JPH04337949A - 行先表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は蓄積プログラム方式のデ
ジタル構内交換機の行先表示方式に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種のデジタル構内交換機は、
被呼者が移動先から通信可能な構内コードレス電話機な
どの無線方式の移動体通信機能を有しており、さらに多
機能電話機を用いて、被呼者がボタン操作により、着信
呼を移動先に転送する機能を有している。しかし、構内
コードレス電話機の移動先や多機能電話機の転送機能に
よる移動先情報は、単に内線番号がデジタル構内交換機
に記憶されており、その内線番号を加入者端末への移動
先情報として表示していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来のデジタル構内交
換機では、被呼者となる多機能電話機や構内コードレス
電話機の移動先は内線番号の形でしか知る手段が無く、
被呼者の移動先の場所を知るためには、多機能電話機の
場合には内線番号から電話帳等で調べなければならない
という問題点があった。また構内コードレス電話機の場
合は位置を判断することが難しいという問題点があった
。

【０００４】本発明の目的は、行先表示板に行先名（位
置）を表示する行先表示方式を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の行先表示方式は
、蓄積プログラム方式のデジタル構内交換機において、
汎用コンピュータを有し、前記デジタル構内交換機が接
続収容する端末電話機あるいは構内コードレス電話機か
ら移動先の内線番号を前記汎用コンピュータに登録する
手段と、この登録した内線番号を基に前記汎用コンピュ
ータが予め備える会議室等の諸施設とそこに設置されて
いる電話機の内線番号からなる位置データを検索し、対
応する行先（会議室等）を識別する手段と、この識別し
た行先を表示する手段とを有する。

【０００６】

【実施例】次に本発明について図面を参照して説明する
。

【０００７】図１は本発明の一実施例の蓄積プログラム
方式デジタル構内交換機のブロック図である。構内コー
ドレス電話機１は基地局２と無線により、音声とデータ
の送受信を行ない、基地局２は加入者回路３を介して通
話路スイッチ４に接続される。多機能電話機５は、加入
者回路３を介して通話路スイッチ４に接続される。さら
に、加入者回路３，通話路スイッチ４は中央処理装置１
０に接続され制御される。主記憶装置１１は、中央処理
装置１０を動作させるためのプログラムと各種データが
記憶されている。行先表示板７は行先表示板制御回路６
に接続され、さらに通話路スイッチ４を介してデータリ
ンク回路９と接続され表示データの受信を行なう。デー
タリンク回路９は交換機本体とは別に設置する移動情報
を一元管理するために設けられた汎用コンピュータ８に
ホストインタフェイス１２を介して接続し、汎用コンピ
ュータ８で処理された移動情報の送受信を行なう。

【０００８】図２は本実施例の多機能電話機の配置およ
び構内コードレス電話機の配置例である。基地局２−１
〜２−５（内線番号２００１〜２００５）は、適当な間
隔をおいて配置し、その制御範囲内（点線）を構内コー
ドレス電話機１（内線番号２０１）が移動する。また、
多機能電話機５−１〜５−８（内線番号１０１〜１０８
）は、必要な位置に配置する。

【０００９】図３（ａ）は本実施例の転送先データを示
す図、図３（ｂ）は内線番号と場所との関係を示すデー
タ（以下位置データと記す）を示す図である。この転送
先データ，位置データを汎用コンピュータ８に記憶し、
必要に応じて読み出すことにより、本発明を実現する。

【００１０】まず、多機能電話機（５−１〜５−８）に
よる移動先の登録について説明する。ここでは多機能電
話機５−４（内線番号１０４）の加入者が多機能電話機
５−１（内線番号１０１）の位置に移動した場合を例に
説明する。加入者が移動した場所の多機能電話機５−１
（内線番号１０１）を用いてボタン操作を行なうことで
、移動先を図３（ａ）に示すように内線番号（転送先内
線番号）で主記憶装置１１へ登録する。中央処理装置１
０は主記憶装置１１からこの転送先データを読み出し、
汎用コンピュータ８へ転送し記憶する。汎用コンピュー
タ８は予め備えている図３（ｂ）に示す位置データと移
動の際登録のあった図３（ａ）の転送先データとを照合
し、移動先（内線番号１０１）を登録した加入者の内線
番号１０４を基に位置データを検索し、移動先がＣ会議
室であることを識別する。識別した内線番号対応の位置
情報（Ｃ会議室）は、データリンク回路９，予めリンク
が設定されている通話路スイッチ４，行先表示板制御回
路６を介して行先表示板７に送出する。これにより、行
先表示板７には汎用コンピュータ８で作られた移動先の
位置情報が表示される。

【００１１】構内コードレス電話機１による移動先の登
録は、基地局２−１〜２−５に仮想の内線番号を割合て
ておき、構内コードレス電話機１が定期的に登録要求の
信号を基地局２−１に対して送信することで行なわれる
。例えば内線番号２０１の構内コードレス電話機１が基
地局２０１から移動して仮想内線番号２００５の基地局
２−５の制御範囲に入って来た場合、内線番号２０１の
構内コードレス電話機１が送信する登録要求信号を仮想
内線番号２００５の基地局２−５が受信し、内線番号２
０１の構内コードレス電話機１の移動先が仮想内線番号
２００５の基地局２−５の位置であることを、構内交換
機の主記憶装置１１に記憶する。中央処理装置１０は主
記憶装置１１から移動先データを得て、汎用コンピュー
タ８へ移動先データを転送し、汎用コンピュータ８は図
３（ａ）で示すように内線番号対応の転送先内線番号を
記憶する。その後の処理は多機能電話機の場合と同様で
、図３（ａ）の転送先データの転送先内線番号から図３
（ｂ）に示す内線番号と位置との関係を示す位置データ
により、移動先の位置を汎用コンピュータ８が検索し、
内線番号と移動先の位置データを予めリンクが設定され
ている通話路スイッチ４により接続されているデータリ
ンク回路９と行先表示板制御回路６を介して、行先表示
板７に送出する。これにより行先表示板７には移動先の
位置が表示される。

【００１２】

【発明の効果】以上説明したように本発明は、移動先を
多機能電話機あるいは構内コードレス電話機から汎用コ
ンピュータに転送先データを登録し、汎用コンピュータ
でこの転送データの転送先内線番号を基に、予め備える
位置データ（内線番号と位置の関係を示すデータ）を検
索し、当該内線番号の位置データを読み出し行先表示板
に表示することにより、多機能電話機の場合に電話帳の
内線番号から行先を調べるわずらわしさや、構内コード
レス電話機の場合の難しい位置判断を解消することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す構内交換機のブロック
図である。

【図２】多機能電話機の配置および構内コードレス電話
機の配置を示す図である。

【図３】汎用コンピュータに登録するデータを示し（ａ
）は移動の際加入者が登録する転送先データを示し、（
ｂ）は予め登録する位置データ（内線番号と場所との関
係を示すデータ）を示す図である。

【符号の説明】

１　　　　構内コードレス電話機 ２−１〜２−５　　　　基地局 ３　　　　加入者回路 ４　　　　通話路スイッチ ５−１〜５−７　　　　多機能電話機 ６　　　　行先表示板制御回路 ７　　　　行先表示板 ８　　　　汎用コンピュータ ９　　　　データリンク回路 １０　　　　中央処理装置 １１　　　　主記憶装置 １２　　　　ホストインタフェイス

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　蓄積プログラム方式のデジタル構内交
   換機において、汎用コンピュータを有し、前記デジタル
   構内交換機が接続収容する端末電話機あるいは構内コー
   ドレス電話機から移動先の内線番号を前記汎用コンピュ
   ータに登録する手段と、この登録した内線番号を基に前
   記汎用コンピュータが予め備える会議室等の諸施設とそ
   こに設置されている電話機の内線番号からなる位置デー
   タを検索し、対応する行先（会議室等）を識別する手段
   と、この識別した行先を表示する手段とを有することを
   特徴とする行先表示方式。