JPH0925304A - 重合体の連続的製造方法およびこのための装置 - Google Patents

重合体の連続的製造方法およびこのための装置

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JPH0925304A
JPH0925304A JP8169688A JP16968896A JPH0925304A JP H0925304 A JPH0925304 A JP H0925304A JP 8169688 A JP8169688 A JP 8169688A JP 16968896 A JP16968896 A JP 16968896A JP H0925304 A JPH0925304 A JP H0925304A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重合体、ことにビニル芳香族化合物とアクリ
ロニトリルの共重合体を、最少限度量の溶媒の存在下
に、最大限度の時空収率を達成するための高転化率で製
造し得る方法および装置を開発すること。 【解決手段】 反応材料から重合体を、ことにスチレン
およびアクリロニトリルから共重合体を、塊状重合また
は溶液重合により、反応材料を再循環反応器の管状体に
給送し、流過させて、連続的に製造する方法において、
この再循環反応器が、液状熱伝導媒体がその周囲を流動
する複数本の直線的管状体を有する、少なくとも1個の
結束管状体反応器を具備し、この結束管状体反応器が、
少なくとも1個所の中間混合帯域を介して相互に接続さ
れている、少なくとも2個の皮穀および筒状体から成る
熱交換器を具備することを特徴とする方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は反応材料から重合
体、ことにスチレンおよびアクリロニトリルから共重合
体を、塊状重合または溶液重合により、反応材料を再循
環反応器の管状体に給送し、流過させることによって、
連続的に製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】撹拌反応器中において、フリーラジカル
重合開始剤を使用しまたは使用することなく、例えばア
クリロニトリルを、スチレン、α−メチルスチレン、ビ
ニルトルエンなどのビニル芳香族化合物と重合させるこ
とは公知である。この場合、反応熱は反応器壁から、ま
たは還流冷却により除去される(西独特許343024
7号、同3237076号、同2504659号各公報
参照)が、これは上記方法によりビニル芳香族化合物と
アクリロニトリルとを共重合させる場合、転化率がそれ
程高くなく、比較的多量の不活性溶媒が存在するときに
のみ可能である。そうでない場合には、粘度が著しく上
昇し、取扱い、処理が不可能になるからである。また、
転化率が連続的撹拌反応容器中において高くなると、生
成重合体の分子量分布の幅が広くなるので余り高くする
ことはできない(Ind.Eng.Chem.Fund
am.(1966)336におけるZ.タドモアの報
文および1980年、フェルラーク、ヘミー社刊、G.
ゲレンス編、「ウルマンス、エンツィクロペディー、デ
ル、テヒニッシェン、ヘミー」第4版、107頁以降参
照)。しかしながら、未反応単量体と溶媒は、経済的理
由から反応器に返送されるので、このような場合に転化
率が低いのは、ことに時空収率の低下にもつながるので
不利である。反応熱の除去および高粘度の重合溶液に対
する対応について改善された撹拌反応器が開発されてい
るが、これは技術的に極めて複雑であり(東独特許27
3265号、同294429号公報参照)、従って高コ
ストを要する。
【0003】管状反応器における重合も原理的に公知で
ある(例えばヨーロッパ特許519266号公報参
照)。このタイプの反応器は、また時空収率に影響す
る、反応熱除去のための広い冷却面積を持っている。従
って、このタイプの反応器においては、原則的に高い粘
度を制御して、少量の溶媒の存在下において、高転化率
の重合が可能ならしめられる。工業的反応装置として充
分に大きい反応容積をもたらすために、管状反応器は、
結束管状体反応器として構成され得る。一定の反応容積
をもたらすためには、3種類の対応が存在し得る。すな
わち、結束管状体における各管状体の長さ、その直径お
よびその本数に関する対応である。結束管状体における
管状体の本数を多くすると、全管状体において均斉な流
動がもたらされないという問題が生ずる。また各管状体
の直径が大きくなると、冷却面積が小さくなるという問
題を生ずる。また経済的理由から、管状体の長さは一定
の長さ以下であってはならない。重合反応は、輻射熱
と、各管状体の長手方向における流動速度パターンをも
たらし、これは反応熱の除去に好ましくない影響を及ぼ
す。極端な場合には、高い時空収率をもたらそうとする
試みが、暴走的反応を招来することがあり得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの分野におけ
る課題ないし本発明の目的は、重合体、ことにビニル芳
香族化合物とアクリロニトリルの共重合体を、最少限度
量の溶媒の存在下に、最大限度の時空収率を達成するた
めの高転化率で製造し得る方法および装置を開発するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかるに、上述した課題
ないし目的は、液状熱伝導媒体がその周囲を流動する直
線的管状体から構成され、かつ少なくとも1個の静力学
的混合器と接続されており、かつ少なくとも1個所の、
静力学的混合部材を有する中間混合帯域で相互に接続さ
れている2個の熱交換器を有する、少なくとも1個の結
束管状体反応器から成る再循環反応器において重合を行
うことにより解決ないし達成され得ることが見出され
た。なお外穀および筒状体から成る上記熱交換器は、装
置全容積の少なくとも50%の容積を有するものでなけ
ればならない。この交換器は、静力学的混合器であっ
て、液状熱交換媒体が周囲を流動する管状体から構成さ
れる。少なくとも1個の強力な中間混合装置を具備す
る。さらに、この中間混合装置における管状体の本数
は、少なくとも2本であって、熱交換器における管状体
の本数と同じか、またはこれより少なくなされる。静力
学的混合器は、相互に係合、交叉する網状枠部材から構
成され、例えばSulzer社製のSMX混合器のよう
にそれ自体公知のものである。なお、中間混合装置にお
いて反応材料が流過する管状体の本数nと、上記混合物
を熱交換器に流入させる管状体の本数mとの関係は、1
<n≦mで表わされる。
【0006】この中間混合帯域ないし装置は、流動およ
び温度分布を円滑ならしめ、従って熱伝導の改善をもた
らす。静力学的混合器は、両熱交換器間の結合線に配置
される。反応混合物は循環ポンプにより反応器内を循環
流動せしめられる。単量体混合物は、導入口から反応器
に給送される。反応生成物は、排出口を経て反応器から
排出され、脱気押出機に給送される。ここで脱気分離さ
れ、凝縮せしめられた揮発性成分は、新規の単量体混合
物と共に反応器に給送される。
【0007】以下において、本発明をさらに具体的に説
明する。
【0008】熱可塑性重合体を製造するための本発明方
法は、ことに少なくとも1種類のビニル芳香族単量体
(a)と、(メタ)アクリル酸ニトリル、(メタ)アク
リル酸と炭素原子数1から8のアルコールのエステルお
よび無水マレイン酸のうちから選ばれる少なくとも1種
類の単量体(b)とから得られる共重合体の製造に有利
に使用される。適当なビニル芳香族単量体は、スチレ
ン、α−メチルスチレンおよびパラメチルスチレンであ
る。適当な共重合体は、スチレンとアクリロニトリルお
よびα−メチルスチレンとアクリロニトリルの二元共重
合体、α−メチルスチレン、スチレンおよびアクリロニ
トリルの三元共重合体である。
【0009】単量体(a)および(b)の混合物100
重量%に対して、例えば1から25重量%、ことに2か
ら18重量%の溶媒および5重量%の水をさらに使用す
る。適当な不活性溶媒は、炭素原子数6から12の芳香
族炭化水素のような非極性溶媒、ことにベンゼン、トル
エン、エチルトルエン、エチルベンゼンであって、こと
にエチルベンゼンを使用するのが有利である。
【0010】本発明方法は、熱的にまたは慣用の開始
剤、例えば当業者に周知の有機過酸化物または有機アゾ
化合物を使用して行われる。開始剤は当業者に周知の量
割合で、すなわち単量体(a)、b)の合計量に対して
0.001から0.5重量%の割合で使用される。この
開始剤(単量体溶液に溶解し、または溶媒中に溶解した
形態で)は、重合が行われている反応器中に絶えず計量
給送されることは、当業者の熟知する所である。
【0011】本発明方法は液圧的に充満された反応器中
において、50から230℃、ことに50から180℃
の温度、0.1から100バール、ことに0.5から7
5バールの圧力下に、平均滞留時間20から420分、
ことに45から300分で行われる。再循環反応器は、
本発明の本質的特徴として、少なくとも1個の結束管状
体反応器から構成され、これは熱交換媒体が周囲を流動
するm本の管状体と、熱交換媒体が周囲を流動する、静
力学的混合器を備えたn本の管状体から成る、少なくと
も1個所の中間混合帯域とから構成される。この中間混
合帯域の管状体の本数nと、上記管状体の本数mとは1
<n≦mで表われる関係にある。静力学的混合器は、2
個の外穀および管状体熱交換器の間に設けられ、再循環
反応器には、さらに少なくとも1個の反応材料導入口、
生成物排出口および少なくとも1個の循環ポンプが設け
られる。反応混合物は、2個の結束管状体反応器間に静
力学的混合器から導入され、これらを流過するのが好ま
しい。
【0012】反応混合物の粘度は、750Pasまで、
好ましくは500Pasまで高くなってもよい。結束管
状体反応器の管状体中における流動速度は、0.5から
20cm/s、ことに2から15cm/sとすることが
できる。再循環率、すなわち循環ポンプで流動せしめら
れる反応混合物と給送される反応材料との量割合は、5
から125、ことに10から100の範囲に在るのが好
ましい。
【0013】反応器からの生成物排出量は、新規反応材
料給送量に対応する。反応器は液圧的に充満されるから
である。排出された生成共重合体中における揮発性成分
は、1段もしくは多段蒸散処理で、共重合体に対して1
重量%以下になるまで分離される。蒸散分離された揮発
性成分は、凝縮後、反応器に返還給送される。
【0014】
【実施例】本発明による方法および装置を、添付図面に
例示された実施態様に関連して、さらに具体的に詳述す
る。図1に略図的に示されている結束管状体反応器1
は、第2においてさらに具体的に示される。この実施例
において、循環反応器は、2個の結束管状体反応器1
A、1Bから構成され、こられはそれぞれ3mの高さな
いし長さを有し、それぞれ19本の内径30mmの管状
体1を有する。これら反応器1A、1Bの中間に、中間
混合帯域ないし混合器12を有し、それぞれ高さ30c
mの5本の管状体から成り、各管状体にはSulzer
社の静力学的SMX混合器が設けられている。このSM
X混合器は、相互に係合し、交叉するアームから成る網
状フレームから成り、主として層流帯域において使用さ
れる。結束管状体反応器1A、1B及び中間混合帯域1
2の周囲には液状熱交換媒体が流動している。反応器に
は、さらにSulzer社製の2個の静力学的混合器
2、3、循環ポンプ4、反応材料導入口5、反応生成物
排出口6および脱気押出機7が設けられている。反応器
の全内容積は100リットルである。
【0015】導管8を経て流動する新規単量体混合物は
導入口5から反応器に給送される。生成共重合体から脱
気、分離された揮発性成分は、凝縮後、導管9を経て、
導入口5から単量体混合物と共に反応器に返還給送され
る。排出口6から排出される生成共重合体は、脱気押出
機7に給送され、ここで揮発性成分が除去され、押出機
7から排出され、冷却され、顆粒化される。
【0016】本発明はまた上述した方法を実施するため
の装置に関するものであって、これは少なくとも1個の
結束管状体反応器(1)から構成される。この反応器
(1)は、周囲を液状熱交換媒体が流動する直線状管状
体から成る少なくとも2個の外穀、管状体熱交換器(1
A、1B)から構成され、これらは少なくとも1個の静
力学的混合器(12)より相互に接続されている。結束
管状体反応器(1)は、少なくとも1個の静力学的混合
器(2、3)に接続されているのが好ましく、上述した
ようにこれにはさらに材料混合物導入口(5)、生成重
合体排出口(6)、循環ポンプ(4)が設けられてい
る。さらに脱気押出機(7)が、揮発性成分凝縮器を介
して、導入口(5)に接続される。この導入口(5)
は、静力学的撹拌器(2)を介して、結束管状体反応器
(1)の一方端部に接続され、その他方端部は、循環ポ
ンプ(4)の給送口に接続され、その吐出口は排出口
(6)に接続されて閉鎖回路を形成し、導入口(5)に
戻る。撹拌器(2、3、12)における静力学的撹拌部
材は、網状枠部材として構成されている。
【0017】実施例1 新規単量体混合物は、要成に応じて不要な組成分を生成
共重合体から除去した脱気押出機により分離され、凝縮
せしめられた揮発性成分と共に反応器中の反応混合物中
に給送された。このポンプ給送される単量体混合物の量
割合は、生成共重合体が、35重量%のアクリロニトリ
ル、65重量%のスチレンを重合含有するように選定さ
れた。溶媒としてのエチルベンゼン分は、反応器中の反
応混合物全量に対して15重量%になされた。なお、再
循環率は45、反応混合物の平均滞留時間は2.5時
間、反応温度は145℃になされた。時空収率は0.1
7kg/h・lであった。
【0018】実施例2 反応温度を155℃とするほかは、実施例1と同様に処
理した。時空収率は0.20kg/h・lであった。
【0019】実施例3 反応温度を165℃としたほかは、実施例1と同様に処
理した。時空収率は0.22kg/h・lであった。
【0020】実施例4 反応温度を170℃、平均滞留時間を2.2時間、エチ
ルベンゼンの量割合を12重量%とするほかは、実施例
1と同様に処理した。時空収率は0.33kg/h・l
であった。
【0021】実施例5 反応温度を170℃、平均滞留時間を1.9時間、エチ
ルベンゼン分を10重量%とするほかは、実施例1と同
様に処理した。時空収率は0.37kg/h・lであっ
た。
【0022】対比例 中間強撹拌帯域ないし装置を設けないが、その余の構成
は上述と同様の反応器を使用して対比実験を行った。な
お反応器の全内容積も同じく100リットルとした。
【0023】対比例1 実施例1と同じ条件下で反応させた結果、時空収率は
0.16kg/h・lであった。
【0024】対比例2 反応温度を170℃、平均滞留時間を2.1時間、エチ
ルベンゼン分を12重量%としたほかは、実施例1と同
じ条件下に反応させた結果、時空収率は0.29kg/
h・lであった。
【0025】対比例3 反応温度を169℃、平均滞留時間を2.4時間、エチ
ルベンゼン分を12重量%とするほかは、実施例1と同
じ条件下に反応させたが、反応温度が±1.5℃の変動
を示したため、常態的操作状態は実現されなかった。時
空収率は0.31と0.33kg/h・lの範囲で相違
した。
【0026】対比例4 反応温度を171℃、平均滞留時間を2.3時間、エチ
ルベンゼン分を11重量%とするほかは、実施例1と同
じ条件下に反応させた。新反応条件調整後5時間で反応
は制御不能となった。
【0027】本発明方法のために開発された装置を使用
して行われた実施例と、公知方法で行われた対比例をく
らべて、本発明方法、装置が、従来公知の方法、装置に
対し、時空収率において、この技術分野において明らか
に有意な改善を示すことが実証された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を説明する概略図である。
【図2】この装置における反応器の構成を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
1 ‥‥ 結束管状体反応器 1A,1B ‥‥ 結束管状体反応器 2,3,12 ‥‥ 静力学的混合器 4 ‥‥ 循環ポンプ 5 ‥‥ 反応材料導入口 6 ‥‥ 反応生成物排出口 7 ‥‥ 脱気押出機 8 ‥‥ 反応材料(給送導管) 9 ‥‥ 揮発性成分(給送導管) 10 ‥‥ 共重合体排出導管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応材料から重合体を、ことにスチレン
    およびアクリロニトリルから共重合体を、塊状重合また
    は溶液重合により、反応材料を再循環反応器の管状体に
    給送し、流過させて、連続的に製造する方法において、
    この再循環反応器が、液状熱伝導媒体がその周囲を流動
    する複数本の直線的管状体を有する、少なくとも1個の
    結束管状体反応器を具備し、この結束管状体反応器が、
    少なくとも1個所の中間混合帯域を介して相互に接続さ
    れている、少なくとも2個の皮穀および筒状体から成る
    熱交換器を具備することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の方法を実施するための装置で
    あって、再循環反応器が、液状熱伝導媒体がその外面を
    流動可能な複数本の直線的管状体を有する、少なくとも
    1個の結束管状体反応器(1)を具備し、この結束管状
    体反応器(1)が、少なくとも1個の静力学的混合器
    (12)により相互に接続されている、少なくとも2個
    の皮穀および管状体から成る熱交換器(1A、1B)を
    具備することを特徴とする装置。
JP8169688A 1995-07-03 1996-06-28 重合体の連続的製造方法およびこのための装置 Withdrawn JPH0925304A (ja)

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