JPH09252348A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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Publication number
JPH09252348A
JPH09252348A JP5780396A JP5780396A JPH09252348A JP H09252348 A JPH09252348 A JP H09252348A JP 5780396 A JP5780396 A JP 5780396A JP 5780396 A JP5780396 A JP 5780396A JP H09252348 A JPH09252348 A JP H09252348A
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JP
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user
telephone
transfer
data processing
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Application number
JP5780396A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Yoshimura
斉 吉村
Yoshihiro Yamada
由弘 山田
Kazuyo Nakamura
和代 中村
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の電話網やLANの設備を利用して、他
のユーザの手を煩わせることなく、電話の転送・受信禁
止・留守録等の処理を自動的に行わせる。 【解決手段】 既存のPBXの各回線番号に対応付け
て、各ユーザを特定する社員番号、あるいは該ユーザの
望む転送・受信禁止・留守録など応答を行わせる特殊記
号を、登録番号として情報処理端末とLANとを介して
データ処理装置に登録しておき、電話を受信した場合、
その回線における登録番号の設定に応じて、各ユーザに
対する電話の処理を自動的に行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構内ネットワーク
を対象とする情報処理システムにおいて、電話機能を有
する情報処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、会社あるいはビル等の構内ネット
ワークシステムにおいて、ユーザが社内会議等により自
らの専有スペース以外の場所にいるときに、電話を含む
情報処理端末を操作したい場合には、例えば、オフィス
内の第3のユーザに電話を掛けて、電話転送機器の設定
をしてもらうことが考えられる。しかし、その場に誰も
いない場合や専有スペースが個室等となっている場合に
は、設定をしてもらうことが不可能となる。また、ユー
ザ自身がオフィス内の自分専用情報処理装置や電話に転
送先を設定した後に、目的の会議室あるいは、作業場所
に行くことも考えられるが、何らかの要因により、予定
外の行動をする必要が生じた場合、例えば、行く先を変
更した場合には対応することができない。これは、従来
の電話の転送設定では、無条件に転送設定先の電話に転
送されるようになっているからである。
【0003】そこで、上記のような場合に対応可能なシ
ステムとして、例えば、特開平5-236126号公報の「電話
転送支援方式」がある。上記公報では、無線装置と赤外
線送信機とを設置するとともに、ユーザは個人情報を有
するトランスポンダカードを所持する構成としており、
該トランスポンダカードが該赤外線送信機からの位置情
報を受け取ると、該無線装置に対して、位置情報に個人
IDを付加して送信することにより、システム側から該
ユーザの所在確認を可能としている。また、特開平6-13
3054号公報の「転送制御装置」では、ISDN回線を対
象として、ユーザが個人の転送元電話番号を記憶するI
Cカードを所持するとともに、該ICカードから記録さ
れた情報を読み出すICカードインターフェースを備え
たISDN回線用の特殊な電話器を設置する構成として
おり、移動先でICカードを上記の電話器に挿入するこ
とにより、自動的に転送先が判断されて外部からの電話
は自動的に転送されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平5-236126号公報の構成では、無線機あるいは赤外線
送信機の数が少なければ個人の位置を特定することが困
難になるので、同時に多くの場所に無線装置及び赤外線
送信機を設置する必要がある。しかも、各自がトランス
ポンダカードを所持しなければならない。そのために、
初期導入コストや維持費用が高くなってしまう。
【0005】一方、特開平6-133054号公報の構成では、
ISDN回線を前提としているため、アナログ回線が既
設されている場合には、新たにISDN回線やISDN
回線用の特殊な電話器を導入するとともに、個人情報を
記録するICカードに投資する必要があり、やはり、コ
ストが高くなってしまう。この場合、ISDN自体に電
話の機能を持たせて、転送制御を行わせているので、既
存のアナログ回線が無駄になってしまう。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、既存のアナログ回線を利
用することにより、低コストで、ユーザの所在を特定
し、情報処理端末の利用や電話の転送処理等を実行可能
な情報処理システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る情
報処理システムは、上記の課題を解決するために、アナ
ログ回線網の電話交換機と、LANを介して複数の情報
処理端末が接続されたデータ処理装置とからなる情報処
理システムであって、上記電話交換機に接続された電話
と対に設けられる上記情報処理装置には、該電話の回線
番号に対してユーザの論理番号を与える論理番号付与手
段が設けられる一方、データ処理装置には、LANを介
して情報処理端末から与えられる該論理番号が電話の回
線番号に対応づけて記憶されており、データ処理装置が
該論理番号に基づいてユーザ宛の電話を接続することを
特徴としている。
【0008】上記の構成において、ユーザが最寄りの情
報処理端末に自分の論理番号を登録することにより、情
報処理システムが構内における該ユーザの位置を認識
し、該ユーザに掛かってきた電話を上記の情報処理端末
に転送するので、他のユーザの手を煩わせることなく、
自分宛の電話を受信することが可能となる。
【0009】請求項2の発明に係る情報処理システム
は、上記の課題を解決するために、請求項1の構成に加
えて、該ユーザが情報処理端末により行う電話の応答設
定に応じて、該データ処理装置が電話の応答機能を制御
することを特徴としている。
【0010】上記の構成により、転送の設定とともに、
ユーザが自分の状態に応じて、他のユーザの手を煩わせ
ることなく、受信禁止、留守録等の応答を行わせること
が可能となる。しかも、電話自体に特殊な機能を必要と
しないので、既存の電話器をそのまま使用でき、導入コ
ストが安価になる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る情報処理システムの
実施の一形態について、図1ないし図9に基づいて説明
すれば以下の通りである。
【0012】まず、上記情報処理システムの機器構成に
ついて図2ないし図4に基づいて説明する。図2に示す
ように、本情報処理システム1には、外部からの電話回
線と接続されるPBX(Private Branch eXchange:構内
電話交換機)2と、PBX2からの情報を授受するデー
タ処理装置3と、上記のデータ処理装置3に対して、L
AN(Local Area Network)4を介して接続された情報
処理端末10が複数設けられている。
【0013】上記のデータ処理装置3には、図3に示す
ように、機器全体を制御するCPU5と各種データを記
憶するRAM6及びROM7と、データやプログラム、
音声データ等を格納する補助記憶装置8が設けられてい
る。一方、情報処理端末10には、図4に示すように、
機器全体を制御するCPU11と各種データを記憶する
RAM12及びROM13とを有しており、さらに、磁
気カード(以下、単にカードと称する)に記録された情
報を読み出す為のMCR(Magnetic Card Reader: 磁気
カードリーダ)14や、情報処理端末10及びデータ処
理装置3の処理内容を表示するための表示装置15、電
話装置16、回線番号等を入力するための入力装置1
7、上記電話装置16にハンズフリー機能を提供するこ
とが可能なスピーカー18等が設けられている。
【0014】上記のような構成を有する本実施の形態の
情報処理システム1の動作について、図1及び図5ない
し図9に基づいて以下に説明する。なお、以下では、構
内において、各ユーザには個別に専有可能な情報処理端
末10が与えられている状況を前提としている。そし
て、各情報処理端末10…には、個々に端末アドレスが
設定されており、該端末アドレスに対して基本的に1対
1で対応する固有の回線番号と、ユーザを特定すべく記
憶されている論理番号(例えば、照会番号や登録番号)
を有している。
【0015】例えば、本実施の形態の情報処理システム
1のように、上記の論理番号として社員番号を使用する
情報処理システム1において、社員番号“030165”のユ
ーザaと社員番号“020222”のユーザbと社員番号“14
3233”のユーザcがおり、各ユーザにはそれぞれ端末ア
ドレスA、端末アドレスB、端末アドレスCを有する情
報処理端末が与えられ、また、各端末アドレスにはそれ
ぞれ順番に回線番号として“2913”、“2630”、“263
8”が割り当てられているとする。
【0016】このとき、データ処理装置3には、表1に
示すように、各回線番号に対して、それぞれの回線番号
を専有するユーザの社員番号が照会番号として対応づけ
られて、補助記憶装置8に格納されるとともに、現在使
用中のユーザの社員番号が登録番号として、RAM6に
格納されている。
【0017】
【表1】
【0018】また、上記の登録番号は、各ユーザが情報
処理端末10を使用する際に、カードを用いて自分の社
員番号を記録する。この登録番号は情報処理端末10の
RAM12に格納されるとともに、データ処理装置3に
も送出され、上記の表1の対応関係が作成される。上記
カードには、例えば、図5に示すように、各ユーザの登
録番号とカード固有のIDコードがそれぞれ記録されて
いる。
【0019】そして、情報処理システム1は回線番号及
び登録番号によりユーザの状況を認識し、ユーザは自分
が自席にいるかそれ以外の場所にいるかを情報処理シス
テム1に伝える方法として、前記MCR14を利用す
る。つまり、ユーザがMCR14に自分のカードを読み
込ませることにより、該MCR14が接続された情報処
理端末10が、該情報処理端末10の回線番号に対応づ
けて、該ユーザの社員番号を登録番号としてデータ処理
装置3に記録させることにより、情報処理システム1に
該ユーザの位置を認識させることができる。
【0020】また上記の登録番号に、特殊記号を登録す
ることにより、転送や受信禁止、留守録などの電話に対
する応答設定を行うことができる。例えば、上記の情報
処理システムでは、登録番号として“***”が登録さ
れていれば転送と判断し、“★★★”が登録されていれ
ば受信禁止と判断し、“●●●”が登録されていれば留
守録と判断するように設定されている。
【0021】上記構成において、電話が掛かってきたと
きの処理を図1に基づいて説明する。まず、外部から、
あるいは内線によって、ある情報処理端末10の回線番
号に対する呼出しがなされたとする。情報処理システム
1では、電話の受信待機状態(S1)にあり、電話を受
信するとデータ処理装置3が呼び出された回線番号に対
応づけられた登録番号を参照して(S2)、この登録番
号が社員番号か特殊記号かを判断する(S3)。もし、
登録番号が社員番号であれば、上記の電話を該当する情
報処理端末10に接続し、ユーザは自席で電話を受信す
ることができる(S4)。そして、上記の電話履歴、例
えば、内線電話であれば、次の表2に示すように電話の
日付、時間、相手先番号等が履歴情報として記録され
(S5)、再び電話の受信待機状態となる(S1)。
【0022】
【表2】
【0023】一方、S3で登録番号が特殊記号であった
場合、どの特殊記号かを参照して、応答を行う。例え
ば、上記の設定において、特殊記号が“***”であれ
ば、転送と判断し、“★★★”が登録されていれば受信
禁止と判断し、“●●●”が登録されていれば留守録と
判断する(S6)。
【0024】転送と判断された場合、該当するユーザの
社員番号がどの回線番号に対応付けて記録されているか
を参照して(S7)、得られた回線番号に上記の電話を
転送する(S8)。これにより、該ユーザは移動先で自
分宛の電話を直接受信することができる(S9)。そし
て、履歴情報が記録され(S5)、再び電話の受信待ち
状態となる(S1)。また、受信禁止と判断された場
合、S6からS10に進み、予めユーザがデータ処理装
置3の補助記憶装置8に記録していたメッセージが再生
された後、履歴が記録され(S5)、再び電話の受信待
ち状態となる(S1)。さらに、留守録と判断された場
合には、S6からS11に進み、上記と同様にメッセー
ジが再生された後(S11)、相手からの伝言が補助記
憶装置8に記録される(S12)。そして、履歴情報が
記録され(S5)、再び電話の受信待ち状態となる(S
1)。
【0025】上記のように、ユーザの自席に割り当てら
れた情報処理端末10に、該ユーザ宛の電話に対する応
答設定を行うことにより、自席にいなくても、他のユー
ザの手を煩わせることなく、直接電話を受信したり、あ
るいは、受信禁止、留守録などの任意の応答を行わせる
ことが可能となる。
【0026】次に、情報処理端末10の応答設定を行う
手順について、図6ないし図9に基づいて説明する。な
お、判りやすくするために、情報処理端末10の設定状
態によって、場合分けをして説明することにする。 (1) 情報処理端末10が受信待機状態に設定されている
場合(図6) 上記の場合には、ユーザが自席におり、電話の受信が可
能な状態にあることを意味する。すなわち、登録番号と
して該ユーザの社員番号が登録されており、この状態で
カードの読み込み待ち状態となっている(S20)。そ
して、ユーザが情報処理端末10のMCR14にカード
を読み込ませると、カードに記録された社員番号が読み
取られて登録番号と比較される(S21)。新たに読み
込まれた社員番号と登録番号とが一致しなければ、該ユ
ーザの所へ第2のユーザが訪問していることを意味する
ので、データ処理装置3は、該回線番号に対して、上記
の第2のユーザの社員番号を新規登録番号として記録す
る(S22)。
【0027】一方、新たに読み込まれた社員番号と登録
番号とが一致すれば、これは、該ユーザが自席から離れ
るべく、あるいはその他の理由で、「転送」「受信禁
止」「留守録」の設定を行おうとしていることを意味す
るので、図7に示す転送・受信禁止・留守録処理の選択
画面が表示装置15に表示される(S23)。
【0028】そして、選択された処理が「転送」である
かどうかを確認する(S24)。「転送」が選択されて
いれば、S26に進み、登録番号として記憶させていた
社員番号を消去して、転送を意味する特殊記号“**
*”を登録番号として記憶させる。また、S24で「転
送」が選択されていなければ、今度はS25で選択され
た処理が「受信禁止」であるかどうかを確認する。「受
信禁止」が選択されていれば、S27に進み、社員番号
の代わりに受信禁止を意味する特殊記号“★★★”を登
録番号として記憶させる。さらに、本実施の形態におい
ては、S25で「受信禁止」が選択されていなければ、
「留守録」であるので、S28に進み、社員番号の代わ
りに留守録を意味する特殊記号“●●●”を登録番号と
して記憶させる。以上の処理が終わると、上記で選択さ
れた処理の種類、日付、時間などが履歴情報としてデー
タ処理装置3に送出される(S29)。上記の結果、情
報処理端末10を転送・受信禁止・留守録のいずれかに
設定することができる。
【0029】(2) 情報処理端末10が転送・受信禁止・
留守録に設定されている場合(図8) 上記の場合には、ユーザが、外出や会議中などの理由
で、自席で電話を受信できない状態にあることを意味す
る。すなわち、登録番号として、特殊記号“***”、
“★★★”、“●●●”のいずれかが登録されており、
この状態でカードの読み込み待ち状態となっている(S
30)。そして、あるユーザが情報処理端末10のMC
R14にカードを読み込ませると、カードに記録された
社員番号が読み取られて照会番号と比較される(S3
1)。新たに読み込まれた社員番号と照会番号とが一致
しなければ、該ユーザがこの情報処理端末10を専有す
べきユーザでないことがわかるので、情報処理端末10
には、図9に示す転送・受信禁止・留守録・履歴表示の
選択画面が表示され、履歴表示の選択が可能となる(S
32)。ここで、履歴表示を選択する(S33)と、履
歴を表示した(S34)後、S30に戻って、カードの
読み込み待ちの状態になる。また、履歴表示を選択しな
い場合には、S33から直接S30に戻る。
【0030】また、S31で新たに読み込まれた社員番
号と照会番号とが一致すれば、該ユーザが自席に戻って
きたことになるので、情報処理端末10は、特殊記号を
消去して、読み込まれた社員番号を登録番号としてRA
M12に記録し(S35)、登録番号と戻った日付、時
刻などの履歴情報をデータ処理装置3に送出する(S3
6)。上記のようにして、情報処理端末10は受信待機
状態に設定される。
【0031】以上の応答設定時の操作に関して、端末ア
ドレスAのユーザaの場合を例に挙げて具体的に説明す
る。まず、ユーザaが自席についたときに自席の情報処
理端末10(端末アドレスA)は、例えば、転送・受信
禁止・留守録などの受信待機状態以外の設定状態となっ
ているはずである。そこで、ユーザaは自分が自席に戻
ったことを情報処理システム1に認識させるために、情
報処理端末10のMCR14にユーザaのカードを読み
込ませる。情報処理端末10で読み込まれた社員番号
は、データ処理装置3において、補助記憶装置8に記憶
されている該情報処理端末10に対応する照会番号と比
較される。
【0032】この場合、照会番号と読み込まれた社員番
号“030165”とは一致するはずであるから、情報処理端
末10はRAM12に回線番号“2913”に対する登録番
号として“030165”を記憶するとともに、登録番号“03
0165”をデータ処理装置3に送出し、データ処理装置3
では、この登録番号をRAM6に格納する。その結果、
端末アドレスAの情報処理端末10は受信待機状態とな
り、外部、あるいは、内線等でユーザaに電話が掛かっ
てきたとき、データ処理装置3は、該情報処理端末10
に電話を接続するので、ユーザaは自席で電話を受信す
ることが可能となる。これが前記表1に示す状態であ
る。
【0033】一方、ユーザaが自席に居ない場合や、自
席に居ても電話が取れない状態にある場合には、予めユ
ーザaが希望する応答処理を設定しておき、その設定に
従って、データ処理装置3を作動させる。なお、本実施
の形態では、上記のように、転送、受信禁止、留
守録の3つの応答処理を設定することができる。
【0034】まず、ユーザaが自席にいる状態から、移
動あるいは外出等するために、上記の応答処理を設定し
ようとする場合、このとき、回線番号“2913”には登録
番号として“030165”が登録されているので、ユーザa
がカードを自席のMCR14に読み込ませると、情報処
理端末10は記録されている登録番号と同じ登録番号と
判断して、表示装置15上に図7に示す画面が表示され
る。そして、上記入力装置17により、ないしの処
理を選択する。
【0035】転送の場合 ユーザaが移動先におり、移動先で電話の転送を希望す
る場合には転送処理を選択する。この結果、データ処理
装置3においては、端末アドレスAの回線番号“2913”
に対する登録番号として、転送処理を示す記号“**
*”が記録される。そして、例えば、ユーザaが端末ア
ドレスBの情報処理端末10の付近にいるとすると、ユ
ーザaは端末アドレスBの情報処理端末10に備えられ
たMCR14にユーザaのカードを読み込ませる。当
初、端末アドレスBの回線番号“2630”には、ユーザb
の登録番号“020222”のみが記録されているが、上記操
作により、次の表3に示すように、登録番号としてユー
ザaの社員番号“030165”が追加されることになる。
【0036】
【表3】
【0037】上記の状態で、ユーザaに電話が掛かって
くると(つまり、この場合は回線番号“2913”に電話が
掛かってきていることになるが)、データ処理装置3
は、ユーザaの回線番号である“2913”に対する登録番
号を参照する。このとき登録番号には“***”が記録
されているので、データ処理装置3は、転送処理と判断
する。そして、該当するユーザaの登録番号“030165”
が記録された回線番号を参照し、“2630”の回線番号を
有する端末アドレスbの情報処理端末10に上記の電話
を転送する。上記のように、自席の情報処理端末10に
予め転送処理を設定しておけば、ユーザaは、自席以外
にいても、直接電話を受信することができる。
【0038】受信禁止の場合 ユーザaが自席に居る居ないに係わらず、電話を受信し
たくない場合には受信禁止処理を選択する。この結果、
データ処理装置3においては、端末アドレスAの回線番
号“2913”に対する登録番号として、受信禁止処理を示
す記号“★★★”が記録される(表4)。
【0039】
【表4】
【0040】上記の状態で、ユーザaに対して、同様に
回線番号“2913”に電話が掛かってくると、データ処理
装置は回線番号“2913”に対する登録番号を参照する。
このとき、登録番号として“★★★”が記録されている
ので、データ処理装置3は、受信禁止処理と判断する。
そして、予め、次の表5に示すようなメッセージを補助
記憶装置8に記憶させておき、その中から、状況に応じ
て適切なものを指定しておくと、データ処理装置3は指
定したメッセージを再生し、相手に送信する。
【0041】
【表5】
【0042】留守録の場合 ユーザaが電話の無い場所にいたり、会議中等で電話に
出られない状態にあるが、電話の内容を聞きたい場合に
は、留守録処理を選択する。この結果、データ処理装置
3においては、端末アドレスAの回線番号“2913”に対
する登録番号として、留守録処理を示す記号“●●●”
が記録される(表6)。
【0043】
【表6】
【0044】上記の状態で、ユーザaに対して、回線番
号“2913”に電話が掛かってくると、データ処理装置3
は、回線番号“2913”に対する登録番号を参照する。こ
のとき、登録番号として“●●●”が記録されているの
で、データ処理装置3は、留守録処理と判断する。そし
て、上記と同様に、予め補助記憶装置8に記録しておい
たメッセージが再生された後、相手の伝言が補助記憶装
置8に記録される。
【0045】上記の3つの処理の何れかが終了すると、
データ処理装置3は、情報処理端末10の回線番号に対
する処理の種類、日付、時間、移動先の回線番号などを
補助記憶装置8に登録する。これにより、登録番号の移
動履歴、すなわち、ユーザがいつどこで何をしていたか
をチェックすることもできる。
【0046】以上のように、ユーザが何処に移動して
も、最寄りの情報処理端末10のMCR14に対して、
所有するカードのデータを読み込ませることにより、情
報処理システム1に対して該ユーザの所在を認識させる
ことができるので、他のユーザの手を煩わせることな
く、電話の転送が可能となる。また、自席の情報処理端
末10において、上記の転送処理も含めて、受信禁止や
留守録などの設定が可能なので、出張中や会議中などの
場合でも、他のユーザに迷惑をかけることなく、掛かっ
てきた電話に対して該ユーザが希望する応答を的確に行
わせることが可能となる。上記の情報処理システム1は
また、既存のアナログ回線網を利用することができるの
で、導入コストが安価になる。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明に係る情報処理システム
は、以上のように、アナログ回線網の電話交換機と、L
ANを介して複数の情報処理端末が接続されたデータ処
理装置とからなる情報処理システムであって、上記電話
交換機に接続された電話と対に設けられる上記情報処理
装置には、該電話の回線番号に対してユーザの論理番号
を与える論理番号付与手段が設けられる一方、データ処
理装置には、LANを介して情報処理端末から与えられ
る該論理番号が電話の回線番号に対応づけて記憶されて
おり、データ処理装置が該論理番号に基づいてユーザ宛
の電話を接続する構成である。それゆえ、ユーザは最寄
りの情報処理端末に自分の論理番号を登録することによ
り、自席以外の場所でも、該情報処理端末で自分宛の電
話を直接受信することができる。そして、移動により、
最寄りの情報処理端末が変わった場合でも、登録し直す
ことにより、情報処理システムが該ユーザの構内におけ
る所在を確認して、電話を転送するので、他のユーザの
手を煩わせることなく電話の受信が可能となるという効
果を奏する。
【0048】また、請求項2の発明に係る情報処理シス
テムは、以上のように、請求項1の構成に加えて、該ユ
ーザが情報処理端末により行う電話の応答設定に応じ
て、該データ処理装置が電話の応答機能を制御する構成
である。それゆえ、請求項1の構成による効果に加え
て、ユーザが掛かってきた電話への対応を設定しておけ
ば、転送だけでなく、不在のときや会議中に電話が掛か
ってきても他のユーザを煩わせることなく電話の応答を
自動的に行わせることができる。しかも、電話の応答機
能をデータ処理装置が行うために、電話自体に特殊な機
能は必要なく従来の電話回線をそのまま使用することが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理システムの処理手順を示
すフローチャートである。
【図2】本発明に係る情報処理システムの構成を示す概
略図である。
【図3】図2に示すデータ処理装置の構成を示す概略図
である。
【図4】図2に示す情報処理端末の構成を示す概略図で
ある。
【図5】磁気カードに記録されたデータを示す図であ
る。
【図6】情報処理端末における設定変更の手順(受信待
機状態から転送・受信禁止・留守録状態)を示すフロー
チャートである。
【図7】自席のユーザによる転送・受信禁止・留守録設
定前の表示装置上の画像を示す概略図である。
【図8】情報処理端末における設定変更の手順(転送・
受信禁止・留守録状態から受信待機状態)を示すフロー
チャートである。
【図9】他の席のユーザによる履歴表示選択前の表示装
置上の画像を示す概略図である。
【符号の説明】
1 情報処理システム 2 PBX 3 データ処理装置 4 LAN 5 CPU 6 RAM 7 ROM 8 補助記憶装置 10 情報処理端末 11 CPU 12 RAM 13 ROM 14 MCR 15 表示装置 16 電話装置 17 入力装置 18 スピーカー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 11/00 9465−5G H04M 11/00 H04Q 3/58 101 H04Q 3/58 101

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ回線網の電話交換機と、LANを
    介して複数の情報処理端末が接続されたデータ処理装置
    とからなる情報処理システムであって、 上記電話交換機に接続された電話と対に設けられる上記
    情報処理装置には、該電話の回線番号に対してユーザの
    論理番号を与える論理番号付与手段が設けられる一方、
    データ処理装置には、LANを介して情報処理端末から
    与えられる該論理番号が電話の回線番号に対応づけて記
    憶されており、データ処理装置が該論理番号に基づいて
    ユーザ宛の電話を接続することを特徴とする情報処理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】該ユーザが情報処理端末により行う電話の
    応答設定に応じて、該データ処理装置が電話の応答機能
    を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    システム。
JP5780396A 1996-03-14 1996-03-14 情報処理システム Pending JPH09252348A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001053879A (ja) * 1999-07-09 2001-02-23 Lucent Technol Inc 仮想宛先番号を組込む電話コーリングカードサービスシステム
KR100422925B1 (ko) * 1999-06-02 2004-03-12 엘지전자 주식회사 사설 교환 시스템의 자동 응답장치 및 방법
KR100475176B1 (ko) * 2002-05-29 2005-03-08 엘지전자 주식회사 키폰시스템의 외부 가입자용 음성메일 메시지 기능 제공방법
US7756112B2 (en) 2004-08-04 2010-07-13 Panasonic Corporation IP telephone system, IP telephone apparatus and method for recording message

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