JPH09252907A - スプーン用食器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食器内の食べものをスプーンげて外にこぼす
こともなく又残り少なくなった食べものも上手にスプー
ン内に収めることが出来る食器に関するものである。 【解決手段】 食器１の上部のふちの一部を食器１の内
側に覆うように曲げたふち４にスプーン５に入らず食器
１の内側を壁のようにさゝえにしてスプーン５と食器の
内側の壁との間の食べものがふち４に来たときスプーン
５をふち４の下面に押しつけるようにすると食器１の内
側に覆うように曲げたふち４によってスプーン５上に押
し戻す格好になりスプーン５上に入りこぼすことがなく
なる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は食器を持たず食器
内の食べものをスプーンを使ってこぼさず食べることが
出来る食器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より使用されている食器はスプーン
を使って食事をする時きれいに食べようと思うとどうし
ても食器を持って食器のふちに口をあてスプーンで口に
食べものを入れるようなことがなされていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】食器内の食べものをス
プーンを使って食事をするとき特に残り少なくなった食
べものをスプーンですくってスプーンの中に入れようと
思ってもなかなか入りづらく食器の内側にスプーンをつ
けて食器にそうように持ち上げても食器のふちの所でス
プーンに上手く入っていない食べものがこぼれる事があ
った。

【０００４】

【課題を解決するための手段】食器１の内側の底からな
めらかなカーブ２が上へと食器１のふち３とふち４へと
続く。そして、ふち４は食器１の内側に覆うように曲げ
たふち３の一部である。本発明は以上のような構成より
なるスプーン用食器である。

【０００５】

【発明の実施の形態】スプーン５で食器１内の食べもの
をすくう時食器１の内側の底からなめらかなカーブ２に
そうようにする。スプーン５に上手に入らなかった食べ
ものは食器１の内側のカーブ２が壁のような役目となっ
て、さゝえられた格好でふち４まで来た時食器１の内側
に覆うように曲げたふち４でスプーン５上の食べものを
斜めからスプーン５に押し戻す格好でスプーン５の上部
をふち４の下側に押しつけるようにして持ち上げること
によりスプーン５から食べものがこぼれるのを防ぐ。

【０００６】

【実施例】以下本発明の実施例について説明する。 （イ）食器１の内側の底からなめらかなカーブ２が上へ
と続きふち３とふち４に到達する。 （ロ）ふち３は従来の食器のふちと同じだが食器１のふ
ちの一部を食器１の内側に覆うように曲げてふち４を設
けてある。 （ハ）ふち４はスプーン５を水平にした時丁度約４５°
になるようにすると上手にスプーン上に食べものが押し
戻される。 （ニ）材質は陶器、金属、プラスチック等食に適するも
のなら何んでもよい。 （ホ）ふち４の巾は食器の種類により５ｍｍ〜１０ｍｍ
で長さは食器１のふち全体の１／４が適当である。 本発明は以上のような構造でなされこれを使用する場合
スプーン５で食器１内の食べものを食器１の内側の底か
らなめらかなカーブ２にそってすくうとき、スプーン５
の中に入らずスプーン５とカーブ２との間でカーブ２が
壁のようなさゝえになってスプーン５がふち４のところ
まで来た時そのふち４は食器１の内側に覆うように曲げ
てあるためスプーン５となめらかなカーブ２の壁との間
で不安定だった食べものがスプーン５上に押し戻される
格好となり食器１の外に出てもスプーン５から食べもの
がこぼれることはない。

【０００７】

【発明の効果】ハシを上手に使う事の出来ない幼児や老
人等又ハシを上手に使えてもスプーンで食事をとる場合
食器内に残すこともなく外にこぼすことなく食事が出来
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図。

【図２】本発明の側面図。

【図３】本発明の図２の部分拡大図。

【図４】本発明の平面図。

【図５】本発明の正面斜視図。

【符号の説明】

１ 食器本体 ２ 食器のカーブ ３ 食器のふち ４ 食器の内側に覆うように曲げたふち ５ スプーン

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 食器のふちの一部を食器の内側に覆うよ
   うに曲げたスプーン用食器。