上記関節結合部分45には、上記弾性部
材49の力が作用し、上記関節結合部分45に関して弾
性部材49と反対側に配置された上記カム48のカム輪
郭に向かって、常時、2枚のレバー46,47の上記関
節結合部分45が付勢される。
【0041】上記弾性部材49としては、図1に示すよ
うなコイルばねのほかに、つるまきばね、板ばね、空気
圧シリンダもしくは油圧シリンダ等を使用することがで
きるが、本実施の形態では、作動が確実で装着および構
造が簡単な点からコイルばねを使用している。
【0042】2枚のレバー46,47は、図1に示すよ
うに、その上記関節結合部分45がカム48の回転中心
から最小の距離にあるカム輪郭の部分に対向している状
態から、上記カム48が図1において矢印A6で示す方
向に回転すると、カム48の回転中心から最大の距離に
あるカム輪郭の部分が2枚の上記レバー46,47の関
節結合部分45に当接するまで、上記スライダ44を保
持ベース部材11からベース部材33に向かって矢印A
5で示すように移動させる。これにより、上記座屈規制
部材16がそのスペーサ25の案内孔28内をベース部
材33に向かって移動する。
【0043】このように、上記座屈規制部材16の移動
機構17は、弾性部材49により、2枚のレバー46,
47の関節結合部分45をカム48のカム輪郭に向かっ
て付勢し、カム48を回転させて上記座屈規制部材16
を駆動するものであり、簡単な構成により、座屈規制部
材16を移動させることができる。
【0044】上記パンチ部材14の駆動と上記座屈規制
部材16の移動とが連携し、軸部材12の塑性変形に伴
って上記座屈規制部材16が軸部材12の座屈を規制し
つつ対向部材33に向かって移動するようにするため、
上記パンチ部材14の駆動機構15のカム37と上記座
屈規制部材16の移動機構17のカム48とは同期して
駆動される。また、軸部材12の保持機構13のカム2
4,24も、パンチ部材14の駆動機構15の上記カム
37および座屈規制部材16の移動機構17の上記カム
48と同期して駆動することにより、軸部材12の据込
み成形を自動的に行うことができる。
【0045】次に、上記構成を有する軸部材の据込み成
形装置による軸部材12の頭部の据込み成形方法につい
て説明する。まず、図1の状態で、軸部材12の保持機
構13の各カム24が矢印A2の向きに回転し、各カム
24の回転中心から最大の距離にあるカム輪郭の部分が
それぞれ各組の上記レバー21,22の関節結合部分1
9に当接すると、この関節結合部分19は上記保持ベー
ス部材11に向かって変位し、2つの保持ブロック1
8,18が離れる。この状態で、2つの保持ブロック1
8,18の間には軸部材12が挿通されるとともに、軸
部材12の頭部形成相当部分12aが座屈規制部材16
の座屈規制孔29内に挿通される。
【0046】上記状態で、軸部材12の保持機構13の
各カム24が回転し、図1に示すように、各カム24の
回転中心から最小の距離にあるカム輪郭の部分がそれぞ
れ各組のレバー21,22の関節結合部分19に達する
と、関節結合部分19の開き角度が最大(ほぼ180
度)になり、軸部材12が各保持ブロック18の保持溝
18aに嵌合するとともに2つの保持ブロック18,1
8の間に保持される。この状態を図2に示す。
【0047】上記状態において、パンチ部材14の駆動
機構15のカム37と座屈規制部材16の移動機構17
のカム48とを同期して図1の矢印A4,A6で示す方向
にそれぞれ回転させると、パンチ部材14の駆動機構1
5のスライダ32が保持ベース部材11に向かって駆動
される。これにより、パンチ部材14は、図2において
矢印A3で示すように、座屈規制部材16の座屈規制孔
29内にて、軸部材12の頭部形成相当部分12aの端
面を押圧する。
【0048】上記座屈規制孔29は型部29aを有して
いるので、この押圧により、上記軸部材12の頭部形成
相当部分12aは、その一部が塑性変形して、図3に示
すように、上記座屈規制孔29の型部29a内に移動す
ることができる。このとき、上記頭部形成相当部分12
aのほかの部分の径が座屈規制部材16の座屈規制孔2
9の内径に等いので、上記押圧による軸部材12の頭部
形成相当部分12aの座屈の発生が規制される。
【0049】座屈規制孔29の型部29aは軸部材12
の保持ブロック18,18側に形成されているので、パ
ンチ部材12の頭部形成相当部分12aの端面の上記押
圧により、上記塑性変形は、図4および図5に示すよう
に、軸部材12の保持ブロック18側から順次進行する
とともに、座屈規制部材16は、塑性変形の進行に伴っ
て、その座屈規制孔29により軸部材12の頭部形成相
当部分12aの座屈を規制しつつパンチ部材14の押圧
の向きとは逆の向きに、図4において矢印A5で示す向
きに移動する。これにより、軸部材12にはその頭部形
成相当部分12aに座屈を発生させることなく頭部54
を形成することができる。
【0050】頭部54が形成された軸部材12は、図1
に示すその保持機構13の各カム24が回転して2つの
保持ブロック18,18が離れ、これら2つの保持ブロ
ック18,18の間から取り出される。
【0051】以上に説明した実施の形態では、2つの保
持ブロック18,18により、2方向から軸部材12を
保持するようにしたが、3つ以上の保持ブロックにより
3方向以上の方向から軸部材を保持するようにしてもよ
い。このようにすれば、軸部材の保持力が大きくなる。
【0052】また、上記実施の形態において、2つの保
持ブロック18,18のうち、一つの保持ブロック18
を保持ベース部材11に固定しておき、いま一つの保持
ブロック18をたとえば油圧シリンダを用いて上記保持
ブロック18に向かって付勢し、これら2つの保持ブロ
ック18,18の間に軸部材12を保持するようにして
もよい。このようにすれば、一つの保持ブロック18が
保持ベース部材11に固定されているので、軸部材12
の保持精度が向上するとともに、軸部材12の保持機構
の構造が簡単になる。
【0053】さらに、上記実施の形態において、パンチ
部材14のパンチホルダ32をたとえば油圧シリンダを
用いて直接駆動し、軸部材12を加圧するようにしても
よい。このようにすれば、油圧シリンダに供給される油
圧を調整することにより、パンチ部材14の軸部材12
に対する加圧力を任意に調整することができる。
【0054】さらにまた、上記実施の形態において、軸
部材12の座屈規制部材16を油圧シリンダに接続する
ことにより、パンチ部材14に同期して、油圧シリンダ
によりスライダ44を直接移動させることもできる。こ
のようにすれば、座屈規制部材16の移動機構17の構
成も簡単になる。
【0055】さらにまた、上記実施の形態において、軸
部材12の座屈規制部材16を電気モータの出力軸に接
続するとともに、パンチ部材14の移動量をポテンシオ
メータや差動トランス等のトランスジューサにより検出
し、パンチ部材14の上記移動量に応じて、軸部材12
の座屈規制部材16を移動させるようにしてもよい。こ
のようにすれば、パンチ部材14の加圧による軸部材1
2の塑性変形に追従して、軸部材12の座屈規制部材1
6を高い精度で移動させることができ、軸部材12の座
屈を確実に防止することができる。
【0056】
【発明の効果】請求項1にかかる発明によれば、軸部材
の頭部形成相当部分の端部の端面にパンチ部材から軸方
向に圧力が印加されると、軸部材の頭部形成相当部分が
座屈規制部材による座屈の規制を受けつつ変形するの
で、軸部材の頭部形成相当部分に座屈が発生することな
く、軸部材に頭部を形成することができる。
【0057】請求項2にかかる発明によれば、請求項1
にかかる発明が奏する効果に加えて、軸部材の塑性変形
とともにカムによりレバーの関節結合部分の角度が縮小
して座屈規制部材が移動し、軸部材の頭部形成相当部分
の座屈が規制されるので、座屈規制部材をレバーとカム
とにより移動させる簡単な構成により軸部材の頭部形成
相当部分の座屈を防止することができる。
【0058】請求項3にかかる発明によれば、請求項1
にかかる発明が奏する効果に加えて、カムが2枚のレバ
ーの関節結合部分の角度を弾性部材のばね力に抗して拡
大させてパンチ部材を軸部材に向かって駆動するので、
レバーとカムとからなる簡単な構成によりパンチ部材を
駆動することができる。
【0059】請求項4にかかる発明によれば、請求項2
または3にかかる発明が奏する効果に加えて、座屈規制
部材の移動機構のカムとパンチ部材の駆動機構のカムと
が同期してパンチ部材と座屈規制部材とを駆動するの
で、座屈規制部材は軸部材の頭部形成相当部分の座屈を
規制しつつこの頭部形成相当部分の塑性変形とともに移
動し、軸部材の座屈を確実に防止することができる。
【0060】請求項5にかかる発明によれば、請求項1
から4のいずれか一にかかる発明が奏する効果に加え
て、保持ブロックがその付勢機構により付勢されて軸部
材が保持ブロックに保持され、保持ブロックの付勢解除
機構により軸部材の保持が解除されるので、軸部材の保
持および保持解除を行なうことができ、軸部材の頭部の
成形の自動化を図ることができる。
【0061】請求項6にかかる発明によれば、請求項5
にかかる発明が奏する効果に加えて、2枚のレバーの関
節結合部分が弾性部材により押圧されて関節結合部分の
角度が拡大されて保持ブロックに軸部材が保持されるの
で、レバーと弾性部材とからなる簡単な付勢機構により
軸部材を保持することができる。
【0062】請求項7にかかる発明によれば、請求項5
にかかる発明が奏する効果に加えて、カムを回転させる
ことによりレバーの関節結合部分の角度が縮小して保持
ブロックの軸部材への付勢が解除されるので、カムを回
転させることにより、簡単に軸部材の保持の解除および
保持を行なうことができる。
【0063】請求項8にかかる発明によれば、軸部材の
頭部形成相当部分の加圧による塑性変形の際に、座屈規
制部材で座屈を規制し、軸部材の頭部形成相当部分を所
定の形状に成形するので、軸部材の頭部形成相当部分に
座屈が発生することがなく、確実に軸部材に頭部を形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる軸部材の据込み成形装置の一
つの実施の形態の構成を示す説明図である。
【図2】 本発明にかかる軸部材の据込み成形方法の一
つの実施の形態の工程の説明図である。
【図3】 図2の工程に続く工程の説明図である。
【図4】 図3の工程に続く工程の説明図である。
【図5】 図4の工程に続く工程の説明図である。
【図6】 従来の軸部材の据込み成形方法の説明図であ
る。
【図7】 図6の工程に続く工程の説明図である。
【図8】 従来の軸部材の据込み成形方法の問題点の説
明図である。
【符号の説明】
11 保持ベース部材 12 軸部材 13 軸部材の保持機構 14 パンチ部材 15 パンチ部材の駆動機構 16 座屈規制部材 17 座屈規制部材の駆動機構 18 保持ブロック 19 関節結合部分 21 レバー 22 レバー 23 ばね部材 24 カム 27 軸 28 案内孔 29 座屈規制孔 29a 型部 31 パンチホルダ 32 スライダ 33 対向部材 34 関節結合部分 35 レバー 36 レバー 37 カム 38 弾性部材 39 案内部材 41 軸 42 軸 43 結合部材 44 スライダ 45 関節結合部分 46 レバー 47 レバー 48 カム 49 弾性部材 51 案内部材 52 軸 53 軸 54 頭部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持ベース部材に配設されてなり、端部
    に頭部形成相当部分を残して軸部材を保持する保持機構
    と、軸部材の上記端部の端面に軸部材の軸方向に圧力を
    印加し、上記保持部材側から上記端面に向かって連続的
    に軸部材の上記頭部形成相当部分を径方向外向きに塑性
    変形させるパンチ部材と、このパンチ部材の駆動機構
    と、軸部材の上記頭部形成相当部分が挿通され、一端側
    に軸部材の上記塑性変形の形状を規定する型部を備える
    とともに他端側から上記パンチ部材が挿入される軸部材
    の座屈規制孔を有し、保持ベース部材に形成された案内
    孔に案内されて軸部材の上記頭部形成相当部分に外嵌し
    て上記端面側に向かって移動し、上記圧力の印加による
    軸部材の上記頭部形成相当部分の座屈を規制する座屈規
    制部材と、上記駆動機構と同期しこの座屈規制部材を軸
    部材の上記塑性変形に追従して移動させる座屈規制部材
    の移動機構とを備えたことを特徴とする軸部材の据込み
    成形装置。
  2. 【請求項2】 上記座屈規制部材の移動機構は、関節結
    合された2枚のレバーと、上記保持ベース部材との間に
    間隔をおいて配置された対向部材と上記2枚のレバーに
    より結合されたスライダと、このスライダと上記座屈規
    制部材とを相互に結合する結合部材と、2枚のレバーの
    関節結合部分にカム輪郭が当接するカムと、この関節結
    合部分を上記カム輪郭に向かって付勢する弾性部材とか
    らなることを特徴とする請求項1記載の軸部材の据込み
    成形装置。
  3. 【請求項3】 上記パンチ部材の駆動機構は、関節結合
    された2枚のレバーと、上記保持ベース部材との間に間
    隔をおいて配置された対向部材と上記2枚のレバーによ
    り結合されたスライダと、このスライダに固定されたパ
    ンチホルダと、2枚のレバーの関節結合部分にカム輪郭
    が当接するカムと、この関節結合部分を上記カム輪郭に
    向かって付勢する弾性部材とからなることを特徴とする
    請求項1記載の軸部材の据込み成形装置。
  4. 【請求項4】 上記座屈規制部材の移動機構のカムと上
    記パンチ部材の駆動機構のカムとが同期して駆動される
    ことを特徴とする請求項2または3記載の軸部材の据込
    み成形装置。
  5. 【請求項5】 上記軸部材の保持機構は、保持ベース部
    材と、各々がこの保持ベース部材にスライド自在に設け
    られた複数の保持ブロックと、各保持ブロックを上記軸
    部材に向かってその軸方向に対して直角に付勢して軸部
    材を保持する保持ブロックの付勢機構と、保持ブロック
    の上記軸部材へ向かう付勢を解除する保持ブロックの付
    勢解除機構とを備えたことを特徴とする請求項1から4
    のいずれか一記載の軸部材の据込み成形装置。
  6. 【請求項6】 上記保持ブロックの付勢機構は、関節に
    より互いに回動可能に間接結合されてなり、保持ベース
    部材と各保持ブロックとを互いに結合する2枚のレバー
    と、これら2枚のレバーの関節結合部分にばね力を作用
    させて上記保持ブロックを軸部材に向かって付勢する弾
    性部材とからなることを特徴とする請求項5記載の軸部
    材の据込み成形装置。
  7. 【請求項7】 上記保持ブロックの付勢解除機構は、関
    節により互いに回動可能に間接結合されてなり、保持ベ
    ース部材と各保持ブロックとを互いに結合する2枚のレ
    バーと、これら2枚のレバーの関節結合部分にカム輪郭
    が当接するカムとからなり、カムの回転により上記関節
    結合部分の角度を変化させて上記保持ブロックの軸部材
    への付勢を解除することを特徴とする請求項5記載の軸
    部材の据込み成形装置。
  8. 【請求項8】 端部に頭部形成相当部分を残して軸部材
    を保持し、上記頭部形成相当部分に座屈規制部材を外嵌
    させ、軸部材の上記端部の端面へ圧力を印加して軸部材
    の上記頭部形成相当部分を径方向外向きに保持部材側か
    ら上記端面側に向かって連続的に塑性変形させ、上記座
    屈規制部材で座屈を規制しつつこの塑性変形に追従して
    上記端面側に向かって上記座屈規制部材を移動させ、軸
    部材の上記頭部形成相当部分に頭部を形成することを特
    徴とする軸部材の据込み成形方法。
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